ファンタジー小説【おすすめ厳選】!日本&海外の名作まとめて紹介!
ファンタジー小説はワクワクするような魅力がたくさんつまっています。中でもおすすめしたい日本・海外の名作ファンタジー小説をピックアップしてご紹介していきます。おすすめのファンタジー小説を読んで、素敵な時間を味わってみませんか?
目次
- 日本・海外のおすすめ名作ファンタジー小説
- 小説の中でも人気の高いジャンルファンタジーとは?
- ファンタジー小説とSF小説の違い
- 奇妙な魅力たっぷりの畠中恵のファンタジー小説
- 上中下ある貴志祐介の人気長編ファンタジー小説
- 人間の温かみを感じる絲山秋子のファンタジー小説
- 日本の人気作家宮部みゆきのファンタジー小説
- 映画で有名になった新海誠のファンタジー小説
- ミステリアスな恩田陸のファンタジー小説
- 大人も子供も引き込まれる上橋菜穂子のファンタジー小説
- 萩原規子による恋愛と冒険のファンタジー小説
- 伊坂幸太郎のSF小説寄りのファンタジー小説
- 女性に人気の作家吉本ばななによるファンタジー小説
- 幻想的な世界観の乾石智子のファンタジー小説
- 村山早紀の女性に人気可愛らしいファンタジー小説
- 元気が出る佐藤哲也のファンタジー小説
- 世界に通用する村上春樹によるファンタジー小説
- ファンタジー界の大人気作家森見登美彦の小説
- 知らない人はいないカズオ・イシグロのファンタジー小説
- ジブリ作品として人気になったファンタジー小説
- こちらも同じくジブリ作品のファンタジー小説
- 海外の人気ファンタジー小説といえば!
- 同じく魔法学校が舞台の人気ファンタジー小説
- 奇妙な世界観のダレン・シャンのファンタジー小説
- ミステリアスなミシェル・ペイヴァーのファンタジー小説
- 最初から最後まで目が離せないファンタジー小説
- チェコが舞台の幻想的なファンタジー小説
- ダイアナ・ウィン・ジョーンズの人気ファンタジー小説
- 世界中で読まれているロングセラーのファンタジー小説
- おすすめの名作ファンタジー小説を読んでみよう!
日本・海外のおすすめ名作ファンタジー小説

みなさん、小説を読むのはお好きですか?恋愛を描いたり友情を描いたり、小説にも様々なジャンルがあります。そしてそのジャンルごとにたくさんの作家による小説があります。あまりの量の多さにどれを読んだら良いか迷ってしまいますよね。特に普段から読書をするわけではない方にとっては、どれが面白いという判別はつきにくいものです。

そんな小説初心者でも誰もが楽しめるジャンルのファンタジー小説にフォーカスをあてていきます。ファンタジー小説には読む人をワクワクさせてくれるような魅力がたくさんつまっています。最初から最後まで読みすすめていくうちに引き込まれるようなおすすめの名作ファンタジー小説をピックアップしてご紹介していきます。日本の小説はもちろん、海外の作家が描くファンタジー小説にも注目です!
小説の中でも人気の高いジャンルファンタジーとは?

知っているようで知らない人が多いファンタジーというジャンルについてをご紹介します。まずファンタジーとは、幻想的・空想的な世界観を持ったストーリーで進めていくようなフィクションのジャンルのことを言います。現実では絶対にありえないようなワクワクする要素がつまっており、ファンタジー小説でしか楽しむことができないような魅力があります。

それぞれの作者によって架空の世界が広げられるファンタジー小説では、魔法を取り扱うものや神話や伝説から連想してさらに規模を大きくしたものなどと様々なストーリー展開があります。現実の理屈では到底通らないけれど、なんでもありというのが小説の世界です。非現実世界に引き込まれたいという方はぜひファンタジー小説を読んでみてください!
ファンタジー小説とSF小説の違い
SF小説とは?

よく耳にするSF小説ですが、サイエンス・フィクション小説の略称です。よって、自然の定理や何か法則に則って書き進められていく小説がSF小説です。そこでSF小説は現実とはかけ離れているものもあるという疑問が生まれると思います。それは著者が想像を膨らませて、未来の自然の定理を仮定して書いているからなのです。
SF小説のおすすめ

日本で大人気のSF作家といえば筒井康隆です。筒井康隆はSF小説御三家と言われるほど人気が高く、さらにたくさんのユニークで引き込まれるようなSF小説を執筆しています。中でもおすすめは「旅のラゴス」です。非常に短めのSF小説で、一生涯をかけて冒険を続けているラゴスの物語です。筒井康隆の小説にはユーモアがたくさん散らばっており、くすりと思わず笑ってしまうような素敵な魅力があります。
SF小説と比較するファンタジー小説

ファンタジー小説は、SF小説とは違い法則に則って書かれていません。SF小説では登場することのないような現実離れしたものが登場します。わかりやすい例は「魔法」です。ファンタジー小説では、実際に存在しない魔法などが描かれ、そこから空想の世界が広がっていきます。どこまでも自由度が高い小説のジャンルと言えるでしょう。
奇妙な魅力たっぷりの畠中恵のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:しゃばげ

おすすめの日本名作ファンタジー小説でまず最初にご紹介するのは畠中恵の「しゃばげ」です。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞したことのある名作中の名作であるしゃばげは、妖怪にまつわるファンタジー小説です。皆しっかりと息吹があり独特で個性あふれる登場人物が魅力的です。一見難しそうな時代小説と間違えられがちですが、誰でも読みやすい人気のファンタジー小説です。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:ゆめつげ
しゃばげに続いて、畠中恵のファンタジー小説「ゆめつげ」をご紹介します。こちらも日本で人気の名作ファンタジー小説の1つです。しっかり者である弟に怒られてばかりいた弓月ですが誰にもないような特殊能力を持っています。そんな弓月とその弟に起こる不思議で面白いファンタジー要素満点のストーリーは最後まで目が離せません!
上中下ある貴志祐介の人気長編ファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:新世界より

おすすめの日本名作ファンタジー小説の「新世界より」をご紹介します。貴志祐介による上中下に分かれている長編ファンタジー小説です。かなりの量がありますので最後まで読めるか心配になる方もいらっしゃいます。しかし心配は無用です。一度読みだすとページをめくる手が不思議と止まらなくなるような、そんな魅力をもっています。

ファンタジー小説ではありますが、SF要素もしっかりつまっている新世界よりは、病的に美しい1000年後の日本を舞台にした小説です。2008年に発表された第29回日本SF大賞の第1位に輝いた作品でもあります。かなりの名作であることが伺えますね。恋愛要素あり冒険要素あり、そしてどこかホラー要素のある不思議な多面性に富んでいる作品です。
人間の温かみを感じる絲山秋子のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:離陸

おすすめの日本名作ファンタジー小説「離陸」をご紹介します。離陸は絲山秋子のファンタジー小説で、伊坂幸太郎の「絲山秋子の女スパイの物語が読みたい」という声がきっかけてできた作品と言われています。国交省から矢木沢ダムに出張していた主人公佐藤弘の元に、突然知らない黒人が訪れ、ある女優の行方を探して欲しいという依頼を受けるというストーリーです。
依頼を受けて弘は、女優だという女性を探す旅にでることになります。足跡をわずかな手がかりを頼りにたどっていき、どんどん運命が変わっていくワクワクするようなSFファンタジー小説です。人間の温かみや悲しみの果てにあるものを秀逸に美しく切なく描いた一冊は、感動的な要素もつまっています。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?
日本の人気作家宮部みゆきのファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:ブレイブ・ストーリー

非常に平凡で平和な生活を送る男の子の両親の間で、ある日離婚話がふりかかるというリアリティな設定の宮部みゆきによる「ブレイブ・ストーリー」はおすすめの日本名作ファンタジー小説です。家出をした父をなんとか連れ、今までの平和な暮らしを願う男の子は、幻界という不思議な世界に紛れ込んでしまいます。最後までワクワクが止まらない日本のおすすめ名作ファンタジーを堪能してみてください。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:過ぎ去りし王国の城

ブレイブ・ストーリー以外にもおすすめしたい宮部みゆきの名作ファンタジー小説は「過ぎ去りし王国の城」です。中学三年生の主人公尾垣真はある日ヨーロッパ古城のデッサンを拾います。そしてその絵に自分の分身を描くとその中に入り込めることを知り、どんどん世界に巻き込まれていくというなんとも魅力的なストーリーです。
映画で有名になった新海誠のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:君の名は。

映画も話題になりベストセラーとなった、おすすめの日本名作ファンタジー小説「君の名は。」をご紹介します。映画監督も務めた新海誠による、君の名は。は男女問わず大人気の文句なしの名作ファンタジー小説として名が高い一冊です。ある男女が夢の中で突然入れ替わってしまうという不思議なストーリーです。最後まで展開から目が離せません。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:星を追う子ども
【小説星を追う子ども】原作 新海誠 著 あきさかあさひ 角川文庫
— いけちゃん[読書垢] (@ikecbook) January 7, 2018
こういう冒険ファンタジー大好きです。
#読了#小説#読書 pic.twitter.com/LRgybugset
新海誠によるおすすめの日本名作ファンタジー小説の「星を追う子ども」をご紹介します。非常にあっさりして読み進めやすい一冊です。平和に暮らす少女アスナは、不思議な土地からやってきた少年シュンと心を通わせて仲良くなります。しかし突然シュンの行方がわからなくなってしまい、もう一度会いたい一心で探しに旅に出るというストーリーです。
ミステリアスな恩田陸のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:光の帝国
恩田陸のおすすめの日本名作ファンタジー小説「光の帝国」をご紹介します。切なく暖かい壮大なファンタジー小説で恩田陸らしい魅力的な世界観が広がっています。常野というところからやってきた人々は不思議な力をそれぞれが持っています。それらは何のためにあり、そして何のために彼らが存在しているのかなどという疑問を巡ってストーリーが展開していきます。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:六番目の小夜子

恩田陸のおすすめの日本名作ファンタジー小説の「六番目の小夜子」をご紹介します。作家を幼少期から夢見た恩田陸によるデビュー作品です。嫌気がさして就いていた会社を退職してすぐに書いてなんと1991年に日本ファンタジーノベル大賞最終候補まで残り、翌年出版しデビューを果たしました。高校を舞台に展開する学園ファンタジー小説を味わってみませんか?
大人も子供も引き込まれる上橋菜穂子のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:獣の奏者

上橋菜穂子のおすすめの日本名作ファンタジー小説「獣の奏者」をご紹介します。大人も子供も読みやすいファンタジー小説を多く執筆する上橋菜穂子の作品は、人気が高く名作揃いです。リョザ神王国が舞台で、闘蛇を殺した罪に問われる母との別れで、平和だった少女の生活は一転してしまいます。逆境を乗り越えていくドキドキハラハラの展開は臨場感があります。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:狐笛のかなた

上橋菜穂子のおすすめの日本名作ファンタジー小説の「狐笛のかなた」です。2004年の第42回 野間児童文芸賞 の受賞作品としても話題となった名作中の名作です。上橋菜穂子らしい独特で神秘的な世界観に包まれている一冊で、孤独と愛を感じるような一概にファンタジー小説とくくれないような多面性を持ちます。最後まで登場人物の結末から目が離せなくなります。
萩原規子による恋愛と冒険のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:これは王国のかぎ

自分の誕生日に失恋をしてしまった主人公の女の子は、泣き疲れて眠ってしまいます。目覚めるとなんとチグリスの河口で出会ったターバンの少年と一緒に旅をすることになるというストーリーのファンタジー小説「これは王国のかぎ」をご紹介します。萩原規子による恋愛とファンタジーどちらの要素も兼ね揃えた魅力的な一冊となっています。アラビアンな世界観に引き込まれます。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:空色勾玉

萩原規子のおすすめの日本名作ファンタジー小説「空色勾玉」をご紹介します。古代の日本を舞台にしたファンタジー小説で、萩原規子のデビュー作品でもあります。デビュー作なのにもかかわらず、日本児童文学者協会新人賞を受賞した名作です。光と闇の大人になった今だからこそ読みたくなるような素敵な小説です。ぜひフレッシュな気持ちを思いだしてみてください。
伊坂幸太郎のSF小説寄りのファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:オーデュボンの祈り

伊坂幸太郎のおすすめの日本名作ファンタジー小説「オーデュボンの祈り」をご紹介します。伊坂幸太郎はSF小説を多く執筆する作家として知られていますが、どこかファンタジー要素のある作品も多いと多数声があがっています。オーデュボンの祈りはSF要素が少しあるファンタジー小説です。どこかリアルな感じとファンタジーの異世界の感じが絶妙なミステリアスさを演出しています。

コンビニ強盗を働いた主人公の男性伊藤は、気づいたときにはもう孤島にたどり着いていたという摩訶不思議なストーリー設定で話は展開していきます。江戸時代からずっと鎖国状態にあるという孤島でカカシや画家、男性など様々な登場人物と出会い、ことの真相を追っていく不思議な世界観がつまっているSFファンタジー小説となっています。伊坂幸太郎のデビュー作品です。
女性に人気の作家吉本ばななによるファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:花のベッドでひるねして

女性に特に人気の高い女性作家である吉本ばななのおすすめの日本名作ファンタジー小説「花のベッドでひるねして」をご紹介します。海辺で拾われたという幹が主人公は全く戸籍上は赤の他人である家族に愛をたくさん注がれて育ちました。祖父の残したお店で働き、幸せな日々を送っていましたがある日突然近くの廃墟ビルに明かりが灯ってから、歯車が噛み合わなくなってきます。

愛してくれた両親の交通事故が起こったり、奇妙なうさぎが夢にでてくるようになったりと、だんだん穏やかな日常は小さな音を立てて変化していきます。そんなじわじわと進む奇妙な日常にフォーカスをあててファンタジー要素を取り入れたすっと入ってくるような作品です。吉本ばななの小説はファンタジーだけでなく他の作品も多数ありますので、ぜひチェックしてみましょう。
幻想的な世界観の乾石智子のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:夜の写本師

乾石智子のおすすめの日本名作ファンタジー小説「夜の写本師」をご紹介していきます。乾石智子のデビュー作の夜の写本師は、日本のファンタジーの歴史に大きな影響を与えたと言われる人気の高い名作の1つです。カリュドウは、大魔道師アンジストの手で育ててくれた親を殺されて人生が変わっていくというストーリーです。人気が高いだけあり、非常にわくわくするファンタジー小説となっています。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:沈黙の書

乾石智子のおすすめの日本名作ファンタジー小説「沈黙の書」をご紹介します。沈黙の書は乾石智子の人気シリーズの「オーリエラントの魔道師」の始まりの物語です。日本のファンタジー界に旋風を巻き起こした圧巻の存在感を持っているシリーズものの小説は、多くの人に今も愛され続けている人気の作品です。引き込まれるようなしっかりしたストーリーをぜひ堪能してください。
村山早紀の女性に人気可愛らしいファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:百貨の魔法

村山早紀のおすすめの日本名作ファンタジー小説「百貨の魔法」をご紹介します。閉店の噂が流れている星野百貨店を舞台に展開していく愛のあるファンタジー小説です。星野百貨店を守ろうとなんとか協力をしたり、努力をしたりしていく皆のとても可愛らしい純粋な気持ちに心を打たれます。謎の白い猫がキーパーソンになって話が進んでいく人気の一冊です。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:アカネヒメ物語

村山早紀のおすすめの日本名作ファンタジー小説「アカネヒメ物語」をご紹介します。村山早紀のファンタジー小説の中でも知る人ぞ知る隠れた面白い名作として人気を集めています。ある日出会った不思議な女の子はアカネヒメという神様の見習いをやっているという面白く惹きつけるストーリーが展開していきます。懐かしい雰囲気のある穏やかなファンタジー小説です。
元気が出る佐藤哲也のファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:イラハイ

佐藤哲也のおすすめの日本名作ファンタジー小説「イラハイ」をご紹介します。イラハイは1994年に日本ファンタジーノベル賞の大賞を受賞した名作中の名作です。受賞したこともあり、非常に人気が高いです。古代王国の滅亡をテーマに、少しミステリアスな臨場感のあるファンタジーストーリーが繰り広げられています。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:シンドローム

佐藤哲也のおすすめの日本名作ファンタジー小説「シンドローム」も人気が高い作品となっています。謎の物体が飛来して以降、不穏な空気感が漂う街で暮らす主人公の心の動きを巧みに描くファンタジー青春小説です。日常に溶け込む非現実的な要素を感じつつも、恋愛対象の女の子が気になって仕方ない可愛らしい描写にはきゅんと心を打たれます。
世界に通用する村上春樹によるファンタジー小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:羊をめぐる冒険

1982年にあの人気作家村上春樹が野間文芸新人賞を受賞した作品の「羊をめぐる冒険」をご紹介します。羊をめぐる冒険はある1通の手紙から始まるというファンタジー小説は、村上春樹をあまり読んだことのない方でも楽しめるような作品となっています。どんどん日本文学を切り開いていくような勢いのある村上春樹から今後も目が離せません。
おすすめの日本名作ファンタジー小説:騎士団長殺し

多くのファンタジー作品を排出する村上春樹のおすすめの日本名作ファンタジー小説「騎士団長殺し」をご紹介します。一時期全国の書店で見ない日はなかったほどの人気っぷりを見せていた騎士団長殺しは、西洋風のファンタジーです。他の村上春樹作品と比較をしても非現実的な色味がさらに濃くなっています。人気の村上春樹のファンタジー小説を読んでみたい方はぜひ試してみましょう。
ファンタジー界の大人気作家森見登美彦の小説
おすすめの日本名作ファンタジー小説:太陽の塔

森見登美彦のおすすめの日本名作ファンタジー小説「太陽の塔」をご紹介します。2003年の日本ファンタジーノベル大賞を受賞した人気の実力あるファンタジー小説です。ユーモアたっぷりですらすら読み進めることのできる魅力たっぷりのストーリー展開は、読者の心をつかんで離しません。クライマックスにはさらなる大混乱が待っているかもしれません!
おすすめの日本名作ファンタジー小説:ペンギン・ハイウェイ

森見登美彦のおすすめの日本名作ファンタジー小説「ペンギン・ハイウェイ」です。2010年に発表された第31回日本SF大賞を受賞したSF要素の強いファンタジー小説です。小学4年生の主人公が住む街に、突然ペンギンが訪れるという驚きの展開からストーリーは始まっていきます。この事件で発覚した謎を追求すべく、主人公は動き出していくという人気の長編小説となっています。
知らない人はいないカズオ・イシグロのファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:忘れられた巨人

人気作家カズオ・イシグロのおすすめの海外名作ファンタジー小説「忘れられた巨人」をご紹介します。なんとも異色なファンタジー小説は世界で大人気となったベストセラー作品の1つです。思い出せそうで思い出せないもやがかかったような記憶を探しに旅に出るという老夫婦のお話です。いろいろな秘密が暴かれていくにつれて、登場人物の変化や心境の移り変わりには考えさせられるものも多くあります。

ふとした一文や登場人物のセリフに心を打たれる、読者の心にすっと入ってくるような魅力がつまった一冊です。ただのファンタジー小説と踏んで読みだすと見事に良い意味で裏切られる人も少なくありません。ノーベル文学賞をも受賞している大人気作家によるファンタジー小説はやはり名作ですね。読みやすい小説ですのでぜひ読んでみましょう。
ジブリ作品として人気になったファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:影との戦い

おすすめの海外名作ファンタジー小説「影との戦い」をご紹介します。ジブリ作品のゲド戦記の原作であるファンタジー小説はアーシュラ・K・ル・グィンによって描かれています。非常に繊細でしっかりとしたファンタジーストーリーで、読み応えは抜群です。シリーズ物になっており、冊数も少なくはありませんが読みやすいのでおすすめですよ。

愛され続けるファンタジー小説を執筆するアーシュラ・K・ル=グウィン自体がファンタジー小説を愛し続けています。ハリー・ポッターや指輪物語、ピータラビットなどの有名な名作ファンタジー小説を読み解いた「いまファンタジーにできること」をいう本もおすすめです。ファンタジーのどこまでも奥行きのある可能性がつまっています。
こちらも同じくジブリ作品のファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:床下の小人たち

メアリー・ノートンのおすすめの海外名作ファンタジー小説「床下の小人たち」をご紹介します。ジブリ作品である「借りぐらしのアリエッティ」の原作であるファンタジー小説で、老若男女に人気の一冊となっています。カーネギー賞の受賞暦がある小人シリーズの第1作品目である床下の小人たちの舞台はある家の床下です。床下に住んでいる小人たちの世界観をファンタジーチックに描いた可愛らしい作品なのです。

可愛らしい要素とは裏腹に、しっかり小人たちにも生き抜かなければならないという真の強さがところどころ垣間見えます。小人たちにもしっかり心があり、その心の変化にはなぜか共感できる部分があったり、守ってあげたくなるような人間味を帯びていたりします。そんな多面性に富んでいるファンタジー小説をぜひ一度読んでみてくださいね。
海外の人気ファンタジー小説といえば!
おすすめの海外名作ファンタジー小説:ハリー・ポッターシリーズ

J.K.ローリングによるおすすめの海外名作ファンタジー小説「ハリー・ポッター」をご紹介します。ファンタジー小説と言われてすぐに思い浮かんだという方も少なくないのではないでしょうか?ハリーポッターは映画化もされており、日本国内でも海外でも人気が高い作品となっています。その巧みに作り込まれたストーリーには感動せざるを得ません。

やはりしっかりとストーリーが緻密に練りこまれている作品は人気が高いです。読み応えもたっぷりで1巻〜8巻までの長編ファンタジー小説となっています。最初は子供だった主人公たちも、シリーズが進むにつれて大人になっていきます。その仮定もなんだか見守っているような気分になれます。映画しか見たことのないという方もぜひ読んでみましょう。
同じく魔法学校が舞台の人気ファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:サークル・オブ・マジック

ハリー・ポッターを執筆したJ.K.ローリングが参考文献として読んでいたという海外名作ファンタジー小説「サークル・オブ・マジック」をご紹介します。こちらもハリー・ポッターと同様に魔法を使える学生が集まっている魔法学校が舞台のファンタジー小説です。またハリー・ポッターとは違った魅力があり、ストーリーも異なります。

テンポ感よく進んでいくストーリーは意外性と驚きが常に存在する、読者を飽きさせることのない魅力があります。騎士見習いである12歳ランドル少年の可愛らしい心の動きや、ワクワクするようなスピーディーな場面転換に、どんどん心が持っていかれる方も少なくありません。ぜひファンタジー小説の世界にどっぷり浸かりたいという方は読んでみてください。
奇妙な世界観のダレン・シャンのファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:ダレン・シャンシリーズ
おすすめの海外名作ファンタジー小説「ダレン・シャン」をご紹介します。大人気のファンタジー小説で、累計部数なんと430万部を超えている世界中で愛され続けているシリーズものです。なんとかして友人の命を救うべくバンパイアになる少年ダレンの物語となっています。予想ができないストーリー展開は最初から最後まで目が離せません。

なかなか平凡とはかけ離れた人生であるダレンの不思議な世界と冒険の様子には、応援したくなってくるような健気さもあります。一体少年はどうなってしまうのかと、途中なんども思わされます。児童向けの小説として販売されていますが、その密度の濃い読み応えのある内容は十分大人の方でも楽しむことができます。
ミステリアスなミシェル・ペイヴァーのファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:クロニクル千古シリーズ

おすすめの海外名作ファンタジー小説「クロニクル千古」シリーズをご紹介します。クロニクル千古はミシェル・ペイヴァーによるシリーズもののファンタジー小説です。第1巻である「オオカミ族の少年」から始まり、「生霊わたり」や「魂食らい」など全部で6巻まである長編のファンタジー小説なのです。

森で狩りをしながら育てられた少年は、ある日突然父の死を迎えることになります。その際に父が残した最後の言葉を胸に誓いながらなんとか旅に出る決心を下して冒険するという切なさと強さを感じる感動的なファンタジー小説です。途中では様々な登場人物や試練が少年を待ち受けており、最後までどんな結末になっていくのかが楽しみになります。
最初から最後まで目が離せないファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:魔法があるなら
おすすめの海外名作ファンタジー小説「魔法があるなら」をご紹介します。数々のベストセラーのファンタジー小説を生み出してきたアレックス・シアラーによる魔法があるならは、どこか切なく愛おしいようなそんな一冊です。世界で一番魅力のあるデパートで、家も金もないない三人組による冒険が繰り広げられるというストーリー設定はユニークでスリル満点です!
おすすめの海外名作ファンタジー小説:チョコレート・アンダーグラウンド

アレックス・シアラーによるもう一冊のおすすめの海外名作ファンタジー小説「チョコレート・アンダーグラウンド」をご紹介します。イギリスが舞台のこの小説では政府からチョコレート禁止令が発令されてしまいます。どんどんチョコレートなどがなくなっていく現状に挑む二人組のたくましい姿には心打たれるものがあります。
チェコが舞台の幻想的なファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:もうひとつの街

おすすめの海外名作ファンタジー小説ミハル・アイヴァスの「もうひとつの街」をご紹介します。世界中で注目を集めているファンタジー作家であるチェコのミハル・アイヴァスによる人気小説です。見たこともない書体と文字が広がる本を手に取った私は、その本の中に入り込んでしまうというストーリーです。現実の世界とは何かということを考えさせられるような一冊です。
おすすめの海外名作ファンタジー小説:黄金時代

ミハル・アイヴァスのもう一冊のおすすめの海外名作ファンタジー小説「黄金時代」をご紹介します。黄金時代は短い章が連なってできている長編ファンタジー小説です。どこから読み始めても面白い小説として完璧の形を追求しつくされた一冊となっています。ミハルによる想像力と、チェコ文学の素晴らしさが融合し大人気の名作が生まれたのです。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの人気ファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:九年目の魔法

ハウルの動く城の原作者であるダイアナ・ウィル・ジョーンズのおすすめの海外名作ファンタジー小説「九年目の魔法」をご紹介します。記憶が二重になっているような感覚に陥る少女の物語となっています。ふと以前の記憶を辿ると、今目の前にあるものと相違があることに気づいていく少女の成長とその結末は最後まで見逃すことができないワクワク感があります。
おすすめの海外名作ファンタジー小説:四人のおばあちゃん
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
— いりなみーあ (@miia_irina) February 5, 2018
『四人のおばあちゃん』
久し振りに『かわいい挿し絵がある小説』を読みたくなって買ってしまった児童書。
作者は『ハウルの動く城』原作者。これの元は短編らしく、さっくり読める話でした。次はこの人の分厚い本読みたい。 pic.twitter.com/Gd5xgvc2LN
ダイアナ・ウィン・ジョーンズのおすすめの海外名作ファンタジー小説「四人のおばあちゃん」です。ファンタジーの女王という異名を持つダイアナ・ウィン・ジョーンズによる、四人のおばあちゃんをモチーフにしたユニークなファンタジー小説です。おばあちゃんたちにいろいろと言われ続けて嫌になった主人公エルグは魔法の機械を作ることになります。挿絵もあり、さくさく読み進めることができますよ!
世界中で読まれているロングセラーのファンタジー小説
おすすめの海外名作ファンタジー小説:はてしない物語

ミヒャエル・エンデのおすすめの海外名作ファンタジー小説「はてしない物語」をご紹介します。ファンタージエン国という国は滅亡寸前状態にさらされています。なんとか救うには人間の世界から子供達を連れてこなければならないのです。そんな内容の本を読んでいた10歳の少年はぼくだ!と叫んだ途端に本の中に吸い込まれていくという不思議で人気の高いファンタジー小説です。
おすすめの海外名作ファンタジー小説:モモ

ミヒャエル・エンデのもう一冊のおすすめの海外名作ファンタジー小説「モモ」です。もっとも有名な児童文学と名が高い一冊で、時間どろぼうと、ちょっと一風変わっている女の子によるファンタジー小説です。児童文学というくくりではありますが、大人になった今だからこそ読んでほしい素敵な一冊です。あの頃の大事な気持ちを思い出すことができるかもしれません。
おすすめの名作ファンタジー小説を読んでみよう!

日本と海外に分けておすすめの名作ファンタジー小説をご紹介しました。あなた好みのファンタジー小説は見つかりましたか?たくさんの作者によるファンタジー小説がありますので、ぜひいろいろな作品を読んで模索してみてください。ストーリー展開で結末もその小説によって全く異なります。どれ一つとして同じ小説は存在しないのです。

日本の名作ファンタジーと海外の名作ファンタジーは、それぞれ雰囲気も違います。ぜひどちらも読んでみて良さを知ってみてください。ファンタジー小説には読んだ人を引きずり込んでくるような魅力がつまっています。作者によって生み出された独特でワクワクするような世界観の小説に、あなたも足を踏み入れてみましょう!