そうめんのカロリーが高い?食べる方法次第でダイエット食材に!
そうめんは実はカロリーが高い?でも本当は食べ方次第で、ダイエットにもなるんです。カロリーも大切ですが、ダイエットで重要なのは続けられるかどうかです。そうめんは食べ方次第で、楽しく続けられます。正しい方法で、楽しくそうめんダイエットをしましょう!
目次
- 夏場に食べたいそうめん!
- そうめんのカロリーは意外と高い?
- そうめんのカロリーと栄養素のバランス
- そうめんのカロリーはひやむぎと比べてどう?
- そうめんよりもカロリーが低いうどん
- そうめんよりカロリーが高いそば
- そうめんに含まれているクロムがカロリーを減らす?
- そうめんに含まれるモリブデンが代謝を促す?
- そうめんに含まれるセレンに若返り効果あり?
- そうめんには食物繊維も多い?
- そうめんは食べ方次第で太る?
- そうめんを夜に食べすぎるのは危険!
- そうめんがダイエットに向く理由
- そうめんダイエットの成功のポイント
- 生姜たっぷりそうめんでダイエット!
- 温かいにゅうめんでダイエットする!
- ネバネバが滋養強壮にも良いそうめん
- そうめんで楽しくダイエットしよう!
夏場に食べたいそうめん!
夏場に食べたい食材というと、忘れてはならないのがそうめんですよね?特に食欲がなく、夏バテ気味の時には、冷たいそうめんが何よりのごちそうだったりします。でも実は、そうめんってヘルシーに見えて、意外とカロリーが高い食材なことをご存じですか?ですので、ダイエットに使うなら食べ方が重要です。以下にそうめんの食べ方などをまとめてみました。

そうめんのカロリーは意外と高い?
そうめんは糖質に分類されますが、こちらは麺類なので想像も付くところです。でも白米に比べると、そうめんはカロリーが高いと言われています。ところが、ゆでると状況は変わります。問題はそのまま乾麺を食べるかどうかということです。乾麺の状態では、白米よりもカロリーが高いそうめんですが、食べ方によっては白米よりローカロリーになります。
そうめんのカロリーは食べ方によって違いが出ます。乾麺の状態ですと、白米よりも高いカロリーのそうめんですが、茹でて食べる場合には、白米よりもカロリーが低くなります。そうめんを乾麺のままかじる方はいませんよね?乾麺の状態ですと、手のべそうめんか否かに関わらず、そうめんは白米よりもカロリーが高いのですが、ゆでるとカロリーが減るんですね。

そうめんのカロリーと栄養素のバランス
ゆでたそうめんは、白米よりもカロリーが低くなると書きましたが、100g当たりのカロリーと栄養素を見ていきましょう。100g当たりのカロリーは、白米が168Kcalに対し、そうめんは126Kcalです。ゆでたらカロリーは高くならないんですね。そして、そうめんには「タンパク質」や「ナトリウム」が多く含まれています。ご飯を食べるよりも、栄養バランスは高いんです。
栄養バランスなどを総合してみてみると、そうめんを食べるメリットは沢山あります。例えば、「100g当たりのカロリーが低い」「タンパク質が多く含まれている」「炭水化物は少量」「食物繊維が多い」「カルシウムが白米の2倍も含まれている」などです。カリウムこそ白米よりも低いものの、総合すれば、白米よりもそうめんの方が栄養バランスが高いと言えます。
そうめんのカロリーはひやむぎと比べてどう?
麺類のカロリーの比較①
白米に比べるとカロリーが低いことがわかったそうめんですが、ではそうめんと似ているひやむぎとのカロリーの違いはと言いますと、両者は同じものであることがわかります。と言いますのも、そうめんとひやむぎは製法が全く同じで、違いは麺の太さしかないんですね。太さの違いだけですので、夏場にはどちらを食べても同じ栄養が得られるということです。
ひやむぎとそうめんの違いは太さだけと書きましたが、ではどちらが太いのかと言いますと、それはひやむぎの方です。最近こそ色つきの麺は増えましたが、そうめんでは色つきがあまりなかったのに対し、ひやむぎには赤や緑の色の麺が混じっていることも多く、子供の頃楽しみにされていた方も多いでしょう。ひやむぎは太いので、食べ応えがあるのも嬉しいですね。

そうめんよりもカロリーが低いうどん
麺類のカロリーの比較②
そうめんとひやむぎはカロリーや栄養素は同じと書きましたが、そうめんとうどんのカロリーも比較してみましょう。そうめんの100g当たりのカロリーが127Kcalなのに対し、うどんは105Kcalと更に低い数値です。良く風邪をひいた時などに、消化が良いからとうどんを食べることも多いですが、ダイエット時にうどんを食べるのにも理由があったんです。
そうめんやひやむぎ、うどんに限らず、総じて麺類はご飯よりもカロリーが高い食品は少ないです。でも実はカロリーが低くても、うどんは消化が良いわけではないんですね。どうして風邪の時にうどんを食べるかといえば、それは体内を温めることができるからです。ですので、温かい麺類ならうどんに限りません。冷たいそうめんは体を冷やすからよくないというだけなんです。
そうめんよりカロリーが高いそば
麺類のカロリーの比較③
そばと聞くと、どことなくローカロリーでダイエットにも向くイメージがありますよね?でもそばは、そうめんよりもカロリーが高いんです。それでもご飯に比べると麺類はカロリーは低いのですが、そうめんに比べると多少カロリーが高いのは確かです。でも、そばはトッピングも数多くいろいろ食べ方があるので、そうめんよりも料理の幅は広がるかもしれません。
そばもまた、夏バテする季節には嬉しい食材ですよね?100g当たりのカロリーが132Kcalと、そうめんよりは高いですが、それでもご飯に比べるとローカロリー。冷たいそばは夏場に食べると、一気に涼しくなるので、好きな方も多いでしょう。ダイエットするのには向かないものの、独特ののど越しはそばならではです。カロリーも大切ですが、美味しいかも大事ですね。
そうめんに含まれているクロムがカロリーを減らす?
そうめんには炭水化物だけではなく、色々な栄養素が含まれています。「クロム」もその一つで、クロムが含まれていることで、食欲を抑えてくれる働きがあります。人間に必要な栄養素のうちの一つが「クロム」で、別名「代謝のミネラル」なんて呼ばれることもあります。ダイエットにそうめんが向いているのは、このクロムの影響も多々あるんですね。
クロムには代謝を促進する働きがあるだけでなく、インスリンの分泌を助ける効果もあり、ダイエットだけでなく、生活習慣病の予防にも一役かってくれます。インスリンが分泌されることで、食欲を抑える働きのある「セロトニン」の分泌も促進してくれます。クロムが多く含まれている食材には海藻が多いですが、そうめんを食べる時にわかめなどを添えるのは理に適っています。
そうめんに含まれるモリブデンが代謝を促す?
ローカロリーだけがそうめんの良さじゃない!
そうめんには「モリブデン」という栄養素も含まれいてます。モリブデンは主に、基礎代謝を上げてくれる働きがあります。「クロム」が「代謝のミネラル」なら「モリブデン」は「血のミネラル」ですね。体内にある有害物質を無害の物質に変えてくれる効果もあり、糖質や脂質なども制限してくれる、ダイエットには嬉しい栄養素の一つなんです。
モリブデンは代謝を上げる働きの他にも、貧血を予防してくれたり、内臓の働きを良くしてくれたり、神経も正常に整えてくれる働きがあります。モリブデンは、そうめん以外にも納豆やごま、あさり、鶏肉などにも含まれていますが、ゆでるだけで食べられるそうめんで、栄養バランスが整うなら、家事も減りますし、夏場に食べる食材としても優秀ですね。
そうめんに含まれるセレンに若返り効果あり?
糖質やカロリーが低いだけじゃない!
そうめんには「セレン」という栄養素も含まれていて、セレンは若返りの効果があるとされています。別名「セレニウム」とも呼ばれる「セレン」は、ビタミンEよりも高い抗酸化作用があり、その作用はビタミンEの50~100倍とも言われており、ダイエット時には特に取りたい栄養素になります。老化の原因を防いでくれるのは女性には嬉しい作用ですね。
セレンには老化を抑制する効果があると書きましたが、実はそれだけではありません。免疫効果を高めたり、抗がん作用や血管の若返り効果もあると言います。成人女性の一日のセレンの摂取量の目安は、大体ではありますが、一日25μgとされていますが、そうめんを食べるだけで、一日の摂取量の3/4をとれるというから驚きですね。毎日食べるだけで若返れるなんて素敵です。
そうめんには食物繊維も多い?
カロリーだけでなく糖質も抑えて便秘にも良い?
そうめんは、麺類なので糖質だらけと思われがちですが、他にも色々な栄養素が含まれているんですね。食物繊維もその一つで、そうめんに食物繊維?と思われるかもしれないですが、野菜並みとはいかないまでも、食物繊維も豊富なんです。便秘はダイエットをする方には大敵ですが、普段のご飯をそうめんに変えるだけでも効果があるということですね。
食物繊維も豊富なそうめんですが、残念ながら食物繊維の一日の摂取量を、そうめんだけで賄うことはできません。ただ、ご飯を食べるよりは食物繊維が豊富なのには間違いがありません。成人女性の一日当たりの食物繊維の摂取量は17g以上なので、そうめんだけで賄おうとしたら、15束は食べないといけなくなります。あくまでも補助のつもりで食べた方が効果的ですね。
そうめんは食べ方次第で太る?
ダイエットにも良いとされるそうめんですが、食べ方次第では太ってしまうことがあります。例えば、そうめんには糖質も少なからず含まれていますし、何よりも食べやすいために、食べすぎてしまうことがあります。どんなローカロリーの食品であっても、食べすぎたら太るのは当たり前です。薬味を変えたり、めんつゆの味を変えるだけでも、食べすぎてしまうので注意です。
そうめんとご飯やパンの違いは、食べ方による所が大きいです。例えば、同じカロリー分のパンやご飯を食べようと思ったら、パンだけとかご飯だけを食べ続けるのは苦痛ですよね?でもそうめんなら、めんつゆと薬味を変えればいくらで食べられてしまいます。だからこそ、そうめんは食べ方によっては食べすぎてしまい、結果カロリーオーバーになるんですね。
そうめんを夜に食べすぎるのは危険!
カロリーを沢山取ってしまう?
そうめん自体のカロリーが低くても、食べすぎると当然カロリーの取りすぎになります。特に一日の食事の中でも、夕食時に食べるのは危険です。夜に炭水化物を取りすぎると、脂肪へと変換されてしまうので、ダイエットにおいても危険な食べ方なんですね。朝なら多少は食べても、一日のうちに消費されるカロリーも、夜食べた後寝るだけの時間には消費されません。
糖質自体は、体に必要な栄養素ではあるのですが、ダイエット時には糖質は極力減らす必要があります。と言いますのも、消費しきれなかった糖質は脂肪へと変わるからです。昼は消費されやすいカロリーも、夜には動くことが少ないため、カロリーは消費しきれないことがあります。そのような時に、糖質=炭水化物中心の生活にすると、太る道まっしぐらになります。
そうめんがダイエットに向く理由
低カロリーで続けやすいから?
そうめんがダイエットに向いていると言われるのは、食べ方に秘密があります。それは毎日続けても苦痛がない食べ方をしているからです。ダイエットは楽しくないと続きません。その意味では、そうめんは薬味やめんつゆを変えるだけで、毎日新しい味に出会うことができます。またトッピングもネギやシソなどさっぱり系が多いので、カロリーを抑えることができます。
そうめんがダイエットに向いているもう一つの理由は、冷たくしたり温かくしたりと、アレンジできる点です。だからこそ、前述しましたように、食べすぎは糖質の取りすぎになり、ダイエットにおいても失敗しがちなんですが、どんな良い食材でもダイエットしようと思ったら、取りすぎないことが重要になります。せっかくそうめんを食べるなら、正しい食べ方をしましょう。
そうめんダイエットの成功のポイント
カロリーを減らすだけではダメ!
そうめんでダイエットを成功させたいなら、押えるべきポイントがあります。それは「糖質(炭水化物)に偏らないようにする」「脂肪を燃焼する食べ物を一緒に食べる」「血糖値が上がらない食材と一緒に食べる」「冷やして食べないようにする」「夜に沢山食べすぎないようにする」この5つのポイントです。太らない食べ方は健康にも良い食べ方ですので、気をつけてみましょう。
糖質に偏らないようにする方法
そうめんを食べる時に、糖質ばかりに偏らないようにする方法は、とてもシンプルです。ゆでるそうめんの量を減らし、糖質の低い野菜や肉などをトッピングして食べれば良いんです。糖質制限ダイエットではありませんが、多すぎる糖質は糖尿病になったりと、良いことはありません。ダイエットにおいても、糖質をカットするのではなく制限するのは良いことです。
脂肪燃焼の食材と一緒に食べる方法
そうめんでダイエットするなら、脂肪を燃焼してくれるビタミンEも多く取りましょう。豚肉やたらこ、うなぎ、いくら、レバーなどに豊富に含まれています。もちろん野菜でも取ることができます。大根やキャベツにはアミラーゼが含まれており、これも消化を良くしてくれたり、脂肪を燃焼してくれます。いわば、天然素材のキャベジンですね。
糖質の吸収を抑える方法
そうめんの糖質を抑えてくれる食べ物を、一緒に飲んだり食べたりもカロリーを抑えるだけでなく、糖質を下げるのにも有効です。緑茶や紅茶など、砂糖抜きで飲んでみるのもおすすめです。また、糖質の吸収を抑えたいなら、水溶性食物繊維も合わせて取りましょう。こんにゃくやキノコ類、納豆などに多く含まれています。ダイエットするなら避けては通れない道ですね。
冷やして食べないようにする方法
そうめんは冷やして食べるのが美味しいですが、ダイエットにそうめんを使うなら、時には温かいにゅうめんなどにして食べるのをおすすめします。そうめんにめんつゆの組み合わせが同じだとしても、生で食べられない野菜なども入れることができるのでおすすめです。冷たいそうめんに比べると、食べすぎを防げるのも良いですね。
夜に沢山食べすぎない方法
そうめんに限りませんが、夜遅くに沢山の炭水化物=糖質を取るのは健康にも良くありません。特にそうめんは、おかずがなくても、トッピングの薬味でいくらでも食べられてしまうので、より注意が必要です。前述もしましたが、冷やしてつるっと行くのではなく、にゅうめんなどにして一食で計算できるような料理の方法が必要となります。

生姜たっぷりそうめんでダイエット!
生姜を効かせたダイエットメニューで、そうめんを使うのなら、こんな材料を用意してみましょう。「そうめん 一人分」+「めんつゆ 1人分」+「すろおろし生姜 5~10g」です。生姜には血行を良くしてくれたり、代謝を上げてくれる作用がありますので、一緒にとることでダイエット効果も上がります。冷たくしても熱くしても美味しいのでおすすめです。
生姜をすりおろすのが面倒でしたら、市販のチューブタイプのを使っても良いです。ネギや生姜など、薬味を変えることでも、食べやすくなりますし、脂肪燃焼効果もアップします。より脂肪燃焼効果を期待するなら、温かくして食べると、一食で食べすぎも防げて一石二鳥です。
温かいにゅうめんでダイエットする!
にゅうめんにすることで、体も温まり、食べすぎも防ぐことが出来ます。材料は「そうめん 1人分」+「豚肉 50g」+「南瓜 1/8個」+「味噌 お玉1/8」+「めんつゆ、長ネギ、ミョウガなど 適量」で大丈夫です。味噌ベースなので、ラーメンのような濃厚なコクは出せませんが、さっぱりと食べられる上に、温かい麺は冬場のごちそうですね。
材料が揃ったら、調理開始です。まず、丼一杯分の水を沸騰させます。一口サイズに切った南瓜や豚肉、長ネギなどを投入します。火が通ったら、味噌を溶きいれ、めんつゆで味の調整をします。茹でたそうめん水洗いして、鍋に投入します。これで完成です。簡単に作れるのでおすすめです。熱々をいただきましょう。
ネバネバが滋養強壮にも良いそうめん
夏場にもおすすめなのがねばねばそうめんです。滋養強壮にも良いです。材料は「そうめん 1人分」+「オクラ 2本」+「納豆 1パック」+「山芋 5cm」+「青じそ 2枚」+「めんつゆ 1/2カップ」+「酢 1/2カップ」です。コレステロールが高い方にもおすすめですが、ダイエット中にも嬉しい食材ばかりですね。
ねばねばそうめんの作り方も、シンプルです。まず、青じそとミョウガ、山芋を千切りにします。オクラはさっと茹でたら小口切りに。納豆とたれを混ぜ合わせておきます。そうめんをゆでて水洗いし、器に盛りつけます。具材も乗せたら、めんつゆと酢をかければ完成です。ポン酢でも美味しくいただけますので、夏場にも嬉しいさっぱり系レシピですね。
そうめんで楽しくダイエットしよう!
そうめんは上手に使えば、ダイエットの強い味方になってくれます。めんつゆの味を変えたり、薬味を変えたりするだけでも食べられるそうめんは、夏場にぴったりの食材ですね。ただ、どんな食材でも食べすぎは良くありませんので、正しい使い方をしてダイエットを加速させましょう。楽しくダイエットをしたいなら、そうめんがおすすめです!