絶対おすすめ【面白い本】ランキング!これは読まなきゃ損!

この世には感動的な小説やためになるハウツー本など、たくさんのジャンルの本があります。そんな数あるジャンルの中から特におすすめの面白い本をランキング形式で発表していきます。おすすめランキングを参考にぜひ、面白い本を模索してみてはいかがでしょうか?

目次

  1. おすすめの面白い本をランキングでご紹介!
  2. ランキング45位〜46位:知っておきたい雑学本
  3. ランキング43位〜44位:自分の人生や歴史を振り返る
  4. ランキング41位〜42位:世界中が感動したおすすめの本
  5. ランキング39位〜40位:ジャンルでくくれない深い本
  6. ランキング37位〜38位:ユニークな本や感動的な本
  7. ランキング35位〜36位:読みやすい自己啓発本
  8. ランキング33位〜34位:十人十色の生き方
  9. ランキング31位〜32位:静かな感動を与える本
  10. ランキング29位〜30位:現代を生きる人々へ
  11. ランキング27位〜28位:本からいろいろ学ぼう
  12. ランキング25位〜26位:人気の恋愛小説とSF小説
  13. ランキング23位〜24位:人気上昇中ミシマ社の本
  14. ランキング21位〜22位:心に響くエッセイと小説
  15. ランキング19位〜20位:生きる上で大事なこと
  16. ランキング17位〜18位:ブラックユーモアの効いた本
  17. ランキング15位〜16位:文学フリマで人気上昇中の新星
  18. ランキング13位〜14位:新たな視点に感動
  19. ランキング11位〜12位:研究者や学者による本
  20. ランキング10位:くすっと笑える面白いエッセイ本
  21. ランキング9位:躁鬱病と今も戦う著者の本
  22. ランキング8位:感動的で美しい女性の物語
  23. ランキング7位:独特な世界観で魅了する
  24. ランキング6位:このままでいいんだと思える一冊
  25. ランキング5位:安部公房の不思議な世界観
  26. ランキング4位:こんな人生もあっていいのかと思える本
  27. ランキング3位:日本文学の良さを味わおう
  28. ランキング2位:テンポ感のある読みやすく深い本
  29. ランキング1位:読んだ後に響くメッセージが心地よい
  30. おすすめの面白い本ランキングを参考に書店へ

おすすめの面白い本をランキングでご紹介!

日本国内、国外ではたくさんのジャンルの本が出回っています。ワクワクするようなミステリーや感動的な小説、自分の人生のお手本になるようなハウツー本、自己啓発本などとジャンルごとにたくさんの面白い本があります。本を読むことで、自分にはなかった新しい要素や考えを見つける手がかりやきっかけを得ることができ、時には感動も与えてくれます。

今回は数ある本の中から特におすすめの本をランキング形式で発表していきます。あなた好みのジャンルの本を見つけたらぜひ手にとって読んでみてはいかがでしょうか?また、今まであまり読んでこなかったジャンルの本も、読んでみると意外に面白いと感じることもあります。好きなジャンルに固執せず、いろいろなジャンルの本を読むことで視点が広がるかもしれません!

ランキング45位〜46位:知っておきたい雑学本

おすすめの面白い本46位:世界史を変えた50の動物

エリックシャリーンによる「世界史を変えた50の動物」がランキング46位です。猫やライオン、羊など現代があるのは古くから存在する動物たちありきということを思い知らされるような一冊です。あまり普段は知ることのできない動物たちの面白い雑学がつまっています。この世界史を変えたシリーズは他に食物編や植物編もあり、いずれも人気となっています。

おすすめの面白い本45位:一〇〇年前の世界一周

ボリス・マルタンによる「一〇〇年前の世界一周 」がおすすめの面白い本ランキング45位です。世界を知るため、あるドイツ人の青年が旅に出るというノンフィクションです。たくさんの写真と文章がつまっており、いずれも心を打たれるものです。読者のワクワク感をそそる魅力的な要素があり、自身も一緒に旅をしているという不思議で面白い感覚に浸ることができるようなおすすめの本です。

ランキング43位〜44位:自分の人生や歴史を振り返る

おすすめの面白い本44位:世界をきちんとあじわうための本

おすすめの面白い本44位「世界をきちんとあじわうための本」をご紹介します。同じような日々を繰り返す私たちは、一体何をしているのだろうかということを考えさせられるような一冊です。ごく当たり前の毎日をいかに”あじわう”ことができるかということに目を向ける試みについて書かれています。小さなことでも考え方次第では感動を得ることもできるということを思い出させてくれます。

おすすめの面白い本43位:世界を変えた100日

「世界を変えた100日」がおすすめの面白い本ランキング43位にランクインです。実感しにくい歴史上の事実を本当に起きたことという認識にしてくれる本です。写真とともに歴史を振り返って行くことができる貴重な本で、ノンフィクションジャンルの本の中でも非常に臨場感のある一冊です。普段歴史のことは気にしていなかったけれども途端に現実味を感じ、今のありがたみを再確認できるかもしれません。

ランキング41位〜42位:世界中が感動したおすすめの本

おすすめの面白い本42位:25年目の「ただいま」

「25年目のただいま 5歳で迷子になった僕と家族の物語」がおすすめの面白い本42位です。5歳の時に迷子になり、生き別れてしまった家族や故郷を探すために、グーグルアースを活用して旅に出るという感動的なストーリーです。一見ジャンルはファンタジー小説とも受け取れる内容ですが、実はノンフィクションです。心が温かくなるような感動的な本を読みたい方におすすめです。

おすすめの面白い本41位:アルジャーノンに花束を

子供から大人まで多くの世代におすすめの「アルジャーノンに花束を」がランキングの41位です。名作中の名作の小説で、映画化や舞台化などもされて注目度も高いです。大人になっても知能は子供という発達障害を持つ主人公のチャーリイは、手術を受けて頭がどんどん良くなっていきます。しかしそれと引き換えに失うものもあるという考えさせられる感動作です。

ランキング39位〜40位:ジャンルでくくれない深い本

おすすめの面白い本40位:僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。

健康食品ユーグレナを開発した出雲充さんによる「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」をご紹介します。ビジネス本ではありますが、一概にジャンルでくくることのできない読者を前向きにしてくれるような一冊です。初めての企業で試練を乗り越えていくという感動できる要素がつまっており、自分にも何かできるかもしれないというやる気を与えてくれます。

おすすめの面白い本39位:観察の練習

39位にランクインしたのは「観察の練習」です。生きていると小さな違和感を感じることは多々ありますね。毎日通う職場や、駅のホーム、家の中などで感じる違和感を、著者が深く掘り下げて考えている面白い一冊です。観察の事例から読者にも何かアイデアを与えてくれるような今までにないジャンルの本です。いつも同じジャンルの本を読んでしまっている方や、新鮮さを求めている方におすすめです。

ランキング37位〜38位:ユニークな本や感動的な本

おすすめの面白い本38位:ゼロからトースターを作ってみた

題名の通り、何もない状態で0からトースターを作っていくというドキュメンタリー本です。ユニークな発想のもと鉱山で鉄鉱石や銅から鉄、銅線を作ってなんとかトースターにたどり着くことができないのかという試みが事細かに書かれています。私たちが今生きている消費社会をユニークさを交えて考察した著者の挑戦をぜひ見届けてみてはいかがでしょうか?

おすすめの面白い本37位:ふがいない僕は空を見た

窪美澄さんによる感動的な小説です。4つの短編小説が凝縮されている一冊で、とても濃度の高い描写で読者を魅了していきます。最初からどんどん読み進めていくと、なんだか気づいたら感動させられているふいをつかれるような意外性もある小説です。ジャンルを問わない窪美澄さんの小説はすべての人に捧げるメッセージ性が隠されており、老若男女楽しめます。

ランキング35位〜36位:読みやすい自己啓発本

おすすめの面白い本36位:人間滅亡的人生案内

自己啓発本が苦手という方にも親しみやすい「人間滅亡的人生案内」がランキング36位です。人生を送る上での悩みと、それに対してどうするかというアドバイスをまとめた一冊です。仕事、人間関係、恋愛などと様々な場面に悩んでいる人に響く回答を見つけることができるかもしれません。ユーモアを交えて語っている自己啓発本なのでとても読みやすいです。

おすすめの面白い本35位:君たちはどう生きるか

吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」がランキング35位です。漫画家もされて話題になっている本で、時代を超えて響く文章が印象的な一冊です。人間関係を送る上での当たり前だけど普段はなかなか気付くことができないことに気付いてある種の感動を覚える要素があります。正直に生きることは大事ということを改めて感じる魅力的な自己啓発本です。

ランキング33位〜34位:十人十色の生き方

おすすめの面白い本34位:愛と家事

過保護な愛情を注ぐ母親となんとかそこから逃げようとする娘を基盤に展開していくエッセイです。”わたしは家族というものを、愛情でつながれた関係のことだと思っていた”などという1度は感じたことのあるような言葉が1つ1つ染み渡るような一冊です。家族とは、結婚とは、愛とはなにかを改めて自分と照らし合わせて考えさせられるような魅力的な本です。

おすすめの面白い本33位:洗礼ダイアリー

おすすめの面白い本ランキング33位の「洗礼ダイアリー」はミスiD2014で個人賞を受賞した文月悠光さんによる初めてのエッセイ本です。文月悠光さんは最年少の高校三年生で中原中也賞を受賞するかなりの実力派作家で、若い世代を中心に支持を集めています。女子の共感を得られるような儚さと美しさ、そして現代を生きる人間らしさを描いています。

ランキング31位〜32位:静かな感動を与える本

おすすめの面白い本32位:オープン・シティ

テジュ・コールによる「オープン・シティ」がおすすめの面白い本ランキング32位です。静かに胸にしみるような本で、感動できる要素がところどころに散らばっています。何度読んでも違った味方ができそうな深みのある小説です。読み進めて自分なりに解釈していくことがお好きな方にぴったりです。いずれは自分も向き合わなくてはならない孤独の部分を考えさせられる一冊です。

おすすめの面白い本31位:朗読者

感動の名作「朗読者」は世界中で多くの人の読まれています。完全なハッピーエンドではないけれど、リアリティがある心が動かされるような魅力的で深みのある感動作です。1人の少年の人生における描写を事細かに描いた作品で、男性からも女性からも共感できるような要素があります。しんみりとした夜に読んでほしいおすすめの一冊です。

ランキング29位〜30位:現代を生きる人々へ

おすすめの面白い本30位:アル中ワンダーランド

アルコール中毒で多くのものを失ってしまった著者による、更生の日々をユーモアたっぷりで描いた漫画エッセイ本です。とても純粋な気持ちがある故、アルコールに走ってしまう日々は波乱万丈で本当は笑えるような状況でないはずなのに、ユーモアがあり面白いという素晴らしい一冊です。アルコール中毒者にもそうでない方にも響く何か感動的なものがある素敵な本です。

おすすめの面白い本29位:夜空はいつでも最高密度の青色だ

現代を生きる人に捧げられた共感できる最果タヒさんの詩がつまっている一冊です。生きることについて、きちんと考えてみると、一度は絶対にたどりついてしまう果ての考えというのは存在します。それを踏まえてどう生きていくのか模索していかなければと思わせてくれる深みのある言葉がリズミカルに詩で表現されています。読んだ後には今までに感じたことのない素朴な感動があるかもしれません。

ランキング27位〜28位:本からいろいろ学ぼう

おすすめの面白い本28位:存在の耐えられない軽さ

ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」には、日頃あまり気にしていない人間の無意識的に存在する部分が実に巧妙に描かれている作品です。もやもやしたこの感情はこういうことだったのかというちょっとした気付きに感動を覚えることができるかもしれません。存在における重さと軽さについて、わかりやすく確かな言葉で綴られている普及の名作本です。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?

おすすめの面白い本27位:女と仕事

太田明日香さんや雨宮まみさん、植本一子さんなど写真家やデザイナー、フリーランスとして活躍する女性による仕事におけるエッセイがつまった一冊です。女性が仕事において悩んでいることや、どのようなスタイルで仕事をしているかということがそれぞれの視点で描かれています。仕事をする女性は必見の一冊です。様々なジャンルの著者がエッセイを寄稿しているので、参考になる部分が多くあります。

ランキング25位〜26位:人気の恋愛小説とSF小説

おすすめの面白い本26位:ニキの屈辱

生きている上で矛盾することは避けられないということを言葉巧みに描いた山崎ナオコーラさんによる「ニキの屈辱」が26位にランクインしました。人気カメラマンの主人公ニキと、駆け出しカメラマンのかがみくんの恋愛ストーリーです。男と女という性別だからこそ生まれてしまう溝や、すれ違ってしまうタイミングなどの描写には共感をせざるを得ない一冊です。

おすすめの面白い本25位:残像に口紅を

たくさんの小説が出ているSFというジャンルの中でも人気の高い筒井康隆さんの「残像に口紅を」が25位にランクインしました。筒井康隆さんによるいわば実験的な一冊で、言葉遊びを用いた非常にユニークな本です。今までにない筒井康隆さんによる斬新で面白い発想が練りこまれており、様々な世代の方に愛されている本です。SFのジャンルが好きな方におすすめです。

ランキング23位〜24位:人気上昇中ミシマ社の本

おすすめの面白い本24位:上を向いてアルコール

「上を向いてアルコール」は、医者から50歳で人格障害、60歳で死亡という宣告を受けていたのにもかかわらず、アルコール中毒から抜け出すことができた小田嶋隆さんのユニークなエッセイがつまっています。アルコール中毒でなくても、人は時に依存してしまう弱さを誰しもが持ちます。そんなすべての人に向けて送られている強いメッセージがユニークさを交えて書かれています。

おすすめの面白い本23位:21世紀の楕円幻想論

平川克美さんによる「21世紀の楕円幻想論」がおすすめの面白い本ランキング23位にランクインしました。私たちが目指すべきなのは正円ではなく楕円という独特な考え方を元に展開していくこの本は、しっかりと生きる上での本質を捉えた一冊です。右肺の一部を失い、全財産も失った波乱万丈な人生を送ってきた著者による、何か日頃のもやもやを解消してくれる素敵な本です。

ランキング21位〜22位:心に響くエッセイと小説

おすすめの面白い本22位:この地獄を生きるのだ

小林エリコさんの「この地獄を生きるのだ」をご紹介します。月給12万のブラック企業で働いて心を病み、自殺未遂をし、生活保護を受けることになってしまうという現代を生き抜く辛さを描いたエッセイ本です。一度希望を失い、社会復帰を頑張って目指す人にとっても励みになるような一冊です。今はきちんと仕事ができていても、人生何が起こるかわかりませんよね。

おすすめの面白い本21位:オーデュボンの祈り

ミステリー小説の大御所である伊坂幸太郎さんの「オーデュボンの祈り」がランキング21位です。第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞している実力あるオーデュボンの祈りは伊坂幸太郎さんのデビュー作でもあります。コンビニ強盗をした主人公が島流しにあうというなんとも不思議な設定から、どんどん物語は展開していきます。最後までストーリーから目が離せません。

ランキング19位〜20位:生きる上で大事なこと

おすすめの面白い本20位:うしろめたさの人類学

おすすめの面白い本ランキング20位は松村圭一郎さんの「うしろめたさの人類学」です。批判することではなく、再構築することで時代の可能性を作るということや、”うしろめたさ”を利用することで凝り固まった制度に少しの隙間を作ることができるという新しい発想を読者に教えてくれるようなためになる本です。今の状況をなんとか打開したい方におすすめです。

おすすめの面白い本19位:夜と霧

ベストセラーの「夜と霧」がランキング19位です。自らユダヤ人としてアウシュヴィッツ強制収容所にとらわれの身となり、奇蹟の生還を果たした著者による体験記です。非常に冷静な視点ですさまじい限界状態にあった現場を紐解いている記録で、多くの人の心を打つ本として話題になりました。私たちも他人事にはせず、決して忘れてはいけないこととして知るべき事実がつまっています。

ランキング17位〜18位:ブラックユーモアの効いた本

おすすめの面白い本18位:苦役列車

映画化されて話題になった西村賢太さんの「苦役列車」をご紹介します。荒れた生活をしながらぎりぎりの生活費を日雇いで稼いでいくリアリティある男性の一生をブラックユーモアたっぷりで描かれている中編小説です。芥川賞を受賞した本作は、ひどい生活ながらもどこか共感もできるような要素もあります。いろいろと自分の生活を考えさせられるような本です。

おすすめの面白い本17位:ホサナ

「ホサナ」はミュージシャンでもあり作家でもある町田康さんの長編小説です。5年をかけて書かれたというホサナは町田康さん自身、書いている時に登場人物の苦しみなどを体験するような構えで挑んだようです。そのためかとてもリアリティある内容で、町田康さん独特のブラックユーモアがたっぷりまじった面白い最高の一冊です。少しミステリアスな部分もあり多面性があります。

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ランキング15位〜16位:文学フリマで人気上昇中の新星

おすすめの面白い本16位:ここは、おしまいの地

笑いありの涙ありのユーモアたっぷりの感動的なエッセイ本「ここは、おしまいの地」がおすすめの面白い本16位です。単なる面白いエッセイかとなめてかかれば気づいたら感動させられていたという読者の声が多数あがっています。感動もできて、笑うこともできる多面性がある本はなかなかありません。どこか深みのある心に響くエッセイ本です。

おすすめの面白い本15位:死にたい夜にかぎって

ここは、おしまいの地の作者のこだまさんと一緒に文芸フリマで同人誌を出していた爪切男さんによる「死にたい夜にかぎって」をご紹介します。6年間付き合っていた恋人とのリアルな生活が主軸となり、今までに起きた波乱万丈な出来事をユーモアに昇華させて描かれたエッセイです。ひどい人生でも著者なりに生きる姿がとても印象深い一冊です。

ランキング13位〜14位:新たな視点に感動

おすすめの面白い本14位:跳びはねる思考

生まれつき自閉症である東田直樹さんによる「飛び跳ねる思考」をご紹介していきます。人と会話することができない東田直樹さんは、筆談であればできることに気付いて以降、本や詩を書き始めます。飛び跳ねる思考は、東田直樹さんの鋭く無駄のない人間の本質をついた日々の感情などが綴られているエッセイです。日本でも世界でも東田直樹さんの本は愛されています。

おすすめの面白い本13位:生命、微動だにせず

早稲田大学教授である郡司ペギオ幸夫さんによる「生命、微動だにせず」がおすすめの面白い本ランキング13位にランクインしました。人間はいつかAIに負けてしまうのかという視点を元に人間である特徴などを考えていく、人間科学の最前線の本です。無意識な人間の行動、どうやって記憶力がはたらいているかなどのメカニズムをわかりやすく面白く説いています。

ランキング11位〜12位:研究者や学者による本

おすすめの面白い本12位:鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」は鳥類学者である川上和人さんの本です。普段あまり生きていて触れることのない鳥類学に触れることができる本です。鳥類学者の大変さや、どんなことを具体的にやっているのかということがユーモアと愛を交えて書いてあります。やっぱり鳥のことが好きなんだなと思わせてくれる最後は暖かくなる本です。

おすすめの面白い本11位:バッタを倒しにアフリカへ

バッタ博士である前野ウルド浩太郎さんによる「バッタを倒しにアフリカへ」をご紹介します。アフリカに行った際の奮闘のある冒険が事細かに書いてあります。収入がない中でも単身でアフリカに行って、砂漠の地で一人サバクトビバッタを命がけで研究した著者の記録はとても面白く興味深いものです。バッタ愛が読者に届くとても熱い気持ちになれる一冊です。

ランキング10位:くすっと笑える面白いエッセイ本

おすすめの面白い本10位:世界音痴

おすすめの面白い本ランキング10位は、穂村弘さんの「世界音痴」です。自意識過剰な穂村弘さんのユーモアあふれるエッセイ集です。ベットの上で夜な夜な菓子パンを貪るという穂村弘さんが、なんとか自分なりに生きようと足掻く姿がとても母性をくすぐる一冊です。そしてどこか共感もできるような要素もあり、憎めない本です。

歌人でもある穂村弘さんはたくさんのエッセイを執筆していますが、短歌をまとめた「短歌ください」も人気でおすすめの本です。少し固いイメージのある短歌ですが、この本を読むことでいかに自由度の高いユーモアがあるものだということがよくわかります。人それぞれ違った独特な感性が短歌に表れており、人間の面白さに触れることができますよ。

ランキング9位:躁鬱病と今も戦う著者の本

おすすめの面白い本9位:けものになること

坂口恭平さんの「けものになること」がおすすめの面白い本ランキング9位にランクインしました。坂口恭平さんの張り巡らされた思考が読みやすく独特な文体で綴られています。様々な読み方ができる多面性を含んだ一冊で、幅広い方に愛される作品です。自由な縛りのない発想が最後までのびのび展開されていき、飽きることなく読むことができます。

坂口恭平さんの本でその他におすすめなのが「家族の哲学」です。坂口恭平さんは躁鬱病を患っており、現在も闘病中です。しかしこの躁鬱病の闘病は奥様ありきということ、度々語ってきました。躁状態を基準にそのことを描いた作品「幸福な絶望」に対して、「家族の哲学」は鬱状態を基準にして描かれています。完全に闇ではなく、どこか冷静な視点を持って描かれている鋭い一冊です。

ランキング8位:感動的で美しい女性の物語

おすすめの面白い本8位:体は全部知っている

おすすめの面白い本ランキング8位は吉本ばななさんの「体は全部知っている」です。感動的で美しい小説を多く執筆する吉本ばななさんの本は女性を中心に人気が高いです。体は全部知っているは題名の通り、頭ではわかっていないように見えても、きちんと体はいままでのことを覚えており、知りたい答えや本当の気持ちなどを知っているということが美しく描かれた13編がつまっています。

読んだあとに、このタイミングで読めてよかったと思えるような不思議な出会いを運んでくれる吉本ばななさんの本は、その他に「TUGUMI」もおすすめです。胸がきゅっと苦しくなるほど儚く、美しいような魅力がつまっている本です。当たり前の毎日などなく、すべてが奇跡なのかもしれないという大事なことに気づかせてくれる一冊です。

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ランキング7位:独特な世界観で魅了する

おすすめの面白い本7位:君が壊れてしまう前に

島田雅彦さんの「君が壊れてしまう前に」がおすすめの面白い本ランキング7位にランクインしました。一見一つの流れているストーリーを楽しむような小説かと思わせるのですが、人間の深い無意識的な部分に通ずる大事なことがどこか冷静に描かれています。内容としてもとても読みやすく、ユーモアも混じっており面白いですが、真の面白さは別のところにあるという深い本です。

「僕は模造人間」も島田雅彦さんの本でおすすめしたい一冊です。君が壊れてしまう前にもそうですが、島田雅彦さんの小説は、面白く少し奇抜なストーリー設定があるためにそちらの方に目が行きがちです。しかし、読み進めていくうちに登場人物の気持ちの変化に一種の共感を帯びていくこととなります。ユーモアの裏には深い真相が隠されているのです。

ランキング6位:このままでいいんだと思える一冊

おすすめの面白い本6位:コンビニ人間

行きているとどうしても否定的になってしまったり、自分に自信がなくなってしまったりするものですよね。そんな方はむらたささんの「コンビニ人間」を読んでみてください。自分の人生をこれでも良いのかもしれないと思わせてくれる、すっと入ってくるようなメッセージがつまった一冊です。芥川賞を受賞したこの作品は、今日も多くの方に読まれています。

村田沙耶香さんの本を面白いと感じた方は「しろいろの街の、その骨の体温の」も読んでみてはいかがでしょうか?行きているといろいろな人間がいることを思い知らされますが、なかなか自分が正しいと胸を張って生きることは簡単ではありませんよね。この本を読むことで、周りに流されない強さを持てるようなポジティブな気持ちが湧いてくるかもしれません。

ランキング5位:安部公房の不思議な世界観

おすすめの面白い本5位:箱男

安部公房さんの「箱男」がおすすめの面白い本ランキング5位です。ダンボールをかぶって街を徘徊し続ける男性の視点を細かく、ユーモアを交えて描いた作品です。箱男はふとした表現の描写から、はっとするような自分と他人の関係における認識に気づかされる鋭さがあります。安部公房さんなりの考察が、読みやすい文体で描かれています。

国境を超えて世界でも氷菓の高い安部公房さんの作品は多くあります。もっともノーベル文学賞に近い日本人作家と言われていました。いろいろな心理描写を巧みに描く手法が読者の心をぐっとつかみます。安部公房さんの本を一番最初に読む方は「壁」という本がおすすめです。淡々とした流れで進んでいく話なのに深みがあるという日本文学らしい一冊です。

ランキング4位:こんな人生もあっていいのかと思える本

おすすめの面白い本4位:かなわない

2018年1月に亡くなったラッパーECDの妻である植本一子さんの「かなわない」がおすすめの面白い本ランキング4位です。かなわないは賛否両論のある本ですが、凄まじいパワーと人間の生命力を感じるような一冊です。淡々と綴られる文章は偽りがなく、どこまでも率直な気持ちが印象的です。子育て奮闘中で悩んでいる方にも響く何かがあるおすすめの本です。

植本一子さんは写真家としても活躍している傍、文章も注目されて次々にエッセイを出版して話題となりました。「家族最後の日」や「降伏の記録」も人気となっています。なかなか他人の日記をここまでスムーズに、そして夢中になって読めるような本は少ないです。読んだ後の読了感は人それぞれですが、少なからず何かずっしりとくる要素があります。

ランキング3位:日本文学の良さを味わおう

おすすめの面白い本3位:斜陽

日本文学の中でも今でも人気の高い太宰治さんの「斜陽」がおすすめの面白い本ランキングの3位です。太宰治さんの本を読んだ人は「自分と太宰治はとても似ている」と高確率で感じると言われています。そんな人間の深い心理をつめこんだような小説を書くのが太宰治さんの魅力の1つです。発売されて以来、ベストセラーとなった斜陽をぜひ読んでみましょう。

知らない人はいない「人間失格」もおすすめです。太宰治さんの遺書だったとも言われている人間失格は私小説のジャンルの本で、多くの人の心に大きな打撃を与えます。一概にこのような本ということを言い切ることができないどこまでも深みがある一冊です。本がお好きな方や日本文学をもっと読んでみたい方は一度は読んでほしいおすすめの本です。

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ランキング2位:テンポ感のある読みやすく深い本

おすすめの面白い本2位:鳥の会議

何か心当たりがあるような、今までしっかり考えてこなかったような感覚をことば巧みに具現化してくれるような「鳥の会議」がおすすめの面白い本ランキング2位にランクインしました。心も体も不安定な青年の苦しみ、暴力性などがつまっており、男性だけではなく女性にもつきささる大事な要素がある本です。山下澄人さんならではのテンポ感ある流れが魅力的です。

山下澄人さんは「しんせかい」で芥川賞を受賞し、話題となりました。独特で不思議な読了感があるような魅力的な一冊ですので、ぜひしんせかいも読んでみてください。1度読んでもう1度読み返すと、また違った視点で見ることができる多面体な本です。

ランキング1位:読んだ後に響くメッセージが心地よい

おすすめの面白い本1位:忘れられたワルツ

おすすめの面白い本ランキング栄えある第1位は絲山秋子さんの「忘れられたワルツ」が輝きました。さらっと読めるのに読んだ後に何か大事なものが心に残るような深みのある一冊です。読みやすいのに、メッセージ性もあり、読了感をこれだけしっかり味わえるのは絲山秋子さんの本ならではの魅力です。ぜひ小説がお好きな方で絲山秋子さんの本を読んだことのない方は読んでみてください。

「忘れられたワルツ」の著者である絲山秋子さんは幅広いジャンルの小説を執筆します。ヒューマンもののジャンル、ミステリーめいたジャンル、恋愛もののジャンルなどがあります。忘れられたワルツを読んで、感動を覚えた方は「沖で待つ」や「袋小路の男」もおすすめですのでぜひ一読してみてください。いずれもジャンルにとらわれない深みある文章が心に残る感動的な小説です。

おすすめの面白い本ランキングを参考に書店へ

ぜひ今回ご紹介したおすすめの面白い本ランキングを参考に、素敵なあなたにぴったりの本を探してみてはいかがでしょうか?世界には様々なジャンルの本があります。ジャンルにこだわらず、いろいろな本を読んでみてください。新たなジャンルの本を読むことで今まで自分にはなかった考えや視点を見つけることができたり、なかなか考える機会のなかった自分自身の課題を考えるきっかけを得ることができたりします。

あまり本を読んだことがなかった方はぜひいろいろなジャンルの本を読んで、素敵な本を探してみてください。また本は読むけれど、読んだことのないジャンルがある方は一度新たなジャンルの本を読んでみるのも良いかもしれません。年を重ねるに連れて自分の好みや思想、傾向などは変わります。今までは苦手だったジャンルの本も今読むとまた違った印象を抱くかもしれませんよ。

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