70年代ファッションの特徴は?流行したブランドやスタイルまとめ!

70年代のファッションの特徴といえばヒッピーやボヘミアン、ウエストマークなどなど。「流行はまわる」と言いますが、年代によって流行しているファッションも同じくまわっています。今回は70年代のファッションの流行を特集します!

目次

  1. レトロファッションがかわいい!
  2. 70年代のファッションとは?
  3. 50年代・60年代・80年代のファッションとの違い
  4. 海外の70年代ファッションの特徴
  5. 日本の70年代ファッションの特徴
  6. 70年代ファッションのブランド
  7. 70年代のファッションアイコンたち
  8. 70年代の銀幕ファッション
  9. 70年代ファッションを取り入れてみよう!

レトロファッションがかわいい!

最近よく聞くレトロファッション。オードリーヘップバーンやマリリンモンロー、ブリジットバルドーにグレースケリー、ツィギーやジェーンバーキンなど年代によってファッションアイコンはさまざまです。彼女たちの写真を見ているとその年代に流行したファッションがよくわかります。意外にも、現代の私たちが見てもかわいいと思えるファッションがたくさんあります。

70年代のファッションとは?

70年代といえば、バブルが来る前の序章のような年代です。経済も発展的であり、世界が希望に満ち溢れていた時代ですね。ファッションも例外ではなく、とっても勢いがありました。カラフル、ガーリー、機能性など女性たちがだんだん社会進出していこうとする年代でもありますね。女性たちが働きやすくかつおしゃれを求めだした時代です。

50年代・60年代・80年代のファッションとの違い

50年代ファッション

50年代といえば、戦争が終わり世界が新しい時代へ向かっていった年代です。1947年にクリスチャンディオールが発表した「ニュールック」が代表的です。女性らしさを前面に出した肩や胸に丸みを帯び、ウエストを絞りスカートはフレアになっています。スカート丈が長めなのも時代背景を感じますね。レトロ感がありとっても素敵です。

60年代ファッション

60年代ファッションといえば、フレアデニムやアイビールックが代表的です。フレアデニムのアイコンといえばジェーンバーキン。彼女の白いTシャツにフレアデニムを合わせ、かごバックを持つスタイルは全世界に影響をあたえました。エルメスのバーキンも彼女が由来です。

80年代ファッション

80年代ファッションといえば、ボディコン!これはみなさんが一番馴染みのある言葉ではないでしょうか。DCブランドが流行り経済も上向きのため、世界が明るかった80年代ですね。ファッションも攻めています。レトロというよりはバブルの印象が強いです。

海外の70年代ファッションの特徴

ヒッピー&ボヘミアン

60年代からブームが続いていたボヘミアン。ボヘミアンとはもともと19世紀のヨーロッパ等で行き場をなくした人々が国際都市を目指すが自分のアイデンティティを失い放浪生活を送る人々を指す言葉です。ファッションもアイデンティティを求めていることを表現しています。

靴もボヘミアンファッションが流行しました。自由を求める表現をファッションで表現していたのですね。現代の私たちから見ると斬新でかわいいものも多いです。

派手なプリントワンピース

70年代で流行した派手なワンピース。ミニ丈が多いことも特徴的ですね!柄物のワンピースが多いですが、時代が明るかった象徴でもあるのではないでしょうか。見ているこちら側も気分が明るくなりますね!現代で着るなら上からロングカーディガンをコーディネートするとおしゃれに着れちゃいます!

ウエストマーク

ウエストマークで細さを強調していたこの年代。ウエストマークをすることでスタイルよく見えます。ミニ丈ワンピースにウエストマークやトップスとボトムの切り替えにウエストマークなど、コーディネートにメリハリをつけています。

日本の70年代ファッションの特徴

ニュートラ

トラッドブームの象徴ともいえるニュートラ。お嬢様ファッションともいえます。神戸発祥のニュートラと横浜発祥のハマトラ。どちらも爆発的にブームになりました。かっちりした感じのコーディネートが多いですね。現代から見ても女性らしさが残ります。

サファリルック

1969年にイヴサンローランが発表した「サファリルック」。70年代ではデニムで合わせていました。デニムに合わせることによってカジュアル感がグッと増します。サファリまでもファッションにしてしまうイヴサンローランは天才ですね。

今年のCARVENのショーでもサファリルックが到来しています。現代にアレンジされながらも既定の流行からは外れていません。レトロ感を丁寧に現代におとしています。

ベルボトム

裾が広がっているベルボトムやブーツカットデニムという言葉を聞いたことはないでしょうか。70年代ファッションの代表的なアイテムの一つです。コーディネートもしやすいため、男性女性問わずに人気がありました。ボトムが広がっているため、トップスをコンパクトにコーディネートしていた方も多いのではないでしょうか。

現代ファッションでもベルボトムは大活躍です。現代版に裁断されているので、トライしやすいアイテムです。あえてトップスを大きめにしてコーディネートするのも現代風ですね。

トンボめがね

グラス部分がトンボの目に似ていることから呼ばれたとんぼメガネ。音楽業界ではとても人気がありました。フィンガー5がかけていたことでも有名ですね。ベルボトムとセットでコーディネートしていた方も多いです。

形の微調整を経て、現代ファッションでも活躍中のとんぼメガネ。現代のサングラスもとんぼメガネをインスパイアしたラインが多いですね。少しレトロ感があるところがポイントです。

70年代ファッションのブランド

KENZO

70年代ファッションではブランドも勢いがあるブランドばかりです。「イッセイミヤケ」や「KENZO」も70年代にコレクションをいくつも発表し、世界に進出しました。日本人デザイナーが世界に出ていった希望ある年代ですね。どちらのブランドもブームをいくつもおこしています。

「KENZO」のトレーナーは爆発的に人気です。芸能人やモデルさんもみなこぞって着ていますね。一着は持っていたいと思わせるブランドです。

イッセイミヤケ

「イッセイミヤケ」の服はプリーツが有名ですね。「ISSEI MIYAKE展」ではプリーツを織る機械が展示されています。普段なかなか見れないファッション業界の裏側を垣間見れることができます。

「1枚の布」をコンセプトにしているイッセイミヤケ。無駄のない服つくりのプロフェッショナルです。服を着たときにできる空間を大切にしていることがうかがえます。

70年代のファッションアイコンたち

ジェーンバーキン

70年代のファッションアイコンの一人、ジェーンバーキン。彼女のスタイルはライフスタイルまでもが憧れとなりました。ベーシックなアイテムでおしゃれに見せる技はさすがと一言です。デニムで女性らしさを魅せたいという方はぜひ彼女を参考に!

マリアンヌ・フェイスフル

ミックジャガーの恋人だったマリアンヌフェイスフル。お人形のような顔立ちと目のぎりぎりでカットされたヘアスタイルは女性たちのファッションのお手本でした。無造作なヘアスタイルは現代でも真似したいですね!

70年代の銀幕ファッション

銀幕スターたちも負けてはいません。BBことブリジットバルドーをお忘れなく!ウエストマークされた彼女のファッションは年代関係なく魅力的に見えます。フランス女性らしさを前面に押し出しているファッションが得意な彼女を参考にしてみましょう!

赤が好きなバルドーはファッションに取り入れることも多く色味でも女性らしさを忘れていません。赤のチェックのスカートにトップスも赤をコーディネートするのはブリジットバルドーならではですね!

ウエストがとても細かったバルドーはそれを自分の武器にしています。ブリジットバルドーの特徴としてウエストマークは鉄板です。女性から見ても魅力的ですね!これなら現代でも取り入れられそうです。

フレンチマリンもお得意ですね。ボーダーを女性らしく着るために胸がきれいにみえる空き具合のワンピースを着ています。ブリジットバルドーの写真で多い特徴は、胸の空き具合、ウエストマーク、赤、フレアスカートです。セルフプロデュースが上手ですね。ぜひ参考にしたいです。

70年代ファッションを取り入れてみよう!

ファッションアイコンの彼女たちのファッションだけでなく、ライフスタイルや生き方も勉強になります。ただかわいいだけでなく、男性に頼り切りではない強さやたくましさを感じさせます。女性の先輩であり、人生の大先輩の彼女たちをお手本にすいすい人生を渡っていきたいですね!

70年代ファッションをご紹介してきましたが、現代でも積極的に取り入れられそうなアイテムも多いです。レトロ感があるものを現代とミックスさせることで、あらたな自分に出会えるかもしれませんね。70年代のファッションはとても元気の出る色使いが多いです。女性らしさを持つファッションですね。ぜひ普段のコーディネートに取り入れて70年代を味わっちゃいましょう!

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