面白い小説ランキング!今すぐ読みたくなる作品がいっぱい!
面白い小説はこの世にたくさん存在します。小説を読むことで新たな視点を得ることができたり、人生のヒントを発見できたりします。おすすめの面白い小説をランキングにしてご紹介していきます!ランキングを参考にあなた好みの小説を探してみませんか?
目次
- 面白い小説を読んで日々のエッセンスを得る
- 面白い小説ランキング15位:独特な世界観とユーモア
- 面白い小説ランキング14位:恋愛の面白さを知る
- 面白い小説ランキング13位:自分の人生と比べてみよう
- 面白い小説ランキング12位:不思議な子供時代を振り返る
- 面白い小説ランキング11位:人間の深層心理を知る
- 面白い小説ランキング10位:時の流れで変わる心
- 面白い小説ランキング9位:芸人による文学
- 面白い小説ランキング8位:ユニークなストーリー展開
- 面白い小説ランキング7位:ミステリー小説の名作
- 面白い小説ランキング6位:女性に人気のばなな作品
- 面白い小説ランキング5位:話題になったコンビニ小説
- 面白い小説ランキング4位:SF御三家の名作を読む
- 面白い小説ランキング3位:毒のある面白さ
- 面白い小説ランキング2位:男女の友情を描いた作品
- 面白い小説ランキング1位:テンポ良い会話が魅力
- 面白い小説ランキングを参考に本屋さんへ行こう
面白い小説を読んで日々のエッセンスを得る
新海誠さんの『小説 君の名は。』、読了。びっくりした!映画も面白かったけど、小説も面白い。映画のファンは小説を読むのを強くおすすめしたい!映画イコール小説で、違いは視点だけ。映画を観た人が小説を読むと映画のシーンが映像となって浮かぶはず!あれ、声や音楽も聞こえるような気がするよ!
— 夢宇希宇 (@kiu_yumenoki) February 6, 2018
日本国内、国外合わせると小説は数え切れないくらい存在します。隠れた名作、大人気の作品など、面白い小説をランキング形式でご紹介していきます。読んだことがないという方はぜひ読んでみてください。推理小説やSF小説、私小説など様々なジャンルがあります。あなたがあまり読んだことのないジャンルにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
本を読むと共感をしたり、新しい考えを得られたり、自分にとってメリットがたくさんあるものです。いろいろな小説を読んで自分に合う作品を探してみませんか?結局同じ傾向の作品に止まってしまうのであれば、他の人のおすすめを知ってみることで、新たな道を切り開くことができます。面白い小説を読んで、日々のエッセンスを足してみませんか?

面白い小説ランキング15位:独特な世界観とユーモア
島田雅彦「僕は模造人間」
島田雅彦さんの「僕は模造人間」が面白い小説ランキング15位です。島田雅彦さんは度々芥川賞候補となる小説かであり、俳優であり、法政大学の教授であるという異例の経歴の持ち主です。本人の独特な内面世界が小説に反映されており、ハマる人はどハマりしてしまうという中毒性を持っている作品が多く存在します。少し癖のあるような小説がお好きな方におすすめの面白い小説です。
独特の世界をもっと味わえるおすすめ作品
「君が壊れてしまう前に」という小説も島田雅彦さん好きにはもってこいの作品です。好き嫌いは分かれる作品ですが、面白いという声が多数あがっています。独特な世界観に引き込まれていく一方でどこか冷静な視点もあり、考えさせられる場面もあります。島田雅彦さんの小説はユーモアの後ろに、本質が隠されており、深い面白い要素がつまっています。
面白い小説ランキング14位:恋愛の面白さを知る
山田詠美「風葬の教室」
山田詠美さんの「風葬の教室」が面白い小説ランキング14位にランクインです。山田詠美さんの小説は「恋愛は面白い」ということを実感させられるものが多いです。風葬の教室ではリアルな男女の関係性が描かれており、人間味が溢れたストーリーになっています。平林たい子文学賞を受賞した作品でもあり、注目も集まりました。甘酸っぱいだけでなく、女性の強さを感じる小説です。
女同士の友情を描いた山田さんのおすすめ作品
恋愛小説の数々の名作を生み出す山田詠美さんですが、「蝶々の纏足」も隠れた名作と言われています。度々描かれる女友達どうしのリアルな描写にはなかなか考えさせられるものがあります。友達とは何か、恋愛とは何か、自分とは何かを考えるきっかけになる面白さを兼ねています。山田さんの小説の中でも人気の高い小説となっています。一度読んでみてはいかがでしょうか?
面白い小説ランキング13位:自分の人生と比べてみよう
本谷有希子「あの子の考えることは変」
劇作家で演出家でもある本谷有希子さんによる「あの子の考えることは変」という小説が面白い小説ランキング13位です。芥川賞候補として話題になったこの作品は、女性からの人気を集めている作品です。タイトルの通り人にはどこか変な部分があります。その変な部分を掘り下げて面白い表現を使って描かれています。あるべき自分というのは勝手に描いているだけで、もっともっと人間は自由ということを気づかされるおすすめの小説です。
他人事と思えない本谷作品
本谷さんの作品はどこか他人事と思えないようなそんな魅力がある作品が多いです。劇作家でもある本谷さんの小説は、読みやすくテンポも良いところが人気の秘訣なのかもしれません。小説をあまり読んだことがなく、どちらかというと映画や舞台をよく観るという方におすすめできる小説です。一度彼女の作品を読めば、虜になるかもしれません。
面白い小説ランキング12位:不思議な子供時代を振り返る
朱川湊人「花まんま」
面白い小説ランキング12位は、直木賞を受賞した朱川湊人の「花まんま」です。少年少女が体験した不思議な出来事が描かれ、ついつい子供時代を思い出してしまうような人気作品です。忘れてしまっていた誰しもが持つ昔の懐かしい感覚を呼び覚まされるようなミステリアスな雰囲気に誘い込んでくるような小説です。6編の短編からなっている小説なので、読みやすく老若男女問わず人気となっています。
都市伝説を朱川ワールドで描いた作品もおすすめ
ミステリー要素もあり、若干のホラー要素もあり、読む人を選ばない面白い要素がつまった朱川さんの小説で、「都市伝説セピア」もおすすめです。独特の世界観と、小説の中に引きずり込むような強い引力感のある作品です。都市伝説が好きな方や、ミステリーなどの不思議なストーリーに惹かれる方におすすめです。
面白い小説ランキング11位:人間の深層心理を知る
ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」
舞台化やドラマ化、さらに映画化もされている人気小説ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」が面白い小説ランキングの11位です。知的障害者の男性の主人公は、周りの友達と同じように頭がよくなりたいと毎日のように願っていました。動物実験でIQが高くなったねずみを目の当たりにし、自身も脳手術を受けて頭がよくなるとともに、孤独感が増していくという人間の深い心理の面白さが描かれた人気作品です。
同著者のノンフィクション小説もおすすめ
ダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン」というノンフィクション小説もおすすめです。解離性同一障害といういわゆる多重人格の人物を題材にした作品です。アルジャーノンに花束をの次に人気の作品でもあり、面白いという声が多数あがっています。多重人格はどこか他人事とも言い切れない要素があり、自分のことも見つめ直すきっかけになるかもしれませんね。
面白い小説ランキング10位:時の流れで変わる心
ベルンハルト・シュリンク「朗読者」
ベルンハルト・シュリンクの名作、「朗読者」が面白い小説ランキングの10位にランクインです。人の心というのは時の流れに合わせて変わっていくものです。しかし、衝撃の強かった出来事や自分にとって大きい出来事というのは、体が覚えていてどこか切り離すことはできないという面白い部分を掘り下げて描かれた小説です。人気小説だったため、映画化もされています。
名作が再び誕生
ベルンハルト・シュリンクが朗読者という名作を描いてから10年以上経過し、新たな名作が誕生しました。「階段を下りる女」という小説です。日本では2017年に翻訳された作品が発売され、話題となりました。朗読者という名作を超える名作という声も上がるほどの人気があるこの小説も、一度読んでみてはいかがでしょうか?人間の美しさ、生きることは面白いと改めて感じるような小説です。
面白い小説ランキング9位:芸人による文学
又吉直樹「火花」
面白い小説ランキング9位は、お笑い芸人の又吉直樹さんによる「火花」です。発売されるとたちまち人気となり、三島由紀夫賞候補になり、芥川賞を受賞したという実力作品となりました。生きる元気をもらえたり、人間の面白さを新たにしれたり、素敵な要素がつまっています。映画化や舞台化もされていることから、火花の人気度合いが伺えますね。お笑い芸人による純文学、かなりおすすめです!
又吉さんの作品では、自伝的エッセイの位置づけの「東京百景」もおすすめです。火花などの小説を読んでしっくりきた方は、エッセイを読むと小説の見方が広がったり、違った面白い部分を見つけることができたりします。東京百景も火花に続いて人気が出ている本です。”又吉直樹”という人間の面白さがつまっているおすすめの本です!
面白い小説ランキング8位:ユニークなストーリー展開
安部公房「箱男」
箱男は安部公房さんによるユニークで面白い書き下ろし小説です。安部公房さんは数々の名作を残しています。頭から、のぞき窓を作ったダンボールをかぶって、世界を見つめるという面白いお話です。”箱男”による日々の記録が事細かに描写されており、世界観に圧倒されます。安部公房さんの小説はただ面白いだけではない、人間の真相たるものもつまっています。人間味を味わえるような作品に出会いたい方におすすめです。
芥川賞受賞作も堪能しよう
芥川賞の受賞作品である壁は安部公房さんの作品の中でも人気がある小説です。ある日自分の名前が書けず、身分証明書からも自分の名前が消えているというまたもユニークなストーリーが展開している「S・カルマ氏の犯罪」など全部で3つの中編がつまっています。安部公房さんにとっての壁を知ることができる作品です。人は「壁」という言葉を使って「壁にぶちあたる」などと表現することがありますが、あなたにとっての壁を考えてみませんか?
面白い小説ランキング7位:ミステリー小説の名作
伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」
伊坂幸太郎さんによる「オーデュボンの祈り」が面白い小説ランキング7位となりました。ミステリー小説作家の代表である伊坂幸太郎さんのデビュー作です。まだ一度も伊坂作品を読んだことのない方は、オーデュボンの祈りから入っていくのがおすすめです。読みやすい語り口で、ストーリーも面白く、あまり小説に馴染みない方にも人気がある作品となっています。
伊坂ファンにはたまらない一冊
たくさんの名作ミステリー小説を排出している伊坂幸太郎さんの小説はどれも面白いです。初めて伊坂さんの作品を読んで虜になりすべて読み漁るという方も多くいます。そんな伊坂さんのファンの中では「首折り男のための協奏曲」という小説も面白いと影で人気になっています。首降り男という殺し屋がメインのミステリー小説ですが、どんどん読み進めていくうちに展開から目が話せなくなっていく魅力があります。
面白い小説ランキング6位:女性に人気のばなな作品
吉本ばなな「TUGUMI」
最初はちょっと強烈だなと思っていた「TUGUMI」という女の子でも、読み進めれば愛おしくなってしまうような不思議な小説です。吉本ばななさんの小説は女性からの絶大な人気があります。人間と人間の不思議なつながりと、目に見えない美しい要素が描かれた作品です。丁寧にもっと大事に生きなくてはと思わされる面白い魅力的なばななさんの文章は、多くの女性を惹きつけます。
さらっと読めるばななさんの小説
一度聞いたら忘れない”吉本ばなな”というユニークな著者ですが、たくさんの名作を描いています。TUGUMIもおすすめの小説ですが、他にも「キッチン」が人気を集めています。家族を若いうちから亡くしてしまう主人公の、心が癒えていく流れを描いた素敵な作品です。女性として、人間として”きちんと生きることは面白い”ということを思い出させてくれます。
面白い小説ランキング5位:話題になったコンビニ小説
村田沙耶香「コンビニ人間」
村田沙耶香さんの「コンビニ人間」は芥川賞を受賞して話題を読んだ小説です。コンビニで働いていたという村田さんが描くコンビニ小説はとてもリアルな面白さが感じられます。共感できるような要素がたくさんつまっており、世間でいわれている”普通”とはなんなのかということを考えざるをえない作品です。女性にも男性にも人気があり、現代文学として非常に新鮮な風を吹かせた一冊です。
村田さんの他おすすめ作品
自分はもしかすると男かもしれないと思い始め、男装している主人公の物語「ハコブネ」も村田さんの小説ではおすすめの作品です。村田さん作品は、現代を生きる上で目を決して逸らしてはいけない部分と向き合わなくてはと思わせてくれる魅力がつまっています。自分とは違う生き方をしているはずの主人公に、気づけば自分を重ねて考えているなんてこともあるかもしれません。
面白い小説ランキング4位:SF御三家の名作を読む
筒井康隆「家族八景」
日本のSF御三家は星新一さん、小松左京さん、そして筒井康隆さんで構成されています。ナンセンスで独特なユーモアあふれるSF作品を排出してきた筒井さんの「家族八景」は産まれながらテレパシーがあり、人の心がわかってしまう主人公のお話です。深い人間心理に着眼点があてられているこの作品は、絶妙なブラックユーモア要素がたくさんもりこまれています。面白い小説といえば筒井さんの小説という方も少なくありません!
筒井さんの魅力がつまったおすすめ作品
筒井さんの「残像に口紅を」という小説もおすすめです。筒井さんのファンの中でも人気の高い一冊となっており、誰でも読みやすいSF面白い小説です。五十音が徐々に消えて無くなる世界が舞台となっている本作は、筒井さんの想像力の豊かさが炸裂しています。
面白い小説ランキング3位:毒のある面白さ
町田康「きれぎれ」
毒のある文体が人気を集めている町田康さんの「きれぎれ」が3位にランクインです。きれぎれは労働嫌いで倦怠感ある主人公の生活を面白く描かれた作品となっています。町田康さんはパンク歌手でもあることから、どこか小説もパンクな要素がつまっています。ところどころ炸裂する毒がたまらなく爽快です。毒といっても嫌味で不快なものではなく、限りなく軽いものです。
町田康のおすすめエッセイ
多くの人気エッセイも発売されている町田康さんの「パンク侍、斬られて喉」もおすすめの作品です。町田さんの小説を読んだ多くの人はエッセイも読んでいます。小説とはまた一味違った町田節が飛び交い、より自由度の高い作品となっています。
面白い小説ランキング2位:男女の友情を描いた作品
絲山秋子「沖で待つ」
絲山秋子さんの「沖で待つ」が面白い小説ランキング2位にランクインしました。沖で待つは芥川賞を受賞した作品で、絲山さん人気が高まったきっかけの小説でもあります。同期入社をした男女の友情や、進んでいく恋愛などを繊細に描いた作品です。会社に入社したばかりの頃を思い出したり、まだ学生の方はこれからの社会人生活を想像したり、考えさせられる素敵な面白い要素がたくさんつまっています。
位置づけできない関係性を描いた小説もおすすめ
絲山秋子さんの小説「袋小路の男」も人気がある小説です。あまり小説を読んだことのない方でも、絲山秋子さんの小説はなぜかすっと言葉が入ってきたという方も少なくありません。「袋小路の男」は名前をつけることができない関係についてが綴られた作品です。男性からの視点と女性からの視点、男女の線を超えて共感できるところが魅力の小説です。
面白い小説ランキング1位:テンポ良い会話が魅力
山下澄人「しんせかい」
面白い小説ランキングの栄えある1位は山下澄人さんの「しんせかい」です。シンプルな面白さがあるしんせかいは、青春要素が含まれた親しみやすい小説となっています。劇作家としても俳優としても活躍していた山下さんが描く小説は非常にテンポが軽やかで、内容も入ってきやすい初心者にもおすすめできる作品です。小説を読み漁る人にも響くシンプルな良さもあるような不思議な作品です。
他の小説もおすすめ
山下さんによる心地よい語り口とスムーズなテンポ感にはまった方は、「鳥の会議」もおすすめです。どこか詩のような小説とは思えない要素もあり、今までにこんな小説を読んだことがないと思わせてくれるような作品です。
面白い小説ランキングを参考に本屋さんへ行こう
たくさんの小説がこの世には出回っています。親しい友達や趣味が合う知人からおすすめの作品を聞いてみるのも良いですね。自分にあった小説と出会えた時の感動は計り知れないものです。その喜びと感動を味わうために、今回の面白い小説ランキングが何かの手助けになれば幸いです。名作中の名作や、知る人ぞ知る隠れた人気小説などまだ知らない小説の奥深いところまで、手を伸ばしてみましょう。
人によって面白い小説と感じるポイントは異なっています。面白い小説ランキングを参考にぜひあなたが面白い小説と思える作品を探してみてください。今まであまり読んでこなかったジャンルの小説が面白いと感じたり、名作はやはり面白いと感じたり、新たな視点が生まれるかもしれません。小説はあなたの心を豊かにしてくれる素敵な要素も兼ね揃えています。良い小説と出会って、素敵な人生を送ってください。
