パーマの持ちをよくするシャンプーのポイントは?長期間持たせるコツを紹介!
パーマをかけてもすぐに落ちてしまうと悩んでいる方は多いです。パーマの持ちを良くするにはシャンプーなどいろいろなコツやポイントがあるんですよ。パーマがゆるんでしまうのは、日常の何気ない習慣が原因です。そこで今回はパーマの持ちを良くするコツやポイントをご紹介!
目次
- パーマの持ちを良くしたい!
- パーマのメカニズム
- パーマの持ち期間は平均どれくらい?
- 髪がかたかったり直毛だとパーマの持ちが悪い
- ダメージヘアもパーマの持ちが悪くなる
- パーマの持ちを良くするコツはシャンプーにあり
- シャンプーの種類
- パーマに適したシャンプーは?
- パーマと相性が悪いシャンプー
- シャンプーでゴシゴシ洗うのはパーマ持ちに影響がある
- トリートメントを流さないとパーマの持ちが悪くなる
- ブラッシングはパーマの持ちを悪くする
- 自然乾燥はパーマの持ちを悪くする
- スタイリング剤にパーマの持ちは左右される
- パーマ後の数日で落ちてしまったら?
- パーマのシャンプーはいつからできる?
- パーマヘア専用のシャンプーを使おう
- ドライヤーの温度を高くしない
- 髪を揉みこむようにドライヤーをかける
- 指を小刻みに動かし根元から乾かす
- 直後におすすめ!パーマの持ちを良くするシャンプー
- シャンプーやドライヤーでパーマの持ちを良くしよう!
パーマの持ちを良くしたい!

パーマでゆるっと癖をつけたスタイルは人気がありますよね。毎朝アイロンを使って巻くのは大変ですし、髪の傷みも気になりますが、パーマでスタイルを作ってしまえば、朝のスタイリングも楽になりますし、髪の傷みを抑えることもできるので一石二鳥です。そんあパーマの悩みといえば、持ちが悪く、すぐにゆるんでしまったり、落ちてしまったりするということです。
せっかく、時間とお金を使ってかけたパーマですから、できる限り長期間持たせたいですよね。パーマの持ちを悪くする原因は、特別なことではなく、何気ない日常の習慣にあることをご存知でしょうか?シャンプーの選び方や仕方など、何気ない習慣を意識することで、劇的にパーマの持ちが良くなりますよ。
パーマの持ちが悪い
— つばき (@oshinkoflavor) June 4, 2018
毎日朝晩髪の毛の世話する根性ない
枝毛じゃない髪探す方が大変な程痛んでる
気抜くとすぐに宅八郎になる
を全て解決してくれた。
バッサバサなおばちゃんソバージュになった。
生きる。
そこで今回は、せっかくのパーマの持ちを良くするための適したシャンプーや、洗髪方法、長期間パーマの持ちを良くするためのコツやポイントをご紹介します。

パーマのメカニズム

パーマにはデジタルパーマなどいろいろな方法がありますが、一般的なパーマのメカニズムは、まずアルカリ1液を髪に塗布し、髪の毛のタンパク質の結合を切ることで型がつきやすいようにします。ロッドを使って髪を巻き、ウェーブの形になりやすいようにする工程です。タンパク質が結合した状態では、しっかりパーマがかからないので、結合を切る工程が必要になります。

次に酸化剤2液を髪に塗布します。酸化剤2液は、髪を弱酸性にして、1液で切った髪のタンパク質の結合を戻す作用があり、結合を戻すことでパーマヘアを固定していきます。これが一般的なパーマのメカニズムですが、パーマ直後48時間は、固定が不安定な状態でとてもデリケートです。そのためパーマの持ちを良くするにはこの48時間どう過ごすかがポイントになります。
パーマの持ち期間は平均どれくらい?
パーマ当てたのはいいけど、持ちが悪い。
— フミヤ (@sfumiyaj2) March 13, 2016
すぐ、パーマじゃなくなってるよーに感じる😇
パーマの持ち期間は髪質や髪の長さによって違いがあります。髪質によってパーマのかかりが良く、しかも落ちにくい持ちの良い髪質もあれば、パーマのかかりが悪く、落ちやすい髪質もあります。髪質の問題はどうしようもないので、かかりにくく落ちやすい髪質の場合は、美容師さんと相談して適した薬剤を選んでもらったり、強めにかけてもらうなどするのがポイントです。

個人差はあるものの、パーマの持ちは平均するとショートヘアで約2ヵ月、ロングヘアで約半年ほどです。ショートヘアの場合はパーマが実際にかかっている部分も短いのでかかりも良くありませんし、伸びてくるとパーマが落ちていなくてもパーマ感をほとんど感じなくなります。ロングヘアだと髪にしっかりパーマがかかっていますし新たに伸びてきた部分もそれほど影響がありません。
髪がかたかったり直毛だとパーマの持ちが悪い
パーマの持ちが悪い人の特徴:髪質
しかし直毛が頑固にも程があってめっちゃパーマ掛かりにくくて持ちが悪い美容師さん泣かせの髪質なのであった。死。
— 時雨(もしかしたら地蔵) (@sepia490) June 24, 2017
パーマの持ちが悪い人の特徴として、髪質がかたかったり直毛があげられます。かたい髪とパーマの相性はあまり良くないといわれています。かたい髪とパーマとの相性が悪い理由は、キューティクルに厚みがあったり、キューティクルの枚数が多かったりするためです。キューティクルに厚みがあったり枚数が多いと髪が傷みにくいメリットはありますが、薬剤に対しても耐性大です。

髪質がかたい場合は、少しだけダメージが加わるとパーマがかかりやすく持ちも良くなるようです。例えばカラーリングです。カラーリングをすると髪はダメージを受けますからパーマのかかりや持ちは良くなります。直毛もキューティクルの層がしっかりしていて、薬剤が浸透しにくいため、パーマとの相性はあまり良くありません。美容師さんにかかりにくいことを伝えましょう。
ダメージヘアもパーマの持ちが悪くなる
パーマの持ちが悪い人の特徴:ダメージがある

髪のダメージが強い人もパーマの持ちが悪い人の特徴です。キューティクルの層が厚かったり、枚数が多い紙質の場合は、少しダメージが合った方がパーマのかかりや持ちは良くなりますが、ダメージの重なった髪でh逆にパーマのかかりや持ちは悪くなってしまいます。ダメージが強い髪は、髪の表面のキューティクルが剥がれている状態です。

ダメージを受けてキューティクルが剥がれている状態では、パーマが定着しにくいので、かかりの悪さや持ちの悪さを感じてしまいます。ダメージによってパーマのかかりが悪かったり持ちが悪いと感じる場合は、まずは髪のダメージをトリートメントでケアしたり、カットしてダメージ部分を取り除いたりすることがパーマのかかりや持ちを良くするポイントですよ。
パーマの持ちを良くするコツはシャンプーにあり

パーマの持ちがイマイチかな?と感じているなら、パーマの持ちを良くする方法を実践していきましょう!パーマの持ちに大きく関係しているのがシャンプーです。毎日何気なくしているシャンプーですが、パーマの持ちを良くするコツがあります。パーマをかけていないときと同じようなシャンプーの選び方や洗い方では、パーマの持ちは悪くなってしまいます。

ドラッグストアに行けば、たくさんのシャンプーが所狭しと並んでいて、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。美容院専売品やネット通販などを入れると、その数はさらに多くなってしまいます。パーマをかけたらパーマヘアに合ったシャンプーで、パーマの持ちを良くするポイントを抑えた洗い方が重要になってきます。パーマの持ちを良くしたいなら、まずはシャンプーから!
シャンプーの種類

一口にシャンプーといってもいろいろな種類があることをご存知でしょうか?シャンプーの種類を知って、パーマヘアに適したシャンプーを選ぶことが、パーマの持ちを良くするコツですよ。シャンプーにはノンシリコン、オイルなどいろいろありますが、「アミノ酸系シャンプー」「高級アルコール系シャンプー」「石鹸系シャンプー」の大きく3つに分けられます。
アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が穏やかで、洗浄成分の主成分がアミノ酸なので、地肌に優しく、皮脂を摂り過ぎる心配がありません。ドラッグストアなどでも購入できますが、価格はやや高めの設定です。頭皮の乾燥が気になる方やお肌の弱いお子さんにもおすすめのシャンプーです。
高級アルコール系シャンプー

高級アルコール系シャンプーは、ドラッグストアなどでもよく見られるシャンプーで、石油系の界面活性剤が主成分で、洗浄力がとても強いのが特徴です。泡立ちといった洗い心地が良く、価格も安価です。洗浄力が強いため、必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。シャンプーのコストを抑えたい方や皮脂が多い方におすすめのシャンプーです。
石鹸系シャンプー

石鹸系シャンプーは、石鹸から作られているシャンプーで、頭皮に優しいのが特徴です。頭皮には優しいので、敏感肌の方にはおすすめですが、石鹸はアルカリ性なので、どうしても頭皮や髪がキシキシしやすくなります。人によってはごわつきを感じることもあります。
パーマに適したシャンプーは?

ドラッグストアや美容院、ネットではたくさんのシャンプーが販売されていますが、パーマの持ちを良くするために良いのは、どの種類のシャンプーなのでしょうか?パーマをかけた髪におすすめのシャンプーは、アミノ酸系シャンプーです。アミノ酸系のシャンプーは洗浄力が優しいので、髪へのダメージを抑えることができます。

ダメージヘアはパーマのかかりや持ちを悪くする原因でもありますから、頭皮や髪に優しいシャンプーを使うのがおすすめです。また、「ヘマチン」という成分が配合されたシャンプーを選ぶのがポイントです。ヘマチンとは、パーマ剤のダメージを抑制する効果のある成分ですから、ヘマチンが配合されているシャンプーを使うと、さらに髪へのダメージを抑え、持ちを良くしてくれます。
パーマと相性が悪いシャンプー

パーマと相性が良いのは、洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーや、パーマ剤のダメージを抑制する効果のあるヘマチンが配合されたシャンプーです。では、どういったシャンプーがパーマと相性が悪いのでしょうか?パーマと相性が悪いのが、ドラッグストアなどでもたくさん販売されている、高級アルコール系シャンプーです。価格もお手頃なので愛用している方も多いのでは?

高級アルコール系シャンプーは、皮脂が気になる方やシャンプーのコストを抑えたい方にはおすすめのシャンプーではありますが、洗浄力が強いため、頭皮だけではなく髪にとってもあまり良くありません。高級アルコール系シャンプーの洗浄成分としてよく配合されているのが「ラウレス硫酸」です。

最近人気の高い、ボタニカル系やオーガニック系、オイル系といったシャンプーにも広く使われています。ボタニカルやオーガニックと聞くと優しい洗浄力をイメージしますが、名前だけで選ばず、しっかり成分表をチェックするのがコツですよ。

また石鹸系シャンプーも頭皮には優しいですが、髪がごわついたりと髪にとってはあまり良くありませんから、パーマ後のシャンプーとしてはおすすめしません。
シャンプーでゴシゴシ洗うのはパーマ持ちに影響がある
パーマの持ちが悪くなる原因:シャンプーの仕方が悪い

パーマの持ちが悪くなる原因として、シャンプーの仕方に問題がある場合があります。パーマの持ちが悪いと感じている方は、シャンプーするとき、ゴシゴシと洗っていませんか?パーマヘアにはパーマヘアに適した洗い方があります。ストレートヘアとパーマヘアでは洗い方が違うので、長期間パーマを持たせたいなら、意識したシャンプーの仕方をするのがコツです。

パーマヘアにはワックスやムースなどのスタイリング剤は欠かせませんよね。ワックスなどのスタイリング剤はきちんと落とさなければいけませんから、シャンプーは毎日してもかまいません。シャンプーの種類や洗い方に注意をして長期間パーマを持たせましょう。
トリートメントを流さないとパーマの持ちが悪くなる
パーマの持ちが悪くなる原因:トリートメントが残っている

パーマをかけたから、というわけではなく、美髪のためにトリートメントは定期的に取り入れたいアイテムです。トリートメントには洗い流すタイプと洗い流さないタイプがありますが、パーマの持ちに関係しているのが、洗い流すタイプのトリートメントです。トリートメントは髪に付けた後、少し時間をおいて流すのが一般的な使い方です。

時間をおいてトリートメントを流すときに、流し方が足りないと髪にトリートメントが残ったままになります。トリートメントが少し残っている方が、手触りもツルツルになってなんとなく髪が潤ったような気がしますが、これがパーマの持ちを悪くしてしまう原因になってしまいます。トリートメントやコンディショナーはしっかり洗い流すのが長期間持ちを良くするポイントです。
ブラッシングはパーマの持ちを悪くする
パーマの持ちが悪くなる原因:目の細かいコームでのブラッシング
目の細かいコームでのブラッシングも、パーマの持ちを悪くする原因になります。ブラッシングをするとせっかくウェーブになっている部分が伸ばされてしまいます。ブラッシング自体、パーマヘアにはおすすめではありませんが、特に目の細かいコームでブラッシングをするのはNGです。ブラシよりもコームの方がパーマに影響がないイメージですが決してそんなことはありません。

パーマヘアでも髪のもつれなどは気になるもの。どうしてもブラッシングしたい場合は、ブラシやコームを使わずに手ぐしでお手入れするのが、長期間パーマを持たせるポイントですよ。手ぐしで髪を整えると、手の皮脂が髪につくので、ツヤが出るのでおすすめです。しかも静電気を抑えることができるので、髪のダメージも抑えることができます。
自然乾燥はパーマの持ちを悪くする
パーマの持ちが悪くなる原因:自然乾燥

パーマをかけると、シャンプーした後にドライヤーで乾かさずに自然乾燥させる方が多いですね。ドライヤーで乾かすと、なんとなくパーマの持ちが悪くなりそうなイメージがありますが、実は逆なんです。シャンプー後の自然乾燥は、パーマの持ちを悪くする原因のひとつです。パーマヘアかどうかに関わらず、シャンプー後の自然乾燥は髪へのダメージが大きくなります。

パーマをかけるとどうしても髪はダメージを受けてしまいます。ダメージを受けた髪が、さらに自然乾燥でダメージを受けないためには、ドライヤーをしてツヤやパーマの弾力を取り戻してあげるようにするのが、長期間パーマを持たさるポイントですよ。もちろんドライヤーのかけ方によってはパーマの持ちが悪くなるので、乾かし方にも注意が必要ですよ。
スタイリング剤にパーマの持ちは左右される
パーマの持ちが悪くなる原因:スタイリング剤を使わない
パーマの持ちが悪い原因には、スタイリング剤を使わないことも考えられます。一般的なパーマでは、朝スタイリングをするときには、髪を軽く濡らしてウェーブ感をしっかり出した状態でスタイリング剤を使用しますよね。朝髪を濡らすのが面倒、冬だと寒いといった理由でスタイリング剤を使わないでいると、パーマの持ちが悪く感じるようになります。

これはパーマの持ちが悪くて落ちてしまったというわけではなく、スタイリング剤を使ってスタイリングしないためにパーマが落ちてしまったように感じるだけです。スタイリング剤によっては髪を濡らさななくてもウェーブがしっかり出るというものがありますから、濡らすのが嫌という方は、そういったスタイリング剤を使うのがおすすめですよ。
パーマ後の数日で落ちてしまったら?
美容院、パーマお直しにきたじょ\(๑´ω`๑)/✨
— ピュア戦隊ちぇい☆・:* (@chey1111111111) May 12, 2018
パーマをかけても数日で落ちてしまうということも残念ながらありますよね。パーマの持ち期間は、髪の長さや髪質によっても違いますが、2ヵ月~半年ほどです。それなのにかけて数日で落ちてしまうのは通常ではありえないことです。数日でパーマが落ちてしまう原因は、美容師さんの技術などいろいろな原因が考えられますが、パーマをかけ直すのがベストです。
やはり右側のパーマが落ちてきて美容院に連絡を入れるなどした
— ちぃのすけ( ・᷄ὢ・᷅ ) (@chisa_puemony) May 16, 2017
無料でお直ししてくれるってーわーい(棒
パーマが落ちたからといって、まっすぐストレートにまでキレイに落ちるわけではありません。パーマが数日で落ちてしまった場合は、パーマをかけた美容院へ連絡するのが1番です。パーマに保証期間を設けている美容院がほとんどなので、数日で落ちてしまうなら十分保証期間内ですから、無料でかけ直してもらうことができますよ。

お直ししてもらう際には、パーマが落ちやすい髪質をしているかどうかなど、気になることを相談するのがおすすめです。落ちやすい髪質なら薬剤など、長期間持ちが良くなるように調整してもらえますよ。
パーマのシャンプーはいつからできる?

パーマをかけた当日は、今日はシャンプーしないでくださいね、といわれることが多いですね。でも美容院ではパーマ後もスタイリング剤をつけてもらうので、シャンプーをしてさっぱりしたくなりますよね。ですが、パーマをかけた当日は、美容師さんのいう通り、シャンプーは控えるのがベストです。

パーマをかけた当日にシャンプーをしないでください、といわれる理由は、パーマが定着していないからです。定着していないということは、ちょっとしたことで落ちてしまうということになります。パーマが定着するには48時間必要だといわれています。

しっかり定着させるには、できればパーマ後2日~3日はシャンプーは避けるのがベストですが、2日も3日も髪を洗わないなんて難しいですよね。べたつきやニオイも気になります。そのため、当日のシャンプーは避け、翌日に軽くシャンプーをして頭皮や髪の汚れを落とすようにしましょう。
パーマヘア専用のシャンプーを使おう
パーマの持ちを良くするコツ:専用シャンプーを使う

パーマを長期間持たせるコツは、パーマ専用のシャンプーを使うことです。シャンプーにはアミノ酸系シャンプー、高級アルコール系シャンプー、石鹸系シャンプーを大きく3つに分けられますが、できるだけ頭皮や髪に優しい洗浄力のアミノ酸系シャンプーを選ぶようにしましょう。ヘマチンが配合されたものを選ぶのも長期間パーマの持ちを良くするポイントですよ。

アミノ酸系シャンプーかどうか、ヘマチンが配合されているかどうかは、成分表を見ればわかります。ドラッグストアで販売されているものにもあるので、香りや使い心地が合うものを選びましょう。また、パーマヘア専用のシャンプーを選ぶのもおすすめです。パーマを長期間持たせてくれる成分で作られているシャンプーなので安心して使うことができますよ。
ドライヤーの温度を高くしない
パーマの持ちを良くするコツ:ダメージを抑える低めの設定に

パーマの持ちはシャンプーだけでなく、シャンプー後のドライヤーのかけ方でも違ってきます。まず髪をドライヤーで乾かすときに注意したいのが、ドライヤーの温度設定です。ドライヤーにはいくつかのモードが合って、もっとも強い風が出る強風モードやハイパワーモードがありますね。そして冷たい風が出る冷風モードがあります。パーマを長期間持たせるにはもうひとつのモードを。

ドライヤーによって名称は違いますが、LOWモードなどの風が少し弱く、温度も低めのモードが最近のドライヤーにはついています。つい強風モードで一気に乾かしたくなりますが、パーマの持ちを考えるなら強風モードは温度が高すぎて髪を傷めてしまいます。パーマで傷んだ髪に毎日のドライヤーでさらなるダメージが加わるとパーマの持ちが悪くなります。

強風モードよりも少し時間はかかりますが、髪のダメージを抑えるモードを選んで乾かしましょう。シャンプー後のドライタオルで髪の水分をしっかり拭き取っておけば、弱めのモードでも短時間で髪を乾かすことができますし、ダメージも抑えられますよ。
髪を揉みこむようにドライヤーをかける
パーマの持ちを良くするコツ:揉みこみながら乾かす

パーマの持ちを良くするためには、ドライヤーのかけ方もポイントになりますよ。通常、シャンプー後に髪を乾かすときは上からドライヤーの風を当てて、手ぐしで梳かすようにして乾かすと良いとされていますが、パーマヘアの場合は、ストレートヘアと髪の乾かし方も違いますよ。

パーマの持ちを良くするドライヤーのかけ方は、揉みこむように乾かします。パーマがかかっている部分を梳かすように乾かしてしまうと、せっかくのウェーブが落ちてしまいます。そのため、パーマをかけたら、ウェーブを手のひら全体でクシュっと持ち上げながら揉むようにして乾かしていきます。ストレートよりも風の当たる面積が増えるので、乾きも良いですよ。
指を小刻みに動かし根元から乾かす
パーマの持ちを要するコツ:乾かし方に注意する

パーマの持ちを良くするドライヤーのかけ方のコツは、髪を揉みこむように乾かすこと以外にもうひとつあります。それは指を小刻みに動かして、根元から乾かすことです。髪を乾かすときにガシャガシャと大きく指を動かして乾かすと、髪同士に摩擦が起こりやすくなり、ダメージにつながります。濡れている髪は乾いている髪よりもデリケートなので傷まないように乾かすのがポイント。

パーマの持ちを良くするなら、できる限り髪を乾かすときのダメージを抑えるのがポイントです。ウェーブ部分は揉みこむようにしながら、根元部分は指の腹を使って小刻みに髪を動かし、髪同士が擦れ合うのを防ぐように乾かすようにしましょう。大きく髪をガシャガシャ動かさなくても、意外と短時間で乾きますよ。
直後におすすめ!パーマの持ちを良くするシャンプー

パーマをかけると髪は使用する薬剤によってアルカリ性に傾いてしまいます。これは髪の内部にしっかり浸透して除去できなくなったもので、「残留アルカリ」といわれるものです。健康な髪は弱酸性ですが、アルカリ性に傾くことでダメージを受けやすくなり、パーマの持ちも悪くなってしまいます。そのため、残留アルカリを落として弱酸性に戻してあげることが持ちを良くするコツ。
ソープオブヘア1-ERパーマ・カラー直後用
それではパーマを長期間持たせてくれるおすすめのシャンプーをご紹介します。それがソープオボヘア1-ERパーマ・カラー直後用です。お高めのシャンプーではありますが、パーマをかけた直後3日~5日間の使用におすすめのもので、パーマ後の髪は薬剤によってアルカリ性に傾いているものを弱酸性に近づけてくれ、手触りも良くしてくれると人気です。
シャンプーやドライヤーでパーマの持ちを良くしよう!

パーマの持ちを良くするコツやポイントは、洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶこと、ゴシゴシ洗わないこと、そして正しいドライヤーのかけ方で髪を乾かすこと、スタイリング剤を使って、目の細かいコームは使わないことです。コツやポイントをしっかり抑えれば、キレイなパーマヘアを長持ちさせられますよ。