バナナの保存方法まとめ!『常温・冷蔵庫・冷凍』長持ちなのは?

一年中楽しめるバナナですが、普段どのように保存していますか?バナナの保存方法はいろいろあります。常温、冷蔵庫、冷凍、それぞれの保存方法に良さがあります。栄養価も高く、美味しいバナナを上手に保存して長持ちさせましょう!今回はバナナの保存方法をご紹介します。

目次

  1. バナナを長持ちさせる保存方法は?
  2. バナナは南国の万能スイーツ
  3. バナナの栄養とは?
  4. バナナはどうやって熟す?
  5. 常温でバナナを保存する方法!
  6. バナナフックで吊るして保存する方法!
  7. バナナを専用ケースで保存する方法!
  8. 冷蔵庫でバナナを保存する方法!
  9. ビニールで巻いて冷蔵庫にインする方法!
  10. 冷凍でバナナを保存する方法!
  11. 保存したバナナで美味しいスイーツ!
  12. ぷるぷる美味しい牛乳バナナ寒天
  13. こんがり香ばしいバナナスコーン
  14. 冷凍バナナをそのままアイスに!
  15. 常温・冷蔵庫・冷凍・結局一番良いのは?
  16. バナナが熟れすぎた!そんな時は
  17. バナナの保存方法をマスターしよう!

バナナを長持ちさせる保存方法は?

バナナといえばフルーツの中でも比較的安価で、栄養価も高くスポーツ選手やダイエット中の方にも愛されるフルーツです。そんなバナナを房でまとめて買うと安上がりなこともありますが、長持ちさせるためにはどのようなことに気をつければ良いでしょうか?常温、冷蔵庫、冷凍それぞれの保存方法をまとめてご紹介します。

バナナは南国の万能スイーツ

温かい地域が原産のバナナは主にフィリピンやエクアドルなどで育てられています。日本でも沖縄などの温暖な地域で一部バナナは栽培されていますが、スーパーに並ぶバナナのほとんどは輸入品です。他のフルーツなどに比べても比較的安定して供給されることが多く、バナナは通年通して食べることが出来ます。国産のバナナの旬は6月から9月頃までと言われています。

一口にバナナと言っても様々な種類が存在します。大きく分けて生食できるバナナと種などが多く生食ではなく料理用などに使われるバナナがあります。一番良く見かけるのがフィリピン産のキャベンディッシュと呼ばれる品種のバナナです。別名フィリピンバナナとも言います。その他にもりんごの様な甘みがあるバナップル、小ぶりでも甘みがあるモンキーバナナなども有名です。

バナナの栄養とは?

甘くて美味しいバナナにはどのような栄養が含まれているのでしょうか?甘さが強いバナナはカロリーが高いと思われがちですが、実は1本当たりのカロリーは約90キロカロリーほどと低カロリーです。食物繊維なども多いため腹持ちも消化も良くスポーツ選手のおやつやダイエッターの強い味方とも言われています。食物繊維の他にもカリウムが豊富です。

カリウムには利尿作用があるため、体のむくみ解消の味方となる栄養素です。さらに筋肉の収縮をサポートしてくれるため、運動をする方にもけが防止となります。またバナナには成長期に必要なビタミンB2やカルシウムも含まれています。お子さんのおやつにもバナナは最適です。美容にも健康にも良いことが満載のバナナ、ぜひスーパーなどで買って食べましょう!

バナナはどうやって熟す?

保存するうちに出てくる黒い斑点

バナナは熟すと黒い斑点が皮に出るようになります。これはシュガースポットと言われており、このシュガースポットがバナナの皮全体に現れてくると食べごろと言われています。ただバナナは熟し過ぎてしまうことも多く、そうなると中身がぐずぐずになってしまいます。そもそもバナナはどうやって熟していくのでしょうか?これにはエチレンガスというものが関係しています。

エチレンガスと聞くとりんごを思い浮かべるかもしれませんが、りんごは呼吸をする際にエチレンガスというものを生み出します。これは野菜やフルーツの成長を促進するもので、りんごは自分でエチレンガスを出すことで成熟させているのです。こればバナナも柄の部分からエチレンガスが出ています。もちろん気温なども関係しますが、熟していくのにはこのガスも関係しているのです。

常温でバナナを保存する方法!

バナナ常温保存方法その1:ラップを使う

ではまずバナナを常温で保存する方法です。さきほどもご紹介した通り、バナナはバナナ自身が発生させるエチレンガスにより熟していきます。長持ちさせたければこのガスにバナナが極力触れないようにするのがポイントです。使用するのはラップです。房から切り離したバナナのまずは柄の部分をラップで包みます。きつめにしっかりとラップを巻くのがポイントです。

次にバナナ全体をラップをかけていきます。こうすることで、まずバナナの柄からでるエチレンガスを抑えるだけでなく、バナナの皮がガスを吸収するのもある程度防ぐことができるためバナナが長持ちします。柄まで一緒にラップで包んでしまっては意味がありませんので、かならず分けてラップで包みましょう。常温でも大丈夫ですが、そのまま冷蔵庫にいれても長持ちします。

バナナフックで吊るして保存する方法!

バナナ常温保存方法その2:バナナラック

バナナの常温での保存方法2つ目はバナナをフックで吊るして保存するという方法です。通常バナナに限らず色々なフルーツや食材は置いて保存しますが、ずっと同じ面が触れているとそこから床ずれのようにフルーツが傷んでしまうこともあります。バナナも同じです。それを防ぐためにバナナフックを利用しましょう。名前の通りバナナを吊るすフックです。

自立式のものもありますし、何かに引っ掛けるタイプのものもあります。吊るしたバナナは熟し方が緩やかになるかというとそうでありません。通常置いて保存しているバナナと外見では変わりなく熟しますが、皮をむいてみると吊るしている方が痛みが少ないです。また甘さも均等になると言われています。バナナをムラなく熟させたいときにはバナナフックもおすすめです。

バナナを専用ケースで保存する方法!

バナナ常温保存方法その3:バナナケース

バナナの常温での保存方法3つ目はバナナケースです。こちらは常温というよりかは冷蔵庫や冷凍庫で家で保管するのではなく、バナナを持ち運びたい!というときに重宝する保存方法です。バナナケースが販売され始めたのは今から10年ほども前のことになります。その頃は空前のバナナダイエットブームという事もあり、出先でバナナを食べるという人も多く需要が高まりました。

何年も経ちますが、現在でもバナナケースは販売されています。今では主にスポーツをする人に人気のようで、試合やレースの時持っていくのに重宝しているようです。もちろん普段の生活でもバナナを持ち運ぶ際にはとても便利です。皮があるとはいえ、バナナは柔らかいです。熟れたバナナであれば尚更です。バナナを傷つけない、また鞄などを汚さないためにもおすすめです。

冷蔵庫でバナナを保存する方法!

バナナ冷蔵庫保存方法その1:新聞紙でくるんで冷蔵庫へ

南国育ちのバナナ、暖かいところに置くとどんどん熟してしまうのであれば冷蔵庫に入れておけば良いのでは?と思うかもしれませんが、バナナをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと逆にすぐに傷んでしまいます!南国原産のバナナは13度以下になると品質の劣化に繋がってしまいます。そのため涼しい冷蔵庫は場合によってはバナナの保存方法としては逆効果になってしまいます。

冷蔵庫に入れるという時には新聞紙でバナナを包んでから入れましょう。たかだか紙と思うかもしれませんが、新聞紙は適度な保温効果があり、バナナを冷蔵庫内の乾燥から守り長持ちさせてくれます。ですが長期間の保存には向かないので注意しましょう。特にバナナにシュガースポットが出始めてから、冷蔵庫に入れると常温に置くより少しは長持ちします。

ビニールで巻いて冷蔵庫にインする方法!

バナナ冷蔵庫保存方法その2:ビニール袋で巻いて冷蔵庫へ

冷蔵庫でのバナナの保存方法2つ目はビニール袋を使う方法です。使うビニールはスーパーなどの台によくおかれている、半透明の薄いビニール袋を使います。房の場合はバナナは1本ずつ切り離します。1本ずつビニール袋に入れてくるくると巻いていきます。そして3本から5本ほどをまとめてさらにビニール袋に入れます。あとは冷蔵庫の野菜室に入れるだけです。

まだシュガースポットも出ていない状態で、この方法を使えば1ヶ月ほどバナナを長持ちさせることもできます。ただ冷蔵庫内ではバナナは気温的に熟しにくいので、食べる際には冷蔵庫から取り出して常温で少し熟させると良いです。かならずしも冷害を受けないわけではありません。数日に1回はバナナをビニールから取り出して様子を見るようにしましょう。

冷凍でバナナを保存する方法!

バナナ冷凍保存方法その1:皮をむいて冷凍保存

バナナは常温でも冷蔵庫でも保存できますが、なんと冷凍でも保存できます。しかもバナナは冷凍するとポリフェノールなどの栄養価がアップすると言われており、冷凍保存に持ってこいのフルーツです。ですがバナナを冷凍するのはバナナが完熟してから、もしくは完熟する少し前ほどにしましょう。なぜなら冷凍してしまうとバナナは熟すことができません。甘みが増えないのです。

ある程度熟したバナナの皮をむきラップで包みます。丸まま一本でも良いですし、輪切りにしても大丈夫です。ラップに包んでさらにフリーザーバッグに入れましょう。輪切りにした場合はバナナの変色を防ぐためにレモン汁をかけておくと見た目も良く保存できます。冷凍のまま、また半解凍で使いましょう。全解凍するとべちょべちょになります。冷凍すれば1ヶ月ほど長持ちします。

保存したバナナで美味しいスイーツ!

食べごろバナナでスイーツ作り

常温で美味しく保存したバナナを使ってスイーツを作りましょう。バナナの状態にもよりますが、通常であればバナナは3日から1週間ほどは保存することが出来ます。また冷蔵でもうまくいけば半月から1ヶ月はもちます。シュガースポットが出て食べごろになったら、美味しいうちに食べても良いですが、スイーツにアレンジするのもおすすめです。

ぷるぷる美味しい牛乳バナナ寒天

牛乳寒天はみかんが多いですが、バナナもおすすめです。バナナは3本用意します。バナナ2本と牛乳300ミリリットルをミキサーでよく混ぜます。残りの1本は輪切りにしておきましょう。鍋に水200ミリリットルと粉寒天4グラムを入れ、よく混ぜます。弱火にかけて沸騰させます。沸騰したらそこからさらに2分かき混ぜて寒天をよく煮溶かします。

粉寒天が完全に溶けたら、先ほどのバナナジュースを加えて混ぜます。耐冷容器に輪切りのバナナを敷き詰め、牛乳寒天を流し入れます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めて完成です。砂糖を使っていないので、バナナの甘さがよく分かるスイーツレシピです。甘さが足りない場合は少し砂糖を加えましょう。寒天を入れているのでぷるぷるで、のどごしもよい牛乳バナナ寒天です。

こんがり香ばしいバナナスコーン

熟したバナナをスコーンに混ぜてみましょう。薄力粉200グラムとベーキングパウダー8グラムを混ぜます。さらに砂糖35グラム、バター60グラム、熟れたバナナ65グラムを入れて混ぜます。ボウルでも良いですが、ビニール袋などですり混ぜるようにしても良いです。粉チーズのような状態になったら牛乳小さじ1を入れてひとまとまりになるように混ぜます。

生地を伸ばして折りたたむ、というのを3回ほど繰り返して好きな大きさにころころと丸めていきます。あとは200度のオーブンで13分ほど焼けば完成です。オーブンによって焼き具合が違うので、焼き色を見ながら時間を調節すると良いでしょう。混ぜるだけの簡単バナナスイーツです。甘く熟したバナナを使いましょう。バナナを輪切りにして混ぜるのもおすすめです。

冷凍バナナをそのままアイスに!

冷凍したバナナは半解凍して、マフィンやパウンドケーキ、クッキーなどさまざまなスイーツにアレンジすることができます。レンジなどにかけても良いですが、なかなか加減が難しいので、時間は少しかかりますが自然解凍がおすすめです。ですが、冷凍したままでも生かせる方法があります。それがバナナアイスクリームです。作り方はとても簡単です。

まずはバナナを凍らせて保存します。かちかちにバナナが凍ったら取り出し、フードプロセッサーやミキサーで混ぜて出来上がりです。完全に塊を砕かなくてもOKです。少し残ったバナナの食感が美味しく感じられます。甘みが足りない時には砂糖を使っても良いです。ですがしっかりと完熟させてから冷凍保存したバナナであればバナナの甘みだけで十分楽しめます。

常温・冷蔵庫・冷凍・結局一番良いのは?

様々なバナナの保存方法をご紹介しましたが、常温・冷蔵庫・冷凍で見るとそれぞれに良さがあります。まず常温でバナナを吊るしたり、ケースなどに入れて保存するとバナナへのストレスが少なく、均一に熟させ美味しいバナナを食べることが出来ます。但しこの場合1週間ほどの日持ちとなり、劇的に長持ちするわけではありません。

期間だけをみてバナナを1本まるまる長持ちさせるのであれば冷蔵庫がおすすめです。ただ、バナナが熟す前から冷蔵してしまうと冷害を受ける可能性もあります。なので一番良いのは、まずは常温でバナナを少し熟させてから、きっちり乾燥対策をしてバナナを冷蔵庫に移すという常温と冷蔵庫を組み合わせて方法です。冷凍になると皮をむいてしまうため熟してからでないとできません。

ですが冷凍すれば1ヶ月程バナナを長持ちさせることができます。また皮が向いてあったり、カットしてあったりするためすぐに食べられますし、アレンジもしやすいです。冷凍する際も、やはり常温で少しバナナを熟させてから冷凍に移すことをおすすめします。それぞれの用途などに合わせてバナナの保存方法を選んでみてください。

バナナが熟れすぎた!そんな時は

バナナの救済に!バナナフォンダンショコラケーキ

完熟してしまい、そのまま食べるのにはちょっとはばかられるバナナもケーキなどに混ぜ込んでしまえば美味しく食べることが出来ます。チョコとバナナという鉄板コンビのケーキを作ってみましょう。牛乳300ミリリットルを沸々と泡立つまでレンジで温め、そこに板チョコ100グラムを砕き入れて混ぜます。卵3個を卵黄と卵白に分け、卵白に砂糖35グラムを入れてしっかり泡立てます。

別のボウルで砂糖35グラム、塩ひとつまみを入れてよく混ぜます。混ざったらフォークでつぶした完熟バナナ2本分と溶かしたバター50グラム混ぜていきます。バナナ、バターの順番でその都度ゆっくり混ぜましょう。ふるいにかけた薄力粉80グラム、ココアパウダー20グラムを入れ、混ざったら先ほど牛乳を加えます。最後に泡立てておいたメレンゲを3回ほどに分けて入れます。

混ぜすぎるとメレンゲの泡がつぶれます。さっくり白いメレンゲが無くなるほど混ぜれば大丈夫です。型に流しいれて5分ほど置きます。あとは150度のオーブンに湯煎をはり、45分ほど湯煎焼きすれば完成です。焼き立ての時にはスポンジがしゅわしゅわで中がとろりとした食感が楽しめます。冷蔵庫で一晩寝かせても美味しいです。チョコバナナ味の絶品ケーキを作ってみてください。

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バナナの保存方法をマスターしよう!

バナナの保存方法について、常温、冷蔵庫、冷凍とさまざまな温度に分けてご紹介しました。長持ちさせたい期間にもよりますが、どの保存方法にも利点があります。いつごろまで長持ちさせたいのか、どのように使いたいのかによって保存方法を変えると良いでしょう。バナナは1年中楽しむことができ、栄養価も高いフルーツです。ぜひ賢くバナナを保存して美味しくいただきましょう!

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