【甘酒】米麹を使用したおすすめの作り方や効能をご紹介!美容と健康に良い?
甘酒には米麹を使用した甘酒と酒粕を使用した甘酒がありますが、どのような効果があるのか知っていますか?そこで、甘酒の栄養成分から期待できる効果をまとめてみました。米麹を使用した高い効果が期待できる甘酒の作り方やアレンジ方法をご紹介します。
目次
甘酒は本当に美容と健康に良い?
甘酒を飲んだことはありますか?飲んでみた感想はどうでしょう?独特な香りがして苦手という方も多いのではないでしょうか?しかし、甘酒は飲む点滴と言われるようになり人気を集めたことで、我慢して飲んでいる方もいるのではないでしょうか?

ここでは、甘酒が飲む点滴と言われるようになった理由を知るために、甘酒の成分から効能と効果を追求します!そして、甘酒のおすすめの作り方や、甘酒が苦手な方でも飲めるようになるおすすめのアレンジ方法などをご紹介します。美味しく飲んで美容と健康に役立てましょう。
ピンポーン‼二日遅れで娘の亜季から母の日🌹甘酒が届きました💕甘酒は体力回復に優れ美肌効果もあり!今年は猛暑になるらしいので💦甘酒飲んで夏を乗り切りますね💪😊
— 夏目夏美 (@natsumi1963) May 15, 2018
甘酒って何?
甘酒とは
甘酒は古墳時代からある日本の伝統的な飲み物です。お正月に初詣に行くと甘酒が販売されているのを見かけることが多いため、体を温めるための冬の飲み物のように思われますが、江戸時代には夏の栄養ドリンクとして人気がありました。

最近では、飲む点滴と言われるようになったことで、甘酒に人気が集まり多くの方が美容と健康を目的に飲むことが多くなりました。そのため、多くの種類の甘酒が市販されるようになり、甘酒のお菓子や甘酒のハンドクリームなど飲み物以外の商品も増えました。
甘酒には米麹と酒粕の2種類がある!
甘酒には米麹を使用した甘酒と、酒粕を使用した甘酒の2種類があります。原料となる米麹と酒粕の成分はほぼ同じですが甘み成分や含有量が異なるため、それぞれの甘酒の効果に差があります。つまり、米麹を使用した甘酒でも酒粕を使用した甘酒でも効能は同じですが、目的に合わせて選ぶことでより高い効果が期待できるのです。

米麹を使用した甘酒とは?
米麹とは
米麹とは蒸した白米に麹菌を繁殖させたものです。米麹は発酵の時にお米のデンプンを糖に分解できるため、水とお米を加えるだけで甘酒を作ることができます。米麹を使用した甘酒に含まれる成分のブドウ糖は砂糖よりも吸収が早く即効性があり、医療で使われる点滴の成分と共通点が多いことから飲む点滴と言われるようになりました。

米麹を使用した甘酒の効能と効果(酒粕甘酒より効果の高いもの)

米麹を使用した甘酒に含まれる甘みの成分であるブドウ糖は、砂糖と比べ吸収が早く即効性があることから疲労回復に高い期待がもてます。
最近は自家製甘酒作って飲んでます。
— もじゃ足bot (@mojyaashi) May 22, 2018
ぶどう糖・ビタミンB群・必須アミノ酸が豊富で、
疲労回復効果が有るから筋トレ好きにもオススメです(^^)/
米麹に含まれる成分の中にエルゴチオネインという成分があります。この成分はビタミンCよりも強い抗酸化作用とDNAの損傷などを防ぐ働きがあり、肌の老化を抑え、紫外線を受けても炎症しにくくすることから美肌に高い期待がもてます。
最近、甘酒を毎日のように飲んでたら肌がすべすべになるという現象が・・
— 自動車美術研究室 (@Jibikenn) July 24, 2015
美肌効果あるのかな笑
上記でエルゴチオネインにはDNAの損傷などを防ぐ働きがあると紹介しましたが、DNAが損傷されることでどのようなことが引き起こされるのかいくつか紹介します。DNAの損傷により遺伝子にエラーが生じがんなどの病気を引き起こすと言われています。過酸化脂質が体内で増加しすぎることで動脈硬化を引き起こし、その結果脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす危険性があります。
ぜひ甘酒パンケーキ作ってみて下さいね♪ RT @qm2tmk 甘酒パンケーキ!美味しそう。。。。普通の酒かすでなんちゃってチーズケーキをクックパッド参考に作ってみたことがあるのっですが麹甘酒は飲んで終わりの事が多く(がん予防に良いという事で3年前から麹甘酒にはまっています~)
— fiorire (@Macrobi_fiorire) March 29, 2011
酒粕を使用した甘酒とは?
酒粕とは
酒粕とは、日本酒を作る時に出るもろみを絞り、絞った後に残った粕のことを言います。酒粕にはアルコールが含まれているので酒粕を使用した甘酒には1%未満のアルコールが含まれています。酒粕には甘みが無いため、甘酒を作る時は砂糖を加える必要があります。

酒粕を使用した甘酒の効能と効果(米麹甘酒より効果の高いもの)

酒粕を使用した甘酒よりも、米麹を使用した甘酒の方が砂糖を使わないので低カロリーでダイエットに効果的と言われていますが、実は米麹を使用した甘酒に含まれる成分のブドウ糖よりも砂糖の方が少ない量で同じ甘さを出すことができることからダイエットに高い期待がもてます。
飲む点滴と言われてるのは米麹の甘酒の方らしい
— 🌸秀樹🌸東京足立区 36歳 (@forest_under) April 17, 2018
米麹の甘酒→疲労回復・肌荒れ
酒粕の甘酒→ダイエット・睡眠改善
酒粕の原料であるお酒はアルコール発酵させる時に発酵微生物を使用するのですが、この発酵微生物は眠気を誘う物質の作用を高めることから睡眠改善に高い期待がもてます。

甘酒に危険性はないの?
甘酒は美容と健康に良いという理由から多くの方が飲んでいます。しかし、健康に良いとからと言って、危険性が無いわけではありません。飲み過ぎることで肥満の原因に繋がり、その結果他の病気を引き起こすこともあります。ここでは、米麹を使用した甘酒と酒粕を使用した甘酒の危険性をまとめてみました。

米麹を使用した甘酒の危険性
糖尿病、高血糖症の方は米麹を使用した甘酒には注意が必要です。米麹を使用した甘酒の糖分は、ほとんどがブドウ糖のため、血糖値が上がりインスリンも分泌されます。高血糖の状態になることで動脈硬化に繋がり、脳卒中や心筋梗塞のリスクが上がってしまいます。

しかし、酒粕を使用した甘酒には血糖値を下げる成分が含まれているので、血糖コントロールが必要な糖尿病、高血糖症の方は酒粕を使用した甘酒を飲むとよいでしょう。※砂糖少なめで作った甘酒に限ります。
温まる甘酒は風邪ひきさんにいいんだよ。米麹の甘酒はブドウ糖と似た成分。美容にもいい。酒粕はさらにコレステロールを下げたり糖尿病予防したり健康的。
— ましゅまろん (@marshmallowmarr) December 7, 2016
酒粕を使用した甘酒の危険性
酒粕を使用した甘酒は、酒粕には甘みがないことから砂糖を加えて作ります。砂糖の量を調整することができ、好みの甘さにすることができますが、その反面危険もあります。砂糖は、がん、糖尿病、心臓病、アルツハイマー病、臓器障害などを引き起こすと言われています。その他にタバコやアルコールなどと同じ依存性があり、砂糖依存症が科学的に示されています。

しかし、酒粕を使用した甘酒には血糖値を下げる成分が含まれていることから一概に体に悪いというわけではありません。酒粕を使って甘酒を作る場合は砂糖の量に注意することが必要です。
今年の新米の酒造りで出来た酒粕が出始めたので甘酒にしてみましたよ。でも、WHOが示す成人の砂糖一日摂取量の25gを、コップ一杯で楽々アウトですよ。おいしいけどおかわり厳禁だね。
— おはるばぁちゃん (@opalsan) November 24, 2016
市販の甘酒は効果がないって本当?
市販されている甘酒には効果がないと言われています。市販の甘酒は熱処理を行い殺菌処理をされており、熱に弱い酵素はほとんど残っていないということから、市販の甘酒は効果がないと言われているのですが、全く効果がないわけではありません。ですので、市販の甘酒は効果がないというのはウソになりますね。

米麹を使用した甘酒の糖分は80%がブドウ糖ですが、残りはオリゴ糖なのです。そのため、加熱処理を行い酵素が残っていなくてもオリゴ糖が残っています。オリゴ糖の効能としては便秘解消があります。お通じが良くなることで肌の状態を整え、ダイエットにも効果があります。他に、生活習慣病の予防と改善、虫歯の予防、そして免疫力を高める効果があります。
「米麹と米」を主原料とする市販の甘酒に、コレステロールの低減や便通の改善に効果の高い成分が最も多く含まれていることを発見したと発表した。
— Wada Hiroshi (@Owlwise_Hiroshi) May 19, 2018
甘酒飲んで肥満抑制、初実証…コレステロール減 : 読売新聞
https://t.co/iahY1p3rEh
市販されている甘酒でも沢山の効能と効果が期待できます。しかしどうせ飲むのならより多くの効能と高い効果が期待できる甘酒を飲む方が良いと思いませんか?甘酒は自宅で簡単に作ることができるので是非チャレンジしてみてください。
米麹を使用した手作り甘酒に含まれる成分を知ろう
甘酒が美容と健康に良いということは知られていますが、美容と健康というようにまとめてあり、実際どのような効果があるのかは意外と知られていません。ここでは米麹を使用した甘酒に含まれる成分から期待できる効果をまとめてみました。

米麹を使用した甘酒に含まれる栄養成分①酵素
酵素と聞くと野菜や果物を想像してしまいますが、米麹を使用した甘酒には麹菌が作り出す100種類以上の酵素が含まれています。この酵素が含まれていることで、甘酒に含まれている他の栄養成分が増え、体内での消化吸収が良くなります。高温加熱処理をしていない手作りの甘酒だけのメリットといえるでしょう。

米麹を使用した甘酒に含まれる栄養成分②ビタミン類
米麹を使用した甘酒には多くのビタミン類が豊富に含まれています。ビタミン類は免疫力増加や精神安定、老化防止、新陳代謝の活性化に期待ができます。この他にビタミンB群は疲労回復、美肌、健康な髪、貧血防止にも効果があります。そしてこのビタミンB群は90%以上の吸収率があるのです。

ビタミンB群は熱に弱いため、高温加熱処理をしていない手作りの甘酒だけのメリットといえるでしょう。
米麹を使用した甘酒に含まれる栄養成分③麹酸
麹酸は麹からしか生成されないため、米麹を使用した甘酒にしか麹酸は含まれていません。あまり聞きなれない成分ですが、この麹酸はメラニンの生成を抑制することで美白効果が期待できます。

米麹を使用した甘酒に含まれる栄養成分④必須アミノ酸全9種類
必須アミノ酸は体内で作ることができないため、外から取り入れなくてはいけません。この必須アミノ酸全9種類が甘酒には含まれています。必須アミノ酸は筋肉痛の軽減や持久力増加、疲労回復、疲労の軽減、傷の回復、安眠、ダイエット、美容、免疫機能を高める、二日酔いの軽減などの効果があります。その他に精神安定など心の安定にも効果があります。

米麹を使用した甘酒に含まれる栄養成分⑤食物繊維
食物繊維は第6の栄養素と呼ばれており、食物繊維が豊富に含まれた健康食品が多く市販されています。この食物繊維も甘酒には含まれています。食物繊維は便秘の予防と改善、糖尿病などの生活習慣病の予防、ダイエットにも効果があります。

米麹を使用した甘酒に含まれる栄養成分⑥オリゴ糖
オリゴ糖は加熱処理をした市販の甘酒にも含まれる成分です。オリゴ糖は、便秘解消、美肌、ダイエットに期待がもてます。この他に、生活習慣病の予防と改善、虫歯の予防、大腸がんの予防、そして免疫力を高める効果があります。

米麹の選び方は?
米麹には生麹と乾燥麹の2種類があります。生麹は麹の香りが強く、保存期間は冷蔵保存で約3週間程度、冷凍保存で約3か月程度で短めです。乾燥麹は麹の香りが控え目で、保存期間は常温保存で約4か月程度で長めです。

選ぶポイントとしては、麹特融の香りが気になるかどうかということと、使用頻度です。一度で全部使い切る場合や、頻繁に甘酒を作るのであれば生麹でも乾燥麹でも問題はありませんが、使い切れず残ってしまい、次はいつ使うかわからないようであれば乾燥麹の方がよいかもしれません。
あさって、息子試合。
— sumi@スローペース中 (@sm55sm25) January 19, 2017
お弁当持って6時に出るなんて、お弁当作る私は今から緊張マックス。
今、初めて生麹で甘酒を仕込んだけれど麹菌がふわふわカビ臭くて結構苦手かもしれない💦出来上がったらこの匂いはなくなるんだろうけど、これから甘酒は乾燥麹で仕込もう。
何事も学びじゃ。
麹屋さん直伝の甘酒の作り方

【材料】もち米4合、米麹500g【作り方】もち米を洗い炊飯器の釜に入れ、5合のラインまで水を入れて炊きます。炊いている間に米麹をほぐしておきます。もち米が炊けたら70℃くらいになるまで混ぜて冷まします。温度が下がったらほぐしておいた米麹を入れ、よく混ぜ合わせ60℃まで冷まします。
60℃になったら布巾をかけ、炊飯器の蓋は開けたままにしておきます。1~2時間後よく混ぜます。この時、温度が50~60℃であることを確認してください。5~6時間後もう一度よく混ぜます。10時間後に完成です。保存容器に入れるのは5~6時間後、熱が取れてからです。

全て炊飯器におまかせ!
米麹を使用した甘酒のおすすめの作り方①炊飯器使用

【材料】米1合、水500cc、米麹200g【作り方】おかゆを炊きます。おかゆが炊けたら水500ccを加え、温度が55~65℃になるまで冷まします。温度が下がったら米麹を入れてかき混ぜます。炊飯器の蓋を開けたまま保温を開始し、蓋の代わりに布巾をかけておきます。8時間保温したら完成です。保温時は60℃前後を保つようにしてください。
みやここうじの裏に書いてあるとおりに作ってるんだけどやっぱりちゃんと炊飯器の蓋開けて置かないと甘酒にならないんだわ不思議
— V2 (@mmktso_saku) April 24, 2018
ヨーグルトメーカーで簡単手間なし
米麹を使用した甘酒のおすすめの作り方②ヨーグルトメーカー使用

【材料】米1合、水200cc、米麹200g【作り方】おかゆを炊きます。炊いている間に米麹をほぐしておきます。ヨーグルトメーカーに付属している容器を熱湯で消毒し、おかゆと水200ccを入れしっかり混ぜます。混ぜ終わったら、ほぐした米麹を入れさらに混ぜます。蓋をしっかりしめてヨーグルトメーカーにセットし、温度を60℃、タイマーを6時間にします。6時間後に完成です。
毎朝食べてるヨーグルトに、ヨーグルトメーカーで作った甘酒いれていたのだけれども……
— むぎの (@mugin0_mugin) May 21, 2018
麹代と米代ケチりたくて (あと作るの面倒で)、3月頃から甘酒作りやめたら、「朝の気だるさが全然違う〜😩」とオオムギ君から苦情の嵐が度々……笑
お給料日後から、また作りはじめます〜😑笑

保温ポットでも作れる!?
米麹を使用した甘酒のおすすめの作り方➂保温ポット使用

【材料】米1合、水1200cc、米麹200g【作り方】米を洗い鍋に入れ、水600ccを入れます。鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火にし蓋をして10分炊きおかゆを作ります。炊いている間に米麹をほぐしておきます。おかゆに水600ccを入れ、60℃前後になるまで冷まします。

温度が下がったらほぐしておいた米麹を入れてよくかき混ぜ、60℃になるように弱火で加熱しさらにかき混ぜます。温めた保温ポットに移し、時々振りながら8時間待てば完成です。
甘酒完成〜\( ˆoˆ )/♡
— なぎさ (@nagichob067) May 14, 2018
魔法瓶使えばちょーかんたん! pic.twitter.com/R8PZnBylAZ
甘酒が苦手でも飲める!栄養成分を残した簡単アレンジ
甘酒の栄養成分を残した簡単アレンジ①甘酒とトマトジュース

甘酒にトマトジュースを入れるだけの簡単で美味しいおすすめアレンジです。まろやかな酸味と甘みで美味しくいただけます。トマトと言えばリコピンですが、リコピンは熱を加えることで吸収率が2~3倍になります。トマトジュースは加熱処理をしているので、生のトマトを食べるよりもトマトジュースを飲む方が効率良くリコピンを摂取することができるのです。

リコピンの効能と効果:がんや老化など体に悪影響を及ぼす活性酸素を除去する抗酸化作用があります。このことから疲労回復、便秘解消、生活習慣病の予防、むくみの予防に期待がもてます。
甘酒の栄養成分を残した簡単アレンジ②甘酒とあんこ

甘酒にあんこを添えただけの簡単で美味しいおすすめアレンジです。あんを混ぜると甘酒よりもあんの主張が強いため甘酒が全く気になりません。甘酒の香りや食べた時の食感が苦手な方に特におすすめなアレンジです。あんこの原料である小豆には女性にとって嬉しい効能と効果があります。

小豆の効能と効果:炭水化物の代謝をサポートする働きや、腸を刺激し腸の運動を促す作用があります。このことから便秘解消や美肌、ダイエット、生活習慣病の予防、老化防止などに期待がもてます。
甘酒の栄養成分を残した簡単アレンジ➂甘酒とミックスベリー

甘酒にミックスベリーを混ぜただけの簡単で美味しいおすすめアレンジです。ほどよい酸味と甘みでとても美味しくいただけます。飲み物としてだけではなくデザートとして食べるのもよいでしょう。

ポリフェノールの効能と効果:がんや老化など体に悪影響を及ぼす活性酸素を除去する抗酸化作用があります。この他に、血流を促進する働きや、血中の脂肪蓄積を抑制します。このことから血圧の低下、HDLコレステロールの増加、糖尿病の予防などに期待がもてます。
甘酒の栄養成分を残した簡単アレンジ④甘酒と生姜と炭酸水

甘酒にすりおろした生姜、炭酸水を入れるだけの簡単で効能沢山おすすめアレンジです。夏にピッタリ!さっぱりした味でゴクゴク飲めます。

生姜の効能と効果:血流を促進する働きや、活性酸素を除去する抗酸化作用、過剰な分泌の抑制、消化吸収を助ける働きなどがあります。このことから、体を温めるだけではなく、生活習慣病の予防、免疫力増加、解熱、心臓強化、コレステロールを安定させるなど、他にも沢山あります。しかし、妊娠中の方や胃腸が弱い方、脱水症状中の方などは生姜の摂取量に注意が必要です。
甘酒の栄養成分を残した簡単アレンジ⑤甘酒と青汁

甘酒に青汁を入れるだけの簡単で栄養豊富なおすすめアレンジです。レモン汁を加えるとさっぱりした味になり飲みやすくなります。
青汁の効能と効果:食物繊維が豊富に含まれているため、腸を刺激し腸の運動を促す作用や、コレステロールの吸収の抑制、血糖値の急激な上昇の抑制などがあります。このことから、便秘の予防と改善、糖尿病や生活習慣病の予防、ダイエットに期待がもてます。しかし青汁は高加熱処理をすることで栄養が壊れてしまい効果が半減してしまうので、非加熱処理の青汁を使う方がよいでしょう。
甘酒を食べよう!おすすめアレンジ
おすすめアレンジ①甘酒でみたらし団子

お団子を作る時に水の代わりに甘酒を入れ、丸めて茹でるだけ!みたらしのタレをかければ完成です。美味しくて体に優しいおやつです。
おすすめアレンジ②甘酒アイス
生クリーム200ccを8分立てくらいに泡立て、甘酒200ccを加えて混ぜ合わせます。密閉容器に移しかえ冷凍庫で2時間冷やせば完成です。冷たい甘酒アイスで暑い夏を乗り越えよう!
おすすめアレンジ➂甘酒スコーン

スコーンを作る時は砂糖と牛乳または豆乳を使うのが一般的ですが、これらを甘酒で代用します。ツヤ出し用の卵も必要ありません。甘酒を塗ることでキレイな焼き色がつきます。砂糖、卵不使用のスコーンが完成します。
おすすめアレンジ④甘酒で牡蠣チゲ

牡蠣チゲのスープを甘酒で代用します。米麹を使用した甘酒を使うことによってコクがでて、辛みがまろやかになります。体の芯から温まり寒い冬にピッタリですね。
おすすめアレンジ⑤甘酒みその生姜焼き

甘酒と味噌を1:1の割合で混ぜ、おろし生姜をお好みの量加えてタレの完成です。冬は体を温め、夏は夏バテ予防に最適です。

妊活中は米麹を使用した甘酒を飲もう
不妊の原因は体の冷えや栄養不足ということがあります。体が冷えることで血流やリンパの流れが悪くなり、排卵が上手く行われなくなります。また、栄養不足が続くことで妊娠しにくい体になってしまいます。米麹を使用した甘酒には体を温め、体温を保つ働きがあり、栄養も豊富なことから妊活に効果的と言われています。

朝、ホットの甘酒をコップ1杯飲むことで、血糖値を上げ脳の活動が活発になります。そして、体が温まり基礎代謝も上がります。是非妊活に米麹を使用した甘酒を取り入れてみましょう。
鍼灸の先生に甘酒は美容健康にもいいし妊活にもいいよ〜って言よったけん、買ってきた!さっそく作って飲も〜♥
— na.@1人目妊活中 (@kn31m) May 25, 2018
米麹を使用した甘酒はペットにもおすすめ!
甘酒は人間だけではなく、犬や猫に与えても問題がありません。甘酒には犬や猫にとって必要な必須アミノ酸が豊富に含まれていることや、ビタミンが吸収しやすい形であること、そして消化のしやすい発酵食品であることから、犬や猫にも問題なく与えることができます。しかし、与えてよいのは米麹を使用した甘酒だけです。決して酒粕を使用した甘酒は与えないでください。

甘酒をメインの食事として与えることもいけません。甘酒に栄養があるとは言え、必要な栄養全てが摂れるわけではありません。夏バテや高齢で食欲がない時に栄養補助食品・飲料として与えてください。ごはんに混ぜてもよいですし、水分補給として与えてもよいでしょう。しかし、何らかの病気をもっている場合は必ず獣医さんに相談してくださいね。

ペットに与える甘酒の量ですが、1日に与える量として猫や小型犬の場合は小さじ1杯程度、中型犬は小さじ2杯程度、大型犬は大さじ1杯程度がよいでしょう。沢山飲みたがるようであれば水で2倍に薄めて与えましょう。与え過ぎると肥満の原因に繋がり、その結果他の病気を引き起こす危険性があるので注意が必要です。
食欲不振の老犬に米麹の甘酒って正解だったのね うちのワンも体調悪い時にだいぶお世話になってる
— もちクマ (@mochikuma2) April 23, 2018
手作り甘酒で美容と健康を手に入れよう!

米麹を使用した手作りの甘酒には体に良い成分が豊富に含まれており、多くの効能と高い効果が期待できます。時間はかかりますが付きっ切りというわけではなく、仕込みさえしてしまえば簡単に作ることができます。甘酒を使った料理や、簡単なアレンジ方法が沢山あるので飽きることなく続けられるでしょう。大切な家族のために、そして自分のために栄養豊富な手作りの甘酒で美容と健康を手に入れましょう!