1K6畳でもレイアウト次第で女子らしい部屋に!工夫で作る広見せリビング!
1Kで6畳の部屋は少し窮屈なイメージがありますが、レイアウトによっては広く見えて女子っぽい素敵な部屋になるんです。1K6畳にお住まいの方もこれからお部屋探しをする方も、リビングを女子らしいレイアウトの部屋にするための工夫をお教えします。
目次
狭い部屋を女子らしくしたい!
今までオタクしてたからほぼ部屋に居なかったから 6畳 女子 レイアウト でめちゃくちゃ検索してる
— (故)かすみ(ん) (@mmlepus6734) April 5, 2018
1K6畳にお住まいの女子の皆さん、お部屋が狭いとどうにもインテリアが楽しめず、物が溢れて女子らしさ皆無な部屋になっていませんか?また、一人暮らしの部屋と言えば1K6畳が主流の今、新生活に向けてお部屋をお探しの方も、条件を満たす物件が1K6畳で、思い描いていたライフスタイルからかけ離れてしまうなんてがっかりされている方も多いのではないでしょうか?
妹の部屋狭いのにきれいにしてて女子力高くて尊敬する。男に生まれたら妹と結婚したいw
— ( ¨̮ ) (@Sosogiguchi410) December 4, 2015
安心してください!1K6畳だって、レイアウトを工夫すれば狭さが気にならない女子らしい素敵なリビングになるんです。今回は1K6畳でも満足に生活できる広見せの工夫や、女子っぽいリビングのレイアウトをご紹介していきます。

6畳の大きさは地方によって異なる!?
畳1畳の大きさって、日本なら全国どこでも同じだと思っていませんか?実は関東と関西で若干サイズが異なるんです。京間といわれる関西の1畳のサイズは191センチ×95.5センチで、江戸間といわれる関東の1畳のサイズは176センチ×88センチと、関東の方が若干小さいんです。これを6畳分にすると、関東と関西では面積に約1畳分の差が出るんです。

これは、畳が広く使われるようになった室町時代の部屋の造りが関東と関西で異なったことに由来しているのだそうです。このことから現代に至っても、畳の大きさで表す部屋の広さが関西と関東で違ってくるのです。

このため、住む地域によっては想像していた6畳と実際の6畳の広さが違うなんていう事も考えられます。これからお部屋を選ぶという方は、部屋の縦と横の長さを調べて実際の面積をしっかり確認した方が良さそうですね。
1K6畳を女子らしい部屋にする前に
レイアウト変更の事前準備①不要なものを処分

早速レイアウトの変更と行きたいところですが、やっておかなくてはいけない事前準備があります。まず不要な家具やインテリアなどは先に処分してください。いつもそこに置いてあって見慣れている物は処分という発想に気づきにくいですが、よくよく使い道を考えると無くても良いものはありませんか?使っていないものが眠っているせいでリビングがさらに狭く感じてしまいます。
レイアウト変更の事前準備②:買い替えも厭わない
リビングのソファー大きすぎるからあとで買い換えないとなー
— たとぽよ (@Tatopon5) June 17, 2011
自分だけが使うには大きすぎる家具や家電もリビングを狭く見せている原因です。下取りやリサイクルに出して思い切って小さいサイズに買い替えてしまうのも手段の一つなんです。
レイアウト変更の事前準備③:新しく買うものは一つで二約以上こなすアイテムを

家具の買い替えや新しく購入する際は、「一つで二役以上こなす」を念頭において選んでください。例えば、ソファーとベッドの役割をするソファーベッドや収納付きのベッドやソファー、引き出しのついたスツールなどです。部屋に置くものが減れば、1K6畳でも女子らしいインテリアも楽しめますよね。
色使いが重要
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:色を使ったレイアウト
部屋の中の色使いは広く見せるために大切なポイントです。部屋の中でも大きい面積を占める壁や床は、白やベージュ、ライトグレーなどの淡い色でまとめてみましょう。さらに広さを重視する方はリビングに置く家具もナチュラルなカラーで統一すると、より広く見せることができます。

もとからリビングの床が濃いめの色という部屋はナチュラルカラーの大きめのラグで床を覆ってしまうのもおすすめです。更に色使いで気をつける点は色の種類です。部屋の中のレイアウトを見渡したときに様々な色や柄が入り乱れていませんか?1K6畳の部屋では、色や柄の種類が多いとごちゃごちゃした印象が避けられません。

レイアウトをナチュラルカラーに統一して、その他の色の数も減らすことで、広く見えて清潔感のある女子の部屋が完成するんです。
収納も工夫できる
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:収納を作るレイアウト
1K6畳の悩みどころと言えば収納の場所ではないでしょうか?洋服や本など一つ一つは場所を取らないものでも目に入るとごちゃごちゃした印象になりますよね。しかしながら収納スペースは限られてしまっています。そんなときには部屋の中に収納できる場所を作ってしまえばいいんです。

ベッドや棚の下に空いているスペースはありませんか?そこは収納スペースにできるんです。ベッドや棚の下を収納スペースにする場合は、収納ケースのサイズを統一して整理された印象にするのが1K6畳の部屋を女子っぽくするコツです。

また、低めのチェストは収納とドレッサーを兼用することができます。さらに、壁につけた棚で見せる収納をすれば収納のせいで床のフリーの面積を占領することはありません。

窓を上手に活用
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:窓辺のレイアウト

窓は光が差し込むので、女子らしい明るい部屋を作るには重要な箇所です。まずカーテンですが、6畳の部屋の中ではカーテンは壁の中の面積を占めますので重苦しい重厚なカーテンはNGです。カーテンばかりが目に入ってしまい圧迫感を感じてしまうからです。最近は薄手でも遮光性のある素材のカーテンは沢山ありますので、そのような素材のものを選びましょう。

そして窓周辺のインテリアのレイアウトで気をつける点ですが、背の高い家具はさけましょう。日の光を遮らないようなレイアウトにすることでリビングに光が差し込み、部屋が広く見えるんです。窓周りをスッキリさせることで1K6畳の部屋にも開放感も作り出すことができます。
家具はサイズやデザインで広見せに
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:効果的なサイズの家具でレイアウト
気に入った形や色の家具を見つけたとき、その家具に広見せ効果があるかをちゃんと考えましょう。特にテレビ台や棚など部屋の壁際に配置する家具は奥行きの浅いものを選びましょう。収納家具でしたらその分を高さでカバーするものを選ぶといいでしょう。床の見える面積が多ければその分広く見えるからです。さらに壁と近い色味のものを選ぶとより効果的です。

また、向こう側が透けて見えるガラスのインテリアもおすすめです。例えば部屋の真ん中におくことの多いテーブルをガラスの天板のテーブルにすると、部屋の内装を邪魔せず、これだけでグンと広く見えます。もちろんガラスに限らずアクリル板など、透明でしたら同じ効果が得られます。
重心を気にしてみよう
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:重心を揃えたレイアウト

部屋全体の重心を下へ持って行くレイアウトで広くリビングを見せる効果があります。でも重心を下げるってどういうことなのでしょうか?具体的には家具の高さを自分の目線より低い高さに統一するのです。人間は自分より大きな物や目線よりも高いものに圧迫感を覚えるため、視線を遮るものが無いだけで部屋が広々と見える効果があるのです。

全ての家具を低く、というわけには行かないかも知れませんが、できるだけ高さを抑えたレイアウトにすることで効果は出ます。また、ソファーやベッドなども、できるだけ低いものにしてみてください。ソファーやベッドは床の面積を占めますので、このような面積の大きめの家具をできるだけ床近くの高さにすることでさらに重心がぐっと低くなり1K6畳の部屋も開放感が出るんです。
あえて仕切りも必要
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:仕切りを使ったレイアウト

部屋を仕切ると開放感とは矛盾しているようにも思えますが、仕切りを効果的にレイアウトすることで女子らしいおしゃれな部屋になるんです。収納家具を上手く利用してリビング内に区切りを作り、あえて空間を作るという手法です。作業スペースにしたり、書斎にしたり、ベッドスペースにしたり、リビングとは違う空間で過ごせるレイアウトで、女子らしい部屋になるんです。
収納家具を仕切りにするので、そのスペースで必要なものを収納しておけば1K6畳のスペースを有効活用できますね。空間を作り出すために、あえて区切るというレイアウトもぜひ試してみてください。
姿見は大きなものを
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:鏡を使ったレイアウト

これはよく飲食店などでも使われているレイアウトですが、大きな鏡を置くと部屋の広がりを感じることができます。極端に言えば部屋を倍の広さに見せることができるんです。そして光を反射するため、部屋全体を明るくしてくれます。ですので、鏡は光の当たりやすい場所にレイアウトするといいでしょう。

普段姿見を玄関などに置いていませんか?女子には必要不可欠な姿見のレイアウトでこの効果を得ることができます。普段姿見を玄関などに置いていませんか?この効果のため姿見は大きくても圧迫感を感じることはないですから、アンティークなデザインで大き目の姿見をリビングの壁にたてかければ、おしゃれなフランス映画に出てくるようなインテリアになりますね。
効果的な家具の配置を
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:「抜け」を意識した家具のレイアウト
家具も計算してレイアウトすれば、女子らしいすっきりした部屋になります。部屋の入り口に立ったときに視界を遮る家具が無く奥まで視線が通ることを「視界の抜け」と言います。部屋の真ん中に大きめの家具があると、この「抜け」を邪魔してしまい部屋が狭く感じます。部屋の入り口にたって確認しながら部屋の壁際に家具をレイアウトして「視界の抜け」を意識しましょう。

また、壁を這わせたコンセントのコードなども、ごちゃごちゃした印象になり視界の邪魔をする場合があります。なによりコードがあちらこちらに見えている部屋は女子っぽくないですよね。電気製品の家具はコンセント近くにレイアウトすることで、コードの配線が視界の邪魔をすることが無く、すっきり見せることができるんです。
女子っぽいインテリアに視線を集める
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:フォーカルポイントをレイアウト

フォーカルポイントとは、視線を集中させるポイントのことで、フォーカルポイントを作ることで1K6畳の狭い印象をカバーする手法です。可愛い小物を飾ったり、コレクションしているものをおしゃれにレイアウトしたり、お花を飾っても女子力の高い部屋になりますね。お気に入りの絵やポスターを壁にレイアウトしてもフォーカルポイントになるんです。

フォーカルポイント作りで気をつけたいことは、部屋の中の1箇所にレイアウトすることです。あちらこちらにフォーカルポイントが点在していると、返って散乱した印象になりますので注意しましょう。部屋が狭いからと飾るのを躊躇していたお気に入りのインテリアなどがあれば、ぜひレイアウトしてフォーカルポイント作りに利用してみてください。
照明で立体感を出そう
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:照明をレイアウト

昼間は日の光が差し込んで明るい印象の部屋も、夜になるとどうしても狭さを感じてしまうのが6畳の部屋の難点です。そんな時は、備え付けのシーリングライトで頑張って明るくするよりも、間接照明をレイアウトして陰影を作り、部屋に立体感を出すことをおすすめします。立体感が出ると部屋に奥行きを感じますし、温かなほっこりした灯りは部屋を女子らしくさせます。

また、天井を照らすような間接照明もおすすめです。こうすることで天井が高く見えますので部屋全体が広く見える効果があります。スタンドライトを使っても効果的ですが、スポットライトやテープ状になっているLEDの照明を使えば床のレイアウトを邪魔せずに済みます。

ラグも効果的に活用
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:ラグをレイアウト
女子っぽい部屋にするためにラグをどうしても敷きたいという方も多いのではないですか?しかし毛足の長いふわふわした印象のラグは厚みを感じ圧迫感が出るので1K6畳のリビングには不向きです。

そして、ビビットカラーのラグは広い部屋でしたらおしゃれに映えますが、1K6畳の部屋には主張が激しすぎますので先にもご説明したとおり部屋全体の色味と同系色で無地のラグを選ぶようにしてください。

ラグの形は、丸型のラグをおすすめします。角型や不規則に波打った形ですと6畳の床全体を覆ってしまう印象になり、おしゃれなインテリアとしての要素が半減してしまいます。女子っぽい部屋のアクセントとして、また部屋を狭く見せないためにも、大きすぎない丸型を選んでください。
目の錯覚を利用する
1K6畳を理想の女子部屋にするテクニック:遠近法を意識したレイアウト
背の高さがまちまちな家具ですが、この並べ方も大切なポイントになります。絵を描くときに遠くのものは小さく描き、手前のものは大きく描く遠近法の手法を使いますが、部屋のレイアウトにもこの遠近法を利用できるんです。

具体的に説明すると、入り口側に背の高い家具を配置し、部屋の奥に向かうにつれて背の低い家具が並ぶように意識してレイアウトすると家具の高低感で遠近法が生まれ、部屋の奥の壁が実際よりも遠くに感じ奥行きを感じる部屋になるんです。

また、部屋の入り口から見たときの正面が壁の場合、そこへ遠近法の手法を使った絵を飾れば、奥行きを生み出すことができるんです。部屋の奥行きが更に奥へと伸びている印象になります。目の錯覚を利用したレイアウトでも部屋の印象は変える事ができるんですね。
部屋の形によって効果的なレイアウトを

同じ1K6畳でも、部屋の間取りの形はさまざまです。ここでは部屋の形別におすすめのレイアウトをご紹介していきます。
正方形の間取りにおすすめのレイアウト
正方形の間取りは、家具のレイアウトに割と自由が利くのが特徴です。思い切ってベッドやデスク等を中央の壁に沿ってレイアウトしてみましょう。正方形の間取りの場合はこのような間取りにしてもベッドとデスクの間に動線も作れますし、左右も空間ができるので意外と広く見え、おしゃれな雰囲気になるのです。

縦長の間取りにおすすめのレイアウト
縦長の間取りの場合は入り口から奥の壁までの距離が長いため、家具を両側の壁に沿ってレイアウトし、中央に1本視線の抜けを作り、そこへ動線を作ると開けた印象になり、リビングにゆとりを感じます。ベッドは部屋の奥の角に沿って、寝たときに足が入り口を向く方向の縦に配置すると視線の抜けの邪魔をしません。

横長の間取りにおすすめのレイアウト
横長の間取りの場合は、入り口から奥の壁までの距離が短いので、先にご紹介した遠近法を利用した家具のレイアウトが活きてきます。色などでも圧迫感を感じさせないように意識してください。そして、大型の家具は入り口と同じ面の壁に沿ってレイアウトすることで、入り口から見渡したときに大型の家具が目に入らないので狭さを感じさせません。

1K6畳でも女子らしい部屋になる!
1K6畳と聞くと、レイアウトが限られていてありきたりな部屋になってしまうイメージでしたが、レイアウトを工夫することで、広々として清潔感がある女子らしいインテリアも叶うんですね。いま実際に1K6畳にお住まいの方もまずはこの記事を参考に家具のレイアウト変更から始めてみてはいかがですか?

また、これからお部屋を決める方は、部屋の面積は同じでも間取りの形で広く見せるコツも変わってきますので、形をちゃんと確認してリビングのレイアウトをイメージしてみてください。

1K6畳でも快適に過ごせるリビングを作ればお友達を呼ぶのも楽しくなりますね。ポイントを押さえたレイアウトを心がけて、早速実践してみましょう!
