玉ねぎの育て方まとめ!栽培方法・収穫時期や種まきのコツもご紹介!
スーパーでも1年中安定した価格で販売されている玉ねぎ。玉ねぎは簡単に自分で育てられるってご存知でしょうか?育て方は簡単で庭がなくてもプランターで栽培できるんですよ。今回は玉ねぎの栽培方法や収穫時期、種まきのコツなど、玉ねぎの育て方をご紹介します。
目次
玉ねぎの栽培方法や収穫時期など育て方をご紹介!
玉ねぎは初心者さんでも育て方が簡単!
玉ねぎ栽培最強説。
— 麦芽たっぷり1.3本分しばいぬきち (@shibainukichi) May 26, 2017
簡単、美味しい、日持ちするしいいことづくし。
いろんな料理に使え価格も安い玉ねぎは、家庭でも大活躍の野菜のひとつですね。玉ねぎはスーパーなどで購入するだけではなく、自分で栽培することができるんですよ。野菜の育て方は一見難しそうですが、玉ねぎの栽培方法はとても簡単で、種からの栽培も苗からの栽培もできるんです。自分で育てた玉ねぎはスーパーで購入した玉ねぎよりも美味しく感じられますよ!
玉ねぎは健康効果が高いことでも人気の野菜ですから、積極的に食べたいですね。玉ねぎ栽培は種まき時期や収穫時期を間違えなければ、初心者さんでも簡単で、栽培時期が長いので根気さえあれば誰にでもできるんですよ。ぜひ自分で美味しい玉ねぎを栽培してみましょう!そこで今回は、玉ねぎの栽培方法や収穫時期、種まきのコツなど、玉ねぎの育て方についてご紹介します。

玉ねぎはプランターでも栽培できる!
育て方が簡単な玉ねぎはプランターや植木鉢でもOK!
玉ねぎは1つ1つが大きいので、家で栽培するとなると広い庭が必要では?というイメージがありますが、実は玉ねぎはプランターでも栽培することができるんですよ。ですから広い庭がなくてもベランダでも美味しい玉ねぎを栽培することができるんです。玉ねぎ栽培に適した大きさのプランターを用意することで、スーパーの玉ねぎに負けない立派な玉ねぎ栽培ができます。
育て方が簡単な玉ねぎを少量だけ栽培してみたいという方は、植木鉢でも育てることができますよ。プランターや植木鉢のどちらかを使って玉ねぎ栽培をする場合も、種まきの時期や収穫時期、水やりなどに関しては違いがなく、どちらの育て方も簡単です。
育て方が簡単な玉ねぎの品種
育て方が簡単な品種はたくさん!
育て方が簡単な玉ねぎですが、玉ねぎにはいろいろな品種があります。品種によって初心者さんでも育てやすいものや少し難しいものがあるので、上手に育てるためには育て方が簡単な玉ねぎの品種を選ぶようにしましょう。育て方が簡単な玉ねぎの品種を選べば、あとは根気があればちゃんと収穫できて美味しく食べられますよ。
いろいろある玉ねぎの品種の中で育て方が簡単なものといえば、「泉州黄」や「貴綿」、「ネオアース」「ノンクーラー」などがおすすめです。また玉ねぎのサラダなどが好きな方は赤い玉ねぎの「湘南レッド」という品種もおすすめですよ。玉ねぎの種はホームセンターや園芸ショップ、ネット通販でも取り扱いがあり、品種にもよりますが1,000円前後で販売されていますよ。
玉ねぎの栽培方法①おすすめのプランターと土作り
育て方の基本!重要なプランター選びと土作り
それでは早速玉ねぎの栽培方法をご紹介します。まずプランターと土を用意します。育て方は簡単ですが、プランター選びや土作りを失敗すると、美味しい玉ねぎは育ちません。プランターは横幅が60cm以上ある、大型サイズのものを選ぶのがおすすめです。もちろん植える株が少なければ植木鉢でもOKです。玉ねぎは根が浅いので深型のプランターでなくても大丈夫です。
一般的な横長大型サイズの650型のプランターを選べば大丈夫です。この標準サイズのプランターで玉ねぎの2条まきができ、もうひとつ大きなサイズなら3条まきができますよ。
玉ねぎは育て方も簡単ですが土作りも簡単です。玉ねぎ栽培に使う土は市販のものが使えます。市販の野菜用培養土を使えば特に土作りは不要です。自分で作る場合には、赤玉土小粒が7割、腐葉土が3割の割合で作りましょう。そこへ10L当たり10gの苦土石灰、堆肥200g、化学肥料10gを入れて混ぜましょう。種まきの1週間~2週間前に土作りをしておきましょう。

玉ねぎの栽培方法②種まきのやり方
育て方の基本!種まきの時期と種まきのやり方
玉ねぎを植えて、それからスナックエンドウの種まきをしました。春が楽しみですなあ(*´ω`*)
— マナ (@km3rn) November 15, 2017
そして順調に育つブロッコリーと今年は豊作なレモン!#家庭菜園 pic.twitter.com/56Py5wa6d6
プランターの準備と土作りが終わったら、種まきをしましょう。玉ねぎの種まきに適した時期は、9月上旬~9月下旬ごろです。プランターの上2cm~3cmほど開けて土を入れ、そこへ種をまいていきます。プランターの大きさによって、2条まきするなら2列に種まきし、3条まきするなら3列に種まきをしましょう。
玉ねぎの種は0.5cm~1cmほどの間隔でまき、種まきが終わったら上に1cmほど土をかぶせてしっかり抑えましょう。雨で種が流れてしまうことがあるので、発芽するまではプランターの上に不織布などをかけてガードしましょう。
玉ねぎが発芽して本葉が揃ったら不織布を外します。玉ねぎの発芽は輪っかになった芽が土の中からぴょこんと出てくるので可愛いですよ。輪っかになっているのは芽の先がまだ土の中に埋もれているからです。もう少し待てばちゃんと先も顔を出しますよ。発芽した後は本葉が2枚になるまで間引きしながら栽培します。
玉ねぎの栽培方法③水やりの頻度と量
育て方の基本!玉ねぎの水やりの仕方
育た方が簡単な玉ねぎは、発芽した後の水やりが重要です。玉ねぎは乾燥に弱い植物だからです。水やりの頻度は土の表面が乾いてきたら、プランターの底から水が流れ出てくるほどたっぷりと与えましょう。ポイントは「土の表面が乾いたときにたっぷりと」です。水を与えすぎてしまうと、根腐れを起こして美味しい玉ねぎが育ちません。
特に冬場の水やりは失敗してしまうことが多いです。冬場は土の表面も乾きにくく、水やりの頻度が少なくなってしまうので、心配になって水やりをしてしまい根腐れさせてしまうという失敗もあります。玉ねぎは乾燥に弱いですが、水の与えすぎも厳禁です。きちんと土の表面が乾燥しているのを確認してからたっぷりと与えましょう。育て方は簡単ですが、水やりには注意しましょう。
玉ねぎの栽培方法④間引きと追肥
玉ねぎの育て方の基本!間引きと追肥の方法
育て方が簡単な玉ねぎ栽培には間引きと追肥が必要です。間引きは発芽したころから複数回定期的に行う必要があります。間引きのポイントは、葉が重なり合う前に行うようにすることです。また、虫の被害にあったものや成長が良くないものを間引きします。虫の被害にも合わず成長の良いものしかない場合は、株の位置を優先して間引きするようにしましょう。
大きく成長してきたら、5cmほどの間隔が開くように間引きをしましょう。種まきから2ヵ月ほど経つと玉ねぎ苗に成長します。この頃間引いたもので虫の被害や成長が悪くないものは、別のプランターに移し替えて育てると無駄がなくておすすめですよ。いわゆる玉ねぎの部分が成長してきたら、10cm間隔で間引きしましょう。
Harvested onion
— やっほー(ಜುಂಕೋ) (@seunji) February 3, 2018
プランターで育ててた玉ねぎ。
このところの酷寒で凍っていたので、とけるのをみはからって?慌てて収穫。
我が家の定番メニュー、肉団子スープに使いました。
美味しい! https://t.co/ro0d6Qplsn
小玉にまで成長してから間引いた玉ねぎは、別のプランターに植え替えても良いですが、小玉玉ねぎとして調理して食べるのもおすすめです。カレーやシチューやスープなどに入れると美味しく食べられますよ。
玉ねぎは栽培期間が長いので、定期的な追肥も忘れずに行いましょう。追肥は2週間に1度程度行い、3月の中旬まで続けます。それ以降は追肥はしません。使う肥料は一般的な化学肥料で大丈夫です。葉が黄色い、色が薄い場合は栄養不足が考えられるので、その場合は液体肥料を与えましょう。
玉ねぎの栽培方法⑤収穫のタイミング
育て方の基本!玉ねぎ収穫のタイミングと収穫後の保存方法
9月に種まきした玉ねぎは、翌年の4月頃になるとグンと成長しだします。それまではいわゆる玉ねぎの部分はあまり大きくならないのですが、ここから一気に大きくなっていき、玉ねぎらしく成長します。「ちゃんと玉ねぎになるの?」と心配していた方も安心するでしょう。収穫時期は5月~6月ごろになりますが、収穫までは間引きを続け株の間を10cmほどに広げていきましょう。
収穫時期の5月を過ぎ、玉ねぎの葉が倒れてきたら収穫のタイミングです。収穫のタイミングはとても大切で、タイミングを逃して収穫が遅れてしまうと、玉ねぎが柔らかくなって日持ちしない質の悪い玉ねぎになってしまいます。タイミングを逃さないようにしましょう!収穫するときは、玉ねぎの近くを持ち、一気に勢いよく引き抜きましょう。
収穫した後の玉ねぎは、風通しが良いところに吊るして保存します。吊るすときには葉を半分くらいに切り葉をヒモなどでまとめて吊るして保存します。品種によっては半年ほど保存することができますよ。育て方も簡単で長期保存もできる玉ねぎは育てがいがありますよ。
初心者でも育て方は簡単!玉ねぎ栽培を楽しもう
玉ねぎは初心者さんでも育て方は簡単です。栽培期間は長くなりますが、育て方自体は水やりや追肥、間引きに気を付けるだけで美味しい玉ねぎができるので難しいことはありません。自分で育てた玉ねぎはスーパーで購入したものよりもずっと美味しいのでおすすめ!育て方が簡単な玉ねぎを家庭菜園の入り口として始めて見ると良いかもしれませんね。