自転車ツーリング初心者に送るおすすめ装備!服装・持ち物・必需品まとめ
簡単でお手軽なアクティビティとして、今密かにブームになっているのが自転車ツーリングです。旅の移動手段を自転車にすることで、移動時間まで楽しめるゆったり旅。そんな自転車ツーリングの準備や、必要な持ち物などについてまとめました!
目次
自転車ツーリングとは?

今密かなブームになっている自転車ツーリング。自転車ツーリングとは、移動手段を車や電車ではなく、自転車に置き換えた旅のことです。自分の足で走る事で非日常感や達成感が手軽に味わえるため、日帰りや一泊二日など比較的短時間でも満足度の高いトリップができるのです。今回は、自転車ツーリングに必要な持ち物や服装、必需品についてまとめました。

自転車ツーリングの計画を立ててみよう!
息抜きに3月に予定してる自転車ツーリングの計画中ー。 144kmねぇ… pic.twitter.com/IRiP4exKhz
— ✈︎Matsuoka Aoto✈︎ @4/2 FUK遠征 (@Haneda_base_787) February 6, 2018
自転車ツーリングを始める前に、まずは計画を立てましょう。まずはどこへ行くのか。日帰りなのか、宿泊をするのか。宿泊施設に泊まるのか、テントでアウトドアを楽しむのか。ご飯は旅先の名物を食べに行くのか、自炊するのか。何キロ走って目的地に着くのは何時で、家には何時に帰ってくるのか。計画次第で持ち物や服装や予算が変わってくるため、できるだけ細かく決めておきましょう。
風呂入ったとこで、週末の自転車ツーリングの計画立てよう!久々だから、キャンプ場泊まりにするか〜 #自転車ツーリング #キャンプ pic.twitter.com/z4VoLqAzdR
— ikuyan (@mapu_777) July 7, 2015
自転車ツーリングに慣れてくると、装備や服装、必要な持ち物などもある程度わかります。中には、大雑把に目的地だけ決めたり、一泊二日などの期間と走る方角だけを決めてあとは気の向くまま走り出す自由な旅を好む人もいますが、初心者のうちはあらかじめきちんと計画を立てておくのがおすすめです。

自転車ツーリングに必要な予算は?
夏休みの自転車ツーリング計画
— 1034 (@masashi19911027) July 8, 2015
稚内~根室 約570km
必要なお金の試算して顔面真っ青 pic.twitter.com/XzVIo0cVnK
自転車そのものや、装備・持ち物にかかる費用とは別に、旅行の予算が必要です。計画をできるだけ細かくたてることで、必要な予算をあらかじめ想定しておきましょう。また、トラブルが発生した際にそれをリカバリーできるような緊急用のお金も別途必要になります。
日帰りツーリングの場合
弱ペダで 自転車を買った我々は
— りおと (@miyou_rio) March 10, 2018
今回は慎重に
デイキャンプという名の
ピクニックから始めます!
(しかしすでにB6君はいる) https://t.co/58sZdF6Z7a pic.twitter.com/fTmbk2abxA
日帰りの場合、宿泊費用やお風呂にかかるお金(日帰り温泉が目的地で無い場合)が必要ないため、宿泊する場合と比べて費用は抑えられます。まずは走行中の飲料や途中で補給するための行動食。現地でご飯を食べる場合は、食費。行きは自転車で、帰りは公共交通機関などで帰る場合はその移動費程度です。また、日帰りキャンプなどで自炊する場合は、食材の費用などが必要になります。距離や地域によって異なりますが、ほとんどの場合1万円前後あれば十分に足りるでしょう。
宿泊ツーリングの場合

宿泊の場合、まずは宿泊施設にとまるのか、テント泊かで大きく予算が変わってきます。ちなみに、日本では公園や河川敷などに勝手にテントを張って宿泊すると違法になります。テントを張っても良いのはテントを張っても良いと明記されたキャンプ場などのみになり、キャンプ場などは大抵の場合、使用料がかかります。
夏に自転車で北海道2週間旅行する予定だけど行きはフェリー、泊まりはキャンプ場とかライダーハウスのつもりだから予算は8万
— W (@dabu_ryu) July 5, 2016
大体の予算は、宿泊費用(キャンプ場などの使用料)、食費、現地や道中でのお小遣い、そしてトラブルが発生して自力で帰れなくなった時に、公共交通機関などで帰ってくるためのお金の合計となります。旅の計画によって大きく変わってきますが、万が一旅先で紛失や盗難などのリスクを考えると、持ち歩くのは必要最低限のお金にしておきたいため、初心者のうちはできるだけ細かく計画を立て、少しだけ余裕がある程度にしておきましょう。
ツーリング中にありがちなトラブルは?
自転車野宿ツーリングの次から次へとトラブルとイベントが起きる異常なゲーム性はオススメ
— 高橋けんじヽ(´▽`)ノ (@Q47SM9) February 11, 2017
旅にトラブルはつきものです。初心者にとっては恐ろしいものですが、旅に慣れてくるとトラブルさえが旅の楽しみの一つとなり、それを乗り越えることに達成感すら感じるもの。とは言え、トラブル発生のリスクをあらかじめ考え、対策をしておく事は非常に重要です。トラブルの8割以上は事前の対策で回避できます。良く発生するトラブルを考えれば、ツーリングの必需品がおのずと見えてきます。
自転車トラブル発生率第一位はパンク!

自転車ツーリングで起きるトラブルの発生率第一位は何といってもパンクでしょう。自転車のパンクに対応できる準備は必需品です。一般的なママチャリのパンク修理は、チューブの穴をゴムパッチやパテで埋めてしまう方法が多いのですが、屋外でチューブの穴を見つけるのは至難の業。万が一日が暮れてからだとほぼ不可能です。そのため、パンクの際はチューブごと交換してしまうのが一般的です。

交換用チューブと空気入れ、ホイールからタイヤを外すためのタイヤレバーは必需品です。また、パンクは一度だけとは限りません。走行する距離にもよりますが、だいたい距離が100kmにつきチューブ1本あれば充分に足りるでしょう。また、タイヤが裂けてしまう事も想定して、予備タイヤも1本持っていれば安心です。初心者だとパンク修理に小一時間かかってしまう事もあるため、出発前に動画などを見て予習しておく事をおすすめします。
ツーリング中に日が暮れても走れますか?

特に都会に住んでいる初心者が田舎に旅行に行く時に多いのが、ライトの光量不足です。都会では夜でも街灯やビルの明かりが多く、自転車のライトは歩行者やドライバーに自分の存在を知らせるためのものなので、光量は小さくても問題ありません。しかし、街灯も建物も少ない田舎道を走る時、光量が全く足りず前に進めなくなる事があります。少なくとも、500ルーメン以上のライトを用意しておきましょう。
道に迷ってしまったら!?
バッテリーのもちが短いデメリットを除けば、気圧計やGPSのついたスマホは、アウトドア用品も兼ねている。
— 観照的散歩家 (@Silent_Theoria) March 21, 2016
もちろん電力のいらないコンパスと地図が必須であることには変わりないが、ナビゲーション機能の電子機器は代替されてしまった格好になるな。
知らない場所で道に迷ってしまうのは不安なものです。明るいうちならまだしも、日が暮れだすと、初心者や野宿の準備をしていない人はパニックになってしまいます。そんな時のほぼ唯一の命綱がスマホ。地図になり、ナビになり、寂しくないように歌を聞かせてくれたり、トラブルの対処法も教えてくれる上に緊急連絡までできる、現代社会において最強のサバイバルツールと言っても過言ではありません。
登山の山頂付近などでは圏外になってしまう事もありますが、日本においては自転車で走る事の出来る道ではほぼ間違いなく電波は拾える環境です。スマホの電池切れは場合によってはかなり致命的なトラブルになりかねませんので、できるだけ大容量のモバイルバッテリーは旅の必需品です。

自力で走る事ができなくなったら?
パリで自転車の盗難に遭ったため、ヨーロッパ自転車横断の旅はこれにて終了となります。およそ2か月間、イスタンブルからここまで、たくさんの景色を見せてくれてありがとう( ◠‿◠ ) pic.twitter.com/nGhO6tBolD
— フジ公#地球一周目、おしまい (@fujicoooooooh) October 11, 2017
自転車ツーリングで起こる様々なトラブルで最も困るのが、自転車で走る事ができなくなる事。自走ができなくなった時点で、自転車によるツーリングは失敗です。自転車の故障や盗難、万が一の事故などで走る事ができなくなってしまったなど、最悪の状況にも最低限の対応ができる準備をしておきましょう。

電車などの自転車以外の交通手段で帰らなくてはならなくなってしまった場合に備え、輪行袋は必需品のひとつです。輪行袋とは、自転車を折りたたんだり分解して入れるための専用の袋で、電車やバスなどの公共交通機関に自転車を荷物として持ち込むための袋です。初心者はなかなかうまく入れることができないため、動画などで予習して何度か試しておくことをおすすめします。
ツーリングに最適な自転車

自転車ツーリングは、基本的にはどんな自転車でも可能です。ママチャリで日本一周した人も居るくらいです。しかし、ツーリング専用に設計された自転車は快適さや荷物の積載性が考慮されていて、非常にツーリングしやすくなっているため、初心者にこそおすすめです。
長距離を旅するための自転車「ランドナー」
納車!仙台から大和まで納車ride完了
— ぴろち@宮城に帰る♪ (@cosai69) March 24, 2018
ちゃんとしたランドナーは、結構軽快に走ると思った。 pic.twitter.com/tJH9eKXfxx
ランドナーは、まさに旅をするために設計された自転車です。荷物をたくさん積めるようキャリアを取り付けることができ、頑丈でかつ走りやすく、天候の変化に対応できるよう泥除けが標準装備されています。出せるスピードはロードレーサーに及びませんが、長距離でも疲れずに快適に走り切る事ができるため、自転車ツーリングに最もおすすめな自転車です。
より早く走る事を目的とした自転車「スポルティーフ」
ついに納車🚴🙃
— [飛鳥。] (@asuka_pul) March 25, 2018
美しすぎてこれおかずにご飯三杯は食べれる🤣#スポルティーフ #RALEIGH #CLS #BROOKS pic.twitter.com/qxFi2FzF5Q
スポルティーフは、ランドナーよりも速い速度で走る事を想定して作られた自転車です。ランドナーよりも積載性が低く、その分ランドナーより快走性を重視して作られており、日帰り~一泊二日程度の旅に向いています。のんびりとしたクルージングよりも、よりスポーティなツーリングを楽しみたい場合におすすめの自転車です。

ツーリング用自転車の必須装備!

自転車ツーリングに出かけるとき、必需品ともいえる自転車用の装備がいくつかあります。まずは旅の荷物を積載するためのキャリア。リアキャリアとフロントキャリアがありますが、リアだけでもかなりの荷物を積むことができます。また、知らない道ではトンネルに遭遇する可能性があるため、ライトとリアフラッシャーは夜間走行の予定がなくとも必ず装備しておきましょう。
急に雨が降ってきたときや、山道などでは湧水が道路を濡らしている場合があるため、泥除けも必要です。そして、ロードバイクなどのスポーツ自転車には基本的にスタンドが付いていないため、必ず取り付けておきましょう。斜めにかけるタイプではなく、センタースタンドだと荷物が多くても安定して自転車を止められます。

更に、鍵とベル、走行中の水分補給のためのボトルと、それを自転車につけるためのボトルケージはツーリングに限らず自転車に乗る上での必需品です。他の自転車に比べて重装備ですが、自転車ツーリングは自転車に乗っている時間が一番多いため、乗っている間いかに快適に過ごせるかがポイントになります。快適で安全な走行のために、これらの装備は欠かせません。
自転車ツーリングの必需品
次は、自転車の装備ではなく、ツーリングに必ず持っていくべき持ち物です。まず、前述のトラブル対処に必要なスマホ、モバイルバッテリー、パンク修理キット、輪行袋は必需品です。また、目的地から自転車以外の方法で帰ってくることができる程度のお金は最低限持っておきましょう。
朝から2時間歩いて、その後自転車で10キロ走ったところで、ふくらはぎがつったw
— まもるぱんち (@mamorupunch) March 23, 2018
ハンガーノックになる前に補給食。 pic.twitter.com/ZlGPL7y7E1
飲み物ももちろん必要です。市販のスポーツドリンクは塩分や糖分が高いので、2本用意する場合はスポーツドリンクと水がおすすめです。また、走行中にでも食べられる補給食も用意しましょう。自転車は想像以上にカロリーを消費するため、走行中にもこまめに補給をしないと走る事ができなくなってしまいます。これらは、走る距離や時間に関係なく、自転車ツーリングに出かける際には必ず持ち物に加えるべき必需品です。
季節によって必要な持ち物

また、季節によっていくつか追加すべき持ち物もあります。自転車に乗っている間はもちろん、旅先で快適に過ごせるような物を持っていくべきですが、一方で持ち物は少ないほど走りやすく、疲れず快適に走る事ができます。携帯性や重量や優先順位を考え、持ち物を取捨選択することが必要です。
春・夏に必要な持ち物
日焼け対策しないで、毎日朝夕自転車乗ってたら、大変なことになってしまいました(涙)
— マニャニャ・デラックス (@tottochang) March 21, 2018
なんとかしたーい!!
春夏は気温も暖かく、日が長いためまさに外遊びのベストシーズンですが、花粉や紫外線にしっかりとした対策が必要です。春でも紫外線はかなりきつくなるため、日焼け止めは必須です。虫が多い時期なので、衣服への虫よけスプレーもあると便利です。不意の夕立に備えてレインウェアも持っておきましょう。また、目的地で行動しやすいよう、自転車に乗る靴とは別にサンダルを用意しておくと便利です。
秋・冬に必要な持ち物
冬は、服装を工夫して、ユニクロのヒートテックとかじゃなくて、自転車用の冬用服装で走れば、意外と真夏よりは走りやすいですよ♪
— 星馬 烈 (@retsukun) November 5, 2017
あと、指先と足先は、ちゃんと、冷えないようにするのがポイントかと思います。(^o^)
秋冬は寒いのですが、自転車に乗っていると汗をかくくらい暖かくなります。しかし、少し止まるとかいた汗が急激に冷やされ、寒くてたまらなくなります。春夏はもちろん、秋冬でもタオルを持っておくことをおすすめします。また、一番下に着るベースレイヤーの着替えも持ち物に加えておきましょう。レインウェアはもちろん雨の時に活躍しますが、寒い時の防寒着としても優秀です。
野外調理をしてみよう!

自転車ツーリングで一度はやってみたいのが野外調理です。自転車で走った後に自分で作る料理は、格別においしく感じます!野外調理にはガス缶やコンロ、クッカーや食器が必要ですが、家庭用のものは重くてかさばります。アウトドア用品店では携帯性に優れた野外調理用の器具が売られています。ライトや服装など、調理器具以外装備品も充実しているので、旅の装備の多くを揃えることができます。
自転車ツーリングのコーヒーは格別!

自転車ツーリング自体に慣れていない初心者にとって、野外調理は必要な持ち物が増えたり家庭での料理と勝手が違って、なかなかハードルが高いものです。そこで、まずは慣れるために自分でお湯を沸かしてコーヒーを淹れてみましょう。インスタントでも構いませんが、豆とミルを持っていき、その場で自分で豆を挽いてドリップかマキネッタを使うと、雰囲気も合わせて最高においしいコーヒーになりますよ!

テント泊は自転車ツーリングの醍醐味!

テント泊や野宿は、自転車ツーリングの初心者にとっては勇気や思い切りが必要ですが、達人にとっては旅の醍醐味です。何度かソロの日帰りアウトドアツーリングにチャレンジしてから挑戦してみましょう。テントの張り方などはしっかりと予習するか、最初は慣れている人と一緒に行く事をおすすめします。
ツーリング用テントの選び方は?
私が学生時代に先生から頂いたダンロップスポーツのツーリングテントを久しぶりに引っ張ってきた。
— 光月 晃@ミツツキ ヒコウ (@mitutukihikou) March 25, 2018
ライダーではないけどソロキャンプには問題なさそう pic.twitter.com/kLy6R7Gcgn
自転車に積載する関係上、テントは小さくて軽いものがおすすめです。1~2人用で設置が簡単な、ツーリング用と言うものが売られています。自転車ツーリングは荷物が多くなるため、1人用だと荷物をテント内に入れられない事がありますので、2人用のものを選ぶと間違いがありません。また、暗くなった時のために自転車のライトとは別にランタンを必ず用意しましょう!

テント泊で一番大事な装備は寝袋!

キャンプ泊で最も大事な装備は寝袋と言っても過言ではありません。泊りの自転車ツーリングは体力勝負のため、睡眠でしっかり疲れを取っておかなければ、元気いっぱいで出発したのと同じ距離を走って帰ることができなくなります。もし予算に限りがあるのならば、テントよりも寝袋にお金をかけるべきです。
寝袋を選ぶときの注意点

寝袋には使用できる温度が記載されていますが、「その気温で一晩寝てもギリギリ死なない」と言う温度ですので、実際に快適に寝ることができるのはそこから+5度前後です。また、寝袋の下に敷くマットがないと、下がゴツゴツして非常に寝づらいため、マットもセットで持ち物に加えておきましょう。

自転車ツーリングに最適な服装は?

自転車ツーリングで最も難しいのが服装の選び方です。自転車に乗っている間は運動しているため暑くなりますが、薄着でいると自転車に乗っていない間は非常に寒くなります。自転車ツーリングの服装の基本は、薄めのレイヤーを重ね着して温度を調整することです。基本となる服装にプラスして、季節によってレイヤーを追加しましょう。
自転車ツーリングの服装春夏編

基本は半そで+短パンと言う服装になりますが、昼夜、または朝晩の寒暖差が大きいため、折りたたみのできるウィンドブレーカーや中に着こめる長袖のインナーなどがあれば良いでしょう。山に近い土地の夜は冷え込むため、ウィンドブレーカーは夏でも活躍します。また、非常に汗が出るので、吸水速乾に優れたスポーツ用のインナーはおすすめです。
自転車旅では雨でも走らねばならんので靴が雨に濡れてSAN値が下がらないよう大抵サンダル履いてる。っていうか最初は普通に靴を履いてるんだけど途中で雨に打たれてずぶ濡れになってそれがサンダルに履き替えるタイミングとなって最後までそのまま。びんでぃんぐ?ナニソレオイシイノ? pic.twitter.com/P0Gl682Wju
— あぶくま@群馬東毛 (@AT8116) January 19, 2018
現地で行動しやすいようにサンダルを持っていくと便利ですが、夏場はサンダルで自転車に乗ってしまうのも一つの手段です。と言うのも、もし途中で雨が降って靴が濡れて重くなってしまうと体力的にも精神的にもきついので、いっそ濡れても構わない靴にしようという逆転の発想ができるのです。ただし、必ずかかとが固定できるスポーツサンダルでないと、転倒のリスクが高くなります。
自転車ツーリングの服装秋冬編

秋冬の服装は、長ズボンに長袖インナー、長袖のシャツにウィンドブレーカーが基本となります。自転車に乗っている間は比較的暖かくなるため、冬でも汗をかきます。止まった時に汗が冷えてしまうと一気に体温が奪われるため、ダウンなどの暖かい服装は自転車に乗っている間は必要ありません。防寒よりも、防風対策をしっかりしましょう。

寒い時期の自転車で特に注意すべきなのが、耳と手先足先です。身体を動かせば中心部は暖まるのですが、末端の冷えは身体がどれだけ暖まっても耐えがたいものです。冬場は防寒と防風がしっかりした手袋と耳当て、自転車用のオーバーシューズが必需品です。また、自転車から降りた後に羽織る事ができる携帯性の高い防寒着も、服装選びの大事なポイントとなります。
荷物を運ぶためのバッグ選び!

自転車ツーリングの持ち物が決まったら、それを運ぶためのバッグ選びも重要な要素です。自転車は運動量が多く、背中にとても汗をかきます。また、長時間になりがちなツーリングでは、バックパックは出来るだけ避けた方が無難でしょう。
自転車に取り付けられるパニアやサイドバッグを活用しよう

自転車ツーリングの荷物は、自転車に取り付けるのが基本です。自転車に乗るのが長時間となるため、乗っている間は身軽な方が快適です。ツーリング用の自転車に装備されているキャリアに取り付けられるパニアやサドルバッグは初心者から上級者までおすすめでき、宿泊があるツーリングの場合には必需品となります。
ハンドル部分に取り付けるフロントバッグ

自転車のフロント部分に取り付けられるフロントバッグは、いかにもツーリング用自転車らしく見せてくれるのでおすすめです。自転車から降りなくても荷物を取り出せるため、鍵や携帯電話、補給食やカメラなど、取り出す頻度の高いものを入れておくと便利です。
走りの邪魔にならないパッキングの基本!

自転車ツーリングでは、自転車の限られた積載量にどれだけ効率よく荷物を積めるかが腕の見せ所です。重量は軽く、容量は小さい方が走りやすいのですが、持ち物が少なすぎると目的地に着いた後が不便になるため、ちょうど良い兼ね合いを考えて持ち物を決めましょう。
今日モンベルで色々確認したけど自転車パッキングって割とシビア pic.twitter.com/ZxIt2aZblk
— ばっちょ (@b_ttyo0303) February 21, 2018
また、水や食料、テントなどの重たい荷物は自転車に持ってもらうのが鉄則です。パッキングの際は、できるだけ重たいものを下に入れることで、重心を下にすると走りやすくなります。自転車ツーリングは、80キロ程度までなら問題なく走行できます。また、荷物の重量はできるだけ左右均等になるようにパッキングするのが基本です。
自転車ツーリングをもっと楽しむために
あしたから山口県へ2泊3日旅行。
— タケ@大学生旅好きサイクリスト (@take26confi) March 3, 2018
荷物はリュック1つ
それに
一眼レフが増えました✌️✌️
自転車でツーリング始めてから、荷物を減らしてコンパクトにするのがめちゃくちゃ上手くなりました😊 pic.twitter.com/0CquaWUSXF
必需品ではありませんが、自転車ツーリングに持っていくとより楽しめるアイテムがいくつかあります。カメラ、特に一眼レフなどは積載も重量も圧迫しますが、持っていく価値は十分にあるでしょう。風景写真はもちろん、自転車の写真は自転車での旅に出た思い出になります。海や川の近くに行くのであれば、釣り道具があれば自転車以外のアウトドアも満喫できます。
キャンプとか旅行って実際やってみると意外と暇じゃないすか。みなさんどんな暇つぶしをしてるんすか
— tatesuke (@tatesuke) March 22, 2018
また、キャンプツーリングの場合、特に夜になってからは意外と暇な時間が多くなります。タブレットや本など、暇つぶしができる持ち物があると意外なほど活躍しますよ。また、初心者におすすめなのがラジオです。キャンプ場などでは音量の配慮は必要ですが、ソロキャンプの夜は意外と寂しくなってしまうため、ラジオから人の声が聞こえると安心します。
自転車ツーリングに出かけよう!

自転車ツーリングは楽しそうですが、初心者にとっては何だかハードルが高く感じるものです。しかし、一度走り出せば走る距離も行先もすべてが自由なのが自転車ツーリングの魅力です。服装や持ち物、必需品をしっかり調べて、素敵な旅に出かけましょう!