味噌汁のカロリーについて!1杯分の糖質や塩分・ダイエット効果は?

お味噌汁は日本の食卓の定番であり、日本のみならず海外でも人気があります。そんなお味噌汁なんですがカロリーはどれくらいなのかご存知でしょうか?もし、ダイエットをしている方や健康管理に気を付けている方は手頃に飲めるお味噌汁のカロリーを知っておいて損はないですよ。

目次

  1. お味噌汁は日本では定番のメニュー
  2. お味噌汁のカロリーは?
  3. お味噌汁の糖質は?
  4. お味噌汁の塩分は?
  5. お味噌汁にダイエット効果はあるのか?
  6. お味噌汁ダイエットの注意点
  7. お味噌汁のダイエット効果を高めるには?
  8. お味噌汁を毎日摂取するためのコツ
  9. お味噌汁は低カロリーで健康管理もしやすい

お味噌汁は日本では定番のメニュー

朝に1杯飲むだけでなく昼食や夕食にも

日本の朝の食卓に必ずあるのがご飯とお味噌汁ですよね?西洋文化が根付いた今でも多くの方が朝ごはんのメニューとして欠かさず1杯飲んでいます。そんな飲みやすく、そして調理もしやすいお味噌汁ですが、糖質や塩分などを気にしたことはありますか?

お味噌汁は沢山の具材を使っているのでカロリーもそれほど高くなく、塩分も糖質もそれほど高くないと認識している方が多いです。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?ダイエットをしている方や自身の健康管理を気にしている方にとっては些細なことかもしれませんが気になるところです。

そこで今回はお味噌汁1杯のカロリー、糖質、塩分、更にはダイエット効果があるのかないのか、あるいは食べる際に気を付けることなどを細かく紹介していきます。身近な存在である味噌汁のことをいい機会になりますよ。

Thumb人参の味噌汁レシピまとめ!根菜や豆腐を入れるアレンジなど | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

お味噌汁のカロリーは?

カロリーはそんなに高くない!?

お味噌汁のことを知るにあたり、まず最も重要なことはカロリーや糖質、塩分です。ではお味噌汁1杯あたりのカロリーはどれくらいでしょうか?勿論、いろんな具材を入れるころで変わってきますが、あくまでも目安としての計算です。

まず、具材が入っていないお味噌汁の場合、白みそだと1杯あたり約41kcalで、赤みそだと1杯あたり約15kcalほどです。ここに様々な具材を入れることでカロリーは少しずつ変わってきます。

例えば、白みそ1杯辺り約41kcalの中に、わかめ2g、豆腐30g、ジャガイモ20g、サトイモ25g、なめこ50g、しじみ50gを入れるとカロリーはどれくらいでしょうか?わかめは約3kcal、豆腐は約17kcal、ジャガイモは約15kcal、サトイモも約15kcal、なめこは約8kcal、しじみは約26kcalになります。

上記のすべての具材と1杯あたりの白みそのカロリーを足すと、76kcalと非常に低カロリーであることがわかります。勿論、これはあくまでも目安ですので皆さんが普段何をお味噌汁の具材にしているかによって変化はしますが、基本的にお味噌汁は低カロリーですので安心して毎日飲むことができます。

Thumb卵×味噌汁のレシピまとめ!落とし方のコツや人気の具もご紹介 | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

お味噌汁の糖質は?

カロリーと同じくそこまで高くない

お味噌汁は具材を沢山いれてもそれほどカロリーは高くないことがわかりました。では次に糖質を見ていきましょう。1杯あたりの白みそには糖質は約3.2g入っていて、赤みそだと1.7g入っています。糖質もカロリーと同じでそれほど高くないことがわかります。では次に、上記の具材の糖質はどれくらいでしょうか?

わかめは約0.04g、豆腐は約0.5g、ジャガイモは約3.2g、サトイモは約2.7g、なめこは約0.9g、しじみは約2.6gになります。この中だとジャガイモとサトイモが一番糖質が高いです。しかし、基本的に具材を入れたとしてもお味噌汁はカロリーと同じく糖質も低いです。

Thumb豆乳味噌汁人気レシピ!具材に染み込む濃厚なコクがたまらないヘルシースープ! | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

お味噌汁の塩分は?

カロリーと糖質は高くないけど塩分は高い!?

お味噌汁のカロリーと糖質が低いことがわかったので今日からでも安心して食事に取り入れることができます。しかし、もう1つ忘れてはいけないのが塩分です。塩分を取り過ぎてしまうと高血圧や心臓病につながる恐れがあるとして塩分を敬遠する方も沢山います。

塩分を過剰摂取しないようにするためにお味噌汁を摂取しない人がいますが、一般的なお味噌汁の塩分濃度は約0.5%です。これは約200㎖のお椀に1杯あたりの食塩摂取量は約1gです。健康な一般的男性の食塩の摂取量は1日9g以下、女性は7.5g以下と言われています。

つまり、お味噌汁を1杯飲むだけで1gの食塩を摂取していることになります。この数字だけを見れば少し塩分の過剰摂取をしてしまうのではと感じる方もいるかもしれませんが、お味噌汁に入れている野菜や海藻を入れることでカリウムが塩分を排出する働きがあるのでそこまで心配する必要はありません。

お味噌汁にダイエット効果はあるのか?

カロリーが低いだけでなく体に嬉しい効果がたくさんある

手頃で簡単に摂取できるお味噌汁ですが、カロリーと糖質が低いけど、具材がたくさん入っているので健康管理は出来てもあまりダイエット効果はないのでは?と考える方もいるかもしれません。

しかし、お味噌汁には健康管理だけでなく、ダイエットをしている方にとってはとても嬉しい効果がたくさんあるんです。意外と知らなかったのであれば是非とも参考にしてみてください。

効果1:体を温めてくれ、代謝が上がる

味噌汁には体を温めてくれる効果があり、体が温まると内臓まで温まります。内臓が温められると、内臓の働きが活発になり代謝があがります。代謝が上がると、1日の消費カロリーを増やすことができます。

体を温めるということは、ダイエットへの近道と言われているほど大切なことなので、日頃から体を温めて冷やさないようにすると痩せやすい体を作ることができます。

効果2:大豆イソフラボンが満腹感を与える

お味噌汁には『大豆イソフラボン』という成分が豊富に含まれています。この成分は満腹中枢を刺激してくれる働きがあります。

大豆イソフラボンによって、満腹中枢が刺激されると、少量で満腹感を得ることができるので摂取カロリーを減らすことができます。

効果3:大豆サポニンが糖質や脂質の代謝を助けてくれる

お味噌汁には「大豆サポニン」という成分も豊富に含まれています。この大豆サポニンは摂取された糖質や脂質の代謝を助けてくれる働きがあります。

本来、糖質や脂質は摂取されると、脂肪として体に蓄えられてダイエットの大敵となるのですが、大豆サポニンを摂取することで、脂肪になる前に糖質や脂質を代謝してくれるので、太りにくくすることできます。

効果4:具材によるダイエット効果

お味噌汁はいろんな具材を入れることができるのが醍醐味の1つでもあります。味噌汁に入れる定番の具材には、各々ダイエット効果があるので様々な効果が期待できます。

まず、わかめのアルギン酸という食物繊維はお腹の中で水分で膨らむことで少量で満腹感を得ることができます。また豆腐にはタンパク質が豊富で筋肉の生成を助けてくれます。筋肉が作られると体の代謝が上がり、痩せやすくなります。

ジャガイモは腹持ちがよく、長時間空腹を感じず済むので間食や食事の量を減らすことができます。また、サトイモにはムチンという成分は腸内で善玉菌エサになり、善玉菌が増えることで便秘を解消して痩せやすくなります。なめこのペクチンが血液中のコレステロール値を下げてくれるので中性脂肪を減らして肥満に効果的です。

そして、しじみに含まれるオルニチンは脂肪の燃焼を促してくれる効果がある成長ホルモンを分泌してくれ、蓄積されていた脂肪を排出してくれる効果があります。

お味噌汁ダイエットの注意点

お味噌汁を作る時のカロリーに気を付ける

いくらお味噌汁のカロリーが低く、ダイエット効果があるといっても、好きな具材を入れてしまうと、逆にカロリーの過剰摂取になる場合もあります。

ダイエット中は、お味噌汁は低カロリーでダイエット効果の高い具材を入れることが大切になってきます。高カロリーな具材を沢山いれてしまうとカロリーが跳ね上がり、太る原因になるので注意しましょう

また、スーパーやイオンなどで買えるインスタントのお味噌汁もダイエットに向きません。健康管理に不向きな食品添加物が含まれていて、余分なカロリーを摂取してしまう場合があるので自宅で手作りしたお味噌汁にしましょう。

お味噌汁のダイエット効果を高めるには?

カロリーと塩分に気を付ける

低カロリーで飲みやすいお味噌汁でダイエット効果を高めるには過剰に摂取しないです。摂取しても1日3杯までにしましょう。理由は、摂取カロリーが高くなるのと、塩分の過剰摂取になってしまうからです。朝昼晩の3回で摂取すれば大丈夫です。

白みそと赤みそと2種類ありますが、ダイエット効果を高めるには赤みそがおすすめです。赤みその方が白みそと比べてカロリーが低いのと、赤みそにはメラノイジンという赤みその赤色の素です。これは腸内を刺激し、体の代謝を高めてくれ、消費カロリーを多くしてくれます。

お味噌汁を毎日摂取するためのコツ

カロリー計算を大事だけど用意も大事

手軽に作れてカロリーも低く、ダイエット効果も期待できるお味噌汁ですが、毎日摂取するとなるとそれはそれで大変です。日々の忙しい生活の中で毎日お味噌汁を作って食べてる時間がない方もいるかもしれません。しかし、ちょっとした一工夫をすれば時間がない方でも簡単にお味噌汁を作れて持ち運ぶこともできます。

まず、お味噌汁を作るにあたり、カロリーを考えた上で具材を選び、食べやすい大きさに切って冷蔵保存しておきます。もし、時間短縮を考えているのであれば、細切りにすれば火の通りも早くなりますよ。

わかめなども乾燥わかめを使えばお湯に入れれば元に戻りますし、お肉などもカロリーを考えた上で入れればメインのおかずにもなるので1杯で栄養のバランスが取れるだけでなくカロリーも抑えることが出来ます。

お味噌汁は低カロリーで健康管理もしやすい

日本の食卓の定番メニューであるお味噌汁は、低カロリーだけでなく健康管理やダイエット効果も期待できます。いつも何気なく摂取しているお味噌汁がいつもよりちょっと特別な料理に感じませんか?

是非とも自宅で美味しいお味噌汁を作って、自身の健康管理だけでなく、ダイエット効果を高めて痩せやすい体を作ってみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

関連するキーワード

アクセスランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ