トマトの水耕栽培自作方法まとめ!肥料やペットボトルでの育て方もご紹介
皆さん、水耕栽培を自宅ですることはありますか?水耕栽培は室内で植物の栽培を楽しめる方法の1つです。そんな人気の水耕栽培の中でもトマトの自作方法をご紹介します。是非とも自作方法を知って自宅でトマトの水耕栽培をしてみてください。
目次
水耕栽培は気軽に楽しめる
トマトや他の野菜を気軽に自作できる
自宅でトマトや他の野菜を水耕栽培をする人は沢山います。スーパーやイオンなどでかうよりも自作した野菜の方が無農薬ですし、安心して食べることができますよね?海外でも水耕栽培はとても人気で庭が広い家などでは水耕栽培をしている所以外に自作の畑があるところもあります。
そんな水耕栽培ですが、トマトがペットボトルや肥料を使えば簡単に出来るのはご存知でしたか?広い家やマンションのベランダなどを使わなくてもちょっとしたコツさえわかれば手頃で簡単に水耕栽培が出来るんです。今回はトマトの水耕栽培をするときのポイントやペットボトルを使うやり方を取り上げます。
更に、肥料などはどうしたらいいのかまで細かく紹介していきます。是非とも自宅でトマトは勿論のこと、他の野菜も水耕栽培してみてください。

トマトを水耕栽培する際のポイントは
トマトは日の光を充分に浴びることで育つ夏野菜
トマトは、沢山の日差しを浴びることで大きくなるのが特徴の夏野菜です。『牧場物語』のような育成ゲームをしたことある方はご存知かもしれませんが、トマトの種って夏に買えませんでしたか?夏場のような日差しが必要なぐらい日光はトマトにとっては欠かせないモノです。
では、自宅などで水耕栽培する際は、どうすればいいのでしょうか?自宅の間取りによって変わってきますが、出来るだけ日当たりのいい場所で摘心しながら水耕栽培をしましょう。トマトに充分な日光が行き当たらないと貧弱な株に育ってしまい、実つきが悪くなってしまいます。
また、トマトは土と違って常に栄養が豊富な状態なので、トマトは実を付けて子孫を残すよりも、枝を伸ばして花を咲かせることに栄養を使っています。その為、肥料も大事ですが、定期的に摘心してわき芽を伸ばすことで、大きな実をつけることに養分を使います。

トマトの苗植えをする時期や方法は?
水耕栽培をする上でキチンと下準備を
トマトを自宅で水耕栽培する場合、最初の苗植えの段階からキチンとした下準備が必要になってきます。また水耕栽培をする時、種まきや苗植えの適期があります。今回はペットボトルを使った水耕栽培のやり方とスポンジを使ったやり方の2種類をご紹介します。
ペットボトルを使ったトマトの水耕栽培のやり方
まずは、飲み物などを飲み終えたペットボトルを使ったトマトの水耕栽培のやり方をご紹介します。手軽で簡単に出来ます。まず、2ℓのペットボトル用意します。そして、ペットボトルを上から1/3のところで水平にカットします。
カットした後、飲み口を逆さにして切り口で重ね合わせます。次に切り口から下にアルミホイルを巻き、遮光します。そして、底部分に液体肥料を溶かした水をを入れます。この水は培養液になります。
もし、トマトの根が水に届かないとき、幅1.5㎝~2㎝、長さ30㎝程にカットした水を吸い上げるためのポリエステル製のひもであるフェルト布を飲み口に通します。最後にフェルト布と根をつなぐようにながら、苗をスポンジごと飲み口にハイドロボールなどで固定します。
スポンジを使う種まきの方法
水耕栽培
— つる (@SDzRjMMaHzSmIyA) December 10, 2017
スポンジも追加!!
サニーレタス~芽が出るか? pic.twitter.com/FhE3JcJYSg
ペットボトルを使うやり方のほかに台所用のスポンジを2~3㎝角にカットします。次にスポンジの中心に深さ1㎝程の切り込みを十字に入れます。十字に入れた後、種を2~3粒を切り込みを入れて、上からうっすらと見える深さに埋めます。
本日新たに種を購入しました。
— 鈴木農園 (@suzukifarm_fuji) February 3, 2018
トマトは17粒で600円ほど。通常のトマトよりリコピンが2倍だそうです。
米ナスは400円ほど。
ピーマンとエゴマは各200円ほどでした。
スポンジは100均の物より大きく5個で約100円の物を三組購入しました。#水耕栽培 pic.twitter.com/FZAbMnNRYm
蓋が閉まるプラスチック容器に水をはって、スポンジを並べて蓋をします。発芽したら蓋を外し、容器を日当たりの良い場所に移動します。本葉が2~3枚に育ったら、弱い葉は間引きます。本葉が4~5枚に育ったら、自作の容器に植え替えます。
今さらミニトマトの水耕栽培をしている。
— オオハシ (@Ohashi_Zenryaku) July 18, 2016
(口に残った種を試しに、水を吸わせたスポンジに乗せ暗がりに置いたら発芽した)
越冬させないと実にありつけないだろうなあ。 pic.twitter.com/IhSfgP3sGV
トマトを水耕栽培する場合、トマトは夏野菜ということもあって適期は4~8月上旬頃が種まきや苗植えの適期です。その時期に水耕栽培をする場合はキチンと下準備をしておきましょう。

トマトの水耕栽培の水やりは?
水耕栽培をするにあたり、日航の光も大事になってきますが、それと同じぐらい大事なのはトマトの水やりです。トマトに限らず、他の野菜を栽培をする場合でも同様のことが言えます。
トマトで水耕栽培している場合、根やフェルト布に水が1/2~1/3つかる程度を保つようにしましょう。水が根元に接していると根が吸収できなくなって枯れてしまいます。
また、水温が上がる時期は、根元と培養液の距離が近いと、湿度が逆に上がってしまって病気を引き起こすことがあるので水のやり過ぎには注意しましょう。

トマトの水耕栽培の肥料の与え方は?
肥料を水に溶かして培養液を作り、株に与えます。ですが、肥料を水を溶かして作る液体肥料の使い方、作り方などをご存知ない方もいるかもしれません。そこで、トマトもそうですし、他の野菜の水耕栽培をするに辺り、液体肥料の作り方と注意点をご紹介します。
液体肥料の作り方は非常にシンプルです。基本的に水に薄めて水やりのように与えるか、水に薄めずに直接土にまいたりします。しかし、注意するべきことは濃すぎる液体肥料はかえって植物を枯らすことになるので、最初は規定量よりも薄めて使うようにしましょう。
水で薄める場合は、希釈量など用法用量を守ることが大切です。液体肥料の扱いになれてきたら、霧吹で葉に薄めた液体肥料をかける葉面散布などもしてみてください。ただし、気温が高いときは水分だけが急激に蒸発してしまい、肥料分だけが葉に残って葉やけのような症状を引き起こすので注意が必要です。
液体肥料のことがわかったところで、トマトの水耕栽培をしている時の肥料の与え方はどのようにしたらいいのでしょうか?実はそれほど難しくはありません。肥料を水に溶かして培養液を作り、株に与えるだけでいいのです。液体の肥料を規定の量だけ水に薄めて容器に入れるだけで大丈夫です。
トマトの水耕栽培の誘引方法は?
自宅でトマトなどの野菜を水耕栽培をするが初めてあったりする場合、『誘引』という言葉はあまり聞きなれないのではないでしょうか?これからトマトを水耕栽培するのであれば、知っておいて損はないです。
誘引とは、植物の茎や枝、つるを支柱に結び付けて固定する園芸作業の1つです。実が大きくなるようなトマトやウリ科などがこれに当てはまります。誘引することで、つるを伸ばしたい方向へと導き、植物の形を整えることができます。
また、株への負担を減らしたり、トマト自身の実の重さや、風でトマトの苗が倒れないようにするといった効果があり、花や実がつきやすくなります。
水耕栽培をするにあたり、株が成長するとつるがどんどん伸び、草丈も高くなっていきます。土植えは支柱を立てて支えますが、水耕栽培ではビニールひもを使って株を支えます。
トマトの草丈が20~30㎝になったら、1~1.5㎝くらいのビニールひもを天井から垂らします。ひもの先を根元まで緩く結び、幹にひもをぐるぐる巻きにします。最後にひもの先まで株が成長したら頂点の芽を摘み取って上への成長を止めましょう。
トマトの水耕栽培の収穫時期と方法は?
トマトを水耕栽培するにあたり、自宅でも屋外でも受粉をさせる必要があります。屋外の場合は虫が花粉を運んでくれることで受粉します。逆に室内の場合は、皆さんで花を指先で弾いたり、花のついた枝を数回ゆすったりして、受粉させてください。
受粉がうまくいき、誘引もうまくできれば、6月下旬から8月下旬までの約2ヶ月にわたって実を収穫することができます。トマトの実をとる時は、茎にヘタを残したままにすると病気にかかるリスクが減ります。
水耕栽培を始めるのにおすすめのトマト
水耕栽培が初めてで、しかも1番最初に水耕栽培するのがトマトなのであれば、ミニトマトから始めるのがおすすめです。ミニトマトは病気にかかりにくく、種からでも気軽にチャレンジできます。
また、ミニトマトは水耕栽培するにあたって、株がコンパクトなのでつるの誘引もスペースを取らずに済みます。これがミニトマトを水耕栽培の最初におすすめできるポイントです。
トマトの水耕栽培を始めよう!
自作で気軽に出来るのが水耕栽培の魅力です。もし、水耕栽培をやったことがなく、これを機に始めるなら、トマトから始めましょう。中でもミニトマトとからスタートさせて少しずつ大きいトマトを水耕栽培で栽培してはいかがでしょうか?