さつまいもの冷凍保存方法は?賞味期限や長持ちさせるコツまとめ

さつまいもは秋の味覚として有名ですよね?秋に限らず年中美味しく調理ができます。しかし、余ってしまったさつまいもを冷凍保存や常温保存の仕方をご存知ですか?今回は、さつまいもの冷凍保存や常温保存の仕方や長持ちさせるコツなどをご紹介します。

目次

  1. さつまいもは万能食材である
  2. さつまいもの常温保存の賞味期限は?
  3. さつまいもの冷凍保存の賞味期限は?
  4. さつまいもの解凍後の食感や味は?
  5. 冷凍したさつまいものおすすめ調理法
  6. あらかじめマッシュしてあるので作りやすい
  7. さつまいもとバターは相性抜群
  8. 普段のおかずのサラダにして
  9. さつまいもを上手に長持ちさせよう!

さつまいもは万能食材である

保存方法や賞味期限を知って長持ちさせよう

さつまいもと聞いて連想するのは焼き芋やスイートポテト、あるいはさつまいもプリンなど、様々な料理に使うことができます。また、さつまいもには豊富な栄養素がたくさん含まれているので規定量を摂取すれば健康管理や健康維持にも効果的です。

しかし、たまに料理の後でさつまいもが余ってしまったことはありませんか?余ってしまってまた別の機会に使おうと思ってさつまいもを保存したとします。ですが、保存にもいろいろ方法があり、常温保存や冷凍保存があります。

さつまいもを保存する場合、キチンとした方法で保存しておきましょう。でないと、長持ちさせられるにも関わらず賞味期限が短くなってしまう場合があります。そうなってしまってはせっかくのさつまいもが台無しになってしまいます。そこで今回、さつまいもの常温保存と冷凍保存の仕方をご紹介します。

また、冷凍保存したさつまいもの解凍後の食感や味、おすすめの調理法やおすすめレシピまでを細かく取り上げます。是非とも美味しいさつまいもを長持ちさせてください。

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さつまいもの常温保存の賞味期限は?

冷凍保存と違って条件が揃えば長持ちする

さつまいもをスーパーなどで見かけた時、基本的に寒いところには置かれていません。といゆうのも、さつまいもは寒いところが苦手なので生のまま冷蔵保存をするのはおすすめしません。ですので、条件が揃えば、一番長持ちするのは常温保存です。

一番長持ちさせる常温保存の仕方もとても簡単です。よく野菜などを保存するのに使われるのは新聞紙です。さつまいもを保存するのにも同様に使います。保存の仕方は冷凍保存違ってとても簡単です。1個1枚新聞紙を使うようにしましょう。そして、さつまいもを新聞紙に包むだけです。

さつまいもを冷凍保存ではなく、常温保存させる場合、適温は13~16℃です。買ってきたさつまいもに土などがついていた場合はそのまま段ボールなどに入れて保存して問題ありません。また、新聞紙の代わりにラップやビニール袋を使って密閉してしまうと、さつまいもが呼吸できなくなってしまってダメになってしまいます。

保存する場合は、新聞紙を使い、適温を13~16℃に保って段ボールなどに入れて保存しましょう。こうすることでさつまいもは2週間から1ヶ月程度保存が出来、長持ちします。また、適度な水分量が保てれば数ヶ月長持ちします。

しかしながら、常温保存にもいくつか条件があります。さつまいもは秋の味覚として有名であることから秋に収穫されます。つまり、寒さに弱いということです。ですので、5℃以下になってしまうとダメになってしまいます。そうなると、賞味期限が短くなってしまって長持ちさせにくくなります。

また逆に、夏場だと常温が30℃を超えてくることがあるのでそうなってくると、さつまいもが発芽したり、また腐りやすくなります。冷凍保存と違って常温保存の場合、温度による環境変化がさつまいもの賞味期限を左右する場合があるので気を付けましょう。

保存しているさつまいもが黒い変色、ヌルヌルしていたら腐っている証拠なのでその時は食べずに処分してください。

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さつまいもの冷凍保存の賞味期限は?

冷凍保存の場合少し工夫が必要

さつまいもは寒さに弱いので冷蔵保存には向きませんが、冷凍保存は可能です。さつまいもは調理の為に一回切ったり、洗ったりすると、一気に悪くなってしまいます。ですので一回洗ったりしたものはそのまま冷蔵保存するのでなく、加熱してから冷凍保存する方が長持ちします。

しかしながら、さつまいもを生のまま冷凍保存できないのかと言われるとそうでもありません。生のまま、冷凍保存できなくはないです。こちらも少し工夫が必要です。

まず、さつまいもを使いやすい形にカットします。輪切りやスティックがおすすめです。次に10分程水にさらして、アクをとります。水気をしっかりと拭き取り、フリーザーパックに重ならないように入れて、空気を抜いて密閉して保存します。

さつまいもを冷凍保存する場合、常温保存と違って、あらかじめ加熱してから冷蔵保存します。そのまま冷凍してしまうと、さつまいもの風味が失われて美味しくなくなります。加熱する方法としては焼き芋にしたり、ふかし芋にしたり、または潰してマッシュ状にするなどの方法があります。

さつまいもを焼き芋にする、または蒸してからジップ付きの袋、もしくがタッパーに入れて空気を抜いて冷凍庫に入れます。さつまいもは冷凍することで賞味期限は1ヶ月は保存できます。もし、頻繁に使うのであれば、マッシュ状にしておけば、様々なお菓子に使えて便利です。

また、冷凍保存したさつまいもを食べる際は加熱してから食べるようにしましょう。電子レンジなどの解凍機能をうまく使って解凍しましょう。

さつまいもの解凍後の食感や味は?

保存方法によって若干変わってくる

さつまいもを冷凍保存し、解凍した場合、味がどうなってかが気になる方は多いのではないでしょうか?そこで、冷凍保存をして、解凍した後のさつまいもの食感をそれぞれ見ていきましょう。

まず、焼いて冷凍保存して、解凍して調理した場合ですが、調理の方法によって多少筋っぽく感じますが、生のまま冷凍保存するよりかはしっとりとした食感になります。次に生のまま冷凍した場合、焼いて冷凍したときと比べると少し筋っぽさが残りますが、こちらも調理の仕方によって大きく変化します。

続いてマッシュ状にして冷蔵保存した場合、生のまま冷凍と加熱して冷凍したのとは違い、少し乾燥気味になってしまいます。しかし、マッシュ状にした場合、味も食感もそこまで大きな変化はありません。

冷凍したさつまいものおすすめ調理法

続いて、冷凍したさつまいもを調理する場合、おすすめの調理法をご紹介します。まず、焼いて冷凍したさつまいもはレンジで解凍してから料理に使いましょう。そうすることにより、しっとりとしてあまり筋も気にならないので一番おすすめです。

解凍したさつまいもを煮物やスープに使う場合、冷凍のまま煮えた煮汁に加えると、数分ですぐに火が通ります。少しばかり筋っぽさが残りますが、気になるほどではないです。炒める場合、冷凍のまま強火でサッと炒めるだけで火が通ります。スティック状にすれば筋っぽさが残らずに済みます。

次にさつまいもを生のまま冷凍した場合、おすすめの調理の方法をご紹介します。まず、煮物やスープに使う場合、冷凍のまま煮えた煮汁に加えれば数分で火が通ります。しかし、やや筋っぽさが気になる食感です。

次にレンジで解凍した場合、焼いて冷凍したものに比べて、しっとり感が薄k、少し筋っぽいです。また、炒め物にした場合も筋っぽくてあまり美味しくないのでおすすめできません。さつまいもを生のまま冷凍した場合、調理に使えるのは煮物かスープぐらいです。

最後にマッシュ状にして冷蔵保存した場合、解凍してお菓子作りなどに使えます。また、使用する前にあらかじめ下味をつけて冷蔵保存するとより便利で簡単に調理に使えます。

あらかじめマッシュしてあるので作りやすい

冷凍した後のさつまいものおすすめレシピ:スイートポテト風

ここからは、冷蔵保存したさつまいもを解凍した後のおすすめレシピをご紹介します。まずは、手軽に出来るスイートポテト風のおやつをご紹介します。まず、マッシュ状にして冷凍保存してあるさつまいも、バター4g、砂糖9g、牛乳15gを用意します。

まず、解凍したマッシュ状のさつまいもにバター、砂糖と牛乳を少しずつ加えて固さを調節します。固さが整ってきたら好きな形に成形し、トースターで焼き色がつくまで焼けば完成です。マッシュ状にしたさつまいもにあらかじめ材料を入れておけば材料を入れる手間を省くこともできます。

さつまいもとバターは相性抜群

冷凍した後のさつまいものおすすめレシピ:バター醬油煮

生のまま冷凍したさつまいもか加熱して冷凍したさつまいものどちらを使っても出来る簡単レシピです。まず、さつまいもと水1カップ、砂糖大さじ1.5、醬油小さじ2、バター大さじ1.5、黒いりごま少々用意します。

冷凍したさつまいもを冷凍庫で自然解凍しておきます。次にお鍋にお水、砂糖、さつまいもを入れて、落し蓋をして中火にかけます。沸騰したら弱火にして10分程煮て竹串が通るくらい柔らかくします。

醬油、バターを加えて鍋をゆすり、バターが溶けてきたら器に盛り、最後にゴマをかけたら完成です。

普段のおかずのサラダにして

冷凍した後のさつまいものおすすめレシピ:サラダの一品に

生のまま冷凍したさつまいもを使ってサラダを作ってみてはいかがですか?まず、さつまいも、塩小さじ1/2、マヨネーズ大さじ2、砂糖小さじ1/2、塩少々、こしょう少々用意します。

まず、さつまいもをお鍋に入れて、浸るくらいの水と塩を加えて8分程茹でます。柔らかくなったらお湯を切り、粗熱を取ります。ボウルにさつまいもとマヨネーズ、砂糖、塩、こしょうを入れて和えたら完成です。普段の一品のサラダにいかがですか?

さつまいもを上手に長持ちさせよう!

手頃で簡単に手に入れることができ、沢山の料理に使えるのがさつまいもの良さです。しかし、キチンとした保存の方法をしないと折角のさつまいもがすぐに賞味期限になってしまいます。そうなってしまってはもったいないので保存方法をキチンと把握して美味しさを長く保ってください。

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