ハッカ油で虫除け!効果的な使い方や防虫効果を長持ちさせる方法など
いよいよ夏が近づいてくると気になるのが蚊などの虫ですよね。市販の虫除けは成分が心配という方はハッカ油を使った虫除けがおすすめですよ。今回はハッカ油で虫除けするためのハッカ油スプレーの作り方や効果的な使い方、防虫効果を長持ちさせる方法などをご紹介します。
目次
- ハッカ油の虫除け効果や使い方をご紹介!
- ハッカ油とは?
- ハッカ油とペパーミントの違い
- ハッカ油の効果
- ハッカ油はどうして虫除け効果があるの?
- ハッカ油で虫除け効果がある虫の種類
- 虫除け効果のあるハッカ油スプレーの作り方
- 虫除け効果のあるハッカ油スプレーを作るときの注意点
- 虫除け効果のあるハッカ油スプレーの使用期限
- ハッカ油を網戸にスプレーして蚊やコバエの虫除けに
- 布団やラグにハッカ油をスプレーしてダニへの防虫効果を
- 小皿にハッカ油の原液を垂らせばゴキブリへの防虫効果が
- ハッカ油にお酢をプラスすれば蜘蛛に対する防虫効果も
- ハッカ油の虫除け効果は衣類の虫にも効果あり
- ハッカ油で虫除けするときの注意点
- ハッカ油の虫除け効果はアロマストーンで長持ち
- ハッカ油をリードディフューザーで使おう
- 香りが苦手?ハッカ油以外で虫除けできるアロマ
- 虫除けや虫刺されにも効果的なハッカ油バームの作り方
- ハッカ油は制汗スプレーとしても使える
- ハッカ油はマスクにスプレーして消臭&抗菌効果アップ
- ハッカ油で薬剤に頼らない安全な虫除けをしよう!
ハッカ油の虫除け効果や使い方をご紹介!

春が終わって梅雨、夏が近づいてくると気になるのが蚊などを始めとする虫ではないでしょうか?虫は家の外だけでなく家の中にも侵入してきますから、しっかり虫除け対策をしていきたいですね。特に小さいお子さんのいるご家庭は虫除けは必須です。小さなお子さんは大人よりも皮膚が薄く弱いので、虫に刺されたら赤く腫れあがったり重症化することもあるからです。

市販の虫除けで対策をしている方も多いですが、市販の虫除けにはディートなどの気になる成分が入っているものも多く、不安な面もありますよね。しかも家の中に発生する虫は蚊やコバエだけでなく、ゴキブリや蜘蛛、ダニなどがいます。それぞれに合わせた虫除け・防虫効果のあるアイテムを揃えていては、置き場所にも困ってしまうのではないでしょうか?
今更やけど
— ヨッシィ (@da_yossiii) August 17, 2016
ハッカ油サイコー
虫が嫌がるし
何より冷え冷え効果あるし
今後は夏の必需品#ハッカ油 pic.twitter.com/mDMlVm9j8X
虫除け・防虫効果があっておすすめのアイテムがハッカ油です。ハッカ油はドラッグストアなので簡単にしかも安価で手に入るものですが、これを使っていろいろな虫に対しての虫除け・防虫効果が期待できます。そこで今回は、薬剤に頼らずいろいろな虫に効果のあるハッカ油の使い方や、虫除け・防虫効果を長持ちさせる方法などをご紹介します。

ハッカ油とは?

ハッカ油をご存知でしょうか?ドラッグストアなので簡単に購入できるものですが、ハッカ油とはハッカソウと呼ばれるミントを乾燥させて抽出したオイルのことです。そのため、ミントガムのような清涼感のある香りが特徴で、虫除け効果はもちろんのこと、いろいろなシーンに使えますから、1つ持っておくととても便利なオイルです。

ハッカ油はそのまま使用するよりもエタノールや水に垂らしてスプレーとしての使い方が一般的で、虫除けスプレーや制汗スプレー、リネンウォーターなど生活のあらゆるシーンで活躍します。非常に万能なオイルなので、ナチュラルライフをしている方にはおなじみのオイルといえるのです。
ハッカ油とペパーミントの違い

ハッカ油と似ているものといえばペパーミントがありますよね。どちらも清涼感があるのが特徴ですが、ハッカ油とペパーミントではどう違うのでしょうか?まずハッカ油ですが、ハーブの一種、ニホンハッカと呼ばれるハッカソウから抽出されたオイルで、ニホンハッカにはメントールが70%~80%含まれています。一方、メントールのメントールは40%~50%ほどです。

清涼感が強いイメージがあるペパーミントよりも、ニホンハッカの方が清涼感があるということですね。ところがそこからオイルを抽出してハッカ油にすると、メントールは30%ほどに落ちてしまいます。30%といえど、かなりの清涼感を感じられますよ。メントールの含有量だけではなく、香りも微妙に違い、パパーミントは清涼感の中に甘みが感じられます。
ハッカ油の効果
ハッカ油の効果:虫除け・防虫効果
浴室G騒動以降、部屋と浴室にはハッカの匂いが充満しています。
— ㄓㄤㄋㄞˇ/ㄚㄧㄚ (@Zhang_nai) April 25, 2018
Gどころか、虫1匹見なくなりました
(*´ω`*)
さらに寝つきも良くなった気がします。
日本から持って来て良かったです。#台湾 #ハッカ油 #薄荷油 #蟑螂 pic.twitter.com/33VB9mapYJ
ハッカ油には虫除け・防虫効果があり、しかもいろいろな虫に対して効果があります。虫が入ってきそうなところへスプレーしたり、垂らしておくことで室内への虫の侵入を防いだり、公園など外出先での虫刺されを予防することができます。
ハッカ油の効果:リフレッシュ効果

ハッカ油といえばメントールの爽やかな香りが特徴です。鼻や口からハッカ油の香りが入ることで脳の視床下部に作用して気持ちをリフレッシュさせてくれます。気分が落ち込んだときにもおすすめです。
ハッカ油の効果:消臭効果

ハッカ油には消臭効果があります。玄関やリビングなど家中の気になるところの消臭に役立ちます。ハッカ油で作ったスプレーを持っていれば、外出先でついてしまったタバコや汗などの嫌なニオイをなかったことに。
ハッカ油の効果:抗菌効果

ハッカ油には抗菌効果があります。最近洗濯物は部屋干しという方も増えていますが、部屋干しすると生乾き臭が気になりますよね。そんなときにも抗菌効果のあるハッカ油を数滴すすぎの段階で加えることで、生乾き臭を防いでくれます。
ハッカ油はどうして虫除け効果があるの?

ハッカ油には抗菌効果や消臭効果、リフレッシュ効果など様々な効果がありますが、どうして虫除け・防虫効果があるのでしょうか?それはハッカ油の清涼感のある香りが関係しています。ハッカ油のあの清涼感のある独特な香りですが、あの香りが虫が苦手だからです。

そのためハッカ油を虫の侵入口などにスプレーしたり、垂らしておくことで、虫が嫌がって寄ってこないんです。虫が嫌いなニオイのするハッカ油を使うことで、虫除け・防虫効果が得られるというわけですね。そのため、虫除け・防虫効果があるのは香りがしている間だけで、香りがなくなると虫が寄ってきたり、室内に侵入してきたりします。
ハッカ油で虫除け効果がある虫の種類

ハッカ油の清涼感のある香りは虫が嫌う香りです。具体的にはどんな虫に対して虫除け・防虫効果があるのでしょうか?虫除け・防虫効果がある虫は、蚊、コバエ、ゴキブリ、蜘蛛、ダニ、カメムシ、アブ、ブヨ、ムカデ、衣類につく虫などです。実にたくさんの虫に効果がありますよね。家に侵入してくる虫や毒があるなどの害虫に対してはほとんど効果があるといえますね。
蜘蛛は益虫なので、ゴキブリなどの害虫を食べてくれるありがたい虫ではありますが、やはり見た目が気持ち悪くて嫌いという方も多いですよね。アレルギーの原因となるダニにも効果がるのは嬉しいですね。ただしダニは死骸であってもアレルギーの原因になるので、掃除機を使ったり、ダニシートを使うなどの対策を併用した方が良さそうです。
虫除け効果のあるハッカ油スプレーの作り方

虫除け・防虫効果のあるハッカ油スプレーを作ってみましょう。作り方は材料さえあれば簡単にできますよ。【材料】無水エタノール10ml、精製水90ml、ハッカ油20滴、スプレー容器です。ハッカ油の濃度はこの範囲であればお好みで問題ありません。濃度が足りないと感じたら濃くしましょう。

【作り方】まずは、無水エタノールとハッカ油をしっかり混ぜ合わせます。そのあとに精製水を加えてさらによく混ぜれば出来上がりです。このように簡単にハッカ油スプレーは作れますが、アイデア次第でいろいろな使い方ができます。使い方によってハッカ油の濃度を調節することが大切ですよ。虫よけ・防虫効果が必要なときはちょっと多めになります。
虫除け効果のあるハッカ油スプレーを作るときの注意点

虫除け・防虫効果のあるハッカ油スプレーを作るときには注意しないといけないことがあります。それは容器選びです。ハッカ油にはリモネンという成分が含まれているんですが、このリモネンはポリエチレンを溶かす作用があります。プラスチック製のスプレー容器が多いですが、ポリスチレン製のものは溶けて大変なことになりますから、選ぶときにはポリスチレン製はNG。

ハッカ油スプレーで使える容器は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ガラス、陶器、耐油性、耐アルコール性のあるものを選びましょう。万が一、容器が溶けて中身がこぼれてしまったら、溶けた容器の成分が含まれているので、もったいないですが捨てましょう。
虫除け効果のあるハッカ油スプレーの使用期限

虫除け・防虫効果のあるハッカ油スプレーですが、できればたくさん作って虫が出没するワンシーズンくらいは長持ちさせたいですよね。ですが、残念ながらハッカ油スプレーはあまり日持ちしません。直射日光の当たらない涼しい所で保管して、約1週間程度です。

ハッカ油スプレーは残念ながらあまり長持ちしませんから、たくさんの量を1度に作ってしまうともったいないですよ。ハッカ油スプレーはいろいろな使い方ができるとはいえ、使い方によってハッカ油の濃度を変えなければいけません。そのためたくさん作り過ぎても結局捨ててしまうことになります。小さいスプレーボトルを用意してこまめに作って上手に使いきりましょう。
ハッカ油を網戸にスプレーして蚊やコバエの虫除けに
ハッカ油の虫除けの使い方:蚊やコバエ

窓などから入ってくる蚊やコバエ、網戸をしっかり閉めているはずなのに、いつの間にか室内に侵入していることが多いですよね。気づいたときにはもう刺されていることもありますから注意が必要です。窓からの蚊やコバエの侵入を防ぐ方法は、ハッカ油スプレーを網戸にスプレーするのが簡単で効果的ですよ。使い方は簡単で、部屋の内側から網戸にハッカ油スプレーをスプレーするだけ。

網戸にハッカ油をスプレーしておけば、外に虫の嫌いなハッカの香りがしっかり広がるので、蚊やコバエの親友を防ぐことができます。網戸にスプレーする方法では虫除け・防虫効果は長くて2日~3日ほどとあまり長持ちしませんから、できれば毎日のお掃除のついでに、軽くスプレーをしておくのが効果的ですよ。サッシの素材によってはハッカ油の成分によって溶ける可能性が。
布団やラグにハッカ油をスプレーしてダニへの防虫効果を
ハッカ油の虫除けの使い方:ダニ

アレルギーの原因にもなるダニですが、布団やソファー、ラグなど家中のいたるところに存在している厄介な存在です。そんなダニにもハッカ油は効果的ですよ。ダニへの虫除けの方法ですが、ダニが良そうな布団やソファー、ラグなどにハッカ油をスプレーしましょう。ダニもハッカの香りが嫌いなので、ハッカ油をスプレーすればその部分の虫除け・防虫効果がありますよ。

ダニは1年中存在していますが、特に湿気が多くなる梅雨の時期からは爆発的に増えてしまうので、ダニが増える前にハッカ油スプレーするのがおすすめです。ハッカ油スプレーをしたら掃除機をかけてダニやダニの死骸を吸い取ることでさらに効果がアップしますよ。またダニを生きたままキャッチするダニシートなどを併用するのもおすすめの方法です。
小皿にハッカ油の原液を垂らせばゴキブリへの防虫効果が
ハッカ油の虫除けの使い方:ゴキブリ

1年中家の中にいて、悲鳴を上げるほど嫌いな虫といえばゴキブリですよね。中にはゴキブリという名前を口にするのも嫌だという方も多いのではないでしょうか?そんなゴキブリもハッカの香りが嫌いなので、ハッカ油を使ってゴキブリを家から追い出しましょう。ゴキブリは以外にも普通に窓や玄関から侵入してくるので追い出すだけではなく侵入も防ぐことが大切ですよ。

ゴキブリは見た目にも気持ち悪いですし、衛生的にも良くありません。ゴキブリには燻煙剤など効果の高いものもありますが、ペットや小さなお子さんがいると躊躇しますよね。ハッカ油を使った方法は、ゴキブリが出そうなところにハッカ油スプレーをしたり、小皿にハッカ油を垂らして置いておくというものです。

殺虫剤のようにゴキブリを退治できるわけではないですが、いつの間にかゴキブリを見かけなくなるようです。玄関やベランダなどの外から侵入してきそうなところに使いましょう。
ハッカ油にお酢をプラスすれば蜘蛛に対する防虫効果も
ハッカ油の虫除けの使い方:蜘蛛

益虫といわれる蜘蛛ですが、家の中で見つけたときにはびっくりしますよね。蜘蛛にも小さなものから大きなものまであり、人間の手のひらくらいの大きなものも家に潜んでいたりしますから、できるだけ家からはいなくなってほしい存在ですね。そんな蜘蛛にも蜘蛛に効果があります。ハッカ油にお酢をプラスするとさらに虫除け・防虫効果がアップしますよ。

蜘蛛にはハッカ油だけではなく、お酢を混ぜることで効果がアップします。お酢1/2カップにハッカ油を20滴垂らします。それを蜘蛛が巣を張っているところや、室内でも蜘蛛が出たところなどにスプレーしていきましょう。ベランダや駐車場などで蜘蛛の巣を見つけたらしっかり取り除くのと同時にシュシュっとハッカ油やハッカ油+お酢スプレーを吹きつけましょう。
ハッカ油の虫除け効果は衣類の虫にも効果あり
ハッカ油の虫除けの使い方:衣類の虫

衣替えの時期によく利用するといえば防虫剤ですよね。防虫剤を使うことで衣類に穴をあける虫除け効果があります。そんな衣類の虫にもハッカ油は効果を発揮しますよ。衣類に穴をあける虫は、クローゼットやタンスを開けてもなかなか見つけることはできませんよね。幼虫のときに衣類を食べ、成虫になるとどこかに飛んで行ってしまうため、穴があいた衣類を見つけて気づきます。

衣類につく虫は代表的なものとしてヒメマルカツオブシムシがいます。体長は3mm程度で、クローゼットやカーペットの下などに潜んでいます。ヒメマルカツオブシムシは外から家の中に侵入し卵を産みます。卵から孵った幼虫が衣類を食べるのです。衣類だけでなくほこりも大好物なのでこまめに掃除することが大切です。

衣類につく虫の虫除け方法は、コットンやキッチンペーパーなどにハッカ油を染み込ませ、それをクローゼットの中に置いておくというものです。簡単ですが効果はバツグンです。衣類に直接触れるとシミになる可能性もあるので、ハッカ油を染み込ませたコットンやキッチンペーパーは衣類の上に置いたりしないように気をつけましょう。
ハッカ油で虫除けするときの注意点

ハッカ油は虫の侵入経路などに使って虫の侵入を効果的に防ぐこともできますが、一般的な虫除けスプレーとして外出前にお肌につけることもできます。そんな虫除け・防虫効果の高いハッカ油ですが、赤ちゃんやペットがいるご家庭での使用は注意が必要です。虫はハッカの香りが嫌いなので、ハッカ油を使うことで虫除け・防虫効果がありますがペットもハッカは苦手です。

ハッカ油で虫除けする場合は、ペットの近くで使用しないようにしましょう。ハッカ油は赤ちゃんにも使っても大丈夫な天然の虫除けです。大人でも使い方を間違えると肌トラブルが起こってしまうので、赤ちゃんに使用するときにはハッカ油の量を減らしましょう。また虫除け対策で、原液などを室内に置く場合は、赤ちゃんが誤って触ったり口にしたりしないように注意しましょう。
ハッカ油の虫除け効果はアロマストーンで長持ち
虫除け効果を長持ちさせる方法:インテリ性もあり!アロマストーンを利用しよう

ハッカ油の虫除け・防虫効果は優れたものがあり、身近にいるいろいろな虫に対して効果があります。ただし、市販の虫除けと違って効果が長持ちしないのが難点です。ハッカの清涼感のあるあの香りが虫は苦手なので、ハッカの香りが消えてしまうと虫除け・防虫効果もなくなってしまいます。少しでも長持ちさせる方法として、アロマストーンを使った方法がおすすめですよ。
虫除けの気休めとして玄関などにハッカ油ぶっかけた重曹を配置してたんですが、そこはかとない盛り塩感が否めず来客に何らかの誤解を与えかねないなあと思ってアロマストーンに変更したら、これはなかなかいい塩梅だな。 pic.twitter.com/PB4UGg1WAE
— K (@KIKOYM) September 19, 2017
アロマストーンはアロマオイルを直接垂らすことで香りを広げるアロマグッズのひとつですが、いろいろな形があって可愛くておしゃれなものが多いです。アロマストーンにハッカ油を垂らし、インテリア感覚で置いておくことで香りを長持ちさせることができます。アロマストーンを使う方法だと、だいたい10日~2週間ほどは長持ちするようになりますよ。
ハッカ油をリードディフューザーで使おう
虫除け効果を長持ちさせる方法:リードディフューザーで香りを広げよう

すぐに香りが薄れてしまうハッカ油ですが、長持ちさせる方法としてリードディフューザーを使う方法もおすすめです。リードディフューザーはインテリア性のある小瓶にウッドスティックを挿して香りを広げるというもので、市販でもいろいろなリードディフューザーが販売されていますよね。ドラッグストアなどでも安価で手に入れることができます。

そんなリードディフューザーは自分で作ることもできます。ハッカ油を使ったリードディフューザーを使えば、ハッカ油の虫除け・防虫効果は、アロマストーンと同じく10日~2週間ほど長持ちさせることができます。使い方は一般的なリードディフューザーと同じです。香りが薄れてきたら、また小瓶を入れ替えたり追加すれば良いだけなのでとても簡単で効果的ですよ。
香りが苦手?ハッカ油以外で虫除けできるアロマ

清涼感のあるハッカの香りは、リフレッシュ効果もありますから、芳香剤やアロマなどの代わりにするのもおすすめのアイテムですが、中にはハッカの香りが苦手な方もいるのではないでしょうか?自分は大丈夫でも家族の中にハッカの香りが苦手な方がいれば使うのは難しいですよね。ハッカの香りが苦手なら、ハッカ油にゼラニウムをプラスして使う方法がおすすめです。

ゼラニウムはローズの香りにハーブの香りが組み合わさった、グリーンフローラルの香りが人気です。自律神経のバランスを整えたりホルモンバランスを整えたりする効果があります。このゼラニウムをハッカ油と合わせることで、ハッカ油の香りが和らぎ、不思議な良い香りに変わります。

ハッカ油以外で虫除け・防虫効果のあるアロマには、ラベンダーやユーカリ、ゼラニウム、シトロネラ、バジル、ティートゥリー、レモングラス、レモンバームなどがあります。ハッカ油の香りがどうしても苦手という方は、他の虫除け・防虫効果のあるアロマで代用してみてはいかがでしょうか?
虫除けや虫刺されにも効果的なハッカ油バームの作り方

虫除けだけでなく、虫刺されにも効果があるのがハッカ油を使ったハッカ油バームです。バームというのは軟膏のことです。バームは市販品を購入しなくても自分で作ることもできるんですよ。【材料】ワセリン10g、ハッカ油5滴~6滴、容器です。【作り方】ワセリンにハッカ油を垂らして混ぜるだけです。混ぜてできたハッカ油バームは容器に移して完成です。

使い方は一般的なバームと同じです。虫刺されが気になる部分に塗ったり、虫に刺された部分に塗ったりしてください。ハッカ油バームは、頭痛や鼻づまりにも効果を発揮します。虫に刺された部分のかゆみ止めにもなりますよ。いろいろな使い方ができるハッカ油バームは1つ持っておくと便利ですよ。手作りなのであまり長持ちしませんが、使用期限は1週間~10日ほどです。
ハッカ油は制汗スプレーとしても使える

ハッカ油スプレーの使い方として虫除け・防虫に対するものだけではなく、他の使い方をすることもできます。ハッカ油は静観スプレーとして使うこともできます。夏場はちょっと動いただけでも汗をかいてしまいますよね。汗をかくとニオイや汗染みが気になります。そんなときは制汗スプレーとして使って見ましょう。汗が気になる脇や足指などにスプレーするだけで効果抜群です。
ハッカ油スプレー、エタノールと水と混ぜれば制汗剤になるんですけど、スプレーしてないとこからは普通に汗が出る しかもスプレーしてるところめっちゃ寒い 脇と首が寒い
— 小説を書け(現実と関係無い) (@outikaeritai11) May 17, 2018
制汗スプレーとしての使い方でも、作り方は虫除けと変わりありません。同じ作り方で虫除けにも制汗スプレーにもなるので便利ですよね。制汗スプレーとしても使うなら、多めに作っておくと良いでしょう。お肌が弱い方はハッカ油の量を少し少なめにするなど微調整してください。ハッカ油を使えば暑い夏でも涼しく感じられますから、寝苦しい夜にもおすすめの使い方です。
ハッカ油はマスクにスプレーして消臭&抗菌効果アップ
風邪や花粉症などで1年中マスクを手放せない方も少なくありませんね。マスクはつけたばかりのころは良いですが、時間が経つとマスクの中の空気が重くなったりニオイが気になることがありますよね。そんなときにはハッカ油スプレーを使った消臭&抗菌する方法がおすすめです。マスクの内側はどうしても空気がこもってしまうので、菌やニオイが気になるものです。

マスクを外してシューッとスプレーするだけで、再び爽やかな気分でマスクをつけることができますよ。短時間しかマスクを使っていない場合、捨ててしまうのももったいないですが菌などが気になりますよね。そんなときには、ハッカ油スプレーをしておくと再利用しても気になりません。マスクにスプレーすれば鼻づまりが気になるときにも緩和されるのでおすすめの方法ですよ。
ハッカ油で薬剤に頼らない安全な虫除けをしよう!

ハッカ油には虫除け・防虫効果があり、家の中で気になる、蚊やコバエ、ゴキブリ、蜘蛛などに対しても強い効果を発揮してくれます。天然の虫除けなので安心感がありますね。効果を長持ちさせるなら、アロマストーンやリードディフューザーを使う方法がおすすめです。ハッカ油で薬剤に頼らない安全な虫除けをしましょう!