ドラセナの種類は?人気のものから育てやすい品種まで紹介!
観葉植物のドラセナという種類をご存知でしょうか?幸福の木と呼ばれる種類もあるほど縁起の良い観葉植物として人気となっています。ドラセナは様々な種類があり、どれも簡単に手に入るのも魅力の一つです。初心者の人にもおすすめなおしゃれな品種をご紹介します。
目次
- 人気の観葉植物「ドラセナ」
- ドラセナは種類が豊富
- 斑入りの種類【ドラセナ・コンシンネ】
- カラフルでおしゃれな種類【コンシンネ・トリカラー】
- 真っ赤なドラセナ【コンシンネ・レインボー】
- 初心者におすすめ【ドラセナ・ワーネッキー】
- リビングの主役にピッタリの種類【ドラセナ・ゴールドコースト】
- 和室におすすめの種類【ドラセナ・サンデリアナ】
- 幸福の樹として有名【ドラセナ・マッサンゲアナ】
- 青年の樹と呼ばれる種類【ドラセナ・ユッカ】
- 小型の種類【ドラセナ・スルクロサ】
- 存在感抜群のドラセナ【ドラセナ・ノリナ】
- 長寿の樹として有名な種類【ドラセナ・ドラコ】
- インテリアにおすすめの種類【ドラセナ・リフレクサ】
- 見た目が豪華な種類【ドラセナ・カンボジアーナ】
- ドラセナは花との相性抜群!
- 色々な種類のドラセナを育ててみよう!
人気の観葉植物「ドラセナ」
ドラセナの仲間とされる品種は50種類以上あり、どれも個性的な樹の形をしていることから観葉植物の中でも根強い人気を誇っています。インドやマダガスカルなどの熱帯地域に自生しており、野生化では20mほどに成長する品種もある植物なんです。
ドラセナの最大の魅力は、おしゃれな葉の形と伸びていく過程で様々な方向に変化していく幹にあります。同じ種類のドラセナでも、全く違った見ためを楽しめるのでお好みの一つを探してください。おしゃれな見ためはインテリアとして大人気で、存在感抜群ですから部屋を華やかにしてくれますよ。

ドラセナは種類が豊富
ドラセナは種類が豊富なので、テーブルに置ける手の平サイズの品種からリビングの主役にもなる大型の品種まで用途や好みに合わせて選べるのが人気のポイントのようです。ドラセナの葉は基本的に細長い形の品種が多いのですが、色は様々なカラーがあります。
薄い緑・斑入り緑・深い緑・赤・光沢のある緑などカラーの多さが特徴なので、部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。小さいドラセナでも大切に育てれば、人の背丈を超えて大きく育てることも出来ますから栽培を楽しめるのもドラセナの楽しいところですね。
ドラセナはメジャーな観葉植物ですから、園芸店やホームセンターで色々な種類が簡単に購入できるのが人気のポイントです。インターネットでもたくさんの種類が販売されていますし、ホームセンターのような店頭でも豊富に並んでいますからきっと気に入る品種が見つかるはずです。
ドラセナ買ってみましたよ。
— フリーダムたなぽん (@key_kun_sun) February 22, 2018
どこまで育つか楽しみだ#ドラセナ https://t.co/b7eek69DxW pic.twitter.com/8gWeoj6G2N
斑入りの種類【ドラセナ・コンシンネ】
数あるドラセナの種類の中でも、コンシンネと言うタイプはカラーも豊富で人気の品種です。コンシンネは細長くて固い葉が特徴で、大きく広がって成長していく姿はインテリアとしても非常におしゃれなんです。コンシンネの葉の色は、緑色の周りが白で縁取られたカラーとなっています。緑一色よりも、白の線が入るとそれがアクセントとなってより華やかにしてくれますよね。
コンシンネコンシンネはとても丈夫で育てやすい観葉植物としても有名です。野生化では5mほどに成長する品種ですが、ホームセンターなどでは小さなものなら食卓に飾れる大きさのものから150㎝ほどの大きさで部屋に飾れるタイプまで様々な商品が売られています。置きたい場所に合わせて選んでください。
カラフルでおしゃれな種類【コンシンネ・トリカラー】
コンシンネ・トリカラーとは、トリコロールカラーを略して名付けられた名前と言われています。赤・黄色・緑の3色が美しく合わさったカラーはとても綺麗で、種類の多いドラセナの中でもトップクラスの人気となっています。カラフルな観葉植物はあまり多くないので華やかに見えますね。
こちらはコンシンネ・トリカラーを上から写した写真ですが、ツヤツヤとした葉と3色合わさったカラーが素敵ですよね。インスタ映えも抜群ですから、工夫次第でおしゃれな写真がたくさん撮れますよ。成長を楽しむだけではなく、写真を撮って楽しめるのも魅力の一つですね。
庭にも植えられる種類
コンシンネは育てやすく生命力が強い種類なので、外に植えても力強く育っので庭植えにもおすすめです。そして、トリカラーはその鮮やかなカラーでたくさんの植物の中に植えても抜群の存在感を示してくれるんです。緑ばかりになりがちな庭のアクセントに植えると良いでしょう。
真っ赤なドラセナ【コンシンネ・レインボー】
コンシンネは、同じ品種の中でもいくつかのカラーに分かれています。こちらのコンシンネ・レインボーは観葉植物にしては珍しく、緑に色鮮やかな赤色が入っているのが特徴です。非常に色の綺麗な品種なので、インテリアにもなる観葉植物として部屋に飾るのに大人気です。
大型の種類が人気
コンシンネ・レインボーは大人の背丈ほどにも成長しますから、リビングや寝室の主役のインテイリアにおすすめです。大型の観葉植物は葉の色が緑色の品種が多いので、コンシンネ・レインボーのように赤い葉の品種はあまりありません。なので、大きなサイズのコンシンネ・レインボーを飾るとより部屋をおしゃれに見せてくれること間違いなしです。
色々な種類が手に入る
コンシンネの仲間はドラセナの種類の中でも比較的メジャーな品種になるので、流通量が多く様々な大きさのものが手に入りやすいのも人気の理由です。手の平サイズのものなら食卓や棚に置いても可愛いですし、小さいとお手頃な価格で購入出来るのも嬉しいですね。たくさん並べて飾るととてもおしゃれですよ。
初心者におすすめ【ドラセナ・ワーネッキー】
ワーネッキーは幅の広い葉が特徴で、緑色に白いストライプの模様がおしゃれなドラセナの一種です。他のドラセナの種類よりも葉の幅が広いのでボリュームがあり、部屋に飾った時に存在感があるのが人気のポイントのようです。大きく育ったものをリビングなどに置いてインテリアにすれば、部屋の雰囲気が明るくなりますね。
緑一色が多くなりがちな観葉植物ですが、ワーネッキーなら白い線が入っているので部屋を華やかにしてくれるでしょう。ワーネッキーは日差しをあまり必要としないので、リビングや寝室にも気軽に置くことができます。生命力も強いので、観葉植物初心者にもおすすめの品種です。
個性的な成長を楽しもう
ワーネッキーは同じ品種でも個々で幹の育ち方に違いが出てくるのも人気の理由です。太い幹で真っすぐに育つタイプもあれば、細い幹がクネクネ曲がりながら個性的な形に伸びていくものまで様々です。お好みや部屋の雰囲気に合わせてお気に入りを見つけてみましょう。
リビングの主役にピッタリの種類【ドラセナ・ゴールドコースト】
ドラセナ・ゴールドコーストの葉は緑と黄緑色の2色となっています。黄緑が入るので全体的に明るい印象になりますよね。数あるドラセナの中でも比較的新しい品種の為、流通量があまりないので手に入りにくいのが少々難点です。ですが、存在感抜群のおしゃれな見ためは部屋を華やかにしてくれるのにピッタリなので見つけたら即ゲットしましょう。
ゴールドコーストはドラセナの種類の中でも花が咲くことで人気を集めています。しかし花を咲かせるのは5年から10年に一度と言われていて、育てていれば必ず見られるとは限らないようです。そんな珍しい所も人気で、大切に育てて花が見られたら嬉しいですよね。
和室におすすめの種類【ドラセナ・サンデリアナ】
ドラセナ・サンデリアナは別名ミリオン・バンブーと呼ばれていて、その名の通り竹のような幹が生えてくるのが特徴です。竹は和風な印象にしてくれるので、和室に置いたりアジアンな雰囲気のインテリアにしたいときにおすすめな品種です。そして、縁起の良い観葉植物として言われていてお店の開店祝いや引っ越し祝いに贈られることでも知られています。
背丈が小さいうちは竹に似た幹が出てこないので、洋風にも和風にでも合う観葉植物として人気です。育つにつれて下の方から竹のような幹が出てくる姿はとても可愛いですよね。寒さと強い日差しに弱い性質なので、育てる際には気を付けてあげましょう。それ以外はとても育てやすい品種ですから、簡単に大きくなってくれますよ。
幸福の樹として有名【ドラセナ・マッサンゲアナ】
ドラセナと言われて一番最初に思いつくのはこちらのマッサンゲアナではないでしょうか?名前欄に「幸福の樹」と書かれて売られていることが多いので、そちらの名前で覚えている方も多いかもしれませんね。縁起の良い名前から、観葉植物全体においてもトップクラスの人気で園芸店などには大体置いてありますから手に入りやすいのも人気のポイントです。
高さ20センチもないほどのテーブルサイズから、大人の背丈ほどの大型のものまで様々な大きさのドラセナ・マッサンゲアナが店頭に並んでいます。真っすぐに伸びた太い幹と色鮮やかなグリーンの葉はインテリアとして置いたらとてもおしゃれです。お祝いの贈り物としてもオーソドックスな観葉植物なので、大切な人へプレゼントすれば喜ばれるでしょう。
良い香りの花が咲く
ドラセナ・マッサンゲアナも、綺麗な花を咲かせることで人気の品種です。5年から10年に一度咲かせると言われていますが、飼育環境によって頻度もバラバラのようです。花はとても良い香りで、ひとたび花が咲けば部屋中に良い香りが回るほど強いそうです。長く育てて花を見るのもマッサンゲアナの楽しみの一つですよ。
青年の樹と呼ばれる種類【ドラセナ・ユッカ】
マッサンゲアナと並んで、ドラセナの中で有名なのがこちらのドラセナ・ユッカになります。先が尖った緑色の葉がピンと伸びた様子が若々しさを表して見えることから「青年の樹」と呼ばれ親しまれている品種です。マッサンゲアナとよく似ていて間違えやすいのですが、葉の向きが上か下かで判断できます。
ユッカは育てやすいのも特徴で、耐寒性・乾燥にも強く日が当たりにくい室内でも元気に成長しますから、誰でも簡単に育てることが出来ると人気です。成長速度も速いので、大きくなったらリビングの主役として飾ると迫力があっておしゃれですよ。
小型の種類【ドラセナ・スルクロサ】
ドラセナは大きくなる種類が多いのですが、こちらのドラセナ・スルクロサは比較的低木になる品種で観葉植物として人気となっています。他のドラセナの品種よりも幹が細く、地際から何本も茎を伸ばして成長していきます。葉には白い斑が入っていることから、花束のポイントとしても最適です。
可愛らしい白い花を咲かせるのもスルクロサが人気の一つです。鉢をおしゃれにラッピングしてプレゼントしても喜ばれること間違いなしです。寒さはあまり得意ではないので、寒冷地の冬は気を付けて管理してください。
存在感抜群のドラセナ【ドラセナ・ノリナ】
根っこの近くが大きく膨らみ、トックリのように見えることから「トックリラン」と呼ばれ人気の観葉植物がドラセナ・ノリナです。細長い葉がボリュームたっぷりに広がって育っていく様子はとてもおしゃれでインテリアにおすすめです。
サイズが小さなうちはトックリ部分は目立たないのですが、成長して大きくなるにつれて膨らみが分かるようになってきます。とても存在感があるので、リビングや寝室、店先に置くと雰囲気を明るくしてくれます。色々なお祝いにもピッタリなので、贈答に考えてみてはどうでしょうか?
長寿の樹として有名な種類【ドラセナ・ドラコ】
とても生命力があり、力強く育つことから「長寿の樹」と呼ばれるドラセナ・ドラコです。ドラコが自生している地域では樹齢6000年から7000年のドラコが発見されたことでも話題になりました。英名は「ドラゴンツリー」と言うのですが、その由来は成長すると幹や葉から赤い樹液を出すことからきているそうです。
樹の上がいくつかに分かれている姿が多いのですが、真っすぐに育つタイプもあったり様々な姿に出会えます。小さなサイズからゆっくり育てていくと、どんな形に育っていくのかを楽しめるのでより愛着がわいてくるでしょう。
根っこが浮き上がっているよう
ドラセナ・ドラコの特徴の一つが、土から根っこが飛び出したようなユニークな姿です。観葉植物のなかでも個性的なので、インテリアとして飾ればとてもおしゃれに見えるでしょう。ドラコは育て方も簡単なので、初心者の人にもおすすめの品種です。
インテリアにおすすめの種類【ドラセナ・リフレクサ】
医療機関の待合室やホテルのロビーなどに置いてある姿をよく見かけるほど、メジャーな種類のドラセナですね。濃い緑色の葉と細い幹から伸びた茎は同じ品種でも様々なタイプが出回っているので、好みのタイプを探してみてください。
松本市村井町の《美容室 かぐら》さんに『ドラセナ ナビーの曲りモノ』をお届けさせて頂きました。
— EASTGARDEN (@EastGardenStaff) August 7, 2013
『ドラセナ ナビー』はまだデビューから数年というモノで、細葉のリフレクサとコンパクターを交ぜた感じ#matsumoto pic.twitter.com/SI96CLC9wn
ドラセナ・リフレクサは真っすぐに伸びているかと思いきや、突然横に曲がって伸びたりと本当に成長を見るのが楽しい品種です。素直に真っすぐに伸びているタイプも良いですが、個性的な形に育ったものを選ぶのもおすすめです。
見た目が豪華な種類【ドラセナ・カンボジアーナ】
近年流通量が増えてきて、人気が出てきている種類がドラセナ・カンボジアーナです。濃い緑色の細長い葉が垂れ下がりながらボリュームたっぷりに成長していく姿はとても豪華で、インテリアの主役として置くと部屋の雰囲気を華やかにしてくれます。個性的な形が多いのも魅力の一つですね。
日当たりが良くて風通しの良い環境を好みますから、窓際などに置いてあげると元気に育つでしょう。強い日差しや冬の寒さにはそれほど強くない種類なので、気候の良い春と夏にだけ外気浴をして日光に当ててあげるのがおすすめです。
ドラセナは花との相性抜群!
斑入りだったり赤だったり、葉の色が豊富な種類が多いドラセナは花との相性も抜群なんです。和風な生け花の中に混ぜれば綺麗なグリーンが色とりどりの花のアクセントとなってくれると人気です。こちらはミリオンバンブーとも呼ばれるドラセナ・サンデリアナを桃の木と一緒に活けたものになります。和風な雰囲気は桃の節句にもピッタリで可愛らしいですね。
今週の作品。黄葉手毬、アマリリス、チューリップ、ドラセナ。 pic.twitter.com/rRWm7cvoyn
— あっこ。(A2KO) (@A2KO_netcity) February 20, 2018
洋風に合う種類も!
ドラセナの中でも幅の広い葉のマッサンゲアナを使えば、洋風な花束もよりおしゃれにしてくれます。長い葉をそのまま入れても良いのですが、丸く折って入れることで可愛らしい雰囲気になりますよね。ブーケや花束を作るときはドラセナの葉を入れるのがおすすめです。

色々な種類のドラセナを育ててみよう!
今回紹介したドラセナの品種は、比較的よく知られた初心者にもおすすめの種類になります。他にも様々な形の種類がたくさんありますから、お好みのタイプを探してみてください。ドラセナの仲間は多種多様で、同じように見えても育ててみると違った楽しみを見つけられる品種ばかりですから楽しめること間違いなしです。
ドラセナはいずれの種類も育てるのが簡単で、育てやすい種類が多いのも人気のポイントです。小さなサイズのものも多く出回っているので、リビングなどに置いて日々の成長を見ていくのも楽しいですよ。色々な種類のドラセナを育てて、見ためや成長の違いを楽しんでください。
