着物コーディネートのコツ!粋な着こなしにモダンな洋服とのMIXなど

着物は日本の伝統文化ですが、着るタイミングや小物とのコーディネートがわからなくて敬遠することも多いのではないでしょうか?しかし、着物も時代の流れで多様な着方が見られるようになってきました。着物のコーディネートのコツをつかんで、着物ライフを楽しんでみませんか?

目次

  1. 着物コーディネートのコツ!
  2. 着物の小物コーディネート
  3. 帯の種類と結び方で品格をコーディネート
  4. 着物と帯の柄合わせコーディネート
  5. 色合わせで楽しむ着物コーディネート
  6. 季節を楽しむ着物コーディネート
  7. モダンな着物コーディネート
  8. 着物コーディネートを小物でおしゃれに
  9. 着物にアクセサリーをコーディネート
  10. 粋な着物コーディネート
  11. 同じ着物で帯の色を変えたコーディネート
  12. TPOに合わせた着物コーディネート
  13. 着物と洋服のMixコーディネート
  14. 友達と2人着物コーディネート
  15. 着物とヘアスタイルのコーディネート
  16. 着物で着崩れないコツ
  17. 着物コーディネートを楽しく

着物コーディネートのコツ!

着物は日本の伝統的な衣服ですが、決めごとが多そうだ、着付けが難しそうだ、と言う理由で敬遠しがちではないでしょうか?でも、最近は簡単に着ることができる着物もでてきています。生地も正絹ばかりではなくポリエステルや綿もあるので値段も手頃なものも多くなっています。コーディネートのコツを知って着物をもっと楽しんでみましょう。

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色の組み合わせを考えて着物と帯を選ぶのもコーディネートのコツのひとつです。同系色にしたり、着物の柄の色の中の一色と帯の色を合わせるとすっきりとまとまります。

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今回は、気軽に着物を楽しめるように、コーディネートの仕方と粋な着こなし方やモダンな着こなし方のコツについてまとめました。

kiharu.kyotoさんの投稿
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着物の小物コーディネート

着物を着るときには、一般的には、肌襦袢、裾除け、長襦袢、足袋などの小物が必要となります。他に、着物ベルト、衿芯や伊達締めといった着崩れを防ぐための小道具も必要です。

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小物の中でも、帯締めと帯揚げは、草履やバッグとともに着物姿をおしゃれにコーディネートするときの楽しみの一つです。帯締めの色で全体を引き締め、帯揚げの色を差し色として入れることで粋な着こなしにすることもできます。

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半襟は白だけではなく、刺繍が入ったものや色物、ドット柄のものなどいろいろな種類があります。全体のバランスを考えながら選んでみるのも楽しいのではないでしょうか?

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帯の種類と結び方で品格をコーディネート

帯の種類

着物と同じように帯にも種類があります。留袖や付け下げ、訪問着のときに締める帯は袋帯で、幅約31cm、長さ約4m30cm以上の格調高い帯です。柄や色によって、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで着ることができます。

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名古屋帯は幅約30cm、長さ約3m60cmで先端が半幅になっていますので、袋帯より締めやすい帯です。柄付けや素材、色などによって、セミフォーマルとして、また、おしゃれ着として幅広く使うことができます。

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カジュアルなシーンで活躍するのは半幅帯です。幅が約16cmと袋帯の半分なので締めやすい帯です。着物をあまり着たことがない方も浴衣のときに使ったことがあるのではないでしょうか?定番の蝶結びや文庫結び、粋な貝の口、文庫結びをモダンにアレンジした都結びなど、手軽にさまざまな結び方を楽しむことができます。

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留袖・訪問着の帯の結び方

留袖や訪問着のときの基本的な結び方は太鼓結びです。太鼓結びには一重太鼓結びと二重太鼓結びがあります。二重太鼓結びは、太鼓部分が二重になるので一重太鼓結びより厚みが出て豪華になります。

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太鼓結びのアレンジとして、角だし結びや銀座結びがあります。角だし結びや銀座結びは粋でモダンな雰囲気になります。下の画像は、シックな色でモダンな柄の着物に、赤い色の帯での角だし結びがよく映えて粋なコーディネートになっています

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振袖の帯の結び方

振袖のときの帯結びは華やかで女性らしさを表現する帯結びをします。「ふくら雀」は古典的な結び方で女性らしさを演出するのにぴったりです。体型を問わず着こなすことができる帯結びです。

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振袖のときには他にも「蝶文庫」「立て矢結び」など華やかな結び方があります。また、「ふくら雀」「蝶文庫」「立て矢結び」をアレンジして個性的な帯結びにしても素敵です。

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浴衣のときの帯結び

浴衣のときの基本の結び方は「文庫結び」です。文庫結びのコツを覚えると「蝶結び」も簡単に結ぶことができますので「文庫結び」をまずマスターすることをおすすめします。

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表の色と裏の色が違う半幅帯は二つの色を効果的に使う結び方ができるので着物の色や柄に合わせてコーディネートすると楽しさも増します。

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浴衣の帯は半幅帯ですので結びやすく、色々なアレンジを楽しむことができます。男性が締める帯の結び方は「貝の口」という帯の結び方です。女性が結ぶと、シンプルですが粋なコーディネートになります。

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着物と帯の柄合わせコーディネート

着物の柄と帯の柄に共通点があるとまとまりのよいコーディネートになります。白地に赤いバラの着物と金糸でバラが刺しゅうされた赤い帯のコーディネートはモダンで粋な印象です。着物の白地と帯の赤をつなぐ色として帯揚げの色を黄色にすると一体感が生まれます。

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下の画像は、帯に着物の紺地の絞りが柄として入っています。地味な色合いなのですが、着ている人の粋な心意気を感じさせて、おしゃれで素敵な着こなしです。

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色合わせで楽しむ着物コーディネート

色合わせで楽しむコーディネートには、同系色で合わせる場合と反対色で合わせる場合があります。同系色で合わせると落ち着いた上品な感じになります。

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着物の色と帯の色を反対色にすると個性的な着こなしになります。小さな花が全体にあしらわれた小紋に地色とは反対色の幾何学的な柄の帯を選び、帯締めを着物の中の一つの色にすると統一感が出てモダンにまとまります。

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無地の着物と帯を反対色にすると華やかな着こなしになります。きれいな薄いブルーにオレンジ系の帯を少し幅広に締めて、雨の季節を明るく演出しています。

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季節を楽しむ着物コーディネート

季節感をコーディネートに入れるコツは、帯を季節柄のはいった物にすることです。季節柄は季節を先取りして取り入れましょう。たとえば桜が咲く前に桜の柄を着て、桜が咲いたら、藤やあやめ、若葉の柄に、真夏には、初秋の柄をという風にコーディネートするのが粋な着物の着こなしのコツです。

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着物の色と帯の花菖蒲の色がマッチして涼やかな印象を与えます。花菖蒲の季節を感じさせるおしゃれで粋なコーディネートです。

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モダンな着物コーディネート

モダンな着こなしをするには、シンプルで抑えめの色使いの着物を選ぶのがコツです。柄も幾何学的な柄や縞模様を選ぶとモダンで粋な印書になります。

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ストライプやドット、チェック柄などを着物コーディネートに加えると、洋服感覚のモダンなコーディネートになります。下の画像は、細いストライプの着物にドット柄の帯を締めて粋な着こなしです。はっきりとしたチェック柄の半襟が洋服感覚のモダンな感じを加えてくれて素敵ですね。

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チェック柄は洋服でも人気がありますが着物の柄にも使われます。下の画像はチェック柄の着物で洋服感覚のモダンなコーディネートです。帯と同じ赤をヘアアクセサリーに持ってくることで、全体の統一感がでています。

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着物コーディネートを小物でおしゃれに

着物コーディネートは着物と帯のコーディネートだけではありません。帯どめ、帯揚げなどの小物とのコーディネートも楽しみましょう。下の画像は優しい印象の上品な着物コーディネートです。帯揚げ、帯どめ、そしてネイルの色が揃っていておしゃれですね。

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次は、きれいな水色の無地に白基調の帯で軽やかな印象のコーディネートです。半襟をレースにすることでさらに涼やかな着こなしになっています。帯揚げの青で全体を引き締めています。帯どめも洋風感覚で素敵ですね。

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次の画像は、趣味の良い紺地の縦ストライプの帯がおしゃれです。帯どめのアジサイが季節感を出しています。シックな色合いの着物コーディネートですが、着物、帯、半襟、帯締め、帯どめのバランスがよくて美しい着こなしですね。

洋服の場合と同じように着物の場合も足元のおしゃれに注目するのはかなりの上級者と言えるでしょう。珍しいレースの足袋が素敵です。

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Thumb着物に似合うネイルって?シンプルで上品なデザインまとめ! | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

着物にアクセサリーをコーディネート

着物にアクセサリーをあわせてみましょう。次の画像は、大きな花柄の着物に蝶々のピアスを合わせていて、全身のコーディネートが一枚の絵のようです。ヴィンテージのバッグも全体にマッチしてとても素敵です。

洋服感覚のポップな柄の着物にモダンな柄の帯を締めると大人の女性のかわいらしさを表現する着こなしになります。丸いボタンのような帯どめとボタンをつないだようなブレスレット、そして何気なくかぶった帽子がとてもかわいくておしゃれです。

粋な着物コーディネート

深い色合いの地色に大きな柄の入った着物にはすっきりとした色柄の帯が似合います。下の画像は、深い紺色で大きな片輪車の柄の着物に水車の柄が入った淡い地色の帯を合わせて粋な着こなしにしています。おしゃれなコーディネートですね。

地味な色合いの着物と帯の組み合わせは、帯締めの色や半襟の柄で粋な着こなしになります。下の画像は、地味な色の着物ですが反対色の半幅帯を粋に締めて、帯締めの赤で全体を引き締めています。半襟の色と柄がおしゃれです。

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同じ着物で帯の色を変えたコーディネート

着物が一枚あると帯を変えることで着こなしのバリエーションが広がります。ピンクの色無地の着物に淡い金色の帯を締め、ピンクの帯締めと帯揚げで仕上げると、上品で優しい着こなしになります。一方、白地に大きな柄の入った帯を締め、半襟の色を変えると、モダンで若々しい印象の着こなしになります。

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下の画像の蛍の柄の入ったきれいな着物は、白地の帯に黒の帯締めと帯揚げ、それにボタンの形の白い帯どめでモダンな着こなしです。また、黒地に幾何学的な模様の入った帯に白い帯締めと帯揚げをつけると、粋な印象になります。

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TPOに合わせた着物コーディネート

礼装のコーディネート

着物を結婚式や披露宴、パーティなどで着用するときは礼装用のコーディネートにします。ミセスの第一礼装は黒留袖、ミスの第一礼装は振袖ですが、色留袖はミセスでもミスでも着ることができます。略礼装のときは訪問着、付下げ、無地、江戸小紋の着物を着ます。帯は第一礼装のときは丸帯か袋帯、略礼装のときは名古屋帯でもコーディネートすることができます。

縁起の良い絵柄の黒地の着物に金、銀、白を基調にした豪華な帯をコーディネートした黒留袖は厳粛なお祝いの席を演出します。親族の結婚式やパーティなどお祝いの席にはきれいな色の色留袖を着ると会場を華やかに彩ります。

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正装のときの着物は、留袖と訪問着と付下げですが、違いが分かりにくいですよね。一番わかりやすい見分け方は柄付けを見ることです。留袖は上半身には紋だけで模様はありませんが、訪問着には上半身にも模様があります。訪問着の模様は広げたときに一枚の絵になる絵羽模様ですが、同じく上半身にも模様がある付下げの場合は絵羽模様ではなく、訪問着よりも控えめな模様です。

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外出着としての着物コーディネート

普段の外出着には、多くの場合、小紋や紬を着ます。色無地と付下げはセミフォーマルな場で着ることが多いのですが、帯によっては、おしゃれな外出着としても着ることもできます。

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外出着としての小紋や色無地は合わせる小物によっていろいろな表情を見せてくれます。洋服感覚で帯の色や柄、そして帯揚げの色や結び方、帯締めや半襟などの小物をコーディネートすると自分らしい着こなしができます。

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Thumb着物の種類まとめ・女性編!名前や見分け方・TPOも解説! | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

着物と洋服のMixコーディネート

着物の決まり事から離れて洋服と融合させたコーディネートは個性があふれて素敵な着こなしになります。下の画像のようにリュックを合わせてみるとカジュアルでかわいいコーディネートができあがります。

着物と洋服をミックスしたいときには、まず小物から採り入れていくのがコツです。帯の代わりにベルトを使ったり、襟元からのぞく半襟の代わりにブラウスを着て衿を見せたり、羽織をジャケット代わりにするのもいいでしょう。羽織は洋服に合わせやすい和服です。

着物をひもを使って簡単に着つけて上からスカートを合わせると、着物と洋服Mixの素敵な着こなしになります。カラフルな色合わせでも、着物とスカートの色を一色共通にするとまとまりのある可愛い装いになります。

「見せる裾除け」を使って洋服風の着こなしにするのもいいですね。着物の丈のバランスをとるのがコツです。帽子をかぶったり、洋服のときのバッグを持ったり、草履の代わりに靴を履いたりと、洋服感覚でコーディネートを考えてみても楽しめます。

友達と2人着物コーディネート

友達と着物で出かけるときには2人の着物のバランスを考えて着物を選ぶとおしゃれ度がアップします。コツは2人の着物に共通点を見つけることです。共通の色があるのもいいでしょうし、両方とも縦の柄があるという風に柄で共通点があるのも素敵です。

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友達との着物コーディネートの場合、2人の着物の色を反対色にして、パッと目を引く華やかな印象を作るのも楽しいですね。

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2人の着物の色が同系色の場合は、一枚の絵のようでとても上品な印象を与えます。帯や帯揚げ、帯どめ、半襟で変化をつけて楽しみましょう。

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着物とヘアスタイルのコーディネート

着物に合わせてヘアスタイルもコーディネートしましょう。着物のときのヘアスタイルをおしゃれに見せるコツは、仕上げにヘアスプレーやヘアワックスで髪の毛を落ち着かせることです。櫛目が通る感じにすると凛とした感じがでて素敵です。

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洋服にも合う夜会巻きは大人っぽくて上品で素敵ですね。パーティからオフィスまで幅広い場面で人気があるヘアスタイルですが、着物に合わせると粋にもモダンにもなります。着物に合わせたかんざしやコームを使うとさらに華やかな感じになるでしょう。

髪飾りを使うとヘアスタイルに色々な表情が生まれます。ミディアムヘアをくるりんぱと三つ編みでアレンジして着物に合わせた髪飾りで仕上げてみましょう。

シニヨンは洋服にも着物にもよく合います。アイロンやコテで巻かなくても簡単にシニヨンヘアが作れます。粋な雰囲気にも可憐な雰囲気にも作れるので、髪飾りで雰囲気づくりを楽しんでみるのもいいですね。

ボブヘアだと着物に合うヘアスタイルが限られると感じるかもしれませんが、そんなことはありません。耳に掛けて髪飾りをつけるだけでも可愛いヘアスタイルになります。簡単にアレンジしてアップスタイルにすることもできます。

Thumb着物に合う髪型を簡単に自分でセット!髪飾りのアレンジもかわいい! | 素敵女子の暮らしのバイブルJelly[ジェリー]

着物で着崩れないコツ

着物で着崩れないコツはいくつかあります。着物を着る前準備として、できるだけ身体が筒状になるように補正してあげることがまず第一のコツです。タオルを使って補正する方法もありますが、着物用の補正下着だと簡単に補正することができます。

着物を着るときはひもを何本か使いますが、着崩れを心配してきつく締めると長時間着るのが苦痛になってしまいます。ひもは、腰ひもだけしっかり締めるようにすれば、他はそれほどきつく締める必要はありません。腰ひもを締める位置は腰骨の上からへそまでの間です。着崩れしないようにしっかりと締めましょう。

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着物が着崩れないようにするには歩き方にも気をつけましょう。少し内股で歩幅を洋服のときより少し狭く歩くようにするのが崩れにくくするコツです。

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着物コーディネートを楽しく

ここまでいろいろな着物コーディネートをご紹介してきました。着物と帯だけでなく、帯揚げや帯締め、帯どめ、半襟や草履、バッグなどの小物を変えることで、幾通りものコーディネートを楽しむことができます。

着なくなった着物をリメイクで洋服にして楽しむことも多くなってきました。着物は素材がシルクのときが多いので、外出着として、または、パーティ用として、おしゃれに仕立てあがります。

カジュアルな着物としてよく知られている着物は浴衣ですが、他にも単衣の綿着物があります。綿着物は自分で洗濯ができますしお手入れが簡単です。チェック柄などもあるので普段着として洋服感覚で気軽に着ることができます。着物はコーディネートや着付けが難しいと感じるときは、まずは、綿着物を洋服感覚で着てみるのもいいですね。

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着物はコーディネート次第でさまざまな楽しみ方ができます。フォーマルだけではなく普段着としても洋服感覚で取り入れてみるとおしゃれの幅が広がるのではないでしょうか?

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