トマトのプランターでの育て方まとめ!土や肥料・水やりの仕方など
もぎたてのトマトを食べたいと思いませんか?プランターでもコツさえ分かれば、簡単にトマトを育てることができるんです。プランターでのトマト栽培のポイント、土やプランターの形の選び方、水やりの方法など、育て方について順番にご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
目次
- トマトのプランター栽培は難しいって本当?
- プランターでトマトを育てる前に知っておこう
- トマトを育てるのに適したプランターは?
- トマトのプランター栽培は土と肥料が大事
- プランター栽培での水やり方法は?
- トマトのプランターに支柱を立てよう
- トマトのプランターで気を付けたい病気や害虫は?
- プランターのトマトに花が咲いたらこれをしよう
- トマトのプランター栽培での上手な脇芽の取り方は?
- プランター栽培のトマトを収穫しよう
- トマトのプランター栽培での追肥の方法は?
- トマトをプランターで育てるときのポイントは?
- プランター栽培のトマトを収穫した際の保存方法は?
- 収穫後のトマトをおいしい料理にしよう
- お弁当のおかずにもおすすめのトマト料理は?
- トマトのプランター栽培におすすめのグッズは?
- プランター栽培は簡単!トマトを気軽に育てよう
トマトのプランター栽培は難しいって本当?
わたしも、来年はプランタートマト栽培に挑戦する予定です🍀
— smileきよし (@yotayota121212) January 26, 2018
トマトの育て方は難しいイメージがありますが、プランターでの育て方も、コツさえつかめば簡単に実がつきます。トマトの育て方に慣れたら、毎年、育てることができます。新鮮なトマトが食べられるようになるのは嬉しいですよね。プランターでのトマトの栽培はおすすめですので、ぜひチャレンジしてみましょう。
お友達と一緒に野菜がやって来た....でかい...何これ(南瓜)
— ネギあん (@negigetupearly) November 9, 2017
昨日はプランタートマトも収穫して 秋の味覚をいただきました。#夏野菜 #葉が枯れたら #収穫 #甘いじゃん pic.twitter.com/0UmumW5X4l
菜園初心者のプランターでの育て方でおすすめなのは、トマトの苗を買うことです。種から育てると、発芽までの間の手間や時間がかかります。その点、トマトの苗をホームセンターなどで購入すれば、植え付けをするだけで簡単に育てることができるんです。苗を選ぶ際は、葉の先が枯れかかって黄色くなっていないもの、葉がみずみずしくて元気なトマトの苗を選ぶようにすると良いでしょう。

プランターでトマトを育てる前に知っておこう
お風呂😃🛀上がりの冷えた自家製プランタートマト🍅朝摘んで冷やして置きました、ビール🍻と一緒にいただきます🍴🙏 pic.twitter.com/w7s9dA4DKV
— 平山結実とケンシロウ🐶 (@YUKADAYO1992) October 4, 2017
トマトの育て方をご紹介する前に、もう少しトマトについて知ってみましょう。トマトは、なす科の1年草の植物です。原産は南アメリカで、初夏になると黄色いかわいらしい花がつき、みずみずしい真っ赤な実をつけてくれます。甘みと酸味が人気のトマトは、イタリア料理などでも使われて、日本でも大変人気の野菜です。
季節はすっかり秋。プランタートマトもそろそろ終わり。脇芽を挿して増やしたのも含めてトータルで300個以上のミニトマトとミニじゃないけど小さいトマトが収穫できた。味も甘くてなかなか良かった。来年もやろう。 pic.twitter.com/VlUF91TfxU
— ぼんじん (@Bonezine) September 16, 2017
トマトは栄養価が高いと注目されており、老化やガンを予防する抗酸化物質なども含まれています。その他には、ビタミンCやビタミンE、カリウム、リコピンも含まれていて、食物繊維も豊富なんです。美容や健康を気にする女性からも人気の野菜ですので、積極的に取り入れていきましょう。

トマトを育てるのに適したプランターは?
トマトの上手な育て方①プランター選び

トマトの育て方でまず最初に気をつけたいのは、プランターの選び方です。土がたっぷり入る深めのものが良いでしょう。植え付けに適した時期は、5月頃です。早めにプランター、土、肥料などの準備をしておけば安心ですよね。土が20リットルは入る大きさがおすすめで、深さは30~40センチあるものが安心です。トマトは、深く根を張る植物ですし、通常のトマトもミニトマトも、苗の背が高く伸びるので大きな鉢がおすすめです。

プランターが大きく、深めのものを選んでおくと、トマトの苗も大きく成長させやすくなりますので、その分、たくさん実がつき、たくさんの収穫を楽しむことができるようになります。ベランダ栽培ですと、場所に限りがありますが、できるだけ大きなプランターを準備しておきましょう。上手な育て方のポイントです。

トマトのプランター栽培は土と肥料が大事
トマトの上手な育て方②土と肥料について

トマトの苗をプランターに植え付ける際のポイントをご紹介していきます。まず、プランターに鉢底石をつめて、土がもれないようにしていきます。トマトを育てる際の土は、「野菜用培養土」がおすすめです。「野菜用培養土」には、あらかじめ肥料などが混ざっている土が多いですので、追肥までは肥料を入れる必要がないんです。

ホームセンターなどで「野菜用培養土」を準備する際は、あらかじめプランターの容量を確認して必要量の土を買うようにしましょう。また、その際には追肥用の肥料も一緒に揃えておきましょう。トマトの苗に適した肥料は、野菜専用の肥料で大丈夫です。追肥をするタイミングは、一番最初についた果実がピンポン玉位のサイズになってきた頃が肥料を入れる目安です。ミニトマトは適度に育ってきたら肥料を入れてください。

プランター栽培での水やり方法は?
トマトの上手な育て方③水やりについて

トマトのプランター栽培で重要になってくるのが、水やりです。水やりの頻度が少なすぎても、水やりの頻度が多すぎてもいけません。基本は、土の表面が乾いてきたら水やりを行います。見た目が乾いていて水やりをしようとしても、中の部分はまだじゅうぶん湿っていることがあるので、水やりはまだ少し早かったりしますので、注意が必要です。

苗を植え付けたばかりの頃は、根の張り方が不安定なので、水やりの管理はしっかり行うようにしましょう。苗を植え付けて二週間くらいの間は、土があまり乾かないように水やりの調整が必要です。水やりをする際は、鉢底から水が出てくるくらいしっかりと水やりをすると良いでしょう。土の乾き方の見極めは、最初は難しく感じますが、慣れると簡単です。水やりは適度に行ってください。

トマトのプランターに支柱を立てよう
トマトの上手な育て方④支柱の立て方

トマトのように実がたくさんできる野菜の苗は、支柱を立てることが必要になってきます。実の重みで、茎が倒れてしまいますので、必ず支柱を立てるようにしましょう。支柱を立てる際は、真っ直ぐ、鉢底までしっかりと支柱を差し込んでいきます。茎は成長とともに大きく太くなりますので、支柱と茎を結ぶ際は、八の字にきつくなりすぎないように結ぶようにします。

支柱を立てることによって、真っ直ぐの茎に育つように誘引できます。プランターでも、たくさんトマトの実がなるようにできることはしっかりと行うことが大事です。プランターのトマトは少しの手間とコツで、トマトの実をつけるようになるので、がんばって育てましょう。

トマトのプランターで気を付けたい病気や害虫は?

トマトにつく害虫の中でも、代表的なものをご紹介します。早めに見つけたら、駆除は簡単ですので、毎日きちんと観察しておきましょう。プランターで育てているトマトの葉に、小さな穴があいているときは、オオタバコガの幼虫がついている可能性があります。また、プランターのトマトの葉が、白い筋がついていたり、白い模様が見えたら、トマトハモグリバエを疑いましょう。

トマトの病気で代表的なものは、「萎ちょう病」や「根腐病」などです。トマトは連作を嫌う野菜ですので、同じ土で毎年育てることは避けましょう。また、低温多湿の時期に、「疫病」の病気にかかることがありますので、注意が必要です。また、腐った果実などから病気になる場合もありますので、その都度取り除くことが必要です。

プランターのトマトに花が咲いたらこれをしよう

トマトの苗には花がついている苗が多くあります。一番最初についている花房を、そのまま育てるか育てないかがポイントになってきます。植物は、種をつける、子孫を残すために実をつけるので、初果は摘み取ったほうが良いという考えもあります。

初果を摘み取ると、子孫が残せないとトマトが勘違いしてどんどん実をつけるということなので、もったいないですが、一番最初の花房は摘み取るようにしましょう。また、植え付けて間もない頃に花が咲いて、それをそのまま置いておくと、花に栄養がいくので、苗が育たないという理由もあります。大きく立派なトマトに育てるためにも、もったいないですが初花は取り除くようにしましょう。

トマトのプランター栽培での上手な脇芽の取り方は?

トマトを育てる場合は、一般的な育て方は、脇芽かいて一本仕立てにしていく方法です。一本柱のほうが、育てる側も管理が簡単になるのでおすすめです。脇芽を摘み取らずに放置しておくと、あちこちに枝が伸びてしまい、良いトマトが実りません。脇芽は必ず取るようにした方が良いでしょう。
大きさがバラバラな我が家のプランタートマト。
— ほほほ(ちょっと黒い) (@tamukitchen) August 4, 2017
今年は今までで一番収穫できてますが、赤くなるのを待ちすぎると割れてしまうので収穫のタイミングが悩みどころ…😅 pic.twitter.com/e4CdBTxr3x
葉茎の根本から出ている芽を脇芽といいます。そのまま放っておくと、何十センチにも育ってしまいますので、見つけたら他の茎や実を傷つけないように、手で摘み取ります。脇芽をするタイミングは、晴れの日が良いでしょう。湿気や濡れたりしていると、傷口が乾かない間に病原菌が発生する恐れがあるからです。必ず晴れの日に行いましょう。

プランター栽培のトマトを収穫しよう

プランターのトマトが実をつけてきたら、どんどん収穫していき、毎日の料理などにどんどん活用していくと良いでしょう。収穫時期の見極めは、トマトの種類によって色々なので、見極めは慣れるまで難しいでしょう。赤くなっているので収穫したのにおいしくないことも最初はありますので、色づいてからの収穫時期を少しずつずらしながら、食べ比べてみると良いでしょう。

一般的に、プランターでのトマトの収穫は、赤く色づいてから数日間は枝につけたままにしておいて完熟させる方法がおすすめです。赤くなってからどのくらいの期間を置くかは、種類によっても異なりますが、完熟トマトは甘みが増しておいしいですので、完熟させてから収穫するようにしましょう。

トマトのプランター栽培での追肥の方法は?

プランターでトマトを栽培してから、追肥のタイミングは、初めて実がなってからを目安にすると良いでしょう。トマトの肥料は、リン酸が多いものを選びます。トマト用の肥料も売られていますので、色々と探してみると良いでしょう。

初めて追肥をしてから、その後は、実がなるごとに追肥する方法か、2~3週間おきに追肥する方法とがあります。生育の様子を見ながら、追肥するようにしましょう。適度な追肥により、トマトがたくさんできます。

トマトをプランターで育てるときのポイントは?

プランターでトマトを栽培するのは、それほど難しくはありません。ですが、やはり初めてのときは戸惑うことも多いです。トマトの苗の選び方や、土や肥料、プランターの準備、脇芽の仕方、水やりの方法など、ひとつずつ確認しながら、栽培すると良いでしょう。
プランターを使ったトマトの育て方の動画が、大変参考になりますのでご紹介します。トマトの栽培は慣れたら難しくはありませんので、トマト作りにぜひチャレンジしてみましょう。

プランター栽培のトマトを収穫した際の保存方法は?

トマトは生のままでは冷凍保存できませんので、なるべく新鮮なうちにおいしくいただくのがおすすめです。赤く熟した完熟トマトは、とっても甘くておいしいですので、毎日の食卓に並べるのが一番良いでしょう。大量のトマトが収穫できた際は、加工して保存しておくのがおすすめの保存方法です。
トマトを加工して保存する場合は、トマトの水煮を作るのがおすすめです。トマトの水煮をたくさん作っておけば、いざというとき便利です。トマトの水煮を保存する瓶は、雑菌が入らないように、あらかじめ煮沸消毒をしておくのがポイントです。

収穫後のトマトをおいしい料理にしよう

収穫したての新鮮なトマトを、毎日の食卓に並べてみましょう。まずは、グリーンサラダの上に切り分けて、生のままおいしくいただくのがおすすめです。完熟トマトの味わいは、一度食べたらやみつきになるので、また来年も育ててみようと感じるはずです。

生の完熟トマトを堪能したら、トマトを調理して、トマトソースのパスタ、ピザ、トマト煮込みなどもおすすめのレシピです。市販のトマトや、トマト缶と違って、味わい深いトマトの味がクセになります。自家製トマトでケチャップなども作れますので、ぜひ色々な料理で楽しんでみてください。

お弁当のおかずにもおすすめのトマト料理は?

トマトはお弁当のおかずにもおすすめの野菜です。赤色が綺麗な野菜ですので、お弁当の彩りを良くするのにも一役買ってくれるのがトマトです。ミニトマトはお弁当につめやすいですので、お弁当のおかずに入れたい場合は、大きなトマトではなく、ミニトマトの栽培が良いでしょう。

大きなトマトをお弁当に入れたい場合は、生よりも調理してからのほうがおすすめです。チーズトマト焼きなどのおかずにすれば、水分が飛ぶので、お弁当にも入れやすくなります。自家製トマトはおいしいですので、ぜひお弁当にも活用していきましょう。

トマトのプランター栽培におすすめのグッズは?
プランターと土がセットになっているトマトグッズがおすすめです。あとはトマトの苗を買うだけで簡単に栽培を始められます。トマトを気軽に育ててみましょう。
ハートの鉢がかわいいミニトマトの栽培セットはかわいいと評判です。大きく育てたい時は、大きな鉢に植えたほうが良いですが、鑑賞用を兼ねる場合は、これくらいの大きさでもじゅうぶん育ちます。

プランター栽培は簡単!トマトを気軽に育てよう

プランターでトマトを育てるのは、コツさえ押さえたら意外と簡単にトマトの実を収穫することができるんです。プランター、土、肥料、支柱を準備して、元気なトマトの苗を植えてみませんか?すくすく育つトマトの成長を見守って、おいしいトマトを収穫していきましょう。
