支配欲が強い男性の心理と対処法は？女性がしてはいけない付き合い方とは？

現在の彼氏、過去付き合ってきた男性の中に支配欲の強い人がいた方はわかりますが、支配欲の強い人との良好な関係を築くにはかなりのテクニックが必要になります。上手いかわし方を知らなければ辛い思い出ばかりになりかねませんよ。今回は支配欲が強い彼氏を持つ女性に向けた情報をまとめます。是非参考にして下さい。

何かを支配したいと思うということは、支配していなければ満たされない理由があるということです。何か不安な要素があるために支配欲が高まります。男性は元から支配欲が高い性質ではありますが、度が過ぎた支配欲を持つ人は心理的に不安定な可能性があります。彼氏が支配欲の強い人だと思う方はなぜかという原因にも向き合いましょう。

中には支配したいがために年下の女性と付き合うという男性もいます。年上彼氏で束縛が激しい人や亭主関白な態度が強い人なら、言うことを聞いてばかりいてはどんどんエスカレートする可能性もあります。男尊女卑の時代はとっくに終わり、女性の自由は守られるべきです。居心地が悪いと感じたらすぐに対処するべきです。

小さい頃の記憶、家庭環境、過去の恋愛などからトラウマで束縛をしてしまう人がいます。その場合は心理的な病の可能性もありますし、どちらにせよ男性としては深刻な現状です。しかし、トラウマはふとしたことでなくなることがありますので、女性側は根気と信頼される努力を続けることが大切です。辛いと思うときは本人と冷静に話し合いながら二人で乗り越えましょう。

支配欲が高まっているとき、男性は女性の苦労が全くわかりません。むしろ自分の怒りや悲しみは女性側の原因とさえ思うでしょう。支配できていないと情緒が不安定になるので、女性を思いやる気持ちにはなりません。そこで男性に抗議しても伝わる可能性は低いので、お互いが冷静になった時に話をするようにしましょう。

怒らせないように怯えているのであれば、その彼氏とは別れることも視野に入れるべきです。支配欲の強い彼氏と上手く付き合えるのは根気のある女性です。そして自分の意見は曲げないという強い意思も持ち合わせていることが大切です。流されやすく意見できない女性にはお付き合いが苦痛なままになり兼ねないので別れることをおすすめします。

意思の強い人ならば支配欲の強い人にも対抗できるため、平等な関係が築きやすくなります。しかし、頭ごなしに口論してもただ喧嘩になって関係が悪くなる可能性はあります。落ち着いて冷静な状態で話をするよう心がけることが大切です。男性は頭ごなしに抗議してきても、自分のペースを崩さないよう注意しましょう。

一緒にいる時間が長ければ長いほで性格は似てきます。そのため、なんだかんだ一緒にいたらいつの間にか自分も支配欲が強くなっていたなんてこともあります。そうなるとわがままをぶつけ合う喧嘩の絶えないカップルになりかねません。いくら好きだからと言って人を支配していい理由にはなりません。そのままでは別れて他の人と付き合っても同じことを繰り返します。

支配欲の強い人には束縛の激しい人が多いものの、自分は女性と遊びに行くことがあるという男性もいます。そうなると女性としては不満しかありません。支配欲の強い人は、支配されたくない人でもあります。自分も支配して欲しいと思う人は稀でしょう。不平等な行動を見つけたらきちんと意見することが対等な関係を築く第一歩です。

付き合いが長くなり支配欲への耐性が付いてしまうと、彼氏の支配欲がエスカレートしていても気付かなくなります。最悪の場合、暴力を振るわれるようになっても別れられないほどに洗脳されてしまします。冷静に考えて自分は彼女として扱われているのか、それとも奴隷のように支配されているのかを判断する必要があります。

支配欲の強さで愛情を測るといつか自由の聞かない人生になります。自立できていない女性に多く、そういった女性は心理的にも深い闇がある場合も少なくありません。支配されることで自分の存在意義を測る女性は支配欲の強い人に好意を持たれやすく、お互いにそれが心地いいとさえ感じます。しかし、お互いに制御の利かない心理状態に悩まされ兼ねないので安心してはいけません。

彼氏の支配欲の程度を客観的に認識し、その度合いに合った対処をしましょう。男性の心の病、女性の心の病が起因していびつな関係になっているのだとすれば、プロに相談することも一つの手段です。彼氏と自分の状況を正しく判断するよう努めましょう。

デートをするときは自分の行きたいこと、したいことをしないと嫌という彼氏は支配欲が強い人かもしれません。基本的に女性の意見は聞かず、自分のペースで突っ切ってしまうタイプの男性です。自分がしたいことは女性もしたいと勝手に決めつけている可能性もありますし、彼女は彼氏について行くのが当たり前と思っているのかもしれません。

あれをしろ、これはするなと事細かに言いつけてくる男性のいう通りになると、知らない間に自由が奪われてしまいます。自由が奪われて彼氏しか自分には生きがいがないと心理的な錯覚を起こす可能性があります。自分のやりたいこと、したいことに関してはブレない意思を持ちましょう。

態度の大きさが支配欲の表れです。電車などの公共の場でも大きく足を開いて座る男性はかなり自己中心的と言われています。心理的に自分を大きく見せようとしている状態なのだそうで、彼氏になる前の男性であれば今一度考え直してみて下さい。

支配欲の強い人は女性に対してだけではなく、周囲のどの人間にも対抗しようとします。そのため平等な関係を築くことが苦手で、周囲の評価も低くなりがちです。付き合った女性からすればいい所もあると反抗するとは思いますが、客観視した時の意見も受け入れてこそ良好な関係が築けます。良い彼氏と褒めるのではなく、受け入れていく姿勢が長続きさせます。

男性がもしも友人や知り合いと比べるような話題を出してきたら共感はしてはいけません。周りと比べることだけが自分の評価には繋がらないということを男性に伝えるべきです。そうかと相槌を打ち、あなたにはあなたの良いところがあるからねと返事をするのです。説教にならないようにさりげなく諭すのが大切です。

これはこうすべきだと女性の行動に何かと押し付けがましくいってくる男性も支配欲が強い人と言えます。心理的に自分が一番正しいと思い、他人の意見は全て間違いだと考えます。失敗をあまり経験してこなかった人に多く、彼女に成功してほしいという心理から押し付けることが多くなります。支配欲が強い人だと自分では気づきにくく、彼氏となると扱いがかなり難しくなります。

そんな彼氏に否定の言葉はもちろんNGです。喧嘩のタネを振りまくようなものです。しかし、言うことを聞いてばかりいては女性の自由は保たれません。あなたの意見は受け入れるけど私はこう思うからこうしたいと説得するか、もしくは彼氏には相談事をしないのもおすすめです。何か言われても流してしまうと言うのも立派な手立てです。

彼女の一番でありたいがために、周りと張り合って支配してしまう人もいます。支配欲が強い人は周囲の目をかなり気にしているため、自分が一番出ないところが見つかると途端に支配しようとします。女性の長らくの友人だとしても、容赦がないほど強い人もいます。幼い頃から優秀だと、このような心理状況になる恐れはあります。

支配欲が強い人の中には、過去の浮気が原因でと言う方も多く、女性の周りの人間関係に敏感です。その場合は完全に断ち切る必要はありませんが、彼氏を連れて紹介するなど誠意を見せた行動が効果的です。決して隠れて男友達にあったりしないようにして下さい。また、彼氏が浮気して彼女の行動を気にしているという場合も考えられますのでしっかりと見極めましょう。

女性から愛されている自信がなく、不安な心理状況から支配欲が高まるといった場合もあります。そういった男性は家庭環境に問題がある可能性があります。親からの愛情不足から、人に捨てられる不安を抱きます。そうなるといざ彼女ができても愛し方、愛されている状況すら理解ができず焦るのです。どうしてもなんとかしたいと思うのなら根気強く向き合いましょう。

いじめを受けていたなどの家庭外の暴行により、人付き合いに支障をきたすことがあります。それは女性とのお付き合いでも影響し、自分を本当に空いているのかの自信が持てません。支配するような行動を取らないと愛情を感じづらくなります。女性にできることは彼氏の不安も受け入れよく話をすることです。会話が一番の特効薬です。

支配欲の強い人に対しできる対処法は大きく分けると、「向き合う」「別れる」です。彼氏の支配欲の強さ、支配欲が強い原因、自分の限界を見て向き合うべきか別れるべきかをまずは判断しましょう。どれだけ好きでも向き合えないのでは一生現状は変えられません。自分のキャパを超えて仕舞えばお付き合いどころか今後の人生にも関わります。

支配欲が強いと言っても女性に暴行を加えない男性もいます。ただ文句が多かったり、喧嘩になると言うことを聞かなかったりする程度なら向き合っても問題ありません。しかし、殴られたり罵声を浴びせられたりするようなら、早々に別れを選ぶべきです。人の性格は長期に渡り経験で変わっていくものです。危害が加わるような関係なら向き合うのは危険な選択となります。

彼氏の意見をうんうんと頷きながら、とりあえず全部聞きましょう。話を遮るような言動はしてはいけません。必ず最後まで話を聞いて、彼氏の意見も受け入れるという意思を態度で示しましょう。そうすることで支配欲の強い人でも相手の意見が聞きやすくなります。支配欲の強い人は否定を最も嫌い、肯定を最も好むということを意識しておきましょう。

言い返す時にも彼氏の意見を否定するような発言はしてはいけません。「あなたの意見はこうなんだね」「わかったよ」と一度は受け入れましょう。そして受け入れた上で、新しい意見を提案するのです。取引先の会社にプレゼンするようなものです。相手と自分のメリットを彼氏にプレゼンするような話し合いがスムーズにいきます。

彼氏と会う頻度が高く、彼氏に自分の情報を垂れ流しにしてはいけません。そうすれば彼氏の支配欲が満たされるからと妥協していてはヒートアップします。恋人同士とは言え他人同士ですから、適度な距離感が必要です。彼氏が怒ってきたなら、電話の一本でもしてやれば良いくらいのスタンスがベストです。

あなたが遠くにいても私はあなたの彼女です、という示しに一番良いのは、いつもの会話に「やっぱりあなたは素敵だね」と褒めることです。そして「この間あなたの自慢をしたんだ」と嬉しそうに話すことです。そんな些細な気配りが彼氏の支配欲を満たして安心させます。簡単なことですから習慣化してみて下さい。

彼氏の身勝手な発言にはきちんと意見しましょう。もちろん自分が悪ければ謝るべきですが、勝手な偏見で支配されては彼氏の思うツボです。しっかりと対等に意見し合うために、女性側も否定するような発言はしないよう冷静に話して下さい。否定した途端、あなたが支配する側にもなり得ます。

意見せずに言う通りにしてばかりいると、判断力が低下して自分の不自由な環境に気づけなくなります。もっとひどい事になれば、心理的に病んで鬱にもなりかねません。また、別れなければならない状況でも別れる事にすら恐怖心を抱く場合もあり、そうなると良くないループにはまってしまいます。

お互いにごめんねと言い合える関係が一番望ましいです。どちらかが上なのではなく、平等であるからこそ良い関係になります。男性心理はプライドが高く他人を支配したいと望む傾向にありますが、恋人では関係ありません。しっかりと自分の意見を彼氏に示しましょう。

支配欲の強い彼氏は主導権を握りたがります。そのため、女性に指図されることを極端に嫌がります。支配欲の強い人の心理状況に合わせて主導権は諦める必要があります。しかし、それは表面上の話であって実際は主導権を握っているのは女性です。つまり、少し強引ですが男性が勝手な意見を言わないように仕向けておけば良いのです。

最初の方で書きましたが、長い付き合いをしていると考え方が似てくることがあります。それは支配欲の強い人側にだけではなく、そうでない女性側に男性が煮ることだってあります。最初は意見が違うかもしれませんが、根気強く自分のペースを守っていれば自然と彼氏の考えも彼女に寄ってきます。主導権を男性に委ねても女性の意見とかぶるようになれば問題ありませんよね。

支配欲の強い人は女性が自分のものであることを確認したがります。しかし、男性に聞かれたり男性が不安になったりする前に、あなたは特別ですと意思表示しておくのです。そうすれば、自分が支配するまでもなく女性が自分に付いてきていると安心します。自分からデートに誘う頻度を増やしたり、ストレートに好意を伝えることに注力しましょう。

デート中も人目を気にせず手を繋いだり、腕を組んだりして二人の関係をオープンにすることが大切です。友人に会ったら迷わず紹介するのも効果的です。言われる前にやるのが支配欲の強い男性と穏やかに付き合うためのコツです。普通のお付き合いと同じで、彼氏の喜ぶと思うことを強制ではなく自発的にやることで支配欲の悪化を防ぎます。

愛し合う行為は男性の支配欲を満たしやすいと言われています。恋人同士だからこそできることをすると、自分を彼氏として見ていると認識できるため心理的に落ち着きます。女性が男性を求めるそぶりも、必要とされている感覚になり支配欲が満たされます。心理状態を安定させるにはスキンシップは欠かせません。

たまに夜の営みの際に、嫌がっているそぶりをする女性が好きという男性がいますが、嫌でなければ嫌がるそぶりをしてあげるのも優しさです。そこで満足してくれれば支配欲を満たしてあげられるので、きっと彼氏は上機嫌になります。また、外でのスキンシップも増やすと女性が自分のものとアピールできるため、適度なスキンシップならおすすめです。

彼氏以外の他の男性を褒めるような発言は控えましょう。それだけで自分以外の男性に目を向けているのではと疑う男性もいます。他の男性の話題で不愉快な表情をしたら、さり気なく彼氏のことを褒めましょう。他の男性を見てもあなたが一番ということを言えば誤魔化せます。ただし、嘘をついてまで言うと逆に信用を失うので、事実だけを言いましょう。

支配欲が強くない人でも、男性は他の男性の話題に敏感です。単純に彼氏を思いやって、不安にさせないように努めることが大切です。彼氏が他の女性を評価していて対抗心で言うのも余計に関係を悪くするだけなのでやめましょう。嫌なことははっきり嫌と伝えて解決するようにして下さいね。

男性の支配欲を満たすかどうかは女性の言葉で左右します。女性の発言でいとも簡単に支配欲を満たしてあげることが可能です。支配欲の強い男性が喜ぶ女性の言葉を代表して三つご紹介します。言うチャンスがきたら是非お試し下さい。

「私にはあなたしかいない」「あなた以外考えられない」「あなただからこんなにも幸せ」といったオンリーワンの発言が支配欲の強い男性の心を満たします。支配欲がある男性には、あなた以外目にはないという示しが何よりもの喜びです。現在付き合っているのだから彼氏以外の男性に興味がないのは当たり前ですが、当たり前を口にすることは恋人同士に大切なことです。

「こんなことができるなんてすごい」「あなたはさすがね」「あなたが言わなきゃ知らなかった」などの彼氏の知識、能力について褒める言葉も効果的です。支配欲の強い人は周囲の評価に敏感ですが、良いように言えば褒めると伸びます。褒められることで自分は認められていると認識しやすくなります。すごいと思ったことは素直に口にしましょう。

「あなたは頼りになる」「相談してもいいかな」「お願いしたいことがあって」などの相手を必要とする言葉は支配欲が満たされます。彼女にとって頼りにされる存在であると自信が持てます。彼女が必要としていると認識することで支配欲の悪化が防げます。この三つを意識して会話をすれば、理不尽な発言が少しづつ減る可能性はあります。

自信のない彼氏は心理的に不安定なために女性を縛ろうとします。そんな彼氏の心理状態を安定させるには、まず女性が彼氏の良さを示すことが大切です。男性の好きなところや尊敬しているところは包み隠さず伝えていきましょう。男性は自分の良いところを知らないから自信がないのですから、まずは褒めて伸ばしましょう。

次に心理状態を安定させるのに必要なのは、女性の誠実さを示す言動です。つまり、嘘はつかないことです。一つの嘘でもバレれば疑心暗鬼になってしまいます。そして、会話を大切にしましょう。お互いを信頼するには会話をすることが大切です。二人の関係に不安を抱く彼氏には、女性が男らしく安心させるように努めましょう。

彼氏の支配欲が強いのはあなたの言動が原因かもしれません。浮気なんかは以ての外です。彼氏の支配欲が強くなっても仕方がありません。男性と二人きりで夜遅くまで遊んだり、頻繁にあったりすればもちろん不安から束縛に走る人はいます。また、前科がある場合には女性のわがままで繋ぎ止めているに他なりません。男性の意見に合わせた決断をしましょう。

あなたが彼氏の言動を気にしているように、彼氏もあなたの言動を気にしています。彼氏の心理状態がおかしくなったと感じたら、原因は自分である可能性もあります。今一度ご自分の言動を思い返し、自分には非がないかの確認をして下さい。お互いの関係を良くするヒントが見つかるかもしれません。

男女共に支配欲は自分で認識しづらいものです。支配欲の根源は、恋人は自分のものであるという心理にあります。恋人でも他人は他人です。そしてその他人と良好な関係を築くにはお互いに思いやることが大切です。いびつな愛情表現を自分でもしていないか、客観的に見るよう心がけましょう。

支配欲の強い人は相手が勝手な行動をして自分に危害を加えないように従わせようとする心理が影響しています。支配欲を弱めるにはまず支配することを考えさせないことが重要です。対等な発言を心がけ、二人で協力してすることを増やすことで、支配するような存在でないことを態度で示します。最初は難しいかもしれませんが、できることから始めましょう。

例えば彼氏が毎朝ジョギングしていたとしましょう。あなたも参加して下さい。「一緒にやろう」「一人でやるより楽しいから」といったように声をかけるのです。何気ない言葉ですが、一緒に何かを成し遂げたいというのは平等だからこその言動です。こうした地道な努力が男性の支配欲を徐々に和らげていきます。

暴力をふるい、力で女性を支配しようとする男性は危険なため、向き合うよりも逃げることをおすすめします。男性の支配欲を和らげる前に、女性の身が持ちません。そして、女性一人の力でどうにかできるほど甘い状況でもありません。最悪の場合は命に関わることもあり、早急な対処が必要です。

対処が遅くなってしまうと、女性の心理状態に危険な変化が現れます。怒らせた自分が悪い、自分みたいな人間はこの人以外相手にされないなど、自分に対しての価値が見い出せなくなります。それは女性のこれからの人生に関わる問題です。もはや自分だけでは別れることはできないため、必ず協力してくれる存在が必要になります。

男性に力で勝つことは、よっぽど男性が軟弱か女性が強すぎるかでなければ無理でしょう。そして手が出る男性にまともな話し合いは期待できません。どれだけ女性が苦労をしても報われることはないと思っておきましょう。その人でないとダメというのは人間の錯覚です。自分らしくいられる相手はこの世に必ず存在していますよ。

上から目線で罵声を浴びせる男性も、いびつな支配欲を持っています。女性を見下しているということは、奴隷のような扱いしかできません。ふざけていう分には問題ありませんが、彼女の存在を否定するような発言を常々する彼氏であれば別れを考えるべきです。結婚すればかなりの亭主関白となり、不自由な人生を歩むことになり得ます。

彼氏の存在否定のような言葉を聞きすぎると、いつか本当のことのように思えてしまいます。そうなるとあなたが自信を失い、男性にすがってしまいます。支配欲が強くなり、嫉妬や捨てられるのではという思いで苦しい日々を送ることにもなります。他にも会社や学校でも自信がなくなり物事がうまくいかなくなることもありますので注意して下さい。

誰かを見下す人間は偉そうにしています。それが家族に対してもならよほど甘やかされて育ったのでしょう。そんな人は女性を大切にするどころか、どんな人にも敬意を払うことはできません。一度くらい大きな失敗をすれば鼻が折れるかもしれませんが、滅多にないので期待しないで下さいね。

自分には耐えられないと判断した場合、別れ話になりますよね。そこでは向き合う必要はありません。男性の意見は無視して、別れを押し切りましょう。ただ、あくまでも冷静な状態で話を切り出して下さい。あなたが感情的になると相手も便乗します。例え相手がヒートアップしたとしても堂々とした態度で話を続けましょう。

別れを決断したということは、それだけあなたに負荷がかかっていた証拠です。別れ話を切り出せば男性は許しを請うかもしれませんし、悲しい過去を暴露するかもしれません。しかし、あなたがそれまで耐えきれないほどの負荷がかかっていた以上、すぐ元通りとはいきません。お互い一度離れる必要はどちらにせよありますので、心を鬼にして前に進みましょう。

暴力をふるう男性、罵声を浴びせる男性にはまともな別れ話は通用しません。女性側も説得しきれるような心理状況ではないでしょう。ここは自分の頼りになる友人に協力してもらう必要があります。複数人、または大人の方に一緒に付いてきてもらい、男性が暴れても大丈夫な状況を作っておきましょう。

その時だけ優しい言葉で言いくるめようとしたり、今まで以上の暴行で何も言えない状況にしたりと、女性が余計に怖い経験をしてしまう可能性があります。それらを防ぐためにも引率は必須です。決断したらまずは協力してくれる人を集めて、万全の状態で挑みましょう。そして連絡が取れないように、相手に連絡先を消してもらうこともお忘れなく。

支配欲の強い人との別れ話はなかなかスムーズにいきません。時には怒鳴り上げる人もいます。そうならないためにも公共の場で話をすることをおすすめします。周囲に人がいれば大きな声で怒鳴ることもしづらいですよね。喫茶店などの室内ならより声のトーンを気にするでしょう。

なるべくお客さんの多い日にしましょう。その方が人目につきやすくなります。男性の家に近いところなんかも世間体を気にして目立ったことができなくなります。必ず安全な場所で切り出して下さいね。

支配欲の強い人は反省しても図太く支配しようとします。習慣化しているため、例え自分の間違った考えに気付いたとしても修正は困難です。向き合うとするなら、根気がかなり必要となってきます。最初のうちは言い訳も激しいとは思いますが、男性はプライドが高いものですので聞き流しましょう。

反省した後苦しむのは男性側です。自分の間違った言動を認識しながらやめられないもどかしさを覚えるでしょう。例えて言うなら麻薬のようなもので、簡単には抜け出せるような問題ではありません。男性の心理状況を見ながら支えることも彼女の役割です。苦しみを分け合うことも平等な関係を築くために必要なことです。

支配欲の強さで愛情を認識していては、一生平等な関係にはなれません。それはあなたが支配され続けると言うことと同義です。もしも支配欲の強さに居心地が良いと感じていて意見しないままでいると、支配欲が悪化してDVに発展する可能性だってあります。自分の意思はしっかりと持ってお付き合いをすべきです。

支配しなくたって恋人は逃げません。裏切る人間は支配したって裏切ります。ですから支配欲は良好な関係には必要ないのです。お互いの人生を大切にし合える関係が最も良いカップルです。支配欲よりも敬意が強くなる関係を目指しましょう。

支配欲の強い人と付き合っていくのは簡単ではありません。しかし、相手もあなたも心の底から大切で好きなら、その壁も乗り越えるべきです。上手く向き合ってお互いに成長し合える関係を築き上げて下さいね。