ディアウォールでテレビの壁掛けを実現!配線周りや落下防止の対策は?
テレビを壁掛けしようと思うとどうしても壁に穴を空けなければならず、賃貸では実現しにくいです。ですがディアウォールを利用すれば壁掛けテレビを実現する事ができます。今回はディアウォールを使った壁掛けテレビの実現方法や、配線周りの扱いについて紹介します。
目次
- 壁掛けテレビを実現したいならディアウォールを使おう
- そもそもディアウォールって何?
- ディアウォールって倒れる事はないの?
- ディアウォールの正しい設置方法
- ディアウォールは家具と合わせても設置可能!
- ディアウォールは壁面以外にも!部屋の真ん中にテレビを
- ディアウォールの色を壁やテレビに合わせよう
- 長すぎるディアウォールは中間ジョイントを使おう
- ディアウォールでもテレビ用壁掛け金具は使おう
- 壁掛け金具はテレビのサイズに合わせて選ぼう
- 大型テレビの壁掛けならディアウォールの本数増加を
- 壁掛けテレビの見た目には配線対策が重要!
- テレビを壁掛け時の配線対策にもディアウォールは便利
- ディアウォールに配線モールを使えば壁に跡を残さない!
- ディアウォールの柱が気になる人は板材を活用しよう
- テレビを掛ける前にディアウォールに配線を通そう
- これから壁掛け用にテレビを買うならVESA規格の物を!
- テレビ用壁掛け金具もほぼ全てがVESA規格!
- テレビを稼働させたいなら壁掛けモニターアームが便利
- 大型テレビを壁掛けする時は複数人で取り行おう
- ディアウォールに棚を付けてテレビ関連機器を置こう
- ディアウォールに棚を取りつけるなら棚受けを使おう
- これからテレビを壁掛けするならディアウォールで決まり
壁掛けテレビを実現したいならディアウォールを使おう
スタイリッシュで見栄えが良い上にスペースも有効活用できるとして今人気の壁掛けテレビ、年々大型化すると同時に薄型化が進んでいるテレビなら壁に埋め込むような形で使えば、限られたスペースを有効活用する事ができます。

ですが壁掛けテレビを実現するにはどこかに穴を空ける必要があり、賃貸では実現できませんし、持家であっても壁に穴を空ける事には抵抗のある人も多く壁掛けテレビを諦めている人も多いです。そんな人におすすめなのがDIYアイテムとして人気の高いディアウォールを使った壁掛けテレビの実現です。

ディアウォールを使った壁掛けテレビであれば、大規模な工事などを行う必要もなく、簡単に壁掛けテレビを実現する事ができます。今回はディアウォールを使った壁掛けテレビの実現方法や、配線や強度に対する対策などを紹介していきます。
そもそもディアウォールって何?
ディアウォールは若井産業が発売しているDIYアイテムの1つで、突っ張り棒のような感覚でバネの力で床と天井に木材を固定する事ができます。木材は一般的に建築業界などでも使われるツーバイフォー規格と言われる木材を利用するので穴を空けても充分な強度があります。

木材をそのまま利用するので高い強度を保った状態で使う事ができます。柱として利用する事はもちろん、他のDIYアイテムと組み合わせて既製品では実現不可能な棚を作ったり、テレビの壁掛け用の柱として利用したりとテレビに限らず壁掛けアイテムの基礎として幅広い利用法で使われています。
ディアウォールって倒れる事はないの?
ディアウォールは金具などを利用して固定するわけではないので倒れる事を心配をする人はいます。しかし確かな知識を持って設置を行う事ができれば倒れる心配なく利用する事ができます。ディアウォールはしっかりと設置ができれば強度はもちろん耐荷重性能も高くなっているので、近年の大型化が進むテレビであっても安心して取りつける事ができます。
ディアウォールについて少し調べると倒れる事もあるのがすぐに分かります。しかしディアウォールが倒れる多くの場合は、設置者の知識不足や木材や天井の高さの測定ミスなどの人的ミスが原因です。設置に適した木材の選び方や設置場所の選び方、設置方法などを正しく守れば滅多な事で倒れる事はありません。
ディアウォールは人気の高いDIYアイテムなので最近増えている購入者による検証動画も投稿されており、74kgの男性がぶら下がってもびくともしない程の強度を確認する事ができます。元々高い強度を持つディアウォールをさらに意識して対策をすれば倒れる事はほぼありません。
ディアウォールの正しい設置方法
ディアウォールは天井と床に突っ張る形で利用するので天井がある場所でしか使う事ができません。まずは設置する場所の高さを正確に測定した上で、ディアウォールを挟む為のスペースとして40mm~45mm短くした木材を用意します。ディアウォールの設置ではこの測定を間違えると倒れる原因になるので正確に測定するように心がけましょう。

ディアウォールは原理は突っ張り棒と一緒なので天井も床もそれなりに堅い場所でなければその強度を発揮できず最悪の場合、倒れる事になるので、もし設置予定位置にカーペットなどを敷いているのであればディアウォールの位置だけでも剥がす必要がでてきます。

ディアウォールが倒れる最大の要因となるのが天井を傷つけてしまう事を恐れてまっすぐ立てていないまま使用してしまう事です。計測や木材のカットを正しく出来ていれば傷つける事はないので、少しの力ではびくともしないくらいしっかりとまっすぐ立てる事で倒れる事のない強度を発揮する事ができます。特にテレビは重量があるのでしっかりとした設置をするようにしましょう。
ディアウォールは家具と合わせても設置可能!

ディアウォールの設置には天井がある必要がありますが、下側は必ずしも床である必要はありません。しっかり固定されている家具の上や、備え付けのキッチン周りのカウンターなどでもディアウォールは使う事もできます。調達する木材の長さで設置位置を自由に変えられるのもディアウォールの強みの1つです。

ディアウォールは長さが短くなっても強度は変わらないので、テレビの壁掛けに利用する事ももちろん可能です。現在持っている家具や家の間取りなども考慮した上で適切な位置にディアウォールを設置するようにしましょう。
ディアウォールは壁面以外にも!部屋の真ん中にテレビを

ディアウォールは天井と床があればいいので壁面に沿わせなくても設置する事ができるのも特徴の1つです。ディアウォールを使って本来部屋にない場所に柱が1つできる事で、部屋の仕切りとして利用する事もでき、部屋のレイアウトのバリエーションを広げる事が可能です。

ディアウォールの設置が壁面ではないからといって強度が下がるわけでもなく倒れる事もないので重量のあるテレビであっても壁掛けする事もできます。
ディアウォールの色を壁やテレビに合わせよう

ディアウォールはその構造上、インテリアとしても目立つので、壁面やテレビに合わせた色合いに合わせて利用するのがおすすめです。ディアウォールは天井と床の接着面以外は木材なので塗装方法も多彩で、木工用ペンキなどを利用する方法などはもちろん、木材に接着できるマスキングテープなどを使う事もできます。

他のDIYアイテムと組み合わせて色を統一する事も可能です。ディアウォール自体も3色程色が用意されているので、部屋の雰囲気を壊さない色合いの物を利用するようにしましょう。
長すぎるディアウォールは中間ジョイントを使おう
ディアウォールで使う事になる床から天井までの長さの木材となるとホームセンターなどで購入してきて持ち帰るのも一苦労です。今のホームセンターではトラックが借りられたりもしますが事前の予約が必要であったり、人気のある時間はなかなか借りられないなど、思い通りにならない事も多いです。

そんな時におすすめなのが木材同士をジョイントする「中間ジョイント」です。ディアウォールを発売する若井産業がディアウォールと組み合わせ使うように発売しています。本来一本だからこそ得られる強度がなくなるのではないかと心配する人もいますが、形状をしっかりとツーバイフォー規格に合わせて作っているので強度が下がる心配もありません。
巷で話題の方法で柱を立ててみた😀突っ張り棒の原理なので、壁に穴を空けられない賃貸でも設置可能。ガチャ柱で棚の位置を変更可能にした。スペースが残っているので、2枚の棚を追加できそう。2×4材を車に載せるために中間ジョイントを利用。興味のある方はディアウォールやLABRICOで検索。 pic.twitter.com/LFqtjMwvWw
— ipusiron (@ipusiron) September 21, 2017
色合いのアクセントとしても使える中間ジョイントを利用するのであれば木材の長さを短くする事ができるので持ち歩きやすくなり、軽自動車であっても乗せる事ができる長さに調整ができます。1本の長い木材を持ち帰れないのであれば長さ対策として利用を検討してみましょう。
ディアウォールでもテレビ用壁掛け金具は使おう

通常テレビを壁掛けするには専用の金具を利用する必要があります。ディアウォールには直接穴を空ける事ができるので壁掛け用金具はいらないという人もいますが、落下対策として必ず組み合わせて利用する事をおすすめします。
テレビ用壁掛け金具はただ壁にテレビを固定するだけでなく、多少の角度変更や手前に引き出す事ができるような物など、機能的な製品も多いです。ディアウォールとテレビ用壁掛け金具を併用する事でより快適にテレビを使う事ができるようになります。
壁掛け金具はテレビのサイズに合わせて選ぼう
テレビ用壁掛け金具は各メーカーから発売している純正品の他、汎用的に使える物も多数発売しています。純粋に固定するだけの物から機能的な物までありますが、購入の際には必ず対応するテレビのサイズを確認するようにしましょう。

テレビの大型化が進む現在、テレビ用の壁掛け金具も強度を維持しつつより大きなサイズの物に対応している製品が増えています。しかし今まであったサイズのテレビが無くなったわけではないので、対応サイズを限定した製品も並行して発売している状態です。
現在使っているテレビのサイズに対応している事はもちろんの事、より幅広いサイズに対応したテレビ用壁掛け金具を購入すると買い替えの際の選択肢を広げる事ができます。ディアウォールは設置する位置も自在なのでディアウォールに合わせた金具のサイズ選びをする必要がないのもメリットです。
大型テレビの壁掛けならディアウォールの本数増加を
今ではテレビも80インチなんてサイズの物まで登場しており、そんな大型サイズでありながら壁掛けに対応している製品も非常に多いです。テレビが大型になればなるほど、テレビ用壁掛け金具のサイズも大きくなり、1つのディアウォールでは固定するのが難しくなります。

単純な重量だけであればかなりのサイズのテレビを付けてもディアウォールが倒れる事はありませんが、金具の固定が不安定になればテレビが落下してしまう事は起こりえます。そのような事態の対策の為にも、金具のサイズに合わせて2本から4本程のディアウォールを利用するのがおすすめです。

最低で1セット2000円前後で揃える事ができるのディアウォールを渋って10万円を超えるテレビを壊してしまったではもったいないので、強度も上がる事を踏まえて落下対策としてディアウォールを複数導入する事をおすすめします。

壁掛けテレビの見た目には配線対策が重要!
持家なら壁に穴を空けて壁掛けテレビを実現する事も可能ですが、問題になるのが配線です。新築やリフォームのタイミングであれば、設計段階で配線用の穴を空けておく事で対応する事も可能ですが、後付けしようとする場合は壁の裏側を通すような事はなかなか難しいです。

壁掛けテレビにしてせっかく見た目もすっきりかっこよくできるのに配線が飛び出していては台無しです。テレビのすぐ後ろに電源タップやテレビアンテナがある場所に設置できる場合などは良いですが、それ以外の場合は例え穴を空けられる場合でおディアウォールを利用する事をおすすめします。

ディアウォールを利用する事は壁掛けテレビの実現だけでなく配線対策としても便利です。不意にコードを引っ張ってしまっての落下や周りの物が倒れるような事も防ぐ事ができるので、ぜひディアウォールを使う事をおすすめします。
テレビを壁掛け時の配線対策にもディアウォールは便利

ディアウォールを使って壁掛けテレビを実現すると最低限ディアウォールの厚み分の隙間が生まれます。さらにそこに壁掛け金具分の厚みも加わるので配線を誘導するような隙間を十分に確保する事が可能です。さらにテレビと周辺機器を繋ぐ配線はディアウォールに棚を設置して距離を近付ける事でも対応が可能です。

壁掛け金具だけの設置では目立ってしまう配線もディアウォールに沿わせる事で目立たなくする事も可能です。ディアウォールに添わせるには配線モールなどをディアウォールに固定すればいいので同時に購入しておく事をおすすめします。
ディアウォールに配線モールを使えば壁に跡を残さない!

配線モールはバラバラの配線をまとめ、見た目をスッキリさせる事ができる便利なアイテムですが、配線モール自体を壁に固定する必要などがあったりします。当然賃貸ではそのままでは使えないわけですがディアウォールに固定する事でこの問題を解消する事が可能です。
|ω・`)配線モールを試してもええかもしれませんね・・・ pic.twitter.com/OiG0OyjSMe
— 麻尋ヴァーチャル社会人彼女(/ω\))))(自惚れ)キララだよ豚 (@kirara397okome) June 22, 2017
配線モールは配線を傷めないのはもちろんの事、目立たないような対策がされている製品も多いので、ディアウォールの側面などに沿わせるだけで壁掛けテレビの配線問題を一気に解決する事ができます。元々木材を利用するディアウォールは配線モールとの相性も高いので配線対策として配線モールの利用は非常におすすめできます。
ディアウォールの柱が気になる人は板材を活用しよう
ディアウォールでの壁掛けテレビの実現方法を知った時に気にする人が多いのがディアウォール自体が目立ってインテリアとしてバランスを崩してしまうのではないかと言う事です。床から天井まで伸びるディアウォールは確かにインパクトがあります。そんな人には薄板などを利用してディアウォールとテレビの間にもう1つの壁を作ってしまう方法がおすすめです。

この方法はディアウォールの柱が目立たなくなるのはもちろん、テレビのスペースだけ部屋の雰囲気を変えたいという人にもおすすめの方法です。自由に穴を空けたり釘を打つ事ができる壁ができる事で、それまでは考えもしなかった飾り付けなどをする事もできます。

この壁作りは壁掛けテレビにおいてもう1つ良い効果があります。それが配線対策にもなるという事です。新築やリフォーム時のような大工事の時にしかできない壁の中に配線を通すという方法を疑似的に再現できるので、壁掛けテレビの配線を気にする人の多くが採用している方法でもあります。
テレビを掛ける前にディアウォールに配線を通そう

他のDIYアイテムと組み合わせる事なくディアウォールとテレビ用壁掛け金具だけで壁掛けテレビを実現する場合はあまり気にする必要はありませんが、ディアウォールとテレビ用壁掛け金具の間に壁となる板を挟む場合には先に配線を通して置く事をおすすめします。疑似的とはいえ壁になるので、テレビを設置した後に配線を行うのは難しいです。

壁を設置する場合で後から配線をしたいのであれば対策としてテレビ用壁掛け金具を固定する場所以外でテレビで隠れる位置に少し大きめの穴を空けておく事などができますが、配線をいじっている最中にディアウォール自体が倒れるような事になったら大変なので、配線は事前に済ませておくのが無難です。
これから壁掛け用にテレビを買うならVESA規格の物を!
世界規模で展開される製品の多くにはなにかしらの「国際規格」が制定されている物も多いです。これは例え海外メーカーであっても導入をしやすくするためであると同時に購入者の選択肢を増やす意味でも重要な役割を果たしています。テレビの壁掛けに関しては金具と固定する部分に置いてのサイズを決める「VESA規格」という国際規格が存在します。
テレビ壁掛金具 32?60インチ VESA規格 液晶テレビ 液晶ディスプレイ 壁 https://t.co/MBNERUvZVM pic.twitter.com/sLLnpzF46T
— 大型テレビかポータブルテレビか (@tv_size) May 29, 2018
VESA規格はテレビのサイズ別に何段階かのサイズが指定されており、壁掛け対応を謳うテレビは多くがこのVESA規格を採用しています。ただし、元々壁掛けを想定していないテレビやコスパ対策でVESA規格を採用していないテレビもあるので、これからテレビを購入するのであればVESA規格を採用しているテレビを選ぶ事をおすすめします。
下向き 15度調節 左右 400mm移動 23-55インチ型 LCD LED 液晶 テレビ VESA規格対応 耐荷重30kg 薄型 格納式 1.3kg ブラック テレビ収納 https://t.co/eiBG1d2eKN pic.twitter.com/Z7HPXxCDti
— 大型テレビかポータブルテレビか (@tv_size) May 27, 2018
もちろんテレビと接着するテレビ用壁掛け金具もほぼ全ての製品がVESA規格に合わせて製品を展開しています。テレビ用壁掛け金具の方ではサイズを調整する事で複数の規格を満たしているような製品もあるので、所持しているテレビの規格に合わせた使い方のできる製品を選ぶようにしましょう。
テレビ用壁掛け金具もほぼ全てがVESA規格!
おすすめの汎用テレビ壁掛け用金具①
できるだけ低コストで壁掛けテレビを実現しようとした場合、一番コストを削減できるのがテレビ用壁掛け金具です。安い製品なら3000円程度から購入する事ができます。PLB-117Sなどは低コストながら幅広いサイズのテレビに対応しており使いやすいテレビ用壁掛け金具です。
おすすめの汎用テレビ壁掛け用金具②
機能面が充実したテレビ用壁掛け金具が欲しいのであればMH-853Bもおすすめできます。角度を細かく調整できるので座る高さに合わせた調整などがしやすく、85型までのテレビで使う事ができるサイズ対応範囲の広さもおすすめのテレビ用壁掛け金具です。
テレビを稼働させたいなら壁掛けモニターアームが便利
テレビ用壁掛け金具はしっかりとした固定ができる反面可動範囲はそこまで大きい製品が少ないので細かな調整などはしにくいです。座る位置や状況に合わせてテレビを大きく稼働させたいなら壁掛けのロングアームモニターアームを利用するのがおすすめです。もちろん壁面にはディアウォールを利用する事もできます。
モニターアームのある生活#TV壁掛けホルダー#モニターアーム pic.twitter.com/Zc5vaOWocf
— PC&GAMEライフスタイル (@ArmzLife) May 30, 2018
モニターアームもVESA規格に対応している製品が多く、可動範囲がテレビ用壁掛け金具に比べて大きいのが特徴です。反面アームという構造上、テレビ用壁掛け金具に比べれば対応しているテレビのサイズは控えめになっています。稼働範囲と所持しているテレビのサイズを考慮した上で選ぶ事をおすすめします
テレビを壁掛け用おすすめのモニターアーム
モニターアームの中でもおすすめなのがエルゴトロンが発売するLXウォールマウントLCDアームです。34型までのテレビに対応しておりモニターアームの中では比較的大型の物に対応しています。高さ、角度の調整範囲も幅広いので細かく調整して利用したいという人におすすめのモニターアームになります。
大型テレビを壁掛けする時は複数人で取り行おう
一昔前まではテレビの設置は大人一人でも行える物でしたが現在の大型化したテレビはとても1人で作業できるものではありません。それも壁掛けにしようと思ったらテレビ用壁掛け金具との固定作業も必要になるので必ず2人以上で行う事をおすすめします。

無理に1人で作業を行うと固定が中途半端になって落下の原因になったり、最悪の場合はディアウォールが倒れる原因にもなってしまいます。DIYが好きな人にとっては自分でやってこそという考えるのも分かりますが大型テレビの壁掛けはそれだけの重労働です。

購入時であれば搬入業者にお願いする事もできますが、DIYをサポートしてくれる業者も存在しています。友人や家族を頼る事ができない場合であっても1人で行わずに業者に頼るようにしましょう。
ディアウォールに棚を付けてテレビ関連機器を置こう
ディアウォールでテレビの壁掛けを実現した時のもう1つのメリットがテレビの周りの自由な位置に棚を設置する事ができるという事です。ブルーレイレコーダーやスピーカー、家庭用ゲーム機など、それなりに本体サイズも大きい製品が多いテレビ周りをこれらの棚を設置する事で省スペースで設置する事ができます。

テレビを設置するのに2本以上のディアウォールを利用しているのであれば強度も充分に高い状態なので、間に棚を付けるのはもちろん、前面に大きな棚を付けるような使い方をする事ももちろん可能です。当然ディアウォールの本数が増える程強度は高くなるので倒れる危険性も少なくなります。

もちろんテレビに関連する物以外を置く事もできます。テレビ周りはよほどフィットした既製品を利用していない場合、デッドスペースが多くなっているのでこのデッドスペースを無くせるのもディアウォールのメリットです。
ディアウォールに棚を取りつけるなら棚受けを使おう

ディアウォールに棚を設置する場合、もちろん直接ネジや釘などを使って固定する事も可能ですが、より高い強度を保ちたいなら棚受けを利用する事をおすすめします。DIYアイテムとして棚受けは多くの種類が発売しているので作りたい棚の形に合わせた棚受けを利用するようにしましょう。

DIYアイテムは普段の使いやすさはもちろんですが、地震対策なども自分で考えておく必要があります。その他にもペットを飼っている人などはその棚にペットが乗ってしまう事もあるでしょう。想定しないような振動や重さにも耐えられるように対策するためにも棚受けは一番簡単な方法です。
ディアウォール専用棚受けも販売中
ディアウォールを発売する若井産業もディアウォール専用の棚受けを発売しています。ディアウォールで利用するツーバイフォー規格の木材の幅に合わせたサイズをになっているので非常に使いやすく、カラーバリエーションもディアウォールとまったく同じ色で売られているので組みわせやすいです。
これからテレビを壁掛けするならディアウォールで決まり
ディアウォールは壁掛けにまつわる多くのDIYアイテムを利用する基礎として非常に人気の高いおすすめの製品です。強度も高くテレビなどの単体で重量のある物を壁掛けしてもびくともしない程です。既製品と違った自由な組み合わせもできるからこそ、それぞれの家庭事情や部屋のレイアウトに合わせたDIYを行う事ができる便利なアイテムです。

賃貸でDIYを楽しみたい人にとってディアウォールは穴を空ける事ができる柱を設置できるのでその可能性を大きく広げてくれます。もちろんテレビを壁掛けする事も可能です。テレビの壁掛けは壁に穴を空けていいのであれば壁に直接する事もできますが、配線対策なども考えればやはりディアウォールを使った方がすっきりとした見た目の壁掛けテレビを実現する事ができます。
ディアウォールは基本的なルールさえ守れば強度も高く、意図して倒そうとしなければ倒れる事も少ない非常に使いやすいアイテムなので、ぜひテレビの壁掛けを実現するのに利用する事をおすすめします。
