日本酒の辛口おすすめランキング!すっきりとした味わいが人気!
日本酒は日本を代表するお酒の1つです。全国各地に蔵元があり現在も日本酒造りは盛んに行われています。最近では男性女性を問わず日本酒が大人気!とくに辛口はすっきりとした味わいで飲みやすく人気があります。ここでは日本酒の辛口おすすめランキングをご紹介します。
目次
いま日本酒が大人気

最近、日本酒の人気が急上昇しているのをご存知ですか?少し前まで日本酒は中年男性の飲むものというイメージが強かったですよね。でも今では女性も普通に居酒屋を利用するようになり日本酒はもはや中年男性だけのものではなくなりました。また日本酒に美肌効果があることから常飲する女性も増えているようです。
獺祭は海外でも人気が高い。
— 日本酒獺祭の銘柄選び (@dassaiselect) March 12, 2018
さらに近年では海外で日本酒の人気が高まりを見せています。日本食ブームに伴い日本酒の人気も上昇中とのこと。海外への日本酒輸出量は右肩上がりだそうです。とくに日本酒の辛口はすっきりしていて大変飲みやすいと好評なんですよ。今回は日本酒の辛口おすすめランキングをまとめます。是非参考にしてくださいね。

日本酒の甘口と辛口の違い

日本酒に甘口と辛口があるのは有名な話ですよね。では甘口と辛口は何が違うかご存知ですか?単に味が違うということではないんです。日本酒の甘口と辛口は日本酒度と酸度の数値によって分けられます。日本酒度とは糖分を示す度合で、糖分の多いものはマイナス、低いものはプラスになります。この度合が甘口、辛口の目安となるのです。

辛口の日本酒度はだいたい+1.5以上、中口(普通)は+1.4~-1.4、甘口は-1.5以下となっています。ただ個人によって受け取る味は異なりますので+1.5以上の辛口を飲んでも甘口のように感じられたり、その逆もよくあることだそうです。日本酒の甘口、辛口という分類はあくまでも味の目安であることを知っておくと良いでしょう。

日本酒の辛口に合う料理

日本酒の辛口を飲むなら一緒に食べるものは魚介料理をおすすめします。もし純米系の辛口を飲むなら魚の煮つけや煮物料理などが良いでしょう。純米系は基本的にご飯と相性の良い料理なら何でもOK。野菜炒めや肉料理、バターを使った料理などとも相性バッチリです。辛口のすっきりとした飲み口が油っこい料理も爽やかにしてくれるでしょう。

辛口の吟醸系は純米系よりもさらにすっきりしていますので、刺身やカルパッチョなどのあっさりした料理と相性バッチリです。逆に肉料理や油を多く使う料理とは合いませんので気をつけてくださいね。その他、生酒系はこってりした魚介料理、本醸造は練り物やあっさりとした魚料理に合います。その日に飲む日本酒の種類によって料理も変えてみると楽しいですよ。

魚介料理と一緒に飲みたい
日本酒の辛口おすすめランキング第13位:久寿玉 超辛口 本醸造原酒

ここから日本酒の辛口おすすめランキングをご紹介します。まず第13位は、久寿玉 超辛口 本醸造原酒です。久寿玉は岐阜県飛騨高山にある平瀬酒造店で生産、販売されています。日本酒度は+19で超辛口の原酒と言えるでしょう。久寿玉という名前は端午の節句に飾られる薬玉(くすだま)から名づけたそうですよ。

味は辛さの中にコク、旨味、香りがしっかり存在しています。爽やかな酸味があってキレも良く、すっきりとした後味が印象的な日本酒です。本醸造なので刺身や寿司、練り物などのあっさりした魚介料理との相性はバッチリでしょう。

食中酒と言えばこの1本
日本酒の辛口おすすめランキング第12位:酔鯨 特別純米

日本酒の辛口おすすめランキング第12位は、酔鯨 特別純米です。酔鯨は高知県の酒造メーカーである酔鯨酒造で生産、販売されている日本酒です。日本酒度は+6でなかなかの辛口。口あたりが爽やかですっきりしていますので味の濃い料理にも相性はバッチリです。香りやコクに強い癖がなく料理の味を邪魔しませんので食中酒にピッタリの日本酒です。

蔵元である酔鯨酒造が究極の食中酒を目指して作ったのも頷けます。ジャケットに描かれた鯨の絵も可愛いですよね。このジャケットに惹かれて購入する人も多いかもしれません。もし食中酒に合う日本酒をお探しなら酔鯨 特別純米を強くおすすめします。きっとこれまで以上に食事が美味しく感じられるでしょう。

日本で一番辛い日本酒
日本酒の辛口おすすめランキング第11位:山法師 純米生原酒 爆雷辛口

日本酒の辛口おすすめランキング第11位は、山法師 純米生原酒 爆雷辛口です。山法師は山形県東根市にある六歌仙という酒蔵で生産、販売されている日本酒です。日本酒度は+28。日本で一番辛いお酒を目指して作られたそうです。そのため口に含んだ瞬間から一気に辛さが広がります。さすが+28ですね。ただ辛いだけではなく旨味と酸味が後からジワジワやってくるのが特徴的です。

後味はすっきりというよりキレるという感じの方が近いかもしれません。味は辛いですが、香りはメロンのようにフルーティー。香りから味を想像して飲むとその辛さにビックリするでしょう。他の日本酒を飲むようなペースで飲むとあまりの辛さにむせる可能性があります。ゆっくりと一口一口味わいながら飲むのをおすすめします。

地元で愛される直球の辛口
日本酒の辛口おすすめランキング第10位:銀嶺立山 本醸造

日本酒の辛口おすすめランキング第10位は、銀嶺立山 本醸造です。銀嶺立山は富山県砺波市の地酒で立山酒造が生産、販売しています。日本酒度は+5でまあまあ辛口と言えるでしょう。ただ富山県以外の人にはあまり馴染みの無い日本酒です。というのは生産量全体の約9割が富山県内で消費されるからです。

地元人気が非常に高いのがよくわかりますね。味は、あっさりしていてすっきりとした直球の辛口です。強い辛口ではありませんが、どの人にもおすすめできる美味しい辛口の日本酒だと言えるでしょう。食中酒や夕食後の晩酌にもピッタリです。家族や夫婦で楽しみたいですね。

厳つい硬派な辛口が好きな人に
日本酒の辛口おすすめランキング第9位:常山 特別純米 とびっきり辛

日本酒の辛口おすすめランキング第9位は、常山 特別純米 とびっきり辛です。常山は福井県福井市にある常山酒造で生産、販売されている日本酒です。日本酒度は+20。とびっきり辛いのも頷けますね。ただ+19や+23など、日本酒度は毎年変化するようです。この日本酒を造ったのは、どこまで辛口の日本酒が造れるのか?と疑問に感じたのがきっかけだったそうですよ。

口に含むとピリリと辛さを感じますがほのかな旨味もわずかに存在します。まるで微炭酸のような辛さです。渋味や苦味も感じられますが後味はすっきりとしています。酸味が強くドライですが飲みやすいので非常に人気がある日本酒です。厳つい辛口が好きな人には是非おすすめします。

旨口という新タイプが誕生
日本酒の辛口おすすめランキング第8位:長良川 超辛口本醸造+20
岐阜県の小町酒造さんより、長良川 超辛口本醸造!スッキリとドライな呑み口。 pic.twitter.com/5LAkuOQfml
— ottimo (@Ottimo2010) July 10, 2015
日本酒の辛口おすすめランキング第8位は、長良川 超辛口+20です。長良川は岐阜県各務原市にある小町酒造で生産、販売されている日本酒です。日本酒度は+20。度数はかなりの辛口ですが、この日本酒は甘口、辛口を超えた旨口という新しいタイプの日本酒造りを目指して誕生したものだそうです。
定期的に関東の方へ送らせていただいております。
— yukio iinuma (@wineshop_iinuma) June 1, 2015
長良川 超辛口
蔵元渾身のこの「超辛口+20」は、そのコンセプトが甘い辛いの表現を超えた酒であること。それは、甘い辛いの表現を超えた「旨口」の新タイプ日本酒を目指して誕生したのです。 pic.twitter.com/b6SXgGynYo
旨味を出すためにこの日本酒では完全発酵という長良川蔵ならではのスタイルが用いられています。そのかいあってか、これまでに飲んだことのない口あたりという評判も聴かれます。ドライでサラッとした飲みごこちも人気の理由です。

冷やも燗もどちらも美味しい
日本酒の辛口おすすめランキング第7位:来福 純米吟醸 超辛口
今日のお酒は〜
— バッカス (@bacchus10000) December 5, 2017
来福という日本酒〜🎶
超辛口👍
美味しいね〜(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
今日は酔うぞ〜😘#日本酒#超辛口#来福 pic.twitter.com/x6K1qeWyHG
日本酒の辛口おすすめランキング第7位は、来福 純米吟醸 超辛口です。来福は茨城県筑西市にある来福酒造が生産、販売している日本酒です。日本酒度は+18で茨城県産ひたち錦を100%使用した超辛口酒です。でも度数が高いわりには飲みやすいと評判のようです。

来福酒造の日本酒は香りに特徴のあるものが多いのですが、この日本酒ではその特徴を封印。キレのある飲み口で後味はすっきり。吟醸系の日本酒ですがどの料理とも相性は良いようですよ。冷やで飲んでも燗で飲んでも美味しいお酒です。

冷やすほどに冴える辛口
日本酒の辛口おすすめランキング第6位:金陵 超辛口
香川県の日本酒2ー金陵超辛口ー(((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/NXrBPuHG4d
— KOU@ゆかりんTPお疲れ様でした (@KOU_takuwan) May 11, 2015
日本酒の辛口おすすめランキング第6位は、金陵 超辛口です。金陵は香川県丸亀市にある西野金陵が生産、販売している日本酒です。日本酒度は+15で超辛口。金陵という名前は江戸時代に香川県の琴平を金陵と呼んでいたことに由来するそうです。

冷やすほどに味が冴えるドライタイプの日本酒です。爽やかでキレのある飲み口で後味もすっきり。あっさりした魚料理はもちろんのこと、こってりした料理などにも幅広くマッチします。柔らかい日本酒よりも硬派な日本酒が好きな人に喜ばれるでしょう。

辛口で灘の日本酒と言えば
日本酒の辛口おすすめランキング第5位:黒松剣菱
瑞祥黒松剣菱は握りとともに💞
— こめた1192 (@kumagayakimura) March 6, 2018
さわら・黒むつ・いわし
これをいただかないとしまりません(^O^)#天之美禄 pic.twitter.com/Sgk14Ig56j
日本酒の辛口おすすめランキング第5位は、黒松剣菱です。剣菱は兵庫県神戸市にある剣菱酒造が生産、販売している日本酒です。日本酒度は+0.5。昔から剣菱は日本酒好きにとって憧れの存在である灘の酒、そして辛口でうまい男酒で有名な日本酒の1つです。また永正2(1505)年から飲まれてきた歴史の古い日本酒でもあります。

日本酒度を見ると辛口でも甘口でもない中口に含まれますが、口に含んだ瞬間に王道の辛口であることを理解するでしょう。ピリリとした辛さが刺激的。山廃仕込みで造られたコクが味に深みを与えています。日本酒の歴史を語る時には外せない日本酒です。

プレゼントにおすすめの辛口
日本酒の辛口おすすめランキング第4位:くどき上手 ばくれん 吟醸造 超辛口
本日オススメの1本
— 原価酒場かたりば (@genka_katariba) March 9, 2018
山形県 くどき上手 黒ばくれん 吟醸超辛口 生酒
香りは穏やか、口当たりはあくまで優しく滑らか。しっかりとした米の旨味を持ちながらも、後味にはスパッと抜群のキレを見せます。#荻窪 #日本酒 #地酒 #原価酒場 #純米 #くどき上手 #黒ばくれん https://t.co/Tm5cmpdwes pic.twitter.com/ruSZI2emxi
日本酒の辛口おすすめランキング第4位は、くどき上手 ばくれん 吟醸造 超辛口です。くどき上手は山形県鶴岡市にある亀の井酒造が生産、販売している日本酒です。日本酒度は+20で超辛口。全国にある特約店の約10店舗でのみ取り扱い可能な限定酒となっています。

超辛口という名前の通りキレの良い軽い飲み口で後味もすっきりしています。ドライタイプではなく適度なコクも存在します。フルーティーかつ吟醸ならではの上品な香りが特徴的です。ジャケットに描かれている浮世絵もオシャレですよね。辛口好きの知人や友人へのプレゼントにもおすすめです。
辛さの中に米の風味を感じよう
日本酒の辛口おすすめランキング第3位:森乃菊川 本醸造辛口原酒
今日初めて、
— 伝説のセンチネル⚡︎閃電《B.o.S.》 (@mccoys810) April 18, 2015
近所の森民酒造の「森乃菊川超辛口原酒」の生酒を呑んだ。
店主に勧められて買ってみたが、
コレは良い。
ガツンと来る日本酒独特の風味にキリッとした後味。美味い。美味すぎる。
日本酒は苦手だったのだが、見直してしまった。 pic.twitter.com/VTkCV42Vho
日本酒の辛口おすすめランキング第3位は、森乃菊川 本醸造辛口原酒です。森乃菊川は宮城県仙台市にある森民酒造が生産、販売している日本酒です。森民酒造の創業はなんと嘉永2(1849)年。歴史ある酒蔵なんですね。日本酒度は+20で超辛口ですが、ただ辛いだけではありません。

使用している米の旨味や風味もしっかり味わえる日本酒に仕上がっています。ハーブのように爽やかな香りで口当たりはキレが良く後味もすっきりしています。アルコール度数は20℃とやや高めですが、飲みやすいので非常に人気があります。但し飲み過ぎには注意しましょうね。

キラリと個性が光る辛口
日本酒の辛口おすすめランキング第2位:刈穂 山廃純米 超辛口
秋田県大仙市 刈穂日本酒度+25と言う超弩級な辛口🍶 辛口好きには堪らない〜〜(^^) 青森、岩手、山形、福島、新潟にある辛口地酒の情報もお待ちしておりま〜す🍶🎶 どなた様も気軽に情報下さいませ〜😉 pic.twitter.com/EdR5a1aYLY
— ローズマリー (@BH2xy111) September 18, 2017
日本酒の辛口おすすめランキング第2位は、刈穂 山廃純米 超辛口です。刈穂は秋田県大仙市にある秋田酒造が生産、販売している日本酒です。日本酒度は+18で超辛口。ラベルには+12と書かれていますが現在は+18まで度数が引き上げられています。山廃仕込みと長期低温発酵により造られた日本酒です。秋田県という寒い土地ならではの手法ですね。

辛さとコクとキレが上手に調和していますので辛いだけではなく旨味も感じられる日本酒に仕上がっています。ドライタイプではありませんので超辛口と言えるほど辛くないかもしれません。キレのある飲み口の中に苦味や渋味、ぬか臭さを感じる人もいるでしょう。そのため好みが分かれる日本酒でもあります。個性的な日本酒が好きな人に是非おすすめしたい1本です。
辛さとコクとキレのバランスが見事
日本酒の辛口おすすめランキング第1位:春鹿 純米 超辛口
春鹿初めて頂きました。
— wani (@wanisFMP) March 2, 2018
ラベルの超辛口とは裏腹に、水みたいに飲めちゃうまろやかな口当たりは、別の意味で危険な香りがします。 pic.twitter.com/BIYV6GUQcY
日本酒の辛口おすすめランキング第1位は、春鹿 純米 超辛口です。春鹿は奈良県奈良市にある今西清兵衛商店で生産、販売されている日本酒です。奈良の日本酒と言えば春鹿と言われるほど高い人気を誇っています。日本酒度は+12でかなりの辛口。でも実際に飲んでみるとそれほど辛さは感じられず、むしろすっきりした味わいです。

確かに強い辛口ではありませんが、辛さと見事に調和した深みのあるコクと重厚感のあるキレが特徴的な日本酒です。美味しい辛口の日本酒に迷ったら春鹿 純米 超辛口を強くおすすめします。思わず「美味い」とつぶやいてしまう納得の1本ですよ。

今日の晩酌に日本酒の辛口はいかが?

ここでは日本酒の辛口おすすめランキングをご紹介しました。一口に辛口と言ってもいろいろな辛口があるんですね。またドライタイプの辛口もあればキレやコクを大事にしている辛口もあったりと日本酒ごとに様々な特徴がありました。もし気になったものがあれば、その日本酒で今夜は晩酌をしてみませんか?きっと楽しい夜を過ごすことができるでしょう。
