ビーフシチュー『リメイク＆アレンジ』のレシピ集！残り物が人気の献立に！

とにかくリメイクメニューが豊富で、色々なメニューにアレンジできるのがビーフシチューのいいところ。本当に手軽に人気メニューにリメイクできるものから、ちょっと手を加えて残り物とはわからない豪華な一品に生まれ変わらせるものまで、いろいろな人気アレンジメニューを一挙に紹介します。

まず挑戦してみたいのが、オムライスへのリメイク。いつものオムライスに残りのビーフシチューをかけるだけで、あっという間にデミグラスソースのオムライスに早変わりです。人気のカフェメニューみたいでオシャレですよね。こんな風に薄焼き卵をキュッとねじってドレスドオムライスにすると、さらにオシャレ度が上がりますよ！

オムライスの卵の中に包むライスもいろいろアレンジを楽しめます。ケチャップライスにしたり、バターライスにしたり、ガーリックライスにしたりと、さらにバリエーションが広がります。ビーフシチューにしっかり味わいがありますから、もちろん白ごはんでもいいですね。卵とビーフシチューを合わせると、ふんわりまろやかで食べやすくなりますし、お子さんも大喜びしそうです。

さらにオムライスの上にのせるトッピングを工夫すれば、もっとごちそう感が増したアレンジになります。こちらのようにステーキをのせると、残り物とは思えないほどグッと豪華に！他にも魚のフライや人気のカツをのせたりしてもボリュームがアップして、食べ応えも増しますね。たくさん食べる旦那さんも、これならおなか一杯大満足です。

最初からつくって煮込んだりすると、それなりに時間も手間もかかるハンバーグですが、ビーフシチューをリメイクすれば、味もバッチリ決まって時短になります。普通にハンバーグを作って、あとは残りのビーフシチューで煮込むだけです。ハンバーグを煮込むことで、肉の味わいがビーフシチューのルーにもプラスされるので、相乗効果でさらに美味しくいただけるんですよ。

ビーフシチューの具にお肉が余っていたら、それも細かく刻んでひき肉と一緒にこねてハンバーグに入れちゃいましょう。また、濃厚な味わいのビーフシチューに負けないように、中に人気のチーズを入れてチーズINハンバーグにアレンジするのもいいですよね。また、ハンバーグの具を小さく丸めてミートボール風にするのもおススメですよ。小さなお子さんも食べやすいですね。

残りのビーフシチューでハンバーグを煮込む時に、きのこやお好みの野菜なども入れて煮込めば、かさ増しにもなりますし、さらに野菜のうま味も加わって、残り物とは感じさせない別メニューにアレンジできます。仕上げに生クリームやバターを加えるのもおススメです。また、ワインを加えて煮込むと、グッと本格的な味になりますよ。

続いて人気なのは、ドリアへのリメイクです。耐熱皿にバターを塗ってごはんをしきつめ、ホワイトソースをのせます。そして上から残りのビーフシチューをかけます。たっぷりのチーズとパン粉をかけて、オーブンで焼き上げれば、たちまち部屋の中にいい香りがただよいます。チーズがとろけて、ビーフシチューは香ばしくなって、また違った味わいが楽しめますよ。

さらにもう一工夫！スライスしたゆで卵やブロッコリー、プチトマトなど、お好みの具材をトッピングすると、見た目も鮮やかになって食欲をそそりますよね。大きな耐熱皿で作れば、ホームパーティなどのおもてなしメニューにもぴったりではないでしょうか。また、小さなお皿で作れば一人分づつ食べやすく、平日の一人ランチにもおススメです。

ホワイトソースがなければ、もちろん残りのビーフシチューをかけるだけでも大丈夫。オーブンやトースターで焦げ目がつくまで焼き上げれば出来上がりです。チーズはとろけるチーズでもピザ用チーズでもお好みで！たっぷりかけるとチーズがとろけて抜群の美味しさです。

ビーフシチューを贅沢なパスタソースとして使うのも、ちょっと意外なアレンジ方法です。ボロネーゼやミートソースのような本格的な味わいの人気パスタが、時間をかけずに残り物でできるのは本当にうれしいですよね。いつものパスタメニューのレパートリーを増やすことができそうです。

同じパスタでも、ペンネを使ってリメイクすると、また印象が変わります。フランスパンを添えて、一緒に食べると美味しさが倍増！お店のパスタメニューのようでオシャレな仕上がりです。ベースは牛乳を使って少しのばすのがポイントですよ。

アレンジボロネーゼの作り方は、まずひき肉を炒めて、ビーフシチューを入れて煮込みます。そこにウスターソースを加えて、生クリームも入れます。塩コショウで味をととのえれば出来上がり。パスタにかけて、食べる前にたっぷりとパルメザンチーズをかければ、ワインとも相性抜群です。

パスタには平打ち麺やニョッキ、細麺などいろいろなタイプがありますから、どの組み合わせが美味しいか食べ比べてみるのも楽しいですよ。味付けする前、子ども用にリメイクする分を取り分けて、ひとつはケチャップで食べやすくお子様パスタ、もうひとつはワインで大人用パスタに、と作り分けることもできるのがリメイクの便利なところです。

パスタのアレンジでもう一品。耐熱皿にゆでたスパゲティを入れビーフシチューをかけて、ウインナーやベーコンをトッピングしたあと、チーズをたっぷりかけてオーブントースターでチンすれば、洋食やさんで出てきそうなスパグラに早変わりです。焼く前にチーズの上にパン粉をふりかけても香ばしさがプラスされて美味しいですよ。

スライスしたトマトやナスをのせるのもおススメのアレンジです。チーズをのせて焼き上げるとちょっとヘルシーなスパグラになりますよ。また、スパグラにアレンジする時は、パスタをゆでる前に半分に折っておくと食べやすくなります。

ビールのおつまみにも喜ばれそうなのが、春巻きへのアレンジ。水で戻した春雨を、ビーフシチューに入れて煮込み、片栗粉とゴマ油を加えてとろみをつけます。冷ましたものを春巻きの皮で包んで、カリッと色よく揚げればできあがりです。

濃厚なビーフシチューの味に飽きたら、優しい味に変化させてみるのはいかがですか？鍋にビーフシチューの残りと牛乳を入れて煮立たせ、ごはんを加えて煮込みます。お好みの固さになったら、こしょうとチーズを加え、チーズが溶ければできあがり。ちょっとお腹の調子が悪い時にも食べやすい、優しい味わいの一皿へのリメイクです。

冷凍パイシートを使って、手軽にアレンジすることもできます。スパイスとカレー粉、ひき肉を炒めてビーフシチューを入れ、それをパイシートに包んで切れ目を入れ、オーブンで焼けば、ミートパイの出来上がり！手づかみで気軽に食べられるので、持ち寄りホームパーティに持っていくと大人気になりそうです。

ビーフシチューを包むのではなく、器に入れてその上からパイシートをかぶせて焼き上げれば、ビーフシチューポットパイ風にリメイクできます。レストランのコース料理に出てきそうな素敵な一品に仕上がりますね。特別な日やクリスマスのディナーにもぴったりです。パリパリサクサクのパイをくずしながら食べるのも楽しいですよ。

さらにビーフシチューポットパイのこんなにかわいいアレンジも！スヌーピーはマッシュポテトで作り、ゴマなどで顔を作ってあるそうです。スヌーピーがビーフシチューのお風呂につかっているみたいですね。食べるのがもったいないくらいです。こんな風にいろいろなキャラクターなどをシチューにあしらってみるのも楽しいアレンジですね。

リメイク自由自在のビーフシチュー、コロッケにもなっちゃいます。ビーフシチューをさらに加熱して少し水分を飛ばします。そこの小麦粉を少しずつ足して、固くしていきます。丸めやすい固さになったら、小麦粉、卵、パン粉の順につけて、180度の油でキツネ色になるまで揚げます。外はカリッと中はとろーり。感動の美味しさです。

ごはんとビーフシチューを混ぜたものをコロッケのタネにして、パン粉を付けてあげればライスコロッケにもなります。ちょっとカロリーオフを意識するなら、パン粉をつけた後オーブンで焼き色がつくまで焼きます。揚げないヘルシーコロッケの出来上がり！ダイエット中でも罪悪感なく食べられちゃいそうです。

メキシコ風アメリカ料理のタコスをごはんにのせたタコライス。家庭では作るのが難しいかなと思ってしまいますが、実は簡単！にんにくのみじん切りをオリーブオイルで熱し、そこにひき肉を加えて炒め、火が通ったらビーフシチューを加えます。ケチャプと醤油を加えてさらに煮詰め、水分が無くなれば完成。アボカドやお好みの野菜と一緒にごはんにのせます。焦げないように注意！

ちょっと豪華に骨付きのラム肉を使って煮込み料理にアレンジする方法もあります。残りのビーフシチューにラムチョップを入れてコトコト煮込むだけ。骨からも美味しいうま味が出るので、さらに味わい深いスープに仕上がります。玉ねぎやアスパラなど、お好みのグリル野菜を添えて。

とにかく簡単なのに、オシャレにみえるリメイクがビーフシチューパン。パンをくりぬいて、そこにビーフシチューをつめるだけです。でも、カフェメニューみたいにオシャレにみえるからインスタ映え抜群！パンのふたを開ける時のサプライズ感もありますよ。パンをちぎってビーフシチューにつけながらいただきます。

食パンをすこしくりぬいて、ビーフシチューをいれて、トースターで焼き上げればちょっと香ばしいあつあつの朝ごはんに。こんなメニューが朝から出てきたら、ちょっとうれしいですよね。さらに卵をのせて目玉焼きトーストにするのもおススメです。一皿で大満足の朝ごはんになります。

鍋にちょっとだけ残ったルーがもったいない…という時には牛丼へのリメイクを。沸騰させたお湯で薄切り牛肉を少しゆで、色が変わったら固くなる前に取り出します。肉のあくを取り除き、スライスした玉ねぎと醤油を入れてさらに煮ます。5分ほど煮たら牛肉を戻し、ここでビーフシチューを加えます。お玉一杯分あれば十分。いつもの牛丼がちょっとリッチな味にアレンジできます。

ビーフシチューをごはんと別々ではなく、カレーのようにごはんにかけて食べる、という方も多いのではないでしょうか。もちもちの五穀ごはんと合わせれば、ヘルシーカレー風のアレンジになりますよ。次の日に、特に手を加えずにアレンジしたいなぁ、というズボラさんにもぴったりのメニューですよね。

麺類のリメイクはパスタだけではもったいない！人気のうどんや中華麺とも合わないはずがありません。カレーうどんがあるならビーフシチューうどんがあってもおかしくない！ゆがいたうどんにケチャップとソースで味を調えたビーフシチューをかけてネギをトッピングすれば、デミグラうどんに早変わりです。

また、めんつゆで少しのばしたビーフシチューに、ゆでた中華麺を加えてひと煮立ちさせ、刻んだネギをトッピング。あればチャーシューものせてみてください。ちょっと和風のスープラーメンになります。これもまたくせになる味わいですよ。

リメイクしたいんだけど、残った量がちょっと少ない、ということもありますよね。そんな時はトマト缶やトマトジュースでかさ増しをしましょう。さらに野菜やきのこを加えて煮込みます。さらにオイスターソースを加えるとコクも出ます。

使い切るのが難しいときや、あえてストックして好きな時に残りのビーフシチューをリメイクしたい時は冷凍保存がおススメです。十分冷ましたあと、フリーザーバッグなどに入れて冷凍します。この時、具材のじゃがいもやニンジンなどはつぶしておきましょう。そのままだと解凍した時にスポンジ状になって味も食感も悪くなります。美味しくリメイクするために一工夫が必要です。

また、残りのシチュールーに菌が繁殖すると食中毒の原因になります。調理する前にしっかりと加熱することも重要です。まとめて冷凍してしまうと、解凍や加熱に時間がかかってしまうので、小分けにして冷凍するのが便利。およそ1カ月は美味しく保存できます。解凍時は、自然解凍すると余分な水分が出るので、電子レンジを使用するか、鍋に移して加熱しましょう。

いかがでしたか？オムライスやパスタにパイまで、あえてビーフシチューを多めに作って残りでリメイクを楽しみたくなるような、多彩なアレンジメニューがいっぱいです。実は、ビーフシチュー肉まん、ビーフシチューピザなど、紹介しきれなかったアレンジもたくさんあります。ぜひ、オリジナルの新しいリメイクメニューにも挑戦してみてはいかがでしょうか？