サーキュレーターで暖房効果が上がる!これは知らなかった冬の使い方!

暖房をつけても肌寒いと感じることって多いですよね。そんなときは設定温度を上げるよりもサーキュレーターを併用するのがおすすめです。サーキュレーターは冷房時に使うイメージがありますが、暖房時こそ効果を発揮します!今回は暖房効率を上げる冬の使い方をご紹介します。

目次

  1. 暖房効果が上がるサーキュレーターの使い方が知りたい!
  2. サーキュレーターとは
  3. サーキュレーターは暖房の方が有効
  4. サーキュレーターの暖房効果
  5. 暖房効果が上がるサーキュレーターの置き方と使い方
  6. エアコンとサーキュレーターを併用するときの注意点
  7. 他にもあった!サーキュレーターの暖房効果以外の使い方
  8. サーキュレーターと相性のいい暖房器具
  9. 冬こそサーキュレーターを活用し暖房効果を上げよう!

暖房効果が上がるサーキュレーターの使い方が知りたい!

冷房と違って暖房はたくさんの電力を消費しますから、電気代も自然と高くなってしまうのが悩みの種ですよね。冷房だと室温を数℃下げる程度ですが、暖房だと10℃以上上げないといけないことが多いので、電気代がかかる理由もわかってしまいますね。暖房をつけているのに寒いとなるとまず初めにやってしまうのが、エアコンなどの設定温度を操作して暖房効果を上げることです。

ですが暖房効果を上げようと設定温度を上げると、さらに電力もかかり電気代もアップしますから、環境にもお財布にも優しくありません。「暖房をつけているのに室温がなかなか設定温度にならない」というときには、サーキュレーターを暖房器具と一緒に使うのがおすすめです。設定温度をあげなくてもサーキュレーターを使えば暖房効果をアップさせてくれるからです。

風を発生させるサーキュレーターは使うと風によって何だか寒くなりそうなイメージがありますが、暖房効果をアップさせてくれるんですよ。暖房効果を上げるには置き方や使い方にポイントがあります。今回はそんなサーキュレーターの暖房効果を上げる冬の使い方をご紹介します。

Thumbサーキュレーターの使い方のポイントは?エアコンと併用で電気代を節約![ジェリー]

サーキュレーターとは

サーキュレーターとはその名前の通り、空気を循環させる機械です。サーキュレーターの形が扇風機に似ているので、同じようなものと認識している方もいるかもしれませんね。でも扇風機とサーキュレーターはその使い方や役割が全く違うんですよ。空気を循環させるサーキュレーターに対し、扇風機は人に風を当てて涼むための機械です。

サーキュレーターにもいろいろなデザインのものが増えていますが、共通しているのは背が低く、羽の周りを囲っている枠が太めであることです。サーキュレーターのこの構造が空気を効率よく循環させる形なんです。サーキュレーターは直進的な風を遠くまで届けることができるのも大きな扇風機との違いです。太い枠が横に風が流れるのを防いでくれているからです。

サーキュレーターは暖房の方が有効

サーキュレーターといえば夏活躍するもの、というイメージが強いかもしれませんが、実はオールシーズン使えるものです。むしろ夏よりも冬の方が効果を発揮してくれるといっても良いでしょう。というのも夏の冷房使用時は、冷気は低い部分にたまるので冷房効果は感じやすいのですが、暖房は暖かい空気は上へたまってしまうので、暖房効果はなかなか感じにくいんです。

ソファーや床でくつろいでいると「暖房が効いていない」と感じるのは、せっかくの温められた空気が上にたまっているからなんです。そのため、複数の暖房器具を併用して冬を乗り切るという方もいるくらいです。でもそれってやっぱり地球にもお財布にも優しくありませんよね。

温められて上にたまった暖かい空気をサーキュレーターを使って循環させれば、部屋全体が温かくなり快適に過ごせるようになるんです。サーキュレーターは冬こそが1番の活躍時と言えるでしょう。

サーキュレーターの暖房効果

では具体的にサーキュレーターを使うことでどのくらいの暖房効果があるのでしょうか。今世間では「節電」が叫ばれていますよね。例えばエアコンの設定温度を1℃変えると10%もの節電になるといわれています。ということは2℃変えれば20%もの節電につながることになります。

冬は暖房効果が感じられないと1℃や2℃はすぐに設定温度を上げてしまいますが、サーキュレーターをうまく併用することで設定温度を変える必要がなくなりますし、場合によっては下げることもありますから、かなりの効果がるといえます。

サーキュレーターの暖房効果を上げる効果的な置き方や使い方をすれば、部屋の広さにもよりますが室温を2度以上上げることができます。いつもの設定温度で2℃以上室温が上がるってすごいですよね。

暖房効果が上がるサーキュレーターの置き方と使い方

サーキューレーターも部屋の空いているところに、というような適当な置き方では暖房効果を上げることはできません。暖房効果を上げる効果的な置き方を3つご紹介します。

サーキュレーターの置き方と使い方①

まず初めの置き方&使い方は、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置くという使い方です。対角線上に置いて、首はエアコンの吹き出し口を狙うように斜め上を向けましょう。エアコンからの風とサーキュレーターからの風をぶつけて循環させます。

サーキュレーターの置き方と使い方②

2つめの置き方&使い方は、サーキュレーターをエアコンの真下に置いて、首を真上に向けるという使い方です。エアコンから出た暖かい風にサーキュレータの風をぶつけて循環させます。エアコンの吹き出し口に風を送ることで、まんべんなく暖かい空気を送ることができます。

サーキュレーターの置き方と使い方③

3つめの置き方&使い方は、サーキュレーターをエアコンの真下に置いて壁に向けて風を送るという使い方です。壁に向けてサーキュレーターの風を送るというのは意外かもしれませんが、風が壁に反射して暖かい空気を循環させてくれます。

サーキュレーターの置き方と使い方④

そして4つめの置き方&使い方は、部屋の端の中央部分にサーキュレーターを置いて首を真上に向ける使い方です。これは広めの部屋にも効果的で、まんべんなく暖かい空気が送られます。コンセントの都合上置けないこともありますが、距離が許す限りできるだけ中央に置きましょう。

エアコンとサーキュレーターを併用するときの注意点

部屋全体を温めてくれる暖房器具としてエアコンを使っている方も多いですよね。そんなエアコンとサーキュレーターを併用するときの注意点があります。それは最新型のエアコンではサーキュレーターの効果が薄れてしまうということなんです。

エアコンもルーバーを上下に動かして暖かい空気が下にも届くようにすることはできますが、それでもやはり暖かい空気は部屋の上にたまります。ところが最新のエアコンの場合は、部屋の下を重点的に暖めるなどの気流をコントロールする機能がついているものがあります。エアコン自体が気流をコントロールします。エアコンの機能をチェックしてみると良いですよ。

他にもあった!サーキュレーターの暖房効果以外の使い方

冬にこそ効果を発揮してくれるサーキュレーターですが、暖房効果を上げる以外にも嬉しい使い方があります。それは加湿器と併用して部屋の湿度を均一にすることです。加湿器を使っても吹き出し口付近の湿度は上がりますが、部屋全体の湿度を上げるには時間がかかります。サーキュレーターを使えば湿度を均一に早く上げることができますよ。

また冬場は洗濯物を外に干しても中に干してもなかなか乾きません。外気で冷たくなっている洗濯物は乾いていないのか冷たくなっているだけなのか判断に迷うこともありますよね。そんなときはサーキュレーターを使って部屋干しするのがおすすめです。冬場でも空気が循環することで洗濯物が早く乾きます。暖房がない部屋で部屋干しする場合におすすめですよ。

サーキュレーターと相性のいい暖房器具

サーキュレーターと相性が良い暖房器具といえば1番に思いつくのがエアコンですよね。でもエアコンは電気代がかかる暖房器具ということで敬遠している方もいます。エアコン以外でサーキュレーターと相性が良い暖房器具は石油ファンヒーターです。

石油ファンヒーターは風力が強いのでメインの暖房器具として使っている方も多いと思います。部屋全体を暖める効果も高いですが、石油ファンヒーターには定期的な換気が必要です。換気をすると暖かい空気が上にたまってしまうので、サーキュレーターを併用すれば換気をしてもすぐに部屋を快適な温度にすることができますよ。

石油ファンヒーターとサーキュレーターを併用する場合には、絶対に石油ファンヒーター本体に向けて使わないようにしましょう。石油ファンヒーターは内部で石油を燃焼させることによって暖かい空気を出しているので、風を送ると火力が強まったり、燃料に引火するなど大変危険です。

冬こそサーキュレーターを活用し暖房効果を上げよう!

オールシーズン活躍するサーキュレーターですが、やはり1番効果を発揮する冬にこそ使って暖房効果をアップさせたいですね。今年の冬はサーキュレーターを活用して、暖房の効いた暖かい部屋で過ごしましょう!

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