泣けるアニメランキング！王道恋愛から名言凝縮の名作まで・あなたのおすすめは？

アニメは子供の見る物と言われた時代は終わり、大人だからこそ考えさせられてしまうようなアニメが増えて来ている昨今、その中でも人気が高く多くのランキングで上位に入るのが泣けるアニメです。

名作と言われ長年愛されるアニメには泣ける要素が非常に多く、作品としても面白いアニメが多いです。今回は数多くあるアニメの中でも泣けるアニメをランキング形式で紹介します。

泣けるアニメに共通して言えるのが作品中でキャラクターが発する名言の数々です。場面に合わせた名言はそのキャラクターの個性を示すと同時に泣けるシーンを作りだす不思議な力を持っています。

泣けると言われる名作アニメには必ずと言っていい程、名言が詰まっています。多くのキャラクターが名言により個性を示すと同時に作者や作り手からのメッセージも込められており人気を高める要因にもなっています。

名作と言われる泣けるアニメ作品の多くで、アニメ自体のランキングとは別に名言のランキングが作られる程に名作アニメに必須と言われる重要な位置にあるのが名言です。

泣けるアニメはお涙頂戴なありがちな展開であったとしても演出や見せ方を通して視聴者が泣けるように作られています。しかし本当に泣ける名作アニメこそ、予想だにしない展開や作る側も予期しない所で泣けるシーンになっている場合も多いです。

人間は同調する生き物なので、そこに相手の感情が垣間見えなければ決して感情的になる事はないです。アニメのテーマの中でも感情が分かりやすく表現されているのが恋愛感情です。キャラクター達の原動力にもなる恋愛要素は共感しやすい事もあり、必ずしも報われない事も多いので泣けるアニメには大なり小なり恋愛要素が盛り込まれている作品が多くなっています。

泣けるアニメを敢えて嫌うという人もいます。それは泣けなければダメみたいな先入観があるからです。しかし実際今回ランキングとして紹介する名作と言われるアニメ全てを見て全てで泣けたという人は少数派です。どの作品も泣けるアニメとして各ランキングで人気の高い作品が多いですが、人それぞれ感情移入しやすい作品は異なってきます。

「泣けるアニメ」はジャンルではないので恋愛アニメから青春アニメ、SFアニメやファンタジーアニメであっても泣けるアニメは存在します。まずは自分の好きなジャンルのアニメの中で泣けると言われるアニメを見る事をおすすめします。

ランキング15位は週刊少年ジャンプで連載され当時の小中学生に囲碁ブームを巻き起こしたヒカルの碁は囲碁の解説がとても丁寧で人気を集めた漫画です。囲碁をまったく知らない少年「新藤ヒカル」が平安時代の棋士「藤原佐為」の幽霊と出会う所から物語が始まり、ヒカルは段々と囲碁にのめり込んでいきます。

ヒカルは最初こそ幽霊故に現世に物理的な介入が出来ない佐為の打ち手代行として囲碁を行い始めますがその後佐為の指導を受けながら自分でも打つようになります。プロ養成所である「院生」となり、そしてプロ棋士へと成長していくヒカルを保護者のような視点で見守るようになります。

ヒカルの碁で泣けるのはとある対局でのヒカルの発言をきっかけに満足し佐為が成仏してしまう所からです。自責の念からプロの対局にも出場せず、囲碁からも離れたヒカルが院生時代の仲間である伊角の頼みで嫌々行った対局、自分の囲碁の中に佐為がいる事に気付きます。その時のヒカルの涙は思わず泣いてしまう事間違いなしです。

ランキング14位、とらドラは竹宮ゆゆこによるライトノベルをアニメ化した王道のラブコメアニメです。とあるきっかけでお互いの意中の相手を知る事になった主人公「高須 竜児」とヒロイン「逢坂 大河」はお互いの恋を成就させる為の共同戦線を結成します。

お互いの意中の相手にはなかなか思いが伝わらず、しまいには2人が付き合っているという噂が流れます。ここまでだと典型的なラブコメアニメで泣ける要素はあまりありませんが、アニメが後半に進むに連れて考えさせられるシーンが増えて思わず泣けてくるようなシーンが増えてきます。

最近のアニメ作品ではあまりない学園系のアニメでありながら恋愛要素の強い作品で、それぞれの恋愛感情も上手く描いているので泣けるアニメとして多くのランキングで名前が挙がるおすすめのアニメです。

ランキング13位、プラスティック・メモリーズはアンドロイドが実用化された近未来を舞台にしたオリジナルアニメです。このアニメを元にコミカライズやノベライズ、ゲーム化が行われています。アンドロイド「ギフティア」の寿命は81920時間（およそ9年4か月）しかなく、主人公水柿ツカサは間もなく寿命を迎えるギフティアを回収する部署に新入社員として入社します。

ツカサは自身のパートナとなったギフティア「アイラ」と共にギフティアとオーナーの絆を何度も目の当たりにしながら、仕事をこなしていきますが、この「アイラ」にもまた寿命が近付いている事を知ります。

泣けるシーンは後半毎話で少しずつ徐々に描かれるアイラの限界です。人間のツカサとアンドロイドのアイラの恋愛感情に近い関係、また各回で描かれるそれぞれのギフティアとオーナーとの関係を見ても非常に泣けてくるおすすめのアニメです。

ランキング12位、Kanonは恋愛アドベンチャーゲームを原作とするアニメで、あまり見られない同じ話を2度違う会社によってアニメ化された経緯を持つアニメです。原作となる恋愛アドベンチャーゲームも泣けるゲーム「泣きゲー」として人気が高く、その原作の雰囲気を大切にしつつ、アニメに合わせて1つの話としてまとまった完成度の高いアニメです。

主人公「相沢祐一」は両親の海外赴任に伴って少年時代よく訪れていた「雪の街」に7年振りに訪れる所から物語がスタートします。少年時代の「雪の街」での思い出をあまり覚えていないがヒロイン達との触れ合いを経て徐々に記憶を取り戻していきます。

アニメに合わせたそれぞれのヒロインとの話を上手く盛り込んであります。2度のアニメどちらもおすすめできますが、これから見るのであればより新しい「京都アニメーション」製作のアニメを見るのがおすすめです。

ランキング11位、「君に届け」は少女マンガ王道の恋愛に比重を追いた青春物語でありながら、その入り込みやすいキャラクターで人気を集めるアニメです。2期3クールのアニメ化で原作漫画でいう10巻くらいまでの話が描かれています。

その見た目から「貞子」と呼ばれクラスに馴染めないでいた「黒沼爽子」が自分とは対照的なクラスメイトの「風早翔太」と仲良くなった事をきっかけにして成長していく姿を描いています。要所要所に泣きどころの多い原作漫画をしっかりとアニメ化しているのでアニメにも泣きどころが多く、また名言も非常に多いおすすめの恋愛アニメです。

ランキング10位、響け！ユーフォニアムは過去には強豪と言われながらも現在は落ちぶれてしまった北宇治高校の吹奏楽部を舞台にした本格吹奏楽アニメです。同じ京アニが製作したアニメでもけいおんと違って日常パートは少なく、多くの練習シーンやコンクールなどでの演奏を楽しむ事ができます。

高校の部活だからこそ起こる亀裂や問題、コンクールのメンバー選抜、そして男女が混在する吹奏楽部だからこその部活内での恋愛感情などもとても丁寧に描いています。肝心の演奏も物語の進行に合わせて敢えて下手に演奏した物を利用するなど強いこだわりが見られ、楽器経験者の間でも絶賛されたアニメです。

泣けるシーンはいくつかありますが、やはり主人公でユーフォニアムを担当する黄前久美子（おうまえくみこ）のパート内での先輩であり、副部長も務める田中あすかにまつわるエピソードは高校3年生の夏という人生の岐路とも言える複雑な時期を描いており、泣けること間違いなしのエピソードになっています。高校時代の部活を思いだしてみてほしい名作泣けるアニメです。

ランキング9位はオンラインネットゲーム、MMORPGを題材とした「ソードアートオンライン」のアニメの中からマザーズ・ロザリオ篇をおすすめします。ソードアートオンラインは2度に渡ってアニメ化しており、派手なアクションとゲーマーあるあるが散りばめられた作品です。

作中で行われたデスゲームを解決し、作中最強のプレイヤーでもある主人公キリトを持ってして、「俺より強い」と言わしめ実際に勝利した「絶剣」ユウキとヒロインであるアスナを軸に展開されます。ユウキにはとある秘密があり、アスナが徐々にそこに迫っていく姿は進んでほしいような進んでほしくないような気分になります。

泣けるシーンが多いこのエピソードですが屈指の泣きどころはやはりラストシーンです。アスナに抱かれながら倒れるユウキの為に大勢のプレイヤーが集まるシーンはオンラインゲームを題材とした本作を象徴する名シーンです。ソードアートオンライン自体が名作なのでその他のエピソードも合わせておすすめするアニメになります。

ランキング8位は「家族に会いたい、と初めて思った」というキャッチコピーで放送された東京マグニチュード8.0です。オリジナルアニメでありながら非常に泣けるアニメとして人気が高く多くのランキングで上位入りしているおすすめのアニメです。「もし東京でマグニチュード8.0の地震が起きたら」を非常にリアルに描いています。

弟小野沢悠貴のお守りとして一緒にお台場を訪れていた小野沢未来はそこでマグニチュード8.0の地震に巻き込まれます。お台場で出会ったバイク便ライダー日下部真理と共に自宅のある世田谷へなんとか帰ろうとする姿はそれだけで込み上げてくる物があります。

泣きどころの非常に多いアニメであると同時に未来の思春期ならではの葛藤や家族への思い、成長を垣間見る事もできます。地震に対しても考えさせられるおすすめの名作アニメです。

ランキング7位、鋼の錬金術師はダークファンタジーとしても高い人気を集め、漫画やアニメのランキングでも必ずと言っていいほど登場しますが、泣けるアニメとしてもおすすめできます。2期アニメとなる「鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST」はシリアスなバトルシーンと心理描写で人気の高いアニメになっています。

日常の何気ない言葉でもグッとくるシーンも多く、名言と言われるセリフが多い事でも知られる原作コミックをしっかりと再現したアニメはそのボイスも相まって泣けるシーンが多くなっています。お互いがお互いを思い合う兄弟であるエドとアルの自らの犠牲を厭わない姿は非常に泣かされる事が多いです。

泣けるシーンの代表的なシーンの1つがアルの身体に関するエピソードです。最終決戦の際、長年の旅で探し求めていた自らの肉体と再会したアル、しかしその身体は骨と皮だけのような状態でとても戦える状態ではない身体に鎧姿のままで元の世界に戻るというエピソードを始め、魂だけの存在であるアルに不安定さなどが丁寧に描かれており、泣ける事間違いなしです。

ランキング6位、AngelBeats!は死後の世界である「天上学園」を舞台に転生を拒む者達「死んだ世界戦線」を中心とした学園風アニメです。主人公の音無結弦（おとなしゆずる）がこの死後の世界の本質に気付き、一部のメンバーと協力してメンバーの成仏を試みる中盤以降は毎回泣けるようなエピソードが満載になっています。

最後に残った5人のメンバーで行われる「卒業式」は涙なしには見られない屈指の泣きどころですがその後にある主人公音無結弦とヒロイン立華かえでのやりとりは崩壊した涙腺がさらに崩壊する事間違いなしの屈指の名シーンにもなっています。恋愛要素も盛り込まれ、最終回に進む程に泣けるシーンが増えるおすすめの名作アニメです。

ランキング5位はフランダースの犬です。世界名作劇場としてアニメ化された元々イギリスの小説を原作とするアニメで今見れば絵は古めかしく感じますが、その絵の雰囲気も相まって非常に温かい雰囲気を作りだしています。

主人公ネロは絵の才能に恵まれながらもたび重なる不幸に見舞われます。良き理解者である祖父ジェハンの死、元々僅かな収入源で生活していたのにその収入源が激減する、火事の放火犯として村八分にされるなど後半に進むに連れてネロに襲いかかる不運の数々は涙なしには見る事ができません。

フランダースの犬を語る上で外す事ができないのが最終回です。不運続きのネロに最後に残された希望が絵画コンクールで入選する事でしたが、次点で落選してしまいます。残された希望も断たれ絶望したネロは憧れだったアストワープ大聖堂に飾られているルーベンスの絵を見た後に、後を追ってきたパトラッシュと共に力尽きてしまいます。

この名シーンの裏ではコンクールの審査員がネロを引き取って絵の才能を伸ばしたいと村を訪ねてくる、さらには村八分の原因となった火事も無実だと分かり、今後のネロにとって希望が見えているのです。この僅かなすれ違いがアニメ史上に残る悲劇として今でも泣けるアニメを扱うランキングやテレビ番組で必ず紹介される程の名作になっています。

ランキング4位、CLANNAD(クラナド)は元々はPC向けに「泣きゲー」を作る事を得意とするメーカー「Key」が発売した恋愛アドベンチャーゲームです。元々のゲームでは各ヒロイン毎のルートに分かれてシナリオが進みますがアニメ化に際して1人のルートを基本として統合化、1つのシナリオとして仕上がっています。

原作ゲームが大きく分けて「学園編」と「AFTER STORY」に分かれている事もあり、2期放送されたアニメのうち1期と2期の前半で「学園編」、2期中盤から「AFTER STORY」に進む構成をしています。学園物で多い、卒業などのタイミングで話が終わらずその先の人生までもが描かれており、どちらのストーリーも非常に泣ける恋愛アニメになっています。

CLANNADでは多くのキャラクターが名言を残していますが、中でもヒロインの1人である古河渚が残した「頑張れるなら、頑張るべきなんです。進めるなら、前に進むべきなんです。朋也くんは、進んでください。」というセリフは多くの人が名言として取り上げる言葉です。停滞する主人公岡崎朋也に向けたこの言葉は古河渚の性格を表現すると共に多くの人の心に残る名言です。

その他にもCLANNADには多数の名言が散りばめられています。見る人によって心に残る言葉は異なる物の、「出会い」｢別れ｣「前に進む事」に焦点を当てた言葉が多いです。いつ見ても泣けるCLANNADですが、別れの季節などに見るとより一層感情移入ができるアニメになっています。

ランキング3位としたのは一週間で友人の記憶を失ってしまう障害を抱える少女「藤宮香織」といつも一人でいる彼女が気になる主人公「長谷祐樹」の恋愛とはまた少し違った関係を築いていく「一週間フレンズ」です。

原作となったコミックスも全7巻と短めな事もあり、ほぼ全てのエピソードが原作そのままに描かれているアニメは、絞った登場人物の数もあって非常に入り込みやすくなっています。主人公のひた向きさやその障害故にクラスメートに冷たく当たるヒロインなど、その根底にある設定を最大限に利用した話が非常に詰まっています。

名言ランキング3位で紹介するのは物語のきっかけとも言える名言です。一週間フレンズでは最初、ヒロインの香織は仲良くなって記憶を失う事への恐怖からクラスメートに冷たく接し、どちらかと言えばクラスでも嫌われた存在でした。そんな香織が気になる祐樹は親友でありよき理解者でもある将吾に「お前も藤宮さん（香織）の事が嫌いか」と訪ねます。

そんな祐樹の質問に将吾は「実際その人のことなんて自分自身で直接関わってみないとわかんねーよ」と答えます。YESでもNOでもないこの答えが結果的に祐樹の背中を押し、祐樹と香織の関係が進んでいきます。将吾の性格を上手く現わしながら親友の背中も押すまさに名言です。

一週間フレンズはズバッとカッコいい名言よりも日常の中で言われるちょっとした言葉が名言となっている物が多いですがランキング2位で紹介するセリフもそんなセリフです。ヒロイン香織のセリフ「今日のこと明日いっぱいお話ししてね」は一週間で記憶が消えてしまう香織だからこそ言えるセリフで、最初こそ拒絶していた祐樹を信頼している証でもあるまさに名言です。

多くのアニメの名言は多くの場合作中で引用される事はあっても登場は多くて数度だけです。しかし一週間フレンズに置いて屈指の名言であり、そして何度も登場するのが祐樹が香織に向けて言う「俺と友達になってください」という言葉です。

香織の障害の事を知っても、記憶がリセットされる度にこの言葉を言い続ける祐樹。一週間フレンズの根底にある言葉でありながらそこに込められた思いが徐々に変化していく名言ランキング1位に相応しい作品を象徴する名言です。

泣けるアニメランキング２位は四月は君の嘘です。ピアニストとして確かな実力を持ちながら過去のトラウマにより自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまう主人公「有馬公生」は、幼馴染の澤部 椿の紹介で出会った少女「宮園かをり」に強引に引っ張られる形で再びピアノに向き合います。

時に強引とも言えるかをりの行動力やヴァイオリニストとしての魅力に魅かれる形で彼女の伴奏を経てコンクールに出る事になる公生はかをりの秘密を知ってしまいます。

四月は君の嘘は、1度目ももちろん泣けるのですが、２度目に見た時により一層泣ける作品です。巧妙な伏線をしっかりと利用した構成は同年代の中高生はもちろん、大人になってからこそ見てほしいおすすめの泣けるアニメです。

四月は君の嘘はサブキャラにも名言が多く、名前を持っている全てのキャラに名言があると言っても過言ではありません。名言ランキング3位はそんなサブキャラの1人で、主人公公生の師である瀬戸紘子の「怖いのは、あんたが一生懸命練習したから。身も心もピアノに傾けたから、だからさらけだすのが怖いのよ。」です。

ピアノに限らず何かに真剣に打ち込めば打ち込むほどこういう場面に出くわす機会が多いです。熱中する物がある人にこそ知ってほしいおすすめの名言なので今回のランキングに選びました。

四月は君の嘘名言ランキング2位は主人公公生のセリフ「君の言うことやること全て、キラキラ輝いていて、僕はまぶしくて目をつぶってしまう・・・でも、憧れずにはいられない。」です。自分にはピアノしかない事を理解しながらもトラウマにより世界がモノトーンに見えていた公生に取って、かをりはまさに太陽のような存在だった事が伺える名言になっています。

作中屈指の名言生産機であるヒロインのかをりは自分の運命を悟っているからこそ色々な言葉を公生にぶつけます。彼女の名言と言われる言葉の多くに共通しているのが「あがく」という言葉です。中でもランキング1位に推したいのが「私達は命がけであがく演奏家じゃない」という言葉です。

名実共にピアノに生きるのが最良の道である公生に毎度の演奏がまさに命がけであるかをりだからこそ言える言葉であると同時に、彼女の「あがきたい」という思いが前面に出ている作中屈指の名言です。

泣けるアニメランキング１位は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」通称「あの花」と言われる作品です。小学生時代の仲良し6人組、「超平和バスターズ」はメンバーの1人だった「めんま」の突然の事故死により、その絆を失ってしまいます。そしてバラバラのまま高校生になった主人公「じんたん」にしか見えないめんまが返ってきます。

めんまの死に自責の念を感じていたじんたんは当初こそ幻覚だと思いましたが、なんとかめんまを成仏させようと奮起する事になります。その過程でかつての「超平和バスターズ」のメンバーとの絆を徐々に取り戻していきます。

あの花の凄い所は、主要な登場人物のほぼ全てがめんまが死んでしまったあの日から時間が止まってしまっているという事です。それぞれの想いを吐露する所から始まる最終回を始め、それぞれの回に泣けるシーンや名言が多いアニメ史に残る泣ける名作アニメです。

一番前に進んでいるようで進んでいないぽっぽは昔も今もじんたんに憧れ続けています。そんなぽっぽがめんまの願いであると思われる花火を打ち上げる資金のためにバイトを始めたじんたんの頑張る姿を見て、先輩のおっちゃんに対して言うのが「かっけーんッスよ、じんたんは」というセリフです。

じんたんは昼にはゲームショップでバイトをし、夜には土木工事の作業員としてのバイトをする生活を送っている最中でその事をぽっぽは知っています。その頑張る姿にリーダーシップを発揮しみんなを纏めていた頃のじんたんを思い出していたぽっぽ。昔の事も今の境遇も知るぽっぽだからこその名言です。この名言は噂から様子を見に来ていためんまによってすぐに真似されていました。

今回ランキングにした全ての名言の中でも一番の長さを誇る名言になるのがじんたんのセリフ「俺さぁみんな変わっちまったかと思ってた。でも実際しゃべったりしてみるとさぁそんなに変わってなくてびっくりした。だけどさぁ…どんなに変わってなくたってもうみんなってのはどこにもいないハナからいなかったんだ…めんまが…欠けてるんだから」です。

一度は失っていた超平和バスターズの絆が徐々に戻ってきた事で、昔を取り戻したように錯覚していたじんたん。ですが、そこにはやはりめんまがいないという事実を再確認した時、思わずでた言葉です。

あの花は毎話ほぼ全てに名言があり泣けるシーンがありますが、やっぱり一番泣けるのは最終回です。最終回はずっと泣けるシーンの連続です。お互いがお互いの想いをぶつけ合い、めんまをちゃんと成仏させようと一致団結します。

今まで唯一自分の姿が見えていたじんたんからも見えなくなってしまっためんまは自らの成仏を悟り超平和バスターズのメンバーそれぞれに手紙を書きます。それを届ける前に秘密基地に残した言葉、それが「超平和バスターズはずっとなかよし」です。直接言葉にされたわけではありませんが、あの花を代表する名言として今回ランキング１位として紹介します。

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DVDやブルーレイでしか見られない特典映像などが封入されている場合も多く、DVDやブルーレイを購入するメリットはまだまだ多いです。

アニメは自身を投影しやすく、感情移入しやすいとして日本はもちろん海外でも人気の高いコンテンツです。その中でも泣けるアニメは長く愛され名作と言われる作品も多いので、より感情移入しやすい作品を選ぶ事をおすすめします。

泣く事はストレス発散になりより快適な生活を送る事ができるようになります。普段アニメを見ないという人であっても名作と言われるアニメ、ランキングで上位に来ているアニメなどから好きなジャンルのアニメを探してまずは1つ視聴して見る事をおすすめします。