デジタルパーマは普通のパーマとは違う種類?スタイリングや手入れ時間は?
デジタルパーマとはどんなパーマなのでしょうか?これまで使用されてきたコールドパーマやその他のパーマと違いがあるのでしょうか?パーマを施術するメリットとデメリットの他、日々のお手入れ法を知ることで、デジタルパーマとは何かを知り尽くしましょう!
目次
- デジタルパーマとは今までのパーマとどう違うのか?
- デジタルパーマとは他のパーマと違うものなのか?
- デジタルパーマとはどんなメリットがあるのか?
- コールドパーマとはどんなメリットがあるのか?
- デジタルパーマとはどんなデメリットがあるのか?
- コールドパーマとはどんなデメリットがあるのか?
- デジタルパーマとはミディアムに向いているのか?
- デジタルパーマとはロングに向いているのか?
- デジタルパーマとはショートヘアに向かないのか?
- デジタルパーマとはどんな髪質に合うのか?
- デジタルパーマとはどんな髪質に合わないのか?
- デジタルパーマとはどんな行程でかけられるのか?
- デジタルパーマとはどれほどの時間と料金がかかるのか?
- コールドパーマのスタイリング法
- デジタルパーマとはどんなお手入れが必要なのか?
- デジタルパーマとは一緒にカラーリングもできるのか?
- デジタルパーマとはどんなスタイリング剤を使えばいい?
- 丸顔に似合うデジタルパーマとは?
- 面長に似合うデジタルパーマとは?
- ベース形に似合うデジタルパーマとは?
- 逆三角形に似合うデジタルパーマとは?
- デジタルパーマの失敗①パーマがかかり過ぎる
- デジタルパーマの失敗②ウェーブが出ない
- デジタルパーマの失敗③髪が傷み過ぎる
- ボブにおすすめのデジタルパーマとは?
- ミディアムにおすすめのデジタルパーマとは?
- ロングにおすすめのデジタルパーマとは?
- デジタルパーマとはどう落とせばいいのか?
- デジタルパーマとはリタッチパーマができるのか?
- デジタルパーマを知り尽くしてお洒落ガールになろう!
デジタルパーマとは今までのパーマとどう違うのか?

デジタルパーマが世間に知られるようになって、10年以上が過ぎました。デジタルパーマとは、比較的新しい施術法です。最近はどの美容室でも、デジタルパーマを扱っています。しかしそんな現状にもかかわらず、美容室を訪れる客たちは、デジタルパーマとはどんなパーマなのかわかっていないようです。そもそも今までの普通のパーマとどこが違うのでしょう?

デジタルパーマとはこれまで広く普及していた普通のパーマと何が違うのでしょう?全く新しい施術法のため、通常のパーマであるコールドパーマとは手入れの仕方からスタイリングの方法まで、いろいろな違いがあります。デジタルパーマとは、コールドパーマより優れた種類というわけではありません。個性が違うだけです。個性の違いを知ることで正しいスタイリングができます。

デジタルパーマとは何かを、これを機会に勉強してみましょう。自分に合ったパーマの種類は何かを知ることで理想のヘアスタイルに近づけます。髪を健やかに保つ手入れ法も違ってくるので、コールドパーマの時と同じようにはいきません。手入れやスタイリング方法を覚え、自分の髪にはどんな種類のパーマが合うのかを考えていきましょう。
デジタルパーマとは他のパーマと違うものなのか?

この世には何種類ものパーマの種類があります。デジタルパーマとはその中のひとつであり、決して万能なわけではありません。これまでのコールドパーマやその他の種類のパーマとの違いを見ていくことで、デジタルパーマとは何かを知っていきましょう。
コールドパーマとは何か?

美容室で施してもらうパーマはこれまでほとんどが、このコールドパーマでした。1液と2液の2種類の薬剤の力でカールをつけていきます。基本的に熱を加えることはありません。温める場合でも、ロッドに直接加熱することはなく、頭全体を温めていきます。
エアウェーブパーマとは何か?

エアウェーブパーマには専用の機械が必要です。髪を巻いたロッドにチューブから空気を送り込んで作るパーマです。乾かすだけでカールができるため、スタイリング剤は不要です。デメリットとしては平均施術時間が3.5時間もあり、ずっと機械の中に頭を入れておこなければならないことです。機械の音も轟音です。

コテで巻いたようなしっかりしたウェーブは出ません。あくまでナチュラルな仕上がりが好みの人に向いています。しっかりとパーマをかけたい人には向いていません。デジタルパーマとは違い、熱を加えないので髪にダメージは少ないです。
コスメパーマとは何か?

コスメパーマとは化粧品登録をされているパーマ液を髪に塗布することで、ウェーブをつけていくパーマの1種類です。髪のダメージが少なく、カラーとパーマを同日に施術することができます。デメリットは、ゆるやかなウェーブしかつかない点です。デジタルパーマとは違い、ボリュームのあるウェーブが好みの人には物足りない種類のパーマです。
水パーマとは何か?

蒸気を利用してパーマ液が少ない量でも髪の内部に浸透させる種類のパーマです。デジタルパーマとは違い、高温の蒸気の力でキューティクルを開き、薬剤の浸透を良くします。水と聞くと髪に優しいと思われがちですが、パーマ液の量が少なくても傷む時には傷みます。蒸気の温度が髪への負担を大きくしてしまいます。スタイリングはムースなど使うのでコールドパーマと変わりません。
デジタルパーマとは何か?

デジタルパーマはパーマ液と加熱ロッドを使用します。熱と薬剤を併用することで、形状記憶をさせます。髪が乾いた時に元に戻ろうとするので、かかり具合を強くすることができます。形状記憶パーマとも呼ばれます。種類としてはホットパーマの部類に入ります。これまで主流だったコールドパーマとは、スタイリング、手入れなどの点で違いがあります。施術時間も3時間と長めです。
デジタルパーマとはどんなメリットがあるのか?

デジタルパーマとはどんなメリットがあるのでしょうか?まず軽い感じにスタイリングすることができる点です。デジタルパーマとは濡れている時も乾いた状態に近いカールが出るものです。したがって、自宅で乾かす時にカールが出やすく、美容室での状態を再現しやすいです。また、今まで既存の種類のパーマがかかりづらかった人も、デジタルパーマなら綺麗にかかる可能性が高くなります。

デジタルパーマとは熱処理を行う種類のものなので、縮毛矯正をかけた髪にカールをつけることができます。ただし髪の負担は増える点は注意しておいてください。また、熱の力を使っているため、薬剤だけと違い、パーマのもちがいいです。コールドパーマと比較すると、1.5倍から2倍の時間、カールが持続します。
コールドパーマとはどんなメリットがあるのか?

コールドパーマは細いロットで細かいウェーブを作り出すことができます。コールドパーマは濡れている時に最もカールが強く、乾くとカールが緩くなります。そこでどこら辺まで乾かしてワックスをつけるかで、カールの調整ができます。デジタルパーマとは違い、幅広いヘアスタイルを楽しむことができる種類のパーマなのです。

コールドパーマはデジタルパーマとは違い熱の力を借りないため、根本からパーマがかけられます。ベリーショートの髪型でもパーマをかけることができます。また、デジタルパーマとは違い、料金が安く、時間も比較的かからない種類のパーマです。
デジタルパーマとはどんなデメリットがあるのか?
デジタルパーマとは大きなカールをつけるものなので、細かなカールはつけられません。ちょうどコテでスタイリングしたカールのようになります。細かいカールをつけたい場合は、デジタルパーマとは違い、細かいロッドで巻くことができる種類のコールドパーマを選びましょう。また施術時間も長くなります。手入れの方法もコールドパーマと大きな違いがあります。

デジタルパーマとは熱処理をする種類のパーマです。そのため、形状を記憶する力が強くなります。ただコールドパーマとは違い、髪へのダメージは大きくなります。もともとの髪に痛みのある人は、施術をする上で美容師とよく相談しましょう。
デジタルパーマとは他の種類のパーマと比べ、高い形状記憶能力があります。そのため、髪をまっすぐに戻したいと考えた場合、ストレートパーマで戻すことができません。もとに戻す場合は、傷みの激しくなる縮毛矯正を施すしかありません。縮毛矯正は費用がかかる種類の施術です。デジタルパーマをかける時は、その辺の事情をよく考えて決めましょう。
コールドパーマとはどんなデメリットがあるのか?

デジタルパーマとは違い、安価で短い時間でかけられるコールドパーマですが、デメリットもあります。まず、濡れた時にいちばんカールが強い状況なので、手入れする時に乾かし方次第で、カールの状況が大きく変わってしまいます。乾かすコツを掴むのはなかなか大変です。ショートヘアよりロングの人のほうが、髪のカールがだれやすくなるので要注意です。

デジタルパーマとは違い、コールドパーマは時間が経つとカールのもちが他の種類のパーマと比べて悪いです。落ちるのが早いため、美容室に行く回数も増えます。また、何回もパーマをかけることになるので、髪への負担が激しくなります。長さのある人は傷みがひどくなるので、他の種類のパーマを検討するか、美容師に相談してみましょう。
デジタルパーマとはミディアムに向いているのか?

デジタルパーマとは、ミディアムヘアに向いている施術なのでしょうか?この写真は切りっぱなしのミディアムボブにして、デジタルパーマをかけたスタイルです。デジタルパーマのおかげで、内巻きにも外ハネにも、乾かし方次第で楽しめます。伸ばしかけの人にもミディアムヘアはおすすめです。デジタルパーマとはミディアムと相性のいいパーマなのです。

こちらは大人かわいい、無造作ウェーブのミディアムヘアです。厚めの前髪が甘さを出しています。このまま伸ばしてウザバング気味にしてもいいでしょう。伸ばしかけの黒髪パーマボブの人に似合うスタイルです。デジタルパーマとは大きなカールも、無造作なウェーブもどちらもできるパーマなのです。
デジタルパーマとはロングに向いているのか?

デジタルパーマとは、コテで巻いたようなカールを簡単に作ることができるパーマです。ロングもまた、デジタルパーマとは相性のよい髪型です。このロングヘアは簡単な手入れとスタイリングで、このコテで巻いたような大きいカールが維持できます。毎日巻かなくても、巻いたようなヘアスタイルが維持できるのは、デジタルパーマならではです。朝の手入れ時間が短縮できます。

こちらは外国人風のふんわりしたカールが特徴のヘアスタイルです。ゆるやかに揺れるカールに合わせ、くすんだ茶色の柔らかなヘアカラーを施しています。手入れも楽で、朝のスタイリングも簡単で時間がかかりません。コールドパーマなら伸びてしまうようなカールですが、デジタルパーマはゆるふわニュアンスがきちんとでます。
デジタルパーマとはショートヘアに向かないのか?

デジタルパーマとはショートヘアに向かないのでしょうか?デジタルパーマは熱処理を行うため、根本からロッドを巻くことができません。根元から離してロッドをかけるため、ある程度、10センチ以上の髪の長さが必要です。

短い髪の毛をランダムに散らし、くしゃりとさせたショートヘアはとても魅力的な種類のヘアスタイルです。髪の毛は長くしたくないという人には、デジタルパーマとは違うコールドパーマをおすすめします。細かい動きが生まれ、束感のあるカールを作ることができます。スタイリングや手入れも楽です。
デジタルパーマとはどんな髪質に合うのか?

デジタルパーマとはどんな髪質に合うのでしょう?以前にパーマをかけたけれど、すぐに取れてしまったという人もいるでしょう。初めてパーマをかける人、髪にハリがある人はコールドパーマですと最初の1回がかかりにくいです。また髪の毛が細い人、直毛の人もかかりにくいです。ブリーチをしている人や傷みが激しい人もコールドパーマはかかりにくいです。

コールドパーマがかかりにくい髪質の人は、デジタルパーマがおすすめです。デジタルパーマとは、パーマがかかりにくい人もしっかりとかかり、もちも良い種類のパーマです。また、縮毛矯正をしてしまった髪はコールドパーマは非常にかかりにくいため、デジタルパーマがおすすめです。
デジタルパーマとはどんな髪質に合わないのか?

デジタルパーマとはコールドパーマがかかりにくい髪質でもかかりやすい種類のパーマです。しかしデジタルパーマがかかりにくい髪質もあります。ダメージの多い髪にデジタルパーマをかけると、ダメージの酷い部分とそうでない部分の状態の違いで、パーマのかかりにムラができてしまいます。

逆に、髪が健康な人は薬剤の浸透がよくなくて、かかってもすぐに取れてしまうことがあります。2回目、3回目になると違ってきます。また、コーティング剤が入っているシャンプーを愛用している人は、髪に被膜ができてパーマが浸透せずに、かかりにくい可能性があります。髪を紫外線や熱から守ってくれるコーティングですが、パーマをかける時は素の髪がいちばんいいようです。
デジタルパーマがかかりやすい髪質にするため、自宅での手入れや普段のスタイリングを見直しましょう。パーマをかける数週間前からノンシリコンシャンプーを使って、髪のコーティングをはずすとパーマ液も浸透します。またスタイリングの時にアイロンやコテを使い過ぎないようにしましょう。普段の手入れ法でパーマがかかりやすい髪質に変化させることができます。
デジタルパーマとはどんな行程でかけられるのか?

デジタルパーマをかける上で、カットは大事です。カットをしないでデジタルパーマをかけてしまうと、パーマを活かすことができなくなります。カットの形や毛先のコンディション、レイヤーが入っているか、などよく見て、どういうヘアスタイルになるかを美容師と相談します。

デジタルパーマ用の薬剤を塗布し、カーラーを巻いていきます。頭頂部からはかけず、根本から少し離した位置からロッドを巻いていきます。コールドパーマとは違い、大きめのロッドになります。
デジパー何年ぶりだろう?
— 成澤 朋美 せめてあと3kgが口癖です! (@tomomi_narisawa) September 23, 2017
てか、パーマ自体3年ぶりとかかな??
失敗しませんように。。。#ドキドキ#パーマで失敗したら悲惨#失敗したらこの後の予定変更するかな?(笑) pic.twitter.com/HXyWDU9n3h
巻き終わったらコードをつけます。少し温かくなりますが、火傷をする心配はありません。これで時間をかけて温めます。デジタルパーマとは電熱で温め、髪も乾燥させるものなので、ロッドを外すとくりくりになります。最後にデジタルパーマを固定する薬を塗布して丁寧に流し、トリートメントをつけます。8割ほど乾かしたら、ねじりながら完全に乾かします。
デジタルパーマとはどれほどの時間と料金がかかるのか?

デジタルパーマとはどのぐらいの時間がかかるものなのでしょうか?基本的なカットとデジタルパーマで、時間は3時間程度かかります。ただ髪質やヘアスタイルによって多少変わります。美容師が多い美容室でかけると、ロッド巻きなど複数でやってくれるので、少しの時短になります。時間に余裕があれば最後にデジタルパーマの扱い方を尋ねておきましょう。

デジタルパーマとはどの程度の金額がかかるのでしょう?高価なイメージがあり、かつては普通に2万円ぐらいかかっていました。しかし最近は施術できる美容院が増えて、デジタルパーマの値段もリーズナブルになってきました。相場としては5,000円から7,000円ぐらいで施術してもらえます。

デジタルパーマとは値段に差があるパーマです。理由のひとつには美容師の技術料があります。スタイリストと呼ばれる美容師は、経験豊富だったりランクがあったりします。もうひとつには使用する液剤や素材の値段で変わってきます。金額が気になるのなら、最初に美容師に尋ねてみるのもいいでしょう。
コールドパーマのスタイリング法

コールドパーマは熱をかけない分、デジタルパーマとは違い、傷みが少ないと言われています。ただ、薬剤を使っているのでダメージが全くないわけではありません。デジタルパーマとは違い、コールドパーマは髪が濡れた状態の時が、いちばんカールが強いです。シャワー後に髪を乾かす時は洗い流さないトリートメントを塗布しましょう。

朝のスタイリングの注意点は、一度髪を濡らすことです。時間がかかるように思えますが、かえって短時間でスタイリングできるコツでもあります。髪を乾かすうちに、カールは伸びてきます。無造作に仕上げたい場合は、カールの具合がよいところで、ドライヤーをかけるのをやめて、スタイリング剤をもみ込みましょう。そのまま自然乾燥でOKです。
デジタルパーマとはどんなお手入れが必要なのか?

デジタルパーマとはコールドパーマに比べて施術方法に大きな違いがあります。したがって手入れ法やスタイリング法もコールドパーマと違ってきます。デジタルパーマとはどんなパーマなのか理解した上で、手入れやスタイリングを行っていきましょう。時間に追われて手入れをないがしろにすると、すぐに髪は反応してしまいます。

デジタルパーマとは他のパーマ同様かそれ以上、髪にダメージを与えます。施術当日は髪に水分が馴染みやすい状態になっているので水やシャンプーに触れると、まだ安定していないパーマ液の効果が流れ出しやすくなります。当日のシャンプーは控えましょう。48時間は安定しない状態なので、髪への刺激は抑えましょう。
デジタルパーマの乾かし方

デジタルパーマとは傷みやすいパーマでもあるので、手入れは重要です。手入れを怠ると、髪はさらに傷みます。髪の毛は濡れている時がいちばん傷みやすいのです。夜にお風呂から上がったあとはすぐに、洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーで乾かしましょう。夜の手入れの時間が朝のスタイリングに大きく影響します。
デジタルパーマとは夜寝る前にどう手入れしたらいいか?

デジタルパーマとは髪の乾かし方にもコツがあるパーマです。まず乾かし始めは強風で根元をしっかりこすりながら、髪全体に風を送り込みます。これで乾かす時間が早くなります。8割がた乾いたら、弱風に切り替えて毛先のパーマを乾かしましょう。風が強いとカールが飛んでしまいます。乾かす時は温風にしますが、最後の仕上げは冷風にしてカールのもちをよくします。
デジタルパーマとは朝にどういう手入れをしたらいいか?

しっかりカールを出したい場合とラフな感じにしたい場合があります。デジタルパーマとは仕上がりによってスタイリングの方法を変えるパーマです。カールを出したい時は、まず髪を濡らし、毛先にトリートメントをつけます。8割乾くまで、根元を中心に乾かします。外側から内側に向かってくるくるとらせん状に巻いて掌の上にのせ、風を当てます。これを繰り返し、仕上げにワックスをもみ込んでいきます。
デジタルパーマとはラフな質感にすることもできるパーマです。髪を濡らしてトリートメントをつけ、8割ぐらい乾いたところで、髪は巻かずに手でくしゃっと髪を握って、もち上げて風をあてていきます。仕上げに使うスタイリング剤もくしゃっと、もみ込みながら、ほぐしていきます。
デジタルパーマとは一緒にカラーリングもできるのか?

デジタルパーマとはカラーリングも同時にできるものなのでしょうか?残念ながらパーマとカラーリングの同時施術は薬事法で禁止されています。髪や体への影響を考慮しているからです。まずパーマをかけ、できれば7日間、最低でも3日間あけてカラーリングをしましょう。カラーリングから先に行うとパーマの時に色落ちする可能性があるからです。

薬事法に違反しない、化粧品の部類に入るコスメパーマは、デジタルパーマとは違い、パーマとカラーを同時に行うことが可能です。ただ同時に2つの施術を行うと、どうしてももう1つの仕上がりを妥協することになります。パーマもカラーもやりたいという人は、時間がかかっても気にしないといった心構えが必要です。
デジタルパーマとはどんなスタイリング剤を使えばいい?

デジタルパーマとはしっかり乾かすことで、カールが再現できるパーマです。手入れとしては、パーマを意識しながら、髪をくるくるとねじったり巻いたりして、形をキープさせましょう。ドライヤーの熱から守るため、洗い流さないトリートメントをつけることは必須です。
洗い流さないトリートメント
ミルボンというメーカーは多くの美容院で使用されています。これはミルクタイプのトリートメントで、高い水分保持機能を持ちます。デジタルパーマとは相性もよくセラミド2の働きで、内部からしっとり柔らかな髪にしてくれます。
こちらはオイルタイプの洗い流さないトリートメントです。オイルですがさらさらした使用感が特徴的です。タオルドライの後に髪全体になじませます。しっとりしたつややかな髪になります。ケラスターゼからは様々なスタイリング剤が出ていますが、デジタルパーマとはこれが一番よく合います。
スタイリング剤
デジタルパーマとは乾いた状態でウェーブが出るパーマなので、水分の多いムースではうまくスタイリングできません。これはクリームタイプのワックスです。半乾きの状態でなじませて乾かすと、デジタルパーマとはうまく合い、カールが長持ちします。
このワックスの特徴は柔らかさです。伸びがよく、デジタルパーマとは相性が良く、カールをしっかりキープします。お洒落でガーリーなケースで、使っていて楽しくなるワックスです。
デジタルパーマとは髪に水分があると、カールが少し伸びる特徴があります。その特徴を利用するための、水分を含んだムース状になったスタイリング剤です。髪に水分を与えながらスタイリングするので、髪が乾燥しがちな人にもおすすめのスタイリング剤です。
丸顔に似合うデジタルパーマとは?

日本人に多いタイプの丸顔の人は、幼く子供っぽく見られる点が欠点です。髪型としては縦長を強調して、顔の横幅をすっきり見せてくれるスタイルにしましょう。大きなカールがつくデジタルパーマとは相性のよい顔型でもあります。

トップをふんわりさせ、縦長な感じにしましょう。前髪の幅は狭めにして、顔まわりをあまり膨らませないようにします。パーマをかけ過ぎないで、ニュアンスのあるウェーブを作りましょう。縦を強調して、綺麗なひし形シルエットにします。
面長に似合うデジタルパーマとは?

実際の年齢より大人に見られがちの面長の人は、ロングヘアにしたらますます長く見えてしまうのでは、と考えるかもしれません。そこでパーマをかけてみましょう。面長の人は頬に丸みがなくて、顔がシャープな印象です。目と目の感覚も狭く、口も小さめです。デジタルパーマとはこれの欠点をうまく隠してくれる施術です。

注意すべき点は、顔の長さを強調させないために、トップに高さを出さないことです。デジタルパーマとは根元にウェーブをかけないパーマなので好都合なわけです。サイドにボリュームを出し、ふんわりした横幅を作ります。面長の人がロングスタイルにする時は、特にパーマヘアがおすすめです。
ベース形に似合うデジタルパーマとは?

都会的でかっこよく見られるベース型の人は、もう少し柔らかく見られたい悩みを持っているでしょう。そんな時はパーマヘアで直線的な顔立ちを優しく見せていきましょう。エラとハチが張っているのが特徴なので、顔周りに長さを残して、ひし形に近づけましょう。ハチを目立たせないよう、トップにボリュームをつけます。

面長の人と違い、縦幅を強調することが重要です。そこで横にはあまりカールでボリュームをつけないように気をつけましょう。エラをカバーするため、顔周りの髪をうまくコントロールするのが、似合うパーマヘアを見つけるコツです。柔らかいパーマで、可愛らしい女性を目指しましょう。
逆三角形に似合うデジタルパーマとは?

シャープな小顔に見える逆三角形の人は、きついイメージを持たれるのが悩みどころです。また、ハチが張っていて、貧弱にも見えやすいです。こんな悩みを持つ人は顎周りをカバーするため、顎周りにパーマヘアのボリュームをもってくるといいでしょう。縦幅は強調させるとよいです。トップのボリュームは抑えましょう。

額は出さないほうがベターです。この写真のようにアシンメトリーな前髪にするのもいいでしょう。きつい印象を与えない、柔らかなパーマヘアがおすすめです。ショートヘアやストレートヘアにすると、どうしてもきつい印象を持たれがちなので、注意が必要です。
デジタルパーマの失敗①パーマがかかり過ぎる
あ、デジパはエアウェーブよりも形状記憶力が強いから逆にかかりすぎて失敗したら縮毛矯正するしかなくかるから気おつけてね😊
— とも (@f0rn0) October 12, 2017
めっちゃ髪痛むよ😊
デジタルパーマとは、結構失敗したと嘆く人が多いパーマでもあります。パーマがかかり過ぎてしまった、ボリュームが出過ぎてしまったという失敗は、もともとクセ毛の人や、縮毛矯正やストレートパーマをかけている人に起こりやすいものです。こういった人がかけるとデジタルパーマとはとてもかかりやすく、それを知らずにかけてしまうと、ぐりぐりになってしまいます。

失敗を防ぐためには、縮毛矯正をかけている、ストレートパーマをかけている、クセが付きやすい、等という今の状態を美容師にしっかり事前に伝えることです。美容師だから何も言わなくてもわかるだろうという考えでいくと、失敗します。ボリュームが出過ぎるのが怖い場合は、ロングではなくミディアムのワンカールなどがおすすめです。
デジタルパーマの失敗②ウェーブが出ない

ウェーブが出ないという人は、カラーやパーマをしたことがない人、直毛の人、軟毛の人が多いです。デジタルパーマとは薬剤を塗布してかけるパーマなので、過去にパーマをしたことがない人は、強い薬剤に変えて、最悪2回かけてもらえば、かかります。直毛の人、軟毛の人はどうしてもかかりにくく、乾かしていくにつれて髪が伸びてしまいます。

強い薬剤で細いロッドで巻けばかかる比率は高まりますが、美容師の経験が必要です。デジタルパーマとはコールドパーマと比べて太目のロッドを使用するからです。こういう場合はボブかミディアムの短めの長さでかけると横のシルエットになるので、ふんわりとしやすいです。また毛量を調整してもらってもかかりやすくなります。担当の美容師によく希望を伝えて、調整してもらいましょう。
デジタルパーマの失敗③髪が傷み過ぎる
デジタルパーマとは強い薬剤を使い、熱も与えるものなので、強くかけ過ぎるとオーバーダメージになります。薬剤の強さを見誤った、放置時間を長くし過ぎた、温度が高過ぎた、熱を長く当て過ぎた、という原因が考えられます。この状態を美容院の客たちは、ビビリ毛と呼んでいます。
デジパーで失敗した髪が pic.twitter.com/Vbqe2OTjAy
— 松澤知加子 (@ChikoPRO) October 24, 2015
カウンセリングをしっかりとし、今までのパーマの履歴などダメージの把握をしてもらっていれば防げる失敗です。美容師側がしっかり把握するのは当然として、なるべく同じ美容室に通って、履歴を管理してもらうことも必要です。デジタルパーマとは初めて入店する美容院で施術してもらうべきパーマではありません。信頼のおける美容師がいる美容室で施術してもらいましょう。
ボブにおすすめのデジタルパーマとは?

デジタルパーマとは髪の傷みに合わせた薬剤の調整ができる施術です。かなり短く、ぎりぎりボブといえるこの髪型は、デジタルパーマならではの大きめカールが魅力です。前髪もパーマをあてて、耳元で大きなカールを作っています。カールのこの存在感はデジタルパーマならではです。

ボブはいつの時代も人気のヘアスタイルです。ただ少し飽きてしまうこともあります。そんな時にちょっと動きのあるカールが欲しくなります。デジタルパーマとは外国人風のウェーブが得意なパーマなので、是非チャレンジしてみましょう。柔らかいクセ毛風の髪で、自分の魅力をさらに引き立たせることができるでしょう。

ミディアムにおすすめのデジタルパーマとは?

前髪も含めた全体に軽くウェーブがかかり、可愛くお洒落なヘアスタイルに仕上がっています。デジタルパーマによる軽さと明るいカラーリングとで、柔らかなクセ毛風のスタイルになっています。お手入れもスタイリング剤をもみ込み、くしゅくしゅっと乾かすだけなので忙しい朝にぴったりでもあります。

ボブを伸ばしてロングにする過程で、デジタルパーマをかけるのもおすすめです。肩の辺りではねてしまいがちなミディアムヘアですが、デジタルパーマとは柔らかいクセ毛のようなウェーブを出してくれるので、うまくまとまります。このまま伸ばして、毛先だけをコテで巻いたようにアレンジするのもいいですし、全体に外国人風のウェーブにしてもいいでしょう。

ロングにおすすめのデジタルパーマとは?

まさにデジタルパーマの良さが出たロングのヘアスタイルです。ロングでもちっとも重く感じないのは、耳から下にかけて巻かれた、大きめのカールです。まるでコテで丁寧に巻いたようなカールが、歩くたびに肩口で揺れます。ゴージャスで女性的なヘアスタイルと言えるでしょう。

額をすっきり出した黒髪パーマのロングヘアです。写真の女性は丸顔ですが、前髪を作らず、顔のラインを髪の毛でうまくカバーしています。カールもクセ毛風で、自然な明るさがあるヘアスタイルです。
デジタルパーマとはどう落とせばいいのか?

デジタルパーマとはもちの良いパーマです。3カ月から、人によっては1年近くもつパーマでもあります。しかし、自分のイメージ通りに仕上がらなかった場合や、すぐに気が変わってパーマを落としたくなった時、パーマ落としが必要です。デジタルパーマとは、良くも悪くも強力なパーマです。その分、パーマ落としには気をつけなければなりません。
縮毛矯正が必要

デジタルパーマとはしっかりとカールがつく分、パーマ落としは難しいパーマです。ストレートパーマでは上手くいかず、最終的には縮毛矯正をするしかない場合がほとんどです。しかし美容師からはあまり勧められない施術であることも確かです。デジタルパーマとは傷みが激しく、縮毛矯正もダメージを与える傾向にあります。本当にパーマを落としたいのか慎重に考えて決めましょう。
デジタルパーマとはリタッチパーマができるのか?

デジタルパーマとは髪を傷めやすいパーマだと説明してきました。コールドパーマと比べてデジタルパーマとは取れるまでの時間が長いパーマです。しかし何回もパーマをかけると、髪にいいわけがありません。パーマヘアでありながら常にいい状態を保つにはどうしたらいいのでしょう?そこで出てくる考え方が、リタッチパーマなのです。

コールドパーマであれば全体にパーマ液をつけなければなりません。しかしデジタルパーマとは、根元だけパーマ液をつけて、他の部分にパーマ液をつけないで済むパーマです。これはデジタルパーマだからできることです。ですからパーマをかけたいタイミングで、何度でもパーマをかけることができます。
デジタルパーマを知り尽くしてお洒落ガールになろう!

デジタルパーマとはこれまで通常のパーマと呼ばれていたコールドパーマとかなり違う施術です。なりたい髪型によってはコールドパーマのほうが向いている場合もあります。デジタルパーマとはどんな特徴があるのかを知った上で、失敗されないよう信頼できる美容師にお願いしましょう。確かな技術と美容師との信頼感があれば素晴らしいヘアスタイルを手に入れることができます。