トマト肥料のタイミングは?選び方・育て方のコツをご紹介!
万能野菜のトマト。自分で育てたトマトをサラダの彩りにプラスしてみませんか?意外と知らない育て方をご紹介。肥料や土の選び方、基礎から肥料についてまで育て方の疑問を解決!難しそうな肥料の知識もこれで完璧!今日からトマトの家庭菜園を始めてみませんか?
目次
万能なトマトの育て方とコツを紹介
誰もが知っている赤や黄色の見た目もかわいいトマト。彩りだけでなく、トマトは栄養も豊富なお野菜です。トマトと聞いてまず思い浮かべるのはリコピンです。
すっごく可愛いトマトがあったよ
— のらぞー(人材募集中👨🌾トマト農家🍅 (@norayaruzou) February 11, 2018
ウサギ🍅 pic.twitter.com/p4jyjoJfzI
しかし、老化防止のビタミンEや風邪予防に良いとされるビタミンC、その他にも食物繊維やカリウム、β-カロテンなど女性はもちろん男性にも嬉しい栄養がたくさん入っている頼りがいのあるお野菜です。そんなトマトの家庭菜園のやり方を見てみましょう。
トマトの苗の選び方とコツ
これから大切に育てていくトマト。どんな事から始めたらいい?肥料は必要?と不安です。まずは元気な子の選び方から始めてみましょう。トマトの苗全体を見ます。葉の変色や双葉が残っているか、全体的にがっちりしているかを確認します。次に見落としがちなポットの穴から見た根の色です。根の色が白いものを選びましょう。元気な苗を選んだら次に大切なのは土と肥料になります!
トマトには背の高くなる品種があります。背が高くなる品種の場合は支柱が必要になってきます。支柱を立てる場合は、根を痛めてしまわないように少し離した所に立てましょう。
また、トマトの中には雨に強い品種も中にはありますがトマトは弱い品種が多いので、ビニールを被せたり、軒下で育てましょう。雨に弱いからと言ってお水を与えないのはよくありません。表土が乾かないようにを心がけましょう。

トマトを育てる土の選び方
園芸店に行くと沢山の土が販売されています。プランターで育てる場合は野菜用の土でも構いません。畑や地植えの場合には注意が必要です。水はけの良さや土の中の温度、酸性度が関係してきます。実はこの土がとても大切なのです。トマトの収穫量を左右します。肥料の方が大切なのでは?と思われがちですが、基本は土です。トマトを育てる上で大切になってきます。
今年はミニトマトが大豊作🍅#家庭菜園 pic.twitter.com/ZxaIzkQE0Y
— アヤノ (@ayano0323) February 5, 2018
土には酸性度があります。野菜によって好む酸性度はさまざま。トマトが好む酸性度は「弱アルカリ性」の土です。市販のトマトの土は、あらかじめ弱アルカリ性にしてあるのでそのまま苗を植えることが可能です。プランターではこうした既に弱アルカリ性にしてある物を使用するととても便利です。トマトを育てる為の栄養分も十分入ってます。まずは肥料がない状態で様子を見ましょう。
日本は火山が多いため、土の酸性度が高くなっています。その為、そのままの環境では育ちにくくなってしまいます。まず、土作りをすることがトマトを育てる第一歩です。また、水はけが悪い場合は腐葉土やパーライト、砂をを混ぜ水はけを良くします。水はけが良い場合にはバーミキュライトを混ぜ水分量を調節するようにしましょう。
そういえば💡ペットボトルで育てるショコラのミニトマト、収穫しました✨🍅✨
— まりてん。 (@25maritenon25) February 1, 2018
普通においしかった😌♥ pic.twitter.com/6uPn0y9huj

土作りの為の肥料とタイミング
トマトの土を最初から使えない方は「苦土石灰」を使います。植え付ける2~3週間前に土づくりは始めます。苗を購入してきてもタイミングを間違えてしまうと成長しにくくなります。タイミングを見て土作りを始めましょう。コツとして、大体の目安として畑の場合1m間隔ごとにふた掴み、プランターの場合ひと掴みを目安にしましょう。商品によって目安は変わってきます。説明文を読み、正しい分量を与えます。
トマトを植えるプランターの大きさってどの位がいいの?と疑問になる事があると思います。プランターにも選び方があります。トマトは基本的に背が高くなる品種です。その為深さもしっかりとある深鉢のプランターを選びます。15l程入るものが目安。野菜を育てるラウンド型がおすすめです。中には支柱ホルダーがついている物もあります。支柱を必要とするトマトの場合とても便利です!

土作りの際に必要な肥料の選び方
苦土石灰を使用しトマトが好む弱アルカリ性にした後必要になる肥料、それが「緩行性肥料」です。苦土石灰の後に使います。緩行性肥料とは、不足した栄養を補ってくれる大切な肥料。漢字の通り肥料の効き方はゆっくりです。その為、肥料やけを起こしにくく使いやすい肥料です。肥料の選び方がわからなくても大丈夫!初めての方でも使いやすい肥料です。

トマトを育てる為には肥料と日光が大切!
トマトの種の場合2月中旬~3月下旬が植えるタイミングです。苗の場合は4月中旬~5月下旬。春に種まきや植え付けを行う植物なんです!トマトは夏野菜の為、収穫できるのは7月初旬~8月下旬です。トマトの苗が店頭に並び始めたタイミングで始めてみるのがおすすめです。
トマトを植えた後、気にしなくてはいけないのが日光です。日光不足の場合、トマトの実が少なかったり、綺麗な赤色にならない事があります。トマトは日光を好む為、半日は日が当たる場所を選ぶと綺麗な真っ赤なトマトができます。また、害虫も気になるところです。風通しの良い場所を選ぶことで害虫を予防することもできます。
以前、大泉さんにもらったハートトマト栽培セットを育てていたんだけど、ついにトマトできた!嬉しいなあ〜〜☺️まだ青い子たちもいて今後も楽しみ💓💦#トマト #家庭菜園 #栽培 #嬉しい pic.twitter.com/cDPaJ4BfrY
— よしだえび@ねずみとねこ大好き (@ebitontoro) January 28, 2018

トマトの種と苗を植えるコツ
トマトの種のまき方、苗の植え方は似ているようで違います。育て方やコツはどちらも同じです。しかし最初に使う土や鉢が変わってきます。また、地植えの場合は2~3週間前から土作りを始めておかなければなりません。最初の植え方によってコツが変わってきますので、今回はわかりやすく別々にお話しをします。
おはようございます。
— 野菜苗の落合 (@XYNsEgQahiF7B9M) February 5, 2018
トマトさーん🍅
まもなくデビュー(種蒔き)です✨
😊A r e y o u r e a d y?🌱#家庭菜園 #野菜苗 pic.twitter.com/aKV49AKyY4
種の植え方とコツ
まずは、小さなポットを用意しましょう。発芽用ポットになります。ポットにトマトの種を2~3粒入れます。この時重要なポイントがあります。まずここでは種まき用の土を使います。必要な成分がしっかりと入っています。次は地温です。トマトの場合はビニールなどを被せ加温にすると発芽率が上がります。そして、最後に大切なのは水です。表土が乾かないように注意しましょう。しかし根腐れにも注意しなければなりません。
苗の植え方とコツ
植える前にトマトの苗にお水をあげておきましょう。プランターを用意します。ここに鉢底が隠れる程度に鉢底石を入れます。その上から土を入れポットごと置いて場所を決めます。植える前にプランターの土にもお水をあげておきます。苗をプランターの土より高めに植えます。植え終わった後は、底からお水が出てくるまでたっぷりのお水を与えましょう。
トマトの苗は、こう・・・寝かせて植えると、根っこが増えて丈夫で美味しいトマトが取れるようになるみたいです。今度植えてみようって方はチャレンジしてみてください
— はっぴぃふぁーむ (@happy__farm) February 8, 2018

肥料を与えるタイミングは?
トマトに最初の実ができたら追肥をするタイミングです。追肥をする際には与える肥料の裏面をよく読み適量を与えましょう。2~3週間に一度与えます。茎の太さが太い、葉と葉の間が窮屈そうという場合は肥料の与えすぎになっています。逆に葉の色が悪い、茎が細い、葉が少ない場合には肥料が不足している合図です。トマトの成長を確認しながら肥料を与えていきます。
肥料を与えるのに適した時期は5月中旬~7月下旬までです。与えすぎも良くないので注意しましょう。液体肥料、固形肥料があるので、合うものを選んであげるのがポイントです。元気がなさそうだと感じた時、葉の色や実の色が悪い時には与えましょう。原因がわかっている場合はその原因を取り除いてあげることも大切です。
1段目、3段目、5段目と奇数の段の花が咲いた時に肥料を与えるのも目安としてわかりやすいです。2~3週間だと忘れてしまいそう。という方はこちらの方法が合うかもしれません。毎日見ているとわかりやすいのでお勧めの方法です。
トマトいい感じや~☺️☺️☺️最近休みの日はDIYと家庭菜園でまじていねいな暮らしって感じ……(笑) pic.twitter.com/WVS2smgvnN
— 闇ちかちゅう∞ (@dizzyrockartxxx) February 8, 2018

トマト栽培にはどんな肥料がおすすめ?
肥料は大きく分けて、「有機質肥料」と「化学肥料」の二種類があります。トマトはどっちがいいの?と思われる方がとても多いですが、実はどちらでもいいのです!この二種類にはメリットデメリットがあります。
有機質肥料
動物の骨や米ぬかなど自然のもので出来ています。大きく分けてメリットは、安全、効果がゆっくりという二点が挙げられます。デメリットとしては、臭いがどうしてもある、虫が来てしまうという二点です。
化学肥料
こちらは、化学的の工程を施されているものになります。その為、有機質肥料とは違い臭いはありません。また、効き目が早いのも特徴です。デメリットとして、少量で効果が出る為与えすぎに注意をしなければなりません。また、土が悪くなってしまうデメリットがあります。化学なんて不安と思われる方も多いと思いますが、化学物質過敏症や化学物質のアレルギーがない場合はそこまで気にしなくて大丈夫です。
トマトに大切なのはリン酸
大切な肥料の中に「チッソ」や「カリ」、「リン酸」があります。バランスよく与えることが鉄則ですが、この中でも特に重要な物が「リン酸」になります。リン酸は、茎を太くし実を付けやすくしてくれます。花が咲き実になる際にとても大切な成分になります。しかし、多く与えればいいという訳でもありません。バランスがとても大切になります。
トマトの肥料や育て方はこれで完璧!
今回はトマトの育て方と、肥料についてのお話でした。一見難しそうなイメージが強い家庭菜園ですが、こんなにも身近に出来ます。ベランダの一角をプチ家庭菜園にするのもオススメです。この春新しい事の一つとして家庭菜園を始めてみるのも素敵です。自分で育てたお野菜はより一層美味しく感じます。楽しい家庭菜園生活を送ってみましょう!