ツンデレなセリフまとめ！男子が胸キュンする言われたい台詞とは？

ここ最近、ツンデレな女子が男子の中で密かに話題です。普段は素っ気なかったり、無愛想なツンデレ女子が思いがけず発する言葉や態度に男子はときめいてしまうようです。普段は見せることのないツンデレ女子の本当の姿を目撃してしまった男子の気持ちはどのようなものなのでしょう。

そもそもツンデレな女子の取る、いわゆる「ツン」、な態度は愛情の照れ隠しである場合が多いです。その隠し切れない愛情のデレを言葉から感じ取ってしまった男子はそのギャップに胸キュンしてしまうのです。今回はそんなツンデレ女子の胸キュンなセリフをまとめています。

ツンデレという言葉は、普段は他人への接し方にトゲのあるツンツンした態度と、特定の対象にだけだらしなく甘えてしまうデレデレとした態度を併せ持った人のことを指します。本当は好きなのでデレデレと甘えたいのに恥ずかしくて、その人の前ではツンツンとしてしまうのです。

もともとはゲーム内のある美少女キャラクターの取る態度やセリフがインターネット上で「ツンツンデレデレ」と表現され始め、それが「ツンデレ」と略されて広まった言葉なのです。２００６年には流行語大賞を取ったことでより広く使われるようになり、現在ではツンデレ女子に限らずツンデレ男子やツンデレ上司など幅広い用途にも使われるようになっています。

ツンデレの語源はゲームやインターネットと上記しましたが、ツンデレという言葉が生まれる前から同様の態度やセリフを見せるキャラクターは存在していました。手塚治作品のブラックジャックに出てくるピノコや、リボンの騎士に出てくるへケートなどがそんなツンデレキャラの代表格です。ツンツンした態度を取りつつもさりげなく見せる優しさはまさしくツンデレのルーツと言えます。

さらに昔を遡ってみると源氏物語に出てくる葵上（あおいのうえ）の源氏に対する態度はまさにツンデレの極みです。古来の物語から見てもツンデレが多くの人々を惹きつける要素があったと言えます。

例えばこんなシチュエーションを想像してみましょう。普段は無愛想でライバル的な立ち位置の同僚女子がいます。今日は二人で大切な取引先へのプレゼンの日です。ところが自分のミスで取引が破断になりかけたとき、同僚女子のとっさの対応で無事危機を乗り越えました。その帰り道に立ち寄ったカフェでのツンデレ女子のセリフです。

「ごめん！自分のミスでとんでもないことになるところだったのに」。それに対する同僚のツンデレ女子のセリフが「べ、べつにアナタのためにやったわけじゃないから！そもそも私たち二人のチームなわけだから、感謝とか別にいいから」と少し照れた表情で言われたら、思わず胸キュンしてしまいます。

様々なシチュエーションでツンデレ女子の天然の女子力によって男子たちがその魅力に惹きこまれているようです。世の男子たちが言われたいツンデレ女子のセリフをさらに集めてみました。

ツンデレ女子は普段は強気ですが、不意に寂しがりな一面を見せるときがあります。その場合は相手に対してかなりの信頼、もしくは好意を持っていると推察されます。

ツンデレ女子が普段は大好きな男子に冷たいとも取られかねない態度を取ってしまうのは、甘えたいけど逆に拒絶されてしまったときが怖いからなのです。このセリフには実は繊細な性格が多いツンデレ女子の一つの特徴が詰まっています。

寂しくて泣きたいけど、信頼している男子にもその姿は見られたくないのがツンデレ女子の習性と言えます。そして普段は抑え込んでいる感情が思わず溢れてしまった涙、だからこそ時折見せる弱さに男子はキュンとしてしまうのです。

「ちょっとコンビニ」とそっけなく言い放ち、戻ってきたツンデレ女子の手には二人分のコーヒーがあります。ここでツンデレ女子の口から発せられたセリフが「別にあなたのためじゃないからね、ついでよ、ついで！」でしたらどうでしょう？その隠れた優しさには男子は思わずグッときてしまいます。

ツンデレ女子には照れ屋で面倒見の良い、一見姉御肌な性格の方が多いです。しかしこの言葉を言われながら手作りのお弁当でも渡された日には男子はメロメロになってしまいます。ツンデレ女子のさりげない優しさはいくら隠そうとしても、隠しきれないほど深いのです。この言葉を言われた男子は十中八九好意を抱かれていると思って間違いなさそうです。

ツンデレ女子の強がりな言葉は「甘えたいけど照れ臭い」という甘え下手な側面の裏返しです。本当に甘えたい男子にだけは「手くらい繋ぎなさいよ！」と思わず甘えたセリフを発してしまいます。大好きな男子と手を繋ぎたいけど素直に言えない、そんな可愛らしさが滲み出ています。

「ちょっと疲れただけだからね！」と恥ずかしそうに言った後に無口になってしまう、そのうつむいた横顔と少しだけ震えた指先を感じ、男子は２回目の胸キュンをしてしまうのです。

ツンデレ女子は男子が落ち込んでいる気配を敏感に察知しています。男子としては落ち込んでいることが恥ずかしいので隠しているつもりですが、面倒見の良いツンデレ女子は見逃さずに絶妙のタイミングでこんなセリフを発します。

こんな言葉、「一度は言われたい！」というのが男子の本音です。基本的に少しマザコンの気のある男性はこんなセリフに弱いので、落ち込んでいるときに言われたい言葉の一つのようです。

面倒見の良いツンデレ女子に手をひっぱられながら言われたいセリフが「いいから！付いてきて！」です。気になるあの女子だけど手を繋ぐタイミングがつかめないウブな男子はこのさりげないボディタッチに内心ドキドキです。

もちろん恥ずかしがりのツンデレ女子も内心はドキドキしています。そんな心の中のトキメキが手を繋ぐことによって微妙に男子にも伝わってしまうのがもう一つの胸キュンポイントです。

ツンデレ女子の発する言葉の「ちょっとだけ」や「別にこれは違うからね！」といったセリフは全て恥ずかしさによるものです。「ちょっとだけ」は「死ぬほど」、「別に違うからね」は「本当はあなたの為だけど恥ずかしくてそんなこと言えない」という意味に変換できます。

少し気になる年上女子にこれほど心配されてしまったら、ウブな年下男子はこの先この女性のことが気になってしょうがありません。気づかぬ内に目でその姿を追ってしまい「何見てんのよ！」と言われて、またドキッとしてしまいます。こうなったらもう目が離せない状態が続くことでしょう。

ツンデレ女子は相手が年上であろうと、大好きな男子に振り向いてほしいときはこれ以上ないほどに感情を爆発させる習性があります。少し乱暴なセリフになってしまうことも多いですが、これも愛情の強さの裏返しであると言えます。

これはツンデレ名セリフの中でもかなりストレートな表現です。ハッキリと愛情を示しつつもツンとした態度は崩していないところを見ると相当の勇気を出しての発言と受け取れます。ツンデレ女子が気になってしまう男子としてはここまでハッキリ言われてしまったらもう後には引けません。

男子なら一度は言われたい言葉を年下の女子に言わせてしまったら「守ってあげたい」という心理になります。その後はどんなツンツンな態度も「かわいいな」と思わせてしまうので女子の方も素直に甘えやすくなりますね。

なれない一人暮らしの最中、仕事も順調にまかされるようになってきたのはいいけど、最近は忙しさで朝ゴハンも食べたり食べなかったり、といった毎日で疲れた表情をしていたのでしょう。いつも業務連絡くらいしかしないような、ちょっとキツメの女子にふと言われた言葉がこれだったら男子は一発で胸キュンです。

この後、さらに「今あなたに倒れられたら困るんですからね！はい」と渡されたのが家庭的な手作りのお弁当だったらどうでしょう。普段のちょっと取っつきにくい印象とのギャップに男子はもう虜になること間違いなしでしょう。

数年ぶりに出向いた同窓会での一場面です。学生時代はちょっとオトナびていて話しかけにくかったあの女子と話す機会がありお互いに近況報告をしたあとにこんなセリフを言われたらどうでしょう？

このあとの二人の関係が急接近するフラグを感じさせる、まさしくツンデレ女子ならではのアプローチですね。男子の方は「異性として意識してくれていたんだ」と喜びと照れくささで終始赤面しっぱなしです。

人の心理として第一印象から良い人の少し良くない側面を見てしまった場合と、第一印象が良くない人の見せる良い面のギャップを感じた場合は後者の方が好感度が高いと言われています。ツンデレ女子の普段のサバサバした態度からの一転した可愛らしい側面を見た場合ではこういった心理も働き好感度はうなぎ上りに高くなります。

男子の本音としてこれほど嬉しいサプライズ効果ないでしょう。ツンデレ女子がここまで本音を見せてしまったら「俺が守ってやるよ」という感情が芽生えてしまうのは必然と言えます。

ツンデレ女子のジェットコースターのような感情の変化にさすがに疲れて帰った後に送られてきたLINEが一言「今日は楽しかった、ありがと」だったらどうでしょう。ツンデレ女子は面と向かってはなかなか照れが邪魔して素直になれないのですが、反面LINEやメールになると素直に気持ちをセリフにのせて発することができるというのが一つの特徴です。

もちろん普段のLINEでは普段通りに「馬鹿じゃない！」とか「フーン」など素っ気ないので、ふと本音を垣間見てしまった男子はそのギャップにキュンと来てしまうのです。

ツンデレな女子がもし涙を浮かべながら「大嫌い！」というセリフを口にしたなら、それは正反対の「大好きなのに、気付いてよ！」というSOSサインです。ここまで本音を見せてしまうまでには二人の間には様々なドラマがあったことが想像されます。

男子が何よりも弱いのが女性の涙です。それが普段はツンツンした強気な女子ならなおさらです。男子としては運命の赤い糸を感じずにはいられないことでしょう。

当初はツンデレという言葉は女子に対して使用されていました。しかし流行語にもなり広く使われるようになってからはツンデレ男子という概念も生まれ、今ではツンデレ上司や部下など、とにかくツンデレと感じさせる態度を取るものに広い意味で使用される傾向があります。海外では「ブロマンス」という男同士の友情を描いた映画ジャンルが人気で、ここにもツンデレを感じる人も多いです。

ツンデレ男子の特徴としては女子と同様に面倒見が良く優しい反面、照れ臭いので普段は必要以上にツンとすましているように見えます。しかし周り大局的によく見ているので友人が落ち込んでいるときなどにさりげない優しさを見せてくれます。ツンデレ男子好きの女子も多く存在するようです。

ツンデレ女子の言葉や態度が発せられる対象は恋愛対象だけではありません。もともと面倒見の良いツンデレ女子は大切に思っている対象、例えば友人や家族にもその胸キュンセリフが発せられます。友人が孤立してしまったとき、家族が苦しんでいるときには一緒になって親身に力になろうとしてくれます。

なりふり構わず大切な対象を守ろうとする健気な姿は当然周囲の人たちの目にも映ります。気になる対象である男子は自ずとその姿勢を見ています。「本当はこんな一面もあるんだ」という普段とのギャップは男子をトリコにしてしまうに十分と言えます。

心理的に人はだんだんと段階を経て自分のことを好きになってくれた相手のことを、より好きなる傾向があります。ツンデレ女子は最初は照れ隠しで冷たく取られてしまいそうな態度を取りますが、心を許した相手には反面「本当は甘えたい」という感情を隠せなくなってゆきます。

この過程は心理学的に見ても男子を虜にしてしまうのに合致します。ツンデレ女子はこれを知ってか知らずか天然で行ってしまうという、ある意味恋愛のプロフェッショナルであると言えます。

ここでツンデレ女子の特徴をおさらいしましょう。普段見せているすました態度は恥ずかしがりやで寂しがりの裏返しなのです。そして心を許した相手にはその愛情を隠しきれず本当の気持ちを出してしまったら、本当の気持ちが洪水のようにあふれ出してしまうので二人きりのときにはとことんまで甘えまくってしまいます。

心理的に見ても男子はこのようなギャップにとても弱いのがツンデレ女子の人気の秘密なのですね。そしてかなり古くからツンデレが人気だったことが分かりました。まさに女子力の塊のような存在のツンデレの世界はまだまだ奥が深そうです。