結婚報告をメールやラインでする時のマナーは?上司や友人への例文を紹介
今回は結婚報告をメールやラインでする時のマナーや、結婚報告の例文などをご紹介しています。メールで結婚報告をする人は増えていますが、やはりしっかりとマナーを守って報告したいものですね。どうせなら皆に祝福されるような、素敵な結婚報告をしてみましょう!
目次
- 結婚報告はメールでも大丈夫!
- 結婚報告を送るタイミングは?
- 結婚報告をメールするなら相手に合わせよう
- 仕事場に結婚報告を伝える方法は?
- 仕事場でも新密度によってはメールが使える?
- 友達への結婚報告はメールでもOK?
- 結婚報告のメールの内容は?
- 結婚式を挙げる場合のメールの例文は?
- 結婚式を挙げない場合のメールの例文は?
- 結婚後仕事を続けるかどうかも大事
- 結婚して名字が変わった時の報告例文は?
- 友達にラインで結婚報告する時の注意点
- 友達が多い場合の結婚報告の方法は?
- 結婚報告をラインでする時の注意事項
- 結婚報告をメールでするなら相手選びから始めよう
- メールでの結婚報告がNGな世代は?
- はがきで結婚報告をする場合の例文は?
- マナーを守って結婚報告をしよう!
結婚報告はメールでも大丈夫!

結婚報告などの嬉しい報告に限ったことではないですが、大事な報告をする時にはやはり直接会って報告するのがマナーとして知られて来ました。でも最近では、最低限のマナーさえ守れば、結婚報告をメールで行う人も増えていると言います。メールはビジネスでも使うものなので、案外マナー違反にならないんですね。以下に、結婚報告をメールでする際のマナーなどをご紹介します。

結婚報告を送るタイミングは?
メールでも同じタイミングで!

結婚報告をメールでするか、直接伝えるかどうかも迷い所ですが、同じくらい迷うのがどのタイミングで報告をするかです。基本的には、入籍もしくは挙式の1~2か月以内がベストのタイミングと言われています。結婚報告をする人のメールなどをリストで作っておいて、すぐに報告出来るように準備しておきましょう。入籍や結婚式が終わったら、早めに連絡を心がけましょう。

結婚報告をする時期が、例えば年賀状や暑中見舞いなどと重なる場合は、同時に報告してもOKです。逆に同じ時期に別々の案内状を送るとなると、相手も二重に受け取ることになるので困ってしまうこともあります。結婚報告は相手に迷惑にならないようにすることも、マナーの一つと言えますね。

結婚報告をメールするなら相手に合わせよう
家族に結婚報告をする場合は?

結婚報告をメールでするかどうかで意見は分かれる所ですが、家族に対して結婚報告をする時には、直接会って報告するか、電話などで伝える方が良いとされています。結婚は人生でも重要なイベントでもあります。それを口づてでなく、メールで家族に報告するのは味気ないものです。自分の口からしっかりと結婚報告をするのがマナーとされています。

家族には口頭で伝えることが多い結婚報告ですが、親戚などに結婚報告をする時にも、出来ればメール以外で伝える方が良いでしょう。とはいっても、家族に知らせた時点で仲の良い親戚なら、家族から連絡が行くことは多いです。かと言って、報告しないのは相手側にも失礼です。近しい間柄だからこそマナーは必要なので、家族や親類にはメールで報告しない方が無難です。
メールがいい、出来れば家で一人で読みたいと言っていて、結婚報告じゃなかったけど、その形で知らせてくれて本当に良かった。シフト勤務で日曜も仕事が多いのに今日が休みだったことも本当に良かった。
— mina8 (@8minaco8) April 15, 2018
仕事場に結婚報告を伝える方法は?
基本はメール以外

仕事場であっても、直属の上司などに結婚報告をする場合は、メールで済ませるのはマナー違反になることも多いので、直接会って伝えるのがおすすめです。また、上司以外の同僚に結婚報告をする際でも、メールやラインを使わず、直接伝える方が印象も良く伝わります。同僚ならメールやラインでもと思うかもしれませんが、親しき仲にも礼儀ありを忘れてはいけません。

仕事場の同僚や上司であっても、結婚報告は出来ればメール以外で済ませたい所ですが、大きな会社になると一人ひとりに報告は出来ない場合もあります。また仕事関係の人でも、取引があるけれどそんなに親しい間柄ではない人もいます。これらの人達には、一人ずつ結婚報告をするのは大変ですし、親しくない相手に電話するもの大変です。ですので、相手によってはメールもOKです。

仕事場でも新密度によってはメールが使える?
結婚報告をメールでする場合

仕事関係の人に結婚報告をする時には、メールでもOKと書きましたが、よほど親しい間柄でなければ、ラインは避けた方が無難です。複数の人に結婚報告をする時には、メールはスマートな印象を与えますが、ラインだと簡単すぎて逆に嫌な印象を相手に与えることもあります。友達関係の人以外は、メールはOKでも、ラインはNGと言う事も覚えておきましょう。

仕事場で結婚報告をする時には、複数人にメールを送る場合であっても、メールで報告をして良いかなど上司に聞いておくのがベストです。もし結婚報告がメールでもOKと言うことでしたら、文面をマナー違反にならないように作り、出来れば文面も上司に見てもらうのがおすすめです。上司が年下の可能性もありますが、やはり直属の上司にはことわりを入れておくべきですね。

友達への結婚報告はメールでもOK?
意外とメール派は少数

家族や仕事場の人に結婚報告はもちろんですが、親しい友人などにも結婚報告はする必要がありますよね?友達関係なので、堅苦しいことをしなくても、メールやラインでもOKでは?と言う人は多いように見えます。ですが、ある統計によると、友達であっても結婚報告をする時には直接会ってと言う方が多いんです。これも親しき仲にも礼儀ありと言う事かも知れません。

普段良く会う友達にこそ、結婚報告をメールやラインではなく、会った時に報告する人は多いようですね。また、遠くに住んでいる友達にも、メールやラインではなく、電話で報告と言う人も多いです。報告を送りたい相手が沢山いる場合は、メールで結婚報告をすることもあるかもしれませんが、友人からしてみれば「味気ない」という印象をもたれることも多いそうです。

仲の良い友達に結婚報告をする時には、新密度に応じて対応を変える必要があります。学校の同級生くらいならメールでも良いかもしれませんが、親友にはやはり口頭で伝える方が良いでしょう。親友からしてみれば、大事なことをメールで済ませられるとがっかりされるかも知れません。メールを使っても良い相手は、新密度が高くない仕事仲間か親友以外の友達がおすすめです。
あんなメール送るって事は結構な内容なんだろうけど、
— みんみん (@160845) April 15, 2018
盛大なる脱退の否定か、結婚報告であってほしい(>_<)
こんなにメンバーの結婚を望んだ事今まで無いよ…
結婚報告のメールの内容は?
どんな相手に送るかによる?

結婚報告に使うメールの文面は、長すぎると逆にマナー違反になります。友達同士なら良いですが、仕事場での仲間内に出すメールは、内容もしっかりと確認しておきましょう。結婚報告をメールでする場合に載せる内容は「結婚の報告」「結婚式の案内」「仕事を続けるかどうか」を入れるようにしましょう。基本的にメールを送るのは仕事仲間ですから、この3つは必須項目です。

三つの項目は必須と書きましたが、結婚式は最近挙げない人も多いですが、もし結婚式を挙げるとしたら場所などはしっかりと載せましょう。式に相手を招待するかによっても、文面の内容は変わってきますので気をつけましょう。もちろん、結婚式を挙げる場合は、直属の上司は必ず呼ぶ方が良いです。ただ、仕事仲間であれば、新密度によっては逆に迷惑になるので気をつけましょう。
結婚式を挙げる場合のメールの例文は?
メールの宛先のポイント

結婚報告をする時に、もし結婚式を挙げる予定があるのでしたら、メールの文面には4つのポイントがあります。一つ目は、宛先についてです。大勢の相手にメールを送る予定があるからこそ、メールで結婚報告をするわけですが、CCなどを使うと宛先がびっしりなんてこともあります。一斉送信は便利に見えますが、大事な報告ですから、面倒でも一人一人に送るのがマナーです。
メールでも前置きが必要

結婚報告をメールでする場合も、マナーとして、一言前置きを入れておくのがおすすめです。手紙と同じように、「私事で恐縮ですが…」と一言入れるだけでも、相手の印象は良くなります。仕事場の仲間に送るメールですから、仕事の時と同じようにマナーを入れることで、相手にも失礼にならないで済みます。友人と仕事仲間に同じ文面で報告しないように注意が必要です。
メールで結婚式の有無も記載

結婚報告をメールでする時に、ポイントとして結婚式の有無についても書いておく必要があります。仕事場であっても、結婚式に招待する可能性がある人にメールを送るわけですから、職場仲間が参加しやすい日時や場所を書いておくのもマナーになります。また、結婚式の内容によっては、お金がかかることもありますので、相手の費用も出来れば書いておきましょう。
会社を辞めるかどうかも記載

仕事場の仲間にメールで結婚報告をする場合は、今後の方針なども添えておきましょう。結婚後も働くかどうかは、仕事の内容によっては重要です。もし結婚後もその仕事場で働くようなら「今後もご指導のほど、お願いします。」と一言添えておくと、相手の印象も良くなります。結婚式を挙げるなら、上記の4つのポイントを押さえて、失礼のないメールを送りましょう。
マジなりてえ 即寿退社 pic.twitter.com/YXbV8b2nq6
— 初夏ちゃん (@hota_vv) April 17, 2018
結婚式を挙げない場合のメールの例文は?
結婚式に招待しない人に向けたメールは?

結婚式を挙げるとしても、新密度によっては、招待したくない方もいらっしゃいます。その場合のメールの文面の例は、このような感じになります。「結婚式は海外で行う事が決まり、身内だけとなりましたので、ご招待出来ず申し訳ありません。」と添えてメールをしましょう。仕事場の仲間を結婚式に全員呼ぶとなると大変ですので、相手に不快な思いをさせない文面がおすすめです。

結婚式に呼べない人の文面は、上記の通りですが、結婚式自体を挙げない可能性もあります。そのような時の文面は「結婚式は行わず、親族のみの食事会となりました。」のような形で、結婚式を挙げない旨をメールで伝えましょう。結婚式は本人達だけでなく、会費制の時には相手に迷惑がかかることもあるので、最近は式を開かない人も増えているようですね。
結婚後仕事を続けるかどうかも大事
メールの際にしっかりと伝える!

仕事場の仲間にメールで結婚報告をする場合は、結婚後仕事を続けるかどうかもしっかりと明記しましょう。俗に寿退社なんて言いますが、結婚後に仕事を辞める女性も多くいます。新入社員なら問題ないですが、ある程度の管理職に就いている場合は、結婚後仕事を辞めることで会社に不利益がかかる場合もあるからです。結婚後に仕事を続けるかどうかの記載は必須です。
結婚後も仕事を続ける場合のメールの例文は?

結婚してからも会社を辞めない場合のメールの報告文面(例文)は、このような感じになります。「今後は仕事と家庭を両立出来るように精進して参ります。ご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願いします。」など、仕事を続けるかどうかは、しっかりと記載しましょう。
結婚後仕事を辞める場合のメールの例文は?

結婚報告のメールでは、仕事を続けるかどうかの記載は必須と書きましたが、仕事を続ける場合の例文はこのような感じになります。「結婚後は、退職させていただくことなりました。現在の私の担当業務については、後任者が決まり次第、後ほどご連絡させていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何とぞご理解のほどよろしくお願いします。」などと添えましょう。
私の将来の夢は寿退社
— 大路由梨🐰yuri (@yuuur_cos) April 20, 2018
結婚して名字が変わった時の報告例文は?
メールでもしっかりとした例文で!

結婚報告の中で、結婚後の名字が変わる場合などは、その旨も明記しましょう。例えば、このような感じの例文です。「結婚に伴い、名字が変わりました事をご報告させていただきます。新しい名字は●●となります。これに伴いメールアドレスも変更になりました事を、合わせてご報告させていただきます。」などのように、仕事場で呼び名が変わることも伝えておきましょう。
取引先に報告する必要はある?

結婚報告を取引先に報告する必要は、原則ありません。結婚自体がプライベートな事なので、仕事仲間でない限り、わざわざ連絡する必要はないんですね。ただ、名字やメールアドレスが変わった時には、取引先を混乱させてしまうこともあります。ですので、そのような場合は直属の上司に指示を仰ぎ、連絡する必要があるかないかを確認しておきましょう。

結婚して名字が変わった場合に、取引先に送るメールの例文は、このような感じになります。まず件名に「改姓のご報告」とした上で「私事で恐縮ですが、この度結婚して名字が変わることになりました。新しい氏名は●●となります。合わせてメールアドレスも変更になりますので、ご確認いただけますでしょうか?どうぞよろしくお願いします」などとすれば、大抵はOKです。
友達にラインで結婚報告する時の注意点

最近はスマホが普及したこともあり、ラインで友達に結婚報告をする人も増えています。ただ、友達にラインで結婚報告をしたら「残念だった。」との意見もあるので、軽い気持ちでラインを使わないようにした方が良いでしょう。大事な報告を、いくら親しいからと言ってもラインで送られるのは、相手に「親しい友達じゃないんだ。」と取られてしまう可能性もあります。

親しい友達であればあるほど、重大なイベントやお祝いごとがあった時に、直接報告をされたいと感じる人も多いです。確かに一人ずつ会えない可能性もありますので、メールやラインで済ませたいという気持ちはわかります。ただ、ラインは軽い印象を相手に与えるので、友達にしてもラインで済ませるよりは、直接会って報告された方が嬉しいのは間違いないです。
友達が多い場合の結婚報告の方法は?
メールにするかラインにするか?

どれだけ例文のようなしっかりと書き方をしても、ラインだと相手に良く思われない可能性があることも考えておきましょう。ただ、遠くにいる友達に電話しようと思った時に、普段余り電話しない相手に電話すると、逆に相手を混乱させてしまいます。そもそも電話番号を知らない友達もいることを考えると、メールやラインが便利な場合もあります。

メールやラインを使いたくない場合、親密な友達なら手紙を送ると言う事も出来ます。ただ、メールアドレスを知っていても、本人の住所を知らないという場合は多々あります。相手が引っ越しが多い人だと尚更です。そうなると、どうしても結婚報告の手段は、メールやラインになってしまうのは仕方のない所ではあります。知らせないよりはマシと割り切る事も必要かもしれません。
結婚報告をラインでする時の注意事項
グループラインには注意しよう!

結婚報告をラインでする時、グループラインには注意が必要です。メールもそうなのですが、ラインでもグループラインで一斉送信をしてしまうと「大事なことをグループで送るなんて!」と怒られてしまうこともあります。ですので、もしライン友達でも仲の良い人なら、グループ送信ではなく個別送信をするのが最低限のマナーとなります。

親しい友人には、グループラインを使わないのがマナーですが、逆に普段ちょっと話すだけの友達もいますよね?結婚式に呼ぶほどではないけど、知らせておこうかな?くらいの友達宛てなら、グループ送信でも問題ありません。例文などがない分ラインは便利ですが、メリットとデメリットを踏まえた上で、相手に失礼のないように報告をするようにしましょう。
結婚報告をメールでするなら相手選びから始めよう

メールで結婚報告をするなら、まずメールで送るべき相手と送らない相手をピックアップすることから始めましょう。前述もしましたように、メールで結婚報告をしても良い相手は「友人や仕事仲間」です。逆にメールで結婚報告をしてはいけない相手は「親族や目上の上司」などになります。メールは軽いイメージがどうしても付きまとうので、送る相手には注意しましょう。

メールで結婚報告をする相手をピックアップしたら、次にやるべきことは送付リストを作ることです。どの相手に送るかを決めておかないと、親密な相手に一斉送信をしてしまったり、関係のない取引先の相手に誤送信してしまう可能性もあります。面倒な作業かもしれませんが、一生に何度もない出来ごとですので、失敗のないように気をつけましょう。
メールでの結婚報告がNGな世代は?

メールでの結婚報告は、相手によっては大丈夫なことも多いですが、当然のごとくNGの世代の方たちがいます。例えば、目上の上司などには、メールで伝えるよりは直接伝えた方が良いでしょう。メールが当たり前の若い世代の人は問題ないですが、目上の上司は年配者が多く、メールにまだ抵抗のある方も多いです。大事なことをメールでするなんて!と思われないようにしましょう。

結婚報告自体を直接相手に伝えようと思っても、職場が大きな会社であればあるほど、全員に直接伝えるのは難しいです。とは言え、やはり直属の上司などには口頭で伝えるべきという習慣は根強く残っています。メールで重大な報告をするのは、タブーとも言われることが多いんですね。最近でこそ当たり前になったメールですが、相手によってはマナー違反になることもあります。
はがきで結婚報告をする場合の例文は?
例文の基本は同じ

相手の住所がわかるような親しい間柄の人に結婚報告をするなら、はがきを使うのも一つの方法です。ただ、はがきは書けるスペースが限られているので、わかりやすく短い文章を心がけましょう。もし入籍や結婚式の後に報告をする場合は、入籍した日時を記載するようにします。新しい旦那さんや奥さんの名前も添えると、相手の印象も良いですね。

はがきで結婚報告をする時の例文は、このような感じになります。「この度●月●日に結婚しました。まだまだ未熟な二人ですが、これから力を合わせて温かい家庭を築きたいと思っております。」などのように書けば、相手にも不快な印象を与えずに、しっかりと結婚報告も出来ますね。
マナーを守って結婚報告をしよう!
今回は、結婚報告をメールでする場合の例文やマナーなどを簡単にご紹介しました。メールであろうと口頭であろうと、相手に不快な思いをさせないのが最低限のマナーです。せっかくの祝い事ですから、皆にも祝福されたいですよね?しっかりとマナーを守って、結婚報告をしましょう!