レモンピールの作り方は?簡単レシピや栄養・効能についても解説
レモンピールはお家で手作りできるってご存知ですか?作り方をしっかり覚えれば、お家でも簡単に出来て美味しいレモンピールが作れます。レモンには良い栄養や効能もあります。ここでは、レモンピールの簡単な作り方や、美味しい使い方をご紹介します。
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レモンピールは簡単に手作りできる
レモンピールは八朔ピールより苦味が少なくてお菓子みたい!チョコかけるのは八朔ピールより合わなさそうだけど、そのまま食べるなら八朔ピールよりいいかもー! pic.twitter.com/4IJAG0MeCs
— なおまる (@neikosuke) February 19, 2018
レモンは一年中お手軽に手に入る果物です。爽やかな酸味が強く生のまま食べることには向きませんが、レモン果汁は様々な料理のレシピやお菓子にも利用されますよね。いつも料理に使うレモンですが、果汁や果肉だけでなく、皮を使ってレモンピールが作れるってご存知ですか?レモンピールはお菓子としてパッケージされて売られているものがありますが、実は手作りも出来るのです。
レモンピールを作るときは国産レモンを
レモン15こぶんのレモンピール
— akasatana (@akasata12322441) February 18, 2018
レモンピールだいすき 何でかうとあんなに高いのか
まだまだレモンある(つд⊂)
野良レモン 無農薬 皮こそ美味しいと思う
明日からまた憂鬱な日々 乗りきろ pic.twitter.com/jggSwrG5gA
レモンピールはレモンの皮をむいて加工する食材です。レモンの皮そのものを食べるので、皮は綺麗なものを使います。一年中スーパーで買うことが出来るレモンは外国産のものが多いです。外国産のレモンは、収穫からスーパーに流通するまでにかなりの期間がかかっています。そのために腐ってしまわないように、たくさんの防腐剤などの農薬を使っているのです。
レモン10個でレモンピール作ってみた\(^o^)/
— 川なっち (@kawa19991171) February 18, 2018
中身は一部冷凍、一部蜂蜜漬け、残りはそのまま冷蔵中。
それでもまだ14個ある…_(┐「ε:)_ pic.twitter.com/uuXkTXNayR
外国産のレモンの皮の表面に付着した農薬は、ごしごしとたわしなどで擦って洗い流しても完全に除去することはできません。レモンピールは皮そのものを加工するので、農薬がついている外国産の物はおすすめできません。国産の無添加レモンを使用するようにしましょう。国産レモンには様々な産地のものがあります。主に暖かい気候の場所で栽培されていますね。
レモンピールにおすすめの国産レモンの旬とは?
国産レモンには様々な産地がありますが、温暖な気候の場所で栽培されています。瀬戸内産のレモンは全国的にも有名ですよね。無添加で農薬を使っていない美味しいレモンが栽培されています。国産レモンの旬は冬場だと言われています。国産レモンの収穫は10月の秋の時期に始まることが多いです。そのためスーパーに広く流通してくるのは秋から冬という事ですね。
国産レモンは収穫が始まってすぐの秋のシーズンには、皮の色が緑色をしたグリーンレモンが流通します。まだ皮に色がつく前の若いレモンで、黄色いものよりも酸味が強く香り高いのが特徴です。レモンピールには黄色くなったものが柔らかくおすすめです。黄色くなったレモンは、12月~1月の冬のシーズンに広く出回ってきますよ。旬のレモンは価格も安くお求め安くなります。
レモンを乾燥させるだけの作り方のレモンピール
ドライレモン作ってみた🍋 pic.twitter.com/0tplUU6b29
— m♡m (@hana140530) February 18, 2018
レモンピールは砂糖漬けにしてあるお菓子のことを指す場合も多いですが、レモンを乾燥させただけで出来るレモンピールもあります。作り方は簡単で、レモンの表面をきれいに洗って輪切りにします。タネは取り除きましょう。キッチンペーパーの上に乗せて水分をしっかりふき取りましょう。オーブンシートの上に並べて鉄板に乗せ、120℃で予熱したオーブンで乾燥させます。
今日もレモンの保存食作り🍋
— 春都@2018はお絵描き頑張る (@momiji_fuwa) January 13, 2018
輪切りにしたレモンをオーブン低温でじっくり乾燥させてドライレモンに〜«٩(*´ ꒳ `*)۶» pic.twitter.com/HKyuCEffzO
ドライフルーツは天日干しでも作ることが出来ますが、時間がかかるのでオーブンを使う方法がおすすめです。120℃のオーブンで15分間乾燥させたら、裏返してさらに15分乾燥させます。あとは1~2時間放置してしっかり乾くまで待ちましょう。レモンの分厚さによって乾き加減が変わってきますので、仕上がりは手で触ってしっかり乾くまで時間を足してくださいね。

乾燥レモンピールの栄養
身体に嬉しい栄養素がいっぱい
レモンにはビタミンCが豊富だという事はとても有名ですね。ビタミンCには染みそばかすを防止する効果や、免疫力を高める効果があります。美肌にもよく効き、風邪の予防にも効果が期待できますね。レモンに含まれる栄養素は、身の部分よりも皮に多く含まれていると言われます。主に果汁を絞って使うレモンですが、皮の方に栄養が多いので、捨ててしまうのは勿体ないですね。
またレモンピールに含まれる栄養素にはクエン酸もありますね。クエン酸は疲労回復によく効く栄養素です。スポーツをする時に、レモンをはちみつにつけて食べたりします。クエン酸は効率よく疲労回復出来る栄養素なので、疲れたときに是非摂取したい栄養素です。レモンピールは生だと苦みがあって食べにくいですが、乾燥させると苦みが和らぎ栄養も摂取しやすくなります。

乾燥レモンピールを紅茶に入れる使い方
レモンピールの良い効能を美味しく摂る
ドライレモン入りの紅茶で落ち着こ pic.twitter.com/vW1WKZ7ESt
— 鶯ダニー (@dannyuguisu) January 22, 2018
乾燥レモンピールを紅茶に入れるのは、お手軽にレモンティに出来て紅茶を美味しくしてくれるばかりか、レモンピールの栄養をたっぷり摂取することが出来、良い効能も期待できます。特に風邪をひきやすい寒い時期に、乾燥レモンピールを入れたレモンティを飲んで温まると良いでしょう。レモンの皮に豊富に含まれるビタミンCの効能で、免疫力を高めることが出来ますね。
ドライレモン🍋に紅茶を入れたらとてもおいしい!という写真!ドライやから食べれるし😽 pic.twitter.com/gCdMDnAM7H
— きび (@kid_bee) July 9, 2017
また紅茶に入れなくても、乾燥レモンピールにお湯と砂糖を入れてレモンポールのエキスをたっぷりとに出せば、それだけで風邪予防の効能が得られます。風邪予防の効能だけでなく、食欲増進作用や血管を強くする効能まで期待できます。動脈瘤改善の効能もありますよ。美容に良いと有名な栄養素ビタミンCですが、病気の予防にも役立つ効能も持っている栄養素なのですね。
レモンピールをお風呂に入れる使い方
レモンピール風呂での美肌の効能が期待できる
レモンピールをお風呂のお湯につけるのもおすすめの使い方です。冬至にはゆず湯を楽しむ風習がありますよね。かんきつ系のゆずは皮の香りがとてもよく、お湯に浮かべるといい香りが楽しめるお風呂になります。同じかんきつ系であるレモンもお風呂に浮かべるのに向いているのです。レモンピールをお風呂に入れると、爽やかな香りが広がってとてもリラックスできます。
レモンピールをたっぷりお風呂に入れると、レモンピールに含まれる美肌の効能のおかげで、お肌がつるつるでしっとりとします。レモンピールをお風呂に入れるときは、ネットやお茶パックに入れてから浮かべましょう。レモンは酸性のため直接肌に当たりすぎると、肌が敏感な人は荒れてしまう可能性があります。ネットに入れて香りを楽しむ程度にしておきましょう。
レモンピールのクエン酸の効能で掃除にも役立つ
レモンピールで掃除する使い方もおすすめ
レモンに含まれるクエン酸には、摂取することで疲労回復の効能がありますが、水あかを綺麗に落とす作用もあるのです。そのためレモンピールをお風呂に入れて使った後は、そのレモンピールでお風呂を掃除してしまうのがおすすめです。レモンピールに含まれているクエン酸の働きで、バスタブや蛇口周りの水あかを落として、ピカピカに掃除することが出来るのです。
前にツイートで流れてきたレモンを使った電子レンジの掃除、やってみた。レモン🍋…。恐ろしい子…。 pic.twitter.com/hlBjWVwhn0
— Beaglebagel4646🐶シロー🐱Shiro (@beaglebagel4646) February 12, 2018
もちろんお風呂以外にも色々な場所の掃除に活用できます。食用にするレモンピールは、皮が傷ついていたり、黒ずんでいたりするものは向いていませんよね。見た目が悪く食べられないレモンピールでも、水周りの水あかを綺麗に除去できます。キッチンや電子レンジの中の掃除にもおすすめです。食べる用には使えないレモンピールの賢い使い方ですね。
砂糖漬けにするレモンピールの下処理
皮の下処理をして美味しい作り方
レモン🍋の香りが、キッチンに充満😍
— レモンライム (@Lemon_lime103) February 19, 2018
今回は 黄色い❣️レモンピールを 作るわ。 pic.twitter.com/64yaJkXunJ
砂糖漬けのレモンピールを作るときは、ジャムのように向いた皮をそのまま砂糖で煮込んでも美味しくは出来ません。レモンの皮は苦みやえぐみが強く、そのまま過熱して火を通しても美味しくないのです。皮も柔らかくなるように下処理を行うことで、柔らかく食べやすい食感で味も美味しいレモンピールが出来ているのです。少し手間がかかりますが、必要な処理なのですね。
レモンピールなう#おしゃレモン pic.twitter.com/NcoKfafRSO
— しうたろokutann (@takowasa564) February 18, 2018
少し手間と時間がかかる皮の下処理ですが、作業自体は簡単です。レモンの皮をむいたら、鍋一杯に沸かしたお湯で茹でこぼします。茹でこぼすとは、沸騰したお湯で数分湯がいてお湯を捨てる作業の事です。この茹でこぼす作業を、レモンの皮が柔らかくなるまで数回繰り返します。2~3回繰り返せば十分です。しっかり湯がいて柔らかくすることで、美味しいレモンピールが出来ます。
レモンピールを美味しく作るコツ
丁寧な作り方で甘くて美味しいレモンピールに
レモンピールを柔らかく美味しく作るコツがいくつかあります。まず皮は白い部分があまり残らないように薄く剥きましょう。レモンの皮の白い部分には苦みの成分が含まれているため、あまり残らないように丁寧に皮を剥くと美味しく出来ます。包丁で剥いても良いですが、ピーラーを使って削ぐように剥いていけば簡単に綺麗に剥くことが出来ます。
またレモンピールを作るときレモンを洗いますが、塩を揉みこんでよく洗うと綺麗に洗えます。塩が研磨剤の役割を果たしてくれるのです。レモンピールにして食べるときは皮をしっかり綺麗にしておきたいので、おすすめの方法です。またレモンピールを茹でこぼすとき、数回繰り返して柔らかくしますが、苦みも抜けているのかちょっとかじってチェックすることも大事です。
レモンピールの煮詰め方
レモンの皮を剥いて茹でこぼし、苦みを取り除いて柔らかく仕上げたら、砂糖と一緒に煮詰めていきます。レモンの皮2~3個分に対して、砂糖1カップ加えましょう。レモンピールを煮詰める鍋にレモンの皮と砂糖を入れて混ぜ、一晩おいておきます。こうすることでレモンから水分が出てきて、甘みもよく染みこみます。少し火にかけて砂糖をよく馴染ませておいても良いでしょう。
一晩おいて砂糖としっかり馴染ませたレモンの皮に、レモン汁を大匙1と水二分の一カップを加えて弱火で煮ていきます。ゆっくりと菜箸で焦がさないようにかき混ぜながら煮詰めてください。強くかき混ぜすぎるとレモンピールがちぎれてしまって形が崩れるので、優しくゆっくり混ぜましょう。水分がなくなってきたら、オーブンシートに並べてオーブンに入れます。
オーブンシートに並べるときは、レモンピール同士がくっつかないようにしましょう。オーブンは150℃に予熱して、10分程度水分を飛ばします。取り出してみて手にべったりとくっつかない程度に調節しましょう。仕上げにグラニュー糖をまぶして完成です。グラニュー糖をまぶすときは、熱々の内にまぶしてください。冷めてしまうと表面にくっつかなくなってしまいます。
お手軽レモンピールの作り方
すぐに作れるレモンピールの作り方
お手軽に時短で出来る簡単レモンピールの作り方もあります。レモンの皮をにこぼして苦みを取ったら、そのまま鍋に入れて砂糖と一緒に煮詰めていきます。水分がたっぷり出ていないので、焦がさないように特に注意してください。水分をしっかりと飛ばして、オーブンシートに並べます。あとはオーブンで水分を飛ばしましょう。
レモンピールは輪切りにする作り方もおすすめ
輪切りのスライスレモンピールの作り方
剥いた皮をレモンピールにする方法だけでなく、スライスした輪切りのレモンで作るレシピもあります。スライスレモンで作るレモンピールは、丸い形とレモンの果肉の断面が綺麗で、レモンの形を活かしたおしゃれな使い方が出来ます。輪切りレモンで作る方法も簡単です。レモン2個に対して100gの砂糖のみの材料で作ることが出来ます。
良く洗ったレモンを輪切りにして種を取り除きます。鍋に水と一緒に入れて沸騰させます。そのまま弱火で10分程度煮たら、お湯を捨てて砂糖とレモンが浸るくらいの水を入れて30分程度煮ます。一晩寝かせておいたレモンを鉄板に引いたクッキングシートの上にならべ、シロップをスプーンでたっぷりかけます。あとは100℃のオーブンで30分程度焼いたら完成です。
レモンピールにチョコをかける使い方
レモンピールチョコの作り方
バレンタインの残りのチョコレートでレモンのオランジェットつくってみたー✌
— ひー (@kagukagu1046) February 15, 2018
レモンピール初挑戦!
残りの煮汁まで余すところなく使える優れもの😍
お世話になってるお友達にプレゼント📦#手作りチョコ#手作り #プレゼント #バレンタイン 名残 pic.twitter.com/3Py7YjnA87
レモンピールにチョコレートをかけておやつにする使い方がおすすめです。そのまま食べても甘酸っぱくてレモンの皮の食感も美味しいですが、チョコレートをかけてもとてもよく合います。レモンなどの柑橘系が好きな人へのバレンタインの贈り物としても人気ですね。オレンジピールで作ってあるものも一般的ですが、レモンでもとても美味しく出来ます。
細切りにした棒状のレモンピールでも良いですが、輪切りのレモンピールで作ると可愛いですね。チョコレートがけは、溶かしたチョコレートにくぐらせるだけで簡単に作れます。湯煎で溶かしたお好みのチョコレートを付けましょう。チョコレートを半分ほどつければ、手で持って食べやすくデザインも可愛く出来ますね。簡単に美味しく出来るおすすめの使い方です。
クッキーにレモンピールを加える使い方
レモンピールクッキーの作り方
焼けたヽ(*´∀`)ノ
— ミュシャ (@sea_moon990) February 14, 2018
右がオレンジピール、左がレモンピール! pic.twitter.com/wmhjXxbr5k
クッキー生地にレモンピールを入れる使い方も、美味しいクッキーが出来ておすすめです。レモンピールが入ったクッキーは、サクサクのクッキー生地と歯ごたえの良いレモンピールがよくマッチして美味しいです。簡単に出来るクッキー生地に細かく切ったレモンピールを加えるだけで出来ます。手作りクッキーレシピとしても、レモンピールを加えるレシピはおすすめです。
おすすめのクッキーレシピは、ボウルに無塩バター50gを柔らかくして砂糖50gと溶き卵二分の一個分を加えてませます。小麦粉150gと細かく切ったレモンピール40gを加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜれば完成です。一緒にアールグレイの紅茶を加えてもとても美味しく出来ます。紅茶を加えるときは、ティーパックの紅茶をそのまま入れると良いでしょう。

レモンピールをパウンドケーキに入れる使い方
レモンピールパウンドケーキの作り方
パウンドケーキの生地に入れる使い方もおすすめです。パウンドケーキも簡単に出来ておすすめのケーキレシピですが、普通に作るより何か具材を加えるとリッチに仕上がって美味しいです。細かく切ったレモンピールを生地に練る込むと、レモンの味わいが爽やかなパウンドケーキになります。焼く前にパウンドケーキの表面に輪切りのレモンピールを乗せても良いですね。
パウンドケーキの作り方は簡単です。ボウルに無塩バター100gを柔らかくしたら砂糖50ぐぉいれてすり混ぜます。溶き卵2個分を入れて混ぜたら、細かく切ったレモンピール30gとレモン汁大匙1加えます。あとは小麦粉100gとベーキングパウダー小匙1入れて混ぜれば完成です。型に流しいれてオーブンで焼きましょう。170℃のオーブンで35分程度焼けば完成です。
美味しいレモンピールを作ってみよう!
八朔ピールとレモンピール作り
— 雨多 雑な日常 (@uuutttaaaa) February 13, 2018
キッチン中に爽やかな香りが充満する(*´艸`*)♡ pic.twitter.com/d1589c2fh2
レモンピールは美味しく食べることも出来、豊富に含まれる栄養素で良い効能が期待できるのです。作り方のコツを抑えて簡単に美味しく仕上げられます。美味しいお菓子レシピに加える使い方や、他にもいろいろな便利な使い方が出来ますね。そのままでも食べられるレモンピールにはアレンジレシピも豊富です。是非手作りレモンピールを作ってみてください。