ジェルネイルの長さ出し・セルフのやり方!チップでやる簡単な方法など
ジェルネイルやチップを使って爪の長さ出しができるのを知っていますか?ジェルネイルを使うことでツヤツヤの爪に仕上がりますよ。長さ出しをすれば折れてしまった爪や短い爪も好みの爪を作ることができます。こちらではジェルやチップを使った爪の長さ出しの方法をご紹介します。
目次
綺麗な指先で女子力アップ!爪の長さ出しのやり方まとめ
せっかく伸ばした爪が欠けてしまったり折れてしまってショック!と困ったことありませんか?テンションは下がってしまい、あきらめて他のネイルも落として短く爪を切ったりする方法や、一本だけそのままにするという状態はとてもバランスも悪いですし、できることなら避けたいですよね。
健康な成人では個人差はありますが、手の爪が伸びるスピードは一日で0.1ミリほどと言われています。折れてしまった爪がもとの長さになるまでの間や、長さのあるネイルを楽しみたいと思った時に自然に爪が伸びるのを待つよりも、セルフで長さ出しの方法をすることによってすぐに好みのネイルを作ることができます。今回は、爪の長さ出しのやり方についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
ジェルネイルやチップを使った爪の長さ出しとは?
セルフで短い爪にも長さ出し
「爪の長さ出し」とは「自爪の長さを延長させる」という意味を持ち「スカルプチュア」と言います。このように白く伸びた部分のほとんどない爪にも簡単に長さ出しをすることができます。やり方を覚えてしまえば簡単にできるようになるので、一本だけ爪が折れてしまった時や長めのネイルを楽しみたい気分になった時にとても便利ですよ。
深爪さんや噛み癖のある人にもおすすめ
爪を長く伸ばしたくても伸ばせない人や、爪を噛むのが癖になってしまって深爪気味の人にも、爪の長さ出しの方法を使えば、簡単に綺麗な爪を作ることができます。程よく長さのある爪は、長さや形によって手や指先を綺麗に見せてくれたり、指が細く長く見える効果もあるんですよ。
簡単チップとジェルネイルで長さ出し!
チップで簡単に長さ出し!:チップオーバーレイ
チップオーバーレイとは、ハーフサイズのチップを使って爪の長さ出しをするやり方のことを言います。爪の先端の部分にチップを付けて、チップと自爪の段差や境目をジェルネイルを使って境目を綺麗に覆う方法をオーバーレイと言います。
ハーフチップには様々な形や種類があり、そのままポリッシュやジェルを塗らずに使うことができ、時間をかけて削って形を整える必要がないので、セルフで簡単に長さ出しができるのでとてもおすすめです。
ジェルネイルでツヤツヤ綺麗な爪に
爪の長さ出しにはジェルネイルやアクリルを使うというやり方もありますが、短い爪や深爪気味の人にはひっかかりの部分が少なすぎるためあまりこの方法は向いていません。一方でこの方法は、折れてしまった爪や短い爪の人にも向いています。チップオーバーレイの持ちはとても良く、個人差がありますがネイルを2週間から3週間以上も楽しむことができます。
チップオーバーレイに必要なもの
長さ出しに欠かせないハーフチップ
ハーフチップには透明や、カラータイプ、そのままフレンチネイルとして使えるものまで種類がたくさんあります。ハーフチップを選ぶ時には自爪に合ったチップを選ぶことが大切です。自爪よりもほんの少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。小さめのサイズは圧迫感を感じてしまったり、自爪に傷がついてしまう可能性がるので、サイズ選びには気を付けてくださいね。
チップを簡単にカットできるチップカッター
チップをカットする時に爪切りやニッパーでは綺麗に切ることができないので専用のチップカッターがおすすめです。この他にネイルチップ用グルーとサンディングに使うファイル、ジェル専用のライト、クリアジェルが必要です。インターネットやドラッグストアなどで価格もお手軽な専用ライトも売っていますので、セルフの長さ出しやジェルネイル用に一つ持っていると便利ですよ。
ジェルネイル専用ライト
おすすめのコンパクトで形も可愛いジェルネイル専用ライトです。ライトには種類がたくさんあるので好みのサイズやデザインを見つけることができますよ。
綺麗を保つための下準備をしよう
エメリーボード(爪用やすり)
チップを付ける前に自爪をサンディングして整えます。爪を短くしるぎるとチップが取れやすくなってしまうので、ある程度自爪の長さがある時には、爪を残しておくことをおすすめします。整え終わったら、自爪の表面を軽くサンディングするとチップの密着度が良くなって持ちもアップします。チップをつける前に拭き取り用ジェルなどで余分なダストや油分を拭き取りましょう。
チップを付ける前に、チップが自爪と重なる部分を少しツヤが消える程度にサンディングすることをおすすめします。サンディングをしておくと、自爪との段差を少なくできると同時に、自爪とチップの密着が良くなります。また、グルーを付ける前にハーフチップと自爪のカーブを合わせてみて、合わない場合にはチップをお湯に付ける方法でカーブを自爪に合わせて成型の補修をします。
チップを綺麗に付けるコツ
チップの付け方
こちらはチップの付け方がとても詳しく分かります。グルーは付けすぎてしまうと、チップを付ける時に溢れてしまうので気を付けましょう。また、チップを付けるときにはチップと自爪の間に空気が残らないように気を付けてください。特に爪の両端の部分はしっかりと接着させます。セルフの時は、ウッドスティックを使うと簡単にしっかり両端のポイントを押さえることができますよ。
チップを付けたら、チップと自爪の段差をなくすようにチップをサンディングします。その後、チップの先端を必要があればカットして好みの形に整えます。最後にクリアジェルを塗って硬化させます。
硬化の前には、ジェルをしっかりと密着させるために、サンディングした時に出たダストをしっかり拭き取ってから硬化させるようにしましょう。二度塗りをして硬化させたら好みのジェルやアートで仕上げてくださいね。

チップを使って簡単フレンチネイル!
便利なフレンチ用チップ
ハーフチップには様々な種類があり、このようにチップを付けるだけでフレンチネイルが完成するものもあります。フレンチ用チップを使えば簡単に綺麗なフレンチネイルができるので、とてもおすすめですよ。シールやストーンでアクセントを付けたり、クリアのチップと合わせて違うデザインを楽しんでも良いですね。
ジェルネイルが映える長さ出し
中指折れちゃったから家にある色で自分でやったんだけど、違和感無さすぎてドヤ顔🤓
— Miho(DJ miffy) (@dj_miffy) July 6, 2017
最近ハーフチップが上手く付けれる🤓❤️❤️ pic.twitter.com/TkmKlUkIDt
クリアタイプのハーフチップは、色々なネイルを楽しむことができてとても便利です。好きなカラーで塗って仕上げても良いですし、クリア部分を生かしたグラデーションネイルなどにも便利です。長さ出しをすることで、セルフネイルのデザインの幅も広がりますね。春から夏にかけては華やかなフレンチネイルやクリアチップを使ったグラデーションネイルもとてもおすすめですよ。
ジェルネイルの長さ出しとは?
ジェルネイルで持ちアップ!:ジェルスカルプチュア
ジェルスカルプチュアとはジェルネイルを使って爪の長さ出しをする方法です。ジェルネイルにはソフト、セミハード、ハードなどと種類がありますがソフトジェルはやや短めの長さ出しの時に使います。5㎜以上の長さ出しをしたい場合にはスカルプ用のジェルを使うことをおすすめします。爪にひびが入ってしまった時や欠けてまった時にもこのやり方を覚えておくととても便利ですよ。
ジェルネイルでツヤと持ちをアップ
初ジェルスカルプ💙💙💙 pic.twitter.com/n9hI1yWclY
— AMI (@ahyh_85) December 27, 2017
ジェルを使った長さ出しの方法は、慣れてしまえばとても簡単にできますし、自爪の保護の役割もしてくれます。一番の魅力は、チップを使ったやり方よりも長さ出しをした爪に強度があるので、とても長持ちするという点です。少し長めの綺麗な爪を保っていたいという人に、ジェルネイルを使った長さ出しはぴったりのやり方です。
ジェルネイルを使った長さ出しに必要な物
ジェルスカルプに必要なものは、クリアジェル、スカルプ用ジェル、ジェル用ブラシ、ジェル用ライト、エメリーボード、ハサミ、ふき取り用クリーナーなどの他に、ジェルで長さ出しをするために必要なフォームという土台として使用するためのものが必要になります。フォームはインターネットなどでまとめて購入しておくと良いですよ。
フォームのデザインがさまざまですが、基本的にはどのフォームを使っても長さ出しをすることができるので、価格やデザインなどお好みで選ぶのも良いですね。
下準備で持ちをグンとアップさせよう
セルフジェルネイルと同じ下準備を
綺麗なネイルを長く楽しむためにも下準備を必ずしましょう。ハーフチップオーバーレイなどの時にも是非行うようにしてくださいね。余分な油分や汚れを手洗いで綺麗にして、甘皮の処理を行ってください。甘皮の処理をすると爪の輪郭がはっきりして綺麗なネイルに仕上がります。またネイルの持ちもとてもよくなりますよ。その後自爪をエタノールや拭き取り用クリーナーで拭きます。
ジェルネイルに欠かせないサンディング
最後にスポンジバッファと言われるスポンジ状のやすりで爪の表面全体をサンディングします。この時ゴシゴシと動かして爪を削るのではなく、一方方向に向かって動かすようにします。このサンディングの目的は、ジェルの密着を良くするために爪の表面の光沢を取る意味を持っているので、自爪のサイドまでサンディングをすることと、あまり力を入れすぎないように気を付けます。
フォームを綺麗に付けるコツ
ジェルネイルを使った長さ出し:フォームの取り付け
サンディングが済んだら、ダストをしっかり拭き取ってフォームを付けます。フォームはシール状になっています。中心部分のシールを剥がして裏面に貼り付けることでフォームが補強されます。自爪とフォームの間に隙間が出ないようにしっかりと付けます。隙間が残った状態でジェルを塗ってしまうと隙間からジェルが流れてしまうので、爪の横側からもしっかりと確認してくださいね。
フォームを簡単に付ける方法
爪のスマイルラインと言われる白いカーブの部分と、フォームのカーブが合わない時には、ハサミでカットをします。セルフでフォームを付けるのは慣れるまでは大変ですが、利き手と反対側の小指の方から付けて、長さ出しの作業を済ませていくようにすると比較的やりやすくなります。
ジェルネイルを使って長さ出しをしてみよう
長さ出しのやり方
フォームを装着したら、スカルプ用ジェルを付ける前にベースジェルを自爪に塗って硬化させます。その後スカルプ用ジェルをブラシにとって、自爪とフォームの境目部分に乗せます。フォームのガイドランを目安にして、好みの長さまでジェルを伸ばします。ブラシの動かし方や、ジェルの塗り方がジェルで綺麗な長さ出しをするコツになるのでこちらを参考にしてくださいね。
柔らかめのジェルは、フォームから流れてしてしまうので、固めのジェルを選ぶようにします。ジェルを塗ったらすぐに硬化させずに、少しだけ時間を置くと表面張力でジェルが均等に馴染みます。長さ出しをする時にはジェルで作った爪の両サイドの厚みが足りないと、欠けてしまったり折れてしまう原因になってしまうので全体の厚みのバランスを確認しながら塗るようにしましょう。
フォームを外したら未硬化ジェルを拭き取ります。長さ出しした爪の部分の裏側にも未硬化ジェルがありますので、忘れずに拭き取ってくださいね。拭き取りが終わったらファイルで全体の形を整えたら出来上がりです。もしも表面がぼこぼこしてしまっていても、ファイルで整えてダストを落としてからトップジェルをぬって硬化すれば綺麗に修正することができますよ。
好みの長さと形が出来上がったら、あとはセルフジェルネイルをいつも通りにできますよ。仕上がりが透明でツヤがある状態なので、それを生かしたグラデーションやフレンチもネイルもおすすめですよ。仕上げにキューティクルオイルなどでケアをするようにしてくださいね。
持ちや強度はジェルの選び方で決まる!
長さ出しに使うジェルはクリアジェルという透明のジェルを使います。ジェルにはソフトジェル、ハードジェルなど種類があります。バイオジェル、パラジェルなどという名前も聞きますが、同じソフトジェルになります。ソフトジェルでも長さ出しはできますが、強度があまり強くないので長めの爪を作りたい時にはソフトジェルは向いていません。
こちらのように、ベースや長さ出しなど様々な用途に使うことのできる便利なクリアジェルも販売されています。サンディング不要のものや硬化時間、オフの仕方などはジェルによって違うので、確認してから使うようにしてくださいね。
欠けてしまった爪の補修にもおすすめ
ジェルネイルの長さ出しの方法で
爪にひびが入ってしまったり欠けてしまっても、白い部分より内側になってしまうと爪を切ることができません。このような場合にも、フォームを使った長さ出しのやり方をすることによって、爪の保護と修復の役割を果たすことができます。
万が一外出先で爪にひびが入ってしまった時などには、応急処置として絆創膏をしましょう。ひびが深く入ってしまっているような時には痛みがある場合もあるので、痛みが治まるのを待ってから補修をするようにしてくださいね。
オフのやり方
ハーフチップを使った長さ出しも、ジェルを使った長さ出しもオフする時はジェルネイルの場合と同じく、専用の溶剤を染み込ませたコットンを巻き付け、上からアルミホイルや専用のカバーを付けてオフします。トップコート代わりにハードジェルを使った場合や、長さ出しにハードジェルを使った場合にはハードジェルの部分はサンディングをしてオフする作業が必要になります。

綺麗な長さ出しに必須のアイテム
ブラシはどれがいい?
セルフジェルネイルや長さ出しに欠かせないブラシですが、様々な種類があります。長さ出しに使うブラシは、スクエア型と言われる筆先が長方形タイプのブラシを使うのをおすすめします。基本的なお手入れはキッチンペーパーなどで拭き取るだけで大丈夫です。濃いカラーを使った時などはエタノールやジェルクリーナーを含ませたキッチンペーパーで綺麗に拭き取ります。
スクエアブラシはベースやトップを塗ったり、はみ出たジェルを取りたい時にも使うことができるのでとても便利です。デザインや持ち手のサイズも様々なものがあるので、使いやすい自分に合うブラシを見つけることをおすすめします。こんな可愛いデザインのブラシは使うのも楽しみになりますね。
こんな時は長さ出しはお休みしよう
極度の深爪
癖で爪を噛んでしまったりしていると、極端に深爪の状態になっている場合があります。あまりに極端な深爪はチップが貼りにくかったり、せっかく長さ出しをしても折れてしまいやすくなってしまいます。綺麗な長さ出しを長持ちさせるためにも爪の白い部分が1㎜以上伸びるまで長さ出しはお休みするようにしてくださいね。
指先に傷などがある時
傷やささくれなどがある状態で長さ出しをすると、傷の状態によっては炎症などを引き起こしてしまう可能性があります。傷が治るまでは傷の保護や、ささくれに乾燥を防ぐケアなどをして治るまで長さ出しはお休みしておくことをおすすめします。
ジェルやチップの長さ出しでネイルをもっと楽しく!
チップやジェルを使った長さ出しをすれば短い爪も折れてしまった爪も好みの長さの綺麗な爪に変身します。こちらでご紹介したやり方を参考にもっと綺麗な指先美人になって女子力を更にアップさせてくださいね。
