レモンの絞り方のポイント解説!手が汚れない簡単な方法は?
ドリンクや料理にレモンを絞る時、どのような絞り方をしていますか?やり方によっては果汁が無駄になってしまう絞り方もあります。そこでレモンを簡単に綺麗に絞れる絞り方をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
目次
レモンの簡単な絞り方を知ろう
私たちの体にとって良い成分が多く含まれているレモンの上手な絞り方をご存知ですか?絞り器で無理やり果汁を出しているという方は、果汁がまだまだ絞れる状態で捨ててしまっているかもしれません。それではせっかくのレモンの成分がもったいないですよ。果汁を無駄にしない上手なレモンの絞り方を知ってみませんか?
レモンの果汁をまるごと上手に絞りきるには、コツがあります。上手な絞り方さえマスターすれば、レモンを惜しみなく使い切ることができます。そこで、簡単に絞れる上手なレモンの絞り方をご紹介していきます。包丁を使った絞り方やフォークを使った絞り方など、様々な絞り方があります。ぜひ参考にしてレモンを上手に使い切ってみてください!
レモンは体に嬉しい効果がたくさん
レモンは美肌にも健康にも良い
レモンはみなさんご存知の通り、ビタミンCが豊富な果物です。柑橘類の果物でトップのビタミンC量を誇るレモンの効果はやはり驚きのもので、毎日続けて摂取すれば美肌効果が期待できます。ビタミンCはシミやソバカスの原因であるメラニン色素を減らしてくれる役割を持つため、美肌を保つことができるのです。また免疫力を高める効能もあるので、風邪予防に効果的です。
疲労回復とリラックス効果
レモンにはビタミンCの他にもクエン酸が多く含有されています。クエン酸は疲労回復の強い味方です。疲れた体を内面から元気にしてくれるのです!また、エネルギーを作って乳酸や脂肪など不要物を分解してくれるので、脂肪蓄積予防にも効果があります。その他にレモンの香り成分であるリモネンを嗅ぐことでリラックス効果を得ることもできます。アロマとして活用するのもおすすめです。

知っておくと便利な良いレモンの見分け方
良いレモンは皮がツルツル
良いレモンというのは手に取ると分かるものです。良いレモンの表面の皮はつるつるしており、ハリがあるのが特徴です。皮がデコボコしているレモンは果汁が少なく瑞瑞しさにかけてしまうので、あまりおすすめはできません。レモンを触った時に、ぶよぶよとゆるみのある時は鮮度が落ちてしまっているので、ハリの有無は見極める必要があります。
重さはずっしり重みのあるレモンを選ぼう
上手な絞り方を知っていても、あまり良いレモンでなければもったいないです。良いレモンはずっしりと重量感があります。レモンを一つ一つ手にとって重みがあるかを比べてみましょう。またレモンの皮の色にムラがないのもポイントです。満遍なく黄色が広がっているレモンが良いレモンと言えるでしょう。ぜひ買う時にも神経を張り巡らせて選ぶように心がけましょう。
簡単で上手なレモンの絞り方
レモンの簡単な絞り方ステップ1:レモンを転がす
簡単に果汁を絞り出せるレモンの絞り方をご紹介します。まずレモンをテーブルの上に置きます。少し圧力をかけながら手で転がしていきましょう。しばらく転がすことで感触が少し柔らかくなってきます。これは、レモンの中で果汁が絞り出てきた証拠です。テーブルのような平なところがなければ、両手で挟んでしっかり圧力をかけて転がす方法でも構いません。
レモンの簡単な絞り方ステップ2:レモンの先に切り込みを入れる
転がして果汁を中で絞り出てきたことを確認できれば次は、包丁を使います。まず、レモンの尖っている方の先端部分を切り落とします。そして平な切り口ができればここに十字に切り込みを入れましょう。この切り込み口を下にして、受け皿を用意してレモンを絞ってください。柔らかくなっているレモンからみるみるうちに果汁が出てきます。皮を手で触っても手が汚れない絞り方ですので、おすすめです。
便利な電子レンジを使ったレモンの絞り方
電子レンジを使ったレモンの絞り方ステップ1:600Wで20秒から30秒
レモンの果汁を無駄なくすべて絞りきるには電子レンジを使う絞り方がおすすめです。電子レンジを使えば、マイクロ波という目に見えない波動がレモンの細胞壁を壊してくれ、最後まで果汁を出し切ることが可能になるのです。まずは、レモンを丸ごと600Wで20秒から30秒ほどレンジにかけます。特にラップや耐熱皿は不要です。
電子レンジを使ったレモンの絞り方ステップ2:縦に切って絞る
レンジから取り出して柔らかくなったのを確認できれば、少しだけ転がしましょう。そして横ではなく、縦に真っ二つにカットします。縦にカットをすることで、簡単にレモンの果汁を効率よく絞りきることができるのです。これで少しだけ手に力を入れる絞り方をすれば、果汁が惜しみなく出てきます。温度が上がると果汁は出やすいですが細胞が破壊され、ビタミンはその分失われてしまうデメリットもあります。
大きなレモンはフォークを使う絞り方を活用
フォークを使うレモンの絞り方:中の果肉をほぐす
大きめのレモンの果汁を絞り出す時にはフォークを使うと効率よく絞り出すことができます。小さめのフォークでも大きめのフォークでもどちらでも構いません。なかなか大きいレモンだと中の果肉がほぐれにくく、果汁も無駄なく絞るには一苦労かかってしまいます。そんな時にフォークを使って数カ所穴を開けていきましょう。
穴を開けて行くと果肉をほぐすことができ、中で果汁が出てきてくれます。この状態で縦半分にカットをしたり、先端をカットして十字に切り込みを入れたりして絞っていきましょう。大きめのレモンでも果汁を無駄なく絞りきることができます。大きいレモンを手に入れた時には迷わずフォークを使った絞り方を活用しましょう!
カットされたレモンの絞り方のコツ
絞り方のコツ:必ず柔らかくする
居酒屋などではあらかじめカットされたレモンが提供されますよね。カットされているレモンは転がせない上に電子レンジも使うことができません。レモンの果汁を上手に絞りきるには柔らかくすることがポイントです。なんとか柔らかくできれば、果汁を上手に絞ることができます。爪楊枝でも構いませんので、皮から果肉に向かって少し穴を開けて柔らかくしてから絞る絞り方がおすすめですよ!
絞り方のコツ:皮を下にして絞る
みんなよく聞いて欲しい!!
— 50pipsゆかポン選手 (@00YUKAAA00) October 21, 2017
わかりにくい写真だが
レモンの正しい絞り方は
皮が下だ!そうだ!皮が下だ!
香りが全然違うから
またいつか試してくれよな笑! pic.twitter.com/2jDgNgVkWP
レモンの絞り方は間違った認識をしている方が多いです。実は正しい絞り方は皮を下にして絞る方法です。みなさん皮を上にして絞っていませんでしたか?居酒屋などで唐揚げと一緒にレモンが提供された時、次回からはレモンの皮を下に向けて絞る絞り方を実践してみてください。今までより多く果汁が出てきますよ!

残ったレモンの皮の活用方法
レモンの皮にはd-リモネン (Limonene) というテルペン系炭化水素が含まれており、レモンの香りの重要な成分となっている。油汚れを落とすための洗浄剤や、ガム剥がし用の溶剤の成分として使用されるほか、発泡スチロールのリサイクルに利用される。(wikiより)
— レモン (@lemoooon_bot) February 25, 2018
レモンの皮にも果汁や果肉に負けないほどの栄養成分があります。皮を活用しないのはとてももったいないことです。そんなレモンの皮のおすすめの活用方法をご紹介していきます。レモンの皮はお風呂にもお菓子にも使うことができます。ぜひ一度試してみてくださいね。
レモンの皮活用法:レモンピール
レモンの皮を縦にカットしていきます。1cm程度にカットしたら水から煮ていきます。水をしっかりと張って圧力鍋で2分程度加圧していきましょう。圧力が抜ければ、レモン1個に対してグラニュー糖35gを鍋に入れて中火で煮詰めていきましょう。途中、鍋を揺すって砂糖を満遍なくレモンと絡ませるのがポイントです。グラニュー糖がレモンに結晶となってついてきたら完成です。
レモンの皮活用法:レモン風呂
レモンの香りの高いリラックス効果を感じるために、レモン風呂がおすすめです。レモンの皮をお風呂のお湯に浮かべるだけというお手軽な方法です。使うレモンの皮は干してからがベストです。レモンの皮には、皮脂の分泌を防止してくれる効果があるので、ニキビ改善にもつながります。またクエン酸が体臭改善にも効果を発揮してくれるので、女性にとっては嬉しいですね!夏のレモン風呂は特におすすめです。

上手なレモンの絞り方をマスターしよう
レモンの絞り方一つで、果汁を無駄にしないかが決まります。ぜひ絞り方を工夫して、惜しみなく果汁を絞り出しレモンを最大限に生かしてください。絞り方は何通りかあります。それぞれのシーンとレモンの大きさで、しっくりくる絞り方を試してみましょう。
絞り方を知っていれば、今までいかに上手に絞れていなかったかがわかります。ぜひ試してみてください。またレモンの果汁はもちろんのこと、皮も有効活用してみましょう。レモンピールやレモン風呂などに活用できるので、ぜひお試しください!
