バジルの保存方法!冷凍・オイル漬け・塩漬け・乾燥など様々なものを紹介
家庭菜園で簡単に栽培できると言われているハーブがバジルです。バジルは栽培が簡単でたくさん収穫できます。またたくさん購入した場合、悩むのが保存方法ですよね。バジルを冷凍保存、オイル漬け、塩漬け、乾燥と上手に保存しバジル達人を目指しましょう。
目次
上手に保存してバジル達人になろう!
バジルの収穫時期は7〜10月です。家庭菜園でバジルを栽培している方はたくさんのバジルが収穫できます。また、その時期はおすそ分けでバジルをたくさん頂くことや、スーパーで安く手に入りることが多いです。スーパーで安いとついつい多く手にとってしまいます。

香りも良いバジルを上手く保存し、いろいろと活用していく術を知っていると女子力アップ、主婦力アップ、料理のレパートリーも増え、毎日の家事も楽しくなること間違いなしです。バジルの上手な保存方法を知って、バジル達人になってみてはいかがでしょうか?

バジルの特徴

バジルの特徴を知るとバジルの保存を学んだ場合でもより気を付けることことができます。夏場に収穫の時期を迎えるバジルは寒さに弱いのです。また、根が付いてないバジルは水分にも弱く、バジルを保存するコツとしては寒さや湿度を避けることに気を付けましょう。
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— tokyo styling (@tkystyling) August 22, 2017

新鮮にバジルを保存するには?
たくさんのバジルが手に入ったら、新鮮な保存方法で保存し、できるだけ生バジルを頂きたいものです。まずは新鮮なバジルを保存するために知っておきたい2つの方法を紹介します。
室温で保存
まずは茎付きのバジルを用意します。茎の部分を水に挿し、保存します。ここでの注意が2点。葉っぱが水に濡れないように気を付けて下さい。この方法で保存する場合は夏場が多いでしょう。夏場は水が腐れやすいので、水は毎日取り替えて下さい。この方法でのバジルの保存期間は1週間です。
冷蔵庫で保存
準備するものは湿らせたキッチンペーパーとフリーザーバックです。湿らせたキッチンペーパーにバジルを包みフリーザーバックに入れ、冷蔵庫に保存します。保存期間は1週間程度です。

生バジルは多くの活用術があります。サラッとパスタやピザの上に乗せたり、カプレーゼのアクセントにもなります。バジルの時期にしか使えない活用法がありますので、できるだけ新鮮なバジルを多く使いたいという方は是非参考にしてみて下さい。
室温・冷蔵庫保存バジル活用術!
生バジルはピザやパスタ、カプリーゼのアクセントに使えます。他には生ハムとモッツァレラチーズと一緒に巻いて食べるのもこの保存方法ならではの食し方です。


冷凍してバジルを保存する方法
冷蔵庫に保存する方法や室温で保存する方法よりも長く保存ができる方法です。保存方法としてもお手軽で、かつ長く保存できる点ではメリットが多い保存方法です。

まずは汚れを落とし、水分をしっかり拭き取ります。水分をしっかり拭き取るということがポイントです。そして、水分をしっかり拭き取ったバジルをフリーザーバックに密閉し保存します。冷凍保存での保存期間は1ヶ月です。

冷凍保存したバジルは解凍せずにパラパラと砕いて、サラダや和物のアクセントになること間違いなしです。生バジルとは違った活用方法が楽しめます。

冷凍バジルの活用術

冷凍で保存したバジルは解凍せず、凍ったまま料理に使いましょう。砕いて使ってももちろんOKですが、そのままの形で使うのも良いでしょう。
お疲れさまでした(^ー^)🍺雪降ってます~😅 でも明日の昼には溶けるらしいです😅気温が高くなるから☀️ 夕飯はガパオとポテトサラダ で乾杯です🍺 バジルは去年収穫したのを冷凍してたものを使ってます😄 pic.twitter.com/m5kOShz0Ir
— レオ (@reonkun0422) February 27, 2018
冷凍保存したバジルは凍ったまま、そのままの形でピザやパスタにトッピングして使えます。またオーブンで焼いたお肉の上に乗せてもアクセントになります。

乾燥させてバジルを保存する方法
この保存方法は、生バジルを室温や冷蔵庫で保存する方法より、長期間保存できる保存方法です。乾燥の仕方も3つの方法がありますので、それぞれの乾燥の仕方を紹介していきます。
バジルが傷みかけてたから乾燥させた。部屋がハーブくさい。 pic.twitter.com/6JJWfobpfI
— maigo (@mygo_sam) March 24, 2018
バジルの乾燥保存①:レンジ編
バジルの汚れを落とし、水分を拭き取ります。電子レンジにバジルの葉が重ならないように並べ1分間加熱します。乾燥したバジルが茶色くなったら一度、電子レンジから取り出し、粉末状にします。続いて、キッチンペーパの上に乗せてもう一度電子レンジで30秒から1分間加熱します。

完全に乾燥させたバジルを保存瓶などの容器に入れて保存します。フリーザーバッグでもOKです。保存期間は半年程度を目安に使用して下さい。

バジルの乾燥保存②:天日干し編
初めに、天日干し用のザルにバジルを入れ、天日干しをします。期間は3日から4日ぐらい行って下さい。もちろん、天気の良い日に行って下さい。天日干しの乾燥バジルの方が電子レンジよりも香りを楽しむことができます。

お日様が出ている日中は太陽の元に干し、陽が傾いてきたら家の中へ入れましょう。そして、バジルをひっくり返し、翌日また外へ出します。それを3日から4日繰り返します。手で触っただけで、砕けるようになっていればOKです。保存期間は半年程度を目安に使用して下さい。
バジルの乾燥保存③:天日干し&レンジ編
香りを楽しむために天日干しで乾燥させたいけど、なかなか太陽が出てくれない、という方にオススメです。電子レンジを使って天日干しする時間を短縮します。

バジルを天日干しをする前に電子レンジで1分ぐらい加熱します。それから天日干しを行うのですが、この場合は天日干しは1日で大丈夫です。天日干しで完全に乾燥させたバジルを保存瓶やフリーザーバッグに入れ保存しましょう。

乾燥バジルの活用術
乾燥バジルは生バジルに比べてエスニック風味が強いため、スパイスとして使う方法が良いでしょう。いつもの料理にちょっとおしゃれなアクセントとなります。

数年前から筋肉女子が流行っていますが、タンパク質を取るために鶏胸肉の鶏ハムをご家庭で作る方も増えています。いつもの鶏ハムにバジルで少しアクセント加えるとまた味のバリエーションが増えます。

変わったアレンジ方法としては、もんじゃ焼きにアクセントして乾燥バジルを入れるという方法もあります。イタリアン風にアレンジできてまた違うもんじゃ焼きが楽しめます。

ピザやパスタにはもちろん、トマトをベースとしたスープや普通のスクランブルエッグや半熟の卵焼きとかに使ってもOKです。
バジルペーストで保存
バジルを保存する方法としては、最もポピュラーなのがペースト状に加工しての保存です。ミキサーやフードプロセッサーを使用するので少し手間はかかりますが、活用方法も多様です。

まず必要な材料から説明します。バジルは50枚程度がいいでしょう。松の実10個ほど、にんにく一片、オリーブオイル2分の1、チーズ適量、塩適量を準備しましょう。使う道具はミキサーかフードプロセッサーを準備します。

それでは、バジルペーストを作っていきましょう。まずはバジルの汚れを拭き取ります。材料をすべてミキサーまたはフードプロセッサーに入れてスイッチONです。完成したペーストは煮沸した保存瓶に入れて保存します。冷蔵庫で保存する場合は1週間で使い切るようにしましょう。

バジルペーストは保存瓶での保管が主流ですが、ラップやフリーザーバッグに平たくし、冷凍に保存することもできます。使用する際に必要な分だけ冷凍から出し、一回分パキっと折って使用することができます。冷凍保存にする場合は2週間以上保存することができます。しかし、あまり長く保管すると香りが失われるのでできるだけ早く消費するようにしましょう。

ペーストバジル活用術
ここでは、ペースト状にしたバジルの活用術を紹介していきます。バジルペーストにしたら、まずはジェノベーゼソースとしてパスタに使用するのが一番の主流です。

他にはピザに使ったり、ソテーした肉や魚のソースに使うのもポピュラーな活用術ですね。他には、カルパッチョに添えると食卓がとても華やかになります。

オリーブオイルをかけるカプレーゼもたまにはバジルペーストで頂くとまた少し違った香りを楽しみながら頂けます。乾燥バジルや生バジルを乗せると、バジルづくしのカプレーゼの完成です。

生ハムまたはスモークサーモン、バジル、アボガドは黄金の組み合わせです。ホームパーティーの前菜にぴったりの一品です。
すずなり・生ハム/スモークサーモンの完熟アボカド+グラスフェッドバター+バジルのペースト包み pic.twitter.com/hcUyuFIuUc
— すずなり (@XMa5d) March 19, 2018
オリーブオイル漬けでバジルを保存
次に紹介する保存方法はオリーブオイル漬けです。まずバジルの汚れを落とします。次に煮沸した容器にバジルとオリーブオイルを入れます。お好みで鷹の爪やにんにくを入れてもいいでしょう。バジルの葉がオイルになじむように軽く抑えてもいいでしょう。1週間、冷蔵庫に保管します。1週間後、オリーブオイルに浸かっているバジルを取り除きます。

オリーブオイル漬けでの方法では、冷蔵庫保管で3週間程度を目安に使用して下さい。普段使っているオリーブオイルがバジルのいい香りがするいつもと違うオリーブオイルになります。

バジルのオリーブオイル漬けはバジルが大量に手に入った時に贅沢に使いましょう。バジルのオリーブオイル漬けで使用したバジルはそのオリーブオイルと一緒に早めに使いましょう。バジルの葉をすぐに使わない場合は、冷凍して保存することも可能です。バジルの葉をオイル漬けにしておくと、オイル自体が長持ちしなくなりますので1週間ほどでバジルは取り除きましょう。

バジルのオリーブオイル漬けで仕上がったオリーブオイルは、サラダのドレッシングやパスタ、または炒め物に使えます。ドレッシングとして使うように、冷や奴にかけて、バジルと一緒に食べると少しおしゃれなイタリアン冷や奴になります。
バジルオリーブオイル漬け活用術!
オリーブオイル漬けしたバジル、またはバジルの香りのついたオリーブオイルの活用術を紹介していきましょう。サラダのドレッシングやパスタはもちろん、他にはどんな活用術があるでしょうか?

まずは魚や肉料理に使って、ソテーなんてどうでしょうか?いつものオイルをバジルオリーブオイルに代えるだけで風味が豊かになります。

次に紹介するのはカプリーゼへの活用術です。ホームパーティーや記念日、おしゃれに食卓を彩りたい時に準備したい一品です。そのオリーブオイルが自家製のバジルオリーブオイル漬けだとさらにおしゃれに演出できます。

お客様が見えた時や記念日など少し食卓をおしゃれに飾りたい時はこういう食べ方はどうでしょうか?豆腐の上にトマトとオリーブを乗せ、オリーブオイルをかけるのも美味しくて素敵です。

そして最後に紹介するのは、牡蠣のオイル漬けです。牡蠣のオイル漬けはローリエなどのハーブを入れることが多いですが、バジルのオリーブオイル漬けに牡蠣を漬けるのもいいでしょう。また違った香りが楽しめます。

塩漬けでバジルを保存
次にバジルの塩漬けを紹介します。あまり聞きませんが、レモンの塩漬けに似ているとイメージしてもらえるといいでしょう。バジルは20枚ぐらい用意して下さい。塩はお好みで良いですが、一般的には粗塩を使用する方が多いです。容器は保存瓶がオススメです。

バジルの塩漬けの作り方を紹介していきます。バジルは水を使わずに汚れを拭き取ります。容器に塩、バジル、塩、バジルと交互に重ね入れて下さい。それが終わると蓋をして冷蔵庫に保存します。2日間冷蔵庫に保存するとバジルに塩が染み込んだら完成です。

バジルの香りが染みた塩を料理の調味料として使うことができます。塩漬けされたバジルを使うこともできますが、味加減に注意して下さい。塩漬けされたバジルを刻んで、お肉や魚を焼く時に使用すると本格的な料理になります。保存期間は半年から1年です。
塩漬けバジルの活用術!
塩漬けバジルの活用術を紹介していきます。驚きの活用をされている方々がたくさんいて、目から鱗とは正にこのことです。真似したくなる活用術ばかりです。塩漬けバジル、こんなにも使えるんです。

塩漬けバジルとはなかなか結びつかない食べ方ですが、試してみたい活用術、それは塩バジルラーメンです。ラーメン屋さんでも出しているところは多いようですが、ご家庭でも塩バジルラーメンを作る方が多いようです。

次に紹介する塩漬けバジルの活用術は今晩の夕飯にもすぐに真似したくなります。それは、唐揚げに使うという活用術です。衣に少し混ぜると和風が一気にイタリアンになりそうです。

最後に紹介する塩漬けバジル活用術は、おにぎりです!塩むすびならず、塩バジルむすび!是非、ランチやお弁当に試してみて下さい。

パンのお供にバジルバター
次にバジルバターの作り方を紹介します。材料は、水を使わずに汚れを拭き取ったバジル、バター、お好みですりおろしニンニク、レモン果汁、ガーリックパウダーを準備して下さい。バジルは細かく刻んで使用します。材料を混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れて保存します。

保存期間は1週間ぐらいを目安にして下さい。冷凍保存だとおよそ半年持ちます。バジルバターの使用方法として、パンはもちろん、肉や魚、野菜やきのこにも使えるでしょう。普段のバター料理が風味豊かな料理へパワーアップします。

ドレッシングにおすすめ!バジルビネガー
バジルの保存方法ではありませんが、バジルを使った活用術を紹介します。バジルビネガーの使い方をみていきましょう。ビネガーとは「お酢」のことです。サラダのドレッシングやマリネに使えます。材料はバジル15枚〜20枚、お酢200ccを準備します。お酢は穀物酢、ワインビネガー、アップルサイダービネガー等お好みのものを準備して下さい。

他にお好みで鷹の爪、ニンニク、ブラックペッパーを入れてもいいでしょう。材料を全て保存瓶に入れ、冷暗所で2週間から4週間浸けます。保存瓶の蓋または栓は金属製のものは避けましょう。お酢と反応してしまいます。お酢に浸けておいたバジルは使用せずに取り除き捨てて下さい。これでバジルビネガーの完成です。サラダのドレッシングやマリネに使うことができます。
おはようございます。
— 二本木かおり (@sabinekoparpie) March 1, 2018
本日の朝ごはん。
ハムチーズサンドとサラダ。
バジルビネガーというものを見つけて、色々お試し中。 pic.twitter.com/3OymOMh5SX
自家製バジルウォッカでブラッディメアリー
ウォッカバジルでは、ウッォカに浸けた後のバジルも使うことはできますが、主としては飲み物を作るという目的になります。保存瓶にバジルを入れ、バジルが完全に覆われるまでウッォカを入れます。24時間浸すと完成です。
【復活】永い沈黙を破って今日解禁!なんて、うっかり切らしちゃっただけですが・・・ 日本一の「田澤農園」のバジルを漬け込んだバジルウォッカ完成!「バジル風味ブラッディメアリー」今日からオススメです! pic.twitter.com/K8cQN9khsB
— Bar Spirits 藤本勇城 (@barspirits) April 16, 2013
料理をする際に料理酒として使ってもよし、お酒として飲んでもよしのバジルウォッカです。お酒をまた違った香りで楽しむことができます。自家製バジルウッォカにレモンジュースとトマトジュースを混ぜブラッディメアリーを作ってみてはいかがでしょうか?

保存達人になって年中バジルを楽しもう!
この記事では生バジルの保存方法、冷凍、乾燥、オリーブ漬け、塩漬け、バジルバターなどたくさんの保存方法を紹介してきました。保存期間が1週間のものから半年、1年のものまで保存方法が変われば、保存期間も変わってきます。

バジルが多く手に入る時期に様々な保存方法で保存すると年中バジルを楽しむことができます。たくさんの保存方法をマスターし、バジル達人になってみてはいかがでしょうか?