日本酒カクテルの作り方!炭酸やオレンジジュースを使う簡単レシピ!
日本酒カクテルをご存知ですか?日本酒は、そのまま飲むのに少し抵抗がある人も多いです。冷蔵庫にあるオレンジジュースや炭酸水などで、美味しく簡単に作れる日本酒カクテルの作り方を紹介します。すっきり飲みやすい日本酒カクテルを作りましょう。
目次
日本酒カクテルの作り方をご紹介
最近は、日本酒好きな女性も増えてきました。バーや居酒屋でも、日本酒を使ったカクテルを提供しているお店がたくさんあります。日本酒好きな人なら、そのままで飲めるかもしれませんが、日本酒初心者の女性は、なかなかそのままで日本酒を飲むのは苦手な人が多いようです。
また、友だちなどと自宅で飲みパーティーをした際に、日本酒を開けることもあるでしょう。しかし、日本酒が一本なくなるということはありません。案外自宅に、日本酒が残ってしまっているということはないでしょうか?
日本酒初心者や、自宅余った日本酒がある場合は、ぜひ日本酒カクテルに挑戦してみましょう!冷蔵庫の中にあるオレンジジュースや炭酸水を使って、簡単に日本酒カクテルは作れるのでおすすめです。そこで今回は、日本酒カクテルの簡単な作り方についてまとめました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

カクテルとはどんな飲み物?
まず、カクテルとは、ベースとなる酒に、他のお酒やジュース・果物の果汁などを混ぜて作ったアルコール飲料のことです。ベースのお酒に決まりはないので、どんなお酒でもカクテルは作ることができます。もちろん、日本酒でもカクテルを作ることは可能なのです。
日本酒カクテルを作る前に
カクテルがベースのお酒に何かを加えたアルコール飲料なので、日本酒に何かを加えて出来たアルコール飲料は、日本酒カクテルということになりますね。簡単に日本酒カクテルを作る材料を、まずはキッチンで探してみましょう。冷蔵庫の中のコーラといった炭酸飲料や、フルーツジュース、フレッシュなフルーツ、梅干しなども、日本酒カクテルに使える材料になります。
昨夜の日本代表戦の熱気もすごかったですけど、今日は蒸し暑いですね…
— 住吉 沼津本店 (@numazusumiyoshi) June 25, 2018
と、いうことで当店利酒師が夏にぴったりな日本酒カクテルを作ってみました!
日本酒カクテルの定番【サムライ・ロック】をベースにサムライブルーやアスルクラロ沼津のような清々しい青を使ったお酒に仕上げてみました〜 pic.twitter.com/BKWkCaLV1x
日本酒カクテルを作るときの、日本酒と割物の基本割合は1:1と言われていますが、味覚・嗅覚・感覚などは個人差がありますので、作ってみて美味しく感じる割合で良いでしょう。色々試してみて、自分に合った割合を探してみてください。
後述のレシピの中に出てくる「tsp」とは、ティースプーン、つまり小さじのことで5ccです。ちなみにtbsbは大さじのことで15ccになります。例えば、「オレンジジュース1tsp」とは、小さじ一杯のオレンジジュースを使用するということです。
炭酸を混ぜる場合の注意点
カクテルに炭酸を入れて混ぜる場合には、中の炭酸を飛ばさないよう、グラスの中の氷に滑らすように静かに注ぎます。炭酸類を注いだ後に掻きまわす場合にも、静かに軽く回しましょう。

日本酒の飲み方とは?
まずは日本酒の飲み方について、少し説明しておきましょう。一口に日本酒と言っても、飲み方は人それぞれです。居酒屋に行って、辺りを見渡すと、徳利(とっくり)とお猪口(ちょこ)で「熱燗」をチビチビ飲んでいる人なんかをよく見かけますね。
また、昔ながらのコップに、一升瓶からそのまま注いで飲む「冷や酒」で楽しんでいる人もいます。冷蔵保存された冷酒は、暑い夏には最適です。季節を問わず皆、様々な飲み方で日本酒を楽しんでいるのです。
吟醸・大吟醸・本醸造など、日本酒にもたくさんの種類があります。味覚に左右する辛口・甘口には少し触れておきましょう。日本酒の比較基準として【日本酒度】があり、(+)の数値が大きいほど辛口で(-)の数値が大きいほど甘口となっていますが、これは清酒の比重のことなので参考程度にとどめておいてください。

日本酒カクテル作りにあると便利なアイテム
シェーカーで日本酒カクテルを作ってみよう
本格的なカクテルを作るための必需品といえば、やはりシェーカーです。簡単なカクテルレシピや作り方・使い方が付属されているものもあります。シェーカーがあれば、日本酒カクテル以外も様々なカクテルに挑戦できますね。一つ持っておくと便利です。
日本酒カクテルの最後の仕上げには、バースプーンを使用しましょう。日本酒カクテルを飲むときには、雰囲気作りもとても大事です。
グラスにも色々な種類があります。上のようなロックグラス。カクテルバーでよく見かけるカクテルグラス。細長くお洒落なタンブラー。タンブラーのサイズも様々です。お酒を楽しむなら、グラスから入るのもいいですね。上のような皇室御用品のグラスで日本酒カクテルを飲みながら、日本の歴史や世界の情勢を語るなんて、憧れです。

まずは日本酒に氷をいれてロックで楽しんでみる
冬の鍋パーティーなどで、日本酒を開けることは多いですね。しかし日本酒は、余ってしまうことが多いでしょう。その余った日本酒どうしてますか?もし、日本酒が得意でない人なら捨ててしまうかもしれませんね。しかし、苦手でもちょっと飲んでみようかなと思う人も多いのではないでしょうか?いざ飲んでみようと思っても、日本酒の独特な香りと、味が苦手と感じる人が多いようです。
お酒には、ビール・焼酎・日本酒・ウイスキー・ブランデー・ワインなど様々な種類が有りますが、目に染みるほどの強さのウイスキーも、氷を入れてロックグラスで飲むと、多少抵抗がなくなります。そこまで日本酒に苦手意識がないのであれば、まずは氷を入れて、日本酒をロックで味わってみましょう。

日本酒ロックにレモンを絞ってみる
日本酒カクテルの作り方①:レモンを絞る
日本酒をロックで飲んでみて、案外いけると感じたら少し慣れてきた証拠です。日本酒ロックの氷が少し解けてきて、少し薄まり、飲みやすくはなったものの、まだ日本酒の独特の香りや、味が少し微妙と感じる人もいるでしょう。
そんな時は、日本酒ロックにレモンをぎゅっと絞ってみましょう。レモンは、カクテルには欠かせない必須アイテムです。レモンのさっぱりとした爽やかな風味が、日本酒独特の香りや味を飲みやすくしてくれるはずです。日本酒ロックに、レモン果汁を絞って入れれば、これはもう立派な日本酒カクテルになるのです。
寒い冬は卵酒で体の芯からぽかぽかに!
日本酒カクテルの作り方②:卵酒
日本酒カクテルの作り方②は、卵酒です。カクテルの定義からすると、卵酒も立派な日本酒カクテルです。風邪をひいたときなどに、効果があると、昔から存在する卵酒は日本人なら知っているはずです。卵酒の作り方は、よくかき混ぜた全卵に、お砂糖を好みで加えて、軽く泡立てます。
そして、沸騰する手前まで温めた日本酒を、卵に少しづつ注ぎます。この時ゆっくり丁寧に混ぜると失敗しません。卵酒は、焦って急いで作ると卵がダマになってしまい、卵酒のフワフワな食感が損なわれます。卵酒には、お好みでショウガを加えるのもおすすめです。ショウガを入れると、より体がぽかぽかと温まりますよ。冬の寒い日にぴったりな、日本酒カクテルですね。
オレンジジュースでさっぱり飲みやすく
日本酒カクテルの作り方③:オレンジジュース
日本酒カクテルの作り方③は、オレンジジュースを使った作り方です。冷蔵庫の中にあるオレンジジュースで日本酒カクテルに挑戦してみましょう。おすすめの割り方は、オレンジジュースと日本酒の割合が3:1です。氷の入ったグラスに注いで、軽くかき混ぜれば出来上がりです。
お好みで日本酒の量を増やしたり、減らしたりして調節してみてもよいでしょう。スクリュードライバー風の日本酒カクテルが簡単に完成します。日本酒独特の味わいを、さっぱりした味わいに変えてくれるでしょう。日本酒がオレンジジュースの酸味と絶妙にマッチして、とても飲みやすくなりますよ。
色々なジュースで日本酒カクテルの見た目も楽しみたい
日本酒はほとんど無色透明なので、桃や桜のリキュールを使って、ピンクのカクテル、メロンソーダを使ってグリーンのカクテル、トマトを使って赤のカクテルなどカラフルなカクテルを簡単に作ることができます。カクテルなんだから、見た目も楽しみたいです。ブルーのカクテルの作り方はブルーキュラソーというリキュールを使います。爽やかなブルーのカクテルが出来上がります。

ジンジャーエールでモスコミュール風
日本酒カクテルの作り方④:ジンジャーエール
日本酒カクテルの作り方④は、ジンジャーエールを使った作り方です。ジンジャーエールを使ったカクテルといえば、カクテルの代表的存在「モスコミュール」です。日本酒で、モスコミュール風カクテルを作ってみましょう。
作り方はとても簡単です。くし切りにしたライムを、氷を入れたグラスに絞り、まだ絞っていないライムをグラスに入れます。ウォッカを適量注ぎ、ジンジャーエールを加えて、軽く混ぜれば出来上がりです。ウォッカを日本酒に変えれば、日本酒カクテルである、日本酒モスコミュールの出来上がりです。
日本酒には日本のお茶もマッチする
日本酒カクテルの作り方⑤:お茶
日本酒カクテルの作り方⑤は、お茶を使った作り方です。冬の寒い時に、よく焼酎の番茶割を飲む方も多いでしょう。日本酒に日本茶なんて、風情がありますね。日本茶にも、様々な味わいがあるのですから、日本酒カクテルの割物にするのであれば、様々な風味を楽しむことができるでしょう。お茶にはいろんな種類がありますが、おすすめはやっぱり番茶です。香ばしく甘い風味がなんともほっこりします。ほうじ茶も美味しいですよ。
新橋店ではお茶割りのコーナーをご用意してるシュポ‼️
— KURAND新橋店【公式】 (@KURAND_SMBS) May 21, 2018
店長こだわりのお茶ハイをどうぞお試し下さいシュポ♪
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梅昆布茶も意外に美味
寒い夜に、大きめの湯呑に梅干しを入れて、昆布茶(粉末)をお好みで入れ、そこに日本酒の熱燗を注ぎます。新しいような懐かしいような、そんな感じの一杯です。雪のちらつく冬の夜に、湯呑の中の梅干しをつついて肴にしてコタツでのんびり飲みたい一品です。
炭酸水でシュワっと爽快!
日本酒カクテルの作り方⑥:トニックウォーター(炭酸水)
日本酒カクテルの作り方⑥は、トニックウォーター(炭酸水)を使った作り方です。大英帝国時代にイギリス人がマラリア予防のために飲んでいたのがトニックウォーター(炭酸水)なんだそうです。これにジンを入れたのが、ジントニックです。
とあるお嬢様の呟きにございました、
— 家事係【名古屋の仮住まい】 (@bh_ktn) February 11, 2017
日本酒を炭酸で割り、スパークリングのようにできないか、
試してみたところなかなか飲みやすく、お勧めできるかと
蜂蜜酒の炭酸割りも良さそうですね、
どちらも早速本日より用意をしておきますね!
【家事係/東山】 pic.twitter.com/VQx8cqipGa
ジンの代わりに日本酒を使って、日本酒トニックを作りましょう。作り方は簡単で、グラスにライムを絞り、氷を入れて日本酒を適量注ぎ、トニックウォーター(炭酸水)を氷の上にゆっくり注ぎましょう。軽くかき混ぜて、日本酒トニックの完成です。
日本酒とグレープフルーツジュースでスプモーニ風に
日本酒カクテルの作り方⑦:ピンクグレープフルーツジュース
日本酒カクテルの作り方⑦は、ピンクグレープフルーツジュースを使った作り方です。スプモーニはイタリア生まれのカクテルで、可愛らしいサーモンピンクの色が女性に人気です。スプモーニは、カンパリを使ったカクテルですが、カンパリの代わりに日本酒、ピンクグレープフルーツを使う事で、簡単にサーモンピンクのカクテルが出来上がります。
作り方は簡単です。グラスの中に氷を入れ、軽くかき回してグラスの温度を下げます。冷たいグラスにお好みの量の日本酒を入れ、日本酒よりも少し多めにグレープフルーツジュースを注ぎます。トニックウォーターでグラスを満たして軽くかき混ぜ、オレンジを飾ったり、オレンジジュースを2tspぐらい追加したりして、色調整してお楽しみください。
リキュールを使って綺麗な色のカクテルに
日本酒カクテルの作り方⑧:リキュール
日本酒カクテルの作り方⑧は、リキュールを使った作り方です。まずは、カシスリキュールを使った作り方です。日本酒カシトニですね。作り方は簡単です。グラスにカシスリキュールを1tps入れ、氷を入れて日本酒を適量注ぎ、トニックウォーターを氷の上にゆっくり注ぐだけです。軽くかき混ぜて日本酒カシストニックの完成です。
桃のリキュールとウーロン茶
日本酒ベースの桃リキュールをウーロン茶で割って、和風クーニャンを作ります。紅茶のように香ばしく飲みやすいカクテルです。作り方も簡単で飲みやすいのでついつい飲み過ぎてしまいます!
チェリーブランデー
チェリーブランデーを使うカクテルで思い出すのが、シンガポールにあるラッフルズホテルで作られたシンガポール・スリングです。グラスに日本酒・氷・レモンジュース・砂糖を入れかき混ぜた後に、やさしく炭酸を満たします。仕上げにチェリーブランデーを垂らして、パイナップルスライスとチェリーを飾って完成です。

ラムと甘口の日本酒で和風モヒート!
日本酒カクテルの作り方⑨:ラム
日本酒カクテルの作り方⑨は、ラムを使った作り方です。ラム酒は癖が少なく、カクテルのベースには最適です。ラム酒を使った代表的なカクテルがモヒートです。モヒートの材料はラム酒・ライム・ミントの葉・炭酸・砂糖です。ラム酒を日本酒に変えて、日本酒カクテルを作りましょう。癖の無い甘口の日本酒を使うのがおすすめです。
グラスにミントの葉を入れ、香りがグラスに移るように丁寧につぶします。砂糖を適量グラスに入れ、カットしたライムを絞り、氷を入れます。クセの少なめな日本酒を適量、残りを炭酸で埋めてそっとかき混ぜます。炭酸を注ぐ時もそっとやさしく注いでください。カットライムとミントを飾って完成です。ミントとライムの香りでリフレッシュしてくれる一杯です。

人気カクテル・マルガリータも日本酒でアレンジ
日本酒カクテルの作り方⑩:ホワイトキュラソー
日本酒カクテルの作り方⑩は、ホワイトキュラソーを使った作り方です。事故で亡くなった恋人の名前が付いたカクテル「マルガリータ」。恋人の出身地メキシコのテキーラを使ったナショナル・カクテル・コンテストの優勝作品のカクテルです。マルガリータも、テキーラの代わりに日本酒を使って作ってみましょう。
シェイクするので参考までに分量を記載します。日本酒(度数高め)30ml・ホワイトキュラソー15ml・レモンジュース…15mlと氷をシェーカーに入れてシェイクします。そして、フチを塩で飾ったカクテルグラスに注ぎます。マルガリータは、塩で飲むお酒で、飲む場所によって味を変化させます。グラスに塩、升(マス)酒に塩の日本酒とも相性抜群です。
アプリコットとオレンジジュースでパラダイス!
日本酒カクテルの作り方⑪:アプリコットブランデー・オレンジジュース
パラダイスっていうカクテル
— ブラッキー (@fk8YmxVvTJAHLxT) June 23, 2018
アプリコットと、オレンジジュースだって
日本酒カクテルの作り方⑪は、アプリコットブランデー・オレンジジュースを使った作り方です。パラダイスと名付けられたカクテルとして有名ですね。アプリコットとオレンジジュースで作る、新鮮で新しい味のフルーツカクテルです。。パラダイスを日本酒とあんずのブランデーとオレンジジュースでアレンジしてみましょう。
シェイクするので参考までに分量を記載します。日本酒…30ml・アプリコットブランデーまたはアプリコットリキュール…15ml・オレンジジュース…15mlと氷をシェーカーに入れてシェイクしカクテルグラスに注ぎます。やや甘口の新感覚のフルーツカクテルです。パイナップルやマンゴーなどのフルーツと一緒にいかがでしょうか。

日本酒カクテルを作ってみよう!
日本酒を使ったカクテルの作り方についてまとめました。日本酒は、独特の味と香りがあるため、好き嫌いが分かれてしまうお酒です。日本酒が苦手と感じる方も、ジュースやリキュール、炭酸水や他のお酒を混ぜてカクテルにすることによって、グッと飲みやすくなるはずです。今回ご紹介したカクテルの作り方を参考に試してみて、ぜひお好みの日本酒カクテルを見つけてくださいね!