味噌の保存方法について!常温・冷凍・冷蔵での違いもご紹介!
味噌といえば私たちの食卓には欠かせない調味料ですよね。ですが1度にたくさんの量を使うわけでもないので、保存が必要になってきます。そこで味噌を美味しく保存する方法はご存知でしょうか?今回は味噌はどのように保存すれば美味しく保存できるのかをまとめてみました。
目次
味噌の保存場所はどうしてる?
味噌といえば私たちにはとても馴染みのある調味料ですね。味噌は発酵食品ですが、保存方法に気をつけたことはありますか?皆さんは普段、味噌をどこでどのように保存しているでしょうか?味噌を購入後どこでどのように保存するのが正しいのか気にしたことがある方は意外にも少なく、大抵の人が冷蔵庫に入れて保存している場合が多いでしょう。
味噌は発酵食品なので、色味や風味が変わりやすいですよね。なので冷蔵庫に入れる方は多いでしょう。冷蔵庫に入れて保存し、賞味期限内に使い切れば問題ないのは確かでしょうが、本当に味噌は冷蔵が一番美味しく保存できる方法なのでしょうか?常温保存や冷凍保存だとどうなのでしょうか?今回は味噌を美味しく保存できる方法をまとめていきます。

味噌を美味しく保存するには?
味噌といえば、お味噌汁として食卓に並んだり、煮込み料理だったり、洋風のお料理のアクセントとしても使ったりと様々な使い方ができる、とても美味しい調味料ですね。味噌にもたくさん種類はありますが、どの味噌でもやはり美味しく保存し、調理後は美味しいお食事としていただきたいものです。味噌をいかに美味しく保存するにはどの場所がいいのでしょうか。
冷蔵庫に入れておけば安全だという思いから冷蔵庫で保存する方が多いでしょうが、実際に美味しく保存できるのは、常温保存なのか冷蔵庫での保存なのか、そして冷凍保存だと味噌は長い間保存できたりするのか?気になりますね!
味噌の賞味期限と保存方法の説明が難しい。
— Iguchi a.k.a. ジャイアン (@naoigu) June 19, 2016
冷蔵庫に入れないと腐ってしまうと思い込んでいる方、多し。
その昔は冷蔵庫なんてなかったのにね。。。
若い方ならともかく
年配の方まで知らない。
どうしたものかね、、、

開封前の味噌の保存方法
開封前の味噌は、販売していた状況が常温の状態だったならば基本的に常温保存で問題ないようです。常温の状態で販売されている味噌は、開封前なら常温保存でいいのです。ですが常温保存といえど、温度や湿度の変化があまりない場所が好ましいようです。湿度や温度の変化によって味噌は色の変化や風味の変化が起きやすいようなので気をつけておきたいですね。
基本的に常温の状態で販売されていた味噌を購入して、自宅で保管する場合は、温度や湿度の変化の少ない場所での常温保存でいいようですが、夏場などは未開封の状態でも冷蔵庫に入れておくのがおすすめされています。開封前の味噌は常温で保存が可能でも、冷蔵庫に入れて保存しておけば、1年中間違いないようですね!
開封後の味噌の保存方法
そもそも味噌は常温保存が効くので冷暗所で良いんじゃない?
— てんち ょう (@tenchi_yo) April 27, 2017
開封後は冷蔵庫がオススメ。
開封後の味噌は、冷蔵保存するようにしましょう。味噌を冷蔵保存する場合、購入した時に付いている中蓋のような薄いシートは、そのままにしておくのがいいそうです。このシートを使うことで、味噌が空気にふれにくくなり、味噌の酸化を防げるので、味噌の劣化を防ぐことができるようです。味噌を自宅の容器に移し替える際もラップなどをかけてから蓋をするのがいいようです。
味噌をなるべく酸化させないように冷蔵庫で保存することによって、きちんと賞味期限まで色味や風味の変化をおさえて最後まできちんと使い切ることができるでしょう。そして味噌の冷蔵庫での保存方法には、冷蔵庫の中のチルド室が温度変化が少ないことで一番おすすめされています。そして味噌を使用する時には毎回清潔なスプーンを使うのが美味しく保存できるポイントだそうです。

味噌の冷凍保存はどうなの?
食材を保存する時に、長く保存しておきたい場合、冷凍保存方法を用いることが多いでしょう。では味噌の冷凍保存はどうなのでしょう?少しでもいい状態のまま長く保存できるのでしょうか?
味噌は未開封でも容器内で熟成を続けており、糖分とアミノ酸が反応して褐変する。開封後においては発酵も進み、褐変着色は顕著。摂取しても身体に害はないが風味等は劣化している可能性が大。開封の有無に関わらず出来るだけ空気に触れないよう保存すべき。ちなみに味噌は凍らないので冷凍保存推奨。
— 食関連を学ぶ火神大我 (@foods_kagami) February 4, 2018
実は味噌は凍らないのです!一般的な家庭用冷凍庫なら味噌は凍らないと言われています。味噌の消費が少ないご家庭や、一人暮らしの方には冷凍保存だと品質を長く保てるようです。ちなみに減塩の味噌や出し入りの味噌は、純粋な味噌よりも品質が落ちやすいとされているので、最後まで品質を落とさないで味噌を使いたい方は、冷凍保存がおすすめでしょう!

手作りの味噌の保存方法はどうするべき?
中には味噌を自分で手作りされる方もいらっしゃることでしょう。自分で手作りした味噌はやはり美味しく保存し、長持ちさせたいと考えますよね!味噌を手作りした場合、材料の量や熟成期間によって自分だけの味に仕上がります。熟成期間によって味の変化もあるということで、常温、冷蔵庫、もしくは冷凍庫、どの場所で保存するのが美味しく長持ちさせることができるのでしょうか?
手作りの味噌は保存方法が良ければ2年、長くて3年ほどもつとも言われています。しかし手作りの味噌の管理は温度の管理が難しいのも確かなのです。ですが保存方法はお好みなのです。温度が上がると発酵が進む味噌ですが、発酵が進んだ味噌を好む方は常温保存し、酸味が出たら食べるのを中止するのがいいようです。発酵の味を楽しめるのは手作りならではでしょう。
数年前から味噌は手作り。
— 井土利恵☆骨盤美人体操インストラクター 薬剤師 鍼灸師 (@rie_izuchi) January 30, 2018
自然派とかこだわりがあるとかそういう事ではなくて、単に味噌って何がどうなってこうなるんだ?って興味が湧いたから。
興味で作った味噌だけど、手作りならでは?優しい味にハマってもう毎年作ってる。
今年もいい感じにできた☆#手前味噌 pic.twitter.com/5xn7i3EpxA

味噌は保存方法で色や風味が変わる?
購入した味噌は、メーカーの記述通りに保存するのがベストですが、手作りの味噌で発酵を進ませて味の変化を楽しみたい方は、酸味が出ていないかを気をつけるといいようです。味噌の発酵は、温度が上がるにつれ進むので、味噌の発酵を止めてより長く味噌の色味や風味を変えずに長持ちさせたい方は、温度を上げないように冷蔵庫もしくは冷凍庫での保存がおすすめです。
そして空気に触れて酸化することによって、味噌は発酵も進み菌も繁殖してしまいやすくなるので、より安全に長く美味しい味噌をいただきたい方は、冷凍庫できちんとラップやシートをかぶせて味噌を保存し、完全に味噌の発酵を止めてしまうのもいいようです。

色や風味が変わった味噌の食べられる目安は?
色が変化してしまった場合
味噌の色の変化は、時間の経過とともにどんなに気をつけていても、未開封の味噌でも、多少はどうしても変化してしまうものなのだそうです。色が濃くなってしまっても食べられないことはないですが、冷蔵庫や冷凍庫で保存することによって、色の変化を遅らせることができるようです。
市販の味噌は賞味期限は守る
よく味噌は発酵食品なので、多少賞味期限がきれていても問題がないというようなことを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?確かに賞味期限はきれてしまってもすぐに腐ったりはしませんが、風味の面で劣ってしまうので、賞味期限内に使い切ることが基本だということのようです。

美味しく味噌を保存するには温度が重要
味噌の種類はたくさんありますが、風味を落とさずに安全にいただくには、やはり冷蔵庫での保存がいいようです。そして完全に発酵をストップできるのが冷凍保存です。手作りの味噌はあえて常温保存をして発酵による風味の変化を楽しむのもいいようですが、安全に美味しく長持ちさせる味噌の保存方法は冷蔵庫、もしくは冷凍庫がいいようですね!
