ジンジャーシロップのレシピ紹介!簡単な作り方やおすすめのアレンジも!

冷え性改善や代謝アップなど、女性に嬉しい効果が期待できるジンジャーシロップ。常備していろいろな飲み物や料理に使えば美容にも健康にも役立ちます。そこで、簡単な作り方のレシピから人気のおすすめアレンジまで、ジンジャーシロップのレシピをご紹介します。

目次

  1. ジンジャーシロップとはどんなもの?
  2. 健康にいいといわれる生姜の効果
  3. 冷え性改善には加熱した生姜を
  4. 生姜をジンジャーシロップにするメリット
  5. 基本のジンジャーシロップのレシピ
  6. スパイス入りジンジャーシロップのレシピ
  7. 黒糖ジンジャーシロップのレシピ
  8. はちみつジンジャーシロップのレシピ
  9. ジンジャーシロップの保存期間
  10. ジンジャーシロップを使ったドリンク
  11. ジンジャーシロップを使った料理レシピ
  12. ジンジャーシロップに使った生姜のアレンジレシピ
  13. ジンジャーシロップを作ってみよう!

ジンジャーシロップとはどんなもの?

ジンジャーシロップとはその名のとおり生姜を煮て作ったシロップで、生姜の香りやほどよい辛みが楽しめます。基本は生姜・砂糖・水で作りますが、砂糖を黒糖にしたりスパイスを加えたり、アレンジ次第で味に変化をつけることができます。市販されているものもありますが、手作りすると自分好みの味に調節できるので、簡単な作り方のレシピから試してみてはいかがでしょうか。

健康にいいといわれる生姜の効果

ジンジャーシロップの材料となる生姜は健康にいいと言われる食材ですが、具体的にはどんな効果があるのでしょうか。まず、生姜を食べると身体がポカポカしてきますが、それは生姜に血流を良くして体を温める効果があるからです。血流がよくなると代謝もよくなるので、ダイエットにも役立ちます。他にも、免疫力アップや殺菌作用、抗酸化作用、鎮痛作用等、様々な効果があります。

冷え性改善には加熱した生姜を

生姜には生の生姜に多く含まれるジンゲロールと、加熱すると増えるショウガオールという成分があり、いずれも血流をよくする効果があります。ただし、ジンゲロールは体の深部から末端へ熱を送るので、体の芯は却って冷やしてしまいます。

体を内側から温めるのはショウガオールのほうで、こちらは時間をかけて身体をポカポカさせる効果があります。つまり、冷え性改善を期待するなら加熱した生姜をとるのがいいということになります。

生姜をジンジャーシロップにするメリット

ジンジャーシロップを作る時には生姜を加熱します。上記のとおり、体を芯から温める効果のあるショウガオールは生姜を加熱することで増加する成分ですから、ジンジャーシロップにすることでショウガオールを効率的にとることができます。また、シロップ状だといろいろな飲み物や食べ物に使いやすいため、手軽に生姜の効能を得ることができるのです。

基本のジンジャーシロップのレシピ

まずはごくシンプルなジンジャーシロップのレシピをご紹介します。皮むきやスライスは手間ですが、作り方自体は簡単なので料理があまり得意でないという方もこれなら挑戦しやすいのではないでしょうか。

【材料】生姜300g、砂糖300g、レモン汁大さじ2、水100㏄【作り方】①皮をむいて薄切りにした生姜と砂糖を鍋に入れてまぶし、30分置きます。②生姜から水が出てくるので、そのまま中火にかけます。③砂糖が溶けたら水を加えて更に30分ほど煮て、仕上げにレモン汁を入れて完成です。

レモン汁はなくても大丈夫ですが、入れると爽やかさが加わって美味しいです。動画のように新生姜で作る場合は色がきれいになるので是非入れることをおすすめします。

スパイス入りジンジャーシロップのレシピ

上記のシンプルなレシピのジンジャーシロップも美味しいですが、好みに合わせてスパイスを利かせるのもおすすめです。スパイスを入れることで、味や香りに深みのある本格的なジンジャーシロップになります。ジンジャーシロップに入れるスパイスとしては唐辛子やブラックペッパー、カルダモン、シナモン等が人気ですが、スパイスの種類や量はお好みで調節すればいいでしょう。

スパイス入りジンジャーシロップ【材料】生姜300g、砂糖300g、水400㏄、唐辛子1本、シナモンスティック1本、クローブ2~3粒、レモン汁2/1個分【作り方】①基本のレシピと同じように生姜の皮をむいてスライスし、砂糖をまぶしておきます。②30分以上置いて水分が出てきたらスパイスと水を入れ、中火で煮ます。③30分ほど煮て仕上げにレモン汁を入れたら完成です。

黒糖ジンジャーシロップのレシピ

黒糖を使ったジンジャーシロップも人気があり、上白糖ではなく黒糖で作るという人も多いです。ビタミンやミネラルが豊富なので、黒糖でジンジャーシロップを作れば不足しがちな栄養素を手軽にとることができます。味にもコクが出るので、黒糖の独特の風味が苦手でないならおすすめです。

黒糖ジンジャーシロップ【材料】生姜300g、黒糖300g、水400㏄。作り方は基本のレシピと同じ手順でOK。もちろんこれにシナモン等のスパイスを入れても美味しいです。

黒糖を使って出来上がったジンジャーシロップは真っ黒ですが、水やお湯で割ると琥珀色になってきれいです。

はちみつジンジャーシロップのレシピ

はちみつは砂糖とはまた違ったやさしい甘さで甘味料として使いやすく、生姜との相性もいいのでジンジャーシロップに使うととても美味しいです。ビタミンやミネラルの他アミノ酸やポリフェノールを含む栄養豊富な食材で、上白糖よりカロリーが低く血糖値の上昇もゆるやかなので、ダイエット中だけど甘いものをとりたいという人にもおすすめです。

はちみつジンジャーシロップの作り方は非常に簡単。皮をむいてスライスした生姜を清潔な容器に入れ、はちみつを注いで漬けておくだけです。基本のジンジャーシロップのレシピより簡単ですよね。

生姜がひたひたに浸かるぐらいの量のはちみつを入れましょう。1日置くと生姜から水分が出てはちみつがサラサラになり、生姜は水が出た分嵩が減ります。その状態になればもう使えますが、1週間ほど置いてからがより美味しいです。

はちみつジンジャーシロップは柑橘類との相性がいいので、レモンの他オレンジや柚子などお好みの柑橘系フルーツと漬け込むアレンジもおすすめですよ。

ジンジャーシロップの保存期間

ジンジャーシロップは、しっかりと煮沸消毒した瓶等の清潔な容器に保存しておけば冷蔵庫で1~2週間ほどは保存できます。はちみつ漬けにして作ったシロップだと常温保存が可能で3か月ほどもちますが、高温多湿な場所に置いておくのは避けましょう。シロップが減ってきて浸かっていた生姜がシロップから顔を出し始めたら冷蔵庫へ移した方が安心です。

ジンジャーシロップを使ったドリンク

ジンジャーシロップを手作りする方の間で人気のある使い方は、炭酸水で割った自家製ジンジャーエールです。市販のジンジャーエールは甘いという方も、手作りジンジャーシロップだと自分好みにできるのでおすすめです。清涼感があってミネラルも取れる自家製ジンジャーエールは夏にぴったり。

ビールで割れば人気のカクテル、シャンディガフが自宅でお手軽に楽しめます。ジンジャーシロップがビールの苦みを和らげるので、ビールがあまり得意でない方にも飲みやすいのではないでしょうか。

寒い季節にはお湯で割って生姜湯にすると体がポカポカになります。紅茶に入れて生姜紅茶にするのもいいですね。

スパイス入りのジンジャーシロップをミルクティーに入れるとチャイ風になります。カフェやバーで人気のドリンクが自宅で簡単にできるのが嬉しいですね。
 

ジンジャーシロップを使った料理レシピ

ジンジャーシロップはドリンクに使うだけでなく、料理で普通の砂糖の代わりに甘味料としてつかってもコクが出て美味しくなります。人気の定番メニューをジンジャーシロップでアレンジしたレシピをご紹介します。

ジンジャーシロップで豚の生姜焼き

甘辛い味付けと生姜の香りが食欲をそそる、ガッツリ系の人気おかずです。醤油・酒・みりん等の調味料とおろし生姜のタレで焼くのが本来の作り方ですが、ジンジャーシロップを使えば生姜をおろす手間も省けるしあとの調味料は酒と醤油ぐらいでOK。

【材料】(4人分)豚ロース薄切り400g、酒大さじ1.5、醤油大さじ3、ジンジャーシロップ大さじ2、サラダ油適量【作り方】①豚ロースを酒・醤油・ジンジャーシロップに10分ほどつけておきます。②フライパンにサラダ油を熱して強めの中火で焼きます。③片面が焼けたら裏返して残っているタレを加え、全体に絡めながら煮立てて完成です。

ジンジャーシロップでブリの照り焼き

脂の乗ったブリにタレが絡んで絶妙な味わいの定番和食。普通の砂糖の代わりにジンジャーシロップを使えばより奥深い味になります。

【材料】(4人分)ブリの切り身4切れ、塩少々、醤油大さじ3、みりん大さじ1、酒大さじ2、ジンジャーシロップ大さじ1、サラダ油適量【作り方】①ブリは両面に塩を振ってしばらく置き、表面に出てきた水をふき取ります。②フライパンにサラダ油を熱し、ブリを中火で両面焼きます。③焼けたブリは一旦取り出し、空いたフライパンに混ぜ合わせた調味料を入れ、軽くとろみがつくまで煮詰めます。④ブリをフライパンに戻してタレを絡めたら完成です。

ジンジャーシロップに使った生姜のアレンジレシピ

ジンジャーシロップを作るのに使った生姜スライス、捨てるのはもったいないですよね。ここではその生姜スライスを使ったアレンジレシピをご紹介します。

ドライジンジャーのレシピ

生姜の辛みと砂糖の甘みがマッチした素朴な美味しさのドライジンジャー。最初から作るのは大変そうに思えても、ジンジャーシロップの副産物としてならとても簡単なので、ジンジャーシロップを作ったら是非一緒に作ってみましょう。

【作り方】ジンジャーシロップを漉した後に残った生姜スライスを網やザルに並べて乾かし、グラニュー糖をまぶすだけ。天日干しなら2~3時間ぐらい、室内なら1日ほど置きます。砂糖の甘さが染み込んでいるので、甘さ控えめがお好みならグラニュー糖をまぶさずそのまま食べても美味しいです。

ジンジャークッキーのレシピ

欧米のクリスマスで定番のお菓子、ジンジャークッキーも、ジンジャーシロップに使った生姜を利用して作ることができます。

【材料】薄力粉150g、砂糖70g、バター100g、卵1個、ジンジャーシロップで使った生姜のみじん切り大さじ2、シナモンパウダー小さじ1(作ったジンジャーシロップがスパイス入りのものならシナモンパウダーは不要)

【作り方】①室温に戻したバターをクリーム状にし、砂糖を2回に分けてよく混ぜます。②溶いた卵を少しずつ加え、生姜も(入れる場合はシナモンパウダーも)混ぜます。③ふるった粉を加え、切るように混ぜて冷蔵庫で15分ほど休ませます。④休ませた生地を均等な厚さに伸ばして好きな型で抜き、天板に並べて温めておいたオーブンへ。160~170度で12~13分焼いて完成です。

他にも、ドライフルーツと一緒にパウンドケーキの具材にしたり、みりんや醤油と煮詰めて佃煮にしたりとアレンジは自在です。

ジンジャーシロップを作ってみよう!

ジンジャーシロップを作っておけば、ドリンクに料理にと使い道がたくさんあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。健康にも美容にもいい生姜を毎日でもとれるのが嬉しいですよね。簡単に作ることもできれば、スパイスの種類を変える等アレンジしていくこともできるので、いろいろ試して自分好みのレシピを見つけ出してくださいね。

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