アコースティックギター初心者のおすすめは?選び方や曲など弾く楽しみを伝授

アコースティックギターを始めたいと思っても、初心者だと何から始めたらいいかわかりませんよね。そこでアコースティックギター初心者の方に楽しい練習の仕方を伝授します。アコースティックギターのおすすめのメーカーやおすすめの練習曲などもご紹介します!

目次

  1. アコースティックギターを始めよう!
  2. アコースティックギターの特徴
  3. 楽器未経験でもアコースティックギターは弾けるの?
  4. アコースティックギターは抱えやすさで選ぼう
  5. アコースティックギターの選び方の注意点
  6. 初心者におすすめなメーカー
  7. アコースティックギターを弾くために必要なもの
  8. アコースティックギターの弾き方
  9. 初心者はまずパワーコードを練習
  10. 実際に曲を練習してみよう!
  11. 初心者におすすめな練習曲
  12. 少しギターに慣れてき時におすすめの曲
  13. コードチェンジは練習あるのみ!
  14. 挫折しそうになった時は
  15. アコースティックギターの練習におすすめな本
  16. アコースティックギターを弾いている歌手
  17. アコースティックギターは魅力的な楽器

アコースティックギターを始めよう!

ギターが弾けると何となくかっこいいイメージがありますよね。好きなバンドや、アニメなどの影響からギターを始める方は沢山います。ただギターは簡単な楽器ではなく、ある程度は努力しないと弾けるようになりません。挫折して辞める方が多いのもギターの特徴です。

そこで今回はギターを弾いてみたいという方に、初心者でもアコースティックギターが長く続けられる方法を伝授します!アコースティックギターはギター以外にアンプなどが必要ないので、手軽に始められる楽器です。アコースティックギターの選び方や、初心者でも弾きやすいおすすめの曲などを詳しくご紹介します。

アコースティックギターの特徴

ギターには様々な種類がありますが、人気なのはエレキギターとアコースティックギターの2種類です。エレキギターはアンプに繋いで、エフェクターなどで音を変えたりしながら弾けるギターです。ロックバンドなどでよく使われます。一方アコースティックギターはアンプなどが必要なく、場所を選ばずどこでも弾けるのが特徴です。

ギターを始める際にエレキギターかアコースティックギターで迷った場合の選び方は、自分がどんな音楽を奏でたいのかで決めましょう。今回紹介するアコースティックギターは穏やかで優しいサウンドを奏でたい方にはピッタリです。アコースティックギターも弾き方によっては激しい曲などにも対応出来ますが、エレキギターほどの迫力は出ません。

形もエレキギターと比べると、アコースティックギターは大きいです。ですがエレキギターと重さは大差ありません。他には、エレキギターに比べると弦が固いというのがアコースティックギターの特徴です。あまり初心者の方はあまり気にする必要はありませんが、弦高がエレキギターに比べると高いです。

楽器未経験でもアコースティックギターは弾けるの?

初心者の方でも練習すればアコースティックギターは弾けるようになります。ただ当たり前ですが、練習しないと全く上達しません。弾けるようになるまで結構個人差もあり、楽しくなる前に辞めてしまう方が多いです。アコースティックギターに限らず、弦楽器はコツコツと練習する事が何よりも大事な事です。

アコースティックギターは弾けるようになると本当に楽しい楽器です。曲が弾けるようになると益々楽しくなります。なのでコツコツ練習して、是非アコースティックギターを弾けるようになりましょう!

アコースティックギターは抱えやすさで選ぼう

初心者におすすめ:ドレッドノートタイプのアコギ

初心者の方がまず最初につまづく項目が楽器の選び方です。選び方はアコースティックギターを始めるにあたって最重要項目です。アコースティックギターと言っても様々な種類があります。今回は初心者の方が特に使いやすい2種類のアコースティックギターについてお話します。選び方の参考にしてください。

まずはドレッドノートタイプのアコースティックギターです。ミュージシャンなども使っている形で、一番人気のタイプです。ドレッドノートタイプのアコギは、大きくくびれが浅いのが特徴です。ボディが大きいのでダイナミックな音を奏でる事ができます。

このドレッドノートタイプのアコギは楽器屋さんでも多くの種類が取り揃えられていますが、女性など小柄な方にとっては少し大きく抱えにくいという難点があります。なので実際持ってみて、大きく弾きずらいと感じた場合にはあまりこのタイプは向きません。

初心者におすすめ:フォークタイプのアコギ

初心者の方に一番人気の高いのがフォークタイプのアコースティックギターです。フォークタイプはドレッドノートタイプに比べるとボディが小さく、くびれが浅くなっています。特に女性の方にとてもおすすめで、抱えやすく弾きやすい所もフォークタイプのアコースティックギターの特徴です。

ドレッドノートに比べるとダイナミックな音は出ませんが、繊細な音を奏でたい場合はフォークタイプはおすすめです。また近隣への音を気にしている方も、フォークタイプのアコースティックギターを選ぶと良いでしょう。

初心者におすすめ:カッタウェイタイプのアコギ

実際にアコースティックギターを楽器屋さんで見ると、このようにボディが欠けているものもあります。これは高い音のフレットまで押さえやすくなっている形です。初心者の方でも、この形が気に入った場合は選んでも問題ありません。

アコースティックギターの選び方の注意点

選び方の注意点:安すぎる物は買わない

アコースティックギターは値段がピンキリです。安いものだと数千円、高いものだと何百万とします。どんなアコースティックギターを購入すれば良いか悩んだ場合はまず値段を設定し、その範囲内から探すと見つけやすいです。初心者の方におすすめな値段設定は3万円~5万円です。

アコースティックギターを弾いたことが無くて続くかも分からないからという理由で、安い物を買うのは絶対に辞めましょう。ギターは値段が上がれば、その値段相応の音が出るようになります。それだけでなく、チューニングが狂いにくく、ボディも体にフィットし弾きやすくなります。初心者だからこそきちんとしたものを選ぶのがポイントです。

選び方の注意点:無名のメーカーのものは買わない

無名のメーカーのアコースティックギターは大体1万円前後で購入できるようなものが多く、よく初心者セットとして出回っています。安くて手が出しやすいですが、これが落とし穴です。先ほども少々触れましたが、安いアコースティックギターは不具合が起きやすいです。例えばチューニングが狂いやすかったり、ネックがすぐ反れてしまったりする事が多いです。

チューニングが狂ってしまえばうまく弾けるわけがなく、ネックが反ると綺麗な音色を出す事が出来なくなります。ネックの反りは修理する事で治せますが、無名メーカーの安いアコースティックギターは修理できない場合もあります。なのでアコースティックギターを選ぶ際はメーカーもきちんと確認しましょう。気になったメーカーはネットなどで評判などを調べてから買いましょう。

選び方の注意点:ネット通販ではなるべく買わない

通販は大変便利ですが、楽器を購入する場合はあまり好ましくありません。先ほども紹介しましたが、アコースティックギターは抱えやすさが重要です。ネット通販だとそれを確認する事ができません。実際に楽器屋さんでアコースティックギターを構えてみて、しっくりくるものを選ぶようにしましょう。気に入ったものがあり、それと同じ型のものを通販で購入するのはオッケーです。

お店でギターを選ぶ際は実際に持って抱えやすさを確認する事が何より大事ですが、できれば音色も確認しましょう。初心者でギターが弾けなくても、店員さんに頼めばギターを弾いてくれます。気になるギターが複数ある場合は聞き比べて、自分が一番好きなものを購入しましょう。

初心者におすすめなメーカー

初心者におすすめ:YAMAHA

初心者の方だと有名なアコースティックギターのメーカーなど全く知らない方がほとんどですよね。そこで初心者の方におすすめなアコースティックギターのメーカーをピックアップしました。まずは誰もが聞いたことのあるメーカーのYAMAHAです。YAMAHAのアコースティックギターは少々高いものが多いですが、弾きやすさや音色など全てにおいて最高なものばかりです。

YAMAHAのアコースティックギターは沢山のミュージシャンも使用している事で有名です。ブルースやロック、フォークソングなどどんなジャンルにも対応できるのがYAMAHAの特徴です。

初心者におすすめ:Headway

Headwayはアコースティックギター初心者の方だとあまり聞きなれないメーカーですよね。ですが、初心者の方には特におすすめできるメーカーです。値段も3万円程度で購入できるものが多く、手が出しやすいです。値段の割には弾きやすく、音色も綺麗です。

小さな楽器屋さんではあまり見かける事ができないメーカーです。大きい楽器屋さんではどこも取扱いがあります。なので他のアコースティックギターとの引き比べができる、大きい楽器屋さんで購入する事をおすすめします。

初心者におすすめ:Epiphone

Epiphoneはみやぞんが使っている事で有名なメーカーですね。Epiphoneはギターのメーカーとしてかなり有名なGibsonの廉価ブランドになります。Gibsonは初心者の方には少々高すぎますが、Epiphoneなら安いものだと3万円程度からあります。

何よりギターではかなり有名なGibsonと同じ系列のメーカーなので安心感もあります。低音域から高音域まで、綺麗にな音色を鳴らす事ができます。初心者セットの取り扱いも多いです。種類も豊富にあります。

初心者おすすめ:Morris

値段もお手頃なのに良い音が出る事で有名なメーカーがMorrisです。国産のメーカーです。安いものだけでなく高い値段のアコースティックギターも扱いがあります。アコースティックギターにおいて、Morrisは絶対に確認しておくべきメーカーです。

アコースティックギターを弾くために必要なもの

アコースティックギターの準備:ピック

アコースティックギターを弾くために必要な道具はいくつかあります。まずはピックです。このように三角の形をしているものです。指でもアコースティックギターを弾くことはできますが、初心者の方は難しいです。なので最初は必ずピックを用意しましょう。ピックは1枚100円前後で購入できます。

ピックには柔らかいものから硬いもの、大きさも様々な種類があります。選び方は弾き方や弾く人の手の癖などによって変わります。最初は自分にどれがあっているのかわからない事が多いです。なので様々な種類のものを購入しておくといいでしょう。最初は柔らかすぎず硬すぎないものを使い始め、そこから自分の好みを見つけましょう。

アコースティックギターの準備:チューナー

チューナーはアコースティックギターのチューニングをする道具で、初心者の方は絶対に必要です。このようにアコースティックギターのヘッドに付けられるものもあります。気になったときにすぐチューニングの確認ができるのでおすすめです。

アコースティックギターの準備:カポタスト

カポタストは通称「カポ」と呼ばれている道具です。カポも初心者の方には是非持っていてほしい道具の一つです。カポの役割は同じコードのままキーを上げ下げしたりすることです。それだけでなく、カポによって難しいコード弾きを簡単にする事ができるのです。なので初心者の方にはとてもおすすめです。

カポにもいろんな種類がありますが、選び方に特にポイントはありません。布タイプのものから金属のものまで様々あります。自分の好みのデザインのものを選びましょう。金属タイプのものはただはめるだけなので簡単に装着できます。

アコースティックギターの準備:ストラップ

アコースティックギターを座って弾く場合はあまり必要ないですが、立って弾く場合には必須なのがストラップです。ギターを肩からかけて安定させます。デザインもいろいろあるのでおしゃれに楽しめます。アコースティックギターはそれなりに重さがあるので、ストラップも厚みがあり肩を守ってくれるようなものだと疲れにくいのでおすすめです。

アコースティックギターの準備:ギタースタンド

アコースティックギターに限らず弦楽器は壁にただ立てかけて置くのは絶対ダメです。ネックが反ってしまう原因になります。なので必ずギタースタンドを用意しましょう。ギタースタンドにも壁掛けのものや、複数置けるものまで様々な種類があります。選び方は自分の部屋のスタイルに合わせましょう。部屋が狭い場合は壁掛けがおすすめです。

アコースティックギターの弾き方

アコースティックギターの準備が出来たら実際に弾いてみましょう。この動画はアコースティックギターの構え方などの基本からピックの使い方まで、丁寧に教えてくれています。アコースティックギターはギターを構え弦を押さえ、ピックで弾くという3ステップです。

こちらは基本が完成した後、音色を奏でるコードについて説明している動画です。アコースティックギターはコード弾きが基本になりますので、コードの押さえ方などはきちんと確認しましょう。

初心者はまずパワーコードを練習

パワーコードはアコースティックギターの基本になります。曲の楽譜などを見るとCやGなどの表記があります。それをコードと呼びます。C=ドでD=レ、E=ミという音階になります。アコースティックギターを始める際はどのアルファベットが何の音階なのかを覚えるようにしましょう。

この動画はパワーコード一つ一つについて詳しく説明しているものになります。初心者の方は毎日コードの押さえ方をきちんと練習しましょう。最初はうまく押さえられなくて当たり前です。それでもコツコツ練習していると、次第に指が動かせるようになります。

簡単に押さえられるコードもあれば難しいコードもあります。きちんと指で押さえられるように、弦を押さえる側の握力を鍛えておくといいでしょう。また指の体操などを念入りにする事も大事です。コードの練習をしていると指先に血豆ができる事があります。最初は痛いですがその後指が硬くなり、更に弦が押さえやすくなるので頑張りましょう。

実際に曲を練習してみよう!

ただただコードを押さえるだけの練習をしていてもつまらなく、飽きてしまったりしますので曲を使って練習をしてもましょう。練習する曲はどんなものでもいいのですが、なるべく簡単なものがいいです。簡単といっても初心者だとどんな曲が簡単なのかわかりませんよね。

初心者の曲の選び方として重要なのは、テンポが速くない事とコードが簡単な事です。例えば楽譜を確認したときに頻繁にコードチェンジがある曲や、Csus4などの単純なコードではない場合は初心者向きではありません。また弦をすべて押さえなければならないFコードが入っている曲も最初はなるべく避けたいですね。

初心者におすすめな練習曲

初心者におすすめ:チェリー/スピッツ

初心者の方がアコースティックギターを練習する場合におすすめな曲は、コードチェンジがやりやすくコード自体も簡単なものがいいです。チェリーは曲もゆったりとしていて、コードチェンジも激しくないので初心者向けの曲です。難関とされるFコードもありますが、下の動画ではFコードを簡単にする方法も解説されています。

初心者おすすめ:ロンリー/阿部真央

阿部真央の代表曲でもあるロンリーは、弦を全部押さえるFのようなバレーコードが一つも入っていない曲です。さらにコード進行も基本的なものばかりなので比較的初心者でも練習しやすい曲です。

初心者おすすめ:いいんですか?/RADWINPS

RADWINPSのいいんですかもゆったりとした曲調で、こちらもバレーコードが存在しない曲です。基本のコードだけで進んでいくので練習しやすいです。ただ、歌いながら練習するのはこの曲の場合難しい所があるので気を付けましょう。

少しギターに慣れてき時におすすめの曲

初心者おすすめ:ひまわりの約束/秦基博

ドラえもんの主題歌になったことでも有名なこの曲も、コード進行が単純です。なので初心者の方の練習曲として最適です。アルペジオ奏法をしているパートがあるので、ちょっとテクニックを上げたい方にも最適です。アルペジオはアコースティックギターを弾くうえで是非覚えてほしい奏法です。

初心者おすすめ:青いベンチ/サスケ

青いベンチもコード進行が難しくありませんが、途中の転調からは少々難しくなります。なので初心者の方でもう少しテクニックを伸ばしたい方に最適です。この曲に限らず転調を機にコード進行がガラッと変わる曲は沢山あります。なのでそれも対応出来るようにコツコツ練習しましょう。

コードチェンジは練習あるのみ!

実際曲を練習してみると、コードチェンジするのが難しくてつまずきます。これはギター初心者であれば誰しもが通る道です。指がなかなか追いつきませんが、これは練習を重ねていく事でスムーズに出来るようになります。

こちらはコードチェンジのコツを教えている動画です。何よりコードチェンジは指を1本1本違うところへ動かしていくので、指の稼働力が大事です。そのためギターを弾いていない時でも指の体操を気が向いたらしておくと、指が動きやすきなりコードチェンジも滑らかになります。

挫折しそうになった時は

コードチェンジの難しさやFコードなどのバレーコードの音が上手く鳴らせない方は沢山います。むしろ初心者はそれが当たり前です。しかし、そこで挫折しアコースティックギターを辞める人が多いです。

そんな時は時間をあけて休憩したり、自分の好きなシンガーソングライターの曲を聴いてモチベーションを上げたりしましょう。そしてなるべく簡単な曲からとりかかる事ようにします。簡単な曲でも少し弾けたら楽しくなってきます。難しくてつまずいた時は違う簡単な曲にチェンジするなどして、まずはちょっとずつ完成させてみましょう。

アコースティックギターの練習におすすめな本

初心者の方がアコースティックギターを練習する際には、初心者用の教本があると便利です。どんなものでも構いませんがDVD付きの方が、目で見て確認できるのでおすすめです。教本には各部分の名称や、弦の取り換え方など詳しく載っていますので保存しておきましょう。

そしてもう一つおすすめなのが「Go!Go!GUITAR」という雑誌です。最新曲の楽譜や初心者の悩みなども載っているので、楽しくギターについて学べます。内容はギター全般なのでアコースティックギター専門ではありません。

アコースティックギターを弾いている歌手

アコギの歌手:ゆず

アコースティックギターを練習し始める時、見本になるようなアーティストがいるとやる気がでますよね。アコースティックギターを使うアーティストとして一番有名なのがゆずの2人です。ゆずの曲も初心者向けの簡単なものが多いです。少し慣れてきたらチャレンジしてみましょう。

アコギの歌手:星野源

最近人気沸騰中の星野源もアコースティックギターを使っています。星野源の場合ギターだけでなく他の楽器もオールマイティにこなします。アコースティックギターのテクニックは本当に上手です。星野源の曲は初心者にはちょっと難しいものが多いので、少し弾けるようになってきたら挑戦してみてください。

アコースティックギターは魅力的な楽器

アコースティックギター初心者の方に選び方や弾き方、練習の仕方をご紹介しました。選び方で重要なのは弾きやすさです。自分の体に合ったもので、なるべく3万円以上のものを選びましょう。アコースティックギターはすぐには弾くことができませんが、コツコツ練習する事で弾けるようになります。動画などを確認しながら楽しく演奏してみましょう。

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