前髪が割れる原因は何?ぱっくり割れの直し方や対策まとめ!
前髪をきれいにセットしたいのに、ぱっくり割れてしまうことはありませんか?この前髪が割れるという悩みをお持ちの女性はたくさんいるようです。そこで今回は、前髪が割れる原因や直し方・対策についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- 前髪が割れる!原因や直し方が知りたい!
- 髪の構造について知ろう!
- 洗髪後の髪の乾かし方に注意!前髪が割れる原因
- これで割れる前髪とさよなら!洗髪後にできる対策
- ヘアアイロンでしっかり対策!
- 就寝時もばっちり対策して綺麗な前髪
- 汗や皮脂を抑えることによって対策できる!
- ヘアアイテムを使って対策しよう
- もう自分ではどうしようもない!最終的な対策は?
- ぱっくり割れる前髪に効果のある整髪料
- 割れる前髪を利用して人気のヘアアレンジ
- 前髪をセルフでカットしてみよう
- 外出先で割れる前髪の直し方
- 帽子を被った際の前髪割れ対策
- 前髪が割れるのを防ぐ!帽子を被る際のヘアアレンジ
- ぱっくり割れる前髪に使えるグッズ
- 前髪が割れるのをしっかりと予防しよう
前髪が割れる!原因や直し方が知りたい!
前髪は、女性にとって非常に重要なものです。前髪が少し変わるだけで、かなり顔の印象が変わってしまいます。また、前髪は、顔の正面から見ても、目立つ箇所なので、きちんときれいにセットしたいものです。

前髪をセットしようとしても、真ん中でぱっくりと割れてしまうことはありませんか?特に、前髪を作ったばかりの方は、必ず経験したことがあるでしょう。前髪が割れると、不自然な前髪になってしまっておしゃれも台無しになってしまいます。そこで今回は、前髪が割れる原因やぱっくり割れの直し方、対策についてまとめます。
美容師さんにしてもらったのに前髪ぱっくり割れしてるwww
— asami🍎sumika福岡RAD福岡2days (@a_vanillas) May 27, 2018
髪の構造について知ろう!
原因を知る前に、髪の毛の構造についてみてみましょう。ケアを怠ったり、パーマや頻繁にヘアカラーを変えたりすることによって、髪の毛が傷みます。髪の毛がパサついて、傷みがひどい場合は、縮れたりする場合もあります。髪の状態が悪いと、どんなヘアスタイルも上手くいきません。

髪の基本構造
髪の基本構造はメデュラ・コルテックス・キューティクルの3層で構成されています。それぞれが、髪にどんな役割を担っているのか、詳細を説明していきます。

まずは、メデュラ(毛髄質)の役割についてみてみましょう。メデュラは主にタンパク質や脂質で構成されています。中に細かい空気泡を含んでいるため、隙間ができやすい構造。生まれたての赤ちゃんの髪の毛にはメデュラがないため、細く、ふわふわしています。

一般的には成長するにしたがって、メデュラも構成されていきますが、髪の毛がしっかり生えそろった状態になってもメデュラが形成されない人が稀にいます。髪の毛の太さに比例して、メデュラは発達していると考えられます。
次に、コルテックス(毛皮質)についての説明です。コルテックスは髪の毛の主層。メラニンが含まれているため、髪色・髪質はこの層の状態で決まります。また、パーマをかける際にパーマ液が作用する部位でもあります。

最後にキューティクル(毛表皮)についての説明をします。キューティクルは髪の毛の内層を守るための組織。丈夫ではありますが、パーマを頻繁にかけたり、ヘアカラーを使用したりしてダメージを受けてしまいます。また、シャンプー時にゴシゴシ洗う、ドライヤーをかけすぎるのもキューティクルが傷む原因となります。

前髪が割れるのを防ぐためには、まず、髪全体の状態を見直してみることから始めるのがいいでしょう。髪の毛の傷みがひどい場合は、セルフケアで解決しようとはせずに、美容院などの専門機関に相談した方が早く解決するでしょう。
髪の毛が傷んでいると前髪が割れる原因に!
髪の毛が傷んでいると、思うように髪の毛がまとまりません。質感がパサパサしていると、まとめても、髪の毛が隙間から落ちてきてしまいます。前髪も同様、まとまりがないため、整髪料を使用してまとめたとしても、時間が経つとぱっくり割れる事態になってしまうのです。
トリートメントをする、ヘアカラーの使用を抑えるなど自分で対策をしても、どうしようもならない場合は、美容室に行きましょう。髪の傷みがひどい場合は、やはりプロに相談するのが一番です。

洗髪後の髪の乾かし方に注意!前髪が割れる原因
浴室から出てきて、ドライヤーで髪の毛を乾かさずに自然乾燥させたり、ドライヤーをしても髪の毛に水分がたくさん残っていたりする状態で寝てしまうと、前髪がぱっくり割れる原因になってしまうのです。浴室から出てきたら、しっかりドライヤーをしましょう。

また、タオルターバンを使用して水分を吸収するのも、髪の毛に癖が付いてしまい、前髪が割れる原因になります。タオルドライ後にドライヤーをかけるのが最善です。

髪の毛を自然乾燥させたり、水分が残ったりしたまま寝てしまうことによって、知らず知らずのうちに髪の毛に生え癖が付いてしまいます。うつぶせで寝ている場合は更に癖が付き、前髪がぱっくり割れるのを加速させてしまう結果になってしまうのです。
前髪のぱっくり割れが起きていない。奇跡。 pic.twitter.com/151bs2RZ0c
— あぐぅ (@agoo019) May 22, 2018
くせ毛で前髪が割れる!

生まれつきくせ毛で、前髪にも癖が付いてしまっていており、ぱっくりと割れる、ヘアアレンジが利かない、という悩みを抱えている方も多数いるようです。日常生活の中で付いてしまった癖ではなく、根本的な問題であるため、美容院等の専門家に相談するのがベターです。
前髪の量が原因で前髪が割れる
永遠のテーマ。前髪のぱっくり割れ。0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_
— あぐぅ (@agoo019) May 20, 2018
前髪の量が少ない=前髪の重量が軽いため、うねりができ、ぱっくり割れるといったことが起きます。また、前髪が長めであると、前髪がより少なく見えてしまいます。前髪を短く切ることや前髪にパーマをかけることによって、ボリュームがの問題は解決できます。しかし、自力で行うのは困難なため、美容室等の専門家に相談が必要です。

前髪のアレンジを変えたことが割れる原因かも
前髪を綺麗に下ろして、イメージチェンジしたのに、前髪がうねってしまい、ぱっくり割れるのは、以前の髪型の癖が付いているのが原因です。癖をリセットするために、お手入れをきちんとして、前髪が割れるのを防止しましょう。前髪のアレンジをキープしたい方はこの動画を参考にお手入れしてみましょう。
汗をかきやすい方はご注意!前髪が割れる原因に!
顔に皮脂が多い、額に汗をかいた場合、前髪が汗や皮脂を吸収し、うねりや癖が付いてしまいます。前髪がぱっくり割れる原因の一つとなるので、しっかり対策しましょう。制汗剤などを使用しない方法としては、前髪が額に付かないヘアスタイルにするという方法があります。

後述にも対策として記載しますが、ベビーパウダーを使用するのも、汗を抑える方法です。また、寝不足やストレスなどでも汗をかきやすくなるので、汗を異常にかくという場合は生活習慣を見直してみましょう。
これで割れる前髪とさよなら!洗髪後にできる対策
直し方ポイント1:迅速に髪の毛を乾かす
先に述べたように、髪の毛を自然乾燥するなど、ドライヤーを使用しないで放置した場合、髪の毛に癖が付いてしまい、前髪がぱっくり割れる原因となってしまいます。半乾きの状態からドライヤーをするのもNGです。洗髪後はできるだけ早く、ドライヤーで髪を乾かしましょう。

直し方ポイント2:ドライヤーで適切に髪を乾かそう
ドライヤーでの乾かし方によっては、ぱっくり割れるのが改善しない場合があります。乾かし方にはコツがあるので、ポイントを押さえて、前髪がぱっくり割れるのを防ぎましょう!

主なポイントとしては、1前髪の根元から乾かす、2必ず上方からドライヤーを当てる、3前髪の生え癖、前髪が割れている方向とは逆方向にドライヤーの風を当てる、4乾かした後に洗い流さないトリートメント等を髪の毛に付ける、となります。
この4つのポイントを実践することにより、より良い前髪づくりが期待でき、前髪が割れるのを防ぎます。以下に動画を紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。

ヘアアイロンでしっかり対策!
直し方ポイント:熱を使って前髪が割れるのをリセット!
ヘアアイロンの熱で前髪のうねりを正し、前髪がぱっくり割れるのを防ぐことができます。だいたいの方法としては、1前髪を根元から濡らす、2コーム等で真っ直ぐ梳かす、3前髪に付いている癖・割れている方向とは逆に、ヘアアイロン(約130~150℃)で前髪を巻く、4前髪を流したい方向に整える、になります。詳細は以下の動画を参考にして実践してみましょう。
就寝時もばっちり対策して綺麗な前髪
直し方ポイント:寝方を変えてみる
髪の毛をせっかく乾かして寝ても、知らず知らずのうちにうつぶせ寝になっていた場合、前髪が寝具に押し付けられることによって、癖ができてしまいます。前髪が割れる原因の一つです。また、寝具の質によっても、前髪や髪の毛に癖が付きやすくなり、前髪が割れる原因や寝癖の原因になります。

改善するのはなかなか難しいかもしれませんが、以下の方法を実践することによって、前髪が割れるのを防止できます。1できるだけ、仰向けで寝るようにする、2寝具自体を変えてみる、3寝相を改善する、4ナイトキャップを被るということです。
実践するのが一番難しそうな、3については、質の良い睡眠を取ることにより、改善できます。質の良い睡眠の妨げになっていることがないか、思い返してみましょう。


汗や皮脂を抑えることによって対策できる!
直し方ポイント:ベビーパウダーを使う

おでこに汗をかきやすい人や季節が夏の場合、前髪に汗が浸透してしまい、うねりや癖の原因となります。これも前髪が割れる原因の一つです。おでこにベビーパウダーを付けることによって、皮膚がさらさらな状態を保つことができます。
赤ちゃんにも使えるベビーパウダーなら、おでこについてしまっても、安全です。汗によって前髪が割れる原因をしっかりと予防してくれる強い味方です。
ヘアアイテムを使って対策しよう
直し方ポイント1:ピンで留める
時間がない時の応急措置として、前髪の癖づけをするためにヘアピンを利用する方法があります。前髪を流したい方向に集めて、5分以上ピンで留めましょう。適切な留め方の詳細を以下で紹介するので、参考にしてみてください。

直し方ポイント2:正しいピンの留め方(アメピン)
正しくピンを留めることで、前髪が浮く、固定が崩れるのを防ぎます。留め方の方法としては、1前髪のねじり終わりをピンで留めるようにする、2アメピンの短い方を髪の毛に引っ掛けて留める、3髪の毛に対して垂直にピンを立てる→ピンを寝かせて、地肌に接触させながら、平行にねじりながら差し込む、以上の方法で前髪を留めることにより、前髪をしっかり固定することができます。

動画で見ると、ヘアピンの止め方がよりわかりやすいでしょう。案外、ヘアピンの使い方が間違っている方も多いようなので、これを機会にしっかりと覚えましょう。
もう自分ではどうしようもない!最終的な対策は?
直し方ポイント:美容室に行く

髪の毛の傷み・癖がひどい場合には、自分で対処することは不可能です。限界を感じたら、専門家に相談するのが一番です。根本からリセットしましょう!前髪が割れることについて、美容室で、できる対策は、縮毛矯正、トリートメント、髪の毛の癖を変えるなどです。

前髪に縮毛矯正をかけることによって、かなり前髪が扱いやすくなるでしょう。特に、くせ毛が原因で、前髪がぱっくりと割れるという方は、縮毛矯正はおすすめです。ヘアサロンで、スタイリストに相談してみてくださいね。

ぱっくり割れる前髪に効果のある整髪料
髪質に合った整髪料を選ぶことにより、前髪がぱっくり割れるのを防ぎましょう。スタイリング剤の形状によって、スプレータイプ、ワックスタイプ、ウォータータイプなどの種類があります。

1種類ではスタイリングが不十分だという方は、ワックス後にスプレーをするなど、2種類を合わせて使用しましょう。もちろん、前髪だけではなく、ヘアスタイル全体のアレンジに使用できます。

髪質に合ったタイプの例として、スプレータイプはさらさらした髪質、ワックスタイプは髪質がやわらかく、ふわふわしている、ウォータータイプはしっとりした髪質である方が使用するのが望ましいでしょう。
割れる前髪を利用して人気のヘアアレンジ
何をやっても前髪が割れてしまうこともあります。そんなときは、思い切って、前髪のアレンジを変えてみるのも対策の一つです。ここでは、人気の前髪アレンジをご紹介します。前髪をアレンジしただけで、全体的なヘアスタイルの印象も変わります!

斜め流し・ねじりアレンジ
下記リンクをクリックすると、動画で5種類のアレンジ方法を見ることができます。ミディアム~ロングの長さの前髪の方が対象です。
編み込み

前髪を近くの髪の毛と編み込むことによって、前髪自体を見えなくするヘアアレンジです。ロングの長さの前髪が対象のアレンジです。
編み込みのやり方を覚えておくと、かなりヘアアレンジの幅が広がりますよ。難しそうですが、案外簡単です。練習すれば、必ずできるようになります。
前髪をセルフでカットしてみよう

前髪が割れるのを直すのに、形を変えてしまうという手もあります。なかなか、美容室に行く時間がないという方は、前髪をセルフでカットしてみましょう。
基本的なセルフカットの方法は、1前髪が乾いた状態で必ずカットする、2前髪をだいたい3束に分ける、3中央→サイドの順番でバランスを見ながらカットする、4コームを通して厚みバランスをチェックして完成です。以上が前髪セルフカットの基本になります。4の工程は、すきばさみを使用する場合は、コームを使用しなくても調節可能です。
ヘアカット用のはさみの他に、DAISOのヘアカッターを使用してセルフカットする方法もあります。お家にヘアカット用のはさみの無い方は購入してみましょう。
外出先で割れる前髪の直し方
外出先で前髪が割れることってよくありますよね。でも、アイロンもドライヤーもないといった状況が多いとでしょう。。まさか、持ち歩くわけにもいきません。そんなとき、必要最小限のアイテムを使ってできる、前髪の直し方をご紹介します。
ティッシュ+シングルピンで前髪にカールを作る
方法は、1ティッシュを半分に折り、さらに片方の端を3㎝程度折る、2前髪の根元を3㎝折った方の端にくぐらせる、3ティッシュの部分で前髪を包む、4.前髪を内側に巻いていく、5ピンで留める、という方法です。以下動画に詳しい説明があるので、ぜひご覧ください。
ハンドクリームをワックス代わりに
外出中に前髪がよく割れるけど、ワックスがすぐに手に入らない場合はハンドクリームで代用できます。ハンドクリームの油分は、乾燥した髪にうるおいを与えることができ、成分的に、髪に使用しても害がありません!手と髪のケアが同時にできて、一石二鳥です。
アメピンで前髪を巻く

方法は、1前髪をだいたい3等分する、2一束ずつ円状に巻いてアメピンで固定、3その後5~10分放置します。前髪のスタイリングが上手くいかない場合はワックス、またはハンドクリームを前髪に付けてから巻きましょう。
帽子を被った際の前髪割れ対策

日差しが強くなる季節の外出には帽子が必須になってきます。しかし、帽子を被ると前髪がつぶれ、長時間被っていることによって、癖がついてしまいます。その結果、前髪が割れるということになりかねません。ヘアスタイル全体にも影響が出ます。ここでは、前髪が割れるのを防止するための対策と前髪が割れるのを防ぐヘアアレンジをご紹介します。
前髪が割れるのを防止する方法

1サイズが大きめの帽子を被り、帽子で髪の毛を圧迫させないようにする、2着用する際は後ろから前に向かって被る、3こまめに帽子を脱いで、髪の毛を空気に触れさせる、4前髪の分け目を逆にして帽子を被る、5帽子を被る前に額にベビーパウダーを付ける、6前髪をピンで留めてから帽子を被るです。

以上のように、頭皮や額に汗をかく前にこまめに帽子を脱ぐことや、前髪に形が付くことを配慮することが重要です。いったん帽子を被ってしまうと、帽子の存在を忘れがちになりますが、こまめに気にかけるようにしましょう。
前髪が割れるのを防ぐ!帽子を被る際のヘアアレンジ
カンカン帽
前髪の割れを気にすることなく過ごせます。夏のおでかけを満喫しましょう。おしゃれな雰囲気に仕上げてくれる帽子は、一つ持っていると夏場は大活躍します。
キャップ
最近はおしゃれで被るほかに、野球観戦に行く際に被るという方も多いのではないでしょうか?ヘアスタイルを決めて気分をますます盛り上げましょう!
ニット帽
ニット帽をかぶった際のアレンジです。冬や秋のファッションと合わせて、お楽しみください。ニット帽は、最近では、サマーニット帽という夏でもかぶることができる素材のアイテムも登場しているほど大人気です。おしゃれ度がかなりアップしますね。
ぱっくり割れる前髪に使えるグッズ
ぱっくり割れる前髪に効果絶大の便利なアイテムをご紹介します。自身の髪質、好みに合ったアイテムで、綺麗な前髪を手に入れましょう。
割れる前髪をカーラーでリセット!
夜寝る前に、前髪をカーラーでしっかりと巻いておくと、前髪のぱっくり割れを予防することができます。前髪専用のカーラーなら、初心者でも巻きやすくおすすめです。
クリップで留めて癖をリセット!
クリップで割れる前髪をしっかりと止めておくことも効果的です。また、メイクする時なども、前髪にあとが残らないクリップは大変便利です。
前髪が割れるのをしっかりと予防しよう

前髪が割れる原因や、ぱっくり割れの直し方、対策についてまとめました。前髪のぱっくり割れは、しっかりと予防をすることで、防ぐことが可能なのです。今回ご紹介した対策や直し方を参考にして、前髪をバッチリきれいにスタイリングしてくださいね!