月星座が蟹座の性格は？気になる相性・適職・恋愛を徹底解析

皆さんは『月星座』というものをご存知でしょうか?「初めて聞く」という方も多いかもしれません。私達が普段よく言っている『星座』というのは、実は太陽星座のことです。私達が生まれた日に太陽が運行していた星座を『太陽星座』と呼び、生まれた瞬間に月が運行していた星座を『月星座』と呼びます。

太陽星座が表すのは、社会的なものや対人面など表面的な部分です。人生の目的を知りたい時や、人生を自主的に切り開いていく時に役立ってくれます。それに対して月星座は、内面や心の奥底部分にある傾向や欲求、人格などを表します。普段は強く出ずに隠れている部分ですが、あなたの内に秘められている可能性を教えてくれます。

今回はそんな月星座に蟹座を与えられた人の性格や相性を見ていくと共に、適職や恋愛の傾向についてもご紹介していきます。

蟹の特徴と言えば、固い甲羅ですよね。月星座が蟹座の人もその特徴を持っています。男性も女性も、その甲羅で大切なものを守り、とても居心地の良い場所を作っています。会った瞬間から穏やかで親しみやすい雰囲気を持っていますが、知り合って間もない相手には、すぐには心を開くことはないでしょう。

本心も、デリケートで繊細な本来の自分も、心を開くまで見せることはありません。内弁慶な性格ですので、親しくなるまでは上辺だけの付き合いをします。ですが1度心を開くと、親しい人には素直に甘え、大切な人を守るためならどんな努力や労力も惜しまない、たくましい一面を見せてくれます。

身内意識が強く、仲間と認めている人は甲羅の内に入れて家族のように惜しみない情の深さを見せてくれます。ですが怒らせ敵と見なしてしまうと、その甲羅から追い出してしまいます。相手に対する興味も失くして無視するなど、周りが手に負えないほどの怒りを見せるでしょう。

月星座が蟹座の人は、男性、女性共に直感が優れています。思考よりも感情を優先させる性格で、物事を決めるのに大事なのは善悪や理論的な理由ではなく直感です。しかし月星座が蟹座の人は、その直感を信じ行動した方が、ほとんどの場合が上手くいくのです。

月星座が蟹座の人は直感で物事を決定しますが、その根底にあるのは多くの場合「好きか嫌いか」です。人間関係に対しても好き嫌いが激しい人が多く、人との付き合いでもそれを優先させます。好きな人には寛大な愛情を持って接しますが、嫌いな人にはまったく興味を示しません。友人関係だけではなく職場でも、自分の周りに置くのは好きな人ばかりに偏りがちです。

直感力が優れている月星座が蟹座の男性は、相手や周りの状況を直感的に理解することができます。その結果、気配りの上手さとなって表面に現れます。職場などでも周りの人が気付かない部分にいち早く気づいたり、大ごとになる前に上手にフォローを入れたりします。

職場では、後輩や部下への面倒見の良さが評価されたりもするでしょう。ですがそれも、本人が身内だと認めている相手に対してとなります。職場での月星座が蟹座の男性は、仲間にとっては非常に頼もしい、できれば嫌われたくない相手となっていることでしょう。

月星座が蟹座の女性の勘の鋭さは、感受性の豊かさとなって顔を覗かせます。本人が意識せずとも、周りにいる人の気分や本心を直感的に見抜きます。それは月星座が蟹座である女性が、自身の内側に溢れんばかりの感情を秘めているためです。自身の感情とも向き合っているので、他人のそれも敏感に感じ取ることができるのです。

そして直感的に理解した相手の心情には、母親のように深い愛情をもって寄り添うことができます。これは意識してではなく無意識のうちに出るものです。心を許した相手には本当の自分を見せられるので、仲が良かったり相性が良かったりする相手には、特にこういった部分を見せることが多いでしょう。

人というのは、時に他人から抱かれている印象と違った部分を見せることがあります。月星座が蟹座の男性の場合、それが『気分屋』な部分になります。気分屋に見えるのは、周りからだけで、本人にはきちんとした理由があります。ですがそれがコロコロと変わるので、周りには「気分にムラがある」と映ります。

普段は優しい面が印象的ですので、それに気づいた相手は意外に思うことになります。そして周りの空気が変わるくらい半端ない怒りを見せることもあるため、「怒らせると怖い人」「怒らせたくない人」と思われていることも多いでしょう。さっきまでは笑っていたのに突然不機嫌になったり感情的な怒り方をしたりするため、「子供っぽい」と思われることもあります。

月星座が蟹座の女性は、普段は直感的に物事を決めますが、知的な面も多く持っています。時折そういった部分を周りに見せるため、「実は知的な人なの?」「頭の回転が速い人なんだ」という印象を与えます。ですが知的なことを言った次の瞬間には、感情的なことを言うので、「やっぱり違うのかな?」と思われたりもします。

頭の回転も速く、自分が「学ぼう」と思ったことに対してはその努力も惜しみません。素晴らしい記憶力と学習能力、そして的確な状況判断や機転のきいた行動をするため、職場などでは高い評価を受けるでしょう。ただし勉強でもそうですが本人が「学ぼう」と思ったことにしか、その能力は発揮されませんので、興味のないことに関しては、人より吸収が遅くなります。

月星座が蟹座の男性は、女性のように繊細な心を持っています。周りの男性が傷つかないような些細なことでも傷ついたり、いつまでも引きずってしまったりします。サバサバとした性格の女性からすれば「そんなことで?」と驚いてしまうほどでしょう。

自分でもその傷つきやすさを自覚していますので、必死に傷ついている自分を見せまいと隠したり、防衛本能が働いて黙り込み、甲羅の中に閉じこもってしまったりする時もあります。心を許している人から否定されたり傷付けられたりすると必要以上に落ち込んでしまうため、周りは傷付けないよう注意してあげなくてはいけません。

愛情深い月星座が蟹座の女性は、寂しがり屋な面も持っています。興味のない人は放っておくのですが、心を許した相手には関わりを持っていたいのです。相性の良い相手には尽くそうとします。母親のように世話を焼いては、「おせっかい」と思われてしまうことも度々あるでしょう。

そのほとんどが『寂しい心』から来ています。特に恋人や親友からは構っていてもらいたいという願望があります。いつでも気にかけていてもらいたいのです。放っておかず構ってあげていれば、突然不機嫌になったり怒りだすこともありません。寂しさを感じず安心できる環境であれば、惜しみない愛情と優しさを注いでくれる女性です。

月星座が蟹座の人は、いつでも自分が安心しリラックスできる空間や環境を求めています。そしてそれを守ることをとても大事にしているのです。甲羅の内側に傷つきやすい繊細な心と自分にとって大切なものがある蟹座は、防衛本能が強い傾向があります。信用できると確信するまでは警戒心を強くしていますので、安心できる場所はとても大切なのです。

月星座が蟹座の人は、周りの感情を敏感に感じ取ってしまうので、相手に自分がどう思われているかも気になります。そのため、相手にとって必要な人間であろうと頑張ってしまいます。自分の存在意義を「相手の役に立てているか」や「必要とされているか」で判断しようとします。

ですから恋人や親友からは、そういうものを超えた安心感を得たいと考えます。「役に立っている」からではなく必要とされ、「愛されている」「大事にされている」と感じて安心できるのがとても大切なことなのです。相手と同じ時間を過ごすだけでも幸せで、感情や感動を共感できる相手を求めています。それだけで、充分に幸福を感じるのです。

周りの人に細やかな気遣いができる月星座が乙女座の女性は、月星座蟹座の男性と相性が良いです。「人の役に立ちたい」と献身的に働く彼女の頑張りを、家庭的な月星座蟹座の男性は評価し理解してくれます。気を配るために疲れてしまった乙女座の心も、月星座蟹座の男性が優しく包み込んで癒してくれるでしょう。

また、月星座蟹座の男性が持つ繊細過ぎる部分も、月星座乙女座の女性の気配りで優しくフォローしてもらうことができます。彼を傷付けない優しい言い方を心掛けることで、とても相性の良い2人の関係を保ち続けることができるでしょう。

月星座牡牛座の女性は、気持ちが安定しています。相手のペースを崩すことがありませんので、月星座蟹座の男性と相性が良いでしょう。牡牛座は心優しく落着きがありますので、蟹座の子供っぽい部分も大人の広い心で受け入れることができます。

安定した生活を望む2人は、お互いに安心できる関係です。牡牛座は愛情を感じる相手と関係を深めたいので、蟹座男性の愛情の深さに安心できるでしょう。2人きりの時間をずっと過ごすよりは、気の合う仲間達とグループでの飲み会やパーティを開くなど、刺激となるものを加えることでより満足できる関係を続けることができます。

月星座山羊座の男性は、心温かく、誠実な性格をしています。恋人を大切にするので、安心感を得たいと願っている月星座蟹座の女性とは相性が良いでしょう。恋人との関係を誠実に深め、時間をかけて安定させることを山羊座の男性は好みます。その真面目な愛を、蟹座の女性は喜びとして受け入れます。

また、理想高く生きている山羊座の男性ですが、自分を厳しく律している部分もあります。緊張状態を保ち続けるのに疲れた時には、自分の素の部分を受け入れてほしいという願望が芽生えます。そんな時には、母親のような蟹座女性の深い愛情が癒しとなってくれるでしょう。

寂しがり屋な月星座が蟹座の女性には、愛情深い蠍座の男性も非常に相性が良いとされています。深い孤独を抱えながらもその孤独を嫌う蠍座の男性は、少し束縛の強い面があります。けれども蟹座の女性はそれを愛情として、喜んで受け止めてくれます。構ってくれる彼の愛を嬉しいと感じられるのです。

深く濃密に、いつも2人でいたいと思っている者同士ですので、相性は抜群です。ただ、2人だけの世界になってしまいがちなので、他の友人達とも一緒に出掛けるようにもした方が良いでしょう。

自由を尊重する月星座水瓶座の女性は、月星座蟹座の男性とは相性が良くないと言われています。蟹座男性は構われていないと不安になる性格をしています。逆に水瓶座は束縛を嫌います。自立した者同士で愛を深めていきたいと願っているのです。愛情表現がまったく違う2人ですが、蟹座が水瓶座のクールな愛情を理解できれば、関係は良くなります。

月星座が獅子座の女性は、自分のペースで物事を決めて実行していきたいと思っています。そのため、蟹座男性の面倒見の良さが逆にうっとおしく感じてしまいます。ですが獅子座の女性が蟹座男性の優しさに礼を伝えることを忘れず、蟹座男性も彼女への尽くし方を柔らかくすることで、関係は良くなるでしょう。

月星座双子座の男性は、束縛を嫌います。そのため、月星座蟹座女性の献身的とも言える世話焼きな性格を嫌がります。また、蟹座女性の相手にも情熱的であってほしい愛情は、双子座の知的でドライな性格に傷つくことも多いでしょう。ケンカも多い2人ですが、相手の性格の良い部分を見ることで、互いを認めることもできます。批判し合わず理解しようと努めることで、関係は良くなります。

平和主義である月星座天秤座の男性は、人と揉めることを嫌います。ですから月星座蟹座女性の好き嫌いが激しい性格を苦手とします。逆に蟹座の女性は、天秤座男性の全ての人と平等に付き合おうとする姿勢が『八方美人』に見えてしまいます。真逆の性格の2人ですが、互いに相手には無い部分を補える関係でもあります。お互いへの気配りを忘れなければ、良い関係でいられます。

本来なら社会の中での傾向、仕事などに現れるのは、月星座より太陽星座です。そのため、月星座蟹座の特徴や能力はあまり前面に出てくることはないかもしれません。ですから目立つかたちではないかもしれませんが、必ずあなたの中に隠れているものです。自覚し知ることで、才能を発揮することができるでしょう。
 

蟹座の知的な部分が特に発揮されるのは、愛情の対象となる存在の役に立つことができる場面です。蟹座の能力は、お金のためでも義務でもなく、仕事だからといった理由でもなく、大切な人のために発揮されるものなのです。

気配り上手な月星座が蟹座の人は、リーダーのサポート役に向いています。秘書としても有能になれますし、取引先との接待係としても、その細やかな配慮や機転が評価を受けるでしょう。また、新人の指導係や仕事が苦手な人をフォローする立場においても、能力を発揮します。管理職になった場合は、上司からは信用され、部下からは頼もしい存在となれるでしょう。

人を見る必要がある人事部でも、蟹座は活躍できます。職場の人達を母親のように守り、育成していきます。好き嫌いがはっきりしている性格ですので、周りが好きな人達であればより伸び伸びと能力を発揮します。ですが職場では、嫌いな上司や部下と一緒に仕事をしていかなければならない時もあります。そういう相手にも、うまく接していく努力は必要となるでしょう。

溢れるような母性本能を持ち、細やかな気配りができる月星座蟹座の人は、子供と接する職業にも向いています。特に小さな子供とは相性が良いので、保育士はまさに天職と言えるでしょう。自分の子供に対するように、惜しみなく深い愛情を注ぎ子供達と接します。

また的確に仕事をこなし、その場に合った心配りもできますので、人や子供を世話する看護師やキャビンアテンダントなどにも向いています。蟹座の優しい性格を活かし、愛情を含んだその笑顔で、不安な気持ちの人を安心させてあげることもできるでしょう。

月星座蟹座の人はグルメな人が多く、食べることも大好きで縁があります。実生活に密着した仕事であればあるほど、成功しやすいでしょう。家庭的な星座ですから、料理は得意な人が多いので調理師にも向いています。家族のためやお客さんのために料理の工夫や栄養管理を探求することも苦痛ではありませんので、料理研究家や栄養士にも向いています。

月星座蟹座の人は、人と接する仕事が向いています。ですから、自分のセンスを生かしたレストランやカフェを開いても成功するでしょう。人が安らげる空間作りも得意ですから、お客さんから愛されるお店にすることができます。

月星座蟹座の人は、現実的な部分を活かすことで仕事面でも成功しやすいという特徴を持っていますが、実は想像力豊かな面も持ち合わせています。その才能を活かせば、小説家や脚本家でも成功できます。文章力もありますので、文才や今までの人生経験で得たことへの優れた記憶力も発揮できるでしょう。

ただし、蟹座は人と接していないと知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまっている場合があります。黙々と作業することはそつなくこなしますが、執筆する場所をカフェにしたり、頻繁に外出する機会を作るなど、工夫をしないと突然ストレスが爆発してしまう可能性があります。

根気強く働き者ではあるのですが、地味で目立たない仕事は不向きです。小説家や脚本家など自分の人気やファンを実感できるものなら良いのですが、ただ文章を打つだけの単純作業では仕事自体はできるのですが、やりがいは感じにくいでしょう。

月星座が蟹座の人にとって、自宅はとても大切な場所です。安心してリラックスできる場所で、家族は心に安らぎを与えてくれる存在です。ですから蟹座が苦手とするのは、移動が多く家にあまり帰れない職業です。単身赴任など、自宅や家族から長く離れるのも良くないでしょう。

際限なく頑張り過ぎる面も持っているため、ハードな仕事も向いていません。根性もありやり抜こうと決めた作業には全力を注ぎ続けるので、ある日突然限界がきて倒れてしまう、ということもあり得ます。一生懸命頑張るのは大事なのですが、時にはセーブすることも必要です。

月星座蟹座の人は、不器用なアナログ派の面を持っている人も多いです。基本的なことや簡単なことならできるのですが、精密機器やデジカメ、パソコンなどの込み入った操作は「実はよく解っていない」という人もいるでしょう。

月星座が蟹座の人にとって、愛は全てです。愛する相手には、一途につくすでしょう。ですが片想いでいる時期は、「好きな人にうまく想いを伝えられない」ということもありそうです。これは人見知りな性格が関係しています。そして臆病な性質も、恋愛においては高まりやすくなってしまう傾向があります。

「嫌われてしまったらどうしよう」「フラれたらどうしよう」と、臆病な部分が顔を覗かせ、想いを伝えることを邪魔します。ですから、勇気を出すことも大事です。友人を作る時のようにもう少し気楽に想いを伝えられるようになれば、実る恋も増えることでしょう。

母性が強い蟹座は、立派な相手よりどちらかと言えばダメな相手を好きになる傾向があります。世話を焼いて、守ってあげたくなるのです。これは母性本能がくすぐられた結果ですから、なるべく冷静に相手を見極める目を持つ必要があります。結婚を考えている相手なら、なおのことです。

グルメな人が多い月星座が蟹座の人は、自分へのご褒美がお気に入りの店での食事であることもあるでしょう。通い慣れた店や場所は、月星座蟹座にとってはとても居心地の良い場所です。リラックスできる場所でもありますから、恋愛の出会いにおいても最適な場所です。

通い慣れた行きつけの居酒屋や親しい友人達と過ごす飲み会など安心できる空間であれば、人見知りな蟹座でも初対面の相手とも話しやすく、本来の自分を見せることもできるでしょう。

何かしら趣味を持っている人ならば、趣味が関係している場所での出会いもおすすめです。趣味に関係したイベントや習い事などで知り合った相手とは、共通の趣味と話題で盛り上がれるでしょう。人見知りな性格の蟹座でも、話しにくいや初対面の人への緊張感は和らげることができるはずです。

想像力が豊な月星座が蟹座の人は、誰かに片想いをしただけで「この人と結婚したらどんなふうになるかしら……」と考えたりします。本気で夢想に走っているわけではないのですが、蟹座の恋愛と結婚はかなり直結している部分があるので、ついつい考えてしまうのです。

誰かと付き合う時は、「どんな結婚生活になるかな?」「この人と結婚してもうまくいくかな?」ということを頭に置いています。付き合いを重ねていくと、その気持ちも段々と強くなっていくことでしょう。これは「絶対この人と結婚したい!」「結婚してやるんだから!」というような強い意志を込めてのものではありません。

結婚を考えるのは、いつでも恋愛に真剣だからです。誠意ある態度で恋人に接し、遊びのような恋はほとんどすることはありません。蟹座の恋愛の先には、いつでも結婚があるのです。それだけ結婚願望が強いとも言えるでしょう。結婚を考えられない相手とは、付き合う気になりません。

蟹座にとって恋愛は、ほとんどの場合が結婚への過程で生まれるものという発想です。恋愛をするイコール結婚という流れが自然だと考えますので、それに付き合う恋人にとっては、少し重く感じることもあるかもしれません。一旦結婚は脇に置いて、恋愛している今の2人の関係も楽しむようにしましょう。

男性でも女性でも、月星座蟹座の人と結婚することになれば、幸せな家庭を作ることができるでしょう。家庭的な性格のため、例え男性であっても生活の中での細やかなことにもよく気づき、ケアしてくれようとします。

月星座が蟹座の人は、仕事以上に家庭を大事にします。それは愛する相手と結婚し築く家庭に生活の重点を置くからでもあります。蟹座にとって家族はとても大切なものです。母性本能を発揮して、子供の世話や教育にも熱心です。家事も要領よくテキパキとこなしていくことでしょう。

一途で浮気はしないイメージが強い月星座蟹座ですが、時には浮気や不倫をする場合もあります。そんな時は大体が、恋人やパートナーがコミュニケーションをとってくれない時や放っておかれた時が多いでしょう。月星座蟹座にとって、触れ合いやキス、親密な会話など、愛を確認し実感できることはとても大切なことなのです。

蟹座は、放置されることには我慢ができません。相手が思っている以上に寂しさを感じ、落ち込んでいます。LINEなどの既読無視には相当なショックを受けます。メールなどでのちょっとしたそっけなさや冷たい物言いにも過敏に反応してしまいますので、言い方や表現の仕方などには配慮が必要です。

人一倍繊細なので、そういったことから寂しさを感じ、浮気に走ってしまうことがあります。月星座蟹座が恋人やパートナーの場合は、こまめに連絡をとってあげるなど気を遣ってあげるようにしましょう。

月星座蟹座の人が例え恋人の浮気を知ったとしても、すぐに相手を責めるなど、いきなり激しく怒りをぶつけることはしないでしょう。蟹座は好きな相手と衝突することを避けようとします。それよりも「信じられない」と言った気持ちの方が先に立つのです。

勘が鋭いので、早い段階で恋人の浮気の気配に気付くこともあります。それでも健気に信じようと努めるのです。浮気を確信すると怒りよりも悲しみに襲われます。それでも、蟹座は恋人と別れることを選ばないでしょう。1度の浮気では、愛する相手と別れる決断はできません。

浮気されたことによる気持ちの整理や恋人との別れの決断は、蟹座にはすぐにはできません。恋人が心変わりしたとしても、「気持ちも再び変わるかもしれない」「また前のように自分を好きになってくれるかもしれない」と、そちらの方を信じようとします。可能性が低くても、恋人を信じたいのです。

別れをすぐに決断できない月星座蟹座の人ですが、何度も浮気を繰り返されるなど愛想をつかしてしまうと、さすがに別れを決断します。その相手が今までどんなに相性が良く好きだった恋人であったとしても、決断すると即座に自分の甲羅の外へと追い出してしまいます。きっぱりと別れを告げ、未練を残しません。

蟹座が別れを決断するくらい恋人に愛想をつかすと、「可愛さ余って憎さ百倍」とばかりに相手を嫌います。そんな蟹座が万が一、元の恋人と復縁することがあるとすれば、それは母性本能と元来のやさしさからくるものでしょう。

相手から自分に対する強い想いをぶつけられれば、放っておくことはできません。弱い人を見捨てておくこともできず、守ってあげたい気持ちにもなります。ですから、強いはずの相手が自分と別れたことで弱っている姿を見せられた場合などは、相手への強い同情心が生まれます。

月星座蟹座の男性であるならば、元恋人の涙にも弱いでしょう。泣いて復縁を迫れば、彼のやさしさは相手を放っておくことができなくなります。ですが恋愛の愛情というよりは同情からくるやさしさですので、相手への好意がまた蘇るかどうかは別の話となります。

蟹座は真面目で誠意のある性格ですので、元恋人が誠意ある態度で想いを伝え続ければ、再び相手を見直して愛情が戻る可能性もあります。

太陽星座では相性が悪いはずなのに、「あの人とはなんだか馬が合う」ということが時にありますよね。そして太陽星座ではこういった性格だと言われるのに、「どうも私はそんな性格じゃない気がする」という時もあります。そういった場合は、普段は隠されている月星座での相性や性格であるかもしれません。

逆に言えば、月星座での相性や性格も、それだけが正解ということでもないのです。それでも今まで知らなかった自分や周りの人の隠れた性格や相性を知ることができるはずです。そして隠された可能性も知ることができるのです。それらもうまく利用して、生活の中の色々な場面で活かしていきましょう!