ジャパニーズウイスキーおすすめまとめ!世界も認める美味しい銘柄!

日本人の繊細な匠の技で生み出されているジャパニーズウイスキーは、世界でも大人気になっています。海外の名だたるウイスキーコンテストで、華々しい受賞経歴を持つジャパニーズウイスキーや、今後期待のできる、おすすめ銘柄をご紹介いたします。

目次

  1. ジャパニーズウイスキー1本3250万円で落札!
  2. 世界が認めるジャパニーズウイスキー「山崎50年」
  3. 世界5大ウイスキーのひとつジャパニーズウイスキー
  4. ジャパニーズウイスキーのタイプと種類
  5. スコッチがお手本だったジャパニーズウイスキー
  6. 輝かしいジャパニーズウイスキーの経歴
  7. 日本ブランドへの第一歩!ジャパニーズウイスキーの歴史
  8. ジャパニーズウイスキーのゆりかご!全国の蒸留所
  9. まさに圧巻!ジャパニーズウイスキーのブランド「響」
  10. 世界を虜にする「響ジャパニーズハーモニー」
  11. 気品を感じるジャパニーズウイスキー「響17年」
  12. 世界を圧倒するジャパニーズウイスキー「響21年」
  13. 贅沢の極み!ジャパニーズウイスキー「響30年」
  14. 世界がうなるジャパニーズウイスキー「山崎」
  15. 華麗なるジャパニーズウイスキー「山崎12年」
  16. 圧倒的なジャパニーズウイスキー「山崎18年」
  17. 極上ジャパニーズウイスキー「山崎25年」
  18. 実力派ジャパニーズウイスキー「白州」
  19. 清々しいジャパニーズウイスキー「知多」
  20. ニッカの原点!ジャパニーズウイスキー「余市」
  21. 華やかなジャパニーズウイスキー「宮城峡」
  22. 情熱のジャパニーズウイスキー「竹鶴」
  23. 世界が認めるクラフトウイスキー「イチローズモルト」
  24. 世界に誇れるジャパニーズウイスキーを楽しもう!

ジャパニーズウイスキー1本3250万円で落札!

2009年の夏、角ハイボールですっかり庶民的なイメージの定着したサントリーウイスキーですが、2018年1月27日、サザビーズ香港にて開催されたオークションで、ジャパニーズウイスキー・サントリーシングルモルトウイスキー山崎50年が1本2,337,000香港ドル(手数料込/32,500,000円)で落札されました。この快挙は日本のみならず、世界を驚嘆させました。

今回は、世界で評価の高い、美味しいジャパニーズウイスキーのおすすめ銘柄についてご紹介いたします。話題沸騰中の数あるジャパニーズウイスキーのなかからお気に入りの1本を探して楽しんでくださいね。

世界が認めるジャパニーズウイスキー「山崎50年」

世界をうならせたこのジャパニーズウイスキー「山崎50」は2011年にサントリーが数量限定の150本を1本100万円で発売したものです。今回香港のオークションに出品されたものには4代目サントリーチーフブレンダーの福與信二(ふくよしんじ)のサインと日付がはいったプレミアムなボトルとなっていました。

今や世界の高評価を得てナンバーワンブランドといっても過言ではないジャパニーズウイスキーは世界のウイスキーファンの間でも引き合いの多い世界的な日本ブランドとして、なかなか購入できない、手に入れずらい希少なウイスキーになってきています。日本においても同様の傾向がみられますが、まだまだ購入しやすい価格帯のジャパニーズウイスキーも多く販売されています。

世界5大ウイスキーのひとつジャパニーズウイスキー

評価の高い5大ウイスキーの概念

ジャパニーズウイスキーに限らず、世界各地におけるすべてのウイスキーに共通している伝統的な概念は、大麦を始め、小麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料にしていることです。穀物を糖化、発酵させてできたモロミを、単式蒸留もしくは連続式蒸留のどちらかで蒸留する工程をふみます。そしてオーク樽で熟成させます。

ジャパニーズウイスキーを知るうえでおさえておきたいのは、世界で高い評価を受けている5大ウイスキーの特徴を知ることです。ウイスキーは世界中の様々な場所で造られています。代表的なものはスコッチウイスキー、アメリカンウイスキー、アイリッシュウイスキー、カナディアンウイスキー、ジャパニーズウイスキーです。これら5つが世界の5大ウイスキーと呼ばれています。

世界5大ウイスキーの特徴

世界の5大ウイスキーとは、一般的に良質な水と気候や地形、その土地の特徴をいかしてつくられます。年間を通しての適当な寒暖差や冷涼な気温などもウイスキー造りに欠かすことはできません。世界5大ウイスキーのひとつであるスコッチウイスキーの特徴は、タフな味わいから軽やかなものまでセレクションが広く多彩な仕上がりになっています。

世界の5大ウイスキーのひとつであるアメリカンウイスキーの特徴は、独特の赤みと、香ばしいかおりに力強い味わいです。主流はバーボンウイスキーです。アイリッシュウイスキーの特徴は、ピートを使用しないためスコッチウイスキーと比べると口当たりがなめらかで飲みやすく、ドライでライトな味わいとなっています。

世界の5大ウイスキーのひとつであるカナディアンウイスキーの特徴は、味わいや香りが軽快なものが多く、アメリカへの輸出が主に占めています。日本でもおなじみのカナディアンクラブは有名な銘柄のひとつです。世界で高評価を博しているジャパニーズウイスキーはスコッチを目標として造られましたが、今では世界ナンバーワンブランドとして認められています。

ジャパニーズウイスキーのタイプと種類

モルトウイスキー

大麦麦芽のみを原材料として使用し、単式蒸溜器で蒸溜したウイスキーをモルトウイスキーと呼びます。モルトとは大麦麦芽のことです。さらに、ひとつの蒸溜所で造られた原酒を瓶詰めしたウイスキーをシングルモルトと呼びます。選ばれたひとつの樽を瓶詰めしたものをシングルカスクと呼びます。ブレンデッドモルトはシングルモルトをブレンドしたものです。

グレーンウイスキー

グレーンウイスキーとは、トウモロコシ、小麦、ライ麦などの穀物を主原料として、大麦麦芽を加えて糖化、発酵させます。連続式蒸溜機で蒸留します。大量生産が可能なので販売価格もモルトウイスキーにくらべお手頃価格となっております。

ブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーとは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーのことです。ブレンダーの嗅覚や味覚などがウイスキーの仕上がりを大きく左右します。

スコッチがお手本だったジャパニーズウイスキー

日本がお手本としていたウイスキーはスコッチウイスキーです。製法や種類、作られるウイスキーの製品も、シングルモルトウイスキー、ブレンデッドウイスキーとおなじ流れになっています。ジャパニーズウイスキーとスコッチウイスキーの大きな違いは、スコッチでは他社の原酒を買い付けてブレンドしますが、日本では自社で原酒を造り分け、ブレンドならびに瓶詰めを行っています。

ジャパニーズウイスキーは多彩な原酒の豊かな味わいと複雑な香りで世界の名だたるコンペティションでも数々の輝かしい賞を獲得しています。日本の丁寧なモノづくりや繊細な職人技がさえわたるジャパニーズウイスキーは日本ブランドとして世界も注目のまなざしでみつめています。

輝かしいジャパニーズウイスキーの経歴

英国ウイスキーマガジンが開催する、ワールド・ウイスキー・アワード、通称WWAは世界で最も権威のあるウイスキー賞と言われています。ISCインターナショナル・スピリッツ・チャレンジは通称、ISCです。世界最高の蒸留酒品評会といわれ、WWA・ISCともに2000年以降、毎年、ジャパニーズウイスキーは高評価を得て、最高賞や金賞など華々しい結果を残しています。

2017年WWA・ISC世界が認めたジャパニーズウイスキー

ワールドウイスキーアワード2017の結果は「サントリーウイスキー響21年」がワールドベスト・ブレンデッドウイスキー・ブレンデッドウイスキーを受賞しました。シングルカスクシングルモルトウイスキーに「富士御殿場蒸留所シングルグレーンウイスキー・エイジド25イヤー・スモールバッチ」が輝きました。

さらに「イチローズモルト秩父ウイスキー祭2017」もワールドシングルカスクシングルモルトウイスキーを受賞しました。3つのジャパニーズウイスキーが世界最高賞を受賞しました。世界におけるジャパニーズウイスキーの高評価はとどまることを知りません。まさに日本ブランドが今や世界のウイスキーのトレンドになっているのです。

日本ブランドへの第一歩!ジャパニーズウイスキーの歴史

スコッチを学んだ男・竹鶴政孝

ジャパニーズウイスキーを語るにおいてかかすことのできない情熱家の一人は竹鶴政孝です。スコットランドへ1918年に留学し、グラスゴー大学で学びました。スぺイサイドのロングモーン蒸溜所・キャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸溜所で経験を積んで1920年に帰国します。

ジャパニーズウイスキーの立役者である竹鶴政孝はスコッチにこだわったウイスキー造りをもとめて、北海道に蒸溜所を設立します。のちのニッカウヰスキーにあたります。

日本人の好みを追求した男・鳥居新次郎

ジャパニーズウイスキーのもう一人の立役者は、鳥居新次郎です。1923年国内初のモルトウイスキー蒸溜所を設立します。1929年にはサントリーの前進である寿屋から国産ウイスキー「白札」を発売しました。鳥居新次郎は日本人の好みに合ったウイスキー造りをすすめてきました。

ジャパニーズウイスキーのゆりかご!全国の蒸留所

豊かで繊細な味わいの天然水が豊富に湧き出る日本には、それぞれの場所にあるそれぞれの天然水や気候風土によってバリエーション豊富なウイスキー造りを展開しています。北海道には余市蒸溜所、宮城県には宮城峡蒸溜所、秩父にはベンチャーウイスキーの秩父蒸溜所、長野県にはマルス蒸溜所、山梨県に白州蒸溜所、静岡県には富士御殿場蒸溜所、大阪に山崎蒸溜所などがあります。

まさに圧巻!ジャパニーズウイスキーのブランド「響」

世界の名だたるウイスキーコンペティションにおいて、数えきれないほどの高評価を博し、書ききれないほどの数々の受賞を誇るブランドです。ジャパニーズウイスキー「響」は日本人の繊細な感性と卓越した美意識をゆうごうしてつくりあげたジャパニーズブレンデッドのまさに頂点と言える1本です。

世界を虜にする「響ジャパニーズハーモニー」

2015年に生まれたジャパニーズウイスキー「響JapaneseHarmony」は美しい24面カットのボトルが印象的です。24に込められた意味は、1日は24時間、1年は24節季をあらわしています。人と自然のハーモニーを大切にしています。長い歴史と匠の技で作り上げるジャパニーズウイスキーが世界に向けて響かせるハーモニーなのです。

ジャパニーズウイスキー「響」は2代目マスターブレンダー佐治敬三が1989年に生み出したブレンデッドウイスキーです。2015年、創業90周年記念の年、日本の宝と称される4代目マスターブレンダー福與信二によって「ジャパニーズ・ハーモニー響」として新たに生まれ変わりました。名前の由来は、サントリーの企業理念「人と自然と響きあう」にちなんでつけられたものです。

響JapaneseHarmonyは山崎、白州、知多の3つの蒸溜所で造られたモルト原酒とグレーン原酒をブレンドした日本人の感性と蒸溜所の自然がはぐくんだ調和の美しい1本です。おすすめポイントは、ローズやライチ、白檀、ローズマリーに樽の香りの絶妙なハーモニーが魅了します。チョコレートやはちみつにオレンジピールの味わいがふくよかです。ミズナラのニュアンスも秀逸です。

気品を感じるジャパニーズウイスキー「響17年」

このジャパニーズウイスキー「響17年」は日本独特のミズナラ樽で熟成させた原酒をキーモルトとして17年以上の原酒をブレンドしたものです。このブランドのおすすめポイントは、格調高い木の香りと芳醇でじゅくせいされた気品のある味わいと香りのハーモニーです。

世界を圧倒するジャパニーズウイスキー「響21年」

このジャパニーズウイスキー「響21年」は超長期熟成のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドしたものになります。おすすめポイントは、レーズンやイチゴに花のかおりの熟成香、気品のあるどっしりとしたコク、深みのある余韻が続きます。世界的コンペティションでの数々の受賞歴からもわかるように、吟味されつくした多彩な原酒の絶妙バランスが生み出す至極の1本です。

贅沢の極み!ジャパニーズウイスキー「響30年」

この日本を代表するブランド、ジャパニーズウイスキー「響30年」は貴重で希少な数量限定生産になっています。年間数千本の生産販売となっています。サントリー秘蔵の超長期熟成原酒を入念に選び、酒齢30年以上のグレーン原酒を丹念にブレンドして作られたものです。すべてが手作業での贅沢の極み、30面カットののクリスタルボトルが宝石のような輝きを醸し出しています。

このジャパニーズウイスキー「響30年」はサントリーブレンデッドウイスキーの最高峰として世界のウイスキーファンも認める格調高い1本です。おすすめポイントは、花を思わせる華やかな中に、マンゴーやいちごのフルーティな香り、なめらかで甘酸っぱくとろみのある重厚感、伽羅や熟した果実の余韻を楽しめます。

世界がうなるジャパニーズウイスキー「山崎」

このジャパニーズウイスキー「山崎」は、サントリーの創業者である鳥居新次郎が日本人好みのウイスキー造りのために探し出した、京都郊外の山崎にある山崎蒸留所で造られたウイスキーです。この地は万葉集で水生野と呼ばれた名水の里です。千利休も茶室「待庵」を構えたほどの美水が湧き出ています。水無瀬離宮跡があることから「離宮の水」として名水百選にも選ばれています。

このジャパニーズウイスキー「山崎」は1984年に2代目マスターブレンダー佐治敬三が生み出しました。霧に覆われる湿潤な気候や名水は、ウイスキー造りに最適な環境です。この恵まれた環境に、マスターブレンダーの匠の技が相まって、多彩なモルトを造り分ける世界でもたぐいまれな蒸溜所となっています。この偉大な蒸溜所で出来上がるウイスキーは伝統と革新のあかしなのです。

繊細な匠の技が生み出した日本ブランドのジャパニーズウイスキー「山崎」のおすすめポイントは、ワイン樽熟成によってもたらされるイチゴやベリーのフルーティな香り、ミズナラ樽によって生み出される広がりを感じさせる甘みに、はちみつのようななめらかな口当たりです。美しく心地よい余韻が続きます。

華麗なるジャパニーズウイスキー「山崎12年」

この日本ブランド「山崎18年」は、海外での高評価を受けて世界的コンペティションでも数々の受賞にかがやいています。おすすめポイントは、上品で繊細なテイスト、複雑で深みのある味わいや香りが魅力です。日本を代表するシングルモルトです。価格的にも十分に手に入れることのできるところもおすすめです。

圧倒的なジャパニーズウイスキー「山崎18年」

このジャパニーズウイスキー「山崎18年」はシェリー樽原酒を中心にしたものです。おすすめポイントは、奥行きのあるあっとうてきな熟成間が持ち味です。こちらも世界的評価の高い日本ブランドのひとつであり、受賞歴も多岐にわたっています。

極上ジャパニーズウイスキー「山崎25年」

こちらのジャパニーズウイスキー「山崎25年」は、厳選された長期熟成シェリー樽原酒を極上の手間で作り上げた逸品です。このブランドのおすすめは、複雑で圧倒的な存在感に円熟の深い余韻の仕上がりです。数千本限定のスーパープレミアムなジャパニーズウイスキーです。こちらも海外での受賞歴も多く、評価、人気共に高くなっており手に入りずらいものになっています。

実力派ジャパニーズウイスキー「白州」

このジャパニーズウイスキー「白州」は、1973年、山崎蒸溜所の50周年に南アルプスの麓に建設された白州蒸溜所で造られています。豊かな森に囲まれることから森の蒸溜所と呼ばれ、広大な敷地の中はバードサンクチュアリとなっています。バードサンクチュアリとは野鳥の聖域という意味です。

このブランド「白州」は南アルプスの豊富な伏流水をを使っています。花崗岩と森がはぐくむ軟水のあじわいは、爽やかでキレがよく涼やかな水質です。木桶発酵や蒸溜所の乳酸菌などのこだわりが独特の風味を生み出しています。熟成年数を記さないNASと呼ばれるノンエイジステイトメントのタイプです。熟成年数にこだわることなく、よい原酒を使う勇気あるチャレンジです。

このブランド「白州」のおすすめポイントは森の若葉のようなフレッシュな香りに、ほのかな酸味を感じるすっきりと軽快な味わい、ほのかなスモーキーさにキレのよさを味わうことができます。世界的な評価はISCにおいて受賞ウイスキーとしての名を連ねていることからも実力のほどがうかがい知れます。

清々しいジャパニーズウイスキー「知多」

このジャパニーズウイスキー「知多」は愛知県の知多半島にある知多蒸溜所で造られています。この蒸溜所は世界に類を見ない連続蒸溜によりヘビー・ミディアム・クリーンに蒸溜、さらに、さまざまな樽による樽熟成をすることによりバリエーション豊かな原酒を造り分けています。まさに、満を持して誕生したのが、シングルグレーンウイスキー「知多」なのです。

このブランド「知多」のおすすめポイントは、甘い樽香に、風のように清々しい香り、口当たりの良い軽さとスムーズな甘さ、美しい余韻が残ります。世界的な評価については今後に期待したい1本です。

ニッカの原点!ジャパニーズウイスキー「余市」

このジャパニーズウイスキー「余市」は、北海道余市の蒸溜所で造られています。ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝に見いだされた余市は「日本のスコットランド」として、その寒冷な気候や海風の吹く豊かな森の中に清流が流ながれる、ウイスキーー造りに理想的な場所です。スコッチの伝統を受け継ぎ、石炭直火蒸溜を守る稀有な存在です。

このブランド「余市」は、本場のスコッチウイスキーを目指した竹鶴政孝の理想を実現したニッカウヰスキーの原点なのです。このブランドのおすすめポイントは、穏やかなピートに果実の香りの見事な調和、麦芽の香ばしさにオークの甘さ、ピートの味わいです。スモーキーさが力強い、余市の風土が生み出す豊かな味わいと芳醇な香りが抜群です。世界の評価も高く受賞歴も豊富です。

華やかなジャパニーズウイスキー「宮城峡」

このジャパニーズウイスキー「宮城峡」は、宮城県仙台市郊外にある宮城峡蒸溜所で造られています。蒸溜所建設当時、宮城県知事の粋な計らいで宮城峡の所在地をニッカウヰスキーにちなんでニッカー番地とさだめました。この地で竹鶴政孝が惚れこんだのは新川の水でした。こうして異なる原酒を造るべく第二の蒸溜所が造られました。

このブランド「宮城峡」は、「余市」の力強いあじわいとは対照的に軽さと華やかさがもちあじです。このジャパニーズウイスキー「余市」のおすすめポイントは、樽のやわらかなバニラ香にリンゴや洋ナシのフルーティーなかおり、なめらかでスイートな口あたり、すっきりと華やかな仕上がりです。世界の評価はISCにおいて数えきれないほどの受賞を受けていることで明らかです。

情熱のジャパニーズウイスキー「竹鶴」

このジャパニーズウイスキー「竹鶴」は、ニッカウヰスキー創業者であり、ジャパニーズウイスキーの父である竹鶴政孝の名を冠したウイスキーです。2000年にこのブランドは誕生しています。余市蒸溜所で生み出される力強いモルトと宮城峡蒸溜所で造られた軽やかなモルト、この対照的なモルト原酒を、ブレンダーの匠の技でブレンドしたピュアモルトです。

このブランド「竹鶴」は、シングルモルトの個性と飲みやすいブレンデッド、両方の魅力をあわせ持つ多彩なモルト原酒が奏でる厚みや深みを表現しているブレンデッドモルトです。このジャパニーズウイスキーのおすすめポイントは、爽やかで甘酸っぱいフルーツや、バニラの樽香、フルーティーでまろやかな味わいです。世界の評価は、圧倒的な受賞回数が素晴らしさを物語っています。

世界が認めるクラフトウイスキー「イチローズモルト」

このジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」は、世界から注目をあびているマイクロディスティラリーです。この秩父蒸溜所は秩父連山にかこまれた秩父の盆地に2008年につくられました。盆地独特の気温の寒暖差が独自の風味を醸し出しています。創業者は肥土伊知郎、ベンチャーウイスキーの代表です。

このブランド「イチローズモルト」は、ベンチャーウイスキー代表である肥土伊知郎にちなんでなずけられました。このウイスキーは、数々のドラマティックで一途な創業者の熱い思いと行動力によって生まれたこだわりのピュアモルトになっています。ウイスキー愛を語る13人のスタッフで、ほとんどすべての工程を手間暇を惜しまず手作業で行っています。

このブランド「イチローズモルト」は、惜しみない愛情を受けて大切に手作りされている語りつくせない絶品ウイスキーなのです。このクラフトウイスキーのおすすめポイントは、フルーティーでミントの爽やかな香り、華やかな甘みにまろやかさ、心地よい樽香に甘みの余韻が続きます。世界の評価は圧倒的で、数々のコンペティションで最高賞を手にしています。

世界に誇れるジャパニーズウイスキーを楽しもう!

世界から高い評価をうけているジャパニーズウイスキーは、日本人の持つウイスキーを愛する熱い情熱と日本人ならではの繊細なモノづくりによって形作られて来ました。世界の品評会の結果を受けてジャパニーズウイスキーは一層その価値を高めています。お気に入りのジャパニーズウイスキーを見つけて、おしゃれなバーや自宅で、ちょっぴり贅沢なひと時を楽しんでくださいね。

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