レモンのはちみつ漬けの作り方!人気レシピや栄養効果・食べ方も解説
皆さんはレモンのはちみつ漬けを食べたことはありますか?作り方はとても簡単なうえ、レモン自体に嬉しい栄養効果がたくさんあります。そこで今回は、レモンはちみつ漬けの栄養効果や人気レシピの作り方、おいしくて何度も作りたくなる食べ方をご紹介します。
目次
- レモンのはちみつ漬けはどの季節にもおすすめ!
- レモンのはちみつ漬けを作るときの注意点
- 誰でも簡単に作れるレモンのはちみつ漬け
- ほろ苦い味のレモンのはちみつ漬けの作り方
- レモンのはちみつ漬けの保存期間と保存方法
- レモンのはちみつ漬けに適したはちみつ
- レモンのはちみつ漬けでさっぱりレモンスカッシュ
- 冬にはレモンのはちみつ漬けでホットレモネード
- レモンのはちみつ漬けを使ってマフィンへアレンジ
- パウンドケーキもレモンのはちみつ漬けで作れる
- 肉料理を食べるときのお供にも
- レモンに含まれる栄養素で美容効果
- レモンのはちみつ漬けには嬉しいダイエット効果がある
- レモンのはちみつ漬けの人気の理由は薬効効果
- レモンのはちみつ漬けの最も効果的な食べ方・飲み方
- 身体に良くても食べ過ぎに注意
- レモンのはちみつ漬けで健康的な毎日を!
レモンのはちみつ漬けはどの季節にもおすすめ!
レモンのはちみつ漬けは、夏の暑い日や冬の寒い日まで一年を通していつでも食べられるおいしい食べ物です。子供から大人まで大人気のレモンのはちみつ漬けですが、美容効果やダイエット、健康維持にも役立つのはご存知ですか?今回は、レモンのはちみつ漬けを使ったスイーツの作り方や食べ方、栄養効果、ご自宅で作るにあたっての注意点を紹介していきます。
レモンのはちみつ漬けを作るときの注意点

スーパーでよく売られているレモンですが、よく見ると皮がテカテカしているのに気付いたことはありませんか?このテカテカしたものの正体は果実が分泌した成分のほかに、ワックスが付いているときがあるんです。レモンは輸入をすることが多い食べ物なので、日本では禁止されている農薬が使われていることもあります。食べる物なので、身体に害のある物は気になりますよね。

そこで、ワックスや農薬を落とすときに使うのが食器用洗剤です。食器用洗剤は、食材を洗うことも想定されているので、レモンの皮を洗うために使っても問題ありません。また、雑菌を落とす効果もあるので食中毒の予防にもなります。洗剤で洗ってしっかり洗い落とせば安心してレモンの皮ごと食べることができます。他にも、沸騰したお湯に30秒ほど入れる方法もあります。

誰でも簡単に作れるレモンのはちみつ漬け
子供でも食べられるレモンのはちみつ漬けの作り方
レモンのはちみつ漬けは作り方によっては子供ではちょっと食べにくい味に仕上がります。もし、子供と一緒に食べるのであれば、苦みを少し抑えた作り方をおすすめします。
子供向けの作り方①瓶を殺菌
レモンのはちみつ漬けの作り方はとても簡単で誰でもすぐにできます。用意するものは、レモンを3個、レモンのはちみつ漬けを保存できる大きさの瓶、はちみつ、これだけです。作り方は、まず瓶を沸騰した鍋の中で3分間熱湯殺菌します。これによって、瓶に付着している細菌を殺菌することができます。鍋に綺麗な布巾を入れておくと、瓶にヒビが入らないのでおすすめです。
子供向けの作り方②レモンを切る
瓶を殺菌している間にレモンを切りましょう。まずは、両サイドを切り落として、適当な薄さに切っていきます。その後、皮の内側についている白いわたの部分ごと切り落としていきます。六角形か八角形を意識するとレモンが綺麗な形で切れるので、形にこだわるのであれば意識してみましょう。
子供向けの作り方③瓶にはちみつと一緒に入れて完成
先ほど熱湯殺菌した瓶の中に、切ったレモンをはちみつと一緒に入れて完成です。はちみつは瓶のギリギリまで入れて、レモンがほとんど浸るまで入れましょう。上下を返しながら混ぜて冷蔵庫に入れます。3日ほど経ったらレモンのはちみつ漬けの完成です。3日経ってからでもおいしく食べることができますが、1週間以上漬けて置いておくと、更にレモンに味がしみ込んでおいしくなります。
ほろ苦い味のレモンのはちみつ漬けの作り方
ほろ苦い味も楽しみたい方は、皮とわたを残したまま瓶の中にはちみつと一緒に入れましょう。小さい子供や苦いのがお好きではない方でも食べられるように、両方のレモンのはちみつ漬けを作っておくと少し違った味が交互に楽しめます。皮やわたがあってもなくてもおいしく食べられるのでどちらの作り方も人気です。

レモンのはちみつ漬けの保存期間と保存方法
レモンのはちみつ漬けの保存期間
レモンのはちみつ漬けは瓶を熱湯殺菌していれば、中に入っているはちみつの殺菌作用のおかげで半年、状態が良ければ1年程もたせることも可能です。もし途中で発酵してしまった場合、レモンをいったん取り出して、15分ぐらい弱火にかけアクを取り除いてください。この時沸騰させないように注意してください。発酵してしまった場合2~3週間以内に食べきることおすすめします。
レモンのはちみつ漬けの保存方法
仕込んだ後、直射日光が当たらにところで1週間保管し、そのあとは、冷蔵庫で保存すると発酵したりカビが発生しにくいのでおすすめです。そして、なるべく空気に触れないようにするのがいいです。長期保存していると、レモンとはちみつが分離しているときがあるので、その時は軽く混ぜて冷蔵庫に戻すと食べることができます。

レモンのはちみつ漬けに適したはちみつ
レモンのはちみつ漬けで使うはちみつですが、いざ作ろうとしてもスーパー等で売られているはちみつっていろいろあり、どれが一番レモンのはちみつ漬けに適しているかわからないですよね。そこでおすすめなのが、アカシアのはちみつです。このはちみつは、くせがなくレモンのはちみつ漬けでよく使われている人気のはちみつです。迷ったらこのはちみつを選んでみてはいかがですか?
レモンのはちみつ漬けでさっぱりレモンスカッシュ
レモンのはちみつ漬けはレモンスカッシュにも使うことができます。夏の暑い日や、お風呂上りによく飲まれるレモンスカッシュは、あっさりとした味わいで子供にはとても人気の飲み物です。作り方は炭酸水にレモンのはちみつ漬けのレモンと氷を入れるだけでとても簡単にできるのでおすすめです。
大人の方には炭酸水の変わりにアルコールと一緒に割ることでカクテルに早変わりします。その日の仕事や家事などで疲れた身体を、レモンのはちみつ漬けをアレンジして作ったカクテルで一息ついてみてはいかがですか?

冬にはレモンのはちみつ漬けでホットレモネード
レモンのはちみつ漬けで、寒い日や温まりたい日にはホットレモネードに使うこともできます。作り方は、マグカップにレモンのはちみつ漬けを少し入れてお湯を注ぐだけで完成です。冬の帰宅時にはレモンのはちみつ漬けで作ったホットレモネードで温まったり、15時のおやつと一緒に飲んでみてはいかがですか?子供にも飲みやすく簡単にできるのでおすすめです。

レモンのはちみつ漬けを使ってマフィンへアレンジ
はちみつレモンマフィン。
— cocorimi (@cocoriskitchen) February 13, 2018
くーちゃんの投稿見てずっと作りたかったやつ!
Cottaさんにあるなつみさんのレシピお借りしてます。
焼きすぎてしまったり見た目が微妙で申し訳ない…すごくレモン満載で美味しかったです。#お菓子作り #レモンの美味しさ広め隊 #お菓子作り好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/BEmDGAm3fu
レモンのはちみつ漬けは飲み物だけではなくマフィンを作るときに使うことができます。用意するものは、ホットケーキミックス200グラム、バター70グラム、砂糖70グラム、たまご3個、レモン汁大さじ1、レモンのはちみつ漬け大さじ1です。
バターをレンジで溶かして、ボウルの中に、溶かしたバター、砂糖、たまご、レモンのはちみつ漬けのはちみつだけを入れて混ぜます。混ぜたら、ホットケーキミックスを2,3回に分けながら加えて混ぜます。混ざったらマフィン型のカップに入れます。
今週のおやつ作りは はちみつレモンマフィンとブルーベリーマフィンです。
— 柚樹 (@yu_0_0) July 14, 2017
たくさん作って連休にちょっとずつ食べます٩( 'ω' )و#マフィン#お腹ペコリン部#Twitter家庭料理部#おうちカフェ#お菓子作り pic.twitter.com/QYEGmmJ3tf
カップに入れたマフィンを、170度の余熱したオーブンに入れて10分ほど焼いていると、マフィンの上の部分が乾いてくるのでレモンのはちみつ漬けのレモンを乗せて15分ほど焼きます。しっかり焼けていたら完成です。火の通りがうまくいってなかったら、様子を見ながら再びオーブンで2~3分ずつ焼いていきましょう。

パウンドケーキもレモンのはちみつ漬けで作れる
レモンのはちみつ漬けでパウンドケーキへもアレンジ可能です。用意するものは、レモンのはちみつ漬け全量、オリーブオイル50グラム、たまご2個、薄力粉120グラム、ベーキングパウダー5グラムです。作り方は、レモンのはちみつ漬けのはちみつとオリーブオイルを混ぜて、たまごを2個入れます。再び混ぜて薄力粉とベーキングパウダー入れてまた混ぜます。
全て入れて混ぜたものをオーブンに入れ180度で20分焼きます。表面の形が出来上がってきたら、お好みでレモンのはちみつ漬けのレモンを乗せてください。しっかり焼けていたら、そのまま1日置くとしっとりとしたパウンドケーキの完成です。パウンドケーキの形や大きさによっては焦げが付きやすかったり、焼けにくかったりすので、様子を見ながら焼いてください。

肉料理を食べるときのお供にも
少し濃いめの味付けをしたときに、レモンのはちみつ漬けのレモンを付け合わせるのもいいです。はちみつの糖は肉を柔らかくし、レモンのあっさりした味わいは、濃く味付けした肉料理にも合います。細かく刻むとドレッシングにも代用でき、甘酸っぱさを出してくれます。レモンのはちみつ漬けは、飲み物やスイーツ以外に、料理のトッピングにも合うのでおすすめです。

レモンに含まれる栄養素で美容効果
レモンのはちみつ漬けに使われるレモンですが、このレモンには女性に嬉しい豊富な栄養素が含まれています。主な栄養素としては、ビタミンC、クエン酸、エリオシトリンがあります。また、美容効果を意識するのであればできるだけレモンの皮を捨てないほうがいいです。レモンの皮自体にも豊富な栄養素が含まれているからです。
誰もが知っているビタミンCですが、このビタミンCが豊富に入っているおかげで、シミやソバカスなどの原因にもなるメラニン色素の発生を抑え込むことができます。夏の強い紫外線対策にはピッタリの食材ですね。また、メラニン色素の免疫力もアップするので、風邪などの病気の予防もしてくれるありがたい栄養素です。
クエン酸には身体の疲労のもととなる乳酸の生成を抑え、疲労の回復効果があります。部活動等の運動後にレモンのはちみつ漬けを食べると良いと言われているのはこのためです。エリオシトリンは、ビタミンPの一種であり、ビタミンに似た働きをしてくれます。ビタミンCが多く含まれるレモンには嬉しい栄養素です。

レモンのはちみつ漬けには嬉しいダイエット効果がある
レモンの皮に多く含まれるエリオシトリンにはダイエット効果もあります。ポリフェノールの一種に、中性脂肪を減らす働きがあり、皮ごと食べるレモンのはちみつ漬けだからこそ効率的に摂取できる栄養素の一つです。さらに、ペクチンと言う栄養素も含まれており、腸の動きをよくしてくれます。はちみつにも整腸効果があり、レモンとはちみつの2つで腸内環境を整えてくれます。
レモンのはちみつ漬けの人気の理由は薬効効果
レモンやはちみつだけでも薬効効果はありますが毎日食べようとなるときついですよね。特にレモンはそのまま食べると酸っぱすぎてなかなか食べれません。しかし、レモンのはちみつ漬けにすれば、酸っぱさも控えめになり、手軽に食べられるようになります。さらに、はちみつとレモンの組み合わせだからこそのダブル効果の栄養素もあり、レモンのはちみつ漬けは人気なのです。
人気の理由①リラックス効果
レモンの匂いを嗅ぐと甘酸っぱく爽やかな香りがします。この匂いの成分はリモネンと言って、このリモネンがリラックス効果があります。また、リモネンには血管を広げ、血流の流れを良くしてくれます。これにより、体内の代謝、消化活動の活発に繋がるので、ダイエット効果もあります。食べ方や使い道がいろいろあるので、いつでもレモンの香りを楽しむことができます。
人気の理由②骨粗鬆症予防(こつそしょうしょうよぼう)
骨粗鬆症予防にはカルシウムだけを摂っていれば良いと思ってる人が多いですが、カルシウムを吸収するのを助ける役割をするクエン酸が必要です。クエン酸はカルシウムとキレート結合しクエン酸カルシウムになることで、小腸のカルシウム吸収効果が上がります。なので、カルシウムを多く含む牛乳等を飲むだけではなく、クエン酸を多く含むレモンも摂ると骨粗鬆症予防を高めてくれます。
人気の理由③体内時計のリセット

体内時計は生体リズムを調整しており、血圧の日内変動、ホルモンの分泌、自律神経の調整も生体リズムの一部です。人間の体は、昼は活動し夜は寝れるように生体リズムが調整しています。遅くまで起きていたり、朝の目覚めが悪い時は体内時計が乱れているかもしれません。

そこでリモネンを摂ることによって、乱れた体内時計を調整してくれます。食べ方や飲み方は、自分にあったやり方で大丈夫なので、身体の調子が悪いなと思ったらレモンのはちみつ漬けを口に含んでみてはいかがですか?
人気の理由④ピーリング効果
はちみつにはピーリング効果と言う美肌効果があります。ピーリング効果とは、古い角質を取り除き、新しい角質に戻すと言う意味があります。また、体内でコラーゲンを作りやすい環境を作ってくれるため、シワやくすみの予防にもなります。レモンの美肌効果と合わせ、レモンのはちみつ漬けを食べるだけで2重の美肌効果が得られるんです。
人気の理由⑤二日酔いに効果的
レモンのはちみつ漬けは二日酔いにも効果があります。二日酔いにははちみつの成分が効果的で、はちみつの含まれている果糖がアルコールの分解を助けてくれます。レモンのビタミンCも肝臓の回復効果があり、更にクエン酸がアルカリ性なので、二日酔いの状態の酸性と中和作用もあります。はちみつとレモンの両方の効果のおかげで二日酔いに効果的に働いてくれます。
レモンのはちみつ漬けの最も効果的な食べ方・飲み方
レモンのはちみつ漬けの効果的な食べ方
レモンとはちみつ漬けの効果的な食べ方ですが、ヨーグルトと一緒に食べる食べ方が一番お手軽でおすすめです。また、トーストにバターを塗って、その上にレモンのはちみつ漬けのレモンを乗せて食べると朝食と一緒に栄養もしっかりとれて手間がかからないです。果物と合わせて食べるのもよくて、食べ方は様々なので、自分にあった食べ方をいろいろ試してみてください。
レモンのはちみつ漬けの効果的な飲み方
一番効果的な飲み方は、レモネードの状態が簡単で飲みやすいです。風邪や二日酔いなど、身体の不調を整えつつ、整腸作用に効果的です。寒い時期にはレモンティーで、暑い時期にはレモンスカッシュにして、その日の気温や気分で決めてみると良いです。

身体に良くても食べ過ぎに注意
レモンのはちみつ漬けの食べ方や飲み方、アレンジ方法まで様々ですが、どれだけ身体に良くても食べ過ぎはよくありません。レモンには多くのビタミンCが含まれているので、一度に大量摂取してしまうとお腹が緩くなり下痢につながる恐れがあります。またレモンに含まれる酸によって歯が溶けてしまいます。はちみつも決してカロリーが低いわけではないので、逆に中性脂肪が増えてしまいます。
レモンのはちみつ漬けで健康的な毎日を!
1口でパクっと食べてもいいですが、少しアレンジして、夏にはさっぱりとした味わいで、冬には身体を温めることができることで人気なレモンのはちみつ漬け。1瓶作って冷蔵庫に保管しておけば長期保存も可能で、アレンジ次第で様々な食べ方や飲み方ができるのでとてもおすすめです。作ったことのない方は一度作ってみて下さい。