マヨネーズのカロリーや成分は?糖質制限をしている人が食べてもOKな理由!
マヨネーズは高カロリーでダイエットには天敵です。しかし、マヨネーズは糖質制限をしている人にとっては嬉しい調味料です。実はマヨネーズは糖質量が少ないのです。また、エネルギーが必要な人にとってはカロリーを効率よく摂取できるので、場合によっては便利な物なのです。
目次
マヨネーズは高カロリーで低糖質?
美のためにダイエットや健康に努める女性は多いです。ダイエットで特に注意したいのは、やはり食事です。マヨネーズは高カロリーなので、ダイエット中の女性からは避けられています。しかし、ダイエットではなく、糖質制限による健康法を実践しているのであれば、マヨネーズは食べても大丈夫な食材なのです。
そもそもマヨネーズとは?
身近過ぎて意識することはありませんが、元々マヨネーズとはフランス料理に使われるソースでした。凝ったものでなければ、実は家でも簡単に作れます。卵と酢と油をひたすら混ぜるだけで作れます。美味しいマヨネーズは質の良い卵だけを使ったり、卵黄だけを使ったり、味付けをされていたりします。
マヨネーズは調味料の高カロリー代表
先に述べたように、マヨネーズは材料が卵と油なので高カロリーです。マヨネーズの種類にもよりますが、マヨネーズは大さじ1杯で100kcalほどあります。100kcalはおにぎり1個分近いカロリーになります。ダイエットのためにサラダを中心の食事にしても、マヨネーズをかけてしまっては、ほとんど意味がなくなってしまいます。
カロリーハーフのマヨネーズの糖質
ダイエット中でもマヨネーズを楽しみたい人は多いです。そんなダイエット中の強い味方がカロリーハーフのマヨネーズです。これでカロリーは安心できます。しかし、カロリーを抑えたからといって、ダイエットに向いているとは限りません。カロリーハーフのマヨネーズには油の変わりに砂糖や水飴などが入っている場合があります。これらは糖質なのでダイエットに向いているとは言い切れません。
乃木オタの知り合いが働くお好み焼き屋に行った時の出来事なんだけど、
— かいる (@kairu009) October 4, 2017
店員「マヨネーズはどのくらいかけますか?」
僕「白石麻衣さんが喜ぶくらいでお願いします(笑)」
店員「かしこまりました(笑)」
って出てきたのがこれ pic.twitter.com/6auuBdaCgA
増粘多糖類
カロリーハーフのマヨネーズで注意するのは、砂糖や水飴だけではありません。マヨネーズのとろみや粘り気を作るために増粘多糖類という添加物お使用されているときがあります。この増粘多糖類には毒性が明確にされていない種類もありますので、絶対に安全とは言い切れません。
たん白加水分解物
カロリーハーフのマヨネーズの食品成分表示を見ると、たん白加水分解物と書いてあることがあります。いかにも添加物のようなネーミングですが、実は違います。たん白加水分解物は肉、魚や大豆などを加水分解という製法を使って作られる物なので、食品の扱いとなっています。製造工程でほんの微量ながら有害物質もできるようですが、微量なので問題ないとされています。
マヨネーズの成分から見る糖質
種類にもよりますが、マヨネーズは材料がシンプルなのでその食品成分を見てもシンプルです。その成分表にはエネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウムくらいしか載っていません。糖質制限をしている人が、この成分の中で注目したいのは炭水化物です。なぜなら、炭水化物は糖質と食物繊維でできているからです。
ニンニク辣油とマヨネーズかけた肉飯♪♪
— こんてん (@7conten) October 4, 2017
コレ、最高に美味いんですけど~❤(*´ω`*)
サイドメニューのご飯ものまで、ブラッシュアップされてると💦
ご馳走さまでした~♪♪(^o^)ノ イエー! pic.twitter.com/uwBvQV17sa
種類によって変わる糖質量
糖質制限をしているのであれば、炭水化物は糖質からできているので、その量は気になるところです。先に述べたようにカロリーハーフのマヨネーズには砂糖や水飴が使用されることがあるので、その分、糖質の量が増えます。また、種類によってはマヨネーズのコクを出すためにも砂糖と水飴が使用されることもあります。これらは食品成分表で確認できます。購入の前に確認するようにしましょう。
マヨネーズのアレルギー表示
日本にはアレルギー表示について基準が決められています。アレルギーには絶対に表示しないといけない成分が7種、表示を推奨する成分が20種あります。マヨネーズには卵だけでなく、アレルギー表示の推奨される成分である大豆やリンゴが使用されるときもあります。
卵を使わないマヨネーズ
卵にアレルギーを持つ人のために、卵を使わないマヨネーズも販売されています。しかし、卵を全く使っていない場合は商品のパッケージにマヨネーズと表示させることができないようになっています。なので、卵未使用のマヨネーズには半固体状ドレッシングやマヨネーズ風ドレッシングなどの商品名が付けられています。
マヨネーズは糖質制限に向いている?
マヨネーズはカロリーが高いのでダイエットには向かないかもしれませんが、糖質制限であれば有能な食材です。マヨネーズの糖質量は全卵タイプで12g中0.5g、卵黄のみ使用したタイプであれば12g中0.2gほどです。この糖質量は少ない部類に入ります。マヨネーズはカロリーが高いのでダイエットには向きませんが、糖質制限という点では優れています。
取り過ぎには注意
マヨネーズは糖質制限に関しては優れています。しかし、ダイエットはしてないからといって、マヨネーズを摂り過ぎるのは良くありません。糖質が低いと言っても、その他のエネルギー、脂質、カロリーなどは非常に高い食材です。健康のために糖質制限をしても、他の成分で健康を害してしまっては意味がありません。
糖質を摂り過ぎると
よく糖質の摂り過ぎは健康に良くないと聞きます。糖質が及ぼす体への影響は体に脂肪を蓄積するだけではありません。他にも様々な悪影響を体に及ぼしてしまいます。
インスリンが過剰分泌される
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。このインスリンは血糖値を下げるためのサポートをしてくれます。これだけ聞くと良い物質のように聞こえます。しかし、インスリンには脂肪を蓄積する作用があります。つまり、インスリンが多く分泌されるほど、太りやすい体質になってしまうのです。
インスリンが引き起こす症状
インスリンが過剰に分泌されると、脂肪が付きやすい体になってしまい、ダイエットとは逆の効果になってしまいます。また、動脈硬化や腫瘍の形成と増殖の速度上昇、副腎疲労なども引き起こす可能性があります。
副腎疲労
上記で述べた副腎疲労は副腎が疲労して機能が低下している状態を表します。この状態になると、体のだるさや、立ちくらみ、疲労が溜まりやすくなったり、アレルギーやイライラなど、様々な症状が出ます。
糖化
糖化も糖質を摂り過ぎることで体に起こる悪影響の1つです。糖化とは糖質を摂り過ぎることでヘモグロビンやタンパク質に糖分が付着することです。この状態になると、体がだるい、力が入らない、集中できないなどの体調不良が見られるようになります。また、糖化は脳梗塞にも関係しているとも言われているので注意が必要です。
カロリーの重要性を把握する
ダイエットなどではすごく気にされるカロリーですが、このカロリーについて詳しく知らない人は多く、カロリーが高いと太るので、カロリーの低い食べ物を選ぶ方が良いと思っている人もいます。確かに、カロリーは低い方が健康的ではありますが、脳や身体機能を動かすためにカロリーは必要不可欠です。
摂取カロリーについて
摂取カロリーは食事で摂取したカロリーのことです。体や脳を動かすためにはエネルギーが必要です。そのエネルギーは蓄積することができます。しかし、エネルギーを蓄積し過ぎると太ることになります。太るということは、摂取したエネルギーよりも消費したエネルギーの値の方が低いということです。
カロリーを消費する
太らないためには食事で摂取したエネルギーを消費すれば良いということになります。運動で急激にエネルギーを消費することもできますが、日常生活をしているだけでも、脳や体を使ったり、基礎代謝などでエネルギーは消費されます。健康的には良くありませんが、運動しない人が太らないようにするためには摂取カロリーが消費カロリーよりも低い状態になるようカロリー制限をする必要があります。
マヨネーズの糖質とカロリーについて知識を持とう
マヨネーズはよく知られている通り、高カロリーなのでダイエットには向いていません。しかし、糖質量に関しては低い値となっています。なので、糖質制限には向いている食材です。また、カロリーの低い物ほど良いというわけではありません。エネルギーは脳や体を動かすために不可欠です。マヨネーズに限らず、自分に必要な栄養やカロリーをコントロールして健康的な体を作りましょう。