ほうれん草のスープ人気レシピまとめ!和風・洋風からクリームも
ほうれん草にはいろいろな栄養が含まれています。ほうれん草を、簡単・おいしく食べる方法でおすすめなのが、ほうれん草のスープ。和風も洋風もアレンジしやすいので、とても人気なんです。どんなスープがあるのか、人気のレシピをご紹介しましょう。
目次
栄養も彩りもおまかせ!人気のほうれん草スープ

緑黄色野菜の1つ、ほうれん草は鮮やかな緑色で食卓を彩ります。ほうれん草には高い栄養価があり、β-カロテンやビタミンC、鉄などのミネラルも多く含まれています。その効力は、貧血や便秘、美肌や風邪予防などに効果があると言われています。

栄養が豊富なので、ほうれん草のスープを献立に足すだけで、野菜不足を補うことができますね。ほうれん草はきれいな緑色だから、彩りも鮮やかになります。今回は、ほうれん草を使った人気のスープレシピをご紹介します。日々の献立に、加えてみてください。

ちょっとひと手間でおいしくなる!ほうれん草の茹で方

大きめのお鍋に1Lのお水と塩をひとつまみ入れて沸騰します。塩には、ほうれん草の色止め効果があり、鮮やかな緑色に仕上がります。

根元部分を約20秒ほど茹でてから、残りの葉の部分を入れ、約10秒ほど茹でます。お湯の中でほうれん草を裏返し、約10秒ほど茹でたら取り出して湯切りします。ほうれん草の大きさによって茹で時間を調節してください。茹ですぎると、食感も彩りも損なうので気をつけましょう。

湯切りしたほうれん草は、冷水にさらすとアク抜き効果があり、青野菜独特の、苦みやえぐみを抑えることができます。このちょっとしたひと手間で、ほうれん草はおいしく鮮やかに調理できるのです。スープ作りの下準備に活用してみてくださいね。

ほうれん草の和風スープおすすめレシピ

ほうれん草の和風スープといえば、かきたま汁、すまし汁、お味噌汁が人気のようです。かきたま汁は、ほうれん草の緑色と、卵の黄色で華やかさを彩ります。ほうれん草のすまし汁は、豆腐やお麩などで上品さを演出します。アサリや白身などの魚介類や、しめじなどのキノコ類、白菜や大根などの野菜を使っても相性良く仕上がります。
あたしの作る晩御飯
— sexy lady …yura👠 (@atashino_anyo) April 23, 2017
今日は
アサリ飯
ほうれん草のかきたま汁
チキン塩焼き
もやし炒め
茶碗蒸しぃ➰➰➰🍓#お料理クラブ pic.twitter.com/sd4lZa8HW7
ほうれん草のお味噌汁は、人参や揚げなど、具沢山で食べるスープに仕上がります。簡単でおいしい和風スープは、献立に合わせて作れるのがベストです。
ふわふわ卵がたまらない!ほうれん草のかきたま汁

ほうれん草のかきたま汁のレシピです。ほうれん草は下茹で3cm幅に切っておきます。卵は溶きほぐしておきましょう。片栗粉大さじ1を、倍量の水(大さじ2)で溶いておきます。お鍋に水600cc、だしの素小さじ1を入れて煮立たせます。次に、塩小さじ1/2、薄口しょうゆ小さじ1、ほうれん草を入れて味を整えます。水溶き片栗粉を細く回し入れ、ひと混ぜしたら火を止めます。
☆ほうれん草と玉ねぎのかきたま汁☆
— 美噌元misogen (@misogen_online) September 4, 2015
材料
・ほうれん草
・玉ねぎ
・油揚げ
・たまご
・美噌元ブレンド味噌 まろやか
玉ねぎスライスとほうれん草を入れて火を止め味噌を入れ煮立たせ、たまごを入れます♪ #味噌汁 #レシピ pic.twitter.com/TmWSaj3dmg
とろみはお好みでOKです。とろみをつけると冷めにくいので、寒い冬に温かいスープが味わえます。中華スープや鶏がらを使うと、和風から中華スープにもアレンジできます。

ほうれん草は火を通し過ぎると、食感と色が損なわてしまうので、食べる直前に入れた方がよいでしょう。ふわふわ卵に仕上げるためには、とろみをつけてからしっかり煮立ててから、卵を流し入れましょう。溶き卵が上手くできないときは、穴あきお玉に溶き卵を入れて流すと、きれいなふわふわ卵になります。

ほうれん草とふわふわ卵の相性は抜群です。少し手を加えて、プライパンで炒ったゴマを少量入れると、風味と香りのアクセントになりますよ。和風だしの他にも、鶏がらや中華スープの素を使ってもおいしいかきたま汁ができます。
上品な味わいのほうれん草と豆腐のすまし汁

ほうれん草のかきたま汁のレシピを応用して、豆腐のすまし汁も作れます。卵の代わりに絹ごし豆腐(木綿でもOK)を使います。片栗粉は使用しません。
❤️鶏胸のしっとりみそ焼き
— やちゅー (@yachuuuuuuu) June 6, 2017
❤️アンチョビポテト
❤️ほうれん草と豆腐のすまし汁
❤️焼たらこ
❤️豚肉と大根の煮物(昨日の残り)
#やちゅー食堂 pic.twitter.com/PPft8tMjYx
調理中にアクが出たら、こまめに取り除きましょう。濁りのないすまし汁になります。薄口しょうゆを使うと、すまし汁の色が濃くなり過ぎず、きれいな色に仕上がります。

ほうれん草と豆腐と一緒に、しめじやえのき、玉ねぎや人参などを入れると、具材の色が鮮やかになり、目で楽しめる和風スープに仕上がります。
具沢山で大満足!ほうれん草のお味噌汁

ほうれん草のお味噌汁のレシピです。ほうれん草は下茹でして3cm幅に切っておきます。うす揚げ1/2枚は、熱湯をかけて油抜きし、お好みの大きさに切っておきましょう。お鍋に、水600ccとだしの素小さじ1を入れて煮立たせます。次にうす揚げを入れ、軽く火を通します。火を止めて、みそ大さじ2を溶かし入れ、ほうれん草を入れたら再び火にかけ、ひと煮立ちしたら完成です。

みそには、合わせみそや減塩みそなど種類によって分量を調節してください。お味噌汁は、沸騰し過ぎると具材の色味を損ない、とろみが出てしまうので気をつけましょう。

お味噌汁は食べる和風スープです。さつまいもやじゃがいも、きゃべつや白菜など、冷蔵庫で余っている食材を活用することができるのが、嬉しいですね。ほうれん草の濃い緑色と合わせて、いろんな食材で、栄養と彩りを取り入れてみてはいかがでしょうか。
お麩を使って上品な和風スープにチャレンジしよう

お麩には、小鞠のような可愛い形や、花の形をした物など種類があるので、豆腐の代わりに入れると、上品な和風スープに仕上がります。レシピは、ほうれん草と豆腐のスープと同じになります。

ほうれん草の洋風スープ人気レシピ
ほうれん草の洋風スープで人気なのは、ポタージュスープ、コンソメスープです。洋風スープは、パンにつけてもおいしく食べれます。ポタージュスープは、野菜と牛乳をミキサーにかけて作る洋風スープで、栄養たっぷりです。きれいな緑色のとろ~りスープになります。
とろ~りおいしい!!ほうれん草のポタージュスープ

ほうれん草のポタージュスープのレシピです。お鍋にバター20gを入れ、スライスした玉ねぎ1/2個を炒めます。下茹でしたほうれん草1束も加え、さらに炒めます。火を止めて水100ccを入れ、液状になるまでミキサーにかけます。再びお鍋に戻し、牛乳400ccと固形コンソメ1個、塩こしょうを加えて混ぜながら加熱したら完成です。

牛乳を加えたら、焦げつかないように気をつけましょう。牛乳の代わりに豆乳を入れるとヘルシーなポタージュスープに仕上がります。コンソメや塩こしょうの量は、お好みで調節してください。ほうれん草の量と牛乳と水の量を調節すると、スープの色や濃さが調節できます。

ポタージュは人気の洋風スープです。ほうれん草にミルクを混ぜたきれいなグリーンスープで、食卓は華やかになるでしょう。スープの上に、クルトンや生クリームを飾ったり、ゆで卵やトマトで盛り付けると、彩りもボリュームもアップします。見て楽しい、食べておいしいほうれん草の洋風スープは、おしゃれな1品です。
具材の旨味が染みだすほうれん草のコンソメスープ

ほうれん草のコンソメスープのレシピです。ほうれん草1束を下茹でし、3cm幅に切っておきましょう。玉ねぎ1/2個とウインナーをお好みの大きさに切ってください。お鍋に水800ccと固形コンソメ2個、玉ねぎとウインナーを入れて火が通るまで煮込みましょう。具材に火が通ったら、ほうれん草を入れ、塩こしょうで味を整えたら完成です。
本日の昼食!
— オアシス札幌 (就労継続支援B型) (@oasis_sapporo) April 23, 2018
・きのこのミートスパゲティ
・コールスローサラダ
・ほうれん草とえのきの玉子コンソメスープ
いただきます!😆#オアシス札幌 pic.twitter.com/UQZEDqnWvF
ほうれん草のコンソメスープは、野菜やベーコンなど、具材の旨味を引き出してくれる洋風スープです。

コンソメには、コンソメ味の他に、チキンコンソメ味や野菜コンソメもあります。お近くのスーパーやネット通販で購入できます。使い分けていろんな味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ウインナーは切らずにそのまま使ってもgoodです。ハーブ入りや燻製ウインナー、魚肉ソーセージもおすすめです。じゃがいもやしめじ、春雨などを入れてもおいしく仕上がります。
ほうれん草の洋風スープもおしゃれにアレンジ

ほうれん草のポタージュスープは、盛り付けもいろいろアレンジができます。スープ皿の大きさやデザインを工夫するだけで、食卓をおしゃれに飾ることができます。マグカップや透明なカップを使っても、ほうれん草ポタージュのグリーンが映え、料理に彩りを加えることができます。
ほうれん草ポタージュのグラタン

たくさん作ったスープは、アレンジでいろんなメニューに変身させましょう。ポタージュスープに、マカロニやベーコンを混ぜ、チーズやトマトをのせてオーブンで焼くとグラタンになります。グラタン皿にご飯を敷いて、ポタージュスープと卵、チーズをのせてオーブンで焼くとドリアに変身です。いろいろ試してみたくなりますね。
ほうれん草スープのリゾット

ほうれん草のコンソメスープをお水の代用として、お米と一緒に煮込みます。最後にチーズを入れてリゾットの完成です。
ほうれん草のスープカレー

ほうれん草のコンソメスープ300ccにカレー粉を10g入れると、スープカレーになります。スパイスが足りないときは、鷹の爪やニンニクなどを足しても良いでしょう。カレー粉の代わりに固形のカレールーを入れると、程よいとろみがつきます。

たっぷり楽しめるほうれん草のクリームスープ

ほうれん草のクリームスープは、牛乳や生クリームをベースにしたスープです。厚切りベーコンやじゃがいもなど、具材をたっぷり使うと、食卓のメインにもなります。

ほうれん草のクリームレシピです。ほうれん草1束を下茹でし、3cm幅に切っておきます。玉ねぎとベーコンをお好みの大きさに切ります。お鍋にバター10gを入れて玉ねぎを炒め、さらにほうれん草とベーコンを混ぜて炒めます。水400ccと固形コンソメ1個を入れ、煮立ったら弱火にして、シチューの素1/2箱を入れて溶かします。最後に牛乳400ccを入れ、塩こしょうで味を整えます。
牛乳を加えたら、焦げつかないようにゆっくり混ぜましょう。ほうれん草の彩りが気になる方は、他の具材が沸騰してから、牛乳を入れる前にほうれん草を入れると良いでしょう。スープの具材にペンネやマカロニを使うと、食べるスープにアレンジできます。鮭や鶏肉、さつまいもなどもスープの具材におすすめです。

アレンジ簡単!ほうれん草のクリームスープ
ほうれん草の豆乳スープ

牛乳の代わりに豆乳を使うと、ヘルシーな豆乳のクリームスープに仕上がります。こってり味のスープがお好きな方は、とろけるチーズや粉チーズをトッピングすると濃厚クリームスープが味わえます。
ほうれん草のクリームパスタ
ほうれん草とサーモンのクリームパスタ #ぴぴごはん pic.twitter.com/uQhQbEzlig
— ぴ (@PiccoLo__o) April 25, 2018
ほうれん草のクリームスープに、茹でパスタを絡めると、クリームパスタの完成です。簡単にアレンジできるのが嬉しいですね。味が薄いときは、コンソメや塩こしょうで味を整えましょう。
お弁当と相性バツグン!ほうれん草のスープを1品プラス

昼食のお弁当と一緒に、ほうれん草のスープはいかがですか?夏は冷たく、冬は温かいスープで疲れを癒しましょう。お弁当に1品プラスするだけで、腹持ちも良くなりますよ。野菜たっぷりのスープは、食事バランスにも効果的です。


ほうれん草のスープ人気レシピに挑戦してみよう

ほうれん草のスープは和風も洋風もクリームも、人気があるメニューばかりです。簡単、おいしい、きれいな彩りで、食卓も明るくなりそうです。しかも、栄養価も高いので、不足しがちなビタミンや鉄などを補えて一石二鳥ですね。

ほうれん草のスープは、同じ緑色でも、調理方法や食材の分量で彩りが変化するので、目で見ても楽しめます。ほうれん草は下茹ですれば、冷凍保存も可能なので、いつでも使いたいときに調理できるのも魅力です。人気のほうれん草スープ、みなさんもチャレンジしてみてください。

