ディアウォールの耐荷重や強度は事前に確認すべし!テレビが倒れるかも?
賃貸などでもできるだけ自分の理想の部屋に近付ける時に行われるDIY。DIYアイテムの中でも基礎となり耐荷重性能の高さもあって人気を集めているのがディアウォールです。今回はディアウォールの耐荷重を最大限に発揮する方法や便利な使い方を紹介します。
目次
- ディアウォールを購入する時は耐荷重を必ず確認しよう!
- 賃貸の強い味方!?そもそもディアウォールって何?
- DIY必須アイテム!ディアウォールで理想の部屋を作ろう
- 意外と高いディアウォールの耐荷重性能
- DIYアイテムの欠点!?耐荷重は分かりにくい
- 耐荷重を確認するには先駆者の使用方法を真似るのが楽!
- 耐荷重性能も自由度も高いのがディアウォール最大の魅力
- 隙間の活用に耐荷重の高いディアウォールは使える
- 耐荷重をアップさせたければツーバイフォー材に合う物を
- ワンバイフォー材も有り!ただし耐荷重は下がる
- 耐荷重の低めなワンバイフォー材も場所を選べば活用可能
- ディアウォールを購入する時は正しく高さを計測しよう
- 耐荷重を意識するなら木材を購入する時はマイナス45mm
- ディアウォールに利用する木材で耐荷重は変わる?
- 耐荷重の高いディアウォール作りに最適な木材の選び方
- ディアウォールで使う木材を壁面の色にマッチさせよう
- ディアウォールは設置の仕方でも耐荷重が変わる!?
- ディアウォールで耐荷重を上げるなら柱を増やそう
- 耐荷重の高いディアウォールは柱だけでも便利!
- ディアウォールを用いた耐荷重性能の高い棚作り
- ディアウォールに棚受けも設置すれば耐荷重がアップ!?
- 地震対策まで考えるなら棚の物が落ちない工夫をしよう
- 憧れの壁掛けテレビも耐荷重に優れるディアウォールで!
- 壁掛けテレビなら専用の金具を利用して耐荷重をアップ
- ディアウォールなら壁掛けテレビの配線も隠せる?
- スペーサーを活用する事でディアウォールの耐荷重アップ
- ディアウォールが倒れる最大の要因は耐荷重より設置方法
- 耐荷重を高める為には設置場所の材質にも注目しよう
- 初めてのディアウォールなら純正品を利用しよう
- 持ち帰るのに長すぎるならジョイントパーツを活用しよう
- ジョイントパーツを使って耐荷重は下がらないの?
- 基本を守る事が耐荷重の高いディアウォールを作る!?
ディアウォールを購入する時は耐荷重を必ず確認しよう!
賃貸でDIYを楽しもうと思ったら便利なのが柱を増設できる耐荷重性能の高いディアウォールです。基本的に壁に穴を空ける事が許されない賃貸において、例え一部でも穴を空ける事ができれば、壁掛けや棚などの設置ができるようになり限られたスペースを有効活用する事ができるようになります。それを叶えてくれるアイテムとして人気が高いのがディアウォールです。

ディアウォールはその構造上、DIYアイテムの中でも一番耐荷重を気にする必要があります。多くの場合さらに他のアイテムと組み合わせて利用する基礎となるからで、ディアウォールの耐荷重が低い状態では、倒れる原因にもなりその他のDIYアイテムも有効活用する事ができなくなります。

ディアウォールの設置を正しく理解する事ができれば、高い耐荷重性能を発揮してくれるのでより自由度の高いレイアウトが出来るようになるのでDIYを始めてみようと思ったら真っ先に確認する事をおすすめします。今回はディアウォールの耐荷重についてまとめていきます。

賃貸の強い味方!?そもそもディアウォールって何?
既存の家具では難しいそれぞれの家の間取りやスペースに合わせて設計できる事から人気を集めているDIYですが、DIYを楽しもうと思っても賃貸に住んでいる人はそれが難しいです。壁に穴を空ける事ができない賃貸では床に直接置くタイプのアイテムを上手く活用するしかありませんでした。そこで登場したのが耐荷重性能の高いディアウォールです。
ディアウォール(柱の上下にある黒いやつ)を使えば、収納皆無の賃貸アパートでも無限に柱を増やせるのでDIYしたいという方にはオススメです。材木、金具、ディアウォール共にホームセンターに売ってます。安いです。 pic.twitter.com/6uabBYVc3k
— 怪物パトリック (@shin_taira0129) May 25, 2018
ディアウォールはバネの力を用いて木材を固定し支柱として活用できるようになるDIYアイテムです。壁や天井に穴を開けずに利用ができ、またその設置方法からは想像もつかない程高い耐荷重性能を持ち、設置位置も自由に出来るので、既存の家具では難しい階段などのスペースも耐荷重性能の棚の高い棚を設置したりする事ができます。
既存の家具とは違い棚の数や幅などを自由に設定できるDIYの基礎の柱として活用する事で、これまで床に置くタイプしか選択肢が無かった賃貸のDIYの幅を一気に広げる事ができるおすすめのアイテムになっています。
DIY必須アイテム!ディアウォールで理想の部屋を作ろう
家を建てる場合でも賃貸の部屋を借りる場合でも実際に住んでみたらイメージと違ったという場合や家具を置いたらデットスペースが出来てしまったという場合は多いです。限られたスペースを有効的に活用する為には床に置くタイプだけでなく壁面も使いたい所、そんな時に便利なのが柱となる事ができるディアウォールです。

ディアウォールはスペースに合わせた利用方法が可能なので、家具を搬入した後であっても設置がしやすいというのもメリットの1つです。さらに本来壁のない所にすのこや板材と組み合わせるなどして壁を作ったりする事もできます。ディアウォールの設置は壁にくっつける必要もないので部屋を仕切りたい時にも便利に活用できます。

限られたスペースを有効活用するのにもディアウォールは便利です。既存の家具ではそれぞれの家具は良くても組み合わせにくく、生まれてしまうデッドスペースであってもディアウォールならスペースに合わせた増設などができるので部屋の構造や家具に合わせ、耐荷重性能や強度の高い組み立てをする事ができます。
意外と高いディアウォールの耐荷重性能
さてこのDIYアイテムの基礎としても単体で利用しても便利なディアウォールですが、想像以上に高い耐荷重性能を持っています。意図的に倒れるようにしたり、本来の用途に合わない無理な使い方をしたりしなければ倒れるような事も少ないです。

耐荷重とはどれだけの重さに耐えられるかを示す数値で、既存の家具など物を置く、かけるタイプの家具には耐荷重は必ず記載があります。耐荷重性能の高いという事はそれだけの重量の物を置いても倒れる事なく利用する事ができるという事なので耐荷重性能は家具を選ぶ上で大きな基準となります。

基本的な耐荷重性能や強度は利用する木材によっても多少変化しますが、特定の場所だけに集中的に負荷をかけるような使い方、下方向を除く特定方向にのみ重さがかかるような状態で長時間利用すると倒れる原因になります。

DIYアイテムの欠点!?耐荷重は分かりにくい

既存の家具であればほぼ全ての製品に耐荷重や強度について記載がありますが、ディアウォールを含むDIYアイテムは組み合わせる物によって性能が変わってくるので明確な数値上での記載は無い場合が多いです。代わりに使用例を標記するなどして対応している場合が多いです。

なのでDIYアイテムの耐荷重を事前に確認するには使用例などから自分が使おうと想定しているイメージに一番近い物を確認し、そこで実際に乗せられている物などから耐荷重を推察するのが一般的な確認方法になっています。
耐荷重を確認するには先駆者の使用方法を真似るのが楽!
ディアウォールを含むDIYアイテムの耐荷重を確認する方法として最も楽な方法が既に利用している人の情報を参考にする事です。最近はYouTubeなどの動画配信サイトやブログなどを中心に購入した製品をレビューしている人も多いので確認の際の参考にする事ができます。
ディアウォールであればYouTuberとして人気の高いカズさんがレビュー動画を公開しています。動画の中で耐荷重の検証としてご本人がぶら下がっています。1つの柱でも74kgの体重があるというカズさんがぶら下がってもびくともしていないのでかなり高い耐荷重性能を持っている事が分かります。
2×4材の8フィートがコメリで売ってたので、ディアウォールという、つっぱりシステムと共に購入!
— YASU HIDAKA (@slowhand1961) May 29, 2018
ノコギリで高さを合わせるだけで、簡単に出来た!(*^ω^*)
もちろんこれは検証としてやっているだけでディアウォールは人がぶら下がる為に設計されているわけではないですし、時間も極僅かなので長時間74kgにもなる重さを支えられるかの確認にはなりませんし、真似するといっても実際に置きたい物は人それぞれです。あくまでも参考程度の確認という認識でいる事をおすすめします。

耐荷重性能も自由度も高いのがディアウォール最大の魅力
耐荷重性能の高い家具はその分形がしっかりしていて他の家具と組み合わせて利用するような自由度の高さは無く、その家具を中心に周りに置く家具を考える必要があるなどぴったりハマれば使いやすいですが、そうじゃない場合も多いです。

ディアウォールの魅力の1つが高い耐荷重性能からは想像できない程の自由度の高さです。設置には釘やネジなどは一切使わず、ディアウォール自体は木材なので、他の製品と組み合わせれば用途に合わせて色々な物を作りだす事ができます。

インテリアとして活用もしやすく、組み合わせ方も人それぞれです。壁面の上部だけを使う事もできるなど既存の家具では絶対に作る事ができないようなスペースの確保も可能になっています。もちろん既製品の家具と組み合わせて使うような使い方もできるので既に持っている家具を無駄にする事もありません。
隙間の活用に耐荷重の高いディアウォールは使える

他の家具を取り入れたらデッドスペースが出来てしまう場所や何かを置くには幅が狭いような隙間でもディアウォールを活用する事は可能です。ディアウォールの柱が1つあるだけで壁掛けの金具を取り付ける事や、箱に閉まっているしかなかった子供の玩具などもインテリアとして活用できるようになります。

使う場所も床と天井がある場所であればいいので、スペースが限られるキッチンで利用している人も多いです。調理台の置くに棚があるだけで調理時間を一気に短縮する事ができます。キッチン周りは特に既製品では使いにやすい物も少なく、物も多いので耐荷重性能の高いディアウォールを用いて棚を作る事をおすすめします。
耐荷重をアップさせたければツーバイフォー材に合う物を

ディアウォールで用いる木材は建築現場などでも用いられるツーバイフォー規格の木材に合わせて設計されています。耐荷重性能も高く強度もある一般的な規格なのでホームセンターでの扱いも多く、非常に入手がしやすいのでディアウォールを作る際にはまずツーバイフォー規格の木材を利用する事をおすすめします。

ディアウォール自体もツーバイフォー規格の木材がすっぽり入るように設計されています。他のアイテムと組み合わせる場合にも幅などがある場合にはツーバイフォー規格を1つの基準にして選ぶと特定の箇所に負荷がかかる事がなくなるので高い強度を維持して長期間利用する事ができるようになるのでおすすめです。
ワンバイフォー材も有り!ただし耐荷重は下がる
木材を購入に行くとおおよそツーバイフォー規格の半分の薄さの規格であるワンバイフォー規格の木材も販売しています。薄さが半分になる分耐荷重や強度は少し下がってしまいますが、小さなスペースを有効活用したい場合、特に1つ1つの重さがそこまで重くはないキッチン周りなどではワンバイフォーの木材を利用したディアウォールを使っている人もいます。

ディアウォール自体もワンバイフォーに合わせた製品も販売しているので用途に合わせた木材を選ぶようにするのがおすすめです。ただし、耐荷重を気にするのであればできるだけツーバイフォー規格の木材を利用するようにしましょう。ワンバイフォー規格の木材で部屋の床から天井までの高さのあるようなディアウォールを設置しても強度が低くなってしまいます。

壁面全体を使うようなディアウォールの使い方では耐荷重性能や強度を優先したツーバイフォー規格の木材を、高さも限られていてスペースもそこまで大きくない場合にはワンバイフォー規格の木材も検討できる、程度の認識でいるのがおすすめです。
耐荷重の低めなワンバイフォー材も場所を選べば活用可能

ワンバイフォー規格の木材を利用したディアウォールを利用する機会が最も多いのはやはりキッチンです。既にあるカウンターなどの上などのスペースであればワンバイフォー規格の木材の耐荷重でも十分に活用する事ができます。
ワンバイフォー規格の木材はツーバイフォー規格の木材よりは耐荷重性能や強度は落ちますがそれでも半分という事はなく、特に長さが短い場合にはその強度を十分に発揮してくれます。
ディアウォールを購入する時は正しく高さを計測しよう

DIYアイテムを利用する時は事前に設置するスペースの長さを細かく計っておくのがおすすめですがその中でもディアウォールはより正確な数値を計っておく事をおすすめします。バネの力で固定するディアウォールの性質上、短いと設置できませんし、長いと天井を痛める原因となります。

多少短い場合、設置はできますが、耐荷重は著しく低下し、強度も弱くなり倒れる原因になります。DIYの基礎となるディアウォールが倒れると乗せていた物の破損や下にいた人の怪我にも繋がるので、事前にしっかりと天上の高さやスペースの広さを確認した上で購入する事をおすすめします。
耐荷重を意識するなら木材を購入する時はマイナス45mm

天井までの高さを計測したら購入する木材はその高さよりマイナス45mmの長さに調整するとディアウォールの最大の耐荷重性能を発揮できます。基本的には少し長めの木材を購入してカットする事になります。大きめのホームセンターであればカットの為のスペースが併設していたり、店員さんがカットしてくれるサービスもあるので上手に活用しましょう。

ただし実際に使用してみると45mmでは短くぐらぐらしてしまう場合もある事が意見として上がっており、40mmで利用しているという人も確認できます。多少短い程度であればその場合はスペーサーなどを挟む事で耐荷重性能や強度を下げないように調整する事になります。
ディアウォールに利用する木材で耐荷重は変わる?

一口に木材といっても木の種類も色々あります。しかしディアウォールの場合、木材をほぼカットせずにそのまま利用する事になるので木材の種類ではあまり耐荷重性能に変化はありません。

ヒノキやスギ、松など一般的な家具として利用される木材であればディアウォールに利用する事ができます。既にある家具の木材に合わせるなどした選び方をしても問題ないので部屋全体のバランスを考えて選ぶようにするのがおすすめです。
耐荷重の高いディアウォール作りに最適な木材の選び方

木材の種類では耐荷重性能は変わりませんが木の状態などはしっかり確認する必要があります。特に原木をそのまま斬りだす無垢材では一見するとまっすぐに見えても反りがあったり傷があったりする場合もあり、それらはディアウォールには不向きです。特に反りはディアウォールの強度を下げ倒れる原因を作る天敵になるので、購入前には必ず確認する事をおすすめします。

ディアウォールで使う木材を壁面の色にマッチさせよう
木材は素材そのままの色のまま活用してもいいですが、部屋の雰囲気に合わせて塗装する事もできます。ディアウォール自体も3色の色が発売しているので部屋の雰囲気に合わせた色を選ぶ事が可能です。木材の塗装方法は一般的には専用のペンキなどを用いる事が多いです。

ですが、女性を中心に人気など方法として壁紙を巻きつける方法や100均などで購入できるマスキングテープを利用するといった方法を用いている人もいます。色も自由に設定できるのがDIYの楽しい部分でもあるので好みや部屋の雰囲気に合わせた色合いにするようにしましょう。

いずれの方法を用いる場合でも設置してから行っては万が一倒れる事があっては大変なので、設置する前に装飾をしておく事をおすすめします。

ディアウォールは設置の仕方でも耐荷重が変わる!?

ディアウォール単体で見れば大の大人が1人ぶら下がってもびくともしない耐荷重と強度を誇りますが、それはしっかりと設置できた場合の話です。ディアウォールを設置する際、天井を傷つけそうという思いからついつい緩くしてしまったり、まっすぐ立てる事ができていないとその耐荷重性能や強度はガクッと低下してしまい倒れる原因になってしまいます。

ディアウォールは他のDIYアイテムと組み合わせる時、ほぼ全ての場合で支柱としての役割を果たします。その支柱が安定しなければそれぞれの耐荷重性能が高くてもその性能を発揮できずに倒れる事になります。ディアウォールを設置する際は多少の力ではびくともしないくらいしっかりと設置できている事を確認する事をおすすめします。
ディアウォールで耐荷重を上げるなら柱を増やそう

しっかりとした設置をした上で耐荷重性能を高める一番簡単な方法としてはディアウォールの数を増やす事です。相当量の棚を設置したりテレビなどの単体で重量のある物を設置する際にはディアウォールの数自体を増やす事でも耐荷重性能を向上させ強度を高める事ができます。

より重い物や数多くの物を置きたいのであれば、置く側だけでなく手前にもディアウォールを使用する事で、より高い強度を持った棚を作る事も可能です。ディアウォールで棚を作る際には置く物の量も確認した上で総重量などをおおよそ計算した上でそれを上回る耐荷重性能になるようにしましょう。
耐荷重の高いディアウォールは柱だけでも便利!

DIYというと色々なアイテムを組み合わせる事を想像する人が多いですがディアウォールは単体でもかなり有効的に使う事ができます。よく外に持ち出す物をしまうのではなくディアウォールにかけて置くだけで取り出しがスムーズになりますし、パッと見た時のインテリア性も高くなります。

ディアウォール自体は木材の太さ分しか幅を取らないというのも単体での使用のメリットの1つです。非常に手軽に導入できるので、本格的な棚を組むような使い方をするつもりがない人にでもおすすめできます。
ディアウォールを用いた耐荷重性能の高い棚作り
ディアウォールの使い方として最も一般的で利用者の多い使い方が棚作りの支柱としての使い方です。部屋の中はもちろん収納の中で棚で区分けをするのに利用したりとその利用方法はそれぞれの個性とアイデアが光ります。

ディアウォールで一番利用されるツーバイフォー規格の木材はそれなりに分厚い木材なので太めの棚を間に挟んでも充分に支える事ができます。既製品を購入するよりも安く好みの家具が作れてしまうのも人気の高い理由の1つです。

棚として作る場合にはディアウォール自体の耐荷重性能もそうですが、棚板となる板材の耐荷重性能などその他のパーツの耐荷重性能も確認する事をおすすめします。また特に重量がかかる部分には余分に柱を付けるなどして安全性を確認し、倒れる事がないようにしましょう。
ディアウォールに棚受けも設置すれば耐荷重がアップ!?

ディアウォールに直接穴を空けて棚を取りつける事もできますが、より耐荷重性能を上げたいのであれば棚受けを装着した上で棚を取りつける事をおすすめします。棚受けにより負荷を受ける部分が広くなり、力を分散させる事によって高い耐荷重性能を発揮させる事ができます。
棚受けを設置するなら一方だけではなくディアウォールの支柱となる柱全てに設置するようにしましょう。一方だけに棚受けを付けると負荷が偏るようになってしまい返って耐荷重性能や強度を下げてしまい倒れる原因となります。
地震対策まで考えるなら棚の物が落ちない工夫をしよう
ディアウォールが倒れる原因として、耐荷重性能もを上回る重量以外で最も多い原因が地震です。地震大国である日本では既製品の多くが耐震性を訴えていますが、DIYで作る棚などでは自分で配慮をする必要があります。

地震程大きい振動でなくても組み合わせるアイテムや角度によっては普段の振動で徐々に耐荷重性能や強度が落ちていく場合もあるので、棚の手前には柵を設けるなどして、棚の上の物が落ちる事によってディアウォール自体が倒れるのを防ぐようにしておく事をおすすめします。
憧れの壁掛けテレビも耐荷重に優れるディアウォールで!

家具の中でも近年大型化が進みスペースを取るようになっているのがテレビです。壁掛け対応のテレビも増えて来ていますが、金具などを用いる事もあって賃貸では導入が難しい所。ディアウォールを利用すればテレビの壁掛けも実現する事ができます。

テレビを壁掛けに出来ると言う事は高さを自由に変えられるようになるという事です。それぞれの目線に合った高さでテレビを用いる事で目の疲れも軽減できる上に、テレビの足がなくなる事で生まれるスペースを他の物にそのまま流用する事ができます。
壁掛けテレビなら専用の金具を利用して耐荷重をアップ
ディアウォールなら直接テレビを壁掛けする事も出来ますが、近年の大型化が進んだテレビはその分重量もあるので、ディアウォールだけでは何かの振動でテレビが落ちてしまう事にもなりかねません。ディアウォールにテレビを壁掛けする場合であってもより耐荷重性能を高める意味も込めてテレビの壁掛け用意販売している専用の金具を用いる事をおすすめします。

棚を作る際の棚受けと同じようにテレビの壁掛け用金具は壁面にかかる負担の軽減効果もあるので耐荷重性能が向上し、ディアウォールをテレビの壁掛け以外にも使う事ができるようになります。大型のテレビの場合それだけ金具も大きくなるので複数のディアウォールを並行して利用する事でより耐荷重性能や強度を強くする事ができます。
ディアウォールなら壁掛けテレビの配線も隠せる?
テレビを壁掛けする際に多くの人が気にするのが配線です。せっかくスタイリッシュにテレビが壁にかかっているのにそこから何本もの配線が見えてしまってはあまり見た目がよくありません。しかしディアウォールと金具の間に薄板を挟みテレビで見えない位置に配線用の穴を空ける事で、配線を垂らす事無くテレビの壁掛けを実現する事ができます。

この壁掛けテレビに薄板を用いる方法はディアウォールならではの壁掛け方法で、実際の壁との間に隙間を作る事ができる上にテレビの背面だけを部屋の壁紙の雰囲気と変える事もできるのでテレビ周りだけ部屋の雰囲気を変えたいという人にも人気のある方法になっています。

またテレビ周りは色々な機材を置く事が多いですが、ディアウォールを用いていればテレビ周りの壁掛け以外にも棚を設置してそこに機器を置くような使い方も可能です。耐荷重性能の高いディアウォールならではの使い方ができるのでこれからテレビの壁掛けをしようと検討している人はぜひディアウォールを用いる事をおすすめします。
スペーサーを活用する事でディアウォールの耐荷重アップ
事前にしっかり長さを計ってその通りにカットしたはずなのにいざ設置してみたら何故かぐらついてしまう。そういう事は多々あります。これは計測がどうしても人の目で行っている為多少の誤差が生まれるという場合や、カット時のミスなど人的ミスが理由の場合がほとんどです。そんな僅かなズレを矯正してくれるのがディアウォールにセットで付いてくるスペーサーです。
ディアウォール再開
— 青猿 (@gansuto) June 12, 2017
塗装も施し、これからパーツ取り付け
薄い板はスペーサーかな? pic.twitter.com/8sVVTm4W8a
スペーサーはディアウォールの中に入れて木材と挟みこむ事で高さを調整する為の薄い板です。設置した際少しでも緩いと感じたらスペーサーを入れて置く事でよりしっかりとした固定ができ耐荷重もアップして倒れる心配無く安心して利用できるようになります。
ディアウォールが倒れる最大の要因は耐荷重より設置方法

ディアウォールを利用していて倒れる原因として一番大きいのは耐荷重性能オーバーよりも設置方法が原因となっている場合が多いです。まっすぐ立てる必要があるのはもちろんですが、ディアウォールは外す際に木材の下側に力を入れる事で外す構造になっており、重さのかかる方向が外側になっているとそのまま徐々に外れるように動いて倒れてしまうという場合が多いです。

ディアウォールを設置する際にはディアウォールを外す時の方向を力のかかる方向の内側に向けて設置する事で倒れる事を減らす事ができます。もちろん耐荷重性能も大切ですが、設置の方法などもしっかりと確認した上で使うようにしましょう。

耐荷重を高める為には設置場所の材質にも注目しよう

ディアウォールが倒れる原因のもう一つ大きな原因となるのが接着する天井、床の材質です。ディアウォールはバネの力を利用して固定する物なので、柔らかい天井や床ではその固定が弱くなり倒れる事に繋がってしまいます。天井が柔らかいという事はあまりありませんが床にカーペットなどを敷いている場合には注意が必要です。

カーペットを敷いている場所でディアウォールを利用するのであれば、そこだけでもカーペットを避けるように設置するなど工夫が必要になります。一見設置出来ているようでも耐荷重も大きく低下して倒れる原因になります。設置の際には必ず設置場所の床の材質や状態は確認する事をおすすめします。

初めてのディアウォールなら純正品を利用しよう
ディアウォールはその便利さからDIYをする人に爆発的に広まっていますが、同時に他社から似たような製品も発売しています。ですがディアウォールは元々商品名であり、若井産業が展開する商品名で他社から出ている製品はディアウォールとは言えません。設置方法も若井産業のディアウォールが一番簡単で値段も安いので必ず若井産業製の製品を利用する事をおすすめします。
純正品ディアウォール
若井産業が発売するディアウォールは上下セットでワンパッケージに入った状態でホームセンターなどにも置いてあるので見かける機会も多くなっています。もちろんAmazonや楽天を利用しても購入できますが、木材はホームセンターで目で確認した方が良いので、木材を購入する際に一緒に購入するのがおすすめです。
ディアウォール専用棚受け
棚受けは他社の製品を利用する事もできますが若井産業からもディアウォールで利用しやすい棚受けが発売しています。ネジもセットになっている上に幅もディアウォールで利用されるツーバイフォー規格の木材に合わせてあるので非常に使いやすいです。ディアウォールを使って耐荷重性能の高い棚を作りたいのであればセットで購入する事をおすすめします。
持ち帰るのに長すぎるならジョイントパーツを活用しよう
ディアウォールの耐荷重を下げないジョイントパーツ
価格738円 若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用突っ張りシステム ディアウォール専用中間ジョイント ライトブラウン DWCJLB Wakaisangyo 取り付け方法 好み 準備 市販 塗装 とき ねじ等 自由 フック もの カレンダー 額縁 レイアウト 様々 キズ 時計 特徴 1.ツーバイフォー材 https://t.co/AeLg6uOuTO pic.twitter.com/vH3WzdhNPo
— まあまあいいね (@izaacia) February 25, 2018
ディアウォールで使う木材を購入しようと測量したタイミングで多くの人が気になるのがその長さです。ホームセンターで木材を購入する場合、ディアウォールで使う木材の長さは軽自動車などにはなかなか乗せる事ができなかったり、マンションのエレベーターに乗せられなかったりするような場合もあります。そんな時に便利なのが木材をジョイントできる専用のパーツです。
床から天井までの長い木材は運ぶのが大変ですよね。
— ディアウォール【公式】 (@diawall_PR) September 26, 2017
そんなときは「中間ジョイント」を使いましょう!お店で木材を短く切ってもらいお家でつなげるだけ!木材調達ストレスが半減します!
詳しくは公式サイトをご覧下さい。→https://t.co/MXx9JOubii #ディアウォール pic.twitter.com/GqNOCAf47I
このジョイント用パーツも若井産業が発売しており、ツーバイフォー規格の木材に合わせて作っている製品なので非常に使いやすくなっています。このパーツを用いるのであれば木材の長さを持ち歩きやすい長さに調整できるので環境に合わせて導入を検討する事をおすすめします。
ジョイントパーツを使って耐荷重は下がらないの?
『移動が簡単・ツーバイフォー材を連結して、ディアウォールを使用する方法(動画)』⇒https://t.co/OMxwfexIjZ #diy #howto #ハウツー #生活の知恵 #ディアウォール #ツーバイフォー材 #ジョイント pic.twitter.com/BZdz6ALCgu
— diy howto ☆相互フォロー (@DiyProgram) December 4, 2016
本来一本の木材を使うディアウォールが途中で切れているなんて耐荷重や強度は大丈夫なの?倒れる事はないの?と心配する人も多いですが、若井産業のジョイントパーツは規格がツーバイフォー規格の木材に合わせてしっかりしている事もあってほぼ耐荷重や強度を下げる事なく利用する事ができます。
巷で話題の方法で柱を立ててみた😀突っ張り棒の原理なので、壁に穴を空けられない賃貸でも設置可能。ガチャ柱で棚の位置を変更可能にした。スペースが残っているので、2枚の棚を追加できそう。2×4材を車に載せるために中間ジョイントを利用。興味のある方はディアウォールやLABRICOで検索。 pic.twitter.com/LFqtjMwvWw
— ipusiron (@ipusiron) September 21, 2017
木材の間に入るジョイントパーツはカラーバリエーションもあるのであまり目立たず、組み合わせる事でアクセントにする事もできます。木材を長いまま持ち歩いて壁を傷つけてしまってはディアウォールを購入した事が返ってマイナスになってしまうのでジョイントパーツを上手く活用するようにしましょう。
基本を守る事が耐荷重の高いディアウォールを作る!?
ディアウォールは壁面に穴を空けられない賃貸での活用や本来柱の内場所に設置して壁を作れるなどDIY好きには堪らない製品です。活用方法もアイデア次第で耐荷重も高いので高い自由度を持って扱う事ができます。ディアウォール単体で使うもよし、棚を作るもよし、板材と組み合わせて壁にするも良しとまさに壁を使ったDIYの基礎となる製品です。
自由度が高いと言ってもディアウォールの使用方法や長さ、設置方法などの基本的な事を守る必要はあります。これらを守らずに利用すれば耐荷重性能は上手く発揮されず強度が低くなって最悪の場合倒れる事で周囲の物を壊してしまったり、怪我をしてしまう原因となります。

正しい使い方を確認し守った上で利用すればこんなに使い安いDIYアイテムはないので、ぜひ使い方をしっかりと確認した上で快適なDIYライフのお供として活用する事をおすすめします。
