揚げ足取りな人の心理とは?上手く付き合う為の対処方法を解説
今回は、揚げ足取りな人の心理や、上手に付き合うためのおすすめの対処方法などをご紹介しています。揚げ足取りの人の心理を知っておけば、ストレスもたまらないですし、相手も安心させてあげられるかも知れません。揚げ足取りに悩まされない、上手な対処法を知りましょう!
目次
- 揚げ足取りの人の対処法を知りたい!
- 揚げ足取りってそもそも何?
- 揚げ足取りの心理にはコンプレックスが関係している?
- 男性と女性の揚げ足取りの心理は違う
- 自分を上に見せたくて揚げ足取りをする
- 心理を探るとわかる揚げ足取りの秘密
- 心の裏側を知ろうとしてはいけない
- 揚げ足取りは論理的に対応する
- 揚げ足取りの人にお礼を言ってみる?
- 揚げ足取りの人の不安感を刺激してはいけない
- 揚げ足取りの人以外と口裏を合わせておく
- 上司が揚げ足取りをする場合は?
- 揚げ足取りをする人と同レベルになってはダメ
- 揚げ足を取る人との上手な付き合い方
- 揚げ足を取る人への上手な返答方法
- 揚げ足を取る人は寂しい人が多い
- 揚げ足取りはコンプレックスの現れ
- 揚げ足取りをする人を無視してはダメ
- 上手に付き合いたいなら適度な距離が必要
- やりかえすのは揚げ足取りの人には逆効果?
- 安心させる言葉をかけてあげる
- 揚げ足取りを真に受けないことも大事
- 揚げ足取りの人の心理を知ろう!
揚げ足取りの人の対処法を知りたい!
他人の言った些細な事柄や、行動など、いちいち揚げ足取りをする人っていますよね?職場内にも一人はいる揚げ足を取る人が、上司にいたとしたら付き合い方も難しく、対処法に困ることもあります。実は、揚げ足取りをする人にはある心理がありました。心理がわかれば対処法も見つかります。以下に、揚げ足取りをする人の心理と付き合い方など、対処法をご紹介します。

揚げ足取りってそもそも何?

よく人の揚げ足取りを趣味にしている人もいますが、そもそも揚げ足取りってどんなものを言うんでしょう?揚げ足取りの定義は「他人の言葉尻の間違いや言い間違い、ちょっとした軽い失敗を取り上げて、相手を責めること」を言います。ちなみに「揚げ足」の語源は、柔道の技から来ていて、相手が技をかけようとした時に揚げた足を取って倒すことから来ています。
元々は柔道の技から、名前が付いた「揚げ足取り」ですが、人に弱みにつけこんで責め立てると言うのは、職場以外でも厄介な人と言えそうです。柔道でも揚げ足取りの技は、良い意味で使われることはありません。いわば、揚げ足取りの技は卑怯な技の代名詞でもあるんですね。ですが、ちょっとした失敗を鬼の首を取ったかのように責める人は、実はある心理が働いているんです。

揚げ足取りの心理にはコンプレックスが関係している?

揚げ足取りを良くする人は、心理的に不安やコンプレックスを抱いている可能性があります。考えてみると、職場で揚げ足取りをする人と言うのは、職場でも古株の方が多く、ある程度の権力を持っている人が多いです。揚げ足取りをされている人から言わせれば「不安なんてあるの?自信過剰にしか見えないけど?」と思われるかもしれないですが、実際には違うと言われています。

自信過剰にしか見えない揚げ足取りをする人は、心理的に不安やコンプレックスを抱いています。不安の原因は人によっても違いますが、もしかすると「期待通りの評価を得られるか不安」「地位に対して給料などの劣等感を感じている」などの心理が働いているのかもしれないんですね。自分の不安などを隠すために、相手の失敗を責めて、自分が優位に立っているのを見せたいんです。

男性と女性の揚げ足取りの心理は違う

揚げ足取りの心理は、男性か女性かによっても違いが出てきます。一般的には男性は自分の地位を向上させることで自分の価値を上げようとします。ですが、こちらも一般論ではありますが、女性の場合は相手を蹴落とすことで自分の価値を上げようとするんですね。一番簡単に相手を蹴落とす方法が、相手の失敗を責め立てることなので、相手の揚げ足取りをしようとするんですね。

何故男性と女性でこのような違いが出るのかと言いますと、それは女性は「選ばれる側の立場」になることが多いからなんです。職場によっても違いがありますが、一般的に女性は男性に比べて、同じ仕事量だとしても、上司になりづらいこともありますし、実力を評価されないことも多いです。努力の成果が認められないことが多いからこそ、相手を蹴落とそうとするんですね。
仕事では優位に立つ男性ですが、恋愛面でも女性は優位に立つことが出来ません。仕事が出来る女性は、逆にモテないなんていう話も良く聞きます。だからこそ、女性は自分の努力が認められないことを不安や劣等感に感じているからこそ、揚げ足取りをするんですね。揚げ足取りをするのが、女性にとって一番簡単な相手を蹴落として、優位に立つという方法でもあるんですね。
自分を上に見せたくて揚げ足取りをする
相手より優位に立ちたいからこそ、男性も女性も揚げ足取りをするわけですが、心理的には相手を脅威に思っている可能性もあります。相手がいることが自分の存在に脅威であると感じているからこそ、相手をまずその場から蹴落とすために、揚げ足取りをするわけです。仕事の出来る人が転職などをしてきたら、相手を脅威に感じるからこそ、蹴落としたいと心理が働くんですね。

例えば、仕事の出来る人が転職してきたら、揚げ足取りをする人は、その人物が自分にとって脅威であると感じます。劣等感も併せ持っているので「あの人、仕事が出来て素敵だよね。」なんて言葉を聞くと、逆に「自分は仕事が出来ない人」と感じることもあると言います。相手が褒められることが自分を貶していると感じることで焦ってしまうため、揚げ足取りをするんです。
心理を探るとわかる揚げ足取りの秘密

職場内で上司にも多い揚げ足取りをする人ですが、心理がわかってしまえば、対処法もわかるようになり、そんなに気にしなくても良いようになります。前述もしましたが、揚げ足取りをする人の心理には「不安やコンプレックスを持っている」「相手を蹴落として上に立ちたい」「相手よりも上に見せたい」などが働いています。心理がわかってしまえば、上手な受け止め方もわかります。

心理がわかれば、揚げ足取りの人に対する受け止め方も変わってきますし、対処法などもわかるようになります。もし揚げ足取りをされた時に、相手の心理がわかっていれば「きっとこの人は、不安でいっぱいで苦しんでいるんだろうなぁ。」などと大人の対応も出来るようになります。一歩自分が引くことで、相手も客観的に見られるようになるんですね。
心の裏側を知ろうとしてはいけない
揚げ足取りの人の心理を知ることとは別?

揚げ足取りをされた時に、対処法として良くないのは、相手の心の裏側を知ろうと考えてはいけません。毎日揚げ足取りをされていれば、自分にも不満が溜まっていきます。だからと言って「何で私ばかり言われるのかな?」「この人は私が嫌いなのかも?」「私がイラつかせちゃってる?」などと思うのは逆効果です。相手の感情を読むことは必要ですが、時には考えないことも重要です。

揚げ足取りの人の感情を考えようとすること自体は、悪いことではないように感じますが、裏の感情を読もうとすると、どんどん自分の気持ちさえ落ち込んでいきます。相手は自分のことを好きとか嫌い以前に、不安に思っている可能性もあります。相手の抱えている不安などの感情は、相手がどうにかするもので、自分には関係ないと割り切る必要があるんですね。

相手が不安に思ってる感情などは、自分がどうこう出来るものではないことも知っておきましょう。相談に乗ってあげようとしても、相手がより劣等感を抱き、揚げ足取りがエスカレートするだけです。揚げ足取りの人が不安な感情を捨てきれない限り、相手も揚げ足取りを続けます。ですので、揚げ足取りの人の対処法は、気にしないことが一番なんです。
なんでみんな下から上への異議申し立てを「身勝手なただの文句言い」「重箱の隅つつき」「揚げ足取り」みたいな捉え方するのかな?ただ個別の問題へのクレームっていうんじゃなくて、それらの問題には一貫した人権軽視とか全体主義的な考えがあって、そこに対してのダメ出しだってこと読み取れないか?
— のぶ (@nobuashi) May 6, 2018
揚げ足取りは論理的に対応する

揚げ足取りの人に対して、感情論で対抗してはいけません。感情論で語れば、揚げ足の人と同じレベルに立つことになりますし「買い言葉に売り言葉」で喧嘩になる可能性もあります。揚げ足取りの人の中には、相手を馬鹿にする人も多くいますし、威圧的に言ってくる人もいるでしょう。そのような時には、論理的に正しい部分だけを受け止めるのが良い対処法と言えます。

揚げ足取りの人の言葉を感情的に受け止めてしまうと、相手の良い部分がまるで考えられず、言っている内容よりも言い方の悪さに気がいってしまい、それがストレスになることもあります。ですので、揚げ足取りの人の言っている内容を良く分析し、言い方や態度は無視した上で、言われた内容そのものにだけ注意しましょう。相手のペースで自分の立ち位置まで下げる必要はありません。
さっきうるさい男子共にイヤミのように言われたので訂正します、リグマでした。
— D K _ み つ き 🍓 (@mtk_Tadanojc) May 3, 2018
揚げ足取りマン、多いですね🙂
揚げ足取りの人にお礼を言ってみる?

揚げ足取りをする人の対処法として、相手を無視するのではなく、逆に「指摘してくれてありがとう」と言うのも効果的です。揚げ足を取る人は、不安な気持ちを抱いている可能性があると書きましたが「ありがとう」の言葉一つで相手の不安な気持ちをやわらげてあげられるかもしれないんですね。相手を肯定する言葉を口にすることによって、相手と安心感を共有できます。

職場の上司であっても同僚であっても、不安感から揚げ足取りをする人は多いです。ですので、相手が不安に思っているほど、相手を肯定する「ありがとう」の言葉は相手に安心感を与えます。攻撃的に揚げ足取りをする人っであっても、ありがとうの言葉一つで、相手から攻撃される回数は減ります。相手を認めてあげることは、自分の価値を高めることにも繋がるんですね。
「揚げ足取りリプ」に対する対処法:
— Ats (@ats4u) September 17, 2013
1.「無視」
2.「謝る」
3.「ブロック」
揚げ足取りの人の不安感を刺激してはいけない

揚げ足取りをする人の多くは、不安感を抱えています。揚げ足取りをされた時の対処法として、してはいけないのは相手の不安感を刺激することです。揚げ足取りを何度もされていると、自分にもストレスがたまり「●●さんだって出来てないでしょ!」と反論したくなる気持ちになることがあります。ですが、反論してしまうと、相手の不安感を刺激してしまうんです。

揚げ足取りの人の揚げ足を逆に取ってしまうと、相手の不安感は更に増し、より周囲に攻撃的になることがあります。もしかすると、指摘された相手のことを敵とみなしてしまうかも知れません。敵と思われてしまえば、更に揚げ足取りが酷くなるだけではなく、あることないこと言いふらされることもあります。仕事上で仕方のない指摘であっても、言い方には気をつけましょう。
揚げ足取りの人以外と口裏を合わせておく

揚げ足取りの人と上手く付き合いたいのでしたら、周囲の人と口裏を合わせておくことも必要になる場合があります。と言っても、悪口などを言い合うと言う事ではありません。仕事でも、●●さんの手順と■■さんの手順が違うと言う事は多々あります。それに対しての突っ込みがなくなるように、揚げ足取りをされないような方法を周囲の人たちで共有しておくこともおすすめです。

揚げ足を取る人は、自分が一番でないと文句を言う人もいますので、なるべくその人を刺激しないような工夫も必要になってきます。同じ内容で揚げ足取りをされないためにも、職場仲間で口裏を合わせ、同じ内容で指摘されないようにする工夫が必要なんですね。ちょっと注意をするだけでも、確実に揚げ足取りの頻度は減り、周囲も落ち着いていくでしょう。
上司が揚げ足取りをする場合は?

上司の中には、自分のミスだけでなく、相手のミスも許せないと言う人も数多く言います。それが揚げ足取りとなって、相手に返ってくるんですね。上司の性格にもよるのですが、ミスを笑って見逃せない人も多いことは知っておきましょう。特に、女性の場合前述した心理も働き、相手の揚げ足を取ることも多く見られますので、ちょっとしたことでいざこざになることもあります。
上司の言葉の中には、自分を成長させるような大事なことが含まれている可能性もあります。それを上司が揚げ足を取るからと言って、全てを聞き流してしまうのはもったいないです。上司を尊敬している態度を取っても良いですが、過度にアピールすると、上司の揚げ足取りも増える可能性があります。持ち上げすぎず、適度に対応するのが上司にとってもプラスになります。
揚げ足取りをする人と同レベルになってはダメ

揚げ足を取る人と、同じ土俵に上がってしまうのはNGです。やられたからやり返すでは、職場の雰囲気も悪くなりますし、相手が上司なら尚更気をつけないといけません。揚げ足取りをする人には、プライドが高い人も多いので、やり返すことで相手のプライドを傷つけてしまうこともあるんですね。そうなると、今まで以上に攻撃的になるので、やり返すのは逆効果なんです。

揚げ足取りをする人の中には、いつまでも根に持ってネチネチ攻撃してくる人も多く、ストレスがたまることも多いですが、対処法としては、じっと我慢することも大切です。職場の上司などと上手くやっていくためには、大人の対応が必要です。揚げ足取りを我慢できなくなって「そんなに揚げ足取りをして楽しい?」と言うのも効果はありますが、これは最終手段と思いましょう。
子どもって気丈だからねえ!そのうち「特に理由はないけどやりたくないからやりません」とか言い始めるんだ!!!そして厳しく言えない私はそのたぐいの揚げ足取りに対してうまく対処できず詰む!!!!
— ベルノ・ナスティ・ロドリゲス (@Renglitea) April 9, 2018
揚げ足を取る人との上手な付き合い方

揚げ足を取る人と上手に付き合いたいと思った時には、ちょっとしたポイントがあります。「適度な距離をを保つこと」「相手を満足させて安心感を与える」「とりあえず頷いておく」「相手のプライドを傷つけないようにする」などのポイントです。対処法は人によっても様々ですが、基本の対処法を覚えておけば、相手の揚げ足取りも上手くかわせるようになるかもしれないですね。

心理と対処法がわかれば、職場の上司であっても、揚げ足取りの頻度は減ります。それには、前述もしましたが、相手が欲する言葉をかけてあげることも重要です。「教えてくれてありがとうございます。」や「●●さんのお陰で助かりました。」こんな言葉をかけてあげるだけでも、相手の劣等感や不安をぬぐい去ることができます。言葉にしないと気持ちも伝わらないんですね。
揚げ足を取る人への上手な返答方法

揚げ足を取る人が他人を下に見て、揚げ足を取るようでしたら、その人は自分に自信がない人であるとも言えます。相手の欠点の荒探しをして、自分が上の立場に立ちたいからこそ、揚げ足取りをするんですね。そのおような場合には、言われてもスルーする気持ちで、言いたいだけ言わせておきましょう。相手と同レベルに立つのは、自分の立ち位置を下げることにもなります。

揚げ足取りをする人の上手な返し方として、一番の対処法は、相手に言いたいだけ言わせておくことです。相手のストレスを発散させてあげて、その上で、黙って頷く、感謝の気持ちを言葉にするなどすれば、相手の揚げ足取りも減っていくでしょう。相手のペースに流されず、自分のペースを守り、聞くべき所だけ聞いておいて、上司の立場も鑑みてあげることも必要です。
揚げ足を取る人は寂しい人が多い
上手に付き合いたいなら理解も必要

人のちょっとした些細な失敗などを突いてくる揚げ足取りの人は、職場の上司などもいます。ですが、常に上から目線でいるというのは、寂しさの裏返しでもあるんです。いわゆるかまってちゃんが多く、相手に構って欲しい!と思うからこそ、相手のミスなどをちくちく指摘してくるんですね。ですので、もし上手く付き合いたいなら、相手を無視するのは逆効果になります。
不安や劣等感など、ネガティブな気持ちや不安定さが、揚げ足取りを上長させます。周囲へ攻撃しないと、もっと言えば揚げ足取りをしないと、自分の感情をコントロールできないんですね。職場の上司が揚げ足取りをするとしたら、寂しさの自己アピールであることを念頭に置きつつ、上手な付き合い方をしましょう。たまに感謝の言葉を述べるのも良いかもしれませんね。
揚げ足取りはコンプレックスの現れ
相手の劣等感との上手な付き合い方

揚げ足取りをする人の心理として、相手に対するコンプレックスが原因にもなっていると書きましたが、揚げ足取りをする人の多くは、相手に対してコンプレックスを抱えています。職場で居場所がないのに「相手は皆から愛されている」それだけでも、揚げ足取りをする人は劣等感を抱えてしまいます。揚げ足を取ることで、自分の居場所を確保しようとしているんですね。

揚げ足を取る人は、職場にも多くいますが、その人たちはもしかすると、不安感と劣等感に苛まれているのかもしれません。揚げ足を取ることでしか、自分の立ち位置をアピールすることが出来ないのかも知れません。相手に対して劣等感を抱くと言う事は、逆に言えば相手の方が上と認めていることでもあります。対処法としては、不安を取り除く何かをしてあげることです。
揚げ足取りをする人を無視してはダメ
無視はNGな付き合い方

揚げ足取りをする人と上手に付き合いたいなら、対処法として絶対にやってはいけないのは無視することです。余りにも毎日グチグチ言われると、ストレスにもなり、つい無視してしまいたくなりますが、それは逆効果であることを覚えておきましょう。職場の雰囲気が悪くなるだけでなく、揚げ足取りをする人の心理をわかってあげないと、揚げ足取りは更に酷くなります。

揚げ足取りをする人の多くは、コミュニケーション能力がないなど、何かしらの不安やコンプレックスを抱いています。それを無視すると言う事は、相手の孤独感を強めてしまうことにもなるので、相手の揚げ足取りはより酷くなります。周囲に認められたいからこそ、揚げ足を取るのですから、無視すれば余計に攻撃的になって、同じ職場で働くのも苦痛になるかも知れません。
上手に付き合いたいなら適度な距離が必要
揚げ足取りの人と上手に付き合いたいなら?

揚げ足取りの人と上手に付き合いたいなら、無視は禁物ですが、だからと言って全部の言葉を肯定していては、自分のストレスがたまる一方です。基本的に揚げ足取りの言葉は、攻撃的であることも多く、時には皮肉も交じるので、聞いていて心地よい物ではありません。ですので、無視はダメとなっても、全部を聞いておく必要はないんです。

揚げ足取りをする人の付き合い方では、適度な距離を保つことも大切です。まともに相手をしていると、自分にストレスがたまり、精神も疲弊してしまいます。ですので、上手な付き合い方として、あくまでも仕事上の関係と割り切ることも必要です。自分にとって嫌な人であることは間違いないので、必要最低限の関わりを持つ適度な距離が必要です。
やりかえすのは揚げ足取りの人には逆効果?

職場に例え嫌な人がいたとしても、その人が揚げ足取りが多い人でも、やられたのをやり返すというのは、大人の付き合い方ではありません。相手にネチネチと嫌味を言われると、やり返したくなる気持ちはわかりますが、揚げ足取りをする人にそれをやってはダメです。揚げ足取りをする人には、プライドが高い人も多いので、不安定なプライドを刺激してはダメなんです。

揚げ足を取る人と言うのは、非常に繊細でかつ不安定なプライドを保とうとしている人も多いです。その繊細なプライドを否定してしまうと、他によりどころがない人なら、相手にますます敵意を抱いてしまいます。怒る気持ちはわからないでもないですが、揚げ足を取る人と上手に付きたいたいなら、ぐっとこらえて、時には我慢するか聞き流せるような対処法を取りましょう。
安心させる言葉をかけてあげる
揚げ足取りの人との付き合い方の基本

前述もしましたが、揚げ足を取る人は、不安やコンプレックスを抱えているため、不安や自信のなさを肯定してあげることで、上手に付き合う事も出来ます。ある程度は相手の意見を尊重し、頷くことや、時には感謝の言葉を口に出すことで、相手も安心できますし、自分自身もストレスがたまらなくなります。ありがとうの言葉を口に出すと、自分も本気でそう思えるかも知れませんね。

揚げ足取りをする人に、ありがとうと伝えると、中には気分が乗って更に揚げ足を取る人もいますので、その時には手早く話を終えることも大事です。揚げ足を取る人のペースに合わせるのではなく、あくまで自分のペースを保った上で、相手に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。相手の気持ちが安定してくれれば、自分に対する攻撃も減り、揚げ足取りも減っていくでしょう。
揚げ足取りを真に受けないことも大事
自分のストレスをためない対処法
典型的な揚げ足を取る人は、部下のミスだけを突いてくる上司もいます。立場が上なことを悪用して「これはお前のためだから」や「こんなことは言いたくないんだけど…」などと、もっともらしい言い訳を作っては、揚げ足を取る人もいます。自分が善意で言っているということをアピールして、部下のためだからとミスを過度に指摘してくる人もいるんですね。

上司などの年長者の言葉の中には、時に自分を成長させるような有難い言葉も含まれていることがあります。ですが、揚げ足取りを真に受けては、精神が疲弊していく一方です。嫌がらせの言葉が自分を成長させることはまずありませんので、真に受けずさらっと流すのも大人の付き合い方です。参考にするくらいの気持ちで、時にはスルー出来る心の強さも必要になります。
揚げ足取りの人の心理を知ろう!

今回は、揚げ足取りをする人の心理と、上手な付き合い方や対処法などをご紹介してみました。職場に一人はいる揚げ足取りをする人ですが、相手の心理を知ることで、相手とも上手に付き合えるようになります。揚げ足取りの人の心理を良く知って、職場内でも軽やかにかわしましょう!