セルフカットでショートに挑戦!失敗しないためのコツを紹介!
ショートヘアは形崩れが早いです。美容室にカットしに行く暇がないというときに、セルフカットでメンテナンスが出来たらとても楽になります。今回は、ショートのセルフカットをする上で、失敗しないためのコツを順序を追って紹介していきます。
目次
- 女性のセルフカットって難しい?
- セルフカットなら自分の好きなヘアスタイルに!
- 女性でもセルフカットでショートにばっさり切る人も!
- ショートのセルフカットに必要な物
- ショートのセルフカットを始めよう!
- ショートのセルフカットは生え際から切ろう
- ショートボブのセルフカット方法
- ショートボブのセルフカットの毛量調整
- セルフカットのショートボブの質感調整
- セルフカットショートボブの仕上がり
- ショートレイヤーのセルフカット
- ショートレイヤーのセルフカット方法
- ショートレイヤーの毛量調整
- ショートレイヤーの質感調節
- ショートのセルフカットで失敗しやすい所は?
- ショートのセルフカットは少しずつ慣れていくことが大事
- ショートのセルフカットに挑戦してみよう
女性のセルフカットって難しい?
整ったヘアスタイルをキープするためには、美容室でプロに切ってもらうのが最適です。しかし、どうしても時間がない時などは自分で切ってしまいたいと思うことはありませんか?実は、いつもセルフカットでカットを済ませているという人も多くいます。

そういった人たちはしっかりとコツを抑えているからうまく切れるのです。少し難しいですが、コツさえ抑えれば大きく失敗することもなく、素敵に出来るのです。そこで今回は、自分で出来るショートのセルフカットのコツをお伝えしていきます。
セルフカットなら自分の好きなヘアスタイルに!
ショートのヘアスタイルにしたい時に美容師さんに相談すると、長い方が似合う、もったいないといった理由で断られることもあります。そんなことなら、好きなヘアスタイルに自分で切ってしましたいものです。セルフカットなら誰に文句を言われることもなく思うがままに切れますし、コツさえ押さえれば失敗を恐れることもなくなります。

また、スタイリストとなかなか意見が合わないということもありますよね。自分はこんな感じにしたいのに、スタイリストに反対されると、ついつい従ってしまいます。プロの意見は尊重したいものですが、全てスタイリストが正しいということはありません。セルフカットできるようになれば、いつでも好きな時に自分の好きなスタイルにカットすることができるのです。
セルフカットの仕方をご紹介
— 【AKROS】松本拓馬 (@taku68) May 24, 2018
なーんてね😝
器用の極み。✂#プロの技#セルフカット#皆はダメよ~ダメダメ笑 pic.twitter.com/udCHUdCRaA
女性でもセルフカットでショートにばっさり切る人も!
髪の毛は不思議なもので、唐突に切りたいと思うことも多いものです。女性でもセルフカットでばっさりとショートにしたという人も実際に多くいます。しかし、ショートのヘアスタイルを切るにはコツをしっかりと理解していないと、大きな失敗に繋がる恐れもあります。
久々、セルフカット。
— Mio Yamane (@dramion828) March 3, 2018
長いのに飽きてきて、でも久々のショートのセルフはやる勇気が出ず、美容院に行こうかと思ったけど、美容院さほど好きではないのでお金が出せすと、自分で切った。ショートよりはちょっと長めかな。一応最後見てもらって、大丈夫だった。
久々やけど十分上手くできた。 pic.twitter.com/5IRUk7X0YU
いきなりバッサリはかなり勇気がいるものです。しかも失敗したら取り返しがつきません。女性は髪型によってかなり雰囲気が変わります。セルフカットでショートにする場合は、まずは少しずつカットして、慣れてきてからにすると良いでしょう。
ショートスタイルをセルフカットするコツは?
難しいと言われているショートスタイルのセルフカットも、慣れてしまえば意外と簡単に出来ます。コツさえ抑えれば誰だっていつでも髪を切ることが出来ます。ただし、上述したとおりコツが分かっていないと大きな失敗に繋がる可能性も大きくなってしまいます。

ショートのセルフカットに必要な物

美容師さんのようなケースにひとつにまとめてあるならば不足品はないでしょうが、一般家庭でそんなわけにもいきません。不足品があると、失敗や理想のヘアスタイルとかけ離れてしまう可能性も出て来ます。準備物を前もって準備しておくことでスムーズに手際よくカットが出来るので、事前に用意して手際よく進めていきましょう。
ショートのセルフカットで必要なもの【ハサミ】

裁縫用の裁ちバサミやキッチンハサミでカットしたという方もネット上にはいるようですが、ホームセンターやドラッグストアなどで売っているヘアカット用のハサミを是非とも準備して下さい。すきバサミも一緒に準備すると良いでしょう。100均などでも売っていますが、切れ味が悪いとダメージの原因に繋がり、枝毛・切れ毛の原因や失敗にも繋がるので、きちんとしたアイテムを使うのことをオススメします。
ショートのセルフカットで必要なもの【コーム・くし】

カットする時に、取った毛束を均等に整えるために必要になります。コームを使わないと、髪の毛がくしゃくしゃになってサイドの髪の毛の長さが違ってしまうこともあります。形・目の粗さはとくに気にしなくてもいいですが、あまりにも目が粗いと髪の毛をキレイに整えられない可能性があります。こちらも100均でも売っていますので、是非用意して下さい。
ショートのセルフカットで必要なもの【霧吹き】

髪の毛は乾いていると硬くて切りにくいので、濡らして切ることが望ましいです。最初に全体を濡らしても途中で乾いてくることもあるので、霧吹きを用意すると便利です。サイドの髪の毛を切るときに片方だけ濡れると長さの違いが出てしまいますので注意が必要です。こちらも100均でも購入可能ですので、是非とも用意して下さい。
ショートのセルフカットで必要なもの【ケープ・カットクロス】

カットする際に、切った髪の毛が服に付かないように必要になります。服に付いた髪の毛は意外と取れにくく、そのまま洗ってしまうと他の洗濯物にまで影響を与えてしまいます。画像はプロが使うものですが、簡単な物でしたらこちらも100均でも揃えられます。ゴミ袋に穴を開けて被ってもいいですが、首元が緩くなってしまうので、その際はテープで止めるのをオススメします。
ショートのセルフカットで必要なもの【シートor新聞紙】

カットする際に、椅子の下に敷く時に使うと後片付けがとても楽になります。レジャーシートだと何度も使いまわすことが出来るのでコスパはいいですが、髪の毛がくっつきやすいので注意が必要です。髪の毛はかなり散らばりやすいので、少し大きめなものをオススメします。新聞紙だとそのまま丸めて捨てれるので、新聞紙が最もオススメです。
ショートのセルフカットで必要なもの【ダッカール・ピン】

カットする際に髪の毛を分けとるのに使います。4本あるのが望ましいですが、最低でも2本はあるとカットしやすいです。女性の髪の毛を止めるバナナクリップを代用しても構いません。狙った部分を切ったり、サイドの髪の毛を分けたりする際に重要になってくるので、ぜひご用意してください。
ショートのセルフカットを始めよう!
それでは早速ショートのセルフカットを始めましょう!まずはしっかりと髪を濡らしましょう。乾いていると硬くて切りにくいので、濡らすことによって髪の毛が切りやすくなります。それと、カットするときは初めに切った部分を基準に切っていきます。あまりにも長い人は、初めにおおまかな長さに切ってしまった方が、切りやすくなります。サイドの長さは最も重要なので慎重に切りましょう。

切る前に、事前に準備したものをしっかりと身の回りに置いて下さい。椅子の下にシート・新聞紙を敷いてカットクロスを付けて、目の前には少し大きめな鏡、それで準備は完了。それでは手順をしっかり追って、順番にセルフカットを始めていきましょう。女性の髪の毛は長くて相当量の髪の毛が出ますので掃除の準備をしておくと便利です。
ショートのセルフカットは生え際から切ろう
カットする際に切る髪の毛が多すぎるとハサミが負けてしまい、キレイに切ることが出来ません。そこで邪魔な髪の毛を避ける必要があります。下の写真のように耳より前と後ろに分け、サイドは上下に2段・バックは3段に分けて、ブロッキングしておくと、スムーズに進みます。

生え際に近いところのサイドとバックから切っていくと、長さの間違いも出にくくなります。特にサイドの髪の毛は前から見えるのでとても重要です。髪の毛は濡れていると少し伸びるので、気持ち長めに切ると短くなりすぎるといったこともなくなりますので、長めに切ることをオススメします。女性のヘアスタイルでは特に前から見た長さが重要になってきますのでよく確認して切り進んでください。
ハサミの入れ方について

カットしていく上で、ハサミを真横に入れてしまうと切り口がパツンと出てしまいます。そうすると変に重みが出たり、動きが出にくくなったりしまいます。出来ることならばハサミは縦に使い、ギザギザに切ることをオススメします。そうする事によってカットの馴染みもよくなってきますし、女性のヘアスタイルで大事なふんわりとした毛先の動きを表現することが出来ます。
ショートボブのセルフカット方法
女性に大人気のヘアスタイルのショートボブ。揃った切り口と重めなフォルムが特徴の可愛らしいスタイルです。そのまま乾かしただけでも可愛いですし、カールアイロンで巻いてあげても可愛いショートスタイルです。サイドの長さを変えることで前下がりや前上がりといった変化も楽しめます。そんな人気のショートボブスタイルの切り方を説明します。

写真のようなヘアスタイルにするなら、初めに切った耳上・襟足の上に乗っけて同じ位置で切っていきます。1段目を切ったら、2段目のピンを外して重ねて切っていきます。真っ直ぐ切るのが苦手という方には、カチューシャを横に向けて、定規の様な役割で使うのがオススメです。

あまり飾りの付いていないカチューシャを使って、真っ直ぐに切るための目印にする様に使います。これによって、誰でも簡単に真っ直ぐに切る事が可能になります。下の髪の毛を切ったらピンをはずし、同じ位置で重ねて切るというのを繰り返して切っていきます。その際に髪の毛浮いてしまい下に引っ張り過ぎると、乾かした時に長さが合わなくなってしまうので注意して下さい。
ショートボブのセルフカットの毛量調整
次は全体の毛量調節をしていきます。ヘアスタイルで重たくなりやすいのは耳の後ろで、重点的に梳いていきましょう。髪の毛を一掴みして捻じった後に梳くと、自然に仕上がります。

その際に根元からハサミを入れすぎると、短い毛が立ち上がってしまい、修正の効かないことになってしまうので注意してください。表面に出てくる髪の毛は、根元付近から量を減らしてしまうとアホ毛の原因になるので、絶対にやめましょう。
毛量がかなり多い人や、髪質が硬い人はこちらの動画を参考にしてください。間違った毛量調整をしてしまうと、理想のヘアスタイルにならなかったり、大惨事に繋がったりする場合もありますので慎重に行いましょう。しかし、毛量を取らなさ過ぎても、頭が大きく見える原因にも繋がるので、慎重かつ大胆に毛量調整をしていって下さい。サイドの髪の毛は中間より先を梳くようにハサミを入れてください。
セルフカットのショートボブの質感調整

毛量調整の後は質感調整です。中間から毛先を梳くことで、毛先にふんわり感を与えます。先細にしていくイメージで梳きバサミを入れていきましょう。サイドは毛量が少ないので、梳きすぎるとパサつきの原因にもなります。確認しながら梳いていきましょう。手櫛で毛束が出来るぐらいを目安にすると丁度よく質感調整することが出来ますので、切ったら手櫛を入れてみましょう。

しっかりとした質感調整を行うことで、巻いた時の毛先の遊びを出すことが出来ます。反対に、あまり巻いたりせずにまとめたい方は少し控えめに調節をして、馴染ませる程度の方が合うと言えます。自分のライフスタイルに合わせて、カットしてあげると日々のお手入れも楽になります。サイドもしっかり梳けば毛束が出来やすくなり、動きが表現できます。
セルフカットショートボブの仕上がり

全ての髪の毛の毛先が同じ位置で揃っていて、毛先が内側に入り丸みのあるかわいらしいイメージのヘアスタイルになります。重めのヘアスタイルになっているので、しっかりと量感・質感調整をしないとモタッとした印象になってしまいます。ふんわりボブを目指すのならば、ハチ(頭の左右の出っ張っている部分)の少し下の毛量をしっかりと取ってあげると、髪の重なる位置で空間が出来て、軽い印象に仕上がるのでオススメです。

切り口が綺麗に真っすぐになっていると、オシャレ感が増します。少し下を向いて合わせ鏡で襟足の部分を見てみると、切り残したパサパサな髪の毛が出てくる場合がよくあります。美容師さんは襟足の部分の切り残しがないか何度もチェックして、一本も残しません。一通り切り終わったら確認して、まるで美容室での仕上がりのようなボブを目指しましょう。
ショートレイヤーのセルフカット
難易度は高くなりますが、ショートのレイヤースタイルも切ることができます。シャギーとも言われる、毛先が先細になるスタイルです。軽さや動きが出やすくなるのが特徴で、頭の骨格も綺麗に見せてくれる補正の効果もあります。

襟足もスッキリと仕上がるので首も細く見える万能スタイルで大人女性におすすめなのですが、セルフカットすると思った以上に短くなる可能性が高いので注意が必要です。

ショートレイヤーのセルフカット方法

ショートボブと同じく、サイド・バックからカットしていくと長さの失敗は少なくなります。ボブスタイルと大きく違う点は、頭頂部付近の髪の毛を真上(頭皮に対して直角)に引き出して切る点です。そうする事によって頭頂部と生え際の髪の毛に長さの差が生まれて、毛先が自由に動きます。
頭頂部で切った短い部分と、耳上・襟足の部分の間の髪の毛の切り方は、動画を参考にして下さい。髪の毛を下ろして下で切るのではなく、引き上げて頭皮に対して直角に近い角度で切ることによって段差を作り出します。そうする事によって、レイヤーの特徴的な毛先の動き・軽さを表現することが出来る様になります。
ショートレイヤーの毛量調整

レイヤースタイルの場合は、ボブスタイルよりもしっかりとした毛量調節が必要になってきます。重たくなりやすい耳後ろの髪の毛やハチ下の部分はしっかりと調節することをオススメします。
そうすることによってレイヤーの長所である軽さと動きを、より一層強調することが可能になってきます。耳後ろの部分は、思い切って根元付近から量を取ってあげましょう。
ショートレイヤーの質感調節
毛量調節が終わったら質感調節です。こちらもボブスタイルの時よりもしっかりと調節していきましょう。中間から毛先に向けて先細になるように、表面の動きが欲しい部分はねじりながら梳いてあげることによって、ランダムで丁度良い質感調節をすることが出来ます。ワックスを付けた時のことを想定して、手に水を付けてスタイリング剤のように髪の毛を動かしてみると、程よい質感が分かってきます。

このような束感を出すことも可能になりますので、全体を触ってどこが重たいのか、パツッとした切り口になっている所はないか確認しながら梳いていくのが、レイヤースタイルをうまくセルフカットするコツになります。襟足の少し上の部分は重さが溜まりやすいので、合わせ鏡をするなどしてよく確認することをオススメします。

レイヤースタイルは、頭頂部の髪の毛の引き出す角度や長さで丸みの出てきかたも変わります。短くしてしまうと後戻りは出来ないので、自分の求める丸みやシャープさがどの程度なのかをイメージして切ることで失敗もなくイメージ通りにカットすることが出来る様になります。
ショートのセルフカットで失敗しやすい所は?
ショートのヘアスタイルで失敗しやすいのは、長さではないでしょうか?特に、襟足とサイドの長さを失敗してしまうと、ヘアスタイル全体のバランスが崩れてしまいます。

サイド・襟足をカットする際は、何度もしっかりと確認するようにしましょう。初めから完璧にセルフカットするのは難しいですが、大きな失敗をすることなく楽しく自由にセルフカットに取り組んでください。

ショートのセルフカットは少しずつ慣れていくことが大事

難しいイメージだったショートのセルフカットも、これらのコツを押さえればそう難しくもありません。初めから完璧にイメージ通りに切ることは難しいかもしれませんが、今回のセルフカットのコツを全て押さえて臨めば美容師さん顔負けのセルフカットも可能になるかもしれません。
お伝えした2つのスタイルを組み合わせて切ると、上の二枚の写真のような更に女性らしいスタイルを切ることも出来る様になります。ボブスタイルにレイヤーを入れるという構成で、かなり難易度は上がりますが、慣れてきたら是非ともチャレンジしてみて下さい。
ショートのセルフカットに挑戦してみよう
ショートヘアのセルフカットのやり方やコツについてまとめました。女性のヘアスタイルの中で、ショートのヘアスタイルが最も難しいといわれています。サイド・バックの長さ決めや、丸さの残し方などで女性らしさを演出しないとボーイッシュになりすぎてしまいます。そんな難易度の高いショートのヘアスタイルをセルフカットできれば、ミディアムやロングも簡単にカットが可能になります。

今回ご紹介したショートのセルフカットのやり方やコツを参考に、ぜひ思い切ってセルフカットに挑戦してみてください。セルフカットで素敵なショートヘアの女性に変身しましょう。