バナナの栄養・効果効能まとめ!カリウムやビタミンが豊富!
栄養満点の果物と言えばバナナですよね。バナナにはとくにカリウムやビタミンが豊富で、体に良い影響を及ぼす効果効能がたくさんあるんですよ。ここではバナナの栄養や効果効能を中心にご紹介します。食生活にバナナを上手に取り入れて健康的な毎日を過ごしましょう。
目次
バナナは栄養たっぷりの果物
バナナはとても栄養たっぷりの果物。数多くの栄養素がたくさん含まれているのでバナナだけで食事ができるとも言われています。しかも他の果物に比べると値段も安いので手軽に入手することができます。日持ちもしますので1房買えば1週間は食べることができるでしょう。切らずにそのまま食べられますのでお弁当に持って行くのもおすすめです。
では、栄養たっぷりのバナナには一体どんな栄養素が含まれているのでしょうか?バナナに含まれている栄養素はいろいろありますが、とくに代表的な栄養と言えばカリウムとビタミンB郡です。カリウムとビタミンと言えば健康には欠かせない栄養素ですよね。美肌やむくみの解消など、美容にも良い効果効能をもたらします。バナナは非常に優れた食材なのです。

いつも食べるのは何バナナ?
実はバナナと言っても300もの種類があるのはご存じでしたか?日本でよく売られているバナナはそのうちの1つか2つの品種です。みなさんがスーパーマーケットなどでいつも買うバナナはジャイアント・キャベンディッシュ(Giant-Cavendish)という品種だそうですよ。たまにモンキーバナナという房が短いバナナをみかけますがこちらはセニョリータという品種だそうです。
バナナは熱帯や亜熱帯地域の果物なので、現在はそのほとんどがフィリピンやエクアドル、台湾から輸入されています。ただ、最近では岐阜県や岡山県などで栽培が成功したというニュースも聴かれています。近いうちに日本産バナナが食べられる日が来るかもしれませんね。

むくみの解消や高血圧予防に役立つ
バナナの栄養と効果効能:カリウム
バナナや果物には「カリウム」を多く摂取でき、そのカリウムに体内の塩分が釣られて体外に出てくれます。その為身体の無駄な水分が抜け、むくまない身体が出来ます。日常的に摂取するようにしましょう。
— 体はいつでも真夏 (@bodycutebody6) February 27, 2018
ここからバナナの栄養と効果効能をご紹介しましょう。まずはバナナの代表的な栄養素の1つであるカリウムです。カリウムには体内のナトリウムを尿などによって排出するという大きな効果効能があります。そのためナトリウム、つまり塩分の摂り過ぎによる高血圧やむくみなどの解消に役立つのです。
他にも苺や林檎などバナナと同じようにカリウムを含む果物はありますが、それらに比べてバナナはカリウムの含有量がずば抜けて高いのです。ただ水溶性なのでバナナを洗ったり茹でたりしないように気をつけてくださいね。また腎臓に障害がある場合は過剰摂取したカリウムの排出機能が弱まっていますので、バナナを食べる際は注意しましょう。

代謝を上げて脂肪の燃焼を助ける
バナナの栄養と効果効能:ビタミンB群
バナナには糖質や脂質をエネルギーに変換するビタミンB群がバランスよく含まれている。便秘にもいいためダイエットには最適というわけだ。
— 月に舞うママン (@mama_saix) February 26, 2018
次にご紹介するのはビタミンB群です。バナナに含まれているビタミンB群にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6がありますが、そのどれもが体の代謝を上げる効果効能を持っています。代謝が上がると脂肪が燃焼しやすくなりますので、とくにダイエット中の人にバナナは心強い味方なのです。
さらにビタミンB6には女性ホルモンバランスを整える効果があります。生理前になるとイライラして鬱っぽくなるなど、月経前症候群(PMS)に悩む人にはとくにおすすめです。ビタミンB6によって症状が緩和するかもしれません。同じようにバナナに含まれているビタミンB1にはストレス緩和の効果もありますので積極的にバナナを摂取してみましょう。

骨や歯の健康を保つ
バナナの栄養と効果効能:マグネシウム
頭痛がするときは、マグネシウム不足かもしれないので、バナナとかアーモンドが良いらしいですよ!
— ぴろ (@hirotyatya777) February 10, 2018
もしくは風邪かもしれないので、どうか早めにお休みください。
元気になったら、リスポンの歌の投稿、ひそかに楽しみにしてます!(●´ω`●)
マグネシウムもバナナには多く含まれています。マグネシウムはカルシウムと一緒に骨内に含まれているミネラルの一種です。マグネシウムはカルシウムとのバランスをお互いにとりながら作用することにより、歯や骨の健康が保たれる効果効能を持っています。
骨粗しょう症の予防にマグネシウムは欠かせない栄養素だと言えるでしょう。ただ、マグネシウムだけを過剰に摂取するとカルシウムが不足してしまいますので少し注意しましょう。カルシウムとマグネシウムのバランスをとることが歯や骨の健康につながります。発育中の子供はもちろんのこと、お年寄りにもバナナはおすすめなのです。

便秘解消の心強い味方
バナナの栄養と効果効能:食物繊維
バナナは食物繊維が多く、オリゴ糖を含むので便秘解消に良いとされています。ちなみにバナナのスジは身体に良いので、取らずにそのまま食べるようにしましょう。
— 光の美容の秘密 (@hikaruZ002) February 24, 2018
バナナには食物繊維も多く含まれているんですよ。便秘の解消に食物繊維が良いことはすでにご存じですよね。しかもバナナには不溶性と水溶性の両方の食物繊維が含まれているんです。食物繊維には不溶性と水溶性の2種類があり、両方の食物繊維がバランス良く作用することでお通じが良くなります。どちらか片方だけを摂取しても便秘は解消されにくいのです。
食物繊維のほかにもバナナにはオリゴ糖も含まれていますので、腸内細菌のバランスを整えて腸内環境を改善する効果もあります。その点からも便秘がちな人にとってバナナは強い味方だと言えるでしょう。お通じのためにも、ぜひ毎日の食事に取り入れたいですね。ただ、便秘を解消したいからと言って食べ過ぎには気をつけてくださいね。毎日適量を食べるのが良いでしょう。

いつまでも若々しくいられる
バナナの栄養と効果効能:ポリフェノール
【 冷凍バナナ🍌 】
— 🥀 (@Snyanx) February 9, 2018
最近始めみておやつやアイスの代わりに食べてます!
完熟食べごろになったバナナを輪切りにして5つくらいずつラップで包んで小分けにして冷凍。
バナナは冷凍するとポリフェノールが増加するので肌荒れ予防やアンチエイジングの効果があるそうです。 pic.twitter.com/I2u6Tv7wHV
ポリフェノールの抗酸化作用はいつまでも美しく健康でいたいと願う女性たちにとって欠かせないものですよね。このポリフェノール、バナナにも含まれているってご存じでしたか?1本のバナナにだいたい赤ワイン1杯分のポリフェノールが含まれているそうです。これは果物に含まれる量としてはかなり多いとのこと。また、活性酸素を取り除く効果もポリフェノールにはあります。
活性酸素は元々体内に侵入してきたウイルスや細菌から身を守るために作られる成分ですが過剰に作られると体内の正常な細胞を攻撃し、有害な脂質を生成してしまいます。その過剰分をポリフェノールが除去してくれますので老化や生活習慣病、ガンなどの予防が期待できるでしょう。バナナは本当に栄養の宝庫だと言っても過言ではありませんね。

青色バナナでお通じ改善
色で異なるバナナの栄養と効果効能:青色バナナ
バナナには数多くの栄養素が含まれていますが、バナナの色によって効果効能が異なることをご存知でしたか?便秘を解消したいのなら青色バナナを食べましょう。青色バナナには他の色のバナナよりも難消化性デンプンがとくに多く含まれています。難消化性デンプンとはその名の通り消化されにくいデンプンのことです。
このデンプンが腸内で善玉菌のエサとなり、結果善玉菌が増えます。すると腸内環境が整えられ便秘も解消されるとのこと。この難消化性デンプンはバナナが熟していくにつれて減少してしまいますので、便秘を解消したい人はバナナが熟さないよう気をつけてくださいね。

黄色バナナでアンチエイジング
色で異なるバナナの栄養と効果効能:黄色バナナ
若々しい美しさを保ちたいのなら黄色バナナを食べましょう。一般的によく食べられるのが黄色バナナです。丁度良く熟したバナナには他の色のバナナよりもビタミンB2、B3、B6がずば抜けて多く含まれています。ビタミンは体の代謝を上げてくれますので、毎日の食事に取り入れれば美肌効果が期待できるでしょう。
また黄色バナナは他の色のバナナに比べて抗酸化作用が非常に強いとのこと。体が酸化するのを抑制してくれますのでアンチエイジングにはもってこいの食べ物なのです。

茶色バナナで免疫力UP
色で異なるバナナの栄養と効果効能:茶色バナナ
買ってからしばらくたつとバナナの皮に茶色の斑点が出てくるようになります。もうしばらくたつとバナナの皮全体が茶色に変色するでしょう。でも、バナナが悪くなったわけではありません。茶色バナナには免疫力をUPさせる効果効能があるのです。
また、茶色の斑点をシュガースポットと言いますがここには果物に含まれるのは珍しいリン脂質という物質が含まれています。リン脂質には胃の粘膜保護や胃潰瘍予防の効果効能があるそうです。さすがバナナ!どの色のバナナも健康に役立つ効果効能を持っているのです。

バナナでもっと若く美しく
バナナの栄養と効果効能はこんな人におすすめ:美容志向の高い人
美白に効く飲み物「酸化を防ぐためには抗酸化力の強い食べ物を食べることが有効で、特に一番強いのがバナナというデータがでている。」
— 美肌大学 スキンケア学部 (@sukinkeagakubu) February 27, 2018
バナナは多くの人の食事に取り入れて欲しい果物ですが、とくに美容志向の高い人にバナナはおすすめでしょう。バナナに多く含まれているビタミンB群には美肌効果のほか、毛髪を美しく保つことが期待できます。マグネシウムもまた骨や歯の健康を保つのに役立つでしょう。
さらに抗酸化作用を持つポリフェノールには肌の老化抑制やアンチエイジングの効果効能があります。美容志向の高い人はぜひ毎日の食事にバナナを取り入れてみましょう。アサイ―やチアシードなど美容に良いとされる他の食品と一緒に食べれば、効果が何倍にもUPするかもしれません。

ダイエット中のバナナで脂肪燃焼
バナナの栄養と効果効能はこんな人におすすめ:ダイエット中の人
食欲を抑える食品
— ダイエット垢 脂肪を落とせ!!! (@dA3RvMBlDalgh8a) February 27, 2018
バナナ
バナナに含まれる
アミノ酸フェニルアラニンが
過剰な食欲を抑制してくれます
バナナはカリウムの含有量がダントツに多いで
徹底的にむくみを排除する
バナナはダイエット中の人にも非常におすすめな果物です。バナナには不溶性と水溶性の両方の食物繊維が含まれていますのでお通じがよくなることは間違いないでしょう。またカリウムが持つ利尿作用によって体内の塩分と水分のバランスが改善し、むくみの解消にもつながります。
さらにビタミンB群が体の代謝を上げてくれます。なかでもビタミンB2は脂質の燃焼に効果を発揮するでしょう。すでにダイエットを始めている人もこれから始めようと考えている人も、ダイエット中の食事にはぜひバナナを取り入れましょう。

バナナを食べて大きくなろう
バナナの栄養と効果効能はこんな人におすすめ:発育中の子供
バナナは偉大だ
— Eri (@e_kyyy) May 8, 2017
栄養あるし、手で皮剥けるし、他の果物に比べると安価だし、離乳食期にも使いやすい
そして大体子供は大好き
発育中の子供にもバナナは最適なんですよ。発育中はとくに骨の形成が盛んに行われます。バナナに含まれているマグネシウムがカルシウムの吸収を促進したり、骨や歯の形成を助けてくれるのです。また、ビタミンB群は体の代謝を上げますので発育全体を助けます。なかでもビタミンB6はタンパク質の代謝を上げますので、筋肉や血液の生成に効果を発揮するでしょう。
子供のおやつにぜひバナナを取り入れてみてください。バナナなら甘いので子供も喜んで食べてくれるのではないでしょうか。しかも値段も手ごろですし、子供でも皮を簡単に剥いて食べることができます。マフィンやクッキーなど、バナナを使ったお菓子も美味しいですよ。子供と一緒に作ってみてはいかがでしょうか。

リラックスしたい時はバナナをどうぞ
バナナの栄養と効果効能はこんな人におすすめ:ストレスに敏感な人
牛乳と同様にトリプトファンを豊富に含んでいるバナナをいっしょに食べると、セロトニンを作る効率がアップします。牛乳とバナナをミキサーにかけてバナナシェイクを寝る前に一杯。穏かな睡眠のために、一度試してみてください。
— 安眠セラピーbot (@yudainakata0422) February 27, 2018
ストレスに敏感な人はぜひバナナを食事に取り入れてみて下さい。ここでご紹介した栄養素の他にもバナナにはトリプトファンという物質が含まれます。この物質は体内に入るとビタミンB6の助けを借りて、セロトニンというホルモンに変化します。そして心の安定やリラックスに効果を発揮するのです。
セロトニンのほかマグネシウムにも同様の効果をがあります。ストレスを感じていつもイライラする、なかなか眠れないという人は積極的にバナナを摂取しましょう。ストレス緩和につながるかもしれません。
バナナは運動中の栄養補給にピッタリ
バナナの栄養と効果効能はこんな人におすすめ:運動するのが好きな人
バナナは手早く栄養補給するのにすごくいいんですよ(*´-`)
— REほたるい宮@REsuperG (@RE_MAZDA) December 13, 2017
スポーツ選手なんかもよく運動しながら食べる位ですからね
体の事考えてくれてる優しいママさんだと思いますよ(`・ω・´)
運動するのが好きな人にもバナナはおすすめです。バナナに含まれている糖はその種類によってエネルギーに変わる速度が異なります。単糖類は速やかに変わりますがショ糖や炭水化物は少し時間がかかるのです。そのためバナナは速効性と持続性の両方のエネルギーを合わせ持ちます。
また、豊富に含まれているカリウムが筋肉の収縮をサポートし怪我から身を守ってくれます。ビタミンB群には疲労回復、タンパク質の代謝を上げるなどの効果があります。運動中の栄養補給にはピッタリの果物ですね。スポーツバッグにはいつもバナナを常備しておきましょう。

二日酔いもバナナがあれば大丈夫
バナナの栄養と効果効能はこんな人におすすめ:よくお酒を飲む人
お酒を飲む時のビフォーアフター
— くだものなんだもん (@Jon_ko) November 10, 2016
飲む前には【柿】
飲んだ後は【バナナ】
二日酔い予防の素敵なコラボ
#二日酔い予防#柿#バナナ
二日酔いの朝にはぜひバナナを食べてみてください。バナナにはビタミンB3(ナイアシン)が含まれています。ビタミンB3はアルコールを分解し、血行促進や頭痛の改善に効果を発揮しますので、お酒をよく飲む人には非常におすすめなんです。また、お酒を飲んだ翌日は顔のむくみが気になりますよね。でも大丈夫ですよ。
バナナに豊富に含まれているカリウムが体内の塩分を排出してくれますのでむくみも解消されるでしょう。お酒と塩辛いものを食べても、塩分を排出し血圧をコントロールするのにもカリウムは役立ちます。さらに疲労回復に役立つビタミンB1もバナナには含まれています。消化液の分泌も助けてくれますよ。二日酔いで何も食べたくない時はバナナスムージーなどで摂取してみましょう。

バナナを食べて毎日元気!
ここではバナナの栄養と効果効能を中心にご紹介しました。バナナにはカリウムやビタミンB群以外にも数多くの栄養が含まれています。ぜひ毎日の食事に取り入れてその効果効能を実感してくださいね。バナナアレルギーの場合は加熱すると症状が軽減されることもあるそうです。バナナを焼いて食べるのも美味しいですよ。バナナを食べて毎日元気に過ごしましょう。
