ドレスコードとは?フォーマルとセミフォーマルなどの違いを解説!
ドレスコードとはどういったものかご存知ですか?ドレスコードとはそもそもどういう意味があるのでしょうか?言葉自体は知っていても、詳しい種類や違いについては複雑なイメージがあるかもしれません。今回は、今更聞けないドレスコードについて徹底解説します!
目次
ドレスコードとは複雑なもの?
ドレスコードって何着て行くか迷う🤨
— ★asami★ (@asami0414xxx) March 28, 2018
そもそも、ドレスコードとはどういったものでしょうか?ホテルやレストランでよく見かける「ドレスコード」について、どのような服装をすればいいのかイマイチよく分からなかったり、理解が曖昧だと思ったことはありませんか?

ドレスコードという言葉自体は知っていても、普段の生活の中で頻繁に触れる機会がない限り、女性と男性でドレスコードが異なっていたり、フォーマルやセミフォーマル、カジュアルといった種類など、詳しい内容や違いについては、意外と分からないことも多いかもしれません。いきなりドレスコードが指定されて慌ててしまうことは避けたいですよね。
今さら聞けないドレスコード

そこで今回は、今さら聞けないドレスコードの基本からその種類、違いについて解説していきます。人生のあらゆる場面でドレスコードを上手く活用できたら楽しいですよね。大人のマナーとしてのドレスコードをしっかりマスターして、お出かけを一段と楽しくしましょう!

そもそもドレスコードとは何か?
ドレスコードとは服装に定められるルールのこと

ドレスコードとは、そもそも欧米の文化で生まれたものであり、日本語にすると「服装規定」と訳すことができます。つまり、服装に定められるルールということになりますね。人は見た目で約9割判断されるというように、ある場所に赴いたりイベントに参加する際にはそこに見合ったふさわしい服装をすることが大切です。また、ドレスコードでは女性と男性で着る服も全く異なります。

大人のマナーとしてのドレスコードとは
雰囲気を大事にしてるレストランにはドレスコードがあるんだよ
— エクサ (@exa_ex) April 9, 2018
ドレスコードとはどのような意味があるのでしょうか?なぜ必要なのでしょうか?それは、人生におけるあらゆる場所やイベント・行事や催事にて、その場にふさわしい格好をすることで、その場に参加する一人としてのマナーを守っていますよという意思表示としての役目があるからです。大人のマナー・エチケットとしてドレスコードを押さえておけば、いざその時に戸惑うことがなくなります。
ドレスコードの種類について

ドレスコードの種類は多種多様にあるため分かりにくい印象がありますが、基本のドレスコードの種類はいたってシンプルです。ぜひマスターしてしまいましょう!
押さえておきたいドレスコードとは

ドレスコードの種類は、フォーマル・セミフォーマル・カジュアルの3つに分けることができます。この3つを最低限押さえておけば、今後のドレスコードがある場面で活用できるでしょう。
フォーマルのドレスコードとは

フォーマルのドレスコードとは、ドレスコードの中で一番格が高い服装規定であり、「正礼装」とも言われています。例えば皇室行事といったものから、高級ホテルでの催事など、非常に格式が高いイベントで用いられます。
時間帯によっても異なるドレスコード

時間帯によってフォーマルの服装が異なり、女性ですと昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレスが指定されます。日常生活の中ではフォーマルが指定される機会は頻繁にありません。
セミフォーマルのドレスコードとは

フォーマルの次に格式が高いとされるセミフォーマルのドレスコードとは「準礼装」とも言われ、フォーマル(正装)に準じている服装のことを指しています。

「セミ」という言葉が示しているように、セミフォーマルはフォーマルの服装ほどかしこまる必要はなく、一般的には入学式や卒業式などの式典や、結婚式といった催事でお呼ばれした際に指定されるケースが多いです。
カジュアルのドレスコードとは
カジュアルにおけるドレスコードとは、フォーマルと私服の中間に位置する服装です。「カジュアル」と聞くと、普段着ているような私服のラフな格好というイメージがありますよね。しかしドレスコードとして指定されるカジュアルは普段着とは異く別物なので注意が必要です。
男性・女性に関係なくドレスコードではカジュアルが一番格が下ですが、私服はそのままカジュアルに直結しません。サンダルやスニーカー、Tシャツ一枚という格好はドレスコードではご法度です!
フォーマルとセミフォーマルの違い
セミフォーマルがよくわからんけど
— べりーさ (@Li626_q244) March 20, 2018
今、あたしが着ていこうとしてるやつがセミフォーマルじゃないと分かってももう遅いので、これで貫こう
ドレスコードにおいて、フォーマルに次ぐ服装としてセミフォーマルがあるということは分かりましたが、フォーマルとセミフォーマルの2つは名前も似ていて、なんだかややこしいイメージがありませんか?ここでは、フォーマルとセミフォーマルの違いについて解説していきます。
セミフォーマルはフォーマルより幅が広い!

フォーマルとセミフォーマルの違いについてですが、セミフォーマルの方が使われる場面が多いということが挙げられます。フォーマルは非常に格が高い式典や最高級レストランなので用いられるので、普段の生活では頻繁にはありません。それに対してセミフォーマルは、結婚式や子どもの入学式、お呼ばれパーティなど実生活でもあらゆる場面で登場します。
女性のセミフォーマルのポイント
女の子のドレスコードは
— 低気圧きらい🐞(まりか) (@marika3ma2018ri) March 19, 2018
難しいのぅ……
あらゆるシーンで使われることが多いセミフォーマルを押さえておけばすぐに役立てる場面があるかもしれません。女性・男性別に、すぐに使えるセミフォーマルを着こなしを合わせてご紹介します!
女性のセミフォーマルですが、注意したいのが時間帯によって同じドレスコードでも着こなしが全く異なるということです。基本的に、昼よりも夜の方が衣装が華やかになることがポイントで、昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレスを着用します。
女性のアフタヌーンドレスの特徴
こちらがアフタヌーンドレスですが、アフタヌーンドレスの特徴としては、ワンピース型で柄は無地を基本として派手すぎないことがポイントです。また、スカート丈はくるぶしかそれ以上の長さで、肌を露出させすぎない衣装であることも特徴です。
女性のイブニングドレスはより華やかに

ドレスコード全般に言えることですが、一般的に昼よりも夜の方がより華やかな衣装になります!イブニングドレスも昼と同様にワンピース型ですが、その素材はサテンやベルベットといった豪華な生地で、昼よりも肌の露出も比較的大きくなることが特徴です。身に付ける靴やジュエリーも、より華やかなものを選ぶことがポイントです。
男性のセミフォーマルのポイント
セミフォーマルを知った
— Ryuki Miwa (@flowshining) March 17, 2018
男度あがったなこれ
男性のセミフォーマルのドレスコードとは、黒や紺、グレーといった暗めの色のスーツと黒の革靴、そしてネクタイというスタイルが一般的です。女性に比べると男性のドレスコードのバリエーションは少なくなりますが、その分男性的らしいきっちり感を出すことがポイントです!

基本のドレスコードのスタイルに慣れてきたら、遊び心を服装にプラスするとドレスコードが一層楽しくなります。男性の場合ネクタイをファッションアクセサリーととらえて、ネクタイの柄を異なるものに変えてみたり、シャツのカラーを普段とは違ったものにしてみるのも楽しそうですね。

ちなみに男性の靴ですが、黒の革靴であればセミフォーマルにおいては間違いありません。ただ、場の雰囲気や時期によっては、黒以外の茶色といったダークカラーの靴も活用するとコーディネートの幅がぐっと広がります。

ドレスコードが指定される場所とは
場所別のドレスコードとは

あらゆる場面でドレスコードというものは存在しますが、いざ慌てないためにもどのような場所で指定されているのかあらかじめ把握しておきましょう!
華やかなパーティーやファッションショー

豪華なパーティーやファッションショーでは基本的にドレスコードがあります。セミフォーマル、もしくはカジュアルである場合が多いです。
高級レストランや格式の高いホテル

高級レストランや豪華クルーズでは、ほとんどの場合ドレスコードがあります。自分自身が楽しむためにドレスコードがあることはもちろんですが、特にレストランや豪華クルーズになると、他の来客者と格を合わせるといった意味でドレスコードは重要視されます。
気軽なカジュアルパーティ

友人同士の気軽なパーティやお呼ばれパーティの時でも、ドレスコードがある場合があります。この場合のドレスコードはカジュアルの場合が多いです。カジュアルなパーティでは比較的服装の自由度が高いので、女性であれば普段使いもできるようなワンピースやブラウスをチョイスしてみるとより幅が広がります。
結婚式などの冠婚葬祭や催事

社会人になると必然的に冠婚葬祭の機会が増えますが、結婚式をはじめとする催事でもドレスコードがあるのでしっかり把握しておきたいですね。

高級レストランやホテルでのドレスコードとは

高級レストランでのドレスコードとは、どのような服装かはあらかじめレストラン側が設けている場合がほとんどなので、絶対にこれが正しいという服装はありません。
レストランで外さないドレスコード

ただ、レストランでのはずさないドレスコードは存在します。この画像のような大人っぽく見えるきれい目のスタイルであれば問題ありません。靴はヒールのあるものを履いて、脚をより美しく見せるためにストッキングを履くと、より上品なイメージを醸し出すことに一役買ってくれます。
結婚式におけるドレスコードとは

結婚式におけるドレスコードとはどのような服装でしょうか?社会人になってドレスコードのある催事の定番といえば、結婚式へのお呼ばれが挙げられますね。結婚式でのドレスコードをきちんと把握して、いざ招待されたときの定番の服を持っていれば戸惑うこともありません。
ゆーたんの結婚式何着てこう👗
— はるのん♡ (@ungrid0204) March 4, 2018
絶対お洒落な人の集まり。悩む~
男性の場合は、ダーク系の色のスーツもしくは、ビジネスで着用しているスーツでも問題ありません。ジャケットの中にベストを着るとよりかっちりした印象を与えることができます!女性の場合は、着物やパンツスタイルのすっきりした格好でもOKですが、やはり定番は華やかなイメージを与えるワンピースです。ここぞという時のためにお気に入りの一着を持っておきたいです。

結婚式のドレスコードでの注意ポイント
冠婚葬祭の一環である結婚式では、暗黙の了解としていくつかのタブーがあるのでぜひ押さえておきましょう。結婚式では、あくまでも新郎新婦が主役なので白い衣装は避けるのがベストです。誰にでも似合う無難な色として全身黒い格好の人がいますが、結婚式において全身黒は、喪服をイメージさせてしまうため色使いを工夫しましょう。
また、着る衣装がどのような素材でできているかということにも注意が必要です。結婚式において毛皮や革素材の衣装を身にまとうことは「殺生」を連想させるとされているため、縁起が良くないものとして避けられています。
差別化するなら色で工夫!

せっかくの晴れの日の結婚式への参加なら、お洒落をしてきれいに見られた方が嬉しいですよね。一辺倒の格好にならないための差別化ポイントとして、女性であればドレスの色を工夫してみましょう。華やかな場なので、ダークカラーよりもピンクや明るめのグレー、大人っぽいネイビーなどがその場をより引き立てます。

ドレスコードでこだわりたい髪型
今日は友達の結婚式でした。
— [YUKI] (@haru_yuki525) April 21, 2018
とっても可愛くて仲の良さが伝わるいいお式でした(๑ÖㅁÖ๑)♡
髪のセットも好きな感じにしてもらえてHAPPY!!! pic.twitter.com/bsAX1b31aM
ドレスコードとは、服装と合わせてヘアースタイルも含まれています。特にフォーマルとセミフォーマルのドレスコードでは、女性はアップスタイルヘアーが定番です。髪が短い場合は、編み込みやヘア用のアクセサリーを使用してセットアップをするのがいいでしょう。
簡単かわいいくるりんぱヘア
ドレスコード似合うアップのヘアスタイルの例を挙げると、簡単かわいいくるりんぱスタイルが凝っているように見えるのに簡単にセットアップできるため、手軽に華やかな雰囲気を作り出すことができます。ぜひチェックしてみてくださいね。
男性のヘアスタイルは爽やかさ重視

男性のヘアスタイルでは、ショートやベリーショートのヘアースタイルが爽やかでかっちりとした印象を与えることができるので、どのドレスコードでもマッチします。
身に付けるアクセサリーや小物も重要
ドレスコードとはファッションアクセサリーも含まれている

女性の場合は、ピアスやネックレス、指輪など身に付けるジュエリー・アクセサリーもトータルで服装とみなされるため、ドレスコードによって身に付けるものが服装とマッチしているかを常に気にかけることが大切です。

女性の場合は、昼は気品があるパール系のジュエリー、夜は昼よりもさらに光沢があるきらびやかなものが好ましいです。服装の場合と同様に、結婚式では黒のアクセサリーは避けましょう。

注意したいドレスコードとは
ドレスコードの事前確認はマスト!
明日のドレスコードを確認しそびれた
— りんどう (@lindow_k) January 16, 2017
事前にどのようなドレスコードが指定されているかしっかりとチェックしておくことは、その場を楽しむために非常に大切です。よくあるケースが、指定はないが暗黙の了解としてドレスコードを求められる場合です。当日になって、服装と場所のギャップがあって恥ずかしい思いをするといった状況はできるかぎり避けたいですよね。

服装と場所が合わないと、その場を心から楽しむことが難しくなってしまいます。ホテルやレストランの場合であれば、ホームページ上でドレスコードの情報が載っていることが多いので必ずチェックしましょう。もし見つけられない場合は、電話して問い合わせてみることが確実です。どのようなドレスコードがあるのかをきちんと確認して、準備を万全にしておきましょう!
ドレスコードにおけるNGな格好
普段着は完全にアウト

基本的にドレスコードが指定されている場合は、服装の細かい指定がある場合は除いて男性・女性関係なく、いつも着ている普段着でそのまま行くことは避けてくださいね。
普段着でよく利用されることが多い服装、例えばジーンズやTシャツ、スニーカーやサンダルなどはドレスコードにおいてはカジュアルすぎる格好なので避けましょう。
ドレスコードとは楽しむもの!
ドレスコード楽しいなぁ〜(o^^o)
— ほずみ㌠☆ (@hozuming) March 18, 2018
ドレスコードとは知れば知るほど奥が深いものですが、難しく考えすぎるとかえって腰が重くなってしまいます。3つの基本「フォーマル・セミフォーマル・カジュアル」をしっかりと理解し上手に活用して、ドレスコードがある場への参加をより一層充実させたいですね。

今回はドレスコードとは何かということについて解説しました。ドレスコードとは、服装のマナー・ルールーのことであり、その場にふさわしい服装をして楽しむためのものです。女性も男性も、大人のマナーとしてのドレスコードを身につけて、明日からのお出かけをもっと楽しくしていきましょう!