ヨーグルトの種類一覧!乳酸菌の特徴やおすすめの食べ方も解説
ヨーグルトには、たくさんの種類があります。含まれている乳酸菌もそれぞれに違いますよね。何が違うのでしょうか?今回はその種類を一覧にして見ていくと共に、それぞれのヨーグルトにはどんな特徴があるのか、ヨーグルトに合った食べ方などをご紹介していきます。
目次
- ヨーグルトの種類と体に良いと言われている理由は?
- ヨーグルトにも含まれている乳酸菌の種類と役割
- 種類が多くあるけど乳酸菌はどんな食品に含まれているの?
- 腸内細菌の種類は大きく分けて3つ!ヨーグルトの乳酸菌は?
- 便秘改善や予防に効果が期待できる乳酸菌の種類一覧
- 乳酸菌で免疫力向上や花粉症に効果が期待できる種類一覧
- コレステロール値の低下が期待されている乳酸菌の種類一覧
- インフルエンザや風邪予防に効果的なヨーグルトの種類は?
- 便秘改善を狙いたい時に食べると良いヨーグルトの種類は?
- 花粉症やアトピーなどアレルギーに良いヨーグルトの種類は?
- ピロリ菌対策に効果的とされるヨーグルトの種類は?
- コレステロール値低下が期待できるヨーグルトの種類は?
- ヨーグルトの種類によっては歯周病や口臭予防にも効果が?
- 複数の症状に効果が期待できるヨーグルトの種類一覧
- 水切りヨーグルトに適した種類と作り方は?
- 低カロリーで高タンパク!ギリシャヨーグルトとは?
- ヨーグルトに合わせると良い食べ物の種類一覧
- おすすめヨーグルトの食べ方!ドライフルーツなら種類も豊富
- ヨーグルトはどれくらいの頻度で食べるのが良いの?
- 期待する効果の種類で変わる?朝と夜どちらに食べれば良い?
- 1日に食べると良いヨーグルトの量
- 自分に合った種類のヨーグルトを美味しく食べよう!
ヨーグルトの種類と体に良いと言われている理由は?
スーパーの売り場を見てみると、ヨーグルトの種類がたくさんあることが分かります。どれにしようかと悩んで、適当に買っていたり、味が好みのものを選んだりしていませんか?自分好みの味のものを選ぶのも良いのですが、便秘改善や花粉症に良いと聞いてヨーグルトを買おうと思われたのではあれば、使われている乳酸菌の種類や特徴にも注意してみましょう。

ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を入れ発酵させて作るのですが、その過程で入れる乳酸菌が各商品によって異なっています。そして乳酸菌には多くの種類があり、使われている乳酸菌によってヨーグルトの特徴が変わってきます。
ですのでヨーグルトによって、期待できる効果が違うということになります。今回はそれぞれのヨーグルトに入っている乳酸菌の種類や特徴を見ていくと共に、どういう方におすすめなのか、ヨーグルトのおすすめの食べ方などを一覧にしてご紹介していきます。
ヨーグルトにも含まれている乳酸菌の種類と役割
ヨーグルトと言えば乳酸菌ですが、乳酸菌とはどういったものなのでしょうか?乳酸菌というのは、オリゴ糖などの糖類を食べて乳酸などの酸を作り出す細菌の総称です。すでに腸内に住んでいる乳酸菌やビフィズス菌など、腸内の有用菌を増やす働きをしてくれるという特徴を持っています。実は乳酸菌は、自然界には広く存在しているんですよ。

乳酸菌は腸内細菌のバランスを整え、腸の運動を促進してくれます。それに加えて免疫機能の強化やウィルスの予防など、健康面においても効果が期待できることが分かっています。ですがそれも、期待したい効果に合った乳酸菌を選んでこそとなります。販売されている種類も多く、手軽に乳酸菌が摂れるヨーグルトはおすすめの食品です。
種類が多くあるけど乳酸菌はどんな食品に含まれているの?
乳酸菌は、ヨーグルトや乳酸菌飲料、チーズやバターなどの発酵乳製品が有名ですが、発酵乳以外にも含まれているものがあります。キムチ、漬物、味噌、醤油などの加工品にも、乳酸菌は含まれているんですよ。乳酸発酵によって製造された食品には独特な風味が生まれます。乳酸菌の働きにより保存性に優れ、乳酸発酵により消化吸収されやすい特徴を持った食品になります。

キムチや漬物、ピクルスなどの『植物性乳酸菌』は、『動物性乳酸菌』に比べると胃酸などにも強く、生きたまま腸に届く特徴があります。漬物の中には浅漬けや千枚漬け、松前漬けなど、発酵を伴わないものもあります。
発酵乳とは
生きた乳酸菌を手軽に摂れる食品として、『発酵乳』があります。ヨーグルトも発酵乳の1つです。厚生労働省の乳及び乳製品の成分規格等に関する省令『乳等省令』によって、無脂乳固形分8.0%以上、乳酸菌数1000万以上/mlと、成分規格が定められています。この発酵乳を加工したものが『乳酸菌飲料』となります。

腸内細菌の種類は大きく分けて3つ!ヨーグルトの乳酸菌は?
人の腸内には、様々な細菌が住みついています。その数は一説には約600兆個にも及ぶと言われています。腸内細菌は1人1人持っているものが違っており、年齢や生活環境、人種、習慣や食生活、受けるストレスなどの影響を受けて種類が大きく異なってきます。その腸内環境を顕微鏡で覗いてみると、カラフルな花たちが群生しているように見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれています。
肥満の人と標準体型の人では「腸内フローラ」に大きな違いが見られることが研究によってわかっています。
— 痩せる!ダイエット成功の秘訣 (@diet_gekiyasebo) March 28, 2018
人によって腸内フローラの様相はまったく異なり、ライフスタイルや年齢、ストレスなどによっても変わってきます。この腸内フローラは、肌の老化や病気など、身体の状態に大きく影響します。
腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」と、大きく分けて3種類に分類されています。ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、この中の「善玉菌」に分類されます。善玉菌は、体に良い働きをしてくれる特徴を持った菌です。悪玉菌の侵入や増加を防いでくれ、腸の運動を促しお腹の調子を整えてくれます。代表的な乳酸菌に「フェーカリス菌」や「ビフィズス菌」などがあります。

「悪玉菌」は腸内で有害な物質を作り出すという特徴を持っています。悪玉菌が増えると便秘や下痢などを起こし、お腹の調子が悪くなったりもします。主な悪玉菌には「ウェルシュ菌」「病原性大腸菌」「黄色ブドウ球菌」などがあります。「日和見菌」は、腸内の善玉菌と悪玉菌の数の多い方に味方し作用するという特徴を持っています。日和見菌には「バクテロイデス」「無害の大腸菌」「連鎖球菌」などがあります。
野菜類、果物類、豆類などに多く含まれている食物繊維を摂取は、腸の善玉菌の栄養源となって全身を活性化させます。
— ウスペーフ@腸内洗浄で美肌になる (@usupehu) March 28, 2018
便秘改善や予防に効果が期待できる乳酸菌の種類一覧
乳酸菌は多くの種類があります。たくさんある種類の中で、同じ効果を期待できる乳酸菌が複数存在します。こちらでは、便秘の改善や予防したい時に役に立つ特徴を持った乳酸菌の一覧をご紹介していきます。便秘に悩んでいる方には、これらの乳酸菌の入っているヨーグルトを食べるのがおすすめです。

便秘の改善や予防が期待されている乳酸菌は、クレモリスFC株、サーモフィラス菌1131株、シロタ株、ブルガリア菌2038株、ブレーベ・ヤクルト株、ラブレ菌、BB536株、BE80菌、FK120株、GCL1176株、GCL2505株、HN019株、HOKKAIDO株、HSK201株、k-1株、KW3110株、L-55株、LGG乳酸菌Ⓡ、N-1株、NY1301株、OS株、SBT2055株、SBT2928株、などです。

多くありますので、全てを憶えておくのは難しいですが、いくつかは聞いたことのある名前だったり、一部がそうであったりしたのではないでしょうか?憶えやすいものだけでも覚えておいて、これらの乳酸菌が使われているヨーグルトの種類を探してみて下さい。
乳酸菌で免疫力向上や花粉症に効果が期待できる種類一覧
免疫力の向上と花粉症の改善には、深い関わりがあります。免疫力が高まれば、花粉症の改善や予防にも期待が持てます。こちらでは免疫力向上と、花粉症の改善や予防が期待できる乳酸菌一覧をご紹介します。

免疫力向上
免疫力が低いと、すぐに風邪をひいてしまったり、疲れがとれなかったり、体がダルく感じたりします。更には重い病気になってしまうこともありますので、免疫力を高めることは、健康でいる為には重要なことでもあります。「最近免疫力が落ちてるなぁ」と感じている方におすすめの乳酸菌の一覧です。

免疫力向上が期待できる乳酸菌は、クレモリスFC株、シロタ株、ラブレ菌、Bb-12株、BB536株、Gcl1176株、HN019株、HSK201株、KW3110株、LGG乳酸菌Ⓡ、LKM512株、LP28株、SBT2005株、SBT2928株、SN13T株、SN35N株、などです。免疫力上昇を狙いたい方は、これらの乳酸菌が含まれているヨーグルトを食べるようにしましょう。
花粉症改善
花粉症は本当に辛いですよね。目がかゆくなったり、鼻がムズムズしたり、鼻水が止まらなくなったりと、人それぞれに困った症状が出てきます。「目がかゆ過ぎて仕事に集中できない」方や、「花粉症の季節は1日中マスクが手放せない」という方も多いのではないでしょうか?以下が花粉症改善が期待できる乳酸菌の一覧になります。

シロタ株、BB536株、GC1176株、HSK201株、K-2株、KW3110株、L-55株、LGG乳酸菌Ⓡ、などが花粉症の改善や予防効果が期待できるとされている乳酸菌です。花粉症に悩まれている方は、これらが入ったヨーグルトを選ぶのがおすすめです。
コレステロール値の低下が期待されている乳酸菌の種類一覧
コレステロールは、体内にある脂質の一種です。体が正常な時であれは、勝手にコレステロールを一定量に調整するよう体内で合成する量を減らしてくれます。けれども多く摂りすぎたり高齢になったりすると、調整してくれる機能が上手く働かなくなったり、血液中のコレステロールが高くなったりしてしまいます。

コレステロール値を低下させる効果が期待できる乳酸菌の一覧がこちらです。クレモリスFC株、GCL1176株、N-1株、SBT2055株、などがそうです。コレステロールが気になる方は、これらが入っているヨーグルトを選ぶのがおすすめです。
インフルエンザや風邪予防に効果的なヨーグルトの種類は?
明治 R-1 ヨーグルト
このヨーグルトに入っている1073R-1乳酸菌は、株式会社明治が保有しているブルガリア菌です。この菌はEPSという多糖体を生産する特徴を持っています。EPSはNK細胞を活性化させますので、体の抵抗力を高めることで、風邪予防やインフルエンザ抑制への効果が期待され注目されているヨーグルトです。
小岩井 iMUSE
このヨーグルトに入っているプラズマ乳酸菌というのは、キリン、小岩井乳業、協和発酵バイオが共同研究を行っている乳酸菌です。この乳酸菌は免疫細胞の司令塔ともされるプラズマサイド樹状細胞を直接活性化させ、免疫全体が活発に働けるよう促すのが特徴で、風邪やインフルエンザの症状や発生リスクを軽減させる効果が期待されています。
便秘改善を狙いたい時に食べると良いヨーグルトの種類は?
ダノンビオ
このヨーグルトに使われているBE80菌は、胃や小腸での生存率が高く、生きたまま大腸にまで届く高生存ビフィズス菌です。乳酸菌は糖を分解して乳酸を作りますが、ビフィズス菌は更に酢酸を作り出します。酢酸には強い殺菌力があり、悪玉菌の繁殖を抑制するとされています。大腸を活性化させますので、便秘の改善に期待が持たれているヨーグルトです。
明治 ブルガリアヨーグルト
このヨーグルトに使われているのは、本場ブルガリアのLB81乳酸菌です。この81は、使われているブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株の末尾番号の組み合わせになります。また、『特定保健用食品』に認定されています。特定保健用食品とは、健康に役立つよう工夫がされていて、その健康効用を具体的に表示することを消費者庁が許可した食品です。表示される内容は、科学的にも証明されているものです。

花粉症やアトピーなどアレルギーに良いヨーグルトの種類は?
カルピス 守る働く乳酸菌 L-92
こちらは、L-92乳酸菌が配合されています。ヒト由来の乳酸菌で、一般的な乳製品からは摂ることが出来ないため、とても貴重だと言われています。他の乳酸菌に比べるとアレルギー症状への働きと適性が群を抜いていると言われています。
薬効いてるの?ってくらい、たまに鼻水&くしゃみの応酬。んー、なんでしょね?花粉症?
— ベッティー (@SMILIFE324) March 28, 2018
L92乳酸菌がいいみたい。スーパーには売ってないぽい。
近年では、アレルギー科や皮膚科、耳鼻科、小児科などの専門医や第三者機関との共同研究がなされており、詳細な働きの解明が進んでいっています。花粉症やアトピー性皮膚炎に悩まれている方には、おすすめの商品です。
ピロリ菌対策に効果的とされるヨーグルトの種類は?
明治 プロビオ ヨーグルト LG21
こちらは「胃で働く乳酸菌」と言われているLG21乳酸菌が入っているヨーグルトです。この乳酸菌は胃液などの強い酸の中でも生きられ、胃の粘膜に長時間留まることが出来るとされています。胃粘膜に付いたLG21乳酸菌が乳酸を生成し、乳酸に弱いピロリ菌が減っていきます。
これは1日に2個、2ケ月間LG21入りのヨーグルトを食べてもらうという実験でも、80%の患者さんのピロリ菌が減ったという結果が出ています。胃の粘膜の修復も期待できるとも言われていますので、胃の粘膜が弱い方や、ピロリ菌が心配な方には、おすすめのヨーグルトです。
コレステロール値低下が期待できるヨーグルトの種類は?
グリコ おいしいカスピ海
こちらは、乳成分を高めたミルクにクレモリス乳酸菌CHCC2907株などの乳酸菌を加えた、濃厚でねっとりとしたヨーグルトです。もともとはチーズに使用される菌ですが、ストレプトコッカス・サーモフィラスと併せて発酵させていますので、チーズ臭さのないヨーグルトとなっています。
クレモリス乳酸菌は、EPSと同様じように、胃酸や胆汁などの消化液で分解されにくいという特徴があります。そのため、栄養素の吸収を行う小腸に作用することで、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。血糖値やコレステロールが気になる方に、おすすめのヨーグルトです。
ヨーグルトの種類によっては歯周病や口臭予防にも効果が?
四国乳業 8020ヨーグルト
こちらは、L8020乳酸菌の入ったヨーグルトです。口腔内のむし歯菌、歯周病菌の抑制に効果があると言われています。子供の口内における菌の割合は、2.5~3歳で決まるとされています。その時期にむし歯菌などの悪玉菌の増加を減らし、善玉菌を増やす事が重要になります。子供さんのむし歯予防も期待されている乳酸菌です。
口内のネバネバや歯垢ができにくくする、歯周病菌を減らす、という効果も期待できるということですので、口臭やむし歯、歯周病が気になる方にはおすすめのヨーグルトです。

複数の症状に効果が期待できるヨーグルトの種類一覧
ここまでは、ヨーグルトの特徴の中で特に特化した効果が期待できるヨーグルト一覧をご紹介してきました。ですがヨーグルトの中には、何種類もの効果が同時に期待できるものもあります。こちらでは、複数の効果が期待できるヨーグルトを、一覧にしてご紹介していきます。
森永 ビヒダスヨーグルト
生きて腸まで届くとされるビフィズス菌BB536を配合した、『特定保健用食品』のヨーグルトです。便秘改善、花粉症予防、アトピー性皮膚炎、アレルギーに対して効果が期待できます。以上の複数が気になっている方におすすめのヨーグルトです。
ナチュレ恵ヨーグルト
日本人のお腹の特徴を研究し選ばれた2つの善玉菌、ガゼリ菌SP株とビフィズス菌SP株で作られた『特定保健用食品』のヨーグルトです。便秘改善、コレステロール値低下作用が期待できるとされています。これらが気になっている方におすすめのヨーグルトです。
ヤクルト ジョア

生きて腸まで届く乳酸菌シロタ株が入った飲むヨーグルトです。牛乳200ml分のカルシウムと成人女性が1日に摂取すべき目安量の1/2のビタミンDを摂ることができます。期待されている効果の一覧としては、インフルエンザや風邪の予防、便秘改善、花粉症予防、アトピー性皮膚炎、アレルギーです。色々な味が出ていますので、ヨーグルトを食べるのが苦手な方にもおすすめのヨーグルトとなっています。
水切りヨーグルトに適した種類と作り方は?
ヨーグルトから水分を抜いたものを「水切りヨーグルト」と呼びます。使うヨーグルトの種類は、プレーンのものならどれでも良いようです。水を抜くことでクリームチーズのような固さになり、味わいも増します。そのため、お菓子やお料理にも使いやすいヨーグルトに変わります。色々な食べ方が楽しめますので、ぜひ1度試してみて下さい。
作った後は雑菌繁殖などの心配もありますので、2~3日中には食べきるようにしましょう。使うキッチンペーパーは、厚手のものを用意するようにして下さい。そして水切りしてボールに落ちたホエイ(乳清)は、水溶性のたんぱく質やビタミン、ミネラルなど栄養価が高いものですので、捨てずにぜひ活用して下さいね。

低カロリーで高タンパク!ギリシャヨーグルトとは?
実はギリシャヨーグルトと水切りヨーグルトは、同じものです。ギリシャヨーグルトは、約2千年前の紀元前に誕生しました。当時は羊とヤギが主だったギリシャで、ミルクの栄養価を損なうことなく長期保存ができるようにと、遊牧民の間で作られるようになった栄養保存食品なんです。

肉や魚に並ぶ栄養源として、ギリシャの食卓に並ぶようになり色々な食べ方がされてきました。余分な水分を除いたヨーグルトは、タンパク質が豊富なので体を丈夫にしてくれます。酸味が少なくクリーミーです。20世紀初頭にはヨーロッパの各地でも健康に良いと人気が高まり、料理食材として更に多様な食べ方がされ浸透しました。
ヨーグルトに合わせると良い食べ物の種類一覧
効果が期待できるヨーグルトを「食べよう」と決意しても、持続して食べるには味に飽きてしまうという難点があります。そんな時は、他のものと組み合わせる食べ方をしてみましょう。ヨーグルトと組み合わせる食べ方をすることで、相乗効果が期待できる食品があります。それらを一覧にしてご紹介していきます。

バナナ
ヨーグルトには整腸作用があることはお伝えしました。バナナにも食物繊維が豊富に含まれていますので、組み合わせる食べ方をすることで、整腸作用が高くなります。オリゴ糖も含まれていますので、食物繊維と共に大腸の中の善玉菌のエサになって善玉菌が住みやすい環境を作ってくれますよ。
朝は腸活始めてからずっとバナナヨーグルト🍌(黒ごまきな粉がけ)にしてます⭐️ pic.twitter.com/KyIRTqaMYH
— Rie a.k.a. Suzaku (@RieSuzaku) March 28, 2018
きな粉
ヨーグルトの酸味が苦手、という方はきな粉と混ぜる食べ方をしてみましょう。きな粉の香ばしさがヨーグルトの酸味を和らげてくれます。そして「大豆オリゴ糖」「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」を含んでいますので、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えて便を柔らかくしてくれます。
お腹に良いってテレビで紹介されてるのを見てから、美味しそー♡ってなり毎晩食べる事にしたきなこヨーグルト😋🥣
— 愛(めぐ)Ⓡただのテルヲタ (@TERU43ckey) March 25, 2018
これはハマる予感。。
ニンジン
便秘が気になる方は、ニンジンをすりおろしてヨーグルトに混ぜる食べ方もおすすめです。ニンジンは水溶性食物繊維が多いので、特に便秘には効果的です。ヨーグルト200gに対しニンジン1/3本を混ぜます。食べにくいようであれば、ハチミツを入れれば食べやすくなります。

チアシード
チアシードヨーグルトと蜂蜜🍯
— Marie silver (@reimikona) March 26, 2018
毎朝食べたら身体が軽い!
朝だけは外食しないから、健康的にしたいな。 pic.twitter.com/QBp0iUs8Ou
チアシードはアミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富です。腹持ちも良いので、ダイエット中の方におすすめの食べ方です。水とチアシードを混ぜプリン状になったものをスプーン1杯、ヨーグルトに入れます。オメガ3も豊富に含まれていますので、食べた後に運動すると脂肪の燃焼も早まります。

おすすめヨーグルトの食べ方!ドライフルーツなら種類も豊富
ヨーグルトはフルーツとの相性も良いですが、毎日生のフルーツを用意して入れるのは大変ですよね。そんな時は、ドライフルーツを活用してみましょう。クランベリーやレーズンなどはアンチエイジング効果が期待できますし、マンゴーやアプリコットなら、美肌効果が期待できます。前もってヨーグルトへと漬けておく食べ方がおすすめです。一晩漬けておくと、次の日にはとても食べやすくなっていますよ。
ヨーグルトはどれくらいの頻度で食べるのが良いの?
ヨーグルトなど体の外から入って来た乳酸菌は、腸の中で長く定着することはありません。数日~2週間程度で排出されてしまうため、毎日摂る必要があります。気になる時だけ摂るのではなく、食べ方なども工夫しながら毎日の習慣にしましょう。

1週間~1ヶ月は同じ銘柄を食べ続けることで、乳酸菌の力がより良く発揮され実感できるようになります。ですから1~2ヶ月は同じ銘柄を続けるようにしましょう。そして逆に、ずっと同じ銘柄ばかりを続ける食べ方をしていると同じ菌ばかりが増えてしまい、菌の効果が薄れてくるとも言われています。1~2ヶ月程度で、新しい銘柄に変えていきましょう。
期待する効果の種類で変わる?朝と夜どちらに食べれば良い?
空腹時には、胃酸が溜まっています。ですからヨーグルトの菌が腸に届く前に死んでしまいますので、腸に届かせようと思えば食後に食べるのがベストです。そして腸は就寝中に活発に動くので、夜が効果的だと言われています。脳が熟睡し、副交感神経のスイッチが入る時間帯に大ぜん動がおきますので、胃から腸へとヨーグルトが送られる時間を考えると、就寝の2~3時間前に摂取するのが良いとされています。
【同じものでも倍にできます!】
— たっちゃん@美肌術情報局 (@pooler027) March 28, 2018
ヨーグルトを食べる時は、ラップをかけずに500Wで1分位温めて食べると、乳酸菌の活動が冷えたまま食べるより活発になるので、美容にも便秘にもより効果があります。
ですがダイエット効果を期待してヨーグルトを摂られている方の場合は、朝が良いでしょう。朝食時にタンパク質を摂る食べ方をすると空腹になりにくいと言われていますので、朝食後にヨーグルトを食べるのがおすすめです。そしてヨーグルトは人肌~40度程度に温めて食べると効果的だと言われています。
1日に食べると良いヨーグルトの量
1日に摂取するヨーグルトの量は、100g~200gが良いとされています。乳酸菌の効果を得ようとする場合は、200g摂る必要があるとも言われていますので、1度に200g食べるのが大変な場合は、朝と夜など分けて摂取するのがおすすめです。ですが人によって効果の出方も違いますから、100g~200gを目安に自身に合った量を調節しましょう。
自分に合った種類のヨーグルトを美味しく食べよう!
一覧にしてご紹介してきましたが、ヨーグルトに含まれている乳酸菌は本当にたくさんの種類があります。乳酸菌の特徴や期待できる効果を参考に、自分に合ったヨーグルトと食べ方をぜひ見つけて下さいね。購入する時には、どの菌が入っているのかの確認も忘れぬことが大切ですよ!
