グラスジェムコーンの育て方!世界一美しい宝石のようなトウモロコシ!

グラスジェムコーンをご存知ですか?世界一美しい宝石のようなトウモロコシ!なんです。最近では虹色に輝く宝石のようなグラスジェムコーンを自宅で育てている方も多いようです。世界一美しいトウモロコシ、グラスジェムコーンの育て方をご紹介します。

目次

  1. 宝石のようなグラスジェムコーンとは?
  2. 美しいグラスジェムコーンの特徴
  3. グラスジェムコーンとトウモロコシとの違い
  4. グラスジェムコーン人気のヒミツ
  5. グラスジェムコーンの食べ方
  6. グラスジェムコーンの育て方!
  7. グラスジェムコーンの栽培&収穫
  8. グラスジェムコーン育て方の注意
  9. グラスジェムコーンを育ててみよう!

宝石のようなグラスジェムコーンとは?

トウモロコシの新種である「グラスジェムコーン」は、虹色に輝くトウモロコシで世界一美しい宝石のようなトウモロコシとして有名になりました。グラスジェムコーンを詳しくご紹介します。

グラスジェムコーンは、虹のように輝く美しいトウモロコシです。普通の黄色いトウモロコシの品種改良の末誕生しました。ネイティブアメリカンの農家であるカール・バーンズさんの手によって生まれたのです。カール・バーンズさんは2011年に亡くなられています。しかし、同業者のグレッグ・ショーンさんに生前種の栽培方法を伝授していました。

2012年に種の販売会社である「シーズ・トラスト」がフェイスブックで公表してからグラスジェムコーンは話題を呼び一躍有名になりました。その後、現在はアリゾナに本社がある「ネイティブシーズ」が生産拡大に貢献しています。

美しいグラスジェムコーンの特徴

世界一美しいトウモロコシの「グラスジェムコーン」の特徴をご紹介します。普通のトウモロコシと比べて大きく分けて3つの特徴があります。それは「色、味、食感」です。色は別名「レインボーコーン」と呼ばれているように虹色に輝いています。世界一美しい宝石のようなトウモロコシなのです。あまりの美しさに食べるのがもったいないという声も耳にします。

グラスジェムコーンの「味」は、スイートコーンに比べ甘くなく、そのままゆでての食用には向きません。シイの実に近い味とされ、メキシコ料理のトルティーヤや小麦粉、ポップコーンなど加工して食べるのに向いています。フリントコーン(硬粒種)と呼ばれる種類のトウモロコシで加工して工業用に使われたり、家畜の餌などにも使われます。

グラスジェムコーンの「食感」はとても硬くそのままで食べるのには向きません。これは、グラスジェムコーン全体に硬いでんぷん質が多いことから起きる現象のようです。それゆえ乾かしてから加熱すると粘りのある食感になるようです。

グラスジェムコーンとトウモロコシとの違い

グラスジェムコーンと普通のトウモロコシの違いは、見た目だけのようです。その理由としては、グラスジェムコーンは、普通のトウモロコシを品種改良して作ったものであり、遺伝子を組み替えで作ったものではないからです。

焼いたり、ゆでたりすると味が違うではないか?普通のトウモロコシと比べて甘みがないではないか?と思われる方も多いと思いますが、それは種類が違うからということなのです。

しかし、栽培するときは注意が必要です。普通のトウモロコシとグラスジェムコーンを並べて栽培しますとお互いに影響を受けてしまうのです。普通のトウモロコシは虹色の色が付いたり、その反対にグラスジェムコーンは色が付かなくなったりするそうです。

グラスジェムコーン人気のヒミツ

下の写真のように虹のように輝く、宝石のように世界一美しいトウモロコシのグラスジェムコーン!見ているだけでも心が満たされますね。自然が作り出す造形美は本当に素晴らしいです。

グラスジェムコーンの人気のヒミツは、やはり虹色に輝く色ではないでしょうか。宝石のような世界一美しいトウモロコシとして、家庭栽培で育てているご家庭も多いようです。

また、お子様に大人気のポップコーンもお手軽に作ることができます。たまには異国の味、メキシコ料理のトルティーヤに挑戦してみるのもいいですね。週末に家族でトルティーヤパーティもおすすめです。

グラスジェムコーンの食べ方

グラスジェムコーンの食べ方は普通の黄色いトウモロコシのように焼いたり、ゆでたりしても味がなく、硬いのでそのままでの食用はおすすめできません。では、どのような加工がおすすめなのでしょうか。

グラスジェムコーンの簡単な食べ方としておすすめなのが、「ポップコーン」です。中の実をはじくので虹色に輝く宝石のような世界一美しい色は目立たなくなりますが、よく見ると一つ一つカラーがあることがわかります。定番の塩やガーリックなどで味を付けて楽しむのもいいですね。

グラスジェムコーンで次におすすめなのが「トルティーヤ」です。またの名をタコスと言いますが、メキシコ料理で野菜などを巻いて食べるととても美味しいです。グラスジェムコーンを干して乾燥させ、ひいて粉にします。ボールに水、塩、油、グラスジェムコーンの粉末を合わせてこねてフライパンで焼けば出来上がりです。香ばしい美味しいトルティーヤを味わうことができます。

グラスジェムコーンで作ったポップコーンやトルティーヤはお酒のおつまみやお子様のおやつにぴったりです。ぜひ、挑戦してみましょう!

グラスジェムコーンの育て方!

グラスジェムコーンの育て方は、普通のトウモロコシと一緒です。トウモロコシは比較的育てやすい植物と言われており、日当たりの良い場所に適度な水分ですくすくと育ちます。

種まきの時期は、日本ですと地域により若干異なりますが、5月初旬には済ませるのが良いでしょう。種をまく際初めはポットで育てることをおすすめします。ポットの方が発芽率がよく、鳥や害虫などに食べられてしまうことを防ぐためです。また尖っている方を下にして植えることでさらに発芽率がよくなります。ポットには約1cmの深さに種をまきます。

苗は丈が15cmくらいになったら株間は30㎝ずつあけ植えましょう。列は2列くらいが理想です。あまり列を作ってしまうと日当たりが悪くなり、実りが悪くなります。また、畑でなくても日当たりが良い場所であればベランダでプランターなどでの栽培も可能です。

グラスジェムコーンの栽培&収穫

グラスジェムコーンの育て方のポイントとして追肥は欠かせません。大きな美味しい実をつけてもらうためにも2回の追肥を行い土寄せをします。

1回目の追肥は本葉が6~8枚出てきたときに行います。2回目の追肥は穂が出てきたときに行います。一株当たり、肥料は10g必要です。コンテナに沿ってまき軽く土を混ぜておくのが育て方のポイントです。また、トウモロコシの根元から分け芽が生えてくるようになります。分け芽を取り除くことで実りが全然変わってきます。

グラスジェムコーンの収穫時期は、受粉してから20日~30日とされています。それ以上おいてしまうと実が硬くなるので気を付けましょう。また、たまによさそうかなと思うグラスジェムコーンがあったら外側から触ってみたり、皮をむいてみたりして実の様子を確認してみましょう。

グラスジェムコーン育て方の注意

グラスジェムコーンの種は発芽しやすいように1ヵ月くらい水に浸けておくとよいでしょう。また、最近はミツバチなども減ってしまったので受粉をすることが大切になってきます。

上に開いている雄穂を切り取り、雌穂のひげに擦りつけて花粉を付けてあげます。害虫などの被害があったときに対処できるように雄穂はすべて切ってしまわずに、10本に1本の割合でとっておくことをおすすめします。また、土が乾燥しないように水まきをこまめにすることも大切になってきます。

グラスジェムコーンを育ててみよう!

虹色に輝き、宝石のように世界一美しいグラスジェムコーンをぜひ、育ててみましょう!植物の中では比較的簡単に育てられるのもいいですね。日当たりさえよければベランダでプランターを用意して育てることができます。

グラスジェムコーンを育てる最大のポイントは日当たりの良さと水分です。種は日当たりの良い場所にまき、土が乾かないように水まきも怠らないように気を付けます。お子さんと一緒に家庭菜園をし、美しく実ったグラスジェムコーンを見てみましょう。

最後に見事に実ったグラスジェムコーンを美味しく頂きましょう!虹のように輝く美しいグラスジェムコーンを鑑賞して、そのあとはポップコーンやメキシコ料理のトルティーヤを存分に堪能してみて下さい。目にも美しく、舌でも美味しく頂けます。

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