コーヒーミルおすすめは?手動・自動の選び方や使い方まとめ
コーヒーミルは手動と自動とあります。毎日忙しいので自動のコーヒーミルを使う方。ゆっくり時間をかけて楽しむ為に手動のコーヒーミル選ばれる方。それぞれのおすすめのコーヒーミルの選び方や、使い方のおすすめをここで紹介していきます。是非参考にしてみて下さい。
目次
- コーヒーミルの使い方とは?
- コーヒーミルの種類
- 手動臼式コーヒーミル
- 選び方ポイント①ハンドルと重さ
- 選び方ポイント②蓋の役割
- 選び方ポイント③用途
- 選び方ポイント④デザインと価格
- 初めての方におすすめの手動式
- 定番手動式クラッシックミルのおすすめ!
- 縦ハンドルのアンティーク
- 丸洗い出来るおすすめの手動式!
- HARIOセラミックコーヒーミルスケルトン
- 手動式コーヒーミルの最高峰!
- アウトドアにはポーレックス
- おすすめ!スタイリッシュな手動コーヒーミル
- 自動式コーヒーミルの特徴
- 自動式ミルのおすすめポイント
- 自動式コーヒーミルは3種類
- ミキサー式の自動コーヒーミル
- 自動式の臼式コーヒーミル
- カット式の自動式コーヒーミル
- カッター式自動コーヒーミルの定番
- 素敵なデザインでおすすめ!
- おすすめのカット式の定番
- 可愛い色目でおすすめ自動臼式コーヒーミル
- 低速回転のコニカル刃
- デロンギのおすすめ!自動式コーヒーミル
- プロのおすすめ自動式コーヒーミル
- コーヒーミルのお手入れ
- コーヒーミルで美味しいコーヒーを
コーヒーミルの使い方とは?

焙煎したコーヒー豆を粉にする器具をコーヒーミルと言います。喫茶店やcafeに入ると、コーヒーの良い香りがするのは、コーヒー豆を焙煎している香りと、コーヒーミルで豆を挽いてる香り、その挽きたてをドリップしてる香りです。香りの良い美味しいコーヒーを入れるのに、必要な器具の1つが、コーヒーミルです。

コーヒーの香りが好きで、喫茶店のコーヒーを飲みに行く人も多いのではないでしょうか。コーヒーの香りは癒しの1つに匹敵します。家のキッチンで同じ香りが楽しめると、癒されること間違いないです。

家でも美味しく香りの良いコーヒーを飲む為には、挽きたてのコーヒーをドリップする事です。まずは焙煎されたコーヒー豆を買って、コーヒーミルを使ってみましょう。手動、自動それぞれの使い方や選び方、おすすめのコーヒーミルを紹介していきます。お店の香りや味に近いコーヒーが飲める為の、コーヒーミルを見つけましょう。

コーヒーミルの種類
大きく分けると手動式と自動式

コーヒーミルは大きく分けると、手動式と自動式(電動式)に分かれます。手動式はどこでもコーヒーを挽く事が出来ますが、自動式(電動式)は電源がある所でないと使えないという事が1番の違いです。手動式はご家庭で、自動式は業務用という印象もありますが、最近は自動式でも使い方が簡単で、コンパクトになってるので、ご家庭のキッチンでも使いやすくなっています。
自動式は3種類に

さらに、自動式コーヒーミルを分けると、自動カッター式と自動臼式、自動カット式の3種類に分かれます。コーヒー豆を挽く刃の種類で分けられています。それぞれの特徴や使い方、おすすめの選び方を、手動式から順番に見ていきましょう。

手動臼式コーヒーグラインダーの事を、コニカルグラインダーとも言われてます。挽き臼の形が円錐形(コニカル)だからだそうです。手動式コーヒーミルの特徴や使い方、おすすめの選び方を紹介していきます。
手動臼式コーヒーミル
手動式コーヒーミルの良いところ

手動式のコーヒーミルの良いところは、ゆっくり自分のペースで豆を挽く事が出来ることです。ゆっくりハンドルを回す事で、コーヒー豆の香りを楽しむ事が出来ます。又、丁寧に挽く事で摩擦の熱が出にくいので、豆の劣化を防ぐ事も出来るのです。コーヒータイムをゆっくりと、時間をかけて過ごしたい方には、手動式のコーヒーミルをおすすめします。

素敵なアンティークの置物に見えるのは、手動式のコーヒーミルです。今は色々な形や色が出ていますが、やはりキッチンやダイニングに置いてるだけで、お洒落に見える、昔ながらの木製や鉄のコーヒーミルが、今だに人気があるのも納得出来ます。豆を挽くガリガリとした感覚も、クセになるくらい気持ちがいいです。
手動式コーヒーミルのデメリット

手動式のコーヒーミルは、一度に多くのコーヒー豆を挽く事は出来ません。又、コーヒー豆には固い豆もあるので、手動ですと力が要り、やはり疲れてしまう事があります。忙しくて時間がない時は、手動式は向いていないのかもしれません。選び方として、自分の生活のペースに合わすのも大切になってきます。

手動式の特徴を知ったうえで、選び方のポイントや使い方、おすすめのコーヒーミルをいくつか紹介していきます。自分の好みや暮らしのペースに合った、手動式のコーヒーミルを探していきましょう。自分で気に入ったコーヒーミルが見つかれば、長く大切に使う事が出来ます。
選び方ポイント①ハンドルと重さ
手動式ならではのハンドル

手動式のコーヒーミルは、ハンドルを回してコーヒー豆を挽くのが楽しみの一つです。ハンドルを横に回すのが多いですが、縦に回すのもあります。これは自分のお好みで選んでいただいたらいいのですが、ハンドルは長い方が回しやすいですし、持ち手も、自分の手にしっくりとくるものがいいでしょう。一度試しに回してみてから選びましょう。

基本は軽いのが手動式コーヒーミル
コーヒー大好きマンなので憧れのコーヒーミル買っちゃった
— 奏花 (@heartflower1739) May 13, 2018
挽くと部屋がカフェみたいなコーヒーのいい香りになってリラックス出来る😳
早起き出来た朝の贅沢 pic.twitter.com/7CSbwNcx4k
手でハンドルを回すから手動式と言われ、基本は軽いコーヒーミルが多いのですが、選び方としては、ある程度の重さがあり、安定感のある持ち易いコーヒーミルをおすすめします。見た目以上にハンドルを回す力が必要なので、キッチンでコーヒー豆を手挽きする時は、重さの有る倒れにくい方が安心です。
選び方ポイント②蓋の役割

コーヒー豆を入れる所をホッパーと言い、このホッパーに蓋が付いているのと無いのとがあります。蓋が無いのは、使い方が簡単で豆が入れやすく、香りを直接楽しむ事が出来ます。コーヒー豆が挽かれていく様子が見えるのも楽しみの1つです。
豆を入れて気づいた。このミル、フタがありません!高速でドリリングしたら、豆が吹っ飛んじゃいますね。#コーヒー #コーヒーミル #カリタ pic.twitter.com/lqHjtZji68
— codget (@codget_info) May 19, 2018
蓋が付いているコーヒーミルは、豆が溢れない為に付いています。手動式のミルは、そこそこの力を入れて挽きますので、うっかり倒れたりした時には安心です。キッチンに置いておく時も、蓋が有るとホコリが入りにくいです。初めてコーヒーミルを使う方は、蓋が付いている方がいいでしょう。
選び方ポイント③用途
家の中でゆっくり楽しむ手動式

キッチンやダイニングで、手動式コーヒーミルを使うなら、どの手動式を選ばれても大丈夫です。強いて言うなら、ある程度の重さがある安定する物や、見た目がお洒落なデザインで、飾っておける様なコーヒーミルをおすすめします。どのような用途で使うのかを考えるのも大切です。
手動式で1番の利点!アウトドアがおすすめ

いい季節になると、家族やお友達とバーベキューや、ハイキングに出掛けたり、趣味の釣りや登山というアウトドアで、楽しい時間を過ごしたりする人が、多くなって来ました。外でもコーヒータイムを楽しめるのは、電源が不要な手動式が便利で、手動式のコーヒーミルの良い所です。使い方も簡単で、持運びに便利な手動式のコーヒーミルは人気があります。

キャンプ場などのアウトドアで、手動式のコーヒーミルを使い、ゆっくりコーヒー豆を挽いて、美味しいコーヒーが飲める事で、話も弾み、日頃の疲れやストレスを発散して、気分転換が出来るでしょう。

選び方ポイント④デザインと価格
手動式コーヒーミルの価格

手動式のコーヒーミルの価格は、安いもので¥1,500前後から高価な物で¥20,000位です。お安くても十分コーヒー豆は挽けます。選び方で重要なのは、自分の好みで選ぶのが1番です。持った時の触感だったり、キッチンに置く時のバランスだったり、人それぞれです。大切に長く使っていただきたいので、お気に入りのコーヒーミルを探しましょう。
お洒落なデザインの手動式コーヒーミル

昔ながらのデザインも、アンティークな雰囲気で素敵ですが、最近の手動式コーヒーミルは、使い易さやだけでなく、見た目のデザインも色々あるので見てるだけでも楽しくなります。選び方のポイントを参考に、じっくり自分で見て触って、お気に入りのコーヒーミルを見つけましょう。ここからは、コーヒーメーカー別におすすめを紹介していきます。

初めての方におすすめの手動式
カリタの手動式コーヒーミル定番のKH-3

カリタの手挽きコーヒーミルの定番で、シンプルな作りです。手に馴染み易いデザインで、定番色意外に5色作られてます。メーカー小売価格で¥3,800〜¥4,500です。お手頃なのに可愛いので、キッチンに置いておくだけで、可愛いと人気があります。
ホッパーに蓋が無いので、コーヒー豆はこぼれ易いという事と、重さが無いので倒れ易いというデメリットはありますが、使い方も簡単でお値段もお手頃なので、コーヒーミルを試してみようとお考えの方にはおすすめします。
カリタコーヒーミルKH-9

同じくカリタの手動式コーヒーミル。見るからに丸みがあって可愛いフォルムで、何処にでも置いておきたいコーヒーミルです。耐久性がいい硬質鋳鉄製の臼刃を使用しているので、長く使って頂けます。
ホッパーの容量は20gとコーヒー2杯分ぐらいです。粉受けの底の部分を回して外せるので、ドリッパーに入れるのに便利です。カラーは木目を活かしたナチュラルとブラウンの2種類で、キッチンでなくリビングに馴染みそうです。御結婚のお祝いにおすすめします。
定番手動式クラッシックミルのおすすめ!
カリタ手動式クラッシックコーヒーミル

手動式コーヒーミルの昔からの形です。ホッパーに蓋が付いているので、こぼす事がないから安心して楽しめます。お値段もメーカー小売価格¥6,000ですが、性能とデザインからすると納得の人気商品です。小さな引き出しに、コーヒー粉が落ちるので、ドリッパーに移動するのも便利で、キッチンに豆粉が溢れることも少なくすみます。

ホッパーには豆が40g入ります。刃は硬質の鋳鉄を使用。最近は安価でも出てるので探してみることをおすすめします。
縦ハンドルのアンティーク
おすすめの縦型ハンドルの手動式

手挽きのコーヒーミルの縦型のハンドルといえば、カリタ手挽きコーヒーミルダイヤルNです。置いておくだけで、顔がほころんでしまうくらい、存在感があるコーヒーミルです。色は黒と赤があり、キッチンやダイニングに合わせて選べます。色んな人に見てもらいたくなる様な見た目で、チョイスするのも選び方の1つです。
手動式のコーヒーミルのほとんどが、1kg前後の重さですが、このコーヒーミルは3kgくらいあります。安定しているので、倒れる心配はありません。ホッパーには50gの豆が入りますが、挽くのに少し時間がかかります。毎日回し続けると、大変だと思うかもしれません。重さがあるので、キッチンでの置き場所を、確保する必要があります。
丸洗い出来るおすすめの手動式!
HARIO手動式コーヒーミルセラミックスリム
このハリオのセラミックスリムは、セラミック臼なので、丸洗いが出来ます。樹脂で出来た本体なので軽く、持ち運びに便利で、メーカー小売価格¥3,000とお手頃です。使い方もお手入れも簡単なのがいい、という選び方も1つの考え方です。
HARIOセラミックコーヒーミルスケルトン
挽いた豆の保存も出来る!おすすめの手動式

ハリオのセラミックスリムと同じ、セラミック製の臼なので、全部水洗いが出来ます。又、手動式ミルには珍しく、コーヒー粉100gまで挽く事が出来る嬉しい手動式ミルです。お手入れも簡単で多い人数でも対応でき、お値段も¥3,500とお手頃。付属の蓋をすれば、コーヒー粉の保存容器にもなるという優れものです。
手動式コーヒーミルの最高峰!
ザッセンハウスのおすすめ

ドイツの職人が心を込めて、1つずつ作り上げるコーヒーミル。精度の高い設計や耐久性に優れている高品質のコーヒーミルです。ミルの刃は硬質の特殊な銅を使用していて、熱がこもらない様になってます。メーカー小売価格¥22,800とお高いですが、コーヒーミルの最高峰と言われてるだけのクオリティです。
ザッセンハウス手動式ミルの定番

ザッセンハウスの定番と言っていい手動式コーヒーミルです。ホッパーが少し大き目で50g入ります。ミル刃はラパスと同様の硬質の特殊な銅を使用。落ち着いた色目が4種類あります。メーカー小売価格¥15,600ですが、精度の高い作りで、豆を均等に挽く事ができ、耐久性に優れてる事から、長く使い続ける事が出来るので、一生ものとしたら良いお買い物ではないでしょうか。
ヨーロッパの手動式ミルのおすすめプジョー

プジョーと聞くと車のイメージがありますが、手動式コーヒーミルの歴史も古くから有名で、アンティークのコーヒーミルは、お好きな人にはたまらない逸品です。

精度の高い2枚の刃で、均等にコーヒー豆を挽くので香りが良く、挽き心地いいと言われています。豆の粗さも調節出来るので、好みのコーヒーが抽出出来ます。大きさは、高さは21cm位で重さは1kg無く丁度いいサイズです。価格は高めですが、実際見てみると欲しくなる位の素敵なコーヒーミルです。自分のキッチンに飾りたくなります。
アウトドアにはポーレックス
おすすめはセラミックの刃!

持ち運びに便利なコンパクトが売りの、ポーレックスセラミックコーヒーミルです。ミニサイズと2種類あり、どちらもセラミックの刃を使ってるので、錆びる事もなく、金属の独特の匂いもないので、コーヒーの香りを損なうことがありません。
ハンドルホルダーもおすすめ

ポーレックスのコーヒーミルのデザインはシンプルでスタイリッシュ。このままでも格好良いのですが、ハンドルホルダーを付けると一段とお洒落になります。自分のオリジナルのハンドルホルダーを作ってみるのも良いですね。アウトドアだけでなく、キッチンやダイニングでも、色々な使い方が出来るおすすめのコーヒーミルです。
おすすめ!スタイリッシュな手動コーヒーミル
E-PRANCEの手動式コーヒーミル
見た目もシンプルで、無駄のないデザインのE-PRANCEは、ステンレス製で錆びにくいので、長く使い続ける事ができます。それに加えて、分解して洗う事が出来るので、とても清潔に保つ事が出来ます。時計回りに挽くと豆が粗く、反対回りに挽くと細かくなるという、解りやすく使いやすいコーヒーミルです。
SALUSポポロの手動式コーヒーミル

飾りたくなるようなスタイリッシュなデザイン。ステンレス製なので、水洗い可能でお手入れ簡単です。価格も¥3,500位でお手頃です。とにかく格好良いので自慢したくなります。キッチンにコーヒー豆の入った瓶と一緒に並べたくなります。

次は、自動式(電動式)コーヒーミルの特徴を見ていきます。選び方やおすすめの自動式コーヒーミルも紹介していきますので、キッチンでどの様な使い方をするのか、手動式と比べて、どちらが自分に向いてるコーヒーミルなのかを見つけましょう。
自動式コーヒーミルの特徴
時間のない人におすすめ!

自動式のコーヒーミルの良い所は、手動式と比べると楽に早く挽く事が出来る事です。又、コーヒー豆を一度に沢山挽く事が可能なので、来客が多い時には早くコーヒーを用意する事が出来ます。毎日忙しく、時間が無い方には自動式コーヒーミルをおすすめします。

自動式コーヒーミルのデメリット
自動式は電動なので、電源がある所でないと使えません。キッチンやダイニングと限られた場所になります。又、コーヒーを挽く時の音が大きいというデメリットもありますが、最近では、静かな音で挽く事が出来るのも増えてきています。朝早くキッチンで使う時に、音が静かな方が、気を遣わなくていいので嬉しいです。
初めてのコーヒーミル!
— ARA (@ARA789456123) May 17, 2018
以外と静かで満足です!https://t.co/7PwYPa80Ck pic.twitter.com/6pMwODkqwK
自動式ミルのおすすめポイント
大きさと用途

自動式コーヒーミルを大きさで分けたら、コンパクトで収納も便利なミキサー式(プロペラ式)と、ある程度の大きさと重さがある臼式とカット式の2つに分かれます。

使い方にもよりますが、朝だけしかコーヒーは飲まないので、使う度に収納しておきたいという考え方と、1日にコーヒーを飲む事が多いので、いつでも使えるように、同じ場所に置いておきたいという考え方。それぞれの用途によって決めるのも、選び方のポイントです。

キッチンにcafeコーナーを作って、コーヒー豆やカップなどを並べて、見せる収納を楽しむ為に、存在感のあるコーヒーミルを購入するのも素敵な考え方です。
挽き方の違い

美味しいコーヒーを入れるのに、コーヒー豆の挽き具合によって変わってきます。挽いたコーヒーの粉が均一に揃っていれば、均等にコーヒーの成分が抽出されるので、香りの良い美味しいコーヒーが出来るのです。

コーヒー豆を挽いた時に細かな粉、微粉と言いますが、微粉が多いと抽出が早くなり、雑味が出てしまいます。又、大きな欠片が多いと、抽出に時間がかかり、香りや旨みが台無しになってしまいます。美味しいコーヒーを入れる大切な選び方は、微粉が出にくく、均等にコーヒー豆が挽けるかどうかです。
初めてはリーズナブルがおすすめ

自動式コーヒーミルの価格は、コンパクトで収納がしやすいミキサー式(プロペラ式)は、買いやすいお値段になってます。臼式とカット式は大きさもありますが、お値段は高めになってます。cafeなどに使われているのもこの臼式とカット式です。
ビバホームでカリタのコーヒーミルが展示品1980円だったので購入。やっぱ挽きたての豆で淹れると美味しいね pic.twitter.com/Glc8DrkNuH
— 初音家ミク蔵◇やるきがでない (@mkz_s) November 20, 2016
安い物なら3,000円ぐらいからあります。初めはリーズナブルな物から試していく事をおすすめします。コーヒー豆を挽く事の楽しみが増えてきたら、その時に合ったお値段やデザインを探すのがいいでしょう。
自動式コーヒーミルは3種類

自動式コーヒーミルは3種類に分かれ、刃の部分の違いと覚えておきましょう。ミキサー式(プロペラ式)、臼式とカット式の3種類です。コーヒーミルの選び方で、豆の挽き具合は重要になります。それぞれの挽き方の違いなどを比べていきますので、参考にしてください。

ミキサー式の自動コーヒーミル
収納したい方におすすめ

プロペラの形をした刃でコーヒー豆を粉砕するのが、ミキサー式のコーヒーミルです。小型なので収納にも困りません。スィッチを押すだけで挽く事が出来るので、時間の無いときは簡単で便利です。挽き具合はスィッチを押してる時間で調節する方法で、スィッチを押し続け、挽けば挽くだけ豆は細かくなります。

ミキサー式のコーヒーミルのデメリットは、少しでも挽きムラが出来ない様に、コーヒーミルを揺らしたり、振ったりしながら挽かなくてはいけません。挽いた豆の大きさが均一になりにくく、微粉も出やすいです。後、挽いた粉をドリッパーに移すのに、直接ミルからになるので、キッチンにこぼしてしまいます。粉受けが外せる方が便利かもしれません。

ミキサー式(カッター式)のコーヒーミルは、一度に挽ける量は2〜4杯位で、使い方も簡単です。価格も安めなので、初めてコーヒーミルを購入される方におすすめします。
自動式の臼式コーヒーミル

自動臼式をグラインド式とも呼ぶこともあります。コーヒーミルの名前にグラインダーと付いていたら、ほぼ臼式だと思って下さい。臼式の刃は歯車の様な上下2枚の刃で、コーヒー豆を臼のようにすり潰します。

臼式のコーヒーミルは、挽き具合をダイヤルなどで設定が出来ます。粗挽きから細挽きまで対応出来るのが多いですが、極細挽きまで対応できるかどうかは確認してください。極細挽きはエスプレッソ用の粉になるので、必要無ければ気にしなくて大丈夫です。臼式は挽きムラが少なく、微粉が出るのも抑えられてます。安定した美味しいコーヒー豆が挽けるということです。
カット式の自動式コーヒーミル
おすすめは丁寧で速い!

自動コーヒーミルのカット式は、コーヒー豆を切り刻みながら挽いていきます。臼式より、挽く時間が早くて、挽きムラが無く、微粉も少ないという利点から、お店で使われることが多いです。価格は安くて1万円ぐらいから、高くなると5〜6万円程になります。簡単に買うには少し気合いがはいります。

自動式コーヒーミルのカット式も臼式と同様で、挽き具合はダイヤルなどで粗挽きから細挽きまで調整出来ます。自動式コーヒーミルの据え置き型は、価格は高く、場所もとりますが、その分性能は良く、本格的なコーヒーが楽しめます。
インテリアにも◎。ミリタリー感がたまらない、Karitaのコーヒーミル。 - GO OUT WEB - https://t.co/Kk3JO0BQeU https://t.co/Kk3JO0BQeU
— goout_online (@goout_online) May 15, 2018
コンパクトなミキサー式と、据え置き型の臼式やカット式のそれぞれの特徴を見ていただいたので、ここからは人気の電動コーヒーミルを、メーカー別に紹介していきます。家のキッチンのイメージと重ねながら、大きさ、使い方などご自分にあった、コーヒーミルを見つけましょう。
カッター式自動コーヒーミルの定番
初めての方におすすめ!メリタセレクトグラインド

カッター式の自動コーヒーミルと言えば、メリタセレクトグラインドです。プロペラ式のステンレス刃を使用。高さは20cmもなく、重さも850gとコンパクトサイズです。豆も最大容量は70gとこのサイズでは多い方です。
価格も¥3,000位なのでお求め安いです。聞き覚えのあるメーカーなので、人気があります。色は黒と白の2色と、キッチンやダイニングなど色んな場所に合わせやすい色目です。
デロンギカッター式グラインダー
【ヨドバシカメラx DeLonghi】
— ヨドバシカメラ【公式】 (@Yodobashi_X) January 16, 2018
忙しい朝でも、おいしい一杯を☕
フタを押し込んでいる時間で粒度を調整。サッと豆が挽ける電動コーヒーミルで至福のひととき😊ひと息つくのに最高のコーヒーを提供します🌞
キッチンにさりげないカフェ空間を🎵https://t.co/ZlzssQt7Aa pic.twitter.com/Fk0Shrk0TB
デロンギの自動コーヒーミルの中で、コンパクトなカッター式です。高さは25cmと少し大きめですが、重さは1kg無いので使いやすいです。最大容量も80gで一度に8杯分のコーヒー豆が挽けるのも嬉しいです。
取り外しが出来るホッパーなので、ドリッパーに移すのも簡単で助かります。本体にお手入れ用のブラシが収納が出来るのも嬉しいです。コンパクトで握りやすい自動式コーヒーミルで、たくさんのコーヒー豆を挽く事が出来る、このコーヒーミルをおすすめします。
素敵なデザインでおすすめ!
ラッセルホブスコーヒーグラインダー
置いておくだけで格好良いデザインのコーヒーミル。大きさも20cm位で置き場所も困りません。独特な刃の形と、臼とのバランスで挽きムラが少なくなりました。ホッパーが取り外しが出来るので、こぼすこと無くドリッパーに移せるのも人気の1つです。

価格も¥5,000位と、初めて購入される方も手が届くお値段です。洗練されたデザインが多いラッセルホブス。ステンレスの電気ケトルとお揃いで並べておくだけで、満足して、つい写真まで撮ってしまいそうです。簡単な使い方とデザインで選ぶならこのコーヒーミルをおすすめします。
おすすめ!粒度調節はダイヤル1つ

シンプルでダイヤルしかない、homgeekの自動挽き電動コーヒーグラインダー。杯数と粗さ調節のダイヤルを、好みに合わせて、あとはスタートボタンを押すだけの、使い方簡単なコーヒーミルです。手放しで15秒程で出来、音も気になる程うるさくないので、朝の忙しい時には助かります。

上にあるホッパーは、カップのみ外す事が出来るので、キッチンを汚す事なく、ドリッパーに入れる事が出来ます。又、カップを正しい位置に戻すことが出来ていないと、電源が入らないので、動かない様になっている安全設計です。
おすすめのカット式の定番
カリタナイスカットG

カット式の定番といってもいい、カリタナイスカットG。業務用だけあって安定の高品質で人気です。サイズも高さが35cm弱で重さは2kg無い位。思うほど大きくないので、家庭用でも使えます。
コーヒー豆は100gまで一度に挽く事が出来ます。価格も高くなってますが、挽き方にムラが少なく安定してるので、美味しいコーヒーが飲めます。一度廃盤になっての復活のコーヒーミルなので、人気商品だと納得出来ます。
可愛い色目でおすすめ自動臼式コーヒーミル
FUJIROYALみるっこ
自動式コーヒーミルの臼式で人気は、この富士珈機のみるっこです。お店でプロが使ってるのも、この臼式コーヒーミルが多くて高評価です。プロがおすすめする品質を、家庭用にとコンパクトになったので間違いなく美味しいコーヒーが飲めるでしょう。価格も¥40,000以上する高価な物になりますが、本格的に抽出したい方にはおすすめします。
サイズは高さが36cmでコンパクトですが、重さは5kgと安定感があります。カラーも黒と赤の定番色に加えて、コーヒーミルには珍し可愛いイエローもあります。別注でグレーとベージュも作られていて、他にはない色展開を楽しむことが出来ます。
低速回転のコニカル刃
ボダムBISTROコーヒーグラインダー

コーヒー豆を挽く刃はコニカル刃を使い、ゆっくり回転させる事で、熱を出しにくくしたり、騒音を抑えたりする事が出来るコーヒーミルです。エスプレッソ用の極細挽きまで対応出来ます。耐熱性のガラスを使用しているホッパーなので、静電気が起きにくくなってます。
サイズは意外とコンパクトで、高さは27cm位で重さは1.5kg弱です。価格もこの形で¥ 20,000位なら、お買い得かもしれません。
デバイスタイルコーヒーグラインダー
コニカル刃を使って、低速回転でコーヒー豆を挽く事で、熱の発生を抑えて、豆の劣化を防いでくれます。ゆっくり回転する事で、騒音も抑えられます。

通常の粗挽きから細挽きに加えて、エスプレッソ用の極細挽きまで対応してます。又、回転数を2種類から選べ、ノーマルの通常回転と、回転数の少ない手挽き回転の2つです。
デロンギのおすすめ!自動式コーヒーミル
デロンギうす式コーヒーグラインダー

ボックス型のデザインが素敵な、臼式のコーヒーグラインダーです。このグラインダーは、杯数と粒度をダイヤルで設定出来、設定した杯数分が挽き終わると、自動で停止してくれます。朝の忙しい時に自動停止はとても助かります。又、ホッパーの蓋が少しでも開いていたら動かないように、安全ロック機能が付いています。至れり尽くせりの主婦の味方です。
大きさは高さが26cmで重さは1.5kgと、キッチンに置いておくには、丁度いい大きさです。使い方も簡単で価格も¥10,000までとリーズナブルです。
デディカコーン式コーヒーグラインダー

今までに無い、画期的な自動式コーヒーミルが、このデディカコーン式コーヒーグラインダーです。使い方は液晶画面で簡単な操作をするだけで、コーヒー豆の挽く量を量り、極細挽きから粗挽きまでの粒度を18段階の設定が出来るという、最先端なコーヒーミルです。

ホッパーが密着しているので、静電気でコーヒー粉が飛び散ることが少ないところもおすすめです。デザインも、黒とシルバーのデロンギらしい格好良さで、価格は¥20,000位と高めですが、近い将来のコーヒーミルを、いち早く使えると思うと良いお買い物かもしれません。
プロのおすすめ自動式コーヒーミル
Bonmacコーヒーミル

カット式のコーヒーミルで、ホッパーの最大容量は200gと大きいほうです。サイズは高さが36cm、重さは3kgで業務用から家庭用に使われています。
あまり聞いた事のない名前ですが、プロの方に、家庭用で値段のわりに性能がが良く、おすすめのコーヒーミルはと聞くと「ボンマックBM250」と言われるくらい有名なんです。挽きムラも少なく、使い方も簡単で本格的なコーヒーが入れられるなら、購入リストに入れておくのもいいでしょう。
コーヒーミルのお手入れ
毎回のお手入れをおすすめ!

長く大切に使う為には、丁寧にお手入れをする事が大切です。使用後は毎回、専用のブラシや布などで、粉を綺麗に落としましょう。コーヒーの粉は酸化していくので、残したまま新しい豆を挽くと、雑味が入り本来の香りが台無しになります。分解が出来るコーヒーミルは、週1回は分解して綺麗にしましょう。
おすすめはカメラ用のブロアー

空気に圧力をかけて、勢いで吹き出さす機械をブロアーと言います。手のひらサイズのポンプ式が、カメラ用で販売されているのですが、このサイズがミルのお手入れに丁度いいんです。使い方も簡単でお値段もお安いので、ブラシと一緒に用意しておくことをおすすめします。
コーヒーミルで美味しいコーヒーを

コーヒーミルの種類から特徴を紹介させていただき、それぞれの使い方やおすすめのコーヒーミルを見ていただきました。生活のリズムやキッチンのイメージに合わせ、自分にぴったりのコーヒーミルを、見つけて頂く為の参考になれば嬉しいです。美味しいコーヒーで素敵な毎日を送りましょう。
